【2025年最新版】薬剤師におすすめの転職サイトランキング!比較・口コミを解説

本記事は転職エージェント公式サービス(ビズリーチ・マイナビ・リクルート等)のプロモーションを含みます。
柚木瑛里那
監修者
株式会社アシロ HR事業部 副統括責任者
柚木 瑛里那
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約5年にわたり、弁護士有資格者のキャリア相談や転職活動全般のサポートを行いながら、大手法律事務所を中心に、代表の先生方との関係性を築く。弁護士特化エージェント『NO-LIMIT』の立ち上げメンバーとして参画し、現在チームのマネージャーとしてプロフェッショナル人材の転職支援を主導。
CAREER UP STAGEは、転職サイトやエージェントを『どう使いこなすか』にフォーカスしたWEBメディア。転職エージェントの賢い『使い方』とキャリアアップ実現の方法論を解説します。
有料職業紹介許可番号:13-ユ-313782)の厚生労働大臣許可を受けている株式会社アシロが作成しています。

薬剤師の転職サイトはどこを使えばいいの?

薬剤師向けの転職サイトは多数あるため、どのサイトを使うべきか迷う方もいるでしょう。

そこでこの記事では、薬剤師におすすめの転職サイトを15選まとめました。いずれも薬剤師に特化しているため、登録して利用すれば、希望条件が叶う求人が見つかるはずです。

薬剤師向けの転職サイトは登録無料です!

関連記事:薬剤師におすすめの転職エージェント15社を比較!各社の口コミも紹介

目次

薬剤師におすすめの転職サイト15選!特徴や口コミ・評判も紹介

早速、薬剤師の転職活動におすすめの転職サイト15選を紹介します。口コミ・評判も掲載しているので、あわせて参考にしてください。

なお、評判・口コミについては「よい評判・悪い評判」の両方を掲載しています。一方の意見を鵜呑みにするのではなく、両方の評判をチェックし、客観的な立場から自分にマッチした転職サイトを選びましょう。

【アンケート概要】

  • 調査期間:2025/4/23 ~ 2025/4/30
  • 調査対象:サービス利用者
  • 調査方法:インターネットによる調査

※ユーザーアンケートより抜粋

マイナビ薬剤師

マイナビ薬剤師
マイナビ薬剤師の特徴
  • キャリアアドバイザーとの面談が可能
  • 全国14拠点でサービスを展開

マイナビ薬剤師は、薬剤師専門の転職エージェントです。薬剤師の求人を豊富に取り扱っており、無料登録後は非公開求人を紹介してもらえます。

マイナビ薬剤師ではキャリアアドバイザーと直接面談ができ、薬剤師としてのキャリアプランや年収アップのポイントなどを相談できます。面談は全国14箇所にあるオフィスのほか、オンラインツールやメールでの対応も可能です。

マイナビ薬剤師は取り扱う求人情報の幅が広く、調剤薬局以外にも医薬品メーカーや臨床開発モニターなどの業種へ転職可能です。多くの業種から転職先を探したい方は、マイナビ薬剤師に無料登録してみてください。

サービス概要
サービス名マイナビ薬剤師
運営会社株式会社マイナビ
求人数非公開
対応地域全国
公式サイトhttps://pharma.mynavi.jp/
2025年5月15日時点
マイナビ薬剤師のよい評判・口コミ

返信・電話などのレスポンスが早かったことと、応対が丁寧だったことがよかったです。また、大手エージェントということもあり、提案してくださる件数も多かったです。(30代女性)

マイナビは大手なので、やはり最初から安心感がありました。そして非公開求人も多く、全体の4割が非公開だそうです。自分の希望などをしっかりキャリアアドバイザーに伝えることで、希望する転職先をよりスムーズに見つけられる気がします。(20代女性)

マイナビ薬剤師を利用しましたが、地方であっても求人数がとても充実していましたし、検索でも細かな条件で絞り求人を探せたので、尚更使い勝手が良かったです。(30代男性)

マイナビ薬剤師の悪い評判・口コミ

薬局ではなく、企業、薬剤師にとっては少し特殊な業界に特化した面接指導などがなかったので、その点については少し心細かったです。(30代女性)

マイナビ薬剤師を利用しましたが、興味が湧いた求人に応募をしても返事が来ない事が何度かあったので、正直不信感を感じてしまいました。(30代男性)

関連記事:マイナビ薬剤師の評判は悪い?口コミからわかるメリット・デメリットを徹底解説

ヤクジョブ

ヤクジョブ
ヤクジョブの特徴
  • 求人を5万件以上保有
  • 取引企業・医療機関は7,000社以上
  • 企業を取材しているので詳しい情報がわかる

ヤクジョブ.com」は、30年近く薬剤師業界を中心に医療業界の人材サポートをおこなっている、クラシス株式会社が運営する薬剤師向けの転職サイトです。

長年かけて医療機関と築いてきた信頼と実績があるからこそ、現在も6万件以上の求人情報を保有し、利用満足度97.7%()を誇ります。

全国47都道府県の求人を取り扱い、ほとんどの都道府県で100件以上の求人を保有しています。なかでも調剤薬局の求人は、全体の8割と豊富に扱っています。

)ヤクジョブ.com公式サイト参照

  • ミスマッチを防ぎたい方
  • 多くの求人から自分に合った求人を選びたい方
  • ライフスタイルに合った働き方をしたい40代の方
サービス概要
サービス名ヤクジョブ
運営会社クラシス株式会社
公開求人数52,567件
非公開求人数非公開
対応地域全国
公式サイトhttps://yaku-job.com/
2025年6月2日時点
ヤクジョブのよい評判・口コミ

薬剤師専門の転職サポートに実績があり、求人数も豊富です。ドラッグストアから病院など様々な勤務体系の求人を扱っているため、自分の希望に合わせた職場を見付けやすい印象です。家族がいるから週末は休みたい、などという希望にも沿ってもらえます。(30代女性)

ヤクジョブを利用しましたが、担当のアドバイザーの方にはキャリアプランまで相談ができ、寄り添いながら提案もして頂けたので、こちらとしても安心感があり助かりました。(30代男性)

ヤクジョブの悪い評判・口コミ

コンサルタントと相性が合わないと、転職活動が大変です。最初のコンサルタントは返事も遅く、希望などを伝えてもしっかり理解してもらえていないという感じがありました。途中で他の人と変わってもらいましたが、次の人は本当に理解してもらえているという感じがして、安心して話せました。(30代女性)

レバウェル薬剤師

レバウェル薬剤師
レバウェル薬剤師の特徴
  • 取引先医療機関1.4万件(※公式サイト参照)
  • 転職前に職場の内部情報が分かる
  • 医療・ヘルスケア領域に精通したアドバイザーがサポート

レバウェル薬剤師は、医療業界の転職に特化したサービスを展開するレバレジーズメディカルケア株式会社が運営しています。

業界に精通したアドバイザーからのサポートが受けられるのはもちろん、アドバイザーは直接職場訪問して情報収集をしているため、職場の内部情報を詳細に知ることが可能です。

また、「転職エージェント」「スカウトサービス」「求人サイト」を兼ね備えたサービスのため、自身に合ったスタイルで転職活動を進めていくことができます。

サービス概要
サービス名レバウェル薬剤師
運営会社レバレジーズメディカルケア株式会社
公開求人数4,787件
非公開求人数非公開
対応地域全国
公式サイトhttps://levwell-yakuzaishi-agent.jp/lp/1/
2025年6月2日時点
レバウェル薬剤師のよい評判・口コミ

レバウェル薬剤師を利用しましたが、アドバイザーの方に紹介をされた求人にはミスマッチがなく、きちんと的を得ていたものばかりだったのは助かりました。(30代男性)

レバウェルはアドバイザーに相談しながら転職活動を進めることもできますが、それ以外にもスカウトを受けたり、アドバイザーの力は借りずに自分で転職活動をする求人サイトとしての役割もあり、自分に合ったペースで転職活動を勧められるのが良いなと思いました。また、アドバイザー自身が先方に行って話を聞いているため、職場の様子を細かく教えてもらえるのも心強い気がします。(30代女性)

レバウェル薬剤師の悪い評判・口コミ

サービスを展開している地域に偏りがあり、求人の取り扱いがない地域もあります。これから地域も広がっていくのかなと思いますが、自分が希望する地域で求人がない可能性も、ゼロではありません。その場合は諦めないで、他のエージェントを探してみてください。(30代女性)

関連記事:レバウェル薬剤師の評判を徹底解説!利用するメリット・デメリットとは

ファルマスタッフ

ファルマスタッフ
ファルマスタッフの特徴
  • 薬剤師の求人数は5万件以上(※1)
  • 20代・30代の薬剤師転職に強い
  • アプリを利用して情報収集が可能

ファルマスタッフが取り扱う求人数は5万件(※1)以上あり、幅広い業種から希望条件にあった企業を選べます。特に20代・30代の転職に強く、若手や第二新卒に向けたお仕事相談会を開催中です。

お仕事相談会では求人情報の紹介だけでなく、薬剤師としてのキャリアプランの作成や、履歴書・職務経歴書の書き方をアドバイスしてくれます。「初めての転職活動で必要な準備がわからない…」「薬剤師転職のノウハウをコンサルタントから聞きたい」という方にもおすすめです。

薬剤師向けの情報アプリ「ファルマラボ+」もリリースしているので、スキマ時間に情報を集めたい方は無料登録を検討してみてください。

(※1)2025年6月時点の求人数

サービス概要
サービス名ファルマスタッフ
運営会社株式会社メディカルリソース
公開求人数52,392件
非公開求人数非公開
対応地域全国
公式サイトhttps://www.38-8931.com/
2025年6月4日
ファルマスタッフのよい評判・口コミ

転職サポートがとにかく充実していて、初めての転職活動も安心できました。個別面談はもちろん、書類などの添削、面接対策もしてもらいましたし、面接や入社の日もしっかり交渉してもらえて、こちらの希望を通してもらいました。面接も同行してくれたので、とても心強かったです。(30代女性)

ファルマスタッフを利用しましたが、きちんとこちらの希望や条件に沿った求人のみを紹介してもらえたので、効率良く転職活動ができ助かりました。(30代女性)

ファルマスタッフの悪い評判・口コミ

希望条件の良い求人だったからあっという間に埋まってしまっただけかもしれませんが、募集が終了している求人がいくつか掲載されていました。求人は常に最新情報に更新しておいて欲しいなとは思います。(30代女性)

関連記事:ファルマスタッフの評判は良い?悪い?利用が向いている人の特徴や口コミからわかる実態を解説

リクナビ薬剤師

リクナビ薬剤師の特徴
  • 最短3日で転職先が見つかる
  • 紹介先の事前調査をしてくれる
  • 非公開求人が多い

「リクナビ薬剤師」は、人材業界でトップシェアを誇るリクルートグループが運営する薬剤師向け転職エージェントです。知名度の高さと独自のネットワークを活かし、さまざまな製薬会社や薬局の優良求人を多く保有しています。

また、長年の転職支援により、ノウハウやサポート体制が充実しているのもリクナビ薬剤師の強みです。最短3日のスピード転職から、妥協しない職場選びまで、求職者の要望に応じたサポートが可能となっています。

サービス概要
サービス名リクナビ薬剤師
運営会社株式会社リクルートメディカルキャリア
公開求人数20,166件(調剤薬局)
非公開求人数非公開
対応地域全国
公式サイトhttps://rikunabi-yakuzaishi.jp/
2025年6月2日時点

関連記事:リクナビ薬剤師の評判は?口コミをもとにメリット・デメリットや利用時の注意点まで徹底解説!

