「エンジニアにおすすめの退職代行サービスはある？」

退職を考えているエンジニアの方のなかには、上記のような悩みを抱えている方もいるでしょう。

そこで、本記事ではエンジニアにおすすめの退職代行サービスをまとめました。また、エンジニアが退職代行サービスを選ぶ際にチェックしたいポイントも紹介します。

記事を読めば、エンジニアに適した退職代行サービスが明確になるでしょう。

退職代行サービスの利用を考えている方は、最後まで読んでみてください。

関連記事：退職代行おすすめランキング13選｜サービス内容や料金・評判を比較【最新版】

そもそも退職代行サービスとは

退職代行サービスは、労働者本人に代わって退職の意思を伝えてくれるサービスです。

退職を考えている方のなかには

「上司との折り合いが悪く、退職を切り出しづらい...」
「出社するだけでも体調を崩してしまうので、自力では退職できない...」

といった悩みを抱えている方もいるでしょう。

しかし、退職代行サービスを利用すれば、早ければ依頼したその日から出社することなく辞められます。

会社に退職する意思を伝えるだけではなく、有給休暇の消化や賃金の未払いに関する交渉も代行してくれる業者もあります。

多少お金はかかりますが、自分で退職の意思を伝えられない状況にある方に適したサービスです。

関連記事：退職代行サービスとは？利用すべきケースやおすすめの業者を解説

エンジニアが退職代行サービスを利用するメリット

エンジニアが退職代行サービスを利用するメリットは、以下の3つです。

ひとつずつ順番に解説します。

事前に退職代行サービスの魅力を知ったうえで、退職代行サービスを活用してみてください。

依頼日当日から出社せずに辞められる

退職代行サービスを利用すれば、依頼した当日から出社せずに辞められるケースがほとんどです。

民法の規定では「退職の意思表示から2週間で辞められる」と定められています。

この2週間を有給休暇にあてる、もしくは欠勤扱いにすることで、依頼日当日から会社に出向かずに退職できます。

なかなか退職できずに困っている方にとって心強いサービスです。

関連記事：退職代行で可能な「即日退職」の仕組み｜すぐに辞めたい人が押さえるべきポイント

職場の人に会わずに退職できる

職場の人に会わずに辞められる点も、退職代行サービスのメリットです。

退職代行サービスを利用すれば、多くの場合は依頼日当日に会社に退職の連絡を入れてくれます。

自力で退職する場合は、退職の交渉や業務の引き継ぎなど、さまざまな場面で上司や同僚と顔を合わせる必要があります。

しかし、なかには職場の人間関係で強いストレスを感じていて

「上司や同僚と顔を合わせるだけでも精神的にきつい...」

という方もいるはずです。

退職代行サービスなら、上司や同僚に会うことなく辞められるので、人間関係に悩んでいる方も安心して利用できるでしょう。

会社とのやり取りを代行してくれる

会社とのやり取りを代行してくれる点も、メリットのひとつです。

たとえば、離職票や源泉徴収票など、会社から届くはずの書類を受け取っていない場合は、退職代行業者に相談すれば対応してもらえるでしょう。

また、利用する退職代行サービスによっては、有給休暇や残業代の交渉を代行してもらえることもあります。

「有給休暇をすべて消化したい」
「未払いの残業代を受け取りたい」

といった要望がある方は、交渉を代行してもらえる退職代行サービスを選びましょう。

具体的な選び方は、「退職代行サービスの選び方4つのポイント」で解説しています。

エンジニアが退職代行サービスを利用する際の注意点

退職代行サービスにはメリットも多い反面、利用時にはいくつか気をつけるべきポイントがあります。

ここでは、エンジニアが退職代行サービスを利用する際の注意点をまとめました。

メリットだけではなく、注意点も把握したうえで退職代行サービスを利用するか検討しましょう。

費用が発生する

退職代行サービスを利用する際には、費用がかかります。

利用する退職代行サービスによって金額は異なりますが、一般的な相場は3万円〜5万円程度です。

自力で退職する場合には、払わなくて済むはずの費用が発生する点はデメリットです。

しかし、退職代行サービスを利用すれば、辞めたくても退職できないという状況から抜け出せます。

「お金を払ってでもすぐに退職したい」
「心身の不調により、上司と対面して退職の意思を伝えることが難しい...」

という場合には、退職代行サービスの利用を検討してみましょう。

また、後払いの退職代行サービスもあるため、「今お金はないけど、どうしても会社を辞めたい」という方は、以下の記事もあわせて参考にしてみてください。
関連記事：後払いができるおすすめの退職代行サービスを厳選紹介｜決済方法や選び方も解説

