「派遣はやめたほうがいい」とネットに掲載されていたり、人からいわれたりした経験のある方はいるのではないでしょうか。
結論、派遣は雇用の不安定さや、将来性の不透明さから派遣はやめたほうがいいという声があるのは事実です。
ですが、一概に派遣がダメということではなく、「働く時期や期間を自分で選べる」など派遣の働き方が合っている方もいますので、すべての方に当てはまるものではありません。
そのため、あいまいな情報に振り回されないようにするためにも、派遣はなぜどのような理由で働きにくいのか本記事で解説します。
関連記事:派遣会社おすすめランキング22社!比較・厳選して口コミも紹介
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目次
派遣はやめたほうがいいといわれる7つの理由
派遣はやめたほうがいいといわれる理由を解説します。
1. 雇用の不安定さ
派遣社員の雇用は本質的に不安定です。
なぜなら、一般的に3ヵ月ごとの短期契約で、最長でも3年間しか同じ職場で働けないからです。契約更新の度に評価され、能力不足や会社の業績により、更新されないリスクがあります。
また、派遣社員の場合、派遣先での就業が突然終了するリスクも考慮しましょう。
ただし、厚生労働省の「派遣先が講ずべき措置に関する指針」によると、派遣先企業が直接派遣社員を解雇することはできません。
もし派遣先が契約を解除したい場合、下記の責任が生じます。
- 派遣元への損害賠償
- 新しい就業機会の保障
- 休業手当の支払い
とはいえ派遣社員にとって、突然の環境変化や収入がなくなるリスクは存在することを忘れないでください。
そのため、上記の理由から長期的な安定を求める方から「派遣はやめたほうがいい」といわれています。
2. 収入が少ない
派遣はやめたほうがいいといわれる理由の1つに収入が少ないことが挙げられます。
厚生労働省の「令和5年賃金構造基本統計調査」によると、以下表の結果が判明しました。
年齢 | 正社員・正職員 | 正社員・正職員以外 | 格差 |
---|---|---|---|
20~24歳 | 22.87万円 | 19.48万円 | 85.2% |
30~34歳 | 29.41万円 | 22.14万円 | 75.3% |
40~44歳 | 35.46万円 | 22.06万円 | 62.2% |
50~54歳 | 39.43万円 | 22.22万円 | 56.4% |
また、国税庁の「令和4年分民間給与実態統計調査」では、正社員の平均年収は523万円、非正社員は201万円と322万円の差があります。
おもな収入格差の要因は「ボーナスがない」「長期休暇が無給」「残業制限」「派遣元企業のマージン」などです。
このように、派遣では安定した収入と将来の経済的安定が得られにくいため、派遣はやめたほうがいいといわれているのです。
3. キャリアアップが難しい
派遣をやめて正社員を目指すべき理由の1つに「キャリアアップの難しさ」があります。
おもに以下の点が派遣社員のキャリアアップを阻害する要因です。
- 非正規雇用の経歴が将来の転職で不利に働く
- 最長3年の契約期間で長期的な成長が見込めない
- 昇進や昇給のチャンスがほとんどなく、収入アップが期待できない
- 定型業務中心で、管理職やリーダー職へステップアップできない
厚生労働省「令和5年賃金構造基本統計調査」によれば、正社員・正職員の賃金は年齢とともに上昇する傾向がありますが、派遣社員を含む正社員・正職員以外の賃金の上昇は緩やかです。
この差は年々拡大し、将来の年収にも大きく影響するでしょう。
そのため、上記理由からも、派遣はやめたほうがいいと声があがっているのです。
4. 将来に不安がある
派遣社員の将来に不安を感じる主な理由は、以下のとおりです。
- 3年ルールによる長期就労の制限
- 派遣の平均年収は200〜300万円程度と低年収 *
- スキルアップの機会不足
- キャリアアップの道筋が不明確
- ワークライフバランスの実現が困難
* 参考:令和4年分民間給与実態統計調査|国税庁
