看護師を辞めて、一般企業へ転職するのを不安に感じていませんか？

結論から言うと、看護師から一般企業への転職は決して難しくありません。

看護師資格が強みになる職種であれば、むしろ有利だといえます。

この記事では、看護師を辞めて一般企業へ転職するメリットと、おすすめの一般企業を紹介します。

看護師からの転職を迷っている方は、最後まで読んでみてください。

関連記事：看護師向け転職エージェントおすすめ19選！各社を徹底比較【2024年最新】

看護師の資格を活かせるおすすめ一般企業5選

看護師から一般企業に転職する際は、資格を活かせる仕事がおすすめです。

以下のような仕事なら、即戦力として活躍しやすいでしょう。

代表的なものを5つ紹介します。

フィールドナース

フィールドナースは、医療機器メーカーなどで自社製品の営業サポートやサービスサポートに従事する企業看護師のことです。

主な仕事内容として、以下のようなものがあります。

フィールドナースは、医療機器メーカーと医療現場をつなぐ重要な役割を担っています。

イベントナース・ツアーナース

イベントナースとツアーナースは、いずれも医療現場以外の場所で看護業務をおこないます。

イベントナースは、さまざまなイベント会場で救護業務をおこなう看護師です。

以下のような仕事をおこないます。

ツアーナースは旅行に同行し、参加者の病気・ケガの応急手当をおこなう看護師です。

イベントナースは、主に会場内での救護業務が中心です。一方、ツアーナースは、旅行に同行しながら参加者の健康管理をおこなうのが大きな違いです。

検診センター・献血ルーム

検診センターと献血ルームの共通点は、医療現場以外の場所で医療業務をおこなっている点です。

検診センターでは、健康診断や人間ドックなどの各種検査をおこないます。

主な仕事内容は以下の通りです。

献血ルームでは献血者の受付から採血、献血後の管理までおこないます。

主な仕事内容は以下の通りです。

検診センターは健康診断や検査を行う場所で、主に医療専門職が在籍しています。一方、献血ルームは献血を受け付ける場所で、医療専門職以外の採血助手も在籍しているのが異なる点です。