リクナビ薬剤師のよい評判・口コミ

リクナビ薬剤師を利用しましたが、スマホ専用のアプリがあり、求人の検索はもちろん管理などもお手軽に行えたので、応募もしやすくて使い勝手が良かったです。(30代男性)

求人検索の絞り込み機能が充実しています。雇用形態や地域、給与だけではなく、車で通えるか、休日がどのくらいあるか、在宅業務はあるか、などという細かな条件でも検索できるので、例えば家族がいる、小さい子供がいる、という人でも安心かなと思います。(30代女性)

リクナビ薬剤師の悪い評判・口コミ

ドラッグストアや調剤薬局の求人が多く、病院の求人が少なく感じました。もちろん、病院はそもそも求人が少ないので仕方がないのかもしれませんが、どうしても病院が良いということであれば、他のエージェントも併用してみると良いです。(30代女性)

関連記事:リクナビ薬剤師の評判は?口コミをもとにメリット・デメリットや利用時の注意点まで徹底解説!

薬キャリエージェント

薬剤師の求人・転職・募集なら【薬キャリエージェント】
薬キャリエージェントの特徴
  • 薬剤師専門の転職支援サービス
  • 年収600万円以上のハイクラス求人を取り扱う
  • コンサルタントのユーザー満足度95%(※1)

薬キャリエージェントは、高年収の求人情報を取り扱う転職支援サービスです。年収600万円以上の求人や、育児と仕事の両立をサポートしている企業の求人情報を取り扱っています。

特に「時短勤務制度」や「残業がほぼなし」といった求人は、お子さまがいるママ薬剤師にもおすすめです。転職をサポートするコンサルタントの満足度は95%(※)あり、個々のニーズに合わせた薬局や病院を紹介してもらえるでしょう。

無料登録後は非公開求人も紹介してもらえるので、現在よりも収入アップできる可能性もあります。

(※1)2025年6月 薬キャリエージェント公式サイトより引用

サービス概要
サービス名薬キャリエージェント
運営会社エムスリーキャリア株式会社
公開求人数34,158件
非公開求人数非公開
対応地域全国
公式サイトhttps://agent.m3career.com/
2025年6月4日時点
薬キャリエージェントのよい評判・口コミ

薬キャリエージェントを利用しましたが、全体的に高収入の求人が多くて質が高かったので、それだけ選択肢が広がったのは非常に助かりました。(30代男性)

薬キャリは調剤薬局と病院の求人がとにかく豊富で良いと思いました。医療機関とのパイプがしっかりしているため、これらとは条件交渉もしっかりしてもらえるのが安心です。また、自分で希望する求人が見つけられなくても、エージェントが紹介してくれるので、忙しくても転職活動ができます。アドバイザーはチームとしてサポートしてくれるため、「アドバイザーと相性が合わなくて大変」というリスクも少ないように感じました。(30代女性)

薬キャリエージェントの悪い評判・口コミ

面談は電話とメールになるため、対面で相談はできません。電話やメールの方が早いメリットがある一方で、対面の方が話しやすいと感じる人には不満かなと思います。電話とメールでもコミュニケーションに不安がない人は、ぜひ薬キャリを利用してみて欲しいです。(30代女性)

関連記事:薬キャリAGENTの評判は悪い?利用者の口コミから求人の質についても解説!

ファーマキャリア

ファーマキャリアの特徴
  • オーダーメイドの求人を作成できる
  • 希望条件をもとに企業との交渉が可能
  • コンサルタントの交渉力が高い

ファーマキャリアは転職に関する希望条件をヒアリングし、オーダーメイド求人を作成できる転職サイトです。担当のコンサルタントは作成したオーダーメイド求人をもとに、希望条件にあう病院や薬局、ドラックストアと交渉をしてくれます。

ファーマキャリアに在籍するコンサルタントは大手人材紹介会社のエース級が多く、交渉力やヒアリング力が高いです。「保育園のお迎え時間が決まっている」や「週4日勤務を希望」などの細かい希望条件を、あなたに代わりに企業と交渉してくれるでしょう。

仕事だけでなく家族との時間も大切にしたい薬剤師は、ファーマキャリアに無料登録してみてください。

サービス概要
サービス名ファーマキャリア
運営会社エニーキャリア株式会社
公開求人数31,685件
非公開求人数非公開
対応地域全国
公式サイトhttps://pharmacareer.jp/
2025年6月4日時点
ファーマキャリアのよい評判・口コミ

細かな条件や希望を話したところ、それにしっかり応じてくれて、そのような条件に合う求人を紹介してくれました。返事も早く、不安なことがあってもすぐに答えてもらえたので、安心して転職活動ができました。(30代女性)

ファーマキャリアの悪い評判・口コミ

私は少し時間をかけて転職したいと思ったのですが、転職を急かされているような気持になることが何度かありました。それでも良いご縁があったので結果的に問題はありませんが、プレッシャーに感じてしまいます。(30代女性)

関連記事:ファーマキャリアの評判は?口コミからわかる特徴や向いている薬剤師を解説!

お仕事ラボ

お仕事ラボの特徴
  • 転職後の定着率が高い
  • 薬剤師に特化したコンサルタントがサポート
  • 内定後のサポートにも対応

お仕事ラボは、求職者の立場でサポートする転職エージェントです。薬剤師に特化したコンサルタントは細かく希望をヒアリングするので、企業とのミスマッチを防ぎ、転職後の高い定着率を実現しています。

医療業界の情報を発信するMedical Tribuneの調査によると、お仕事ラボを利用したユーザーの満足度は90%(※1)以上を保っています。担当コンサルタントは内定後も電話やメールで相談に乗ってくれるので、初めての転職でも安心して利用できるでしょう。

(※1)2025年6月 お仕事ラボ公式サイトより引用

サービス概要
サービス名お仕事ラボ
運営会社株式会社AXIS
公開求人数16,345件
非公開求人数非公開
対応地域全国
公式サイトhttps://www.oshigoto-lab.com/
2025年6月時点
お仕事ラボのよい評判・口コミ

お仕事ラボの逆指名制度が良いなと思いました。コンサルタントに相談し、自分に合った求人があると、コンサルタントが先方に求職者を売り込んでくれる制度があります。求人はないけれど、気になる職場がある、などという場合は、遠慮せずにコンサルタントに相談してみると良いと思います。(30代女性)

お仕事ラボを利用しましたが、求人数は少なくても取り扱いをされていた求人は高収入ばかりだったので、その点は魅力的だと感じました。(30代男性)

お仕事ラボの悪い評判・口コミ

派遣は求人が少ないです。医療関係の求人を探している人の中には、例えば家事と育児を両立させるために派遣やパートタイムでの求人を探す人もいると思いますが。お仕事ラボは派遣の仕事は少ないなと感じました。派遣というスタイルで働きたい人は、他のエージェントもチェックしてみると良いと思います。(30代女性)

関連記事:お仕事ラボの評判を徹底解説!利用するメリット・デメリットとは

グッピー

グッピーの特徴
  • 年間792万人(※1)が利用
  • 適職診断が可能
  • 医療・介護・福祉と幅広く求人を取り扱う

グッピーは、幅広い求人情報を取り扱う転職求人サイトです。年間で792万人が利用しており、2020年には「転職で使いたいNo1.求人サイト」にも選ばれています。(※1)

グッピーへの無料登録後は適職診断が可能で、必要項目を記入すると自己分析シートを作成できます。自己分析シートでは自分の性格や仕事での対応力を理解でき、面談や面接時に活用できるでしょう。

グッピーは医療業界だけでなく介護や福祉の求人情報も取り扱うので、幅広い情報の中から転職先を探せます。

(※1)2025年6月 グッピー公式サイトより引用

サービス概要
サービス名グッピー
運営会社株式会社メドレー
公開求人数27,733件(薬剤師の求人数)
非公開求人数非公開
対応地域全国
公式サイトhttps://www.guppy.jp/
2025年6月時点
グッピーのよい評判・口コミ

グッピーは適性診断がとても良かったです。性格、心理イメージ、自己評価、社会性、対応力を測ることができるので、自分が何を求めているのかなどヒントにすることができます。その上でグッピーは求人検索がしやすく、求人に関しても豊富な情報が掲載されているので安心感がありました。(20代女性)

グッピー利用、好条件スカウトが多く、求人検索もスムーズ。詳細な情報で応募しやすく、自分に合った職場を見つけやすいと感じました。(30代男性)

グッピーを利用しましたが、検索機能の使いやすさはもちろん、各求人の情報量も非常に多かったので、探しながら働くイメージが湧きやすかったのは大変便利でした。(30代男性)

グッピーの悪い評判・口コミ

グッピーは転職エージェントのようなサポートは受けられません。アドバイザーに相談したい、プロの意見を聞きたい、履歴書の作成などでサポートが欲しい、などという人は、他のサイトの併用を考えた方が良い気がします。(20代女性)

グッピーの求人数は多いものの、希望条件に合うものが少なく、検索に時間がかかりました。また、応募後の連絡が遅い場合もあり、不安に感じることも。サポート体制も手厚いとは言えず、自分で積極的に動く必要がありました。(30代男性)

関連記事:グッピーの評判は?口コミからわかる実態を調査!

ママ薬PLUS

ママ薬PLUSの特徴
  • ママ薬剤師の転職に特化
  • 丁寧に希望条件をヒアリング
  • スキルアップ研修を利用できる

ママ薬PLUS(ママヤクプラス)は、子育てをしながら働く薬剤師に特化した転職サイトです。無料登録後は丁寧なヒアリングを行い「扶養内で働きたい」や「土日休み希望」など、ママ薬剤師が働きやすい薬局や病院を紹介してくれます。

ヒアリング後はオーダーメイドで転職活動をサポートしており、希望条件やキャリアプランにあった働き方のアドバイスを受けられます。出産によるブランクがある方でも安心して働けるように、スキルアップ研修も利用可能です。

子育て中のママ薬剤師は、ママ薬PLUSに登録して転職活動を進めてみてください。

サービス概要
サービス名ママ薬
運営会社アポプラスキャリア株式会社
公開求人数非公開
非公開求人数非公開
対応地域全国
公式サイトhttps://www.mamayaku.com/
2025年6月時点
ママ薬のよい評判・口コミ

ママ薬を利用しましたが、これからのキャリアプランまで親身になりながら提案してもらえ、そのキャリアプランに合った求人を紹介して頂けたのでとても助かりました。(30代女性)

子育てと両立しやすい職場を紹介してくれるのがありがたいと思いました。時短勤務などの希望にも柔軟に対応してもらえましたし、出産、育休後の復職支援も充実していました。子供がいても仕事をしたいと考える女性薬剤師の強い味方だと思います。(30代女性)

ママ薬の悪い評判・口コミ

ママ薬を利用しましたが、支店が少なくて面談は電話でしか行えなかったので、対面ではなかった分距離感があり、とても不便だと感じました。(30代女性)

ジョブメドレー

ジョブメドレー
ジョブメドレーの特徴
  • 薬剤師の求人数が2万7千件以上(※1)
  • スカウト機能を利用可能
  • LINEで求人情報を取得できる

ジョブメドレーは、日本最大級の医療・介護求人サイトです。医療や介護業界の求人を多く取り扱っており、薬剤師の求人数も2万7千件(※1)以上あります。

ジョブメドレーに掲載している求人に応募すると、直接企業に応募書類を届けられます。ジョブメドレーは応募書類の仲介をしないので、担当者との連絡をスムーズに進められるでしょう。