上記の不安要因を反映し、令和4年派遣労働者実態調査によると、37.0%の派遣労働者が「派遣労働者以外の就業形態で働きたい」と回答しました。
そのうち74.3%が「正社員として働きたい」と希望しています。
関連記事:一生派遣社員でも大丈夫?派遣社員の現状やキャリアプランについて解説
5. やりがいのある仕事を任されづらい
派遣で働く場合、責任ある仕事が少なく、単純作業や雑務が中心になりがちです。
そのため、キャリアアップを実感しづらい状況があるでしょう。
また、能力を十分に発揮できる機会も限定されます。
ただし、日本人材派遣協会の調査では、49.6%の派遣社員が仕事に満足と回答されました。
この結果から、半数近くの派遣社員が仕事に満足感を得ていることがわかります。
このように、より充実したやりがいやキャリアアップを目指すなら、現在の派遣先でスキルを磨きつつ、正社員への道も考えてみるのも1つの選択肢でしょう。
6. 正社員と待遇差がある
派遣社員と正社員の待遇には大きな差があります。給与面では、派遣社員の収入が低い傾向にあります。
厚生労働省「令和4年派遣労働者実態調査の概況」によると、派遣労働者の1日平均賃金は1,510円です。年間245日1日8時間働くと仮定すると、概算年収は約296万円となります。
一方、国税庁の調査では正社員の平均年収は523万円でした。
そのため、賞与や退職金も、派遣社員には支給されないことが多く、昇給や昇格の機会も正社員より少ないのが現状です。
ですが、福利厚生は、派遣社員も正社員も差別されません。労働者派遣法が改正され、「同一労働同一賃金」が導入されたためです。
しかし、給与面に関しての待遇差は大きく、それが派遣をやめて正社員を目指す大きな理由となっています。
7. 福利厚生が充実していない
派遣社員の福利厚生は、近年の法改正で改善傾向にあります。「同一労働同一賃金」の原則により、不合理な待遇差は禁止されています。
一方で、一部の大手IT企業では派遣社員にも充実した福利厚生を提供する例があります。LINE株式会社の朝食無料サービスや楽天株式会社の社員食堂無料利用などが挙げられるでしょう。
法律上、仕事内容や責任の違いに応じた待遇差は認められますが、単に「派遣だから」の理由で差別は許されません。
このような状況下で、福利厚生の充実を求めて正社員を目指す派遣社員も少なくありません。
このように、厚生労働省の「同一労働同一賃金ガイドライン」が、この問題への対応指針を示しているのです。
派遣はやめたほうがいい?派遣社員の実態と口コミ
派遣は本当にやめたほうがいいのでしょうか。派遣社員の口コミから実情を探ります。
【アンケート概要】
調査期間:2024/08/04~ 2024/08/11
調査対象:派遣社員として働いたことのある方の体験談
調査方法:インターネットによる調査
※ユーザーアンケートより抜粋
次の正社員の仕事までの”つなぎ”として活用した
求職中、次の正社員の仕事を見つけるまでの間のつなぎとして短期間で働くことができたのが良かったです。また派遣社員の場合には責任ある仕事をしなくて済んだことや定時で上がれることで、心身とも疲労を緩和することができました。それから派遣社員をしながら転職活動もしやすかったです。
派遣会社を利用したことのある方の体験談のなかに、次の正社員までのつなぎとして活用したという意見がありました。
正社員の仕事を目指したいけど、目指す過程のなかで「派遣」を選択するケースもあるようです。
派遣社員の実質的な給料は低いと感じた
時給の設定は高かったのですが、交通費込みの時給だったので、実質的な時給が低かったのが残念です。正社員と同様の仕事をしていても、ボーナスがもらえるわけではないという点も、派遣社員として働くデメリットだと感じました。
派遣会社を利用したことのある方の体験談のなかに、派遣社員の実質的な給料は低いと感じたという意見がありました。
派遣で働く際は、年収ベースで考えることも重要です。
目先の月給だけみると高いと感じても、トータル年収で正社員に劣るケースは少なくはないのです。
