転職エージェントで年収交渉はできる?相場以上にアップするコツと注意点を解説

編集者
CUS編集部
株式会社アシロ
転職サイトやエージェントは何を選ぶかではなく、『どう使いこなすか』にフォーカスしたWEBメディア。株式会社アシロの転職メディア編集部による、転職エージェントの賢い『使い方』とキャリアアップ実現の方法論を解説。
本記事は転職エージェント公式サービス(ビズリーチ・マイナビ・リクルート等)のプロモーションを含みます。
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転職エージェントを活用するメリットとして、年収交渉による収入アップの可能性があげられます。

年収を下げることなく交渉を進めてもらうためのコツや、オファー年収に上乗せしてもらうための方法やタイミングを知っておくことで、ご自身が納得感を持って転職活動を進めることができるでしょう。

この記事では、転職エージェントを活用し、有利に年収交渉を進めるコツについて解説します。

目次

転職エージェントを通して年収交渉できる?

転職エージェントを利用して年収交渉をすることは可能です。

転職エージェントは、年収アップの為に、転職者がどのような企業への転職を希望するか、どんな希望条件を転職活動の軸にしているか、前職の年収がいくらかなど、様々な要因から総合的に判断して打診します。

以下では、それぞれ具体的にどのような判断基準なのか、転職者側で何か準備をしておいた方が良いのか、など年収交渉が成功するためのコツを解説します。

転職エージェントで年収交渉を成功させるためのコツ5選

年収交渉においてキャリアアドバイザーに丸投げするのではなく、自身から交渉しやすい条件などを事前に提示したり、情報収集をすることで、適切な金額で年収交渉をすることが可能です。

業界・業種の年収相場を知る

給与交渉をする上で、業界・業種の年収相場を把握することは重要事項の1つです。

ネットで検索したり、転職エージェントを紹介している特集記事などで、各業界や職種の平均年収を紹介しているところがあるので、まずはそういった情報収集をすることから始めます。

分からない場合には、転職エージェントへ確認したり、企業の求人情報を確認することで相場を知ることができます。

参考:job tag|厚生労働省

自分の市場価値を確認する

今まで経験してきた仕事が転職先でどう活かせるか、経験してきたことがそのまま市場価値として評価されるので、自身の市場価値を把握しておくことは非常に大切です。

ご自身の市場価値からかけ離れた金額を希望額に設定してしまうと、内定には至りません。

また、前職の年収を虚偽報告をすることは、後々知られてしまった際に、信用問題や、懲戒解雇などに繋がってしまいかねません。必ず正しい年収の報告をしましょう。

自分の市場価値が分からない場合は、キャリアアドバイザーへの相談もおすすめです。

企業を納得させる根拠と理由を準備する

前職の年収情報だけでは、転職者のスキルを測るのに十分とは言えません。

前職での経験や実績、スキルなどの情報を明確にキャリアアドバイザーへ共有することにより、企業との交渉がしやすくなります。

「年収は今このくらいだけど、前職での職歴や転職先で活かせる資格や免許などを取得した。」など転職先で即戦力なりうるスキルを保有していることや、そのスキルや働きぶりに見合う年収であることを企業の採用担当へ論理的に納得させる必要があります。

年収の最低ラインを決める

最低ラインの年収金額の設定をして、キャリアアドバイザーに伝えておきましょう。

最低希望年収を下回っている企業への応募を避けることができるので、効率よく転職活動を行うことができます。

判断基準としては、「今の生活水準が維持できる」「今よりも貯金額に余裕が生まれるラインが良い」など、自身の好みの基準で決めることをおすすめします。

経験をアピールする

転職者の評価基準の大きな要因として職歴や保有スキルが挙げられます。

具体的には、現場の作業者としてプロジェクトなどを進行する業務の他に、進捗や往路ジェクト、現場を統括する管理職の経験があるかになります。

分かりやすい例として、前職の営業職で商品を売り込むためにお得意先へ外回り営業で訪問する立場だったか、外回り営業マン達の業績や部署全体の売り上げ目標などを管理する立場を経験済みかという基準になります。

他にも、転職先として人気のIT業界やエンジニア職では、プログラマー・フロントエンドエンジニア・バックエンドエンジニアとして受託した業務を対応する立場か、各エンジニアへディレクションを行ったり、プロジェクトリーダーやプロジェクトマネージャーとして案件の進捗管理を担っていたかなどがあげられるでしょう。

どの企業においても管理職というポジションは平均年収が高く設定されており、裁量のある業務が中心なため、人や仕事を統括した経験があるかないかは、非常に大きな差となります。

企業が年収を決める基準

年収交渉において、企業側が応じるか否かの判断として、転職者がどのような環境下で労働してきたか、現在の転職状況などを含めて最終的な決断を下します。

ここからは、応募先の企業目線でどのように判断をしているかを解説します。

前職の年収

実際に前職で得ていた年収を確認して、そこから転職後で見合った年収になるかを応募先の企業が判断します。

例えば、前職が年収500万円だったとしたら、年収交渉では550万円以内が適切です。

金額の振り幅としては50万円以内が相場として挙げられています。

前職の年収から算出されるからといって、多めに上乗せして嘘の年収を伝えることは避けましょう。

保有スキル

転職先の仕事にすぐ取り組められるか、教育コストがかからないかも年収交渉や内定獲得において非常に大切です。

前途で解説した管理職経験の有無も含みますが、ドライバーや土木業界や、建築業界など特定の仕事では、特殊機材の運転免許だったり、エンジニアの場合は情報系の国家資格を取得しているかが見られるポイントです。

