結論、転職を成功させるためには複数の医師転職サイトに登録して、比較しながら活用するのをおすすめします。
これまでは知人の医師や、医療関係者の紹介で他の病院に転職するなどの方法が主流でした。
しかし、中には紹介された病院の条件が良くない場合などに断りづらい、といった悩みをもつ人もいるでしょう。
近年では医療業界に特化した転職サイトや転職エージェントが台頭してきており、新たな転職手段として利用する医師も増えつつあります。
引用元:医師に自由な転職は難しい?医師531名への最新アンケート結果|医師転職研究所
医師の転職活動中の求人探す方法 回答数 知人や先輩に紹介してもらった 149 転職エージェントを利用した 147 求人サイトを利用した 67 病院・企業HPから直接応募 52 医師会・学会の求人情報から応募 11 ※複数回答アリ
円滑に、かつ条件良く転職を進めるためにも、医師向けの転職サイト・転職エージェントの利用をぜひご検討ください。
医師が転職サイトや転職エージェントを活用する場合、押さえておくべきポイントがあります。
効率よく転職サイトや転職エージェントを活用するためには、医療業界に精通したサービスやアドバイザーと出会えるかが重要です。
この記事では、医師向け転職サイト・転職エージェント8社の特徴や評判とともに、医師の方の転職に役立つ情報を解説していきます。
情報を広く集めてより良い条件で転職するためにも、2~3つほど登録して活用してみてください。
関連記事:転職サイトおすすめ比較ランキング【最新版】業界別・職種別に解説
目次
- 医師の転職に強い転職サイトおすすめランキング
- 【比較一覧表】医師におすすめの転職サイト21選を徹底比較
- 利用者に評判の良い医師転職サイト
- 地域別求人数が多い医師転職サイト
- 診療科別のおすすめ医師転職サイト
- 医師の常勤公開求人数が多い転職サイトランキングTOP5
- 常勤で転職したい医師におすすめの転職サイト2選
- 非常勤・スポット求人で働きたい医師におすすめの転職サイト3選
- 年収アップを目指す医師におすすめの転職サイト3選
- ワークライフバランスを重視する方向けの医師転職サイト2選
- 医師から異職種に転職したい方向けの転職サイト2選
- 初めて転職する方向けの転職サイト4選
- スキルアップを目指す方向けの転職サイト3選
- 女性向けおすすめ転職サイト
- 時短勤務可能な求人が多い転職サイト2選
- 将来開業したい方向けの転職サイト
- 医師向け転職サイトを選ぶ際のポイント
- 医師が転職サイトを活用する9つのメリット
- 医師が転職サイトを利用するデメリット
- 転職を成功させる上で医師転職サイトを有効活用するコツ10選
- 【年代別】医師転職サイトを活用するためのおすすめの方法
- 医師の年収事情
- 医師の転職事情
- 医師が転職するおすすめのタイミングや期間
- 転職サイトを活用した医師の転職活動の流れ
- 医師転職サイトを使う際によくある誤解
- 医師の転職は理由には「働き方」が影響している?
- 医師転職サイトを利用した医師の転職体験談・口コミ
- 医師転職の失敗事例
- 医師転職サイトを利用する際によくある質問
- まとめ|医師におすすめの転職サイト
医師の転職に強い転職サイトおすすめランキング
医師向け転職サイトのおすすめ8つについて、特徴や評判を交えながら説明していきます。
気になるサービスを見つけた際は、実際に登録をおこない、アドバイザーへ相談してみましょう。
医師の転職活動では出身大学関連や知人友人の紹介等限られた情報が多く、幅広い求人から選ぶのが難しい状況にあります。人材紹介エージェントを上手に活用することで幅広い求人情報を得ることが出来るとともに、退職交渉等の支援を受けることも出来ます。
医師転職ドットコム|業界トップクラスの求人数と実績
『医師転職ドットコム』は、医師向け転職サイトでは業界トップクラス39,000件以上の求人、利用者実績数4万名を誇っています。
- 医師の転職支援実績40,000名以上
- 業界トップクラスの求人数
- 利用者には独自の転職マニュアルを無料プレゼント
- 丁寧なサポートで初めてのWEB面談でも安心
- 医師と病院のマッチング力を入れる
- 今すぐ転職を考えていなくても、相談だけでも可
豊富な支援実績に裏付けされたサポートが特徴的で、求人情報の紹介だけでなく、キャリアプランの相談、面談の日程調整、面談の同行、さらに内定後のアフターフォローまで幅広いサービスを提供しています。
事前に面接の内容や想定される質問、転職先がどのような点を確認したいかなどを伝えてくれるため、面接対策をしっかり行ってから望める点も注目したいポイントです。
また、医師と病院のマッチングに力を入れており、コンサルタントが病院の担当者と直接会って情報を収集した上で、一人ひとりに合った就業先を紹介してくれます。
利用医師の満足度は93.4%と高く、納得いく転職を目指す方にぜひおすすめしたい転職サイトです。
求人検索機能も充実しており、「週4相談可」「当直なし」「施設長募集」「専門医取得可」など、働き方やキャリアなどを考える医師にとって理想の求人を見つけやすく、自分でも求人を検索したいという方も使いやすい仕様になっているとサイトと言えるでしょう。
こうした選択肢がある点を見ただけでも扱っている求人の種類や豊富さが垣間見えます。
対応エリア | 全国対応 |
取り扱う求人の種類 | 常勤/非常勤 |
公開求人 | 常勤 :27,998件 非常勤:17,615件 |
受付時間 | 平日:9:00~18:00 |
運営会社 | 株式会社メディウェル |
医師転職ドットコムの口コミ・評判
直属のボスのお人柄からスタッフの雰囲気、社風、大まかな年間業務スケジュール、面接での受け答えなど、こと細かに教えてくれました。年齢的にも、また臨床から完全に離れた転職にも若干の不安がありましたが、自信を持って新しい人生に踏み出すことができました。家内も含め本当に感謝しております。
42歳男性 外科
迅速で、さらに親身に相談に乗ってもらえ、こんなに早く希望の勤務先を見つけることができたことに大変感謝しています。安心して転職についてお任せできた上に、担当が女性の方だったので、仕事の話以外にもいろいろ楽しくお話でき、ハートフルな雰囲気のある会社なんだなぁと思いました。
33歳女性 形成外科
引用:医師転職ドットコム
関連記事:医師転職ドットコムの評判は?体験談や利用のポイントを紹介
マイナビDOCTOR|年収2,000万円以上・クリニック求人多数の医師向け転職サイト
マイナビDOCTORは、転職業界大手のマイナビが手掛ける医師向けの転職サイトです。
- 非常勤・スポットの求人が充実
- 関東圏を中心に全国の求人を保有
- 大手ならではの安心・安全なサービスを提供
- 年収アップに期待できる
豊富な求人の中には非常勤の求人も多く、「育児と両立したい」「夜診で働きたい」など、希望の条件に合った求人を見つけられるでしょう。
また、高年収の求人も多数取り扱っているため、年収アップをねらいたい医師の方にもおすすめです。
他分野での転職支援で培ったノウハウを医師の転職支援でも発揮してくれるとともに、大手ならではの安心感や使いやすさも相まって、多くの方におすすめのサービスといえます。
マイナビDOCTORだけの独占求人や非公開求人も多いので、登録だけでもしてみるといいでしょう。
対応エリア | 全国対応 |
取り扱う求人の種類 | 常勤/非常勤/スポット |
公開求人 | 常勤 :13,581件 非常勤:14,817件 スポット:3,650件 |
運営会社 | 株式会社マイナビ |
マイナビDOCTORの口コミ・評判
休日もロクにないうえ、私が独身だからかも知れませんが、休日でも夜間でも些細なことで、すぐに呼び出されるんです。睡眠時間もロクに取れずに疲弊してしまい、神経が磨り減る感じでした。もう医師という仕事自体を投げ出したい気分になってしまった。そこで思い切って、大学病院を離れてみようかと思い、後輩ドクターから紹介されたマイナビDOCTORを頼ってみようと思ったわけです。
46歳男性 消化器内科
当初は自力で探すことも視野に入れていたのですが、毎日の病院勤務がある以上、なかなか動き出せなくて……。そうこうしているうちに時間だけが過ぎてしまうと焦りだし、思い切ってマイナビDOCTORにご相談してみた次第です。サイトを紹介してくれたのは、マイナビ看護師を使って転職した看護師の友人です。
42歳女性 総合病院 ⇒ 産業医
引用:マイナビDOCTOR
関連記事:マイナビDOCTOR(ドクター)の評判や口コミは?特徴や利用が向いている方も解説
M3キャリアエージェント|医師の9割が登録する『m3.com』が運営
31万人以上の医師が登録する医療情報サイト『M3.com』で有名なエムスリー株式会社のグループ企業が運営する転職支援サイトが、M3キャリアエージェントです。
- 転職希望医師の登録実績NO.1
- 医療業界の転職事情や病院の内部情報に精通している
- 希望の求人がない場合でも、会社との直接交渉でより近い条件を引き出せる
- 利用者満足度96.1%の手厚いサポートが受けられる
エムスリーが運営するだけあってその情報収集力には定評があり、求人数が多いだけでなく、病院の内部情報まで細やかに教えてくれます。
入職後のギャップが心配な方でも、安心して転職活動を進められるでしょう。
サイト機能も充実しており、「年収1800万円可能」「週4日、ゆったり勤務」「女性医師におすすめ」など選べる条件も特徴的で、自分でも理想の条件の転職先をピックアップしやすくなっています。