ローンが組めなかったりクレジット審査が通らなかった
非正規雇用なのでローンが組めなかったり、クレジットカードの審査に落ちたり社会的に弱い立場になってしまう点にデメリットを感じました。正社員と比較して年収が低いだけでなく、昇給の機会が少ないので経済的に苦しかったです。
派遣会社を利用したことのある方の体験談のなかに、ローンが組めなかったり、審査が通らなかったという意見がありました。
派遣社員は、正社員より社会的信用度は低いといえます。そのため、クレジットカード審査が通らないケースもあります。
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年齢別でみる派遣として働くメリット・デメリット
年齢別で派遣として働くメリット・デメリットを紹介します。
30代のケースのメリット・デメリット
30代で派遣社員を続けるべきかどうか、メリットとデメリットを比較してみましょう。
メリット | さまざまな職種・業界を経験できる キャリアの方向性を探るチャンスがある 正社員転職への足がかりになる |
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デメリット | 年齢的に正社員採用の機会が減りはじめる 結婚・出産などのライフイベントと仕事の両立が難しくなる 同世代の正社員との収入格差が目立ちはじめる |
30代は将来設計の重要な時期です。
ですが、個人の状況によっては派遣を短期的に選択するのも1つの選択肢です。
実際に、正社員総務職から、派遣事務職へ転職し月収が2〜3万円増えたケースもあります。
ですので、あなたの現在の状況に合わせて、自分の働き方に合った選択をしましょう。
40代のケースのメリット・デメリット
40代で派遣を続けるか迷っている方も多いのではないでしょうか。本章では40代派遣の長所と短所を比較します。
メリット | 長年の経験を活かせる専門的な仕事に就ける可能性がある 子育てや介護など家庭の事情に合わせた働き方ができる 若い世代に比べ高待遇の派遣の仕事に就きやすい |
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デメリット | 50代以降雇用されないリスクが高まる 老後の資金準備が難しくなる 管理職やリーダー的役割への就任機会が極めて少なくなる |
40代は家庭での役割が増え、仕事の転換期でもあります。
とはいえ、年齢による転職難易度は高まり、老後資金の準備も考えなければいけません。
派遣で働くデメリットを考えると、長期的な仕事の発展や安定した収入のため、派遣以外の働き方を探してみるのも良いかもしれません。
ですが、個人の事情で一時的に派遣を選ぶこともあるでしょう。
その場合は、新しいスキルを学んだり資格を取ったりするなど専門性を高めるようにしましょう。
関連記事:40代の転職はやめた方がいい?押さえるべきリスクと転職を成功させるポイントを解説
50代のケースのメリット・デメリット
では、50代の派遣社員、メリットとデメリットをみてみましょう。
メリット | 経験を活かして高収入を狙える 自分のペースで働ける 新しい環境で刺激を受けられる |
---|---|
デメリット | 長く同じ場所で働けない 年を取るほど仕事を見つけにくい 重要な仕事を任されにくい 正社員より収入が少ない |
50代は親の世話や自分の健康に気を付ける時期です。定年後の生活も考えないといけません。
ですが、子どもが自立したため養育費の心配がなくなったため、自分の好きな仕事や働き方を目指して派遣社員になる方も少なくありません。
関連記事:50代におすすめの派遣会社ランキング!派遣で働くメリットや仕事を得やすい職種も紹介
派遣と他の雇用形態の違い
派遣の他の雇用形態の違いを解説します。
派遣と正社員の違い
派遣社員と正社員のもっとも重要な違いは「社員か否か」です。
派遣社員は人材派遣会社と契約し、派遣先で働きます。正社員は企業と直接、無期雇用契約を結びます。
