このような悩みはありませんか？

書類選考が通るのに面接で落ちてしまうと、心が折れそうになりますよね。

そこで本記事では、書類選考は通るのに面接で落ちてしまう理由と面接突破に必要なスキル、対処法について詳しく解説します。面接で採用されずに悩んでいる方は、チェックしてみてください。

もし「面接で落ちる原因を一人で解決できない…」と悩んでいる方は、転職のプロ転職エージェントの活用もおすすめです。

以下の記事におすすめの転職エージェントをまとめているので、気になる方は合わせてチェックしてみてください。

関連記事：転職エージェントおすすめ比較ランキング！人気エージェントの選び方を年代・職種別に一覧で解説

書類選考は通るのに面接で落ちる5つの理由

書類選考は通るのに面接で落ちる5つの理由は、次のとおりです。

詳しく解説します。

履歴書・職務経歴書に記載の内容と一致しない

履歴書や職務経歴書に書いた内容と面接で話す内容が食い違うと、採用担当者に不審に思われ面接で落ちる可能性が高くなります。

たとえ書類選考を通過しても、面接で「この人が言っていることは本当なのかな…」と疑われると、その瞬間に不合格のリスクが高まります。

また、企業側は「応募者が本当に自社で活躍できるかどうか」の部分を重要視しています。

仮に「プロジェクトマネージャーとして組織の管理をした経験があります」と職務経歴書に書いたとしましょう。

しかし、面接でそのプロジェクトの詳細を尋ねられ具体的な説明ができないと「本当にプロジェクトマネージャーの経験はあるのかな…」と不審に思われます。

そのため、履歴書・職務経歴書は正しく記載して、必要以上の誇張表現はしないようにしてください。

企業が求めるスキルや経験がない

書類上では適合しているように見えても、面接で詳細を確認した結果、期待するレベルに達していないと判断されるケースも少なくありません。

せっかく書類選考を通過しても、企業が求めるスキルに達していない場合「この人は採用しても業務遂行は難しそうだな…」と判断されるでしょう。

とくに専門的なスキルや経験が求められるポジションでは、その要件を満たしているかどうかが、採用の大きな決め手となります。

そのため、企業側が求めている職種に対しての経験年数やスキルレベルは必ず応募前に確認してみましょう。

他の応募者が魅力的だった

書類選考を通過後、他の応募者がより魅力的だったときも不採用になる可能性が高まります。

企業側からすれば、限られたポジションに対して最適な人材を選ぼうとするため、あなたが基準を満たしていてもより優れた候補者がいれば残念ながら別の応募者が選ばれるでしょう。

筆者が今まで勤めてきた企業でも、はじめ採用予定の応募者が同時期により優れた方が応募してきた場合、不採用にされていた場面がありました。

とはいえ、優秀かの判断基準は採用担当者の方によっても異なります。

「自分には魅力がなかったんだ…」と落ち込むだけではなく「より自分に合う企業が見つけられるチャンスだ」と前向きに捉えましょう。

ですので、諦めずに転職を繰り返していると、必ずあなたに合う企業は見つかります。

面接の態度が悪かった

書類選考を通過しても、面接での態度が悪かったために不採用になるケースも少なくないでしょう。

どんなに素晴らしいスキルや経験を持っていても、面接での態度が悪いと採用担当者に「この人とは一緒に働きたくないな…」と思われます。

たとえば、面接中に腕を組んで話を聞いていたり、質問に対して短く投げやりな返事をしたりしていると採用担当者は「この人は協調性がないし、弊社の仕事には向いていないかも…」と感じるでしょう。

面接での態度は、双方にとって企業の体質にあっているかどうか見極める大切な場となります。

そのため、書類選考では高評価だったにもかかわらず、面接での態度が原因でチャンスを逃してしまう恐れは十分あります。面接時には、態度にも注意して臨んでみてください。

面接官と相性が悪かった

面接官と相性が悪い場合も、面接に落ちる場合があります。

たとえば、応募する人が陽気なタイプで採用担当者が堅実な真面目なタイプだとしましょう。その際に応募者が馴れなれしく「お願いっす」みたいに返答すると、採用担当者は「この応募者は仕事をなんだと思っているんだ」と思われかねません。