無料登録後はスカウト機能を利用できるので、仕事が忙しい方や企業とのマッチングミスを防ぎたい方に、ジョブメドレーはおすすめです。

(※1)2025年6月時点の求人数

サービス概要
サービス名ジョブメドレー
運営会社株式会社メドレー
公開求人数27,018件(薬剤師の求人数)
非公開求人数非公開
対応地域全国
公式サイトhttps://job-medley.com/?force=1
2025年6月時点
ジョブメドレーのよい評判・口コミ

求人の数がとにかく多く、自分の希望に合わせた職場を見付けやすいです。検索機能も充実しているので絞り込みやすく、短時間で求人を見付けられるメリットがあると感じました。自分のペースで転職活動ができます。(30代女性)

利用して良かった点は、応募する前に「気になる」などを付けておくと企業側の目に止まれば、企業の採用担当から連絡をいただけることがある点です。(30代女性)

こちらの希望や条件にマッチした企業先の詳細情報が早い段階で届き転職活動のスピードアップにつながりやすいです。どの他サイト求人にも載っていないようなレアな企業案件も紹介して貰えるので選択肢が増え面接にも行ってみたくなります。(40代男性)

ジョブメドレーの悪い評判・口コミ

ジョブメドレーを利用しましたが、既に期限が切れている求人も多くあったので、探していても紛らわしさがありストレスを感じてしまいました。(30代男性)

希望の職種や条件を細かく記載していても、全く関係のない求人がおすすめに出てきたり、スカウトがきたりします。(30代女性)

メドフィット薬剤師

メドフィット薬剤師の特徴
  • キャリアエージェントが転職活動をサポート
  • 業種とエリアを指定して検索が可能
  • お友達紹介キャンペーンを実施

メドフィット薬剤師は、薬剤師の求人情報を扱う転職サイトです。2025年6月現在、薬剤師の求人数は16件と多くはありませんが、関東圏や関西圏の求人情報から希望する薬局や病院を探せます。

メドフィット薬剤師への無料登録後は、医療分野に特化したキャリアエージェントが転職活動をサポートしてくれます。面接対策や面接への同行なども依頼できるので、はじめて転職活動をする方でも安心でしょう。

雇用条件の確認や入社日の調整もお願いできるので、キャリアエージェントに転職活動をサポートしてもらいたい方は、メドフィット薬剤師に登録してみましょう。

サービス概要
サービス名メドフィット
運営会社株式会社ゲンテンリンクス
公開求人数16件(薬剤師の求人数)
非公開求人数非公開
対応地域全国(地方では薬剤師の求人がない場合がある)
公式サイトhttps://medfit.co.jp/
2025年6月時点
メドフィット薬剤師のよい評判・口コミ

希望条件に合う求人が豊富で、スマホで手軽に応募できたのが良かった。スカウト機能で、自分に合った企業から声がかかるのも魅力だと感じました。(30代男性)

メドフィットでは、それぞれの分野において実務経験や知識が豊富なアドバイザーから助言を受けられることが大きなメリットだと思います。アドバイザーは実際に職場に足を運んでいるので、職場の雰囲気や人間関係などを教えてもらえるのもありがたいと思いました。(30代女性)

キャリアアドバイザーのサポートが充実しているところが、ここの強みだと思っています。応募先の採用担当者との交渉、さらに応募書類の履歴書や職務経歴書の添削をしてくれるので書類選考に通過しやすくなり、さらに面接対策までしてくれるので自信を持って面接に挑めました。(40代男性)

メドフィット薬剤師の悪い評判・口コミ

地方は求人が少ないです。関東や関西など都市の方は求人が多いですが、地方に行くと思ったような求人が見つかりませんでした。地方で仕事を見つけたい、自分の地元で仕事をしたい、でもその仕事がメドフィットで見つからないという番号は、諦めず、地域密着型のエージェントを利用してみると良いと思います。(30代女性)

担当者のレスポンスが遅く、問い合わせへの回答も曖昧で不安を感じました。求人情報の詳細が不足している場合もあり、応募をためらうこともありました。希望条件に合わないスカウトも多く、煩わしかったです。(30代男性)

キャディカル薬剤師(旧エクスファルマ)

キャディカル薬剤師の特徴
  • スギ薬局グループ人事を経験しているキャリアコンサルタントがサポートしてくれる
  • スギ薬局グループのネットワークを活かしたサポートが受けられる
  • 薬剤師転職で役立つ情報が充実している

キャディカル薬剤師は、スギ薬局グループが運営している転職サイトです。薬剤師の人事経験を持つキャリアコンサルタントがサポートしており、業界の実情を踏まえたキャリア支援や求人紹介を実施できます。

また、スギ薬局グループのネットワークを活かして、転職後のサポートも受けられます。訪問看護ステーションや医師開業支援をおこなう企業など、幅広いグループ会社と連携を取ることで、キャリアチェンジを含め長期的な支援を受けられるでしょう。

公式サイト内には、「薬剤師の年収の上げ方」「薬剤師1年目が転職する際のコツ」といったコンテンツが満載です。

サービス概要
サービス名キャディカル薬剤師(旧エクスファルマ)
運営会社株式会社MCS
公開求人数5,934件
非公開求人数非公開
対応地域全国
公式サイトhttps://yakuzaishi.cadical.jp/
2025年6月時点
キャディカル薬剤師のよい評判・口コミ

キャディカル薬剤師を利用しましたが、担当のコンサルタントの方のサポートが非常に手厚く、こちらが希望とする条件も親身になり交渉してもらえたので、とても心強かったです。(30代男性)

キャディカル薬剤師の悪い評判・口コミ

キャディカル薬剤師を利用しましたが、とにかく地方では求人が少なくて選択肢がなかったので、なかなか希望に合う求人が見付からず不便でした。(30代男性)

ファーネットキャリア

ファーネットキャリア
ファーネットキャリアの特徴
  • 面談カウンセリングが高品質
  • 内定後のアフターフォローにも対応
  • 口コミ・友人紹介満足度が98.9%

ファーネットキャリアは、薬剤師に特化した転職サイトです。2万9千件以上(※)の求人情報を取り扱っており、病院や調剤薬局だけでなく、企業やドラックストアからも仕事を探せます。

ファーネットキャリアのカウンセリングは品質が高く、キャリアプランや家庭の事情など、細かい部分まで相談に乗ってくれます。担当のコーディネーターは全国どこに住んでいても対応してくれるので、地方在住でも安心して利用できるでしょう。

「子どもが小さく時短勤務を希望している」「長期間のブランクがあるけど薬剤師への復帰を考えている」という方は、ファーマネットキャリアのカウンセリングを受けてみてください。

(※1)2024年6月 ファーネットキャリア公式サイトより

サービス概要
サービス名ファーネットキャリア
運営会社株式会社ユニヴ
公開求人数29,196件
非公開求人数非公開
対応地域全国
公式サイトhttps://career.pha-net.jp/
2025年6月時点
ファーネットキャリアのよい評判・口コミ

ファーネットは転職サポートが手厚く、面接にも同行してもらえました。エージェントから見た印象なども伝えてもらえるため、仮にその時はうまくいかなかったとしても、前向きに転職活動を続けられるような気がします。また、医療機関との交渉力が強く、状況に応じてこちらの希望を先方に伝えてもらうこともできました。ファーネットに独自の人脈や交渉力があるのは、とても心強かったです。(30代女性)

ファーネットキャリアを利用しましたが、カウセリングから丁寧に行ってもらえ、希望とする条件に合った求人のみを紹介して頂けたので、効率的で非常に助かりました。(30代男性)

ファーネットキャリアの悪い評判・口コミ

大手のエージェントに比べると、求人数は少ないです。また、正社員、契約社員、パートといった勤務形態はありますが、派遣は扱っていません。自分が希望するような求人がない、エージェントに伝えてもなかなか紹介してもらえないなどということであれば、他の転職エージェントを利用しても良いと思います。(30代女性)

関連記事:ファーマキャリアの評判は?口コミからわかる特徴や向いている薬剤師を解説!

ファゲット薬剤師

ファゲット薬剤師の特徴
  • 薬剤師求人サイトで20年以上の実績
  • こだわりの条件を指定して検索が可能
  • 薬剤師の本音や悩みを公式サイトで公開中

ファゲット薬剤師は、薬剤師に特化した求人サイトです。2000年からサービスを開始し、多くの実績からおすすめの薬局や病院の見分け方をアドバイスしてくれます。

公式サイトでは「資格取得支援あり」や「独立支援あり」など、こだわりの条件を指定して求人情報を検索可能です。こだわり条件の保存や条件にあった求人情報だけをメールで取得できるので、希望する薬局や病院を探しやすいでしょう。

また、薬剤師の本音や悩みを紹介するコンテンツも読めるので、転職前の情報収集にも活用できます。

サービス概要
サービス名ファゲット薬剤師
運営会社株式会社JJメディケアキャリア
公開求人数45,267件
非公開求人数非公開
対応地域全国
公式サイトhttps://www.phget.com/
2025年6月時点
ファゲット薬剤師のよい評判・口コミ

ファゲット薬剤師を利用しましたが、登録をするとスピーディーに連絡が届き、求人紹介はもちろんサポートにもスピード感があったので、全体的に対応が迅速だったのはとても助かりました。(30代女性)

とにかく対応が早く、困った時や不安な時は本当に安心できました。また、コンサルタントが全員コンサル歴5年以上だそうで、的を得た助言をしてくれます。丁寧に面談をしてくれるので、気持ちに余裕を持って転職活動ができました。(20代女性)

ファゲット薬剤師の悪い評判・口コミ

ドラッグストアの求人が少ない印象でした。ドラッグストアは最近はあちこちにあり、ココで働きたいと思っている人も多いと思います。でも大手サイトの比べると、ドラッグストアの求人が少なかったので、物足りない人は他のサイトも見てみてください。(20代女性)

アポプラス薬剤師

アポプラス薬剤師
アポプラス薬剤師の特徴
  • コンサルタントが薬局や病院を直接ヒアリング
  • 無料で個別相談会を開催
  • 個別の条件に合わせて転職活動をサポート

アポプラス薬剤師は、薬剤師に特化した人材紹介・派遣サービスです。1994年から多くの薬局や病院にヒアリングを行い、好条件や高待遇の求人情報を数多く取り扱っています。

アポプラス薬剤師では無料で個別相談会を開催しており、担当のコンサルタントは希望する条件に合わせて求人情報を紹介してくれます。履歴書や職務経歴書の作成や添削もサポートしてくれるので、内定率の向上も期待できるでしょう。

出産や子育てを経験しブランクがある方でも、調剤実技研修や無菌調剤研修を受けられるので、復職に不安のある方はアポプラス薬剤師に登録してみてください。

サービス概要
サービス名アポプラス薬剤師
運営会社アポプラスキャリア株式会社
公開求人数4,938件
非公開求人数非公開
対応地域全国
公式サイトhttps://www.apo-mjob.com/
2025年6月時点
アポプラス薬剤師のよい評判・口コミ

アポプラス薬剤師を利用しましたが、担当の方はとにかく連絡がスピーディーで、こちらの聞きたい事を常に的確に答えてもらえたので、話が進みやすくて助かりました。(30代男性)

