大学中退後の就職は厳しい?中退後の就職率や就職成功のポイントを解説

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大学中退者の就職は厳しい
有料職業紹介許可番号:13-ユ-313782)の厚生労働大臣許可を受けている株式会社アシロが作成しています。

「大学を中退して就職できるのだろうか?」
「中退したことが不利になって、就職が難しくなるのでは?」

 と不安に思っている方もいるでしょう。

結論、大学を中退しても就職が厳しいとは限りません。

ですが、大学を中退した理由などをきちんと説明できないと就職が難しくなる可能性があります。

そのためにも、大学中退した理由を明確にし、今後のキャリアについて考えていく必要があります。

本記事では、大学中退した方の就職が難しい理由や就職を成功させるポイントについて解説します。

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大学中退者は新卒枠で就職活動が可能?

大学中退後3年以内であれば、高卒の新卒枠での応募が可能な場合があります。

大学を中退した場合、最終学歴は「高卒」となります。このため、一般的には「既卒」として扱われ、新卒採用枠での応募は困難です。

しかし、厚生労働省は企業に対して「卒業後3年以内の既卒者についても新卒枠での応募を受け付けるよう努めること」を推奨しています。

この指針により、大学中退後3年以内であれば、高卒の新卒枠での応募が可能な企業も存在します。ただし、これはあくまで「努力義務」であり、企業によって対応が異なるため、事前に確認が必要です。

また、大学中退者は年齢的に若く、ポテンシャルを重視する企業にとって魅力的な人材と見なされることがあります。そのため、早期に就職活動を開始し、自身の強みや意欲をアピールすることが重要です。

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関連記事:大学中退者の最終学歴は高卒!中退理由の例文と就職を成功させる5つのコツを徹底解説!

大学中退者の就職状況と課題

現在、大学卒業者の就職が増えており、大学を中退した方(いわゆる高卒)の就職が難しくなっているのは事実です。

そのため、採用企業には大学中退の理由をきちんと説明する必要があります。

では、大学を中退したら就職はできないのでしょうか。

結論として、大学中退者でも正社員として働くことは可能です。

ここでは、大学中退した方の就職は難しいのかを解説します。大学中退の現状を理解し、就職が成功するポイントを学んでいきましょう。

大学中退者の就職率

大学等中退者の 就労と意識に関する研究 によると大学中退者の就職率は26.4%です。

大卒者の57.8%と比較すると、約31.4%の差があります。

学歴就職率(正社員)
大学・大学院中退26.40
大学・大学院卒業57.80
専門・短大・高専中退24.50
専門・短大・高専卒業48.80
高校卒業44.30
【参考】大学等中退者の就労と意識に関する研究

つまり、大卒だと約6割が就職できるのに対し、大学中退者は3割程度しか就職できていません。

ちなみに、令和7年3月卒業者のデータでは、大卒者の就職率は98.0%でした。大学中退者の就職データに関しては最新のものがないため単純な比較が難しいですが、大学中退者の就職率も向上している可能性があります。

大学中退した理由を明らかにし、企業へ就職の意欲を強くアピールすることで十分就職することは可能でしょう。

大学中退者と大卒者の生涯年収の差

学歴は依然として収入に大きな影響を与えていることは事実です。

大学卒業者の生涯年収が平均約2億6千万円に対し、大学中退者の生涯年収が平均約2億円でした。大学中退者や高卒者は生涯年収の差が約6,000万円開くと言われています。

昔ほど学歴社会ではなくなったものの、現代でも学歴が収入に重要な役割を果たしているのは変わりません。

しかし、最近では学歴だけでなく、実務経験やスキル、資格といった要素も評価されるようになり、学歴がすべてではなくなりつつあるという意見も増えています。

ですが、学歴は依然としてキャリアのスタートに大きな影響を与えるため、学歴もやはり無視できない重要な要素であることは確かです。

【参考】:独立行政法人労働政策研究・研修機構「図 21-1 生涯賃金(60 歳まで注、退職金を含めない、2020 年)