このようになってしまうと、採用担当者に不信感を抱かせ必然的に採用確率は下がってしまうでしょう。

とはいえ、採用担当者も色々なタイプがいるのでこのような場合も「元気があっていい」と思う採用担当者もいるでしょう。

そのため、面接で相性が合わずに落ちてしまったとしても、あなたの能力やスキルが不足しているわけでは無いので落ち込む必要はありません。

相性は人間同士のコミュニケーションでは避けられない部分なので、気にせず自信を持って面接に取り組むようにしてみてください。

諦めずに転職活動すれば、自分に合った職場や採用担当者に出会えるはずです。

転職活動：書類選考のみで「ほぼ内定」するケースはない

書類選考のみで「ほぼ内定」に至るケースはありません。

たしかに書類選考に通過すれば、企業側からしても応募者の採用に意欲的なのは間違いないでしょう。

しかし、書類だけでは本当に応募者が適正な人材か企業側としては把握できません。

そのため、面接を通して応募者の人柄やコミュニケーション能力を判断していきます。

「もう内定は確実だ」と油断していると、あっさり不採用になる可能性もあるので注意が必要です。

あくまで、書類選考の通過は採用までのスタートラインに過ぎません。採用の決め手となるのは、書類選考に通ったあとの面接です。

書類選考に合格した印象を上回る面接ができるよう、面接対策もしてみてください。

関連記事：転職エージェント経由だと書類選考が通らない？通過率を上げるコツ6選

書類選考後の面接での合格率は約30〜50％

明確なデータはありませんが書類選考を通過した後、面接での合格率はおよそ30〜50%といわれています。

そのため、誰でも書類選考に通ったからといって合格するわけではありません。

仮に以下の状態で計算すると、転職活動における内定確率は「30％×40％×50％＝6％」となります。

上記の数字はあくまで目安なので、人によっては上記の数字より高い場合もあれば低い場合もあるでしょう。

とはいえ、書類選考に通って最終面接に近づく程、内定率は高くなります。

転職経験が無い方は「なかなか内定が取れない…」と焦るかもしれませんが、コツコツ転職活動すれば必ず内定は取れます。

筆者の転職経験では、3社応募したら1社は内定が取れていました。

とはいえ、職種や企業規模などによっても内定率は大きく変わります。おそらく人材が不足していたり、ハードワークといわれていたりする業界だと内定率は向上するでしょう。

一方、誰もがいきたくなるような大手ホワイト企業やホワイトカラーといわれる職種ほど、内定確率は低くなります。ですので、自分が応募する業界や企業の難易度も理解したうえで転職活動に臨んでみてください。

面接で受かるためのコツ｜3選

面接で受かるためのコツについて、以下3つを紹介します。

それぞれ見てみましょう。

企業研究をして熱意を伝える

面接で受かるには企業研究をして、熱意をしっかり伝えるようにしましょう。

筆者も過去の転職活動する際、企業研究をして「御社で働かせてください」という気持ちを前面に押し出し、内定を獲得した経験があります。

採用担当者も人間なので、感情があります。やはり、やる気がある応募者ほど気持ちも伝わるでしょう。

そのため、書類選考に通ったとしても、気持ちを伝えるために働きたい具体的なエピソードを考えておくのがおすすめです。

熱意をうまく伝えられると、採用担当者も「この人は本当に弊社に興味を持っているし、一緒に働きたいと強く思ってくれているんだな」と好印象を与えられます。

熱意を伝えて、他の応募者との差別化を図り内定獲得の向上を図りましょう。

自信を持って話す

面接で成功するためには、自信を持って話すことが大切です。自信があると採用担当者に「この人なら安心して任せられそうだ」と思ってもらえ採用確率もグッと上がります。

たとえば、応募者が面接で緊張してしまい声が小さくなってしまった場合いくら能力が優秀だとしても、採用担当者に「この人採用しても大丈夫なのかな…」と不安を与えかねません。

一方で、別の応募者が自分の経験やスキルを堂々と語り、採用担当者からしても「この人なら信頼できそう」と感じさせられると結果的に内定をもらえるでしょう。

このように、面接時に自信を持って話すだけで、面接の結果も大きく変わります。

事前に面接の練習をしておく

面接でよい結果を出すには、事前の面接練習が非常に大切です。

事前に面接練習をしておくと、面接本番で自信を持って話せるようになり緊張も和らげられます。

事前の面接練習は友人や家族で練習するのもよいですが、どうしても身内になると緊張感が出ずに思うような練習になりません。

もし、実践に近い形の面接練習をするなら転職エージェントの活用をしてみるとよいでしょう。

転職エージェントであれば、さまざま応募者と企業をマッチングしてきた経験があるので、あなたに合わせた面接練習ができます。

事前の面接練習をしていなければ、本来内定をもらえていたケースでも不合格になる可能性があります。

より採用確率を上げたい方は、転職エージェント活用した面接練習をしてみてください。

書類選考の段階で採用がほぼ決まっている3つのケース

書類選考の段階で採用がほぼ決まっている3つのケースは、次のとおりです。

それぞれ見てみましょう。

求人内容と応募者のスキルや経験がマッチしていた

求人内容とあなたのスキルや経験がマッチしている場合、書類選考の段階でほぼ採用が決まっているケースがあります。

とくに早急に人材を必要としている企業では、求めるスキルセットと応募者の経歴が合致している場合「この人なら採用してもすぐに活躍してくれそう」と思われやすくなります。

