介護職から他業種へ転職するためには?活かせる経験や成功のコツを解説!

石川直也
編集者
CUS編集部
株式会社アシロ
転職サイトやエージェントは何を選ぶかではなく、『どう使いこなすか』にフォーカスしたWEBメディア。株式会社アシロの転職メディア編集部による、転職エージェントの賢い『使い方』とキャリアアップ実現の方法論を解説。
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「介護職の経験や資格だけでは、他産業への転職は難しいかも」と思い込んでいませんか。

たしかに、介護職で身に付けたスキルや資格しかない場合、ほかの産業への転職は難しそうに感じます。

しかし、介護職でつちかったスキルや経験は、ほかの産業でも重宝されるのです。

本記事では介護職から他産業への転職を考えている方に向けて、おすすめの職種や転職成功のコツ、介護職の強みをアピールする方法などを紹介します。

記事をヒントに他産業への転職を成功させ、今以上にやりがいのある仕事に打ち込みましょう。

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この記事の執筆者
監修者 石川直也
石川 直也 氏Webライター
介護業界に足を踏み入れ19年。介護支援専門員・管理職と積み上げたキャリアを捨て、50歳を前にWebライターとして独立。ブログ「ケアワーカー・キャリア構築センター」を運営。
目次

介護職の仕事から他業種に転職できるか

介護業界から他業種への転職は可能です。

実際に多くの元介護士が、ほかの業種へ転職しています。

しかし、業種によっては年齢が高い方を敬遠するところもあります。年齢が20代であれば、どの業種でも歓迎されますが、35歳をすぎると採用しないところが増えてくるのです。

そのため、他業種への転職を考えている方は、早めに決断しましょう。

とはいえ、転職を希望する業種に活かせるスキルや経験があれば、年齢を重ねていても採用される可能性があります。

まずは介護職からどのような業種への転職が考えられるか、確認しましょう。

介護職の転職で経験や資格が有利になる他業種

介護職の経験や資格を活かせる職場は、少なくありません。

今までの経験やスキルを無駄にしたくないと考える方は、以下で解説する業種がおすすめです。

介護職の転職で経験や資格が有利になる他業種

介護の教員

介護職の経験がある方は介護の専門学校で、福祉に関する科目を教える教員の仕事に有利です。

介護職の業務を実践していなくても、介護福祉の知識は教えられます。しかし、自分の介護業務経験をからめて福祉について語れば、これほど説得力があるものはないでしょう。

介護福祉を教える教員には、介護福祉士養成校の教員や実務者研修・介護職員初任者研修などの実務者研修教員などがあります。また、福祉施設の依頼を受けて、法定研修や施設研修などをおこなう外部講師の道も考えられます。

