中小企業への転職におすすめの転職エージェントの選び方と有効な利用方法とは

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本記事は、転職エージェント公式サービス(リクルート・マイナビ・ビズリーチ等)の広告リンクを含みます。
ただし、当サイト内のランキングや商品(商材)の評価は、当社の調査やユーザーの口コミ収集等を考慮して作成しており、提携企業の商品(商材)を根拠なくPRするものではありません。

転職を考えている方の中で「中小企業へ転職したい!」「転職できる自信がないから転職エージェントを利用してサポートして欲しい!」と考えている方は少なくないでしょう。

大手企業とは異なり、優良な中小企業の求人は転職サイトではなかなか見つからないかもしれません。そこでおすすめなのが転職エージェントです。

転職エージェントは、自己分析や書類添削、面接対策などのサポートが受けられるため、自分に合った中小企業が見つかり、転職成功へと近づけやすくなります。

転職エージェントは無料で利用できるので、気になるところはとりあえず登録だけでもしておきましょう。

この記事では、中小企業の求人の探し方や企業選びのポイント、おすすめの転職エージェントを紹介します。

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目次

中小企業の転職に強いおすすめの転職エージェント

転職に失敗しないためには、企業の情報を集めたうえで見極めることが重要です。

転職エージェントであれば、企業の情報や業界知識を教えてもらえるため、おすすめです。中小企業への転職の際に、登録しておきたい転職エージェントを紹介します。

リクルートエージェント

リクルートエージェント

リクルートエージェント」の強みは、リクルートが運営しているサービスで豊富な求人数が揃っていることです。

  • リクルートエージェント:約50万件
  • マイナビエージェント:約6万件
  • doda:約22万件

人気の営業・事務から製造・クリエイティブ・ITエンジニア・医療など幅広い業界や業種、業態の求人を取り扱っているので、リクルートエージェントであれば見つかるでしょう。

書類添削や面接対策もサポート内容に含まれているため、始めての転職で不安に感じている方や、自己分析が上手くできない方など幅広い転職者におすすめの転職エージェントです。

サービス名リクルートエージェント
運営会社株式会社リクルート
求人数公開求人:447,547件
非公開求人:327,719件
公式サイトhttps://www.r-agent.com/
2023年10月時点

マイナビエージェント

マイナビエージェント

マイナビエージェント」では、初めての転職やキャリアアップをしたい若手求職者など20代~30代の転職サポートに力を入れているところが魅力です。

登録時のアンケート結果を元にITエンジニア・メーカー・金融・営業など各職種や業界・業種に特化した専任のアドバイザーが担当になるので、他の転職エージェントよりも専門的な知識や転職のコツなどあらゆる有益な情報を提供してもらえます。

「じっくり聴く」をモットーにしているマイナビエージェントは、20代~30代の方をはじめ、初めて転職する方や書類添削・面接対策サポートをじっくり受けたい方にもおすすめです。

サービス名マイナビエージェント
運営会社株式会社マイナビ
求人数公開求人:66,242件
非公開求人:18,302件
公式サイトhttps://mynavi-agent.jp/
2023年10月時点

doda

doda

doda」の最大の強みは、専任のキャリアアドバイザーによる親切丁寧なサポートが充実しているところです。

dodaは自ら求人を探すこともできるうえに、スカウトを受け取ることもできる転職エージェントです。

初回面談の時から転職希望者のスキルを棚卸しするために、最初の職歴から深堀して何を頑張ってきたのか、どんな実績を出せたのか、次の職場ではどんな仕事をしたいのかなど細かく話しを引き出してくれるので、見ておくべき求人や企業の規模感などを分かりやすく提案してもらえます。