人間関係に影響が出る可能性がある

退職代行サービスの利用によって、人間関係に影響が出る可能性があります。

近年、退職代行サービスの利用者は増加傾向です。

とはいえ、なかには退職代行サービスの利用を快く思わない方もいます。

「逃げられた」「裏切られた」と受け取られる可能性もあるでしょう。

一方で、退職代行サービスを利用すれば、職場の人間関係をリセットできるというメリットもあります。

人間関係に悩んでおり、すぐにでも辞めたい方は、退職代行サービスの利用を考えてみてください。

もし、職場に今後も良好な関係を続けていきたい方がいるのであれば、メールでもいいので挨拶しておくことをおすすめします。

使うサービスによって受けられるサポートが異なる

利用する退職代行サービスによって、受けられるサポートが異なります。

なかには、有給休暇の交渉を代行してもらえなかったり、訴訟への対応ができなかったりする退職代行サービスもあります。

そのため、どのサポートが必要なのか事前に把握したうえで退職代行サービスを利用しましょう。

実際に退職代行を利用してエンジニアを辞めた方の体験談

ここでは、実際に退職代行を利用してエンジニアを辞めた方の体験談をまとめました。

度重なる残業や体調不良、人間関係のストレスなどが原因で、退職を決意した方が多いようです。

実際に退職代行を利用した感想は「スムーズに退職できた」「会社から言いがかりをつけられることなく辞められた」など、満足の声が多数を占めました。

過酷な労働環境や体調不良などで悩んでいて、今すぐにでも退職したい方は、退職代行サービスを利用してみると良いでしょう。

退職代行サービスの選び方4つのポイント

退職代行サービス選びに失敗しないためには、事前に公式サイトなどでチェックしておきたいポイントがあります。

そこで、エンジニアが退職代行サービスを選ぶ際にチェックしたいポイントをまとめました。

チェックしておくべき理由をひとつずつ解説しているので、参考にしてみてください。

関連記事：退職代行の失敗パターンとは？リスクや自分に合う代行業者の選び方

運営元がどこか

まずは、退職代行サービスの運営元をチェックしましょう。

退職代行サービスには主に3種類の運営元があり、それぞれでサポートの範囲が異なるからです。

	民間企業	労働組合	弁護士
退職意思の伝達
未払い給与や有給休暇などの交渉対応
訴訟対応

民間企業が運営している退職代行サービスでは、会社に退職意思を伝えてくれる一方、交渉には対応してもらえない可能性があります。

反対に、労働組合や弁護士が運営している退職代行サービスであれば、交渉も代行してもらえます。

そのため、運営元をチェックし、あなたに必要なサポートを考えたうえで、退職代行サービスを選びましょう。

料金が安すぎないか

料金が相場と比べて安すぎないかどうかもチェックしましょう。

退職代行サービスの料金相場は、運営元によって以下のように異なります。

料金が相場と比べてあまりにも安すぎる場合、スムーズに退職できない可能性があります。

そのため、料金が相場から離れすぎていないかどうかは必ず確認しましょう。

関連記事：退職代行の利用に必要な料金は？依頼金額の相場から7社を徹底比較

代行実績はどれくらいあるか

退職代行の成功実績も、公式サイトで確かめておくことをおすすめします。

成功実績が多いほど、退職に関するノウハウが蓄積されています。

そのため、あなたに合ったサービスを提供してもらえる可能性が高いでしょう。

アフターサポートがあるか

退職代行サービスによってはアフターサポートを受けられる場合があります。

転職や引っ越しのサポートを利用できるケースもあるので、退職後の生活やキャリアが心配な方も安心です。

次の章では、アフターサポートを受けられる退職代行サービスも紹介しています。

気になる方はこのまま読み進めてみてください。

エンジニアにおすすめの退職代行サービス3選

エンジニアにおすすめの退職代行サービスは、以下のとおりです。

それぞれの特徴・メリットを紹介します。

いずれも料金を支払う前に無料で相談できるので、まずは気になった退職代行サービスの公式LINEに登録して今の悩みを伝えてみましょう。