アポプラスが主催している無料相談会に何度かお世話になり、本当に勉強になりました。いつか転職したい人、この転職を最後の転職にしたい人、ワークライフバランスを考えたい人など、カテゴリーが細かく分かれていて、それらの勉強会に参加することができます。全国10カ所の事務所で開催されているので参加しやすく、知識と自信につながりました。(30代女性)

アポプラス薬剤師の悪い評判・口コミ

掲載された日付や更新された日付が書かれていないため、その求人が今現在も有効なものなのか、その後変化はなかったのかなど、気になりました。また、そのような記述がないと、「日付を書かない方が良い訳アリなのではないだろうか」と勘ぐってしまうため、少し不安になりました。(30代女性)

関連記事:薬剤師転職で失敗しないために!アポプラス薬剤師の評判と利用のポイント

年代別におすすめの薬剤師向けの転職サイトを解説

本記事では、以下の年代別で薬剤師におすすめの転職サイトを紹介します。

年代別におすすめの薬剤師向けの転職サイト

ランキングの基準についても記載しているため、併せてご確認ください。

20代

【ランキングの基準:求人数(2025年5月時点)】

20代はまだまだ若く、企業からの需要が高い時期です。キャリアの伸び代も大きいため、いきなり転職先の選択肢を絞りすぎる必要はありません。

求人数が多い転職サイトをチェックし、「働き方」「待遇」「施設」など、幅広い観点から転職先を決めるとよいでしょう。

転職サイト名求人数
1位:ヤクジョブ52,594件
2位:ファルマスタッフ52,469件
3位:マイナビ薬剤師非公開
4位:薬キャリエージェント33,746件
5位:レバウェル薬剤師4,777件
2025年5月時点

1位の「ヤクジョブ」は、業界最大級の求人数を誇る転職サイトです。7,000社以上の企業および医療機関と取引しており、「20代を積極採用中」「ラウンダー薬剤師」「在宅訪問あり」など、幅広い条件で求人をチェックできます。

2位の「ファルマスタッフ」は、20代および30代に強い転職サイトとして、高い実績を誇る転職サイトです。相談会は「若手や第二新卒向け」「U・Iターン希望者向け」など、若手の幅広いニーズにマッチする内容で開催しているため、自分の現状を踏まえたアドバイスが受けられます。

3位の「マイナビ薬剤師」は、転職サービス大手のマイナビが運営しているため、安定感は抜群です。マイナビグループは20代の若手におすすめの転職サービスを運営しています。LINEでやり取りできるため、「まずは求人だけチェックしたい」「どれくらいの市場価値があるのか話して確かめたい」などを気軽に相談できます。

4位の「薬キャリエージェント」は、薬剤師の登録者数No,1を誇る転職サイトです。医療関連ビジネスを展開するエムスリーグループが運営しています。そのため、長年の業界経験をもとに「20代が転職するコツ」「薬剤師が転職する際の注意点」などを、実情に沿ってアドバイスしてくれるでしょう。

5位の「レバウェル薬剤師」は、スカウト機能を活用できる転職サイトです。入力情報をもとに企業や医療機関からオファーが届くため、20代のうちに自分の市場価値を把握し、今後の方向性を決めることにも役立つでしょう。

30代

【ランキングの基準:キャリアアップできる求人の狙いやすさ】

30代はある程度社会人経験を積んでいるため、キャリアアップを考える人も多いでしょう。

そのため、「キャリアアップを狙える求人の掲載数が多い」「キャリアアップに向けたサポートがある」といった転職サイトを使うことがおすすめです。

転職サイト名概要
1位:薬キャリエージェントハイクラス専門のサポートを提供している
2位:ヤクジョブ独立開業支援サポートが受けられる
3位:マイナビ薬剤師「管理職候補」で絞り込むと多数の求人をチェックできる
4位:ファルマスタッフ「管理職」で絞り込むと406件の求人をチェックできる
5位:レバウェル薬剤師※特別な絞り込み要素などは無し
2025年5月時点

1位の「薬キャリエージェント」は、ハイキャリアを狙う求職者向けに専門のサポートを提供しています。調剤薬局のエリアマネージャーやドラッグストアのマネジメント候補、事業責任者など、高いスキルが必要な求人が豊富です。

2位の「ヤクジョブ」では、独立開業に向けたサポートを提供しています。「事業譲渡を検討中の薬局経営者」と「独立希望の薬剤師」をマッチングしてくれます。M&A経験を持つアドバイザーが引渡しまでサポートするため、転職以外の道でさらなるハイキャリアを目指す人におすすめです。

3位の「マイナビ薬剤師」と4位の「ファルマスタッフ」には、管理職として働ける求人が掲載されています。ファルマスタッフは公開求人数が少なめですが、好条件の非公開求人を紹介してもらえる可能性も十分あります。

5位の「レバウェル薬剤師」では、特別にハイキャリア向けの絞り込みタグやサポートなどは明記されていません。そのため、実際の面談時に具体的な求人やサポート体制をチェックすることがおすすめです。

40・50代

【ランキングの基準:40・50代を意識したサポート体制の有無】

40・50代の転職では、ポテンシャルではなく過去の実績や具体的なスキルなどが重視されます。

そのため「今の実力で本当に転職すべき?」「40・50代で転職するなら何を意識すべき?」といった、40・50代ならではの疑問や不安を解消できるサポートが整った転職サイトを利用しましょう。

転職サイト名サポート内容
1位:ファルマスタッフ40・50代ならではの悩みを解消できる相談会がある
2位:薬キャリエージェント「60代以上歓迎」で求人を絞れる
3位:マイナビ薬剤師40代で転職したい人向けのコンテンツが充実している
4位:レバウェル薬剤師スカウト機能を使える
5位:ヤクジョブ※特別な絞り込み要素などは無し

1位の「ファルマスタッフ」が開催している個別相談会では、「そもそも今の実力で転職すべきなのか?」といった悩みも相談できます。過去の実績やスキルなどを踏まえアドバイスしてくれるため、「現職がベストにも関わらず慌てて転職してしまう」といったことを防げるでしょう。

2位の「薬キャリエージェント」は、60歳以上を歓迎する求人も保有しています。「長年の経験を活かしてほしい」「人手不足なのでどんどん人材がほしい」というニーズを抱えていることが期待できるため、40・50代という一般的に転職が難しいといわれている年代でも採用してもらえる可能性は高いでしょう。

3位の「マイナビ薬剤師」には、40代が転職する際に押さえておきたい情報を網羅したコンテンツが充実しています。転職時のポイントや求人の種類ごとの採用可能性などをまとめているため、ぜひ参考にしましょう。

4位の「レバウェル薬剤師」には、スカウト機能が搭載されています。そのため40・50代という旨を登録しておけば、長年の豊富な経験を必要とする求人から連絡が来るかもしれません。

5位の「ヤクジョブ」に関しては、とくに40・50代向けのサポートやコンテンツはありませんでした。ただ、50,000件以上の求人を保有しているため、40・50代の経験を求める求人と出会える可能性は十分にあるでしょう。

雇用形態別におすすめの薬剤師向けの転職サイトを解説

「正社員・派遣・パート」という主な雇用形態別で、おすすめの薬剤師向け転職サイトをまとめました。

雇用形態別で掲載求人数(2025年5月時点)を記載しているため、自分が転職を希望する働き方に応じてチェックしましょう。

転職サイト名正社員の求人数派遣の求人数パートの求人数
1位:ヤクジョブ32,294件2,397件
(派遣+紹介予定派遣)
17,639件
2位:ファルマスタッフ32,850件2,123件
(派遣+紹介予定派遣)
17,494件
3位:薬キャリエージェント24,387件1,916件7,465件
4位:マイナビ薬剤師マイナビ薬剤師の求人数は非公開ですが、業界大手のエージェントで、さまざまな雇用形態の求人が充実。
5位:レバウェル薬剤師2,160件1,476件
2025年5月時点

1位の「ヤクジョブ」と2位の「ファルマスタッフ」は、どの雇用形態においても多数の求人を保有しています。紹介予定派遣(今後の直接雇用を前提に一定期間は派遣として働く形態)の求人もあるため、求職者の希望に合わせ幅広い働き方を実現できるでしょう。

3位の「薬キャリエージェント」は、希望にマッチしそうな求人を1日で最大10件(派遣は最大5件)も紹介してくれます。幅広い選択肢から厳選した求人を一気に紹介してくれる点が魅力です。

4位の「マイナビ薬剤師」は、若手の正社員転職に強い傾向があります。求人数は非公開ですが、利用登録をすれば公開求人のほかに非公開求人も閲覧でき、選択肢が広がるでしょう。

5位の「レバウェル薬剤師」には、正社員やパートだけでなく、契約社員の求人も掲載されています。そのため、直接雇用での勤務に絞りたい人であれば、効率的に求人をチェックできるでしょう。

地域別におすすめの薬剤師向けの転職サイトを解説

以下の地域別で、おすすめの薬剤師向け転職サイトをまとめました。

  • 関東
  • 関西
  • 東北・北海道
  • 中部・近畿
  • 中国・四国
  • 九州・沖縄

地域別で掲載求人数(2025年5月時点)をまとめているため、自分自身が転職を希望するエリアをチェックすることがおすすめです。

※エリアについては、転職サイトごとで検索時の地域のグルーピングが異なるため、厳密な区分ではない点にご注意ください。

左右にスライドできます
転職サイト名関東関西東北・北海道中部・近畿中国・四国九州・沖縄
1位:ファルマスタッフ22,076件※サイト上では絞り込みの区分無し4,409件13,248件
(信越・北陸、近畿)
3,411件3,469件
2位:ヤクジョブ16,571件10,450件5,256件10,288件
(中部)
4,655件5,374件
3位:マイナビ薬剤師 求人数は非公開ですが、マイナビ薬剤師は全国に対応。
4位:薬キャリエージェント10,143件※サイト上では絞り込みの区分無し4,171件13,326件3,310件2,796件
5位:レバウェル薬剤師1,392件419件626件646件
(甲信越・北陸、東海)
308件250件
2025年5月時点

1位の「ファルマスタッフ」は、全地域でまんべんなく求人を保有しています。U・Iターン転職の相談会も開催しているため、馴染みのある地域で働きたい人にとっても、さまざまな選択肢と巡り合えるでしょう。件数自体は関東が一番多いため、都会で働きたい人にもおすすめです。

2位の「ヤクジョブ」と3位の「マイナビ薬剤師」は、関東の求人を多く保有しつつ、中部・近畿や中国・四国、九州・沖縄といった地方も多い傾向にあります。

4位の「薬キャリエージェント」は、中部・近畿の求人を豊富に掲載しています。そのため、地方で幅広い選択肢をチェックしたい人はぜひ活用しましょう。

5位の「レバウェル薬剤師」は、掲載求人数が限られています。そのため、「あまり多くの求人があっても選びきれない」「サイトがおすすめしている求人を効率的にチェックしたい」といった人におすすめです。

年収アップしやすいおすすめの薬剤師向け転職サイトを解説

【ランキングの基準:”高年収系”のタグで絞り込んだ際の求人数(2025年5月時点)】

転職サイト名求人数タグの絞り込み条件
1位:ヤクジョブ25,452件高年収
2位:マイナビ薬剤師非公開独立支援事業などもあり、年収アップを狙う人におすすめ
3位:薬キャリエージェント15,803件高年収
(年収600万円以上)
4位:ファルマスタッフ12,880件高給与
(600万円以上)
5位:レバウェル薬剤師※特別な絞り込み要素などは無し※特別な絞り込み要素などは無し
2025年5月時点