また、独自の非公開求人やエージェントによる直接交渉も好評で、医師の登録実績は10年連続で1位を更新しています。
情報力を重視したい医師におすすめの転職エージェントです。
対応エリア | 全国対応 |
取り扱う求人の種類 | 常勤/非常勤 |
公開求人 | 常勤 :12,826件 非常勤:7,379件 |
運営会社 | エムスリーキャリア株式会社 |
M3キャリアエージェントの口コミ・評判
大学医局に所属していたが、当直や呼び出しが多く、家族と過ごす時間を確保したいと相談をした。 当直・オンコールは避けたい。しかし年収は維持したい。と正直に希望を伝えたところ、その通りの求人を紹介してくれた。 話を聞いたところ、もともと募集が出ていたのではなく、自分のスキルを活かせる病院に掛け合って採用枠を作ってくれたのだと知って驚いた。難しい条件であることを承知の上だったので、本当に感謝している。
30歳男性 消化器内科
今後のことを考え、体への負担が少ない働き方をしたいと相談した。 開業も視野に入れていたため、クリニックで勉強しつつゆったりと勤務できればと考えていたところ、医院長の求人を紹介してもらった。 コンサルタントが勤務条件の交渉を行ってくれたため、当直・オンコールなしで年収2,000万という非常に魅力的な条件を提示してもらうことができた。
30歳男性 整形外科
引用:M3キャリアエージェント
関連記事:M3キャリアエージェントの評判を解説!効率的に活用する方法
レバウェル医師│転職先を自分に合った方法で探せる
レバウェル医師は、レバレジーズメディカルケア株式会社が運営する医師転職に特化したサービスです。
- たくさんの選択肢から転職先探しが可能
- 職場の内部情報や雰囲気が分かる
- 医療・ヘルスケア領域に精通したアドバイザーがサポート
レバウェル医師は、転職エージェント・スカウトサービス・求人サイトの3つを兼ね備えています。
手厚いサポートが欲しい方は「転職エージェント」、転職活動に時間をかけたくない方は「スカウトサービス」、自分のペースで転職先を探したい方は「求人サイト」と、自身に合ったスタイルで転職活動が進められます。すべてのサービスが無料で利用できます。
レバウェルのアドバイザーは、直接職場訪問することに力を入れています。そのため、職場環境の良い面も悪い面も詳細にわかり、納得した上で転職することが可能です。
また、医療・介護・ヘルスケア領域に精通しているため、業界の事情にも詳しく、悩みを相談したり必要なサポートを受けられたりと、スムーズに転職活動が進められるでしょう。
対応エリア | 全国対応 |
取り扱う求人の種類 | 常勤/非常勤 |
公開求人 | 非公開 |
運営会社 | レバレジーズメディカルケア株式会社 |
民間医局|医師に寄り添った転職活動支援を実施
『民間医局』は、医師に寄り添った転職支援が特徴の転職エージェントで、年間成約数は58,000件以上にも上ります。
- 年間成約件数58,000件
- 対面面談によるきめ細やかなサポート
- 全国に17の拠点があり、地方での転職にも対応可能
- 女性医師向けに独自の転職サポートを行っている
対面での面談にこだわりがあり、実際に会って転職の背景やキャリアプランをヒアリングした上で、専任のエージェントが最適な転職先を提案してくれます。
全国に拠点があり、その地域ならではの細かい情報を保有しているため、遠方の地域での転職を希望する場合でも、心強いサポートを期待できるでしょう。
転職先の見学も可能で、エージェントが同行のもと、実際の診療現場や他の医師の様子を確認できます。
また、女性医師の転職実績が多いのも特色のひとつで、「時短で働きたい」「託児所付きの病院がいい」など、家庭と両立しやすい職場探しをサポートしてくれます。
単なる求人紹介に留まらず、医師としてのキャリアに関するあらゆることを相談できるパートナーとなってくれる転職エージェントです。
対応エリア | 全国対応 |
取り扱う求人の種類 | 常勤/非常勤/スポット |
公開求人 | 常勤:16,244件 定期アルバイト:8,013件 スポット:8,261件 |
受付時間 | 平日:9:00~18:00 |
運営会社 | 株式会社メディカル・プリンシプル社 |
民間医局の口コミ・評判
状況を話してすぐに、求人の紹介をしてもらえ、面接の同行や同席、条件交渉から書類の締結、その後のフォローなど親身に対応をしていただけ頼りになりました。前職よりも待遇が良くなり、民間医局に相談して良かったと思っています。
30歳男性 消化器内科
私の希望としては週3日で育児と両立できる環境でした。昔働いていた勤務先や友人のツテで探していたのですが、なかなか希望どおりにはいかず、精神的にも疲れてきたところで民間医局のエージェントさんに相談しました。すぐに求人を紹介していただき、また、医療機関と交渉していただけました。自分では交渉がしにくいこともエージェントさんを通せばやりやすく、自分の希望どおりの条件で働けるようになり、とても感謝しています。
40歳女性 健診
引用:民間医局
リクルートドクターズキャリア|リクルート運営!1979年から積み重ねてきた豊富な実績
リクルートドクターズキャリアは、人材大手のリクルートグループが運営する医師向け転職サイトです。
- 1979年設立で、医師の転職支援実績
- 長年にわたる転職支援で培ったノウハウで転職をサポート
- 非公開求人10,000件以上
- 医師の代理人となって転職をレポート
大手企業運営となると、「知名度だけで専門性が高くないので」はと不安に思うかもしれませんが、リクルートドクターズキャリアは1979年の設立から積み重ねてきた豊富な実績があり、病院との信頼関係の上で作られてきた太いパイプを持っています。
他の転職エージェントでは得られないような細かい情報まで、求職者の代理人となって収集してくれるでしょう。
アドバイザーは医師の転職に精通しているため、幅広い視点から話を聞いてくれ、あなたが本当に望む医師としての働き方を導き出すサポートもしてくれます。
非公開求人も多数保有しているため、登録しておいて損はない転職エージェントです。
対応エリア | 全国対応 |
取り扱う求人の種類 | 常勤/非常勤 |
公開求人 | 常勤:12,978件 非常勤:6,151件 |
受付時間 | 平日9:30~21:00 |
運営会社 | 株式会社リクルートメディカルキャリア |
リクルートドクターズキャリアの口コミ・評判
後期研修中に就業先を変更するというのは大きなチャレンジでしたが、キャリアアドバイザーの方からのサポートもあり、都内の一般病院に転職することができました。 施設見学の際、やる気があれば若手でもどんどん症例を積ませてくれる闊達とした雰囲気を感じたことが、入職の決め手となりました。 常勤の働き方が落ち着いてきたら、さらに勉強を兼ねて、週1日外勤(内科系クリニック)をしようかと考えています。
28歳男性 一般病院 内科
一般病院の副院長をしていましたが、院長が入退院を繰り返したため、もともと忙しかった勤務がさらに多忙に。休日も実質のところ月2日ほどしかなく、精神的にも肉体的にも限界に達したため、転職を決意しました。年収レベルは維持したまま、人間らしく暮らすための休みと地域医療への貢献できる病院を希望。勤務地は特に指定せず、自然豊かな場所で暮らしたいという妻の希望を受けて海の近くとだけお願いしました。
43歳男性 内科
関連記事:リクルートドクターズキャリアの評判は?求人数や職場に関する情報の実態とは
Dr.転職なび|コンサルタントの質の高さにこだわり
Dr.転職なびは、さまざまな医療機関向けサービスを提供するエムステージグループが運営する医師向け転職サイトです。
- 医師と医療機関の仲介実績は年間3万件以上
- 所属コンサルタント全員が医療経営士の資格を保有
- 分業制のきめ細やかなサポート
- 利用するたびギフト券や商品と交換できるポイントが付く
Dr.転職なびのコンサルタントは全員が医療経営士の資格を保有しており、豊富な医療知識と経営者側の目線から求職者に合った求人を紹介してくれます。
また、医師担当と病院担当の分業制をとっているため、鮮度の高い情報提供と一人ひとりに寄り添った転職支援を期待できます。
求人数が多く、内科、外科のほか、心療内科、精神科、産業医、健診・ドックなど、条件指定できる診療科目が多いのも特徴です。
9割が非公開求人ですので、まずは登録してみて、豊富な求人情報を見てみるといいでしょう。
対応エリア | 全国対応 |
取り扱う求人の種類 | 常勤/非常勤/スポット |
公開求人 | 常勤:14,281件 非常勤:6398件 スポット:6,903件 |
受付時間 | 平日:9:00~18:00 |
運営会社 | 株式会社エムステージ |
Dr.転職なびの転職成功事例
コンサルタントからのコメント リサーチの結果、公開されている求人ではご希望に沿えないと判断、各医療機関へコンサルタントが交渉し、元々は依頼がなかった医療機関から求人を作り出したオーダーメイド型のケースとなります。
30歳男性 内科
コンサルタントからのコメント 「保育園への送迎が間に合う」「お子様が体調不良等にあった場合すぐに行けることが出来る」という観点でご自宅近辺中心をリサーチ。送迎時間に間に合うよう勤務時間調整を医療機関に交渉、ご入職となりました。 ただ勤務時間調整が発生したため収入減に。そのため定期非常勤で案件をリサーチ、週1日のご勤務が決定し以前と変わらない収入確保となりました。
30歳女性 皮膚科
参考:Dr.転職なび
関連記事:Dr.転職なびの評判・口コミを徹底レビュー|リアルな情報を解説
ドクタービジョン|日本調剤グループが運営!独自のネットワークあり
