「うつ病で辞めたいときにおすすめの退職代行サービスはどこ？」
「退職代行はどうやって選べばいい？」

このように悩む方は少なくありません。

うつ病で仕事を辞めたいけれど、退職代行の利用に不安を感じる方もいるでしょう。メリットやデメリットを理解しないままでは、思い通りの退職ができず後悔するかもしれません。

そこで本記事では、うつ病の方におすすめの退職代行サービス3選を紹介します。

退職代行を使うメリット・デメリットや選び方についても解説しているため、スムーズに仕事を辞めたい方はぜひ参考にしてください。

あわせて読みたい⇒退職代行おすすめランキング23選｜サービス内容や料金・評判を比較【最新版】

うつ病で退職したいときにおすすめの退職代行サービス3選

うつ病で退職したいときにおすすめの退職代行サービスは、次の3つです。

自分に合ったサービスを選び、無理のない退職を目指しましょう。

退職代行Jobs

退職代行Jobsは全額返金保証があり、安心して使えるサービスです。

24時間LINEでやりとりできるため、夜中に相談してそのまま翌朝に辞めるなど、スピーディーな退職もかないます。

労働組合と提携しており、未払い給与や有給消化などの交渉も可能です。顧問弁護士の指導もあることから、トラブルなく退職できるでしょう。

このページから申し込んだ方限定で特別料金の24,800円（税込）で利用できるため、チェックしてみてください。

退職代行ガーディアン

退職代行ガーディアンは、労働組合法人が20年運営する退職代行サービスです。

一律23,800円（税込）の手ごろな料金ながら、パワハラや引き止め、嫌がらせなどのトラブルを、追加料金なしで対応してくれます。

長い運営歴の中でたまったノウハウがあるため、トラブルを避けたい人にはとくにおすすめです。もちろん即日退職にも対応しています。

そのほか、公式サイトで過去の代行実績を見られるため参考にしてみてください。

退職代行OITOMA

退職代行OITOMAは、代行料金が24,000円（税込）と、労働組合が運営する業者の中では最安水準のサービスです。

料金の後払いができ、万が一退職できなかった場合でも全額返金保証があるなど、安心できる仕組みが整っています。

弁護士監修の退職届テンプレートがもらえることも、便利なポイントです。

追加料金なしで退職完了まで無制限で相談・サポートしてもらえるため、安くて安心なサービスを求める方に向いているでしょう。

うつ病になったら退職代行で早めに退職しよう

うつ病になってしまった場合、退職代行で早めに退職するのがおすすめです。

令和4〜5年にメンタルヘルス不調で退職した労働者がいた事業所は6.4％で、前年の調査よりも増加しています。うつ病で退職することは、今や珍しいことではないのです。

労働者はみんな、自由に辞める権利を持っており、病気ならなおさらすぐに辞めるべきでしょう。

退職代行なら、早ければその日のうちに辞められるため、精神的なストレスやプレッシャーを最小限に抑えられます。

うつ病は心の病気であり、休養と治療が必要です。無理をして仕事を続けると、症状が悪化して回復に時間がかかることにもなりかねません。

自分の心身を守ることを第一に考え、退職代行でスムーズな退職を実現しましょう。

（参考：厚生労働省）

うつ病で退職代行を使って辞めるメリット

うつ病で退職代行を使って辞めるメリットは次のとおりです。

早ければその日のうちに辞められる

退職代行を利用すると、早ければその日のうちに辞められるのが大きな魅力です。

即日対応している業者であれば、当日中に辞められるようサポートしてくれます。

そのうえで、会社と合意すればその日のうちに退職が実現します。

会社の了承を得られなかった場合でも、無期雇用なら、法律上は労働者が退職の意思を伝えて2週間経つと退職可能です。

（期間の定めのない雇用の解約の申入れ）

当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。この場合において、雇用は、解約の申入れの日から二週間を経過することによって終了する。