1位の「ヤクジョブ」には、20,000件を超える高年収の求人が掲載されています。全国から選べるため、幅広い選択肢から自分の希望にマッチした求人をじっくり探せるでしょう。

2位の「マイナビ薬剤師」では、年収だけでなく「ハイキャリア」などでの検索も可能です。店舗マネジメントからの独立開業を支援してくれる求人もあるため、薬剤師の経験を活かしハイスピードで年収アップしたい人にもおすすめです。

【参考】【東海エリア】キャリアステップの選択肢が豊富にあり独立開業支援も行っています。

3位の「薬キャリエージェント」は、最短即日に最大10件もの求人を紹介してくれます。そのため早い段階で、高年収の求人から自分の条件にマッチした企業や医療機関を探せるでしょう。

4位の「ファルマスタッフ」では年収ベースだけでなく、高時給(4,000円以上)を誇る高額派遣求人もチェックできます。高額派遣であれば、高年収を確保しつつ自分のプライベートも大切にしやすいため、ワークライフバランスを重視したい人におすすめです。

5位の「レバウェル薬剤師」には、とくに年収で絞れるタグはありませんでした。とはいえ、サイトに掲載されていない非公開求人には高年収のものも多いため、まずは一度相談してみましょう。

未経験転職に強い薬剤師向けの転職サイトを解説

【ランキングの基準:”未経験系”のタグで絞り込んだ際の求人数(2025年5月時点)】

転職サイト名求人数タグの絞り込み条件
1位:マイナビ薬剤師非公開
20代の若手の転職に強い
2位:ヤクジョブ23,315件未経験OK
3位:ファルマスタッフ20,310件未経験可
4位:薬キャリエージェント9,852件未経験・ブランクのある方可
5位:レバウェル薬剤師5件未経験OK・初心者OK新卒OK
2025年5月時点

1位の「マイナビ薬剤師」は、転職サービス大手ということもあり、未経験者向けの求人が豊富に掲載されています。薬剤師専任のアドバイザーが、求人企業や医療機関の現場へ出向いてヒアリングしたリアルな情報を提供してくれるため、未経験の状態から転職を成功させるコツを含め、的確なアドバイスがもらえるでしょう。

2位の「ヤクジョブ」では、掲載求人のうち約半数が未経験歓迎を掲げています。「業界大手薬局」「教育研修が充実している」など、安定して働ける求人を手軽に探せる点が魅力です。

3位の「ファルマスタッフ」は、薬剤師の転職支援において25年以上の実績を誇ります。調剤薬局や病院、ドラッグストアといった業界内の慣行への知識も深いため、未経験者でも戦略的に転職活動を進められるでしょう。

4位の「薬キャリエージェント」では、求人の年収が高い理由や働きやすさの実態などを徹底的に調査しています。求人の裏側まで綿密にリサーチし情報を提供してくれるため、未経験者でもミスマッチを起こさず転職できるでしょう。

5位の「レバウェル薬剤師」は、公開求人自体は多くありません。しかし非公開求人を紹介してもらえるため、自分の希望にマッチした職場を見つけられる可能性は十分あります。どのような職場を探しているのか、希望条件を詳細に担当者に伝えましょう。

初めての転職におすすめの薬剤師向けの転職サイトを解説

【ランキングの基準:初めて転職する人向けのサポート体制の有無】

転職サイト名サポート内容
1位:薬キャリエージェント医療業界で有名なエムスリーグループによるサポートが受けられる
2位:ファルマスタッフ求人票に記載されていない情報を教えてもらえる
3位:レバウェル薬剤師採用担当者や職場で働く人の意見を集めている
4位:ヤクジョブ個別相談会に参加できる
5位:マイナビ薬剤師初めて転職する人向けのコンテンツが充実している

1位の「薬キャリエージェント」は、医療関連ビジネスを展開するエムスリーグループが運営する転職サイトです。長年にわたる医療関連の知見が蓄積されているため、初めての転職で意識すべきポイントも含め丁寧にアドバイスしてくれるでしょう。

2位の「ファルマスタッフ」では、全国の各拠点に根ざしたコンサルタントが、薬局や病院などを訪問して収集したリアルな情報を共有してくれます。求人票には記載されていない「本当の職場の雰囲気は?」「経営者の考えは?」などの疑問についても知れるため、初めてでもミスマッチのない転職を実現できるでしょう。

3位の「レバウェル薬剤師」も、求人のリアルな状況を知るためのサポートが充実しています。採用担当者や現場で働く人へヒアリングをおこない、よりリアルな職場の状況を把握したうえで共有してくれます。

4位の「ヤクジョブ」では、「初めて転職したい人」をテーマにした個別相談会に参加可能です。「自分の強みがわからない」「転職活動の進め方がわからない」など、初めてならではの不安を解消してくれるため、安心して転職活動を進められるでしょう。

5位の「マイナビ薬剤師」の公式サイト上には、初めて転職する人に向けて、基本的な流れなどがまとめられています。面談後には、薬剤師の転職で役立つサポートブックをもらえるため、初めて転職する人でも安心です。

薬剤師向け転職サイトのおすすめの選び方

この記事では、薬剤師に特化したおすすめの転職サイトを15選紹介しました。薬剤師向けの転職サイトは数多く存在するため、どの転職サイトを利用すべきか迷ってしまう方もいるでしょう。

自分に合っていない転職サイトを選んでしまうと、転職後に勤務条件や職場の雰囲気でミスマッチが起きる可能性も考えられます。下記のポイントを押さえたうえで、複数の転職サイトに登録するのがおすすめです。

非公開求人を取り扱うサイトを選ぶ

薬剤師の転職サイトの選び方の1つ目として、非公開求人を取り扱っているかどうかという点が挙げられます。

求人が非公開となっている理由には、給与が高めに設定されていたり、好条件の求人であったりして、公開すると応募が殺到してしまう可能性が高いと判断されたようなケースもあるようです。

非公開求人は、キャリアアドバイザーとの面談を経て初めて紹介されるものであるため、非公開求人を取り扱うサイトに登録すれば、自身の可能性を広げられるかもしれません。

各転職サイトではそれぞれ多くの非公開求人を取り扱っているため、複数の転職サイトに登録して、比較や検討をすることをおすすめします。

サポート体制が充実しているサイトを選ぶ

薬剤師の転職サイトの選び方2つ目は、サポート体制が充実しているかどうかです。サポート面の判断基準の参考としては、下記のようなものが挙げられます。

サポート面の判断基準
  • 紹介先の求人の雰囲気や働き方などを調査してくれるかどうか
  • 履歴書・職務経歴書の添削や面接対策だけでなく、面接にも同行してくれるかどうか
  • 給与や休みなどの転職条件を自分に代わってキャリアアドバイザーが交渉してくれるかどうか
  • 入社後にトラブルが発生した場合のサポート体制があるかどうか

どの転職サイトでも、基本的に履歴書・職務経歴書の添削や面接対策に関しては実施してくれることが多いでしょう。

これらに加えて、応募企業との交渉をどれだけおこなってくれるかも重視したいポイントです。理想の転職を実現するためには、どの企業で働くかだけでなく、どんな条件で入社するかも重要だからです。

また、入社後に、たとえば「聞いていた条件と違う」といったトラブルが発生した際に、転職サイトの担当者に相談できるかどうかも確認するとよいでしょう。

基本的には転職が完了したら転職サイトのサービスは終了となることがほとんどですが、中には、入社後のアフターフォローまでサービスに含めているサイトもあります。

転職後にトラブルが発生した場合のサポート体制が整っている転職サイトを利用することで、転職に失敗するリスクを減らせるかもしれません。

対応地域が自身に合っているかで選ぶ

薬剤師の転職サイトの選び方3つ目は、対応地域が自分に合っているかです。とくに、地方に住んでいる方は、利用する転職サイトが自身の住んでいる地域に対応しているかどうかは重要です。

対応地域が自身に合っていない転職サイトを利用した場合、以下のような問題が発生する可能性があります。

対応地域が自身に合っていない転職サイトを利用したリスク
  • 住んでいる地域の求人が少ない
  • 条件のよい求人が探せない
  • 求人条件を比較できない

求人数が少ないと条件のよい求人が探せない可能性があるだけでなく、求人条件を比較しにくいので、悪い条件の求人に応募してしまうリスクが考えられます。

地方の求人を多く取り扱っている転職サイトもあるので、対応地域が自身に合っているか必ずチェックしましょう。

【年齢別】薬剤師の転職サイトの選び方

薬剤師が転職サイトを選ぶ際には、ご自身の転職の考えに沿って選ぶことも大事です。

とくに年齢に応じて、転職の難易度や考え方も違ってきやすくなりますので、年齢別での転職サイトの選び方の目安をご紹介します。

20代の転職

多くの薬剤師が初めての転職になると考えられるので、サポートが充実しているエージェント型の転職サイトがおすすめです。

よっぽど実力に自信がある方以外は、求人の質よりも、担当者との相性や求人数の多さを重視して選ぶことがおすすめです。

30代の転職

30代になると薬剤師の転職の方向性に差が出てきます。キャリアを積んできた方は、キャリアアップ転職が狙いやすい年齢です。一方で、結婚等を機にワークライフバランスの改善を図る転職をする人もいます。

自分がどのような転職をしようとしているかを明確にして、それに応じた転職サイトや担当者を選んでいきましょう。

40〜50代の転職

40〜50代の転職では、30代以上に転職の方向性に差が出てきます。専門性や経歴があり、キャリアアップ転職を目指す方は、ハイクラス向けの転職サイトも利用していきましょう。 一方で、実務だけをこなしてきた方は、転職が難しくなってくることが予想されます。

場合によっては、転職を見送ったり、派遣などの幅広い雇用形態の求人を持っている転職サイトも候補に入れておいたりするなどしましょう。

あくまでも参考ですが、上記のような考え方で転職サイトを選んでいくとうまくいきやすいです。

選ばない方がいい薬剤師転職サイトの特徴

薬剤師向けの転職サイトはたくさんありますが、自分に合わないサイトを選んでしまうとスムーズな転職活動の妨げになってしまう可能性もあります。

この章では、薬剤師が選ばない方がいい転職サイトの特徴を3つ紹介します。

一つずつ丁寧に解説します。ぜひ転職サイトを選ぶ際の判断材料のひとつにしてください。

目的に合わない提案をしてくる

大前提として、薬剤師に特化していない転職サイトだと薬剤師の求人取り扱いが少なく、目的に合った提案をしてもらえない可能性があります。

また薬剤師に特化した転職サイトであっても、必ずしも希望する職種や雇用形態の求人を取り扱っているとは限りません。

目的に合わせて転職サイトを利用するためにも、登録する前に求人検索機能などで希望に合った求人があるかどうか確認しておきましょう。

その他にも、転職サイトによっては薬剤師資格所有者や薬剤師の業界に精通したスタッフが在籍しているところもあるため、スムーズに転職活動を進めるためにも在籍アドバイザーを確認しておくのもおすすめです。

転職を急かしてくる

転職サイトは紹介した求職者が採用された際に、紹介手数料として企業から報酬を受け取っているため、早く紹介して内定が決まれば、それだけ売り上げが上がる仕組みになっています。

そのため、自社の利益を優先しようと転職を急かしてくる転職サイトも存在するようです。

本当に求職者に合った求人を紹介してくれるケースも多いですが、もし急かされていると感じる場合は担当者の変更を申し出たり、他の転職サイトを利用したりすることをおすすめします。