派遣と正社員の主な違いを以下の表で解説します。
派遣社員 | 正社員 | |
---|---|---|
雇用関係 | 派遣会社と契約 | 勤務先と直接契約 |
雇用期間 | 有期(通常3年まで) | 無期 |
雇用安定性 | 比較的低い | 高い |
給与 | 時給制が多い | 月給制が一般的 |
賞与・退職金 | 基本的になし | あり(会社による) |
福利厚生 | 限定的 | 充実している場合が多い |
業務範囲 | 契約で定められた範囲 | 幅広い |
キャリア形成 | 短期的 | 長期的 |
責任と権限 | 限定的 | 大きい |
上記の表から、派遣と正社員では雇用条件や待遇に大きな違いがあることがわかります。
ただし、派遣社員は柔軟な働き方ができる利点があります。個人の状況や目標に応じて選択することをおすすめします。
関連記事:正社員になれないのは自分だけ?考えられる原因と正社員になるための対策を解説
派遣と契約社員の違い
派遣と契約社員の主な違いを以下の表で解説します。
派遣 | 契約社員 | |
---|---|---|
雇用関係 | 派遣会社と契約、派遣先で就業 | 就業先の会社が雇用主 |
雇用期間 | 有期(通常3年まで) | 最長3年または5年ごとの契約更新 |
勤務時間 | フレキシブル勤務からフルタイムまで幅広い働き方を選択できる | 正社員と同様フルタイムが原則 |
業務内容 | 契約で決まっている範囲の仕事のみ | 正社員とほぼ同等の幅広い業務を担当することが多い |
給料 | 時給制が多く業種や職種ごとに範囲が決まっている | 時給制・月給制両方あり 派遣より高めの傾向 |
福利厚生 | 派遣会社の制度が適用 スキルアップ研修が充実 | 就業先の制度が適用 正社員に近い待遇の場合もある |
派遣と契約社員には上記の違いがあります。
そのなかで、最も大きな違いは就業先と直接雇用を結ぶかです。
派遣は、派遣先企業との間に派遣会社をはさむため、契約社員とは雇用形態が異なります。
関連記事:派遣から契約社員に切り替えるとどうなる?違いやメリット・デメリットを紹介
派遣とアルバイト・パートの違い
派遣とアルバイト・パートとの主な違いを以下の表で解説します。
派遣 | パート・アルバイト | |
---|---|---|
雇用関係 | 派遣会社と契約、派遣先で就業 | 雇用先と直接契約 |
雇用期間 | 有期(通常3年まで) | 無期契約も可能 |
給与 | 一般的に高時給 | 派遣より低めの時給 |
業務内容 | 特定のスキルや経験が要求されることが多い | 未経験でも可能な仕事が多い |
福利厚生 | 派遣会社の制度が適用 | 雇用先の制度が適用 (正社員より限定的) |
働き方の柔軟性 | フルタイムが多い | より柔軟なシフト設定が可能 |
派遣は無期雇用の契約関係でない限り、有期雇用になり3ヵ月から半年程度が一般的です。
ただし、未経験からチャレンジしたい方や、働く場所を変えたくない方はパートとして働くことをおすすめします。
派遣とパートどちらを選ぶべき?
前章の「派遣とアルバイト・パートの違い」で解説したとおり、両者には雇用形態や働き方に違いがあります。
これらの違いを踏まえ、どちらを選ぶべきかを考える際には、以下のような点を検討しましょう。
給与・収入の違い
派遣とパートの給与・収入の違いを、厚生労働省の調査データにもとづいて比較すると、一般的に派遣の方が高い傾向にあります。
令和4年派遣労働者実態調査によると、派遣労働者の平均時給は1,510円で、最も多い層は1,250~1,500円未満でした。
一方、毎月勤労統計調査によれば、パートタイム労働者の時給は令和6年6月時点で1,338円です。
ただし派遣の種類や性別によって差があり、登録型派遣は1,364円、登録型以外は1,650円です。
時給単価は高くなり、収入面で派遣は優位ですが、それだけに目を向けすぎてはいけません。仕事の安定性や福利厚生など他の要素も検討しながら選ぶことが重要です!あなたの現在の状況やキャリア目標に対し、合っている働き方を選びましょう!