では、なぜ大学を中退すると就職が難しくなるのでしょうか。

次章では、大学中退すると就活が難しくなるのかについて解説します。

大学中退者が就職活動で直面する課題

ここでは、大学中退者が就職に不利と言われる理由を紹介します。

大卒に比べて不利と思われる条件でも、理由を明確にすることで改善できます。

就活を効率よく進めるためにも一緒に学んでいきましょう。

応募条件の制限

まず、大学中退すると就活が難しくなる点として応募条件を満たせないことが挙げられます。

大学中退者は、学歴が「高卒」になってしまいます。

どんなに素晴らしい実績や経歴をお持ちの方であっても、応募資格が「大卒に限る」ものには応募することができません。

しかし、現在では学歴不問でも応募が可能な企業も増えており、スキルや経験を重視した採用も増えているので、求人サイトで幅広く調べてみることをおすすめします。

継続力への懸念

大学を中退した方は、性格上の観点から「継続力」がないとみられてしまう可能性があります。

最近では、早期退職する割合も増加しており、企業側も「仕事をやめない、継続力がある人」を採用したいと考えている傾向にあるのです。

そのため、就職活動をおこなう際は、面接官に継続力があることを示すことで大学を中退しても十分に就職することが可能でしょう。

大学の中退理由の明確化

中退した理由が明確でないと、面接官から「大学を中退した理由は何か?」と尋ねられることが多々あります。

大学中退した理由に納得できる説明ができなければ、採用されにくくなる場合があります。

面接官は、あなたがどのような考えでその決断を下したのか、またその後どのようにキャリアを築いているのかを知りたがっているのです。

そのため、正直かつ具体的に理由を説明できる準備をしておくことが重要です。就職活動の際は大学を中退した理由を明確に伝えられるように準備しましょう。

【体験談】大学中退者の就職成功事例

ここからは、実際のアンケートをもとに、大学中退でも就職に成功した事例を紹介します。

【アンケート概要】

調査期間:2025/1/23~2025/1/27
調査対象:サービス利用者の男女
調査方法:インターネットによる調査

※ユーザーアンケートより抜粋

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関連記事:【80人に聞いた】大学中退後に就職した人の体験談!

公務員に就職できた20代Sさんの体験談

大学中退してから就職して苦労した点
大学2年で中退後、2年間フリーターをしながら公務員試験に挑戦しましたが合格できず、23歳で方針を転換。就職支援サービスを利用して民間企業への就職を目指しました。
しかし、公務員への夢を諦めきれず再挑戦し、25歳で地方公務員初級試験に合格。面接では中退理由をポジティブに説明し、フリーター期間の経験を活かせると主張しました。
現在は安定した職を得られた一方、同期の大卒者より給与が低いことが課題です。

大学中退してから就職して良かった点
大学中退者でも大卒程度試験に合格すれば、大卒者と同等の給与を得られます。
安定した職を得られたことは良かった点だと思います。
フリーターを経た公務員になったので、両親の自分に対しての安心感が得られたと思いました。

他業種で就職できた40代Yさん男性の体験談

大学中退してから就職して苦労した点
大学を中退してしまったので家族や親戚達に心配をかけてしまいましたし、就職活動をしている時に面接官に大学を中退したことを非難されたことがあったので、精神的なストレスを感じました。
大学中退は世間的にあまり良い印象を持ってもらえないので、求人に応募した時に書類選考で不採用にされてしまったことが何度もありました。

大学中退してから就職して良かった点
早い段階での就職だったので、大学を卒業してから働くよりも職務経験を多く積むことができ、スピーディーな出世ができました。
大学を中退して社会人になったことで早めに経済的に自立することができたので、自分に自信が持てるようになりましたし、両親達への経済的な苦労をあまりかけなくて済みました。

SさんやYさんのように、就職活動に苦労しても就職して充実した毎日を送ることができます。前向きに自分の強みをアピールしましょう。

大学中退者が就職活動を成功させるポイント

では、現状を理解したうえで就職を成功させるポイントについて学んでいきましょう。

以下のポイントを意識して実行することで就職できる割合が高くなります。

資格取得に動く

大学を中退した場合、その後の学びやスキルの習得が自己アピールに繋がります。

たとえば、業界関連の資格を取得することで、学歴に関わらず自分の能力を証明が可能です。

常に学び続けている姿勢を見せることで、企業からの信頼を得やすくなるでしょう。

また、自分の経験や実績を積み重ねることで、学歴だけでは測れない実力を示すことができ、キャリアの幅を広げることにも繋がります。

そのため、学歴に代わる価値を見つけて、しっかりアピールしましょう。

ポートフォリオや実績を見せる

もし大学中退後に、フリーランスや個人でのプロジェクト経験がある場合、ポートフォリオとしてまとめ、応募先に見せることで実力を証明できます。

書類選考では、「人間性」よりもまず、「経歴」を重視して判定します。その際に履歴書に実績があれば選考の通過率も大幅にアップします。

人間性をみてもらうためにも履歴書の準備にも注力しましょう。

とくにクリエイティブ業界やIT業界では、実際にどのような仕事をしてきたかが重要視されます。そのため、経験を積み重ねて具体的な実績を積み重ねることが大きな利点となり、就職成功への近道となるでしょう。

求人サイトを比較し幅広く求人を見る

求人サイトを比較することで、大学を中退した方に合った就職先を見つけることが可能です。

「あたり前では?」と思う人も多いと思いますが、求人サイトにも多くの職種があります。その中で自分なりに吟味して見つけることが就職成功へのカギとなるでしょう。

また、自身での調べがうまくいかない場合、就活エージェントを頼るのも一つの手です。

新卒枠に応募が可能?!