ただし、実務者研修教員になるためには「実務者教員研修」を受講するか、介護福祉士養成校での教歴等が必要ですので、注意してください。

福祉用具専門相談員

福祉用具専門相談員は、高齢者や障がいを持った方が快適な生活を送れるよう、適切な福祉用具の選定や使用方法をアドバイスする専門家です。

福祉用具専門相談員は、利用者の生活環境や身体の状態を詳細に把握する必要があります。

また、介護保険制度のもとでサービスを提供するため、制度の理解や手続きといった知識も必要です。

そのため、介護職での経験や知識は、非常に重宝されるでしょう。

保育士

保育士は子どもをサポートするために、コミュニケーション能力や観察力を求められます。

その点で、求められる能力は介護職と共通するものがあります。

子どもと高齢者では気を付けるポイントに違いはありますが、介護職と保育は共に「ケアのスキル」が大切です。

介護職でつちかったコミュニケーション能力や観察力は、子どもたちを支える保育士としても非常に役立ちます。

子どもの食事やトイレのサポートも、介護職には得意な領域でしょう。そのため、介護職から保育士への転職は非常にスムーズにおこなえるでしょう。

保育士として働くためには保育士資格を必要としますが、介護福祉士の資格があると資格試験の科目免除があるため、その点でも保育士への転職はおすすめです。

看護師

介護職から看護師への転職は、介護の経験が大いに役立ちます。

介護職での利用者さんへ寄り添い対応した経験は、看護職にも必要なスキルです。

介護職で利用者さんの心理面を支えた経験とあわせて、医療面からも支えるようになれば、患者さんから大きな信頼を得られるでしょう。

看護師になるためにはさまざまなルートがありますが、社会人の場合は専門学校に3年通って看護師国家資格に合格するのが現実的なルートです。

介護職から看護への道は簡単ではありませんが、介護職の経験は看護師としてのキャリアをより高いものにしてくれるでしょう。

介護士の転職におすすめな他業種

介護職での経験や資格にこだわらなければ、選択肢は大幅に広がります。

その中には、介護職での経験やスキルを活かせるものもあります。

また、経験やスキルを活かせなくても、一からスキルを身に付けやすい職種もあるのです。

以下にあげる例を参考に、あなたに合った職種を見つけてください。

介護士の転職におすすめな他業種

接客業・サービス業

介護職から接客業やサービス業へも、スムーズな転職が期待できます。

介護職で身に付けたコミュニケーション能力や人をケアするホスピタリティは、接客業やサービス業でも求められるスキルです。

相手の思いに寄り添う姿勢や、共感的に接する態度を身に付けた介護職は、接客業・サービス業でもぜひ欲しい人材でしょう。求人も豊富なため、より良い待遇の転職が期待できます。

IT関連企業

IT業界は将来性が高く、安定したキャリアを築くのに適している職業です。

とはいえ、介護職とは異なり新しい技術やスキルを必要とするため、自分にできるか不安かもしれません。

しかし、今では多くの専門スクールやオンラインスクールで、ITスキルを習得できます。

また、それらのスクールでは、就職をサポートしてくれるところが多いため、未経験者でもIT業界に挑戦しやすくなっているのです。

システムエンジニアやそのほかのIT関連職の求人は、ここ数年増加傾向です。さらに、中途採用で就職する道のほかにも、ITの知識を深めた後にフリーランスとして働く選択肢もあります。

ただし、介護職での経験を直接活かすのは難しいため、IT関連に転職するためには何が必要かを理解し、対策をたてる必要があります。

営業職

介護士から営業職への転職は、対人スキルを活かせる選択肢でしょう。

介護職の現場で身に付けたコミュニケーション能力や、相手のニーズを読み取る力は営業職にとっても大きな武器になります。

たとえば、介護士が利用者さんの話をじっくり聞く傾聴のスキルは、お客様の要望をくみ取る営業活動に役立つでしょう。

介護士から営業職への転職は、人の心をつかむ力を活かして新たなキャリアの一歩を踏み出すチャンスといえます。

製造業

人との会話が苦手な方は、製造業がおすすめです。

介護職の仕事では、高いコミュニケーション能力が必要です。しかし、コミュニケーションが得意ではない方もいるでしょう。

その点、製造業は目の前の作業に集中するため、そこまで積極的なコミュニケーションを求められません。そのため、安心して仕事に集中できます。

とくに、レクリエーションの工作や掲示物が得意な方や手先の器用な方は、製造業が適職かもしれません。

モノ作りが好き、コツコツと作業に集中するのが好きな方は、製造業を選択肢に入れてみましょう。

介護職から他業種への転職に成功するコツ

介護職から畑違いの他産業への転職は、やみくもに活動しても結果はついてきません。

そのため、しっかり計画した転職活動が成功のポイントとなります。

以下の転職活動のポイントを参考に、計画的に転職活動をしてください。

転職条件をある程度絞る

介護職から他業種への転職を考えている場合、自分に合った条件を絞り込むことが成功へのカギです。

自分の希望する条件を決めておけば、あれこれ悩まずに効率的に転職活動ができます。

たとえば、給与や福利厚生を重視するのか、勤務地や労働環境を優先するかなど、優先順位をあらかじめ決めておきましょう。

優先順位をはっきりさせて転職活動をおこなえば、無駄な求人に目をとおす手間が省かれ、自分にあった職場に巡り合うチャンスが高まります。また、転職した後のミスマッチも防げるでしょう。