担当者との相性が合わない

担当者もひとりの人間なので、どうしても求職者との相性の良し悪しは存在します。話し合いで改善できる範囲であれば問題ありませんが、あまり信頼できないと感じる場合は早めに担当者の変更を申し出ましょう。

それでも状況が改善しない場合は、別の転職サイトを利用することをおすすめします。

転職サイトは2〜3社ほど複数に登録しておくと、より相性の良い担当者に出会いやすくなるでしょう。

薬剤師が転職サイトを利用する4つのメリット

薬剤師が転職する際に転職サイトを利用すると、応募先の職場の雰囲気を教えてもらえたり、非公開の求人を紹介してもらえたりなど、いくつかのメリットがあります。

この項目では、なぜ転職サイトを利用すると転職活動を有利に進められるのか、活用のメリットについて紹介します。

経験や希望を考慮して転職先を紹介してくれる

転職サイトに登録すると、「キャリアアドバイザー」と呼ばれる方が求職者の転職活動をサポートします。キャリアアドバイザーの役割は多岐にわたりますが、最も重要なサポートのひとつが、最適な求人を紹介してもらえることです。

キャリアアドバイザーは、求職者の薬剤師としての経験や転職先に求める条件などをヒアリングして、希望に合う転職先を紹介してくれます。転職サイトを利用すると、あなたにとって最適な転職先が見つかる可能性も高くなるでしょう。

応募先の詳細を教えてくれる

キャリアアドバイザーによっては、求人元企業の採用担当者や実際に職場で働く人と直接コミュニケーションをとり、求人票に載らないような詳細な情報まで把握しているケースがあります。

求人票だけの情報をもとに転職を決めてしてしまうと、「思っていた職場と違った」「理想の転職先ではなかった」といったミスマッチが発生する可能性も否定できません。

応募先の離職率や職場の雰囲気、上司の指導方針などのくわしい情報を教えてもらうことで、ミスマッチが起こる可能性が減り、納得したうえで転職することにつながるでしょう。

非公開求人を紹介してくれる

多くの転職サイトでは、非公開求人を所有しています。企業が非公開で求人を出すのは、以下のような理由があるからです。

非公開求人にする理由
  • 採用情報を競合他社に知られたくない
  • 条件がよいため、転職希望者が殺到することを防ぎたい
  • 新たに人を募集していることを職場の人に知られたくない など

なお、非公開求人は公開求人よりも高収入であったり、重要な役職の採用であったりするケースも少なくありません。

非公開求人に応募することで、キャリアアップや年収アップにつながるケースもあるでしょう。

転職中や転職後もサポートを受けられる

キャリアアドバイザーは、あなたの転職活動が成功するようにさまざまなサポートをおこないます。

履歴書・職務経歴書の添削や面接対策のほか、転職サイトによっては面接に同行し、採用担当にあなたの強みを説明するケースもあります。内定後に、自身では交渉しにくいような、入社日や年収について交渉してくれる点もメリットです。

サポートを受けることで、転職が成功する確率も上がったり、転職後の条件が良くなったりする可能性があります。

また、転職が完了しても、トラブルが発生した場合、自身だけでは解決が難しいこともあるでしょう。

転職サイトによっては転職後のアフターフォローを実施しており、入社後に発生した心配事や悩みの解消をサポートしてくれることがあります。たとえば、「聞いていた条件と違う」「転職したばかりだけど辞めたい」と感じた場合、担当のキャリアアドバイザーに一度相談してみるとよいでしょう。

薬剤師が転職サイトを利用する3つのデメリット

一方で、薬剤師が転職サイトを利用することには、いくつかのデメリットも存在します。くわしく確認しておきましょう。

キャリアアドバイザーによって対応の質が異なる

転職サイトでは、一人の求職者に対して一人のキャリアアドバイザーがつくのが基本です。

キャリアアドバイザーによって対応の質が異なることは、転職サイト利用のデメリットといえます。たとえば、転職を急かしてくるアドバイザーもいれば、連絡が取りにくいアドバイザーなどもいるでしょう。

対応が雑だったり、相性が合わなかったりするアドバイザーに当たると、転職活動がスムーズに進まなくなってしまいます。

そのような場合は、アドバイザーに直接担当変更を依頼するか、またはカスタマーサポートの窓口があれば相談してみるのがおすすめです。ほかの転職サイトを併用するのも有効な方法といえます。

もし、女性の担当アドバイザーを希望する場合や、「〇〇歳以上の担当アドバイザーを希望したい」などの要望がある場合は、サイトに登録する際に記入しておくとよいでしょう。

事前に伝えておけば、ファーストコンタクトの時点で希望に合ったアドバイザーに担当してもらえる可能性が高まります。

自分のペースで転職活動できない可能性がある

転職サイトに登録すると、キャリアアドバイザーの力を借りながら転職活動を進めていくことになります。そのため、自分のペースで転職活動ができなくなってしまう可能性があることは、デメリットのひとつといえます。

たとえば、半年後に転職を考えているのに求人紹介の電話が毎日のようにかかってきたり、求人に応募するのかを急かされたりする、などです。

転職サイトを利用すると、希望条件を満たした転職先を紹介してくれたり、非公開求人を紹介してくれたりなど、大きなメリットもあります。

しかし、その反面、好きなタイミングで求人に応募できなかったり、応募したい求人があっても断られたりなど、自分のペースを乱される可能性があることも理解しておきましょう。

登録後の面談で転職希望時期を伝えておくと、大まかなスケジュール感を把握してもらえるはずです。

求職者の状況によっては放置される可能性もある

求職者の状況によっては、放置される可能性があるのもデメリットのひとつです。これは、転職サイトの利益は、紹介した求職者が入社したタイミングで発生する仕組みになっていることが関係しています。

つまり、転職時期が間近に迫っていたり、パートではなく正社員の転職だったりすると、そちらの求職者の優先順位を上げて対応されるケースもあるのです。

求職者の状況によっては連絡がこず、思うようなサポートを受けられない可能性があることも覚えておきましょう。

薬剤師が転職サイトを上手に利用するポイント

転職サイトを使うデメリットは複数ありますが、利用するポイントを知っておくことでリスクを減らせるかもしれません。

薬剤師が転職サイトを上手に利用するポイントは、次のとおりです。

複数のサイトに登録する

転職サイトは複数のところに登録してください。これには理由が2つあります。

1つ目は、希望する条件を満たす求人が見つかる可能性を高めるためです。多くの転職サイトでは、独占求人といってその転職サイトにしかない求人が保有されています。ひとつのサイトに絞るのではなく、複数のサイトでさまざまな求人を比較検討するからこそ、あなたにぴったりの求人を見つけやすくなるのです。

2つ目は、求職者側のリスクヘッジになることです。たとえば、担当アドバイザーが転職を急かしてきてやりにくさを感じても、複数のサイトに登録しておけば、ほかの転職サイトでも仕事を探せます。

選択肢を複数もっておくことで、求職者側もペースを乱されずに転職活動を進められるでしょう。

希望する条件を明確にする

転職サイトを利用する際は、希望条件を明確に伝えるよう心がけましょう。希望条件を曖昧に伝えていると、まったく条件に合わない求人が送られてくる可能性があります。

サイト登録時点で希望条件がある程度固まっているのであれば、その希望条件を伝えておくことをおすすめします。

まだ転職の希望条件が決まっていないのなら、さまざまな求人を見ながら徐々に希望条件を固めていくのもひとつの手です。

一方で、希望条件を多く挙げすぎてしまうのはおすすめできません。求人の幅を狭めてしまうことに加えて、担当アドバイザーに「難しい求職者」と判断されてしまい、優先順位を下げられてしまう可能性もあるからです。

基本的には、ゆずれない希望条件は3〜5つに抑えるようにしましょう。担当アドバイザーとの面談前に、自身の考えを整理しておくと有効です。

転職時期は「早め」を伝える

前述したデメリットの「求職者の状況によっては放置される可能性もある」ことを避けるためには、早めの転職時期を伝えるのがおすすめです。

転職希望時期を聞かれた際には、「遅くとも3ヵ月以内」と伝えれば、「すぐに転職したい求職者」と判断して対応してもらえるでしょう。

なお、「半年以上先」「いいところがあれば検討したい」「まだ転職するか迷っている」といった場合には、正直に伝えて問題ありません。本格的に転職活動を始める際に連絡すれば、優先順位を上げて対応してもらえるはずです。

キャリアアドバイザーとの相性が悪ければ変更を依頼する

デメリットのところでもお伝えしましたが、キャリアアドバイザーのサポートは多岐にわたります。つまり、キャリアアドバイザーの力量によって転職の成功が決まるといっても過言ではありません。

とはいえ、キャリアアドバイザーも人間ですから、スキルや性格には違いがあるうえ、求職者と相性が合わないケースも考えられます。もし、スキル面での不安や相性の悪さを感じたら、担当者の変更を依頼するとよいでしょう。

中には気が引ける方もいるかもしれませんが、心配する必要はありません。

キャリアアドバイザーの変更は珍しいことではないため、担当者に直接伝えるか、またはサポートセンターに相談してみてください。

薬剤師の転職理由

薬剤師は、ほかの職種に比べると転職する方が多い傾向にあるようです。ここでは、どのような理由で薬剤師が転職を決意するのか見ておきましょう。

年収・待遇アップ

年収・待遇を改善したいがために転職を決意する薬剤師は少なくありません。薬剤師の転職の特徴として、転職後にも基本的な業務内容が変わりにくいことが挙げられます。

そのため、ほかの職種よりも収入面・待遇面を重視した転職が多い傾向にあるようです。

また、かつての薬剤師の転職市場は売り手市場で、転職時の給与交渉で年収アップが比較的簡単に見込めたようです。その流れを汲んで、現在でも転職を通じて年収アップを目指す薬剤師も一定数います。

残業が多いのに残業代が支払われなかったり、休日がとりにくかったりすると、よりよい待遇を求めて転職することは自然な流れといえるかもしれません。

人間関係

人間関係が原因で転職を決意する薬剤師も多いようです。とくに、調剤薬局やドラッグストアなどは勤務している総人数が一般的に少ないため、毎日同じメンバーで過ごすことが多く、それだけ人間関係が働きやすさに与える影響は大きいといえるでしょう。

一方で、単純な人間関係ではなく、職場の社風が人間関係を悪くしていることも考えられます。たとえば、強いマネジメントをよしとする社風なら、誰でも居心地が悪くなってしまうものです。

ただし、人間関係に不満があるからといって何度も転職を繰り返す場合、あなた自身に問題がある可能性も考えられます。

また、面接で「人間関係が理由で退職を検討している」と伝えると、「また辞めてしまうのではないか?」とマイナスに捉えられかねません。

人間関係が原因で辞める場合、直接的に退職理由として述べず、ポジティブな理由に変換して説明できるようにしましょう。

労働環境

薬剤師の労働環境は職場に大きく左右されるといっても過言ではありません。

労働環境が業務のしやすさや効率に大きな影響を与えることもあるので、改善を求めて転職する方もいるようです。

具体的な労働環境としては、調剤室の広さや在庫管理のソフトのスペック、調剤機器のレベル、監査業務補助機器の導入の有無などが挙げられるでしょう。

もちろん、自宅から通いやすいかどうか、職場周辺の環境はどうかなども、労働環境といえます。労働環境がよい職場で働いていると、仕事の効率だけでなく、モチベーションにも影響をもたらすことがあるでしょう。