新卒枠の応募基準は企業によって異なりますが、厚生労働省によると、2010年に改正された「青少年雇用機会確保指針」により、高校を卒業してから3年以内であれば、既卒でも新卒として扱われることがあります。

つまり、大学を中退した場合でも、高校卒業から3年以内であれば新卒として就職活動できる可能性があります。

一部の企業では、学歴や卒業年数に制限を設けていないこともあり、大学を中退してからしばらくして就職活動をおこなえば、新卒枠として受け入れられること場合もあります。

とくに、若い人材を重視する企業や、学歴よりも将来の可能性を重視する企業では、新卒枠での応募が認められる場合もあります。

このように、大学中退者でも条件を満たしていれば、新卒として応募できるチャンスはあります。

【参考】厚生労働省「青少年雇用機会確保指針」

大学中退した方におすすめの転職エージェント

これから紹介する3つのエージェントは、どれも大学中退した方におすすめのサービスです。自分にあったエージェントを選択し、一緒に就職を成功させましょう。

【厳選】大学中退者におすすめの転職エージェント

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ハタラクティブ

ハタラクティブ
おすすめ度: 5.0

公開求人数:5,159件
公式サイト:https://hataractive.jp/

ハタラクティブの特徴
  • 書類通過率96%以上・就職成功率80.6%(※1)
  • 転職支援18万人以上と豊富な実績(※2)
  • 利用者の8割が大企業への就職を実現

(※1)2023年12月〜2024年1月時点の面接実施した求職者のうち、内定が出た求職者の割合
(※2)2023年12月〜2024年1月時点

ハタラクティブ」は、フリーターや既卒など20代未経験者向けの就職・転職エージェントです。

ハタラクティブは、公式で「未経験専門」というキャッチコピーを掲げるほど未経験に強く、未経験OKの求人は全体の8割を占めています。IT、営業、サービス業、事務、工場、クリエイティブなど幅広い業種・職種から仕事を選べます。キャリアアドバイザーが求職者の希望や性格を丁寧にヒアリングし、厳選した求人を紹介してくれますが、希望に合わない求人を紹介されたらもちろん断って問題ありません。求人を押し付けられることはないので安心して利用できます。

ハタラクティブの面接対策や履歴書添削のサービスはマンツーマン対応で、2025年2月現在、書類選考の通過率は96%以上、内定率は80%以上の実績を誇ります。

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 こんな方におすすめ
  • どんな職種が向いているのか分からない方
  • 学歴や経歴に自信が持てない方
  • 書類や面接がなかなか通らない方
サービス概要
サービス名ハタラクティブ
運営会社レバレジーズ株式会社
公開求人数5,159件
非公開求人数非公開
正社員として働けるまでの期間最短1週間(平均約1か月)
研修制度なし
対応地域全国
公式サイトhttps://hataractive.jp/
2025年6月6日時点

良い口コミ

20代・男性

担当の方は希望とする業界の知識が非常に高く、内部事情などまで詳しくアドバイスして頂けたのはとても助かりました。

20代・男性

担当の方とは基本的なやり取りがLINEだったので、隙間時間で気軽に相談をしやすくて助かりました。

悪い口コミ

20代・女性

担当者からの連絡が遅くて不安になりました。

▼口コミをもっと知りたい方はこちら
関連記事:ハタラクティブの評判はやばい?口コミからメリット・デメリットを解説

えーかおキャリア

おすすめ度: 4.5

公開求人数:2,000件以上
公式サイト:https://e-kao.co.jp/

えーかおキャリアの特徴
  • 内定獲得率が大手転職エージェントの4倍
  • Google口コミ ★4.7(2025年2月時点)と高評価
  • 入社後の定着率91.4%

※公式サイト参照

えーかおキャリア」は、フリーターを含む20代のサポートに特化した就職・転職エージェントです。

年間約6,000人の就職・転職をサポートしているため、これまで積み上げられて生きた独自のノウハウを活かして高い内定獲得率を誇っています。えーかおキャリアの内定獲得率は大手転職エージェントの4倍を記録しています。