転職活動を始める前には、どのような条件が自分にとって重要かを明確にしましょう。

転職理由をはっきりさせる

転職活動をする際は、自分の転職理由を明確にしておきましょう。

転職理由を明確にすれば、採用担当者に自分の意志や動機をしっかり伝えられます。

面接担当者は「介護職からなぜこの業種に転職しようと思ったのか」と考えるものです。

その際「介護職以外の仕事も経験したかった」といった理由では、採用担当者に良い印象を持ってもらえません。

そのため「〇〇をやりたい気持ちが強くなった」「△△のスキルを身に付けたい」などの具体的な動機を伝えましょう。

また、介護職でつちかったスキルを、転職先の企業にどのように活かすつもりかを伝えられたら、さらに印象は良いものとなるはずです。

転職理由を明確に伝えられれば、転職先の企業が求める人材とあなたの希望する働き方があっているかわかるため、ミスマッチも防げます。

転職先の情報を集める

他業種への転職を成功させるためには、転職先の企業情報を詳しく集めることが必須です。

何も情報を持たずにいると、自分の強みをどのようにアピールするかがわかりません。また、転職に成功したとしても、ミスマッチが起こる可能性もあります。

入職後に後悔しないためにも、転職希望の企業の業績や社風、労働環境などの働く上で知っておくべき情報を入念に調査してください。

口コミサイトや企業の公式ウェブサイト、業界のニュースなどをチェックすれば、多くの情報が集まります。

情報をもとに、実際に働いた場合の職場の雰囲気を把握し、自分に合った転職先かどうか判断しましょう。

転職先から内定をもらってから辞める

介護職から他業種への転職を考えている方は、転職先から内定をもらってから介護の仕事を辞めた方が無難です。

たしかに仕事を辞めた方が、転職活動に多くの時間を使えます。

しかし、転職先の内定が出ないうちに退職すると「早く就職しないといけない」といった焦りがでます。

貯えが減っていくのは精神的に辛いものがあるため、「とにかくどこでもいいから、就職しよう」となるかもしれません。さらに、焦りは面接担当者にも伝わるため、いい結果に結びつかない可能性があります。