（引用：民法第627条）

もし会社の就業規則に「退職の意思は1ヶ月前までに通知する」などといった記載があっても、基本的に民法のほうが優先されるため問題ありません。

残りの期間は有給休暇を消化すれば、それ以上出社する必要もなく、退職後の手続きや転職活動に時間を使えます。

同僚や上司に会わずに済む

退職代行を使うと、同僚や上司に会わずに辞めることも可能です。

やりとりはすべて業者がおこなってくれるため、申し込んだらやることは書類手続き程度で、直接の連絡は不要です。

退職の際に言いづらさや気まずさを感じる方は多く、とくにうつ病を患っている場合、人間関係が大きなストレスになっていることも珍しくありません。

退職に関するストレスやプレッシャーを極力少なくできるという点で、退職代行には大きな利用価値があるといえるでしょう。

有給消化などの交渉ができる

退職代行を使うと、有給消化などの交渉や各種サポートも受けられます。

たとえば、労働組合運営や弁護士監修の業者の場合、退職意思の伝達のほかにも次のようなサービスを提供しています。

自力で辞める場合、有給の消化や未払いの残業代など、請求しづらいこともあるでしょう。

会社側と交渉してほしいことがあれば、退職代行を使うことで有利に進められます。

治療に専念できる

退職代行を使うことで、自分は治療に専念できるのもポイントです。

退職の言いづらさや面倒な手続きから解放され、上司や同僚に小言を言われたり気まずさを感じたりすることもありません。

仕事や職場が原因のうつ病の場合、なるべく早く退職することで、より早く回復に向かう可能性が高まるでしょう。

うつ病で退職代行を使って辞めるデメリット

うつ病で退職代行を使って辞めるデメリットは次のとおりです。

費用がかかる

退職代行の利用には、ある程度の費用がかかることがデメリットの一つです。

運営元やサービス内容によって異なりますが、以下が目安になります。

運営	費用相場
一般法人	2万円〜3万円
労働組合	25,000円〜3万円
法律事務所	3万円〜10万円

一般的な民間サービスを利用した場合、2万円〜3万円が相場です。

サービス内容に対して安いと思うか、高いと思うかは人それぞれですが、すぐに辞められる対価に見合うかで判断してみてください。

引き継ぎや挨拶ができない

退職代行を使うと、基本的に業務の引き継ぎや挨拶ができません。

会社にとってはある日突然社員が来なくなるため、人員補充や埋め合わせが必要になり、迷惑をかける可能性が高くなります。

しかし、自分にとってはもう辞める職場であり、辞める以上は割り切ることも必要です。

後ろめたい気持ちがあるなら、退職代行を頼む日までに引き継ぎ内容を書類にまとめておくなど、できる限りのことをしておくといいでしょう。

うつ病で退職したいときの退職代行の選び方

うつ病で退職したいときの退職代行の選び方は、次のとおりです。

即日で退職できるか

うつ病ですぐに仕事を辞めたいなら、即日で退職できるか確認しましょう。

「24時間365日対応」や「即日対応」とうたっているサービスなら、最短でその日のうちに辞めることも可能です。

深夜や早朝・休日に返信が来なかったり、返信が遅かったりするサービスの場合、その分退職も遅くなる可能性があるため注意してください。

交渉権を持っているか

退職代行サービスは、交渉権を持っている弁護士監修または労働組合が運営している業者を選びましょう。

有給休暇の消化や退職金、未払いの残業代の請求など、会社に対して交渉をおこないたい場合は「交渉権」が必要です。

民間の業者には交渉権がないため、退職時にせっかくの権利を行使できず、損をしてしまう可能性があります。

とくに相手がブラック企業だったり、上司が威圧的で強い態度を取れなかったりする場合は、弁護士や労働組合の力を借りてきちんと交渉するようにしましょう。

実績があり評判がいいか

退職代行を選ぶときは、実績の豊富さや評判の良さも重要です。

実績数が多いサービスは経験が豊富なため、会社とのやり取りもスムーズに進むことが期待できます。

口コミは業者の公式サイトにも載っていますが、いい面だけを書いている場合が多く、やや信頼性に欠けます。

GoogleマップやXを活用し、実際に利用した人の口コミも確認するといいでしょう。

料金設定が適切か

退職代行を探すなら、料金設定が適切かもチェックしましょう。

安すぎるサービスは運営元の信頼性に欠けますし、交渉権を持っておらず権利を主張できない可能性があります。

反対に高すぎるサービスは、法律事務所でない限り怪しいため避けたほうがいいでしょう。

うつ病で退職代行を使って辞める流れ

うつ病で退職代行を使って辞める流れは次のとおりです。

1.相談する

まずは無料相談してみて、どのサービスを利用するか決定します。

あらかじめ自分のケースでどれぐらいの時間がかかるのか、料金の目安などを聞いておくと安心です。

2.内容を確認し支払い・契約する

料金やサービス内容に納得したら、支払いをおこないます。

多くの業者では、クレジットカード支払いや銀行振込に対応しています。不安な場合は、後払いに対応している業者を選ぶといいでしょう。

