管理栄養士への転職は難しい?未経験・実務経験なしだと転職できないのかも解説

編集者
CUS編集部
株式会社アシロ
転職サイトやエージェントは何を選ぶかではなく、『どう使いこなすか』にフォーカスしたWEBメディア。株式会社アシロの転職メディア編集部による、転職エージェントの賢い『使い方』とキャリアアップ実現の方法論を解説。
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食や栄養のプロフェッショナルである管理栄養士は、多くの人たちの健康をサポートする職業として幅広い業界で必要とされています。

しかし、管理栄養士として活躍したいと思っても働き口が見つかりにくかったり、将来性がないなどという噂を耳にしたりして、転職するのをためらってしまう方も少なくないでしょう。

本記事では、未経験や実務経験がなくても管理栄養士への転職に挑戦できる理由をはじめ、転職活動の始め方やおすすめの転職エージェント、さらに面接対策のポイントを紹介します。

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目次

管理栄養士への転職は可能!未経験・実務経験なしでも挑戦できる理由

管理栄養士としてのキャリアや経験がないと就職・転職は難しいとイメージする方も多いでしょう。

しかし、結論からいうと、管理栄養士への転職は未経験の方や実務経験がない方でも挑戦できます。

それぞれの理由を詳しく解説します。

高齢化社会で管理栄養士の需要が高まっているから

未経験や実務経験がなくても管理栄養士に転職できる理由として、年々深刻さを増す高齢化問題があります。

総務省統計局によると、20239月時点で65歳以上の高齢者の数は3,623万人となりました。全人口に占める65歳以上の高齢者の割合は29.1%と、過去最高を記録しました。2040年には、全人口の34.8%が65歳以上の高齢者になると考えられています。

近年、高齢者の増加にともなって介護施設の数が著しく増え、介護保険制度の改革で施設における栄養ケア・マネジメントの強化も打ち出されました。

そのため、管理栄養士の需要は今後ますます高まると予想されています。

参考:統計トピックスNo.138│総務省統計局

生活習慣病にかかる人が増えているから

管理栄養士が必要とされている理由のひとつは、生活習慣病を患う方が年々増加傾向にあるためです。

生活習慣病とは、生活習慣が原因となって起こる疾患の総称であり、食事や運動、喫煙や飲酒、ストレスや睡眠不足などが深く関係していると考えられています。

特に食生活の欧米化は、たとえ食べ過ぎなくても摂取エネルギーが過剰になり、肥満にもつながりかねません。厚生労働省によると、日本人の死亡原因のおよそ6割を生活習慣病が占めており、食生活を含めた生活習慣の改善が求められているのです。

そこで重要な役割を果たすのが管理栄養士です。管理栄養士の業務のひとつに、食生活や生活習慣の指導があります。

年代を問わず生活習慣病を抱える人が増え続けるなか、管理栄養士の栄養指導業務は幅広い業界で必要とされていくでしょう。

AIに代替されにくい仕事であるから

管理栄養士が担う業務は、AI技術がいくら進歩したとしても代替されにくい仕事とされています。

急速に技術革新が進んでいるAIは、膨大なデータの分析を得意としますが、人の心を読み取り判断するのは難しいとされています。特に、共感することが苦手のようです。

管理栄養士が活躍する現場である病院や介護施設では、患者や施設の利用者など、対象者の体調の変化を把握したうえで栄養管理をしなければなりません。医師や看護師など一緒に働くスタッフと相談したり、対象者の話を聞いたりしながら業務に当たる必要があります。