退職代行Jobs

退職代行Jobsは、顧問弁護士監修・労働組合連携の退職代行サービスです。

最短30分で手続きが完了し、依頼日当日には会社へ退職の代行連絡を入れてくれます。

代行連絡だけではなく、求人紹介や引っ越しのサポートを受けられる点もメリットです。

料金は25,800円（税込）〜で、退職できなかった場合の全額返金や、後払いにも対応しています。

退職が完了するまでメール・LINE・電話にて回数無制限で相談できるので、まずは退職に関する疑問や要望を伝えてみましょう。

関連記事：退職代行Jobsの口コミ紹介！メリットや注意点、評判、料金などを解説

退職代行ガーディアン

退職代行ガーディアンは、東京労働経済組合が運営している退職代行サービスです。

法適合の労働組合が運営元なので、有給休暇や退職金、未払い残業代に関する交渉も代行してもらえます。

「有給休暇をすべて消化してから辞めたい」「未払いの給料をきちんと受け取りたい」という要望がある方におすすめです。

雇用形態・地域・年齢に関係なく料金は一律で、サービス利用後に起こりうるトラブルにも追加費用なしで対応してもらえます。

即日対応可能なので、すぐにでも辞めたい方は、まずLINEの無料相談で退職についての悩みや希望を打ち明けてみてください。

関連記事：退職代行ガーディアンの口コミ・評判・体験談は？料金や注意点なども解説

退職代行OITOMA

退職代行OITOMAは、総退職代行数5,000人以上を誇る弁護士監修の退職代行サービスです。

労働組合と提携しているため、退職意思の伝達だけではなく、会社との交渉にも対応できます。

雇用形態に関係なく料金は24,000円（税込）で、引き継ぎ書や退職届は無料でプレゼントしてもらえます。

後払いや全額返金にも対応しており、回数無制限で相談可能です。

転職サポートも無料で利用できるので、まずはLINEやメールであなたの現状を伝えてみてください。

関連記事：退職代行OITOMA（オイトマ）の口コミ・評判・体験談は？料金や注意点なども解説

退職代行の利用を考えているエンジニアによくある質問

最後に、退職代行の利用を考えているエンジニアによくある質問をまとめました。

退職代行の利用にあたって疑問点があるエンジニアの方は、チェックしてみてください。

退職代行サービスを使えば引き継ぎなしで辞められる？

退職代行サービスを利用すれば、引き継ぎしなくても退職することは可能です。

そもそも引き継ぎに関する法律上の義務はないからです。

ただし、以下のケースでは引き継ぎをしたほうが良いでしょう。

詳細は以下の記事で解説しているので、チェックしてみてください。
関連記事：退職代行を利用すれば引き継ぎなしで退職できる？リスクやスムーズに退職するポイント

退職代行サービスを利用したら損害賠償請求される？

退職代行サービスを利用すること自体が、損害賠償請求につながるリスクは低いです。

しかし、度重なる無断欠勤や引き継ぎを怠ったことにより、会社に大きな損害を与えた場合は損害賠償請求される可能性があります。

すぐに退職したいからといって、何の引き継ぎもなく辞めたり、無断欠勤を繰り返したりすることは避けましょう。

関連記事：退職代行を利用すると損害賠償請求されやすい？｜退職代行で発生するリスクを解説

SES（客先常駐）エンジニアも退職代行サービスを使える？

SESエンジニアも基本的に退職代行サービスを使えます。

正社員をはじめとする無期雇用の場合は、退職の2週間前に申告すれば辞められます。

一方、有期雇用の場合は、原則的に契約期間中に退職できません。

ただし、以下のケースでは、契約期間中でも退職が可能です。

関連記事：SES（客先常駐）エンジニアも退職代行を使える！利用時のポイントを解説

まとめ

エンジニアにおすすめの退職代行サービスは、以下のとおりです。

いずれも料金を支払う前に無料で相談できるので、まずは退職に関する悩みや要望を伝えてみましょう。

また、客先常駐のエンジニアでも基本的に退職代行サービスを利用できます。

利用する際は、雇用主と勤務場所が違うことをあらかじめ担当者に伝えておくと、スムーズに退職できるでしょう。

本記事を参考に、退職代行サービスを活用してみてください。