Googleの口コミには利用者から300件以上のレビューが寄せられ、星4.7と高い評価を獲得しています。充実したサービス内容や、担当者の親身なサポートに満足するコメントが多く見られました。

就職活動中はキャリアアドバイザーが親身に寄り添ってくれ、面談を通して求職者一人ひとりの希望を詳しくヒアリングしてくれます。求職者の希望に合った求人のみ紹介してくれるので、ミスマッチが心配な人も安心して利用できるでしょう。
入社後のフォローアップも継続しておこなっており、不安や悩みがあればいつでも相談できます。

そのため、入社1年後の定着率は91.4%と業界高水準です。

「自分に合わない会社に就職して後悔したくない…」「正社員で安心して働きたい!」フリーターの方は、えーかおキャリアに登録して求人を見せてもらいましょう。

 こんな方におすすめ
  • 社会人経験が1年未満の方
  • 1カ月以内に内定が欲しい方
  • 未経験職種にチャレンジしたい方
サービス概要
サービス名えーかおキャリア
運営会社株式会社For A-career
公開求人数2,000件以上
非公開求人数非公開
正社員として働けるまでの期間最短2週間
研修制度あり
対応地域関東、関西、東海、九州
公式サイトhttps://e-kao.co.jp/
2025年6月時点

良い口コミ

20代 女性

選考対策がとにかく丁寧で、安心できます。履歴書やエントリーシートの書き方、面接対策などもしっかりと対応してもらえるため、自信にもなります。未経験な領域に挑戦する上でも励みになりました。

20代 男性

担当の方は基本的にレスポンスが早かったので、内定を貰うまでスムーズに進んだのはとても助かりました。

悪い口コミ

20代・男性

内定が出るまでの期間が短すぎて、逆に他エージェントや自身で応募した会社との比較が難しかった。

 口コミをもっと知りたい方はこちら
関連記事:えーかおキャリアの評判はひどい?メリットやデメリットを口コミとともに解説

就職カレッジ

就職カレッジ
おすすめ度: 4.2

公式サイト:https://www.jaic-college.jp/

就職カレッジの特徴
  • 19年以上累計36,289人の就職支援実績(2005年~2024年)
  • 書類選考なしで最大20社と面接できる
  • 入社後定着率92.1%以上(2023/2〜2023/7に入社した人材の3ヶ月定着率)

※公式サイト参照

就職カレッジ」は、フリーター・既卒・第二新卒専門の就職支援サービスです。もともと企業向けの研修をおこなっていた株式会社ジェイックが、その研修ノウハウを求職者向けに展開しています。

就職カレッジでは、オンラインの無料就職講座を受けることができ、ビジネスマナーや自己分析、履歴書対策などを徹底的に学べるため、初めて正社員を目指すフリーターの方でも安心して企業の選考に応募することができるでしょう。

また、書類選考なしで最大20社と面接できるため、フリーター歴が長く履歴書に自信がない方にもおすすめです。さまざまな企業の話を聞いて、どの企業が自分に合っているか確かめたい人にも適しています。

さらに、就職後1年間はフォローアップ研修を受けられるので初めての正社員でも不安なく働けるでしょう。フリーターの方は、登録して情報収集してみましょう。

 こんな方におすすめ
  • 転職活動前にビジネスマナーを学びたい方
  • 書類選考をスキップしていきなり面接から始めたい方
  • 自分に合った働きやすい企業を探している方
サービス概要
サービス名就職カレッジ
運営会社株式会社ジェイック
公開求人数優良求人を直接ご紹介
非公開求人数非公開
正社員として働けるまでの期間最短2週間
研修制度あり
対応地域東京、大阪など全国
公式サイトhttps://www.jaic-college.jp/

良い口コミ

20代 女性

書類なしでいきなり面接できるのが良いです。書類を書く手間が省けるため、内定までスピーディーでした!最初からいきなり採用の決定権を持つ人と面接できることもあるらしく、私もあっという間に内定がもらえました。

20代 女性

ビジネスマナーや面接対策などで就活活動に必要な知識などが無料で学べることがてもいいところだなと感じました。

悪い口コミ

20代 女性

担当者によって対応のばらつきがある感じがしました。最初の担当者は返事が遅く、質問をしても納得できる答えがもらえなかったため、担当者を変えてもらいました。

 口コミをもっと知りたい方はこちら
関連記事:就職カレッジの評判・口コミはやばい?使いこなすコツを担当者へ独占インタビュー

大学中退者の就職に関するよくあるQ&A

さいごに、大学中退者の就職に関するよくある質問について解説します。

大学中退は履歴書に書かないとダメですか?