このように、管理栄養士の仕事には高いコミュニケーション能力が求められるため、AIではなく人間の力で患者や施設利用者の状態を見極める必要があるといえるでしょう。

管理栄養士の転職活動の始め方

未経験の方や実務経験のない方が管理栄養士への転職活動を始めるには、主に次の4つの方法があります。

  • 転職サイトから求人を探す
  • 転職エージェントに登録する
  • ハローワークに相談する
  • 各自治体のホームページで求人を探す

それぞれの転職活動の特徴を詳しく解説します。

転職サイトから求人を探す

管理栄養士への転職を目指す方法のひとつとして、転職サイトに掲載されている求人を見つけることが挙げられます。

転職サイトとは、求人情報が掲載された無料の会員制ポータルサイトのことです。

全国の求人情報をまとめて掲載する総合型の求人サイトから、職種や性別などに特化した求人サイトまで、さまざまなタイプが存在します。

転職サイトを利用する最大のメリットは、自分のペースで転職活動を進められることです。

気になる求人が見つかれば、必要情報を入力するだけで応募が完了するため、スマートフォンやパソコンさえあれば少しの空き時間を活用して仕事探しをおこなえます。

さらに転職サイトのなかには、面接の際に知っておきたいマナーや各種書類の書き方など、転職を成功させるためのノウハウや有益な情報が掲載されているのも大きな魅力です。

就業中の方はもちろん、自分のペースで転職活動を進めたい方にもおすすめの方法といえるでしょう。

転職エージェントに登録する

管理栄養士への転職を成功させたい方は、転職エージェントの利用を検討しましょう。

転職エージェントは自分で求人情報を探す転職サイトとは異なり、コンサルタントやスタッフなど転職支援のプロが、転職先の選び方から退職手続きまで全面的にサポートしてくれます。

転職エージェントのサポート内容
  • 希望に合った求人情報の提供
  • 企業との面接日の調整
  • 履歴書や職務経歴書の添削サービス
  • 面接対策
  • 退職手続きの支援サービス
  • 内定後の条件交渉 など

なかには有料のエージェントもあるものの、転職エージェントの多くは無料でサービスを提供しています。

転職活動が初めてで不安な方はもちろん、プロにアドバイスをもらいながら転職活動を進めたい方にもおすすめの方法といえるでしょう。

ハローワークに相談する

管理栄養士の求人を見つける方法として、ハローワークに相談するやり方もあります。近所にあるハローワークに出向いて求人情報がないかを確認する方法です。

ハローワークとは公共職業安定所のことで、国が運営する総合的雇用サービス機関です。全国に拠点があり、年齢や性別を問わず誰でも気軽に相談できます。

転職サイトや転職エージェントと同じように無料で利用できる施設ですが、ハローワークから紹介される求人の多くは地域の中小企業のものです。そのため、地元での転職を目指したい方やUターン転職を考えている方におすすめできます。

また、ハローワークは基本的に平日の日中にしか開いていないため、就業中の方は訪問しにくいというデメリットもあります。開館時間はそれぞれの施設で異なるため、事前に確認しておきましょう。

各自治体のホームページで求人を探す

管理栄養士の求人情報は、各自治体のホームページや広報誌などにも掲載されています。

各自治体における求人情報の掲載例
  • 都道府県のホームページ
  • 市区町村のホームページ
  • 都道府県栄養士会のホームページ など

保健所や保健センターなどで行政管理栄養士として活躍したい方や、公務員として安定した職業に就きたい方におすすめです。

管理栄養士を目指すなら転職エージェントの利用がおすすめ

管理栄養士への転職を成功させるためには、管理栄養士に特化した転職エージェントの活用がおすすめです。

それぞれの転職エージェントの特徴をはじめ、利用するメリットを解説します。

栄養士人材バンク

栄養士人材バンク
栄養士人材バンクの特徴
  • 管理栄養士や栄養士に特化した転職エージェント
  • 上場企業のため安心して利用できる
  • 非公開求人や面接対策などのサポートが充実

栄養士人材バンクは、管理栄養士や栄養士に特化した転職エージェントです。

運営元の株式会社エス・エム・エスは上場企業であり、医療や介護、福祉など幅広い業界で転職支援の実績があるため、初めて利用する方も安心できるでしょう。

管理栄養士や栄養士の転職を専門にサポートする専任キャリアパートナーが、労働条件や施設の雰囲気、今後のキャリアなどを考慮したうえで、一緒に転職先を探してくれます。非公開求人の紹介や面接対策にも力を入れており、サポートが充実しています。

初めて転職活動に挑戦する方はもちろん、未経験から管理栄養士を目指したい方、自分に合う求人を紹介してほしい方にもおすすめの転職エージェントです。

栄養士ワーカー

栄養士ワーカー
栄養士ワーカーの特徴
  • 好条件の非公開求人を数多く掲載
  • 給与などの条件交渉や転職後のフォローが充実
  • 転職成功者数が年間3万人以上