雇用の安定性さ
雇用の安定性を考えると、パートと派遣にはそれぞれ特徴があります。
また、派遣は契約期間が決まっており、同じ会社で3年以上働くのは難しいことがあります。
そのため、仕事の内容や場所が変わりやすく、「外部の人」と見られることもあるでしょう。
仕事内容と責任の度合い
派遣とパートでは、仕事の中身や責任の度合いが異なります。
派遣の仕事は、下記の内容が主です。
- 特殊な技能や経験が必要なことが多い
- 重要な仕事を任されがち
- 派遣会社と働く先、両方から評価される
一方、パートの仕事は、下記のように専門性があまり必要がない仕事が多い傾向にあります。
- よくある作業や決まった仕事が主
- 特別なスキルを必要としない
- 直接の上司が評価する
ですが、パートでも専門的な仕事はあります。薬剤師のパートなど、難しい資格が必要な仕事では、資格のないパートより給料がよいことが多いです。
ですので、自分の得意なことや将来の目標を考えて、どちらが合うか選んでみましょう。
派遣から正社員を目指すことは可能?
派遣から正社員を目指すことは可能です。具体的な方法は、以下のとおりです。
- 正社員登用制度:厚生労働省の調査では、6%の会社にある制度。ただし競争が激しく、条件も厳しいケースもある
- 紹介予定派遣:6ヵ月後の正社員化を保証するものではなく、契約社員になるケースもある
- 派遣会社の正社員(無期雇用派遣):毎月の給与は安定するが、派遣先は変わり続ける
- 転職サービス利用:派遣経験が正社員転職に不利に働くこともある
派遣から正社員になるのは想像以上に難しく、時間もかかります。
そのため、安定した仕事を求める方は、最初から正社員の道を探すことも検討すべきでしょう。
派遣社員に向いている方・向いていない方とは?
ここでは、派遣社員に向いている方・向いていない方を紹介します。
派遣社員に向いている方の特徴
派遣の仕事は、こんな人に向いているかもしれません。
- 自分の時間も大切にしたい
- 得意分野を活かしたい
- 新しいことを学びたい
- いずれは正社員になりたい
- 自分のペースで働きたい
例えば、子育て中のママが保育園の送り迎えにあわせて働いたり、英語が得意な方が外資系企業で通訳の仕事をしたりできます。
また、大学生が夏休み中だけ短期の事務仕事をすることも可能です。
そのため、自分に合った仕事を見つけやすいのが特徴といえるでしょう。
派遣社員に向いていない方の特徴
派遣に向いていない方の特徴は、以下のとおりです。
- 長期的に働きたい
- 安定収入を重視している
- 責任ある仕事がしたい
- 環境変化が苦手
- キャリアアップを重視している
例えば、10年後も同じ会社で働きたい方や、毎月決まった給料がほしい方には向いていません。また、部署の管理や新規プロジェクトの立ち上げなどを任されたい方も、派遣では物足りないかもしれません。
そのため、3ヵ月ごとに職場が変わるのが苦手な方や、将来は役職に就きたいと考えている方も、派遣よりも正社員などの雇用形態を検討したほうがよいでしょう。
派遣社員から正社員を目指したい方におすすめの転職エージェント
派遣社員から正社員を目指したい方におすすめの転職エージェントを紹介します。
リクルートエージェント
- 転職成功実績は45万人以上
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- 幅広い業界・職種の求人を保有
「リクルートエージェント」は、業界最多クラスの求人数が魅力の総合型転職エージェントです。
ベンチャー企業から大手企業まで、さまざまな業種の求人を取り扱っています。
非公開求人も多数保有しているため、リクルートエージェントにしかない求人にも応募できます。
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サービス概要 | |
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サービス名 | リクルートエージェント |
運営会社 | 株式会社リクルート |
公開求人数 | 485,898件 |
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対応地域 | 東京、名古屋、大阪、福岡など全国/海外 |
公式サイト | https://www.r-agent.com/ |
- 自分に合う求人が見つかった
- めんどくさい手続きを代行してくれる