他社の採用条件と比較

既に他社との選考も進んでいて内定も獲得している状態の場合、企業はどのような条件で内定を提示されていて、内定を承諾しようとしているか本人の意思を確認します。

もし、他社の内定を承諾する場合は、年収額を他社よりも上回る金額で提示するなど、条件や状況に合わせて他社を比較します。

もしも企業がそういった対応をしてきた場合は、過去の実績やスキルなどから転職者にかなり期待を抱いており、何としても内定を出して即戦力として活躍してもらいたいという背景があるので、好条件で年収交渉が成立する可能性があります。

年収交渉で使いたいおすすめの転職エージェント5選

転職エージェントは数多くあり、どの転職エージェントに会員登録するのが良いか迷う方も多いでしょう。

ここでは、年収交渉も含めてキャリアアドバイザーからのサポート内容が充実しているおすすめの転職エージェント5選を紹介します。

リクルートエージェント

リクルートエージェント

リクルートエージェントは業界や職種を問わず非公開求人も含めた多数の求人を取り扱っている、日本国内でも有数の大手の転職エージェントです。

MRやメディカルなどの医療系、IT業界やエンジニア職などの専門職、第二新卒など特定の転職者に特化した転職支援もあるので、どこに会員登録しておけばいいか分からないという方は、一先ず登録しておくとよいでしょう。

幅広い求人から選ぶこともでき、希望する仕事に合わせて専門知識を兼ね備えたキャリアアドバイザーから適格なアドバイスももらえるのでおすすめです。

運営会社

株式会社リクルート

求人数

・公開求人:341,300件

・非公開求人:277,875件

*2023年1月時点

公式サイト

https://www.r-agent.com/

マイナビエージェント

マイナビエージェント

マイナビエージェントは、マイナビバイトやマイナビ転職も運営している株式会社マイナビが提供するエージェントサービスです。

20代~30代の若年層を中心に転職支援を行っており、初めて転職をする方や、未経験の業界や職種への転職に力を入れています。

転職活動の進め方がよく分からないという場合は、求人の選び方から内定までを分かりやすく解説している特集記事も用意されているので、確認しておくことでいつでも転職を有利に進めることができます。

また、IT業界やエンジニア職、金融業界、ものづくり、メーカー業界、営業職と転職先として人気の業界や職種に精通した専任のキャリアアドバイザーがサポートするので、既に転職のイメージが固まっている方はかなり使いやすいでしょう。

運営会社

株式会社マイナビ

求人数

・公開求人:44,732件

・非公開求人:18,651件

*2023年1月時点

公式サイト

https://mynavi-agent.jp/

doda

doda

dodaは転職エージェントと転職サイトとして併用できることが特徴のサービスです。

保有する求人は営業職、事務職、エンジニア職、土木・プラント職など、人気の職種に関する求人も多数保有しています。自分で検索して案件を選ぶこともできますし、キャリアアドバイザーから希望条件にマッチングしている求人を紹介してもらうこともできるので、転職活動を効率的に進められます。

転職活動に慣れていない方でも、履歴書の書き方、面接対策など、選考に関するセミナーを随時開催しているので、こまめに確認して積極的に参加することをおすすめします。

運営会社

パーソルキャリア株式会社

求人数

・公開求人:182,017件

・非公開求人:38,475件

*2023年1月時点

公式サイト

https://doda.jp/

type転職エージェント

type転職エージェント

type転職エージェントは東京・神奈川・埼玉・千葉の首都圏での転職に有利です。

そのため、上京して活躍したいと考えているかたにはかなりおすすめです。

また、初めての転職でも迷わないように、求人選びから、応募の流れ、内定獲得後にやるべきことなど、選考状況に分けて特集ページも用意されているので、いつでも転職活動の進め方を学ぶことができます。

その他、年収アップを目指している方向けの相談会、離職中の方向けの相談会、初めの転職者向けの相談会などがあります。

転職したい職種が決まっている方に向けて、キャリアアドバイザーと相談ができる場所もあるので、転職活動を有利に進めたい方は参加してみることをおすすめします。

運営会社

株式会社キャリアデザインセンター

求人数

・公開求人:9,923件

・非公開求人:18,955件

*2023年1月時点

公式サイト

https://type.career-agent.jp/

doda X

dodaX

doda Xは転職の中でも年収800万円以上のハイクラスな求人を対象とした転職サービスです。

条件がマッチングしそうな転職者を見つけ次第、ヘッドハンターよりスカウトが随時届いたり、自分から気になる企業へ応募したり、自分のペースで自由に活用することが可能です。

ヘッドハンターからのスカウトの場合は、過去の職歴やスキルを総合的に判断して、優良企業から内定獲得しやすいと見込まれているため、転職も飛躍的に成功しやすいでしょう。

また、キャリアアドバイザーもハイクラス専門のチームで構成されているので、転職者のハイクラス転職を成功させるために、専門的なアドバイスをいつでも受けることが可能です。

運営会社

パーソルキャリア株式会社

求人数

・公開求人:22,699件

・非公開求人:非公開

*2023年1月時点

公式サイト

https://doda-x.jp/

まとめ

年収交渉は自身が今までどのような実績やスキルを身に付けてきたか、どんな企業へ転職したいかなどさまざまな条件がマッチングして初めて交渉が成立するものです。

キャリアアドバイザーと逐一面談しながら適切な年収交渉が行えるよう、自己分析や自己PRできるスキルを増やせるようにしておくことをおすすめします。

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