栄養士ワーカーは、親身な応援と誠実な対応で転職をフルサポートする管理栄養士や栄養士に特化した転職エージェントです。

栄養士ワーカーでは、好条件の非公開求人情報を多数掲載しています。また、全国を対象にサービスを展開しているため、地方在住の方も利用しやすいのがうれしいポイントです。

求人の紹介に限らず、専任アドバイザーによる履歴書や職務経歴書の書き方のアドバイス、面接対策のサポートも無料で受けられるため、転職経験のない方も自信をもって転職活動に挑めるでしょう。

さらに、転職後のフォロー体制も充実しています。転職後に条件が違っていた場合でも、気軽に相談できるのが大きなメリットです。

レバウェル栄養士

レバウェル栄養士
レバウェル栄養士の特徴
  • 求人票に掲載されていない詳細情報が充実
  • 企業からスカウトが届く
  • LINEで気軽に相談できる

レバウェル栄養士は、人材紹介事業を手がけるレバレジーズ株式会社のグループ会社が運営する管理栄養士や栄養士に特化した転職求人サービスです。

レバウェル栄養士では、専門のアドバイザーが応募から実際に就業するまでをサポートしてくれるため、転職未経験の方でも安心して利用できます。希望条件を丁寧にカウンセリングしてもらえるため、転職後のミスマッチを防げるでしょう。

施設の雰囲気や人間関係に関する評判が掲載されていたり、希望の転職条件を登録することで企業からスカウトが届いたりするため、スムーズな転職活動を実現できます。

通信アプリ・LINEと連携することで気軽に相談できるのも大きなメリットです。

サービスが無料で利用できるのもうれしいポイントです。ただし、求人情報が都市部のものを中心に展開されているため、住んでいるエリアによっては求人募集がないケースもあります。登録時に希望エリアがサービス対象であるかを確認してください。

未経験から管理栄養士に転職したい!面接対策で押さえておきたいポイント

未経験の方が管理栄養士に転職する場合、面接に向けて事前準備が必要不可欠です。ここからは、面接を成功させるために押さえておくべき準備のポイントをいくつか紹介します。

志望動機や前職の退職理由をはじめ、自己PRやよく質問される内容を詳しく解説するので、ぜひ参考にしてください。

志望動機・退職理由

管理栄養士の採用面接に限らず、転職活動の面接で質問される内容として志望動機が挙げられます。

志望動機はどの企業や団体の面接でも必ず聞かれる内容であるため、自信をもって答えられるように準備しておきましょう。

志望動機を述べる際に押さえるべきポイント
  • 管理栄養士として転職しようと決意した理由
  • 応募先でなければならない理由
  • どのような管理栄養士を目指したいか

未経験から管理栄養士として転職を決意した具体的な理由やエピソードを考える必要があります。また、なぜ応募先の企業や団体を選んだのかを述べるためにも、応募先の特徴を把握することが大切です。

応募先の特徴や業務内容を絡めながら志望動機を話すことで、転職への熱意や意欲をアピールできるでしょう。

管理栄養士は、職場によって業務内容が大きく異なるケースがあるため、転職後のミスマッチを防ぐためにも業務内容は正確に理解することが重要です。

また、志望動機と一緒に退職理由を質問する企業や団体も少なくありません。上手に答えるためにも、次のポイントを押さえていきましょう。

前職の退職理由を答える際のポイント
  • 嘘の転職理由を創作しない
  • キャリアプランや働く目的に一貫性を持たせる
  • 不満や愚痴、悪口をいわない
  • 前向きな姿勢と熱意を伝える

転職に至った経緯はできるだけ嘘をつかずに答えるのが鉄則ですが、人間関係を理由に退職した場合は、応募先でも同じような問題が生じる恐れがあるため注意が必要です。

パワハラやセクハラなど、誰もが納得できる理由でない限り、人間関係に関する内容をもち出さないよう意識しましょう。

また、前職に対する不満や愚痴などを列挙するのではなく、問題に向けてどのようにアクションを起こしたかがわかるエピソードを盛り込むことも大切です。

転職に向けた前向きな姿勢と熱意を伝えられるように内容を構成しましょう。

自己PR

未経験でも管理栄養士として活躍できると感じてもらうために、自己PRは非常に重要です。自身がいかに魅力的な人材であるかをアピールできるよう、自己分析をじっくりおこないましょう。