ドクタービジョンは、医療関係者であればお馴染み「日本調剤」のグループ企業であるメディカルリソース株式会社が運営する転職エージェントです。
- 東証プライム上場の日本調剤グループが運営しており安心・安全
- 業界知識・経験が豊富なコンサルタントによるカウンセリングが受けられる
- ネットワークを活かした独占求人・非公開求人が多数
- 対面での面談重視で、きめ細やかなサポートを提供
ドクタービジョンでは顔を合わせての面談を重視しており、質の高いコンサルタントが医師としてのキャリアプランを一緒に考えてくれます。
転職の無理強いはしないため、「今すぐ転職すべきかわからない」という方でも気軽に相談できるでしょう。
また、コンサルタントは専任制のため、相談から応募書類の作成、面談のアドバイス、内定後の条件面の交渉まで、一人の担当者が徹底してサポートしてくれるのも魅力です。
日本調剤グループならではのネットワークを活かし、独占求人や非公開求人も多数保有しています。
医療業界に熟知した転職エージェントを活用したいと考えている医師は登録しておくとよいでしょう。
対応エリア | 全国対応 |
取り扱う求人の種類 | 常勤/非常勤/スポット |
公開求人 | 常勤:12,788件 非常勤:6,154件 スポット:1,725件 |
受付時間 | 平日:9:30~19:00 |
運営会社 | 株式会社メディカルリソース |
ドクタービジョンの評判・口コミ
最初は不安なことも多々あると思いますが、まずは週1や半日からなど、自分に合ったスタイルで徐々に働き方をシフトしていくことも可能です。「大丈夫かな」と不安を抱えた状態でも、コンサルタントと話すことで考え方が変わったり、新たな気づきが生まれたりすることもあります。これまでのキャリアや置かれた状況を踏まえてベストな方向性を提案してくれるので、ぜひ尻込みせずコンサルタントの方を頼ってみて欲しいです
30代女性 婦人科
友人から「ドクタービジョンは訪問診療に強い求人サイトだ」と勧められたため、登録しました。最初は正直聞いたことがないサイト名だったので、半信半疑でしたね。ただ、紹介してくれた友人は普段から親交もあり信頼していましたし、実際に利用してみて対応がよかったという話だったので、その時担当されたコンサルタントに取り次いでいただきました。
30代男性 訪問治療
引用:ドクタービジョン
DtoDコンシェルジュ|公開されている求人多数
DtoDコンシェルジュは、総合メディカル株式会社が運営する医師向け転職支援サービスです。
- 全国28ヶ所に拠点を持つ
- 開業支援も行う
- WEB・メールでスピーディーに対応
総合メディカル株式会社は40年以上にわたり、医療機関向けのトータルサポートを行ってきた歴史を持ちます。
そのため長年の運営と支援で培った膨大な情報ネットワークを駆使し、求職者一人ひとりに向き合ったサポートを提供してくれます。
開業支援も行っているため、開業を見据えた転職を考えている方にもおすすめです。
転職支援は基本的にWEBやメールを通して行われ、「今すぐ転職したい」といった要望にも応えてくれます。
全国の医療機関8,000件にも及ぶ情報ネットワークから、希望に合った求人をスピード感をもって紹介してくれるでしょう。
対応エリア | 全国対応 |
取り扱う求人の種類 | 常勤/非常勤/スポット |
公開求人 | 常勤:6,309件 非常勤:1,073件 スポット:165件 |
受付時間 | 平日:9:00~18:00 |
運営会社 | 総合メディカル株式会社 |
DtoDコンシェルジュの転職成功事例
「もう少しゆったりと働きたい」という先生の願いに対して、ドクター担当のコンサルタントと、地域に詳しい病院担当者が協力しながら、働き方をご提案しました。
40代男性 整形外科
医療機関から依頼を受けた求人をマッチングするのではなく、まず、ドクターの希望をうかがい、それが実現できる医療機関を選びました。ドクターを紹介する、というより、「専門外来を始める提案」をドクターと一緒につくりあげました。
40代男性 整形外科
引用元:DtoDコンシェルジュ
JMC医師転職支援サービス|非公開求人が8割
JMC医師転職支援サービスは、医師の転職サポートを専門とする転職エージェントです。
- 月間100人以上、累計8,000人以上の医師が登録
- 好条件・高収入の求人多数
- 経験豊富なエージェントのみが在籍
月間100人以上、累計8,000人以上(※)の医師から選ばれているエージェントで、質の高い転職サービスを提供しています。
保有する求人情報のうち、8割(※)が非公開求人で、好条件・高収入の求人も多いことが特徴です。
ここにしかない独占求人や最新の情報もあるため、ほかのエージェントでは出会えなかったような求人を見つけられるかもしれません。
経験豊富なエージェントのみが在籍し、決して転職を無理強いせず、「年収を上げたい」「家庭と両立させたい」「専門医の資格取得を目指したい」などの希望に合わせて転職先を提案してもらえます。
登録して信頼関係を築いておくと、条件を満たす求人が出た際に優先して教えてもらえる可能性もあるため、転職を決めていない段階でも登録しておくことをおすすめします。
(※)JMC医師転職支援サービスの公式サイトより
対応エリア | 東京、大阪、名古屋、福岡など全国 |
取り扱う求人の種類 | 常勤/非常勤アルバイト |
公開求人数 | 常勤:18,341件 非常勤:5,729件 |
電話受付時間 | 平日:10時~18時 |
運営会社 | 日本メディカルコネクション株式会社 |
JMC医師転職支援サービスの口コミ・評判
子供が生まれたのを機に、家族との時間をより充実させたいと思い、医局を離れて転職を考えるようになりました。しかし、地元を離れることはできないため、医局の息のかかっていない医療機関を探すことが非常に難しく、半ば転職を諦めていました。そんなとき、エージェントの方から紹介していただいた求人が、とても希望にマッチした条件だったため、納得のいく転職ができました。
30代後半男性医師 常勤転職
勤務地はどこでも良かったのですが、スキルに応じた年収にすべく色々と転職先を探していました。ただ、現職で勤務しながら転職活動することは難しく、見知らぬ地域では土地勘がないため、なかなか希望に合う求人が見つかりませんでした。JMCのエージェントは、丁寧に現地の案内までしていただき、本当に助かりました。給与の交渉でも、無理なお願いを上手く伝えていただき、満足のいく転職ができました。
40代後半 男性医師 常勤転職
引用元:JMC医師転職支援サービス
e-doctor|コンサルタントが厳選した求人のみ掲載
- 幅広い施設・雇用形態の求人を保有
- 医療機関から直接スカウトが届く「スカウトシステム」
- 医師の転職・スキルアップに役立つコンテンツ多数
e-doctorを運営する株式会社リンクスタッフは、医師の人材紹介で31年もの歴史を有しています。
医療機関、自治体、企業と取り扱い施設の幅が広く、常勤、非常勤、スポット、健診とさまざまな求人を保有していることが特徴です。
継承開業の相談も可能で、選択肢を広くもちたい方にもおすすめです。
登録すると専任のコンサルタントがつき、相談や面接日程の調整、内定後の交渉、入職後のアフターフォローと、一貫してサポートを受けられます。
登録した希望条件をもとにスカウトを受け取れる「スカウトシステム」もあり、忙しい合間にも効率的に転職活動を進めやすいメリットがあります。
公式サイトには、医師のインタビューや有名医師の活躍を描く漫画、専門医になるための情報を発信する「スキルアップ支援サイト」など、医師のためのコンテンツが充実しています。
登録後には全コンテンツを閲覧でき、隙間時間での情報収集にも役立つでしょう。
対応エリア | 東京、大阪、名古屋、福岡など全国/海外 |
取り扱う求人の種類 | 常勤/定期非常勤/スポット/健診 |
公開求人数 | 常勤:16,854件 非常勤:4775件 スポット:3,742件 |
受付時間 | 非公開 |
運営会社 | 株式会社リンクスタッフ |
ドクターキャスト|国内最大級の求人数
- 国内最大級の求人数
- 求人の発掘や既存求人のカスタマイズも可能
- 転職活動を安心して進めるためのサービス多数
ドクターキャストは、非公開求人を含めて3万9,000件以上(※)と、国内最大級の求人数を誇る転職エージェントです。病院、クリニック、健診センター、介護老人保健施設、企業など、多岐にわたる施設形態の求人が用意されています。
求人紹介は、求職者のスキルや経験だけでなく、希望条件や病院との相性などもふまえたうえでおこなわれます。紹介された求人のなかに思うような求人がない場合、希望条件を満たす病院に問い合わせて求人を発掘してもらえたり、既存求人の条件面を交渉してカスタマイズしてもらえたりすることもあるようです。
応募前には、転職市場情報のほか、職場の人員体制や求人の募集目的、これまでの実績なども教えてもらえます。自己分析のサポートや入職後のアフターフォローにくわえて、退職時、または新しい職場との労働契約締結時に利用できる社会保険労務士によるサポートもあり、転職活動を安心して進められるでしょう。
(※)ドクターキャストの公式サイトより
対応エリア | 東京、大阪、名古屋、福岡など全国 |
取り扱う求人の種類 | 常勤/非常勤(定期アルバイト) |
公開求人数 | 常勤:4,777件 非常勤:1,239件 |
電話受付時間 | 平日:10時~21時 土曜日:10時~19時 |
運営会社 | 株式会社メディカルキャスト |
ドクターキャストの口コミ・評判