産業看護師

産業看護師は、企業に勤める看護師のことです。

企業内の診療所や医務室、健康管理室に勤務し、従業員の健康管理を主な業務としています。

主な仕事内容は以下の通りです。

近年は、企業の健康経営への関心が高まり、産業看護師の需要も増えています。

特に製造業や建設業など、従業員の安全と健康管理が重要な企業で需要が高い傾向です。

保育園看護師

保育園看護師は、子どもの健康と安全を第一に考え、日々の健康管理や感染症予防、応急処置などをおこないます。

主な仕事内容は以下の通りです。

保育園看護師は、保育士や保護者に対する保健指導を通して、子どもの健康と安全を守る重要な役割を担っています。

看護師の経験を活かせる一般企業7選

業界は未経験でも、看護師の経験を活かせる仕事は多くあります。

看護師の資格を持っている人は医療知識があるため、活躍が期待される職種です。

主な仕事を7つ紹介します。

医療系コールセンター

医療系コールセンターは、医薬品メーカーなどが運営する電話相談窓口です。

機器の操作などに関する問い合わせに対応します。

主な業務は以下の通りです。

医療機器メーカーのコールセンターは、医療現場を支える重要な役割を担っています。

近年は、オンラインでの問い合わせや健康相談も多く、専門知識を持った看護師を採用することも少なくありません。

医療系キャリアアドバイザー

医療系キャリアアドバイザーは、医療・福祉分野で働く人材の採用や、キャリア支援を行う専門家です。

主に転職エージェントや就職支援センターなどで勤務します。

主な業務内容は以下の通りです。

医療系キャリアアドバイザーは、医療分野の専門知識と人材マネジメントのスキルを兼ね備えた重要な役割を担っています。

治験コーディネーター

治験コーディネーターは、医療機関を訪問して治験に係わる事務的業務や、業務を行うチーム内の調整、治験業務全般をサポートします。

主な業務内容は以下の通りです。

医療や薬などに関する知識が欠かせないため、看護師資格や病院勤務経験のある人が優遇される傾向にあります。

臨床開発モニター

新薬の臨床開発が医療機関において正しく行われているかをチェックする仕事です。

臨床開発モニターは、新薬の開発過程において重要な役割を担っています。

製薬会社や臨床試験を受託している機関に勤務するのが一般的です。

主な業務内容は以下の通りです。

治験コーディネーターと似ていますが、役割が異なります。

治験コーディネーターは患者側の立場ですが、臨床開発モニターは製薬会社側の立場です。臨床開発モニターは、患者と直接関わらない点も大きく異なります。

クリニカルコーディネーター

クリニカルコーディネーターとは、専門的な内容をわかりやすく説明し、患者の悩みを一緒に解決するカウンセラーです。

主な業務内容は以下の通りです

患者と医療スタッフとの架け橋になる存在となるため、看護師としてのコミュニケーション能力や医療的知識が活かせる仕事です。

医療情報担当者

医療情報担当者とは、製薬会社などに所属する営業担当者のことです。

医療関係者に、自社製品の有効性や安全性に関する情報を提供するのが主な役割です。

主な仕事内容として、以下のようなものがあります。

薬を販売するのではなく、医薬品情報を扱うのが特徴です。

訪問看護ステーション

訪問看護ステーションは、在宅で療養生活を送る人の健康管理と生活支援をおこなう施設です。

看護師や理学療法士が利用者の自宅を訪問し、主治医が作成する訪問看護指示書に基づき、必要な医療サービスをおこないます。

主な仕事内容は以下の通りです。

訪問看護師以外にも管理者や医療事務の仕事もあります。

【関連記事】看護師から転職を成功させるポイントとは？おすすめの業種を紹介

看護師から未経験でもできるおすすめの職種5選

看護師から未経験の一般企業にも転職できます。

これまで、患者に接してきたコミュニケーション能力などが十分強みになります。

未経験からでも転職しやすい仕事を見ていきましょう。

事務職

事務職は一般事務や営業事務、経理事務など幅広い分野があります。

中でも、看護師におすすめなのは医療事務です。

医療の知識が役立つため、早く仕事を覚えられやすいでしょう。

医療事務職は以下のような業務を担当しています。

営業職

営業職は、未経験者でも応募できる求人が多いのが特徴です。

看護師はコミュニケーション能力が高いため、営業職に向いています。

なかでも医療関連企業や製品の営業は、知識を活かせるでしょう。

次のような営業職がおすすめです。

介護職

看護師は医療や健康管理に関する知識が豊富なため、介護職に向いています。

とくに、医療知識や患者のケア、家族とのコミュニケーション能力は介護現場に欠かせません。

また、介護業界では人手不足が深刻なため、看護師の資格を持つ人材は歓迎される傾向があります。

以下のような施設が介護職を求めています。

販売職

看護師として、患者や家族とのやりとりで磨かれた対人スキルは、顧客対応に活かせます。

また、命に関わる仕事をおこなっているため、責任感と正確性が身についているのも大きな強みといえるでしょう。

看護師に向いている販売職として、以下のようなものがあります。