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マイナビエージェント
- 転職から入社手続きまでトータルサポート
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「マイナビエージェント」は、転職経験のない人に特におすすめの転職エージェントです。
キャリアアドバイザーが面談をしたうえで適性に合った求人を紹介してくれるため、自分の強みを活かせる企業が見つかるでしょう。
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サービス概要 | |
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サービス名 | マイナビエージェント |
運営会社 | 株式会社マイナビ |
公開求人数 | 68,637件 |
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公式サイト | https://mynavi-agent.jp/ |
- 求人情報が見やすく使いやすい
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ビズリーチ
- 自分でキャリアアドバイザーを選べる
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公式サイト | https://www.bizreach.jp/ |
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派遣はやめたほうがいいに関するQ&A
「派遣はやめたほうがいい」を調べる方がよくする質問をQ&A形式で回答します。
派遣の暗黙のルールとは?
派遣の暗黙のルールは、職場で口に出さずに守られている習慣です。
例えば、以下のようなケースです。
- 1番新しい人が電話に出る
- 上司の席は決まっている
- 派手な服装は控える
- プライベートな話はしない
これらは会社によって違います。
まずは周りをよく見て、不明な点は先輩に聞くのがよいでしょう。
また、挨拶をしっかりすることや、仕事に前向きな態度を見せるのも大切です。
派遣でのキャリアアップは可能?
結論からいうと、十分に可能です。2015年に法律が改正され、派遣会社はスタッフのキャリアアップをサポートすることになりました。
- 毎年、仕事に役立つ学習機会を用意
- 将来のことを相談できる窓口の設置
- 新しいスキルを学べる講座を開設
上記をうまく活用することで、下記のようなメリットが期待できます。
- 仕事で活かせるスキルを身につけられる
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そのため、さまざまな会社で働く経験と、派遣会社のサポートをうまく組み合わせれば、着実に成長できるでしょう。
派遣と正社員の待遇差はあるの?
派遣と正社員の間には、依然として待遇差が存在します。
- 賃金:一般的に正社員の方が高い傾向がある
- 賞与:正社員には支給されるが、派遣社員には支給されないケースが多い
- 福利厚生:正社員向けの制度が充実している一方、派遣社員は限定的なことが多い
- 教育訓練:正社員には体系的な研修機会が提供されやすい傾向がみられる
- 雇用の安定性:正社員の方が一般的に雇用が安定している
ただし、2020年4月から「同一労働同一賃金」の原則が適用され、不合理な待遇差は禁止されました。
また、派遣元は待遇差の内容や理由を説明する義務があり、派遣労働者は説明を求める権利があります。
完全な待遇の均等化にはいたっていませんが、法改正により格差是正の動きが進んでいます。
まとめ
今回は、派遣はやめたほうがいいのかについて解説しました。
結論を振り返ると以下の7つです。
- 雇用の不安定さ
- 収入が少ない
- キャリアアップが難しい
- 将来に不安がある
- やりがいのある仕事を任されづらい
- 正社員と待遇差がある
- 福利厚生が充実していない
派遣の働き方はメリットもありますが、給与面や待遇が歳を重ねるごとに正社員と大きな差が生じてきます。
また、実際の口コミをみても、派遣社員の給与面や社会的地位の不満を感じる意見もありました。
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