色々な転職サイトを見て、給与等の相場を調べていましたので薄々気が付いておりましたが、案の定、全ての紹介会社から「首都圏には(私の条件を満たす)求人がない」と言われました。
それならば医師不足の離島などに行けば何とかなるだろうと、考えました。給与条件さえ満たせば、遠い所へ行くのも仕方ない。そこで離島・へき地に強い(と書かれている)メディカルキャストの担当者に相談しました。この頃は正直、すぐに見つかると思っていました。
メディカルキャストの担当者は丁寧に、私のイメージと現実の相違について説明してくれました。また、開業医経験者を敬遠する医療機関も一部あることや、コロナ禍の求人への影響など、正確な現状を伝えてくれました。
呼吸器内科医
MC-ドクターズネット|スポット求人を探している人におすすめ
- 全国25拠点で各地域の求人を網羅
- 長期的なキャリアプランの相談も可能
- 転職活動を総合的にサポート
MC-ドクターズネットは、札幌から福岡まで全国25拠点で事業を展開しているエージェントです。各地の求人が網羅されており、地域密着型のきめ細やかなサービスに期待できるでしょう。
MC-ドクターズネットでは、医師一人ひとりのキャリアプランや仕事にかける思いを大切にし、歩調を合わせた転職サポートを実施しています。たとえば、「今は非常勤での仕事を希望するが、ゆくゆくは常勤で働きたい」など、長期的なキャリアプランの相談も可能です。
登録すると、転職先の提案をはじめ、転職を希望する医療機関の情報収集や面接日の設定、面接同行、内定後の条件交渉など、転職活動を総合的にサポートしてもらえます。スポット求人のマッチングも早いため、「空いた時間に働きたい」といったニーズにもすぐに応じてもらえるはずです。
対応エリア | 東京、大阪、名古屋、福岡など全国 |
取り扱う求人の種類 | 常勤/非常勤/スポット |
公開求人数 | 常勤:1,552件 非常勤:1211件 スポット:738件 |
電話受付時間 | 平日:9時~18時 |
運営会社 | 株式会社メディカル・コンシェルジュ |
RSG Doctor Agent|年収を上げたい医師におすすめ
- 医師専門のコンサルタントによる複合的な視点でアドバイス
- 利用者満足度98%
- 月収・年収アップ率1.2倍~3倍で年収アップも狙える
転職や今後のキャリアについて相談したいなら、RSG Doctor Agentの利用がおすすめです。医師専門のコンサルタントが、実現したいキャリアビジョンや現在のライフステージ、マッチする職場環境などをもとに、複合的な視点でアドバイスしてくれます。
紹介時に共有してもらえる情報の豊富さもうれしいポイントで、表面的な求人情報だけでなく、病院の設備や医師・看護師の雰囲気、患者層などの情報も把握することが可能です。定期的に病院の院長や経営層と情報交換しているからこそ、実現できるサービスです。
これらの充実した転職サポートが好評で、利用者満足度は98%(※)にも上ります。月収・年収アップ率も1.2倍~3倍(※)と高く、年収アップを狙う方も納得できる求人を見つけられるでしょう。
(※)RSG Doctor Agentの公式サイトより
対応エリア | 非公開 |
取り扱う求人の種類 | 非公開 |
公開求人数 | 非公開 |
受付時間 | 非公開 |
運営会社 | 株式会社RSG |
RSG Doctor Agentの口コミ・評判
大学病院で手術が得意な准教授として、日々難しいオペを行っていました。仕事はそれなりに気に入っていましたが、私立大学の准教授の給料は高くなく研究日の当直バイトをしながら、50代半ばになり体力的にいつまでできるかを考えるようになっていました。
そんな中、教授選で内紛が勃発し、自身の上司である教授は負ける見込みとなり、居場所が無くなってしまうため転職先を探さなくてはならなくなりました。相手方の教授とのしがらみをできるだけ避けるために、大学としがらみのないRSGのエージェントさんに相談をしました。
自宅から自転車で行ける距離、新築で最新式の贅沢なオペ室がある脳神経外科病院を紹介頂きました。院長は脳外科医ですが未だ若く経験も浅い事から「心強い」と言って頂き、とても歓迎してもらえました。 年収も、交渉してもらい週4.5日勤務で2500万円に。当直のバイトもなくなり、通勤しやすくワークライフバランスも格段に良くなり、相手方の大学とのしがらみも内紛も無く、これまでのスキルも活かせてとても満足しています。
引用:RSG Doctor Agent
ドクターコネクト|美容外科・美容皮膚科に特化
- 美容外科・美容皮膚科専門の転職エージェント
- ワークライフバランスの充実を図れる条件交渉
- 美容医療未経験者にもうれしい院内見学会あり
ドクターコネクトは、美容外科・美容皮膚科を専門とする転職エージェントです。運営会社のフォーカスタマー株式会社は、人材紹介で20年の実績があり、全国のさまざまな美容クリニックと太いパイプを有しています。
クリニックとの強い信頼関係を活かしたサービスのひとつが、勤務条件の交渉です。勤務地や勤務日数、休日、年収など、自分一人では言い出しにくいこともエージェントを介して求人元に相談できます。「週3日」「一日5時間」「オンコールなし」なども実現できる可能性があり、理想のワークライフバランスを叶えられるかもしれません。
また、応募前の病院見学が推奨されており、とくに美容クリニックでの実際の施術を見学できる「無料見学会」が特徴的です。美容医療未経験で他科からの転身を検討している方も、美容クリニックで勤務するイメージを深めてから転職を決められます。
対応エリア | 東京、大阪、名古屋、福岡など全国 |
取り扱う求人の種類 | 常勤/非常勤 |
公開求人数 | 常勤:953件 非常勤:274件 |
受付時間 | メール・LINE相談は24時間可 |
運営会社 | フォーカスタマー株式会社 |
ドクターコネクトの口コミ・評判
一番の理由は、内科と違い、美容外科医は患者様の美容・健康を両立させることができる素敵な医療ということに興味が沸き、また、美容外科のオペ技術や自由診療の治療法が進化していることに魅力を感じました。
ドクターコネクトのエージェントさんから美容医療のメリットとオペのデメリットなど細かく教えていただき納得して見学に行くことができたのは大きなポイントだったと思います。
消化器内科32歳 男性医師
見学でクリニックの雰囲気がわかっていたので、入職後もあまり緊張せず勤務することができました。
しかも見学時にお話した先生が私のことを覚えてくださっていて、クリニックに早く馴染むことができてとても良かったです。
満足のいく転職結果となったので、ドクターコネクトに相談して良かったと思いました。
研修医(外科)20代 女性医師
ドクターエージェント キャリア|専任の転職エージェントがサポート
- 安心して転職するためのサービスを提供
- 保有求人の幅が広い
- メルマガで最新の求人情報が配信される
ドクターエージェント キャリアでは、医師が安心して転職するためのサービス提供に力を入れています。
豊富な経験を有するエージェントが、求人票では確認できないような情報の収集や、年収や勤務開始日などの交渉・調整をおこなってくれることが特徴です。
取り扱う求人は、一般の病院、ケアミックス病院、療養型病院、クリニック、老健、健診・企業と多岐にわたります。公式サイトの検索画面では、専門科目での絞り込み検索や、「当直なし」「週4日~4.5日」などのこだわり条件による検索も可能です。
非公開求人や独占求人も多数あり、登録するとここでしか見られないような求人を紹介してもらえるかもしれません。
また、登録後には希望の勤務形態と専門科目に合致した求人の案内がメルマガで配信され、手間をかけずとも定期的に最新の情報を入手できます。
現段階で転職を決めていない方にとっても、情報収集ツールのひとつとして役立つでしょう。
対応エリア | 東京、大阪、名古屋、福岡など全国 |
取り扱う求人の種類 | 常勤/非常勤アルバイト/スポット |
公開求人数 | 6,599件 ※常勤の求人数 |
電話受付時間 | 平日:9時~18時 |
運営会社 | 株式会社ドクター・エージェント |
日経メディカルキャリア|20万人以上の医師が利用
- 医師20万人超が利用
- 転職エージェント45社、計2万6,000件超の求人を掲載
- 多忙ななかで転職活動を進めるための各種サービス
日経メディカルキャリアは、20万人超(※1)の医師が登録する医師のための求人メディアです。転職エージェント45社分、計2万6,000件(※2)を超える求人のなかから一括で求人を検索でき、このサイトのみで多くの求人情報を網羅できます。医療機関から直接依頼を受けた求人もあり、一度に多数の求人を比較・検討したい方におすすめです。
また、一回あたり最大4社のエージェントに問い合わせできる「おまかせ問い合わせ」を利用すると、エージェント側から非公開求人を含めた求人の提案を受けられます。多くのサイトで登録・検索する手間を省けることがメリットです。
さらに、日経メディカルOnline医師会員限定の「スカウトサービス」は、登録したプロフィールをもとに、転職エージェントや医療機関から直接スカウトを受け取れるサービスです。仕事が多忙で転職活動に時間を割けない方にとって、うれしいサービスが充実しているサイトといえるでしょう。
(※1)日経メディカルキャリアの公式サイトより
(※2)2023年9月時点
対応エリア | 東京、大阪、名古屋、福岡など全国 |
取り扱う求人の種類 | 常勤/非常勤/スポット |
公開求人数 | 常勤:17,080件 非常勤:5,379件 スポット:3,753件 |
電話受付時間 | 平日:10時~17時 |
運営会社 | 株式会社日経HR |