自己PRを考える際のポイント
  • 自分の強みと弱みを考える
  • 今までの仕事での成功体験や失敗体験を思い出す
  • これまでの仕事や人生経験が管理栄養士の業務にどのように活かせるかを考える
  • 過去に褒められた経験を思い出す
  • 企業が求める人材像を参考にする

自己PRを考える際は、どうしても自分の長所や強みばかりを意識しがちですが、弱みや失敗体験をどのように克服して乗り越えてきたか、そしてどのようなことを学んだかを取り入れるのも大切です。

問題解決能力や分析力をアピールすることにつながるため、自信をもって伝えていきましょう。

自分の長所や強みを見つけられない方は、過去に褒められた経験を掘り起こすのもおすすめの方法です。また、企業が求める人材像と自分を重ねながら、共通するポイントを探すのもよいでしょう。

よく聞かれる質問例

志望動機や退職理由、自己PRのほかに、面接でよく質問される内容をまとめて紹介します。

経験者向けの質問
  • あなたにとって大変だった栄養士の業務は何ですか
  • 得意な栄養士の業務はありますか
  • 調理経験はありますか
未経験者向けの質問
  • 苦手な人とどのようにコミュニケーションを取りますか
  • 周りからどのような人だといわれますか
  • あなたの長所・短所を教えてください

上記の質問はどの企業や団体でも聞かれるケースが多いため、ある程度回答内容を準備しておくことをおすすめします。

管理栄養士の主な勤め先・年収の相場

管理栄養士の主な勤め先は次の4つがあります。

管理栄養士の主な勤め先
  • 病院
  • 介護施設
  • 学校
  • 行政機関

管理栄養士の年収は就職する職場や業務内容、地域によっても大きく異なります。厚生労働省が発表する「令和4年賃金構造基本統計調査」によると、管理栄養士を含む栄養士全体の平均給与は月に264,200円、年間ボーナスの平均額は62300でした。

管理栄養士のみの平均年収は公表されていないものの、管理栄養士は国家試験への合格が必要であること、通常の栄養士と比べてより専門的な知識や幅広い業務への対応が求められることから、全体の平均給与よりも高い傾向にあります。年間で50万〜150万円ほど高くなるケースもあるようです。

管理栄養士のなかでも、行政機関や食品メーカー、病院などでは比較的高い給与が設定されていることがあります。これらの就職先は、管理栄養士を目指す方の多くが就職・転職を希望するため、競争率も高くなりがちです。

ここからは、管理栄養士の主な勤め先の特徴や業務内容を詳しく紹介します。

病院

病院やクリニックなどの医療機関では、疾病のある患者に対して治療や病状の回復に向けた栄養管理・指導をおこないます。

最近では、NSTと呼ばれる栄養サポートチームを設置する病院も増えており、これまで以上に管理栄養士の需要が高まっているのが特徴です。

病院やクリニックでの業務内容
  • 入院患者向けの献立作成や調理
  • 入院患者向けの食材の発注や管理
  • 入院患者や外来患者の栄養状態のチェック、管理

病院における主な業務は、入院患者向けの献立作成や栄養管理です。また、入院患者だけでなく、糖尿病や高血圧症などで食生活の改善が求められる外来患者への栄養指導も担当します。

病院やクリニックの管理栄養士として向いている人の特徴は、食や栄養面から医療に貢献したいと考えている方です。

また、医療業界の管理栄養士は、そのほかの業界に比べてより高いコミュニケーション能力が求められます。医師や看護師、調理師など、幅広い職種の人たちとチームを組み、連携しながら業務に当たる必要があるためです。

患者の気持ちに寄り添って共感する力や理解力、協調性も求められます。

介護施設

高齢者向けの介護施設でも、管理栄養士は重要なポストとして扱われています。

介護施設での業務内容
  • 利用者向けの献立作成や調理
  • 食材の発注や管理
  • 利用者の栄養状態の管理 など

基本的な業務内容は病院とあまり変わりませんが、病院と大きく異なるのが対象とする方の年齢層でしょう。介護施設は高齢者向けのメニューを考案し、調理する必要があるため、調理方法や味付けを工夫しなければなりません。