サービス名doda
運営会社パーソルキャリア株式会社
求人数公開求人:215,878件
非公開求人:35,136件
公式サイトhttps://doda.jp/
2023年10月時点

dodaX

dodaX

doda X」は、前途のdodaエージェントよりもハイクラス特化型の転職サービスで、幅広い求人を豊富に取り扱っています。

職歴や保有資格・免許、次に希望する年収や働き方などの情報を登録すると、ヘッドハンターからスカウトが届き、優良な求人情報を紹介してもらえます。

スキルを活かして、中小企業の管理職を目指したい方や、年収アップを実現したい方は登録してみてはいかがでしょうか。

サービス名dodaX
運営会社パーソルキャリア株式会社
求人数公開求人:38,399件
公式サイトhttps://doda-x.jp/
2023年10月時点

type転職エージェント

type転職エージェント

type転職エージェントは、20年以上の運営実績がある老舗のエージェントサービスです。

関東圏に注力している地域特化型のため、関東で転職を希望している方にはかなりおすすめです。

また、女性の転職に特化したサポートもあるので、男女関わらず利用しやすいでしょう。

サービス名type転職エージェント
運営会社株式会社キャリアデザインセンター
求人数公開求人:10,933件
非公開求人:18,699件
公式サイトhttps://type.career-agent.jp/
2023年10月時点

おすすめの中小規模転職エージェント

ここでは、中小転職エージェントの中から、分野別に厳選して紹介します。

20代や第二新卒向け|マイナビジョブ20’s

マイナビジョブ20

マイナビジョブ20’sは、20代・第二新卒・既卒向けに特化した転職エージェントです。

求人は全て、20代の若手社会人が対象のため、将来性やポテンシャルなどが重視されやすい特徴があります。また、「未経験OK」の求人も豊富にある点も魅力といえるでしょう。

2023年1月時点では、全体の求人数4,042件のうち、3,038件が未経験OKの求人となっており、半数以上を占めています。経験が浅い方でもチャレンジしやすいでしょう。

マイナビジョブ20’sは、第二新卒やフリーター、転職活動に悩む20代におすすめです。

サービス名マイナビジョブ20's
運営会社株式会社マイナビワークス
求人数5,201件
公式サイトhttps://mynavi-job20s.jp/
2023年10月時点

エンジニア向け|リクルートエージェント×IT

リクルートエージェントIT

リクルートエージェント×ITは、エンジニア・IT専門の転職支援サービスです。

リクルートエージェントと同様に、求人数が豊富な強みがあります。非公開求人数が公開求人数に引けを取らないほど保有されており、その数は8万件を超えています。

また、「面接日の調整」や「年収交渉」など、企業との交渉を代行してもらえるため、企業との交渉が苦手な方でも安心です。

リクルートエージェント×ITは、ITエンジニアへの転職を考えている方におすすめです。

サービス名リクルートエージェント×IT
運営会社株式会社リクルート
求人数公開求人:99,222件
非公開求人:86,536件
公式サイトhttps://www.r-agent.com/it_engineer/
2023年10月時点

ベンチャー向け|GoodFindCareer

goodfindcareer

GoodFindCareerは、ベンチャー企業・スタートアップ企業に特化した転職エージェントです。

15年間6000名以上のベンチャーやスタートアップを支援してきた実績があります。

魅力は、転職だけではなくキャリア相談も可能なところです。

扱っている求人がベンチャー・スタートアップ企業なので、これから数年後のキャリアをどう実現していきたいか、どこのベンチャー企業でどう実現していけるかを親身に寄り添って導いてくれるので、新しい環境で挑戦したい方などには、特におすすめの転職エージェントです。

サービス名GoodFindCareer
運営会社スローガン株式会社
求人数非公開
公式サイトhttps://career.goodfind.jp/

中小規模の転職エージェントの特徴

ここまで大手の転職エージェントを紹介してきましたが、「大手ではなく規模が小さい中小エージェントのほうが効率良く探せるのでは?」と迷っている方もいるかもしれません。

中小規模の転職エージェントは、専門分野に特化している特徴をもつため、転職したい条件や職種が明確な場合に利用すると、効率的に探せるでしょう。

たとえば、以下のような転職エージェントがあります。

専門職に特化・エンジニア
・保育
・薬剤師
・作業療法士 など
ベンチャー企業に特化・スタートアップ
・ベンチャー企業
ハイクラス転職に特化・年収800万円前後などのハイクラス求人
年代・性別に特化・20代向け
・第二新卒向け
・女性向けなど
働き方に特化・フリーター向け
・フリーランス向け など