スキルアップできる環境

以前は、薬剤師といえば「一生安泰な仕事」と考えられていましたが、今は状況が変わっているようです。

前述したように、地域によっては薬剤師の人数が過剰になっており、安定的に働き続けるためにはスキルを磨く努力が求められるでしょう。そのため、スキルアップできる環境を目指して転職を決意する薬剤師もいます。

「認定薬剤師を取るためのサポートがある」「管理職になりたい」「勉強会が多い」「在宅医療の経験が身につく」などが、スキルアップできる環境の具体例です。

ただし、研修制度などは、実態として運用されていないケースも考えられます。転職前にキャリアアドバイザーに確認してもらい、どのような運用状況であるか確認することをおすすめします。

薬剤師の世代別・役職別平均年収

転職活動を始めようとしているものの、自身の給与が高いか低いか、判断できない方もいるかもしれません。

この章では、世代別・役職別に分けて、薬剤師の平均年収を紹介します。現在の年収と照らし合わせてみてください。

薬剤師の世代別の平均年収

以下の表は、2022年の薬剤師の平均年収を年代別にまとめたものです。

年齢平均年収
20~24歳約381.3万円
25~29歳約464.9万円
30~34歳約564.1万円
35~39歳約608万円
40~44歳約630.4万円
45~49歳約641.2万円
50~54歳約665.6万円
55~59歳約717.4万円
60~64歳約582.3万円
65~69歳約516.5万円
70歳~約557.7万円
【参考記事】令和4年賃金構造基本統計調査 結果の概況|厚生労働省 
※「きまって支給する現金給与額」×12ヵ月分と「年間賞与その他特別給与額」の合計を年収として算出

薬剤師の新卒年齢は24歳以降であるため、薬剤師1年目の平均年収は約381.3万円であることがわかります。この金額からキャリアをスタートさせて、30~34歳で平均年収は550万円を超えるようです。

その後も年齢を重ねるごとに上がり続け、55~59歳で平均年収は700万円以上となります。

一般的に、平均年収は50代前半をピークとしてその後は下がる傾向にあるのですが、薬剤師の平均年収は60歳近くまで上がり続けるようです。

薬剤師の役職別の平均月収

以下の表は、2019年4月における一般薬剤師と薬局長の平均月収について、企業規模別にまとめたものです。

企業規模一般薬剤師薬局長
50人以上100人未満約36.5万円約45.5万円
100人以上500人未満約37.4万円約47.8万円
500人以上約36.6万円約53万円
【参考記事】表8 職種別、企業規模別、年齢階層別平均支給額|民間給与の実態(2019年(平成31年)職種別民間給与実態調査の結果)|人事院 
※「きまって支給する給与(A)」を参照

2019年の人事院の調査によれば、一般薬剤師と薬局長とでは月収に大きな違いがあるようです。

企業規模ごとに、一般薬剤師の平均月収は約37万円、薬局長だと約46万~約53万円となっています。

年収アップを目指して転職するのであれば、管理職として転職するか、将来を見越して企業規模の大きな企業に転職するとよいかもしれません。

薬剤師に人気の転職先

この章では、薬剤師に人気の転職先を6つ紹介します。

  • ドラッグストア
  • 病院薬剤師
  • 調剤薬局
  • 製薬会社・その他一般企業
  • 公務員

給与や人間関係などについても比較しながら紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

ドラッグストア

「薬キャリ 職場ナビ」が2017年に算出した「業種別にみる薬剤師の平均年収」によると、ドラッグストアで働く薬剤師の年収は以下の通りでした。

都市部エリア542.2万円
その他エリア556.3万円
参考:業種別にみる薬剤師の平均年収|薬キャリ 職場ナビ

ドラッグストアでは調剤や服薬指導に留まらず、サプリメントや化粧品なども取り扱います。そのため業務内容が幅広く、お客さん含め多数の人とコミュニケーションを取りながら進めるのもやりがいといえるでしょう。

一方でドラッグストアは薬局などと比べると営業時間が長く、基本的にはシフト制で働くことになります。労働時間の長さや業務の幅広さを踏まえて、このように高い平均給与になっているのでしょう。

接客やレジ打ちなどコミュニケーション能力が求められる業務も担当するため、他のスタッフだけではなくお客さんとの関係に悩むケースもあるようです。
事前に職場の雰囲気などを知るためにも、ドラッグストアに転職したい場合は、リクナビ薬剤師などドラッグストアの求人を豊富に取り扱っている求人サイトを利用することをおすすめします。

病院薬剤師

「薬キャリ 職場ナビ」の調査によれば、病院薬剤師の平均年収は以下の通りです。

都市部エリア467.2万円
その他のエリア490.8万円
参考:業種別にみる薬剤師の平均年収|薬キャリ 職場ナビ

病院勤務の場合は、他の業種に比べて年収が下がる傾向にあるようです。勤務先の病院にもよりますが、大学病院や救急病院でない場合は土日どちらかが休みの職場も多いです。ただし当直がある病院もあるため、一概に労働時間を何時間と断定することは難しいといえます。

業務内容も幅広く専門性の高い知識を求められるため、新卒を含め成長意欲の高い薬剤師に人気の職種といえます。病院勤務では医師や看護師とチームを組んで業務にあたることも多いため、コミュニケーション能力も必須といえるでしょう。

薬剤師として働くやりがいを感じやすい一方で、人によってはチームで働くのが肌に合わないと感じる方もいるかもしれません。

病院薬剤師として転職したい方は、薬キャリエージェントなど大手の転職サイトを利用するのがおすすめです。

調剤薬局

「薬キャリ 職場ナビ」の調査によれば、調剤薬局で働く薬剤師の平均年収は以下の通りでした。

都市部エリア507.1万円
その他エリア522.1万円
参考:業種別にみる薬剤師の平均年収|薬キャリ 職場ナビ

薬剤師の勤務先として代表的なのが調剤薬局です。病院やドラッグストアと比べて勤務時間が規則的であり、日曜日と平日を合わせて週に2日の休みがあることが多いようです。

業務内容は調剤から服薬指導など、薬剤師の基本的な仕事を担当することになります。ただし働く薬局の立地や種類によっては業務内容が異なる可能性もあるため、応募する前に確認すると良いでしょう。

少人数で働ける一方で、人間関係にトラブルが生じると一気にストレスが溜まる環境になってしまう可能性もあります。そのようなミスマッチを防ぐためにもファルマスタッフなど、調剤薬局に強い転職サイトを利用するのがおすすめです。

製薬会社・その他一般企業

「薬キャリ 職場ナビ」の調査によれば、企業(製薬会社・医薬品卸・治験関連)で働く薬剤師の平均年収は以下の通りでした。

都市部エリア504.8万円
その他エリア532万円
参考:業種別にみる薬剤師の平均年収|薬キャリ 職場ナビ

製薬会社や一般企業など、薬剤師が活躍できる場所は幅広く存在します。薬剤師が企業で働く場合、製薬会社のMRや医薬品卸企業の管理薬剤師、化粧品メーカーなど職種によって業務内容や年収は大きく異なってくるといえるでしょう。

たとえば営業職であるMRでは、大手製薬会社や外資系の製薬会社だと年収1,000万円を超えるケースもあり、振れ幅が大きい傾向にあります。

一般企業では土日休みなど福利厚生が手厚い場合が多く、場合によっては住宅補助などを受けられる可能性もあります。希望する職種に合わせて、事前によく求人内容を確認するようにしましょう。

公務員

2022年に人事院が実施した「国家公務員給与等の実態調査」によれば、国家公務員・地方公務員として働く薬剤師の平均給与は以下の通りでした。

国家公務員429.3万円
地方公務員466.4万円
参考:人事院|令和4年国家公務員給与等実態調査の結果

薬剤師転職の成功談

ここでは、自社でおこなったアンケート調査をもとに、実際にあった薬剤師の転職サイト活用の成功談を紹介します。転職前の参考にしてください。

調査時期:2023-06-28
調査方法:アイブリッジ株式会社によるアンケート
調査対象:転職経験のある薬剤師200人

※口コミはユーザーアンケートより抜粋

人間関係もギクシャクせずに働けている

前職では人間関係がうまくいかず悩んでいたが、転職したところ、働きやすい職場で仕事ができるうえ、休みがとりやすくなったという事例です。

30代/女性

以前働いていた職場では人間関係で悩んでいました。休みもなかなか取れず、子育てや親の介護で転職することにしました。 転職にあたって担当の人には休みがとりやすい職場を探してもらい、職場の人の話も聞いたりしながら職探しをして、今の職場に転職しました。 今の職場は休みもとりやすく、人間関係もギクシャクせずに働くことが出来ています。
(自社アンケート調べ)

よい人間関係の中で楽しく仕事できている

定年を機に調剤薬局に転職した方の事例です。

60代/男性

製薬企業に長年勤務してましたが、役職定年を迎え調剤薬局の 薬剤師としてデビューしました。それまで薬剤師業務の経験もなく、当初は大変苦労しましたが、日々の自己研鑽と先輩方からのトレーニングにより段々慣れて来ました。適度なストレスと良い人間関係の中で楽しく仕事しています。
(自社アンケート調べ)

年収がアップした

転職して年収が150万円もアップした事例です。

30代/男性

年収が高いところへ転職したいということ、調剤薬局での経験が生かせる職場へ転職したいと考え転職活動を実施しました。 結果的に、年収が以前より150万円もアップしました。家の近くから通勤できるようになり、身体も楽になりました。勇気を出して転職して本当に良かったです。
(自社アンケート調べ)

定時で帰宅できるようになった

忙しい職場から転職し、定時で帰宅できるようになった事例です。

30代/女性

以前勤めた職場は、ドラッグストアと併設している調剤薬局でした。 店舗が忙しい時には、ドラッグストアのレジ打ちなどもこなしたり大変忙しかった。 現在は、医薬品卸の企業の薬剤師として働いています。 薬剤師は拠点に1人ですが、支店長も営業も内勤も皆良い方ばかりで、話し合いをし易いですし、定時内でだいたい帰宅できるので、転職して良かったと思っております。
(自社アンケート調べ)

薬剤師転職の失敗談

一方、薬剤師として転職したものの、失敗してしまうケースもあります。何度も転職を繰り返すと、今後の転職が困難になることもあるので、注意が必要です。

※口コミはユーザーアンケートより抜粋

プライベートの時間がもてない

転職先では勉強会が多く、プライベートの時間がもてないといった体験談です。

30代/女性

医療は常に進化していくため勉強をしていかないといけないのは勿論だが、週に数回ある、その勉強会の拘束時間が長く時間外にも突入するため、なかなか自分のプライベートの時間が持てない、また、個別での自分自身の勉強の時間も取りづらいため疲れてしまっている。
(自社アンケート調べ)

多店舗へのヘルプがある

異動はないと言われていたのに、多店舗へのヘルプがあり、それがストレスになっている事例です。

40代/女性

店舗の異動がないとのことだったが、実際には、時々はヘルプとして他店舗へ行かなくてはならないことがあり、それがストレスになる。通勤時間も変わるし、何より慣れない店舗での勤務は嫌だと思う。
(自社アンケート調べ)

チームワークが機能していない

条件がよいところに転職できたと思ったものの、雰囲気が悪い職場だった事例です。

40代/女性

転職で自宅からのアクセスもよく、福利厚生もよい条件だったのですが実際働いてみると雰囲気が悪く有休をとると陰で言われることもあり休暇が取りにくい状態でした。個人個人という感じでチームワークがほとんど機能しておらず、精神的によくないと思い1年もたたずに転職することになりました。
(自社アンケート調べ)