メディカルトリビューンキャリア|年収・条件アップ率90%以上
- マッチ度の高い転職をサポート
- 早期離職率2.5%未満
- 年収・条件アップ90%以上の実績あり
メディカルトリビューンキャリアの特徴は、マッチ度の高い転職サポートを実現していることです。早期離職率が2.5%未満(※)と低いことも、多くの方が納得感のある転職を叶えている証といえるでしょう。
登録すると、医師の転職に精通したキャリアパートナーが、希望の給与や勤務地、これまでの経歴、専門科目などをヒアリングしたうえで、一人ひとりに合った求人を紹介してくれます。役職つきの求人や当直・オンコールなしの求人なども保有されており、理想のキャリアを叶えられるかもしれません。
もし、思うような求人がない場合も、キャリアパートナーが条件面で病院と交渉をおこなってくれます。年収・条件面のアップに成功した方が90%以上(※)との実績もあり、年収アップを目指す方や現在の勤務条件に不満がある方にもおすすめです。
(※)メディカルトリビューンキャリアの公式サイトより
対応エリア | 東京、大阪、名古屋、福岡など全国/海外 |
取り扱う求人の種類 | 常勤/非常勤 |
公開求人数 | 常勤:8,403件 非常勤:非公開 |
電話受付時間 | 平日:9時~18時 |
運営会社 | 株式会社メディカルトリビューン |
美容医師求人ガイド|美容クリニックに特化した転職エージェント
- 美容外科・美容皮膚科のハイクラス求人に特化
- クリニックの経営状況まで把握
- 美容医療未経験の医師にもおすすめ
美容医師求人ガイドは、美容外科・美容皮膚科のハイクラス求人に特化した転職エージェントです。個人クリニックや大手美容外科、新規オープン予定のクリニックなど、カバーされている病院の幅が広く、美容医療での転職を志すのであればまず相談したいエージェントといえます。
美容医療領域を専門としたコンサルタントは、転職の条件だけでなく、キャリアプランや性格、志向性に合わせた提案を得意としています。運営会社の株式会社エバーアドはクリニックの経営コンサルタントも手がけているため、各クリニックの経営状況の情報まで詳しく教えてもらえることが特徴です。
また、8割~9割(※)のクリニックでは美容医療未経験の医師の採用にも積極的とのことで、他科からのキャリアチェンジも応援してもらえます。美容医療ならではのノウハウをもとに、転職を成功へと導いてくれるでしょう。
(※)美容医師求人ガイドの公式サイトより
対応エリア | 東京、大阪など全国 |
取り扱う求人の種類 | 常勤/非常勤/スポット |
公開求人数 | 非公開 |
電話受付時間 | 平日:10時~19時 |
運営会社 | 株式会社エバーアド |
MedPeerキャリア|5万件以上の求人から自分に合った求人を探せる
- 医師向け転職エージェントの情報が集約されたサイト
- 5万件超の求人を比較・検討できる
- 複数のエージェントへの一括登録や、進捗状況の一元管理が可能
「どの転職エージェントがいいかわからない」「一つひとつのエージェントに登録するのは面倒」という方には、MedPeerキャリアの利用がおすすめです。
MedPeerキャリアは、医師向け転職エージェントの情報が集約されたポータルサイトで、一括で3社に登録できます。プロフィール登録が一度で済むとあって、転職活動に時間を割けない方にもうれしいサービスでしょう。
サイトには5万件超(※)もの求人が掲載されており、勤務地や給与、こだわり条件などから絞り込みが可能です。使い勝手の良いマイページも特徴的で、複数の求人を比較・検討したり、エージェントとのやり取りや進捗状況を一元管理できたりと、忙しい医師の転職をサポートする機能がそろっています。
転職成功の鍵は、自分に合う転職エージェントを活用することといっても過言ではありません。MedPeerキャリアを利用して、効率的に転職活動のパートナーを見つけましょう。
(※)2023年12月時点。常勤の求人数
対応エリア | 東京、大阪、名古屋、福岡など全国 |
取り扱う求人の種類 | 常勤/非常勤 |
公開求人数 | 常勤:56,847件 非常勤:21,777件 |
受付時間 | 非公開 |
運営会社 | メドピア株式会社 |
MRT|スポットアルバイトの求人を多く保有
- スポットアルバイトの求人を多く保有
- 開業支援のサービスも受けられる
- 会員限定の非公開のプレミアム案件の紹介
MRTは業界トップクラスの紹介実績を誇る転職サイトで、スポット求人・常勤・定期非常勤の3つの雇用形態で求人検索ができ、常勤・定期非常勤含めた求人数は約30000件以上あります。
MRTは年間約22万件(2023年度)を超える成約件数を記録しており、内科から外科、眼科・検診や美容外科など幅広い内容から探すことができます。
24時間365日電話対応が可能なため、一人ひとりのスケジュールに合わせてスポットで働くことも可能です。
サービス名 | MRT |
運営会社 | 株式会社MRT |
公開求人数 | スポット・アルバイト15,441件 定期非常勤8,399件 常勤/転職21,166件 |
対応地域 | 北海道、東京、大阪、京都、福岡など全国各地 |
運営時間 | 24時間365日対応 |
【比較一覧表】医師におすすめの転職サイト21選を徹底比較
ここまで紹介した医師向け転職サイト21選について、比較一覧表にまとめました。転職サイト選びの参考にしてください。
サービス名 | エージェントサービス の有無 | 対応診療科目 | 対応エリア | 拠点 | 面談方法 | 常勤求人数 | 非常勤求人数 (スポット求人を除く) | 直接応募 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
医師転職ドットコム | 〇 | 内科系13科目 外科系12科目 その他28科目 | 全国 | 札幌/仙台/東京/名古屋/大阪/広島/福岡 | 電話 WEB 出張面談 | 27,998件 | 17,615件 | × |
マイナビDOCTOR | 〇 | 内科系13科目 外科系12科目 その他22科目 | 全国 | 銀座/新宿/大阪/名古屋/福岡/横浜/さいたま/札幌/仙台/京都/神戸/岡山/広島 | 来社面談 電話 メール | 13,391件 | 14,630件 | × |
M3キャリアエージェント | 〇 | 内科系10科目 外科系8科目 その他16科目 | 全国/海外 | 東京/大阪 | メール 直接面談 電話 | 12,826件 | 7,379件 | × |
民間医局 | 〇 | 内科系11科目 外科系9科目 その他14科目 | 全国 | 東京/札幌/仙台/さいたま/船橋/横浜/高崎/名古屋/金沢/大阪/京都/神戸/広島/高松/福岡/熊本/那覇 | 来社面談 出張面談 WEB | 16,244件 | 8,013件 | × |
リクルートドクターズキャリア | 〇 | 内科系11科目 外科系10科目 その他18科目 | 全国 | 東京/名古屋/大阪/福岡 | WEB 出張面談 | 12,978件 | 6,151件 | × |
Dr.転職なび | 〇 | 内科系18科目 外科系12科目 その他24科目 | 全国 | 東京/札幌/仙台/名古屋/金沢/大阪/福岡 | 電話 WEB | 14,281件 | 6,398件 | × |
ドクタービジョン | 〇 | 内科系10科目 外科系11科目 その他19科目 | 全国 | 東京/札幌/仙台/さいたま/船橋/横浜/名古屋/京都/大阪/神戸/福岡 | 対面面談 電話 メール | 12,788件 | 6,154件 | × |
DtoDコンシェルジュ | 〇 | 内科系12科目 外科系10科目 その他16科目 | 全国 | 東京/福岡/札幌/仙台/高崎/さいたま/松本/金沢/静岡/名古屋/京都/大阪/岡山/広島/山口/高松/北九州/長崎/熊本/大分/宮崎/鹿児島/那覇 | 対面面談 電話 メール | 6,309件 | 1,073件 | × |
JMC医師転職支援サービス | 〇 | 内科系11科目 外科系12科目 その他18科目 | 全国 | 東京/名古屋 | 出張面談 電話 | 18,341件 | 5,729件 | × |
e-doctor | 〇 | 内科系11科目 外科系15科目 その他18科目 | 全国/海外 | 東京/大阪/福岡/名古屋 | 不明 | 16,854件 | 4,775件 | 病院からスカウトが届く 「ドラフトシステム」あり |
ドクターキャスト | 〇 | 内科系12科目 外科系9科目 その他22科目 | 全国 | 大阪/東京/福岡 | 対面面談 WEB | 4,777件 | 1,239件 | × |
MC-ドクターズネット | 〇 | 内科系10科目 外科系10科目 その他17科目 | 全国 | 恵比寿/新宿/札幌/仙台/さいたま/柏/千葉/銀座/池袋/町田/横浜/静岡/浜松/名古屋/京都/大阪/梅田/なんば/神戸/岡山/広島/高松/松山/北九州/福岡 | 電話 出張面談 | 1,552件 | 1,211件 | × |
RSG Doctor Agent | 〇 | 内科 外科 美容外科など | 不明 | 東京 | 電話 WEB 出張面談 | 不明 | 不明 | × |
ドクターコネクト | 〇 | 美容外科 美容皮膚科 | 全国 | 東京 | 出張面談 電話 メール | 948件 | 274件 | × |
ドクターエージェント キャリア | 〇 | 内科系10科目 外科系8科目 その他16科目 | 全国 | 東京/福岡 | 来社面談 WEB | 6,599件 | なし | × |