その後、希望退職日や勤務先の情報などの必要事項を記入します。

3.退職連絡をしてもらう

料金の支払いが済むと、希望の日にちに業者が会社へ退職連絡を入れます。

メールやLINEで進捗を知らせてもらえるため、連絡を待ちましょう。

会社と合意した場合は即日、合意できなかった場合でも2週間が経てば退職となります。

4.書類手続きや貸与品の返却をする

その後は書類手続きをおこない、貸与品があれば返送します。

なお、この作業は後日ゆっくりおこなっても大丈夫です。

手続きは郵送でよく、会社の人と直接のやりとりは発生しないため安心してください。

5.退職が完了する

退職日を過ぎ、離職票などの必要書類を受け取れば、無事退職完了となります。

離職票は失業保険の手続きで必要になるため、なかなか送られてこない場合は、代行業者を通じて催促しましょう。

うつ病で退職代行を使って辞めるときの注意点

うつ病で退職代行を使って辞めるときは、次の点に注意してください。

可能な範囲で引き継ぎや私物の持ち帰りを済ませておく

まず、可能な範囲で引き継ぎや私物の持ち帰りを済ませておくのがおすすめです。

うつ病で「これ以上出社できない」状態になるまで頑張ってしまうと、業務も中途半端な状態で辞めることになります。

退職代行の利用を考えているなら、あらかじめ引き継ぎ資料を作成しておくなど、できることをしておきましょう。

診断書があるとスムーズに進められる

うつ病で辞める場合、医師の診断書があるとよりスムーズに進められます。

業務やパワハラなどが原因でうつ病になった場合、「特定理由離職者」として、失業保険の受給条件が緩和される可能性があるためです。

一般退職者では2〜3ヶ月の給付制限があるところ、特定理由離職者ではなくなる上、受給日数も多くなります。

「パワハラによるうつ病」などの診断書によって、退職理由を有利にできる場合があるため、検討してみてください。

うつ病で退職代行を使って辞めるときにもらえる手当・給付金

うつ病で退職代行を使って辞めるときにもらえる手当・給付金には、次のものがあります。

失業保険

失業保険は、再就職の支援を目的に支給される雇用保険からの給付金です。

失業手当の利用は任意のため、支給を受けたい場合は申請が必要です。

受給日数は離職理由や年齢によって異なり、長ければ1年以上もらえる場合もあります。

受給金額は退職前の給与によって異なりますが、給与の50〜80％が目安です。

くわしい条件や計算方法については、以下の記事をご覧ください。

傷病手当

雇用保険の傷病手当とは、病気やケガで15日以上働けないときに、失業保険と同額が支給される制度です。

うつ病ですぐには働けない場合でも、失業保険を申請した上で、代わりに傷病手当を受け取れます。

2つを同時には受け取れないため、傷病手当を受け取る間は失業保険の延長手続きをしましょう。

くわしくは、以下の記事で解説しています。

傷病手当金

傷病手当金は、ケガや病気で働けなくなった場合に社会保険から支給されるお金です。

会社を連続して3日間以上休むと、4日目以降の休んだ日に対して次の金額が支給されます。

最大で1年6ヶ月受け取れるため、退職後の生活の支えになるでしょう。

失業保険と重複して受給はできませんが、退職前からもらっていれば退職後も継続して受け取れます。

うつ病で退職代行を使って辞めるときに使えるサービス

ここでは、うつ病で退職代行を使って辞めるときに使えるサービスを紹介します。

失業保険サポート

うつ病でも失業保険をもらいたいものの、「自分1人では難しい」「手続き方法がよくわからない」という方もいるでしょう。

その場合は、失業保険サポートの利用がおすすめです。

失業保険サポートでは最大10ヶ月で250万円を受け取れるほか、再就職手当を120万円の一括給付で受け取ることも可能です。

全額返金保証がついており、利用にリスクはありません。

失業保険は、申請方法によって給付期間や金額が大きく変わることがあるため、不安な場合はプロに任せましょう。

社会保険給付金サポート

社会保険給付金サポートは、雇用保険や健康保険の給付金の受給をサポートしてくれるサービスです。

社会保険給付金は、退職後にもらえる雇用保険や健康保険の給付金のことを指します。

これまで会社の社会保険を払ってきた方は、失業保険と傷病手当金を組み合わせて、最大28ヶ月の受給が可能です。

生活費の心配がなくなることでうつ病の治療に専念でき、より早い回復が見込めます。手続きはプロに任せられるため、確実に受給可能です。

興味のある方は、以下のボタンから無料WEB説明会に参加してみてください。

まとめ

うつ病になってしまったら、自分を責めたり我慢したりせず、すぐに退職するべきです。

その際は、上司や同僚と顔を合わせずに済む退職代行の利用が最適だといえます。

退職代行なら、早ければ即日で辞めることも可能です。

交渉や手続きは業者に任せ、自分はうつ病の治療に専念するといいでしょう。

失業保険や傷病手当金を活用し、手続きが難しければ失業保険サポートや社会保険給付金サポートの利用も検討してみてください。

退職代行で、スムーズな退職を実現しましょう。