薬剤師が転職に失敗しないための5つのコツ

ここでは、薬剤師が転職に失敗しないためのコツを5つ紹介します。これらのコツを実践すれば、転職活動をスムーズに進められたり、転職後のミスマッチを防げたりするようになるでしょう。

教育体制が整っているか確認する

転職サイトに求人を紹介してもらったときは、必ず企業の教育体制も確認するようにしましょう。教育体制が整っていない職場だと入社直後から実践になり、挫折してしまう可能性が考えられるからです。

とくに、薬剤師としてまだ働いたことがない未経験の方や、ドラッグストアから病院への転職などで施設形態を変えたい方は、必ずチェックするようにしましょう。

研修制度に関しては企業のホームページに載っていることもありますが、その情報が最新でなければ研修制度の内容が変わっている可能性もあります。OJT制度やメンター制度があるのか、また、その研修期間はどのくらいあるのかなどを詳細に聞いておきましょう。

職場見学のときに雰囲気をしっかり確かめる

転職を決める前に、職場見学をして雰囲気を確認するのもおすすめです。職場のリアルな雰囲気を直接感じ取ることができ、転職前にミスマッチがありそうかどうかを判断できるからです。

職場見学の際には、下記のポイントを重点的に見るようにしましょう。

職場見学時のチェックポイント
  • 社員はあいさつをしてくれるか
  • 社員の年齢層や人数
  • どれくらいの忙しさなのか
  • 職場の清潔感
  • 機材や設備は使い慣れたものか

とくに重要なのが、社員があいさつをしてくれる環境なのかという点です。

あいさつがない職場では、人間関係がうまくいっていないことが多く、転職してから悩んでしまうことも少なくありません。

実際、エン・ジャパンが実施したアンケートによれば、退職を考え始めたきっかけの第一位は「職場の人間関係が悪い」となっています。人間関係に左右されて退職したくない方は、職場見学で雰囲気を確かめることをおすすめします。

【参考記事】『エン転職』1万人アンケート(2022年10月)「本当の退職理由」実態調査|エン・ジャパン

勤務条件・労働環境を入念にチェックしておく

入職後にギャップを感じやすいのが、勤務条件や労働環境の部分です。求人を紹介された際に、入念にチェックしておきましょう。具体的には、下記のポイントを確認しておくのがおすすめです。

求人のチェックポイント
  • 配属先の残業時間
  • 1日あたりの処方箋量
  • 有給消化率
  • 離職率や定着率
  • みなし残業はあるのか
  • 提示されている年収は手当込みの金額なのか

自分で企業のホームページや求人サイトの募集要項などから情報を得ようとしても、実際の数字はわからないケースがほとんどです。

そんなときは、転職サイトの担当アドバイザーに尋ねてみましょう。

サイトの情報網を活用して、応募先の残業時間や勤務環境について調べてくれるかもしれません。

今の職場の退職理由を明確にしておく

転職活動を始める前に、今の職場の退職理由を明確にしておくようにしましょう。その理由は2つあります。

まず、1つ目の理由は、現職の退職理由が転職の目的になるケースが多いからです。

たとえば、現職を「年収が低い」という理由で辞めたいのであれば、年収アップが転職の目的となるはずです。退職理由や退職しようと考えたきっかけを振り返ることによって、転職活動でゆずれない希望条件が把握できます。

この希望条件を考える際のポイントは、各条件に優先順位と許容度をつけるということです。勤務時間、給料、休日、勤務地をはじめとしてさまざまな条件が挙げられますが、まずは各条件を重視する順番を決めて、次に各条件を許容できる下限はどこまでかを考え、紙に書いて整理しておくと効果的です。

2つ目の理由として、採用面接のときに退職理由は必ずといってよいほど聞かれることが挙げられます。退職理由の内容によっては、採用面接で前向きに作用したり、反対にマイナスなイメージを与えてしまったりすることもあり得ます。

現職の退職理由は、転職活動において重要な要素のひとつです。退職理由は事前に整理しておき、聞かれたらすぐに答えられるようにしておきましょう。

一人で転職活動をせず、転職サイトを頼る

転職活動は一人でおこなうのではなく、転職サイトを頼るようにしましょう。なぜなら、転職サイトを通すことで、会社の内部情報を把握できたり、給与や残業などの聞きにくい部分を聞けたりするからです。

一人で転職活動をするのであれば、もちろん勤務条件を確認するのも自分自身です。直接企業に電話やメールで問い合わせなければなりません。

退職しているならまだしも、まだ在職中である場合、転職活動に時間が割けず、企業に連絡すること自体を負担に感じる方もいるでしょう。

転職サイトを活用すれば、あなたに代わって最適な求人を探してもらえたり、企業のくわしい情報を調べてもらえたりするのでおすすめです。

薬剤師の転職サイトに関してよくある質問

最後に、薬剤師の転職サイトに関してよくある質問をまとめました。参考にしてください。

Q.薬剤師が転職サイトを利用するメリットは何ですか?

薬剤師が転職サイトを利用することには、さまざまなメリットがあります。

たとえば、広範な求人情報にアクセスできるため、自身の希望に合った職場が見つけられる可能性が高くなります。また、薬剤師に特化したキャリアアドバイザーからサポートを受けられるので、職場選びや履歴書・面接対策などで迷いが生じたときにも、すぐに相談が可能です。

Q.薬剤師に特化した転職サイトと総合型の転職サイト、どちらがよいのですか?

選び方は薬剤師が転職する目的によって異なります。

通常は、薬剤師に特化したサイトを選ぶとよいでしょう。薬剤師の求人情報が豊富で、専門知識をもつアドバイザーのサポートが受けられるからです。

一方、総合型サイトは業種や職種の選択肢が広いため、薬剤師以外へのキャリアチェンジや、薬局・病院ではなく、企業での勤務を考えている場合に有利です。

Q.薬剤師の転職市場はどのような状況ですか?

厚生労働省が発表した推計によると、2020年以降、薬剤師の人数が需要よりも上回ると予想されています。そのため、薬剤師の転職市場は買い手市場へと変化し、求人によっては倍率が高くなるかもしれません。

ただし、薬剤師の過不足は地域によっても異なるため、「転職しやすい」「転職しにくい」とは一概に言い切れないのが現状です。

【参考記事】薬剤師の需給推計(案)|厚生労働省
3 薬剤師|令和2(2020)年医師・歯科医師・薬剤師統計の概況|厚生労働省

Q.年収を上げるためのポイントは何ですか?

年収を上げるためには、専門知識を高め、そのスキルを職場で発揮することが重要です。また、条件交渉の際に自身のスキルや経験を適切にアピールすることもポイントです。

Q.薬剤師が転職を考える際、どのような職場を選べばいいですか?

自身のキャリアビジョンや働き方に合った職場を選ぶことが大切です。また、薬剤師としての専門性を発揮でき、スキルアップが期待できる職場もおすすめです。

Q.転職サイトの利用は無料ですか?また、有料サービスは何があるのですか?

多くの転職サイトは無料で利用できます。例外的に、有料で専門的なセミナーを開催していたり、特別なサービスが提供されていたりする可能性はあります。

Q.薬剤師のキャリアパスはどのようなものがありますか?

薬剤師のキャリアパスは多様で、病院薬剤師、調剤薬局薬剤師、製薬会社の研究職など、幅広い選択肢があります。また、管理職や独立開業といったキャリアアップも可能です。

Q.薬剤師の転職における失敗例とその回避方法は何ですか?

失敗例としては、自身の希望や条件を明確にしていなかったり、情報収集・比較検討が不十分であったりしたために、理想とかけ離れた職場に入職してしまい、転職後に後悔するケースが挙げられます。このような事態を回避するためには、自己分析と事前の情報収集、そして専門的なアドバイスを受けることが大切です。

転職サイトのキャリアアドバイザーに積極的にサポートしてもらいましょう。

Q.薬剤師転職サイトの情報の信憑性はどのように確認すればいいですか?

サイトの運営元の実績や評判、掲載されている求人の詳細度、提供されるサポート内容などを確認するのがおすすめです。

また、実際に利用した薬剤師の口コミや評価も参考にするとよいでしょう。

Q.薬剤師が転職サイトを利用する際の注意点は何ですか?

薬剤師が転職サイトを利用する際の注意点は、情報を精査することと自身の条件や希望を明確にすることです。また、転職を急ぎすぎず、自身に合った職場を十分に検討することも大切です。

Q.退職交渉は自分でおこなうべきですか?それとも転職サイトのキャリアアドバイザーに任せるべきですか?

退職交渉は基本的には自分でおこなうものですが、転職サイトのキャリアアドバイザーから円満退職のためのポイントやアドバイスを教えてもらえることもあります。

また、難しい場合は代わりに交渉してくれる「退職代行サービス」を利用するとよいでしょう。

関連記事:退職代行おすすめ21社比較ランキング【2025年6月】サービス内容や料金・評判を解説

Q.非公開求人とは何ですか?どのようにして応募できますか?

非公開求人とは、一般には公開されていない求人のことを指します。非公開求人には転職サイトを通じてのみ応募が可能で、キャリアアドバイザーから紹介を受けないと情報を得ることはできません。

Q.キャリアアドバイザーとの面談で聞かれること、聞くべきことは何ですか?

キャリアアドバイザーとの面談では、自身のキャリアビジョンや希望条件、現職の不満などを聞かれることが多いです。

反対に、聞くべきことは、転職市場の動向、求人情報の詳細、履歴書・面接対策などです。

Q.薬剤師の転職における年齢制限はありますか?

薬剤師の転職における年齢制限はとくになく、実務経験や専門知識が評価されます。

ただし、職場によっては年齢制限が設けられている場合もあるので、求人情報をチェックする際には注意が必要です。

Q.薬剤師が転職を繰り返すと評価が下がるのですか?

薬剤師が短期間で転職を繰り返すと、「何か問題があるのではないか」と疑われる可能性があります。しかし、その都度スキルアップやキャリアアップをしている場合は、それが評価されることもあるでしょう。

Q.40〜50代の薬剤師でも転職サイトを利用できますか

転職サイトの利用に年齢制限はありません。ただし、一般的に年齢が上がれば転職も難しくなり、転職サイトを利用しても求人紹介があまりないことも予想されます。

40〜50代で転職活動を成功させるためには、1つの転職サイトに頼るのではなく、複数の転職サイトを使っておくことがおすすめです。

また、自分で応募できるタイプの転職サイトや、派遣等の他の雇用形態での転職など、幅広い方法を取っておくと良いでしょう。

まとめ

この記事では、薬剤師におすすめの転職サイトを紹介しました。いずれのサイトもそれぞれに特徴があるので、「利用してみたい」と感じたら、ぜひ登録してみてください。記事内でも説明したとおり、2~3社程度のサイトに登録すると、転職サイト利用のメリットを十分に享受できるでしょう。

転職サイトではさまざまなサポートを受けられますが、ただ任せているだけでは転職を成功させることができないかもしれません。

「薬剤師が転職サイトを上手に利用するポイント」で解説したとおり、利用の注意点を把握したうえで、上手に活用するようにしてください。

CAREER UP STAGE編集部 柚木 瑛里那

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転職サイトやエージェントは何を選ぶかではなく、『どう使いこなすか』にフォーカスしたWEBメディア。株式会社アシロの転職メディア編集部による、転職エージェントの賢い『使い方』とキャリアアップ実現の方法論を解説。