日経メディカルキャリア | 〇 | 内科系13科目 外科系12科目 その他22科目 | 全国/海外 | 求人を保有している転職支援会社による | 求人を保有している転職支援会社による | 17,080件 | 5,379件 | 医療機関から直接寄せられた求人のみ可 |
メディカルトリビューンキャリア | 〇 | 内科系15科目 外科系11科目 その他28科目 | 全国/海外 | 東京/大阪/札幌/福岡 | 電話 | 8,403件 | 不明 | × |
美容医師求人ガイド | 〇 | 美容外科 美容皮膚科 | 全国 | 東京 | 電話 | 不明 | 不明 | × |
MedPeerキャリア | 〇 | 内科系7科目 外科系10科目 その他36科目 | 全国 | 求人を保有している転職支援会社による | 求人を保有している転職支援会社による | 56,847件 | 21,777件 | × |
MRT | 〇 | 内科13科目 外科12科目 その他19科目 | 全国 | 東京、道玄坂、札幌、名古屋、大阪、福岡 | 電話 | 21,777件 | 8,399件 | × |
利用者に評判の良い医師転職サイト
どの転職サイトに登録すべきか迷っている医師の中には、利用者の評判を重視して選択したい方もいるかもしれません。
利用者に評判の良いおすすめの医師転職サイトは、以下の3社です。
サイト名 | 常勤公開求人数 |
---|---|
医師転職ドットコム | 2万7,998件 |
マイナビDOCTOR | 1万3,581件 |
M3キャリアエージェント | 1万2,826件 |
「医師転職ドットコム」は、実際に利用して転職した医師の満足度が93.4%(※1)にも及ぶ転職エージェントです。対応の丁寧さ、スピード、求人の質のどれに関しても満足度が高く、高待遇・好条件の求人を紹介してもらえるでしょう。
「マイナビDOCTOR」は、運営元が人材サービスで20年以上の実績を有する株式会社マイナビとあって、豊富な転職ノウハウに期待できます。
公式サイトには、「希望条件に合う求人を複数紹介してもらえた」「地方の求人も紹介してもらえた」「年収アップが叶った」といった評判が掲載されており、満足度の高さが伺えます。
「M3キャリアエージェント」は、医師の登録実績で11年連続1位(※2)を獲得しているエージェントです。多くの医師から選ばれているのは、エージェントの信頼性の高さと高評価の証ともいえるでしょう。
(※1)医師転職ドットコムの公式サイトより
(※2)m3.comCAREERでの医師登録数(2023年9月時点)
地域別求人数が多い医師転職サイト
せっかく転職サイトに登録しても、希望する地域の求人が少なければ、理想の転職先を見つけられないかもしれません。
この章では、以下5つの地域で求人数が多い医師転職サイトを紹介します。
- 北海道
- 東京
- 愛知
- 大阪
- 福岡
北海道で求人数が多い医師転職サイト
サイト名 | 常勤公開求人数 |
---|---|
医師転職ドットコム | 1,486件 |
JMC医師転職支援サービス | 1,225件 |
ドクタービジョン | 966件 |
北海道では、とくに「医師転職ドットコム」の求人数が多いようです。
札幌市や旭川市などの人口が多い都市部だけでなく、それ以外の地域の求人も多数掲載されているため、転職を希望するエリアの求人が見つかりやすいかもしれません。
東京で求人数が多い医師転職サイト
サイト名 | 常勤公開求人数 |
---|---|
医師転職ドットコム | 5,670件 |
JMC医師転職支援サービス | 2,843件 |
マイナビDOCTOR | 1,889件 |
東京でも、「医師転職ドットコム」の求人数が突出しています。医師転職ドットコムは、細かい市区町村を指定して求人を絞り込めることが特徴です。
愛知で求人数が多い医師転職サイト
サイト名 | 常勤公開求人数 |
---|---|
e-doctor | 1,310件 |
マイナビDOCTOR | 845件 |
医師転職ドットコム | 878件 |
e-doctorは沿線から求人の絞り込みができるため、通勤に都合の良い病院を簡単に見つけられます。
また、フリーワード検索では「〇〇市 内科」のような指定もでき、使い勝手のよい転職サイトといえるでしょう。
大阪で求人数が多い医師転職サイト
サイト名 | 常勤公開求人数 |
---|---|
マイナビDOCTOR | 1,528件 |
e-doctor | 1,538件 |
民間医局 | 1,404件 |
大阪では、「マイナビDOCTOR」「e-doctor」「民間医局」の求人数が多いようです。どのサイトも非公開求人が保有されているため、登録すると思わぬ好条件の求人に出会える可能性があります。
福岡で求人数が多い医師転職サイト
サイト名 | 常勤公開求人数 |
---|---|
医師転職ドットコム | 1,495件 |
e-doctor | 989件 |
民間医局 | 797件 |
福岡では、「医師転職ドットコム」の求人数が群を抜いていました。
医師転職ドットコムでは、細かい市区町村を指定した検索のほか、通勤時間での絞り込みも可能です。「最寄り駅から電車で30分以内」「自宅住所から車で15分以内」などの条件指定ができ、通勤の利便性を重視したい方におすすめといえます。
診療科別のおすすめ医師転職サイト
各転職サイトでは、さまざまな診療科の求人が取り扱われていますが、その求人数はサイトによって異なります。保有求人数の多さが診療科目別の得意・不得意を表しているとは言い切れないものの、ひとつの目安にはなるでしょう。
この章では、内科系、外科系、眼科、美容外科、精神科の5つの診療科について、おすすめの医師転職サイトを紹介します。
内科系
サイト名 | 常勤公開求人数 |
---|---|
医師転職ドットコム | 1万1,700件 |
民間医局 | 9,800件 |
JMC医師転職支援サービス | 9,808件 |
内科系でとくにおすすめなのは、1万件以上の求人が集まっている「医師転職ドットコム」と「民間医局」です。
医師転職ドットコムは、内科、消化器内科、呼吸器内科などの13科目から、民間医局も循環器内科、神経内科などの11科目から絞り込めるため、より専門科目に特化した求人検索ができます。
外科系
サイト名 | 常勤公開求人数 |
---|---|
JMC医師転職支援サービス | 7,155件 |
e-doctor | 5,877件 |
M3キャリアエージェント | 7,126件 |
外科系では、「JMC医師転職支援サービス」の求人数が多いようです。一般外科のほか、脳神経外科、形成外科、消化器外科、整形外科などの科目を指定でき、キャリアプランに合わせた求人検索が可能です。
眼科
サイト名 | 常勤公開求人数 |
---|---|
民間医局 | 1,022件 |
医師転職ドットコム | 601件 |
ドクタービジョン | 624件 |
眼科での転職を検討している方は、「民間医局」の利用がおすすめです。常勤求人だけでなく、眼科定期アルバイト求人が1,348件、眼科スポット求人が1,898件も用意されています。
美容外科
サイト名 | 常勤公開求人数 |
---|---|
ドクターコネクト | 948件 |
美容医師求人ガイド | 求人数非公開 |
美容外科での転職、または美容外科医への転身を検討している医師は、美容外科の転職支援を専門とする「ドクターコネクト」と「美容医師求人ガイド」への登録が得策です。
両社とも美容クリニックとの強い信頼関係を有しているため、病院の内部事情の共有や勤務条件の交渉にも期待できます。
精神科
サイト名 | 常勤公開求人数 |
---|---|
民間医局 | 1,件647件 |
医師転職ドットコム | 1,429件 |
e-doctor | 1,161件 |
精神科の求人数は、「民間医局」が突出しています。
各求人には「指定医取得可能」「専門医資格不問」「老人介護施設勤務」などの特徴が記載されているため、自身の希望に合う求人を見つけやすいでしょう。
医師の常勤公開求人数が多い転職サイトランキングTOP5
転職サイトの公開求人数は、登録先を選ぶ際に重視したい点のひとつです。
公開求人数が多いと、転職先の選択肢を広げられることにつながります。
本記事で紹介した転職サイトのうち、常勤の公開求人数が多い転職サイトは以下のとおりです。
順位 | サイト名 | 常勤公開求人数 |
---|---|---|
1位 | MedPeerキャリア | 5万6,636件 |
2位 | 医師転職ドットコム | 2万7,951件 |
3位 | 日経メディカルキャリア | 1万7,290件 |
4位 | JMC医師転職支援サービス | 1万8,289件 |
5位 | 民間医局 | 1万6,290件 |
MedPeerキャリア、日経メディカルキャリアは、複数サイトの求人情報が集約されたサイトです。とくにMedPeerキャリアは、登録すると5万件超もの求人を一括で検索できるため、どの転職サイトに登録すべきか迷っている医師にもおすすめできます。
医師転職ドットコムは、全国に7ヵ所の拠点を有し、全国の求人情報を網羅している転職エージェントです。豊富な求人数の中から、希望条件に合う求人を紹介してもらえるでしょう。
求人数が多い転職サイトに複数登録すれば、転職の選択肢を増やせるだけでなく、各サービスを比較できる、多様なアドバイスを受けられるなどのさまざまなメリットがあります。
常勤で転職したい医師におすすめの転職サイト2選
サイト名 | 公開求人数 |
---|---|
医師転職ドットコム | 42,000件以上 |
民間医局 | 31,000件以上 |