IT職

IT職は未経験からでも応募できる求人が多くあります。

DX化やAI技術の発展によりIT人材が不足しており、企業側も未経験者の育成に積極的で、研修制度を設けているところも多いのが特徴です。

とくに、プログラマーは未経験からでも転職しやすい状況にあります。

プログラマーから始めて、医療機関向けの仕事に携わることも可能です。

たとえば、以下のようなIT職があります。

これらの職種では、看護師の医療知識と IT スキルが高く評価されます。

看護師を辞めた後の仕事の選び方

看護師の一般企業への転職は、看護師として一般企業で働くか、看護師とは異なる分野の一般企業で働くパターンがあります。

それぞれの特徴を押さえておきましょう。

看護師として一般企業で働く

看護師といえば医療機関で働くイメージがあります。

しかし、近年はメンタルヘルスケアなど、従業員の健康管理に気を配っている企業も少なくありません。

そのため、認可保育園や大手企業を中心に看護師を常駐させるケースが増えています。

看護師として働くので、仕事内容のミスマッチは少ないでしょう。

一般企業で看護師以外の職種につく

看護師以外の職種につく場合は、未経験でも始められる仕事を探すとよいでしょう。

看護師としての経験や知識が活かせる仕事なら、有利になることも多くあります。

また、資格を取得して全く新しい分野にチャレンジする人も少なくありません。

【関連記事】看護師の転職に有利な資格30選｜分野別の難易度やおすすめの資格を紹介

看護師が一般企業へ転職するメリット

次に、看護師を辞めて一般企業へ転職した場合のメリットを見ていきましょう。

以下のようなメリットがあります。

夜勤や残業が減る

看護師の仕事を辞めると夜勤や残業が減り、規則正しい生活ができます。

一般企業は病院とは異なり、24時間体制の勤務が原則としてありません。

多くの企業が9時から17時などの勤務となり、規則正しい生活がおくれます。

このように、一般企業では病院とは労働環境が改善されるため、看護師にとっては大きなメリットとなるでしょう。

また、休みも取りやすくなるためワークライフバランスを取りやすいです。

肉体的な疲労が減る

看護師が一般企業に転職すれば、肉体的な疲労が軽減されるメリットがあります。

看護師は立ちっぱなしや患者の移動介助など、肉体的な負担が大きい仕事です。

とくに、事務職は座ってする仕事が多く、肉体的な疲労はかなり軽減されるでしょう。

責任やプレッシャーから解放される

一般企業に転職すれば、責任やプレッシャーから解放されるメリットがあります。

看護師は患者の命を預かる責任を負っており、ミスが許されないプレッシャーを感じている方も少なくありません。

一般企業では、人命に直接関わる業務は少ないでしょう。

どの仕事でも責任やプレッシャーはありますが、看護師ほどの重圧はなくなり精神的な負担が大幅に軽減されます。

今までの経験が活かせる

看護師が一般企業に転職した場合、これまでの経験や能力を活かせるといったメリットがあります。

看護師は医療の専門知識や対人スキルを身に付けており、一般企業でも活かせる能力です。

とくに、医療関連の企業であれば、看護師経験が大いに役立ちます。

看護師の資格が必要な職種はもちろん、資格が不要な仕事においても、看護師時代に培われた責任感やコミュニケーション能力を発揮できるでしょう。

人間関係がリセットできる

人間関係に悩んでいるのであれば、リセットして新たな人間関係を構築できます。

職場では、同僚や上司、患者との人間関係がストレスの原因になるケースが少なくありません。

転職すれば、新たに人間関係を構築できるメリットがあります。

人間関係がうまくいかない方にとっては、転職すれば精神的に楽になるでしょう。

【関連記事】看護師の病院以外の転職先15選！珍しい職場や転職を成功させるコツも解説

看護師が一般企業で働くデメリット

一般企業への転職は、メリットばかりではありません。

人によってはマイナスになることもあります。

以下のような点には注意が必要です。

新たな勉強が必要

未経験でも始められる仕事や、資格が不要な職種であっても、業界知識や会社が取り扱っている商品の知識などは学習しなければなりません。

一般企業では、病院とは全く異なる業務を行うため、看護師としての知識や経験だけでは対応できない場面が多くなります。

このように、一から勉強が必要になり、時間と労力がかかる点はデメリットだといえるでしょう。

収入が下がる可能性がある

看護師から一般企業へ転職すると、収入が減る可能性があります。

看護師の給与は、一般企業よりも高い傾向があるからです。

2023年の例を見てみると、看護師の平均給与は326,675円となっています。一方、全国平均は318,000円です。

これには、夜勤や時間外手当が含まれています。

したがって、転職すれば夜勤や残業が少なくなる分、収入が減る可能性がある点には注意が必要です。

【参考資料】日本看護協会｜2023年病院看護実態調査報告書
厚生労働省｜令和5年賃金構造基本統計調査の概況

やりがいを感じないことがある

看護師は命を救う仕事なので、大きなやりがいがあります。