そのため、内定をもらうまでは仕事を続け、余裕を持って転職活動をしましょう。

転職エージェントを活用する

介護職から他業種への転職を成功させる手段として、転職エージェントの利用も有効です。

転職活動は、転職先企業に関する多くの情報を持っていた方が有利です。

しかし、まったく未経験の業界へ転職する場合は、情報を集めるのも一苦労でしょう。また、その業種にどのような習慣があるのかもわかりません。

ここで転職エージェントを利用すれば、さまざまな情報を集めてくれます。その業種特有の文化や習慣、職場の雰囲気なども教えてくれるでしょう。

また、仕事をしながらでも転職エージェントが求人探しから面接のアポまでおこなうので、仕事を辞めなくても就職活動ができる点も大きなメリットでしょう。

介護士におすすめの転職サービスについては「介護職から他業種に転職したいならプロに相談するのも手」の章で詳しく解説しています。

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他業種への転職で活かせる介護職の強みとは

他業種への転職で強みとなるスキルは、介護職の経験をとおして身についているものです。

ここでは、介護職が身に付けているスキルについて解説します。

転職活動ではあなたが身に付けている以下のスキルを、存分にアピールしてください。

他業種への転職で活かせる介護職の強みとは

コミュニケーション能力

介護職で磨かれたコミュニケーション能力は、他業種への転職でも大いに役立ちます。

介護の現場では、利用者やその家族、同僚とのコミュニケーションが求められます。とくに高齢者や認知症を患った方へのアプローチは、高いコミュニケーション力が必要です。

そして、介護以外の業種においても介護職で磨いた「相手に寄り添い傾聴するスキル」は、大きな成果につながることが期待できます。

それゆえ、転職活動では介護職で身に付けたコミュニケーションのスキルを、前面に押し出してアピールすると良いでしょう。

観察力

介護職における細かな観察力は、他業種においても重要です。

利用者の微妙な変化に気付き適切なケアをおこなう能力は、他業種でもあらゆるシーンで役に立つでしょう。

お客様のニーズや要望をくみ取ることはもちろん、ターゲットの行動パターン分析にも役立ちます。

相手の変化を察知し相手の立場に立って行動できるのは、職場の人間関係を築くのにも有用です。

とくに観察力が必要な業種では、介護職の経験が大きな利点となるでしょう。

チームワーク力

介護職でのチームワーク力は、ほかのどの業界にも通用するスキルです。

介護職は多職種が連携してサービスを提供するため、チーム内で協力し合うことが日常的に求められます。

さまざまな職種と連携した経験は、プロジェクトの管理やイベントの企画・運営など、チームでの作業が必要な職種で役立ちます。

高いチームワーク力をアピールできれば、転職先でチームの一員として、またはリーダーとして貢献することが期待されるでしょう。

他業種への転職で介護職の強みを活かすアピール例

介護業界で働いた経験がある方は、いろいろなスキルを身に付けています。

しかし、せっかくのスキルも、アピールする方法がわからなければ意味がありません。

ここでは、介護職が身に付けているスキルをどのようにアピールすればいいのか、アピール例とともに解説します。

コミュニケーション能力をアピールする

まずは、コミュニケーション能力のアピール例を紹介します。

コミュニケーション能力は、介護職の大きな武器です。

介護で磨いたコミュニケーション能力を、転職先でも発揮して貢献したいと伝えましょう。

アピール例

前職の介護職では、さまざまな人々とコミュニケーションを取り、それぞれのニーズに応じた対応をおこなってきました。

認知症を患い会話が困難な方に対しては、非言語的なコミュニケーションで手がかりをつかみ、適切な対応を求められる場面も多くありました。

そのため、コミュニケーションをとおしてお客様一人ひとりの要望を素早く察知し、質の高いサービスを提供できると考えています。

観察力をアピールする

次に観察力のアピール例を紹介します。

利用者の変化に絶えず気を配っている介護職員は、観察力が優れています。

観察力をアピールして、転職先の力になれることをしっかり伝えましょう。

アピール例

前職の介護職では、認知症の方々のケアが主な業務でした。

認知症を患っている方には、自らの感情や要望を言葉で表現することに難しさがある方もいます。

そのような中でも、認知症の方々の非言語的なサインや表情に注意を払い、感情に寄り添う姿勢を常に心がけていました。 

そのため、介護職で身に付けた相手の立場に立って物事を考える力は、貴社の業務においても力になると考えています。

顧客に寄り添ってニーズを感じ取り、それに応えることでより良いサービスの提供に貢献できると考えております。

チームワーク力をアピールする

最後にチームワーク力のアピール例を紹介します。

チームワーク力がある人は、どの業界においてもぜひ欲しいと考えられる人材です。

そのため、介護の仕事でチームワーク力が付いたことをアピールしてください。

アピール例

私は介護の仕事を通じて、さまざまな専門職との情報共有と、協働して働くことの重要性を理解しました。

介護の仕事では、ケアマネージャーを中心に、看護師や理学療法士など多種多様な専門職が連携して、一人の利用者様のケアにあたります。 

そのため、利用者様の日常の変化を細かく記録して定期的なミーティングで共有し、必要とあれば直接専門職の方に情報を伝えました。

利用者様と接する機会の少ないリハビリ職の方に、利用者の悩みや想いを伝えることで「リハビリ計画作成の参考になったと」感謝されたこともあります。