転職で重視する条件は、求職者それぞれで異なります。 より希望に見合った職場を見つけるには、求人数が多いに越したことはありません。
医師転職ドットコムは、医師向け転職サイトのなかでもとくに常勤求人を多く保有しているため、常勤先を探す方にはうってつけと言えるでしょう。
民間医局は、医師転職ドットコムに比べると常勤求人数は少ないですが、大手ならではの安定した求人紹介が期待できます。
非常勤・スポット求人で働きたい医師におすすめの転職サイト3選
サイト名 | 公開求人数 |
---|---|
マイナビDOCTOR | 18,917件 |
医師転職ドットコム | 17,769件 |
MRT | 23,632件 |
非常勤・スポット求人を探したい方におすすめなのは、マイナビDOCTORです。 非常勤・スポットの求人数は約17,000件を超えています。
また医師転職ドットコムも公開求人数はマイナビDOCTORと並びますが、非公開求人数は非公表のため、マイナビDOCTORがおすすめといえます。
年収アップを目指す医師におすすめの転職サイト3選
サイト名 | 公開求人数 |
---|---|
医師転職ドットコム | 42,413件以上 |
民間医局 | 31,866件以上 |
リクルートドクターズキャリア | 17,998件以上 |
転職で年収アップを目指すのであれば、高年収帯の求人を多く保有している転職サイトの利用は必要不可欠です。
医師向け転職サイトのなかでは、上記のように「医師転職ドットコム」「民間医局」「リクルートドクターズキャリア」の3社が高年収帯の求人が多いため、年収アップを目指す方は積極的に登録しましょう。
ワークライフバランスを重視する方向けの医師転職サイト2選
サイト名 | 公開求人数 |
---|---|
M3キャリアエージェント | 常勤求人数:14,794件以上 |
マイナビDOCTOR | 常勤求人数:16,436件以上 |
サポートの質において高い評価を得ているのは、「M3キャリアエージェント」と「マイナビDOCTOR」の2社です。
M3キャリアエージェントは組織として医療業界に精通していることから、確度の高い情報が自然と多く集まり、社内に蓄積・共有されています。
そのため、人材紹介サービスでありがちなアドバイザーによる質の差が少なく、満足度の高いサポートを受けられるでしょう。
マイナビDOCTORは医療業界以外でもさまざまな領域において人材紹介サービスを行っていることから、転職に関するノウハウが豊富で、質の高いサポートを実現します。
医師から異職種に転職したい方向けの転職サイト2選
サイト名 | 特徴 |
---|---|
doda | 人材業界トップクラスの求人数を誇る |
ビズリーチ | ハイクラス向け求人を多く保有 |
なかには、医師から他の職種への転職を考えている方もいるかもしれません。
その場合は医師向け転職サイトではなく、一般向けの転職サイトで転職活動を行うことがおすすめです。
一般向け転職サイトでとくにおすすめなのは「doda」と「ビズリーチ」。 dodaは業界トップクラスの規模・保有求人数を誇り、幅広い分野の情報を得ることができます。
ビズリーチはハイクラス層向けの転職サイトで、年収1,000万円超の求人を多く保有しています。 医師からコンサルに転職したい方などは登録しておいて損はないでしょう。
初めて転職する方向けの転職サイト4選
サイト名 | 特徴 |
---|---|
医師転職ドットコム | 医師65,000人(※1)が選んだサービス |
M3キャリアエージェント | 医師登録実績11年連続No.1(※2) |
民間医局 | 年間成約数71,000件(※3) |
RSGドクターエージェント | 「コンサルタント信頼度」「転職サポート充実度」でNo.1(※4)を獲得 |
初めて転職する医師には、上記4つの転職サイトがおすすめです。
とくに、医師転職ドットコムは、「対応の丁寧さ」で満足度96%、「コンサルタントの知識」で満足度93.4%(※1)を獲得しており、豊富なノウハウで転職を成功へと導いてくれるでしょう。
(※1)医師転職ドットコムの公式サイトより
(※2)m3.comCAREERでの医師登録数(2023年4月時点)
(※3)民間医局の公式サイトより
(※4)JMRO調べ(2019年5月・2021年6月_ブランドのイメージ調査)
スキルアップを目指す方向けの転職サイト3選
医師がスキルアップする道のひとつとして、専門医資格の取得が挙げられます。専門医資格を取得できる施設の求人が多いのは、以下の転職サイトです。
サイト名 | 「専門医取得可」の求人数 |
---|---|
医師転職ドットコム | 14,812件 |
DtoDコンシェルジュ | 932件 |
リクルートドクターズキャリア | 1,205件 |
いずれも専門医取得のための学会認定施設、または教育関連施設の求人が多く、スキルアップを目指せるでしょう。
専門医資格の取得を目指して転職を検討している方は、まず上記の転職サイトに登録してみることをおすすめです。
女性向けおすすめ転職サイト
女性医師であれば、女性を歓迎する施設の求人が気になるでしょう。女性におすすめの求人が多い転職サイトは、以下のとおりです。
サイト名 | 「女性医師歓迎」の求人数 |
---|---|
ドクタービジョン | 3,125件 |
JMC医師転職支援サービス | 2,115件 |
医師転職ドットコム | 1,931件 |
また、子育て中の医師のなかには、託児所・保育所つきの施設を探している方もいるかもしれません。
託児所ありの施設の求人が多いのは、以下の転職サイトです。
サイト名 | 「託児所あり」の求人数 |
---|---|
MedPeerキャリア | 11,466件 |
医師転職ドットコム | 8,549件 |
リクルートドクターズキャリア | 6,077件 |
時短勤務可能な求人が多い転職サイト2選
サイト名 | 「時短勤務可」の求人数 |
---|---|
リクルートドクターズキャリア | 6,315件 |
民間医局 | 1,987件 |
時短勤務可能な仕事に就くと、ワークライフバランスを整えられたり、終業後の時間を研究や勉強にあてられたりと、有意義な時間の使い方ができるようになるでしょう。
将来開業したい方向けの転職サイト
サイト名 | 「開業支援あり」の求人数 |
---|---|
DtoDコンシェルジュ | 219件 |
ドクタービジョン | 325件※「医院経営を学べる」の求人数 |
将来的に独立開業を考えている方には、働きながら開業の知識が得られる施設がおすすめです。
上記2つのサイトであれば、開業を見越した転職が叶うかもしれません。
また、以下4つの転職サイトでは、開業支援や医業承継のサポートが実施されています。
- マイナビDOCTOR
- DtoDコンシェルジュ
- Dr.転職なび
- メディカルトリビューンキャリア
医師向け転職サイトを選ぶ際のポイント
ここまで読み進めた方のなかには、「転職サイト・転職エージェントがたくさんあって、何を基準に選べばよいかわからない」という人もいるでしょう。
この章では、実際に転職サイトを利用して比較する場合に注意すべきポイントを解説します。 転職サイト・転職エージェント選びの参考にしてください。
医療業界に特化している転職サイトか
一般向けの転職サイトでは医師の転職への対応は難しいので、必ず医療業界に特化している転職サイトを選ぶようにしてください。
医療業界が持つ独特な雰囲気や慣習などを考慮した場合、基本的に普通の転職サイトに求人が掲載されていることはありません。
当然キャリアアドバイザーにも専門知識が求められるため、一般向けの転職エージェントでは的確なアドバイスは期待できないでしょう。
求人数が多い転職サイトか
いくつか転職サイトを利用したいと考えた場合、やはり求人数の多さは1つの大きな判断基準となります。
求人数が多ければ多いほど選択肢も広がるので、登録してみて損はないでしょう。
求人が豊富にあれば、自分でも調査でき、どのような医師が必要とされているのか、どういった施設に求人が多いのか、自分でも知ることができます。
少なくとも1つは求人数が多い転職エージェントに登録することがおすすめです。
担当者との相性が合うか
一般的に、医師の転職活動は1~4ヶ月程度と長期間に及ぶことが多いです。
そのため、転職エージェントの担当者の反応の早さや相性も重視すべき点でしょう。
情報を仕入れたくても反応が遅かったり、そもそもの相性が悪かったりすると、転職活動がスムーズに進まない可能性があります。
担当者と「相性が悪い」と感じたら、同じ転職エージェント内の別の担当者に変えてもらったり、ほかの転職サイトの利用を検討したりしましょう。
サポート体制が充実しているか
忙しい医師にとって、転職サイトのサポート体制も重視したいポイントです。
エージェント型の転職サイトでは、おもに以下のようなサポートが用意されています。
- 希望に合う求人の紹介
- 応募先施設の内部情報の共有
- 面接の日程調整
- 年収・労働条件などの交渉
- 入職後のアフターフォロー など
また、医師の転職活動に特化した転職サイトを利用すると、今後のキャリアプランや開業の意思に沿ったサポートを受けられるはずです。
医師が転職サイトを活用する9つのメリット
医師が転職サイト・転職エージェントを活用することで得られるメリットには、主に以下の7つが挙げられます。
- 数多くの求人に加えて転職先の詳しい情報を得られる
- 自分自身のアピールできる部分が明確になる
- 転職先に対して条件交渉してくれる
- 非公開求人を紹介してくれる
- 医療機関・業界の詳しい情報を教えてもらえる
- 転職活動の負担が減る