一般企業へ転職すると、看護師ほどの大きなやりがいを感じられない人が少なくありません。

このような時は、仕事に対する向き合い方を変えてみるとよいでしょう。

以下の方法がおすすめです。

復職が難しくなる

看護師は復職がしやすい職業のひとつです。

そのため、一旦、看護師を辞めて一般企業で働いてみたいと考え、転職する方も少なくありません。

ただし、看護師の仕事を離れると、医療情報に疎くなり技術も鈍ってしまいます。

もし、将来的に看護師として復職を考えている方は、自分で情報収集しなければなりません。

ブランクが長くなるほど、医療知識やスキルの習得が難しくなるため、注意が必要です。

人間関係が良いとは限らない

人間関係が原因で看護師を辞める方は多くいます。

しかし、次の職場に転職しても人間関係が良いとは限りません。

一般企業に移ったものの、新しい職場でも馴染めずにまた人間関係に悩んでしまうケースは少なくありません。

人間関係は入社してみないとわからないのです。

看護師を辞めて一般企業へ転職すべき方

看護師を辞めて一般企業へ転職した方がよい方のなかには、いくつかの特徴があります。

以下の項目に該当するものがあれば、転職を検討しましょう。確認してみてください。

ストレスや肉体的疲労が限界な方

肉体的な疲労が蓄積しており、健康を害する可能性があるならすぐに辞めたほうがよいかもしれません。

看護師は深夜勤務や長時間労働、患者の介助など、ストレスや肉体的負荷が大きい業務です。

そのため、一般企業へ転職することで状況が改善する可能性が高いでしょう。

看護師に向いていないと感じる方

看護師が向いていないと感じる人は多くいます。

精神的プレッシャーや、想像していた病院とは違ったなど理由はさまざまです。

向いていないと感じたままだと、業務に集中できず医療ミスにつながる可能性があります。

したがって、看護師の仕事が向いていないと感じる方は辞めるべきでしょう。

ワークライフバランスを充実させたい方

看護師は夜勤があり、就業時間が不規則な職業です。

また、帰宅直前に急患が入り、対応するために残業になるなど、長時間勤務を余儀なくされるケースも少なくありません。

そのため、家族との時間が作りにくいといった悩みを抱えている方もいます。

このような方は、一般企業に転職すればワークライフバランスが充実しやすくなります。

やりたいことが明確な方

他にやりたいことが見つかり、進むべき道が明確なら辞めるべきです。

看護師の仕事は人命に関わるため、責任を持たなければなりません。

熱意や興味が無ければ、責任感が薄れる可能性もあるでしょう。そうなれば、判断ミスにつながるリスクも大きくなります。

ハラスメントを受けている方

パワハラやセクハラなどを受けている方は辞めるべきでしょう。

ハラスメントを受けることで、ストレスや不安が増大し、身体的・精神的な健康への影響が出る可能性があります。

また、ハラスメントが横行しており、その改善が見込めない職場も同様です。

このような状況下では、看護の質や安全性にも影響が及びかねません。

看護師辞めて一般企業へ転職すべきではない方

転職は安易にすべきではありません。

とくに、以下のような理由で辞めるのはおすすめできません。

本当に辞めるべきなのかを検討した上で判断しましょう。

なんとなく辞めたい方

なんとなく辞めたい方は、転職すべきではありません。

なぜ転職したいのかが明確でなければ、次の仕事もすぐに辞めてしまう可能性が高いからです。

まず、辞めたい理由を明確にして、本当に転職で解決するのかを検討しましょう。

人間関係だけが理由の方

転職すれば今の人間関係はリセットできます。

しかし、次の職場で必ずしも良好な人間関係が築けるとは限りません。

うまくいかなければ、また辞めたいと思ってしまうでしょう。

人間関係だけが理由なら、配置転換を申し出るなど、今の環境を変えられないかを考えてみましょう。

転職に強い不安を感じる方

転職には必ずリスクが伴います。

自分にあった仕事がなかなか見つからなかったり、見つかっても職場環境が良くなかったりなど、思うようにいかないことは珍しくありません。

あまりにも転職に関して不安が強ければ、リスクを恐れすぎて行動できなくなります。

このような方は、今の会社を続けるにはどうしたらよいかを考えましょう。

環境の変化に敏感な方

環境の変化に敏感な方は、転職を慎重に検討したほうがよいでしょう。

繊細な人は周りの環境に敏感なため、新しい環境になじめないなどの悩みも少なくありません。

結局、人間関係が築けず退職につながってしまいます。

転職先の職場環境や文化をよく調査し、自分に合った環境かどうかを判断することが必要です。

生活費に余裕がない方

転職活動を行っても、すぐに次の仕事が決まるとは限りません。

再就職までに時間がかかるほど、お金に余裕がなくなる恐れがあります。

お金の不安が大きくなれば焦って仕事を決めてしまい、ミスマッチにつながるケースも少なくありません。

最低でも、6ヶ月くらいは収入がなくても生活できるくらいの余裕は持っておきましょう。

看護師から一般企業への転職に失敗しないためのコツ7選