一つの職種・業界・年代などに特化しているからこそ、独自のパイプや情報をもっていたり、業界・職種に精通したキャリアアドバイザーが在籍していたりします。

転職したい職種がはっきりしている場合や、専門的な相談をしたい場合には、特化型である中小転職エージェントを活用すると心強い存在になるでしょう。

中小企業の求人の探し方

中小企業の求人は、以下の媒体や情報誌から探せます。

  • 転職サイト
  • 地元の求人情報誌
  • ハローワーク
  • 転職フェア
  • 転職エージェント

転職サイト

転職サイトは、業種や業態など細かなカテゴリー毎に掲載企業の情報量が豊富な傾向があります。

また、応募企業に関する質問や相談などのサポート体制が整っているところもあるため、「応募したいけど不安もある…」という方も安心して気軽に転職活動をおこなえます。

地元の求人情報誌

地元の求人情報誌は、地元の求人に特化しているメリットがあります。

転職したいエリアが決まっている方や、Uターンなど地元で転職したい方は、「実家の近くにある」「給与が高い」「小規模でやりたいことが自由にできる社風」など希望に沿った求人を探しやすいメリットがあります。

ハローワーク

ハローワークは、正式名称で「公共職業安定所」といい、転職活動をするうえで転職サービスの利用料などが一切かからず無料で利用できるメリットがあります。

インターネットが普及するよりも前の時代から、転職活動ができる場所として幅広い世代から認知されているため、様々な求人を一気に確認することができます。仕事の探し方としてはお住まい毎に管轄されているハローワークに赴いて、自分で直接求人を確認する方法が一般的です。

転職フェア

転職フェアには、業種や職種を問わず、さまざまな企業が参加しており、興味を持った企業の出展ブースで採用担当者と直接話すことができるので、企業の社風や事業内容をその場で説明してもらえる点が大きな魅力です。

転職エージェント

転職エージェントは、企業と転職希望者をマッチングさせる仲介役として利用することができ、一般に公開していない優良企業を含む非公開求人も保有しています。

また、転職活動が始めての方や面接に慣れていない方へ、無料で面接対策のサポートを受けることが出来たり、履歴書・職務経歴書の添削を受けられたりするなど、バックアップ内容が充実している点が最大の特徴です。

また、転職先の人間関係や雰囲気などの求人では分からない内部情報を口頭で教えてもらえるため、入社前後のミスマッチを防ぎたい方にも向いています。

探し方の幅を広げることで、自分に合った中小企業が見つかる可能性が高まるため、複数の媒体を利用することをおすすめします。

中小企業への転職で実感できるメリット

中小企業への転職で失敗しないために、知っておきたいポイントを確認しておきましょう。

経営陣との距離が近い

大企業だと中々イメージすることが難しいですが、中小企業は社長など役員や経営陣とのの距離が近い傾向にあるので、自身がやりたいことや気になったことなど、直接コミュニケーションが取れる機会が多いと考えられます。

大企業だと配属部署やチームがたくさんあるので、やりたいことが出来る環境に行ける可能性は未知数ですが、中小企業の場合は部署の数に限りがあるので、やりたいことは手を挙げれば比較的実践しやすいでしょう。

他部署との距離も近いので、アットホームな社風で働けるのも大きな特徴です。

異動なしの可能性が高い

中小企業は部署や社員数が少ないので、転居を伴う異動というケースはあまりありません。

なので、一度転職して仕事ができれば定着して仕事に臨むことができます。

そして、一ヵ所でずっとし続けるということは、企業内にあるさまざまな仕事を多方面に対応するスキルが求められるので、必然的に幅広い業務に関わることができます。

人事評価や昇給されやすい場合もあり

前途で解説したように、中小企業へ転職すると人とたくさんコミュニケーションを取りながら、たくさんの仕事を対応することになるので、人事や昇給の評価も反映されやすい環境といえるかもしれません。

大企業よりも経営陣に仕事ぶりや業績などが目に付きやすいので、頑張れば頑張るほどスキルアップや年収アップ、資格や免許取得などやりたいことが実現しやすくなるかもしれません。