筆者が転職応募した際、未経験職への応募と経験職の応募では採用担当者の反応もやはり違っていました。

このように経験職に応募したときは、採用前提での面接が多く、実際肌感で80％以上は内定が得られています。一方、未経験職だと内定率は落ちて肌感としては30％前後だった記憶があります。

そのため、経験職の場合はとくに自分のスキルや経験が求人内容にマッチしていると感じたら、最大限にアピールしてみてください。合わせて具体的なプロジェクトや実績などをしっかり伝えられると、採用されやすくなるでしょう。

リファラル採用だった

リファラル採用※の場合、書類選考の段階でほぼ採用が決まっているケースがよくあります。

なぜなら、紹介者がいるので企業側からしても一定の信頼を持てる状態が作れる状態だからです。

筆者が勤めていた企業でも、積極的にリファラル採用を取り入れておりほぼ100％が採用に至っていました。

リファラル採用がある場合で紹介される場合があれば、有効活用するのも一つの方法です。

※リファラル採用とは：自社の社員から友人や知人などを紹介してもらう手法

専門性が高い求人だった

専門性の高い求人の場合は、なかなか人材も集まりにくいため、書類選考の段階でほぼ採用が決まる場合もあります。

たとえば、以下のような専門職の場合は国家資格も必要なため内定確率も上がりやすくなるでしょう。

筆者は過去に美容師をしていましたが、周りの美容師を見ていても、国家資格と経験があればほぼ内定を獲得していたケースが多くありました。

このようにあなたが現在、なんらかの専門的な資格を持ち経験がある状態だと採用確率も高くなるでしょう。

書類選考は通るのに面接で落ちる人におすすめ：転職エージェント｜3選

ここでは、書類選考は通るのに面接で落ちる方におすすめの転職エージェントを紹介します。

リクルートエージェント

マイナビエージェント

ビズリーチ

書類選考は通るのに面接で落ちる場合に関するよくある質問

書類選考は通るのに面接で落ちる場合に関するよくある質問について、5つ紹介します。

書類選考に通れば受かりますか？

書類選考を通過したからといって、内定が確定するわけではありません。

書類選考はあくまで第一関門で、面接や適性検査などに合格する必要があります。

ただし、書類選考を通過したことは、経歴やスキルが企業のニーズとマッチした証拠です。

​​書類選考を通過した場合は、面接でポテンシャルをいかにアピールするのかが重要となります。面接は職務経歴書や履歴書の信ぴょう性を確認する場です。

しっかりとした態度で面接に臨めば本来の実力が出せ、面接に合格する確率も高くなるでしょう。

書類選考になぜ通ったか聞いても大丈夫ですか？

面接や書類選考で落ちた理由を企業に聞くこと自体に問題はありません。

ただし、企業によっては選考基準を公開できない場合もあります。また、企業によって選考基準は異なるため、理由を教えてもらえたとしても次の企業に活かせるとは限りません。

あくまで一つの参考にして、他の企業の面接に応募するようにしましょう。

書類選考で採用が決まる？

繰り返しになりますが、書類選考のみで採用が決まるケースは一般的にありません。

書類選考は応募者の絞り込みや応募資格の確認を目的としており、企業が書類上で判断できる内容は限られます。

ただし、リファラル採用や専門性の求人が高い場合は書類選考のみでほぼ内定が決まるケースもあります。

書類選考に通ったら受かる確率は？

書類選考の通過率は、明確なデータはありませんが一般的に10%〜30%といわれています。

ただし、書類通過率は応募する業界で大きく異なります。

書類選考の通過率が低くなる可能性があるのは、次のような場合です。

上記のような場合だと、書類選考の通過率がどうしても低くなってしまいます。

書類選考に通過した人の内定率は？

こちらも明確なデータがあるわけではありませんが、一般的に書類選考に通過した方の内定率は30~50％程度といわれています。

大企業や人気企業など、応募時点で多くの就活生が集まる場合は通過率が10%程度になるケースもあるでしょう。

内定の可能性を上げるため、転職活動や就職活動では複数の企業に応募するのが基本です。

まとめ：書類選考は通るのに面接で落ちるのには原因がある

書類選考は通るのに面接で落ちるのには、必ず原因があります。

しかし、本記事で解説しているように書類選考と面接の違いを知り、面接対策すれば内定確率は必ず上げられます。

とはいえ「一人では面接対策ができない…」と悩む方も多くいるはずです。

このような悩みがある方は、転職エージェントやキャリアカウンセラーなど転職のプロに相談するのも一つの方法です。

「面接後になかなか受からなくて心が折れそう…」悩んでいる方は専任のキャリアアドバイザーに悩みを相談しながら、今後の方針を決めてみてはいかがでしょうか。