できるだけ早く、看護師から一般企業への転職を成功させるためにはコツがあります。

内定を早く欲しい方は実践してみてください。

転職に失敗しないためのコツは以下の7つです。

順番に見ていきましょう。

退職スケジュールを立てる

転職したいと思ってもいきなり辞めるのではなく、計画的に進めることが重要です。

活動を始めてから、次の職が決まるまでに最低でも3ヶ月はかかると考えておきましょう。

できるだけブランクを作らないためには、退職してすぐに次の仕事につけるのが理想です。

そのためには、「いつまでに転職するのか」を決めて在直中から効率的に転職活動しましょう。

スキルや経験を整理する

転職する前にしっかりと自己分析を行い、スキルや経験をまとめておきましょう。

自分の強みがわかればアピールもしやすくなり、採用率も上がります。

また、応募先が求める人材に、強みがマッチしているかも重要なポイントです。

自己分析と合わせて企業分析も行いましょう。

希望条件を明確にする

転職先に求める条件を整理することも重要です。

たとえば、給与は最低いくら以上、土日はかならず休みがいいなど希望条件を洗い出しましょう。

洗い出した条件にマッチした求人しか見ないようにするのがポイントです。

条件が明確になっていなければ、いろんな求人に目が行ってしまい、活動の軸が定まりません。

効率よく活動するためには活動の軸を決めることが重要です。

譲れない条件に優先順位をつける

洗い出した希望条件をもとに求人を探しても見つからない場合は、条件に優先順位をつけましょう。

優先順位が低いものから妥協していくと、見つかりやすくなります。

あまり条件をつけすぎると、内定のハードルが高くなってしまうからです。

希望条件をすべて満たしている企業が理想ですが、ほぼありません。

そのため、条件を緩めながら探すのがポイントです。

応募先の企業で働きたい理由を明確にする

応募先の企業で働きたい理由は明確にしましょう。

なぜその企業で働きたいのかを明確にしておかなければ、志望動機に説得力がありません。

しっかりと企業分析を行い、自分の強みも交えた理由にすると印象がよくなります。また、志望動機に合わせて退職理由も連動させましょう。

経験や資格を活かせる仕事を中心に探す

これまでのスキルや経験を活かせる仕事の方が採用されやすいため、看護師資格や経験が活かせる仕事を中心に探しましょう。

資格や経験が活かせれば、即戦力として採用されるケースも少なくありません。

即戦力なら、未経験者よりも給与条件が良くなります。

転職エージェントを利用する

効率よく転職活動を進めるには、転職エージェントを利用するのがおすすめです。

転職エージェントを使えば、適職診断や履歴書や職務経歴書の添削、面接対策なども無料で受けられます。

求人の紹介はもちろん、面接日程の調整や給与の交渉など、面倒なことは全て任せられるので、転職活動に集中できるメリットがあります。

【関連記事】看護師が転職に成功するための準備やポイントを解説！活用したいおすすめの看護師向け転職サイトも紹介

看護師から一般企業へ転職したい方におすすめの転職エージェント

看護師からの転職におすすめの転職エージェントを3つ紹介します。

それぞれ特徴が異なるので、複数に登録して自分に合った仕事を探していきましょう。

マイナビエージェント

マイナビエージェントは、業界ごとにキャリアアドバイザーを選任しています。

そのため、業界に詳しいのが特徴です。

未経験の業界へ転職する方にとって、詳しい方に相談できるのは心強く頼りになります。

また、マイナビエージェントは初めて転職する方に強みを持っているので、登録して求人を見せてもらいましょう。

リクルートエージェント

リクルートエージェントは、国内最大級の転職エージェントで求人数が圧倒的です。

求人数が多いほど、選べる選択肢が多くなるので、それだけでも登録する価値があるでしょう。

職務経歴書を簡単に作成できるツールなどが充実している点も、他社にはないメリットです。

応募書類の作成が苦手な方でも、ツールを使えば簡単に作成できるので、さっそく登録していくつかパターンを作っておきましょう。

ビズリーチ

ビズリーチは、スキルや経験を登録しておけば、興味を持った企業ヘッドハンターからスカウトを受けられる仕組みの転職サイトです。

企業側から声がかかるため、採用されやすい特徴があります。

また、ミスマッチも少なく、高待遇での転職が期待できるのも大きな特徴です。

登録してあとは待つだけなので、さっそく登録してみましょう。

関連記事：看護師におすすめの転職サイト比較ランキング！メリット・デメリットなど解説

看護師から一般企業へ転職したい方によくある質問

最後に、看護師から一般企業へ転職したい方によくある質問にお答えします。

まとめ

看護師から一般企業への転職は難しくありません。

看護師として患者に接してきた経験はどの企業でも役に立ちます。

また、一般企業でも看護師の資格を必要としている仕事も少なくありません。

転職は探し方が重要です。どのような企業があるかわからない、探し方がわからないという方は、転職エージェントに相談してみましょう。

アドバイスを受けながら、仕事探しの参考にしてみてください。