人に尽くしたい、管理栄養士として社会貢献がしたいという強い気持ちのある方におすすめの職場です。また、調理業務を任されるケースも多いため、調理が好きな方にも向いています。

学校

小中学校や学校給食センターも、管理栄養士を多く募集しています。

学校での業務内容
  • 学校給食の献立作成
  • 食材の発注や管理
  • 調理場の衛生管理

成長期の子どもたちに適した献立の作成、食材手配や管理、調理場の衛生管理など、幅広い業務を担当します。

また栄養教諭の免許があれば、食育の授業や食物アレルギーのある児童生徒への個別指導、保護者への栄養指導なども担当できるため、より広い範囲で食育にかかわれるでしょう。

子どもが好きな方、学校現場で働きたい方、食育に興味のある方におすすめの就職先といえます。

行政機関

保健所や保健センターなど、自治体における管理栄養士として活躍することも可能です。行政機関で活躍する管理栄養士を、行政管理栄養士といいます。

行政機関での業務内容
  • 地域住民向けの栄養指導
  • 食や健康に関するイベントや講習会の企画・実施
  • 訪問栄養指導
  • 飲食店の衛生環境確認
  • 給食施設での栄養管理指導
  • 行政調査のサポート など

保健所や保健センターに勤務し、地域住民の食や健康づくりをサポートするのが主な業務です。乳幼児から高齢者まで、幅広い年代の方たちの健康を支えます。

地域全体の食生活改善や栄養指導に携わりたいと考えている方、公務員として安定した職業に就きたい方におすすめの就職先です。

管理栄養士が活躍できる異業種の転職先

管理栄養士の資格をもつ方におすすめする異業種の転職先は、次の3つです。

管理栄養士が活躍できる異業種の転職先
  • 企業の社員食堂
  • 食品メーカー
  • 飲食店

それぞれの転職先の特徴や向いている方を詳しく紹介します。

企業の社員食堂

健康増進法や労働基準法などの法律によって、企業の社員食堂では管理栄養士や栄養士の配置に努めるよう求められています。

企業の社員食堂での業務内容
  • 献立の作成や調理
  • 食材の発注や管理
  • 社員の生活習慣病の予防や健康管理
  • 健康相談や栄養指導

主な仕事は食堂で提供する食事の献立作成や調理ですが、それ以外にも食材の発注や社員の健康管理、栄養指導など幅広い業務を担当します。

社員食堂では、複数のメニューを開発するケースがほとんどであるため、毎日栄養バランスの取れた複数の献立を考えなければなりません。

献立を考案するのが得意な方や、マルチタスクをこなすのが苦にならない方に向いている就職先といえるでしょう。

食品メーカー

管理栄養士として食品メーカーに転職したいと考えている方も少なくないでしょう。

食品メーカーでの業務内容
  • 商品の企画
  • 商品開発
  • 品質管理や食品規格書の作成
  • 広報活動

食品メーカーにおける管理栄養士の業務は、商品企画や開発、市場調査や特許出願のための資料作成など、職場によってさまざまです。なかには、顧客からの質問やクレームへの対応を任されるケースもあります。

食品メーカーに就職・転職するためには、食品学や化学の知識、さらには研究の経験などを問われるケースも多くあります。

商品開発や研究開発に携わりたいと考えている方におすすめの就職先ですが、食品メーカーは行政管理栄養士と同じくらい狭き門だと考えましょう。

飲食店

管理栄養士の資格を活かして飲食店に就職することも可能です。

飲食店での業務内容
  • メニュー開発や調理
  • 食材の発注や管理
  • 現場スタッフの教育 など

食や栄養のプロである管理栄養士は、飲食店でも大きな役割を果たします。栄養バランスの取れたメニュー開発をはじめ、現場で調理をすることもあるでしょう。管理栄養士が監修したメニューとしてリリースすれば、利用するお客様に安心して楽しんでもらえます。