以上のように、介護の経験から情報を正確に伝えることや、自分自身で調整する力などが身に付きました。 

介護でつちかったチームワーク力は、貴社においても十分貢献できると自負しています。

介護職から他業種へ転職する際に気を付けたいこと

介護職からほかの業種へ転職を考える場合、注意しておきたいことがいくつかあります。

以下にあげる注意点をよく読み、他産業へ転職するかどうか判断の指針にしてください。

求人数が少ない

他の業種では、求人が限られているものもあるため、希望の求人を見つけられない可能性があります。

介護職では常に人手不足が問題となっているため、比較的求人が豊富です。

しかし、業種によっては、求人が限られてくるのです。

また、35歳を超えると給与の要求が高くなりがちであることや、新しい技術・知識への順応性が低いと見なされて敬遠される傾向も見られます。

したがって、介護職から他業種への転職を考える場合は、希望する転職先の求人事情を理解して対策を練る必要があるでしょう。

介護職の経験・スキル・資格が活かせない

介護職での経験やスキルが、他業種では活かせないかもしれません。

たとえば、介護職の現場で学んだ人間理解やコミュニケーション能力は、接客業やサービス業では非常に有効です。

しかし、技術職やIT関連の職種では、直接的に役立ちにくい可能性があるのです。

介護職のブランクができる

介護職を一度離れると、その間にブランクができてしまうのは避けられません

そのため、いずれ介護の仕事に戻るつもりの方には、大きなデメリットでしょう。

ただしほかの業種での経験は、介護の仕事にも活きてきます。人材育成や組織マネジメントといった分野では、介護よりも進んだ業種がいくらでもあります。

介護職に戻る際は、介護職では得られない他業種の知識や経験を持ち帰れば、ブランクを補えるだけの評価を受けるでしょう。

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介護職から他業種へ転職するメリット

介護の仕事はやりがいのある仕事ですが、ほかの産業にもさまざまな魅力があります。

本章では介護の仕事にはない他産業の利点を解説します。

転職するメリットとデメリットを見比べて転職するかどうか、判断の基準としましょう。

給与アップが期待できる

介護職から他業種に転職すると、給与アップが期待できます。

令和4年度の介護従事者処遇状況等調査結果をもとに介護職の年収の平均額を算出すると、約398万円となりました。国税庁の調べによると、日本における全産業の平均給与は461万円です。

単純に見て年収に60万円以上の差があるため、介護職から他業種への転職で給与アップが期待できるといえます。

しかし、残業や休日出勤が日常化しているところもあり、時給にすると介護職の方が良いケースもあります。

転職する場合は転職先の情報を集めて、自分の働き方に合っているかの見極めが大切です。

土日祝日は休める

介護以外の業種では、土日祝日が休みとなるところが一般的です。

介護の仕事はシフトで勤務を組むことが多いため、土日祝日が休みとは限りません。

そのため、家族や友人と休みの日を共有するのは難しく、とくに子育て中の方は子どもの行事やイベントに時間を合わせるのに苦労するものです。

一方、一般的な企業では週末や祝日は休業日とされていることが多く、プライベートな時間を大切にできます。仕事に気兼ねなく休日を家族や友人と合わせられるのは、非常に大きなメリットでしょう。

生活リズムが改善する

他業種で働けば朝起きて夜眠るという、当たり前の生活が身に付きます。

他業種のほとんどは、営業時間は日中のみです。

もちろん例外はありますが、朝の9時頃から夕方の18時頃までの勤務が一般的でしょう。そのため、生活のリズムが規則正しくなるのです。

介護の仕事はシフト制で夜勤も多いため、生活リズムが乱れやすく体調を崩す原因となりがちです。

ゆえに、規則正しい生活を送れるのは、介護職から他業種へ転職する魅力の一つといえます。

介護職から他業種に転職したいならプロに相談するのも手

他業種への転職は、転職エージェントの利用をおすすめします。

転職エージェントなら、あなたの希望を伝えるだけで、ピッタリの求人を探してくれます。

介護職から今まで経験したことがないところへ転職する場合、いろいろと不安になるものです。

「自分にあっている業種はどこなのか」「自分のスキルや経験をどのように活かせるのか」と、悩んでいる方がほとんどでしょう。

しかし、転職活動の悩みのほとんどは、転職エージェントで解決できるかもしれません。ぜひ、転職エージェントに悩みを相談してみてください。

また、他業種への転職活動を詳しく知りたい方は、以下の記事が参考になります。

【関連記事】介護士から転職する場合の選択肢とは?介護士の経験を活かせるおすすめ業種を解説

この記事では、転職先選びのポイントや年齢別のおすすめ他業種を紹介しています。ぜひ、他業種への転職活動の参考にしてください。

【まとめ】介護職の強みを活かして他業種で輝こう

介護の仕事しか経験がない方は、他産業への転職活動に難しさを感じるかもしれません。

しかし、介護職でつちかった強みは、転職活動の際に心強い武器となるでしょう。

とはいえ、強みがあっても活かし方を知らなければ、もったいない話です。

強みを活かすためにも、転職エージェントの力を借りる選択肢を持っておいてください。

転職エージェントの相談は無料で、転職後も悩みの相談にのってくれます。あなたの強みに磨きをかけ、他業種への転職を成功させましょう。

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