そうして実績を積むと、社内で裁量権を持つこともできるので、更なるキャリアアップなども望めるでしょう。

転職エージェントを有効に利用するコツ

転職エージェントに登録するのであれば、有効に利用したいところです。

ここからは、事前に準備しておきたい情報など、特に必要となる内容を解説していきます。

転職エージェントとの面談前に自己分析をしておく

転職エージェントとの面談前に、自己分析をしておくことをおすすめします。

面談では強みやスキル、人物像を把握するために、さまざまなヒアリングがなされ、「キャリアの棚卸し」がおこなわれるからです。

たとえば、以下のような質問をされます。

質問内容
これまでの経歴・仕事内容の確認業務内容の掘り下げ
例)何名のチームでどんな役割を担ったか?
例)どんな企業にどのようにアプローチしたか? など
転職理由や目指すキャリアについての共有仕事観・価値観の共有
例)転職に至ったきっかけは?
例)仕事をするにあたって重視する点は? など
転職先への希望条件の確認希望条件の確認・共有
例)年収・福利厚生・通勤時間・勤務時間・ワークスタイルなどの希望条件を踏まえ、「年間休日を確保するために、年収をもう少し妥協することは可能ですか?」 など

質問に対する回答を踏まえ、転職者の希望に沿った求人紹介をしてもらえるため、事前に自分の強みやスキル、希望する条件などを整理しておきましょう。

「自分でもわからない」場合には、面談時に相談するのもよいでしょう。普段の業務内容などを伝えることで、自分では気がつかなかった強みやスキルが見つかるケースがあります。

担当キャリアアドバイザーと合わないときは変更してもらう

担当キャリアアドバイザーの対応や価値観、相性が合わないときには変更してもらいましょう。

転職エージェントを有効に利用できるか否かは、担当キャリアアドバイザーとの関係に関わっているといっても過言ではありません。

担当キャリアアドバイザーとの関係が良好であれば、コミュニケーションが円滑になり、価値観やスキルを深く理解してもらえて、その情報を元に希望に沿った求人を紹介されやすくなります。

反対に、粗末な対応や押し付け、上から目線の態度をとられるようであれば、コミュニケーションを図るのは難しいでしょう。

転職エージェントは複数登録する

転職エージェントの登録は、1社のみではなく、2~3社にするのが望ましいです。

なぜなら、転職エージェントごとに保有している「非公開求人」が異なるからです。非公開求人は一般の転職サイトや企業のホームページでは公開されていません。

そのため、優良企業や注目の企業などは、非公開求人経由で紹介してもらえる可能性があります。複数登録しておくと、より好条件の求人が見つかる機会も増えるので、より一層転職活動が有意義なものになります。

また、担当キャリアアドバイザーの対応や知識量、考え方もバラつきがあるため、複数登録することで、自分に合ったアドバイザーを見つけやすくなります。

迷ったときには大手の転職エージェントがおすすめ

やりたいことが決まっている方や、専門性のある職種への転職を検討している方は、中小規模の転職エージェントも有効ですが、中には「正直、よく分からない」という方もいるのではないでしょうか。

希望する職種や条件が明確になっていない場合、あるいは、自分の強みやスキルが分からず、どの転職エージェントを選べばよいのか迷っている場合には、大手の転職エージェントに登録することをおすすめします。

大手の転職エージェントは、業界や職種を問わず求人数が豊富です。幅広い選択肢の中から自分が気になる求人を選べるため、判断基準も絞りやすくなるでしょう。

複数登録する転職エージェントのうち、1~2社は大手の転職エージェントから選ぶことをおすすめします。

まとめ

中小企業の求人は、広告費用や大手企業に埋もれて目立たない、といった背景から載せていないことや自力で探しても見つけにくいケースも少なくありません。

転職エージェントであれば、非公開求人を保有しているため、中小企業の求人を紹介してもらえる可能性があります。

自分に合った転職エージェントを見つけて、転職を成功させましょう。

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転職サイトやエージェントは何を選ぶかではなく、『どう使いこなすか』にフォーカスしたWEBメディア。株式会社アシロの転職メディア編集部による、転職エージェントの賢い『使い方』とキャリアアップ実現の方法論を解説。