さらに、現場で働くスタッフたちの教育を担当するケースもあるでしょう。

健康志向が高まる時代だからこそ、飲食店でも管理栄養士は欠かせない存在になっていくと予想されます。

管理栄養士への転職を成功させるコツ

管理栄養士の転職を成功させるポイントは次の4つです。

管理栄養士の転職を成功させるポイント
  • 経験やスキルを具体的に伝える
  • 転職先に求める条件をはっきりさせる
  • 転職先の企業研究をおこなう
  • 栄養士に特化した転職エージェントを活用する

それぞれのポイントについて詳しく紹介します。

経験やスキルを具体的に伝える

書類選考や面接で、応募者の経験やスキルが募集要件にマッチしているかを確認するために、具体的な経験やスキルについて質問されるケースが多くあります。

そのため、どのような経験やスキルがあり、転職先でどう活かしていくかをアピールすることが重要です。

ただ単に経験やスキルを列挙するのではなく、過去の実体験やエピソードを踏まえながら、具体的に説明しなければなりません。現実味のある内容かどうか、自分の経験や強みを活かした内容となっているかを確認してください。

入社後に活躍する姿を採用担当者にイメージしてもらうためにも、徹底的に自己分析するよう努めましょう。

転職先に求める条件をはっきりさせる

転職を成功させるためには、転職先に求める条件を明確にすることが大切です。

自分にとって欠かせない条件をはっきりさせることは、転職理由や転職の目的と同じくらい重要なポイントといえるでしょう。

転職先に求める条件やどうしても譲れないポイントを曖昧なままにすると、転職後のミスマッチにつながってしまいます。譲れない条件を洗い出したら、それらに優先順位をつけ、転職先に求める条件を見いだしてください。

ただし、希望条件にこだわりすぎると、応募できる求人が限られてしまいます。条件をできるだけ少なく抑え、幅広い業界に目を向けて転職活動を進めましょう。

転職先の企業研究をおこなう

専門職である管理栄養士の転職活動では、一般的な職種に比べて就職先の情報を収集できる機会が限られています。そのため、できるだけこまめに情報を集めて企業研究を重ねましょう。

企業の公式ホームページをはじめ、都道府県栄養士会のホームページ、求人媒体やハローワークなど、複数の媒体から常に最新の情報をチェックしてください。

可能なら、インターンシップや説明会などに積極的に参加して現場の雰囲気を確認したり、OBOG訪問を通し現場で働く人の生の声を聞いたりして、企業の特徴や実際の業務内容などをリサーチしましょう。

栄養士に特化した転職エージェントを活用する

転職活動を効率良く、かつ確実に成功させるためには、転職エージェントの活用がおすすめです。

特に、管理栄養士の資格を活かして転職したい場合は、管理栄養士に特化した転職エージェントの活用が必要不可欠といえるでしょう。

在職中の場合でも、転職活動におけるスケジュール管理や面接日の調整、内定後の待遇面の条件交渉など幅広いサポートを受けられるため、安心して転職活動を進められます。

ただし、管理栄養士が転職エージェントを利用する際は、次の3つのポイントに注意が必要です。

管理栄養士が転職エージェントを利用する際の注意点
  • 管理栄養士の求人数が豊富であるか
  • 管理栄養士の仕事に精通するアドバイザーやコンサルタントが在籍するか
  • 希望の業界や勤務先をカバーしているか

これらのポイントを踏まえたうえで、満足度の高い転職エージェントを見つけましょう。

管理栄養士への転職は未経験からでも可能|需要は年々高まっている

管理栄養士は、需要の高さから、未経験や現場経験がない方であっても就職・転職できる可能性のある職種です。これまで現場での経験を積んでこなかったからといって、資格があるにもかかわらず消極的になる必要は決してありません。

転職経験がない方や未経験の業界に挑戦したい方、そして管理栄養士として新たなキャリアを積みたい方には、転職エージェントの活用がおすすめです。なかでも管理栄養士に特化した転職エージェントであれば、転職に向けたサポートはもちろん、内定後のサポートも充実しています。

紹介した転職エージェントや転職に向けたポイントを参考にしながら、理想の職場への転職を成功させましょう。

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転職サイトやエージェントは何を選ぶかではなく、『どう使いこなすか』にフォーカスしたWEBメディア。株式会社アシロの転職メディア編集部による、転職エージェントの賢い『使い方』とキャリアアップ実現の方法論を解説。