はい、大学中退の経歴は履歴書に書く必要があります。
書かないと経歴詐称にあたり、最悪の場合、懲戒解雇に該当します。

下記の記事では、大学中退をポジティブに受け入れてもらうための履歴書への書き方などを解説しています。ぜひご覧になってください。

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関連記事:大学中退は履歴書に書かないとダメ?不利にならない履歴書への書き方

大学中退は高卒と同じ扱いですか?

大学中退した方の学歴は、「高等学校卒業」と同じ扱いになります。

総務省の調査によると、最終学歴について「最終の学歴。中途退学した者については、その前の学歴である。また、在職中に上位の学歴を取得した場合には、その学歴が最終学歴となる。」と記載されています。

経歴では、「高等学校卒業」の扱いになりますが、先ほど申し上げたように高校卒業の新卒枠で応募できる企業もあります。

企業の採用条件の確認や、実際に企業に問い合わせてみることをおすすめします。

また、大学中退者の学歴の扱いについては、以下の関連記事で解説しているので、ぜひチェックしてみてください。

▼あせて読みたい
関連記事:大学中退者の最終学歴は高卒!中退理由の例文と就職を成功させる5つのコツを徹底解説!

参考:最終学歴|調査項目情報|政府統計の総合窓口│総務省

大学中退者のその後はどうなっていますか?

大学中退者のその後は、少し休んだり、アルバイトをしたり、違う大学に編入したりと様々です。
就職活動をする人もいますが、大学中退者の就職率は26.4%と高くはありません。

下記記事では大学中退者のその後について詳しく解説しています。

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関連記事:大学中退者のその後は?中退後の進路やおすすめの就職先を紹介

大学中退の理由の主な理由は何ですか?

文部科学省の調査 によると、1位が転学等(16.3%)で、2位が学生生活不適応・修学意欲低下(15.7%)という結果になっています。

その他の大学中退の理由については以下の関連記事で詳しく解説しているのでぜひチェックしてみてください。

▼あわせて読みたい
関連記事:大学中退で後悔しやすい7つの理由|その後の人生に後悔しないコツを完全解説

参考:大学等における令和4年度前期の授業の実施方針等に関する調査及び学生 の修学状況(中退・休学)等に関する調査の結果について(周知)│文部科学省

女性が大学を中退しても就職できますか?

はい、難しいですが可能です。
現在では昔ほど就職において男女差はありません。大学中退後の就職率は26.4%と高くはないので、計画的に行動し、内定を掴んでください

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関連記事:大学中退した女性のその後は?就職先や就職成功のコツを解説!

まとめ

大学を中退すると就職は難しくなることが多いですが、適切な方法を取れば就職は十分に可能です。

実際、大学中退者の就職率は大卒者に比べて低く、約35%の差があります。また、学歴は生涯年収に大きな影響を与え、大卒に比べて約6,000万円の差が生じてしまうこともあります。

しかし、近年では学歴だけでなく、実務経験やスキル、資格も評価されるため、学歴に代わる強みをアピールすることが大切です。

大学中退者が就職活動を成功させるためのポイントは次の通りです。

大学中退者が就職活動を成功させるためのポイント
  1. 資格を取得する: 業界に関連した資格を取ることで、学歴に関わらず自分の実力を証明できる。
  2. ポートフォリオや実績を見せる: フリーランスや個人での実績をポートフォリオとしてまとめ、面接や履歴書でアピールする。
  3. 求人サイトを活用する: 複数の求人サイトを利用し、幅広い選択肢から自分に合った仕事を見つける。また、企業によっては新卒枠を活用できることも。
  4. 就職支援サービスを利用する: 専門的なアドバイスを受け、求人情報や企業とのネットワークを広げることで就職活動をサポートしてもらう。

また、大学中退をネガティブに捉えず、「自分に合わない道を早く見つけて進んだ」と前向きに説明すれば、評価されることもあります。

実際、大学中退後にフリーターから公務員や他業種に転職して成功した事例もあり、早期に経験を積んだことがプラスに働いたケースもあります。

最後に、大学中退者には就職支援サービスの活用が非常に効果的です。キャリアアドバイザーからの専門的なサポートを受けることで、より良い就職先を見つけることができるでしょう。

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2021年7月20日 東証グロース上場(7378)
URL https://asiro.co.jp/
本社所在地 160-0023
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法人番号 9011101076787
設立日 2009年11月
代表者(代表取締役社長) 中山博登
主な事業内容 HR事業、インターネットメディア事業(リーガルメディア、派生メディア)、少額短期保険事業
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グループ会社 株式会社アシロ少額短期保険
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