- 勤務条件の確認・労働条件書の作成をしてくれる
- やるべきことや自分の悩みがはっきりする
- 退局に関するアドバイス・入職後のフォロー
これだけのメリットがあるにもかかわらず、転職サイト・転職エージェントへの登録は無料です。
利用料などは一切かかりません。 それぞれのメリットについてチェックしていきましょう。
数多くの求人に加えて転職先の詳しい情報を得られる
転職サイトを利用する最大のメリットが、圧倒的な求人数で転職の選択肢が大きく広がることです。
上記でご紹介した転職サイトでは、全国数万件の求人情報を得ることができます。
従来の知人から紹介によって転職先を決める場合、確かに転職先のリアルな情報は得ることができます。
しかし、本当に自分が納得できる条件かというとそうではないことも多いでしょう。
- 給料を上げたい
- 勤務時間を減らしたい
- 将来的に開業したい
- 当直は嫌だ
転職するにあたっては、人それぞれ色々な要望があるでしょう。
転職サイト・転職エージェントに相談すれば、伝えた条件に見合った求人を紹介してくれます。
また、転職サイト・転職エージェントによっては、アドバイザーが病院の内部事情に精通しており事前に詳しい情報を得られるため、転職後のミスマッチが少なく済むでしょう。
自分自身のアピールできる部分が明確になる
医師向け転職サイトに所属するアドバイザーは、医療分野の転職に精通したいわばプロです。
転職先の雰囲気やカラーをはじめ、転職先がどのような医師を欲しているのか把握している場合も多く、転職時にどのような部分をアピールすれば採用されやすいかの有効なアドバイスが期待できます。
専門医資格や、臨床指導医の資格を取得しているなら明確な強みになりますが、まだ専門医などの資格を取得していない若い世代などの転職では何をアピールすべきかは重要です。
周囲に相談できる環境がない方にとって、転職のプロによるキャリアカウンセリングや客観的な分析は、心強いものになるはずです。
適切なアドバイスや情報提供により、今よりも少しレベルアップした職場への転職も成功しやすくなるでしょう。
転職先に対して条件交渉してくれる
転職活動中に良さそうな求人を見つけても、心なしか自身の希望と合わないことも少なくありません。
求職者本人だけで転職活動をしていれば、妥協するか・諦めるかの二択になってしまいます。
転職エージェントによっては、条件の交渉まで任せられるところもあります。自分で交渉するのは気が引ける、苦手という方は積極的にサポートを依頼しましょう。
自分が納得できる転職のため、とことんこだわりたいのであれば、ぜひ転職のプロを味方に付けてください。
非公開求人を紹介してくれる
非公開求人の紹介をしてもらえるのも、転職サイトを利用するメリットの一つです。
非公開求人とは、一般公開されておらず、転職サイト・転職エージェントで紹介してもらわないと閲覧できない求人のことです。
医療機関が求人を非公開にする理由はさまざまありますが、「採用活動から競合に経営戦略を知られるのを避けたい」「好条件のため応募の殺到を避けたい」などがよく挙げられます。
基本的に非公開求人は条件が良いケースが多いので、キャリアアップや年収アップを目指す方は、積極的に転職サイトを活用するとよいでしょう。
医療機関・業界の詳しい情報を教えてもらえる
自分では集めることがなかなか難しい情報も、医療機関と太いパイプを持つ転職サイト・転職エージェントには集まりやすいので、その情報を得られるだけでも相談する価値は高いといえます。
たとえば、転職先でどのような人が働いているのか、働きやすい環境なのかを事前に知りたい方は多いはずです。
転職エージェントで保有する求人は、コンサルタント本人または医療機関担当の営業が実際に職場を訪問して得た情報がほとんどです。
職場の雰囲気や医療機器などの充実具合も把握しているケースが多いため、気になることはどんどん質問してみてください。
また、転職エージェントは各方面の医療機関や製薬会社、メーカーなどとのつながりがあり、業界事情にも精通しています。
転職だけのことではなく、将来的なキャリアについてのアドバイスも期待できるでしょう。
転職活動の負担が減る
転職サイトを利用すれば、さまざまなサポートが受けられるのも、大きなメリットだといえるでしょう。
日々の仕事が忙しく、転職活動の時間さえ作れないという医師は少なくないはずです。
転職サイト・転職エージェントのコンサルタントの力を借りれば、手間のかかる求人探しを一任することができます。
さらに、面接の日程調整や履歴書作成へのアドバイス、面接先の情報収集や内定後の条件交渉など、細かい部分のサポートまでしてくれるため、転職活動の心強い味方となるでしょう。
あなたの代わりとなって転職活動の一部を担ってもらえるだけでも、自身にかかる負担は大幅に軽減されます。
勤務条件の確認・労働条件書の作成をしてくれる
医師向け転職サイト・転職エージェントの多くでは、コンサルタントが面接に同行・同席してくれます。
面接の際、自身の労働条件に関することを聞いたり交渉したりすることに、気おくれしてしまう方も少なくないでしょう。
言い出せないまま雇用契約を結んでしまい、納得できない条件での仕事に不満が溜まって、またすぐ転職してしまうという流れは、実はよくあるパターンなのです。
コンサルタントが同席していれば、勤務条件や業務内容、年収等を代わりに交渉してくれるので、納得した上で雇用契約を結べます。
また、契約内容を労働条件書にまとめるよう促してくれるので、入職後の無用なトラブルが避けられるメリットもあります。
やるべきことや自分の悩みがはっきりする
最終的に転職する・しないの決断を下すのは自分自身ですが、決断前に第三者の意見や医療業界の最新動向を聞いておいて損はありません。
転職活動も医療行為と同じで、誤った情報のもと判断すれば、失敗してしまう可能性は高くなります。
転職のプロに話すことで、「今やるべきこと」や「何が不満で転職を検討しているのか」が自ずと見えてくるはずです。
多くの転職サイト・転職エージェントでは、情報収集だけの相談も受け付けています。
転職の悩みは同僚には相談しにくいものですので、まずは気軽に転職サイトに相談してみて、プロの意見を聞いてみるといいでしょう。
退局に関するアドバイス・入職後のフォローが受けられる
「内定先が決まったら転職活動は終わり」ではありません。
内定から転職先への入職までの平均期間は3ヶ月程度と意外にも長く、この期間をどう過ごすかは、転職の大事なポイントになるでしょう。
【参考】医師は転職活動にどれくらいの時間をかけているのか?|医師転職研究所
在職中に転職活動をした方は、退局の手続きなどをしなければならず、医師の転職ではここからが正念場といえます。
転職サイト・転職エージェントが数多くの転職支援を行ってきたということは、利用者それぞれの退局も見てきたということです。
「立つ鳥跡を濁さず」ではないですが、円満に退局するための大事なポイントをコンサルタントに確認しておいて損はないでしょう。
また、転職サイト・転職エージェントの中には、入職後もコンサルタントが定期的に連絡をくれるところもあります。
転職先で困ったことがあったり、キャリアについて悩んだりした際は気軽に相談してみるといいでしょう。
さらに、研究や普段の業務の合間にスポットでアルバイトしたいときには、スポット求人を紹介してもらえるのでぜひ活用してください。
医師が転職サイトを利用するデメリット
転職サイト・転職エージェントの利用にはメリットが多い一方で、注意すべき点もいくつかあります。
医師が転職サイト・転職エージェントを利用する際の注意点について、確認していきましょう。
希望に合う求人を紹介してもらえるとは限らない
医師向け転職サイトや転職エージェントの仕事は、医師と医療機関をマッチングすることです。
医師の転職支援とともに、医療機関の求める人材像に合った医師を紹介することを職務としています。
したがって、医療機関のニーズに合わない求職者については、基本的に紹介されることはなく、求人があることさえ教えてもらえません。
もし利用した転職サイトから希望に合う条件の求人を紹介してもらえない場合、能力や働き方、仕事に対する考え方などの部分で、紹介がためらわれている可能性もあるでしょう。
また、相談した転職サイト・転職エージェントが希望に合う求人を保有していない場合、当然ながら紹介を受けることはできません。
質の悪いキャリアアドバイザーが担当となることもゼロではない
キャリアアドバイザーのなかには、求職者の希望より自身のノルマを優先する人も少なからず存在します。
ベテランのキャリアアドバイザーもいれば、まだ経験の浅いキャリアアドバイザーもいるでしょう。
転職や医療業界についての知識が乏しい人が担当となってしまうこともあります。
転職サイトや転職エージェントを利用して転職活動を行う場合、基本的にアドバイザー経由で物事を進めます。
そのため、アドバイザーによるサポートの質が転職活動の成否に直結するといっても過言ではありません。
万が一、アドバイザーのサポートに問題があるようであれば、担当の変更を申し出るか、他の転職サイトを利用するようにしましょう。
自分のペースで転職活動を進めづらい
アドバイザー経由で転職活動を進める分、自分のペースで活動しづらくなってしまうのも、転職サイトを利用するデメリットです。
アドバイザーからの求人情報の連絡が煩わしく感じることもあるかもしれません。
転職を成功させる上で医師転職サイトを有効活用するコツ10選
医師に限った話ではありませんが、転職を成功させるためには念入りな下準備が大切です。
ここでは、成功を掴み取る上で大切なポイントを紹介します。
転職を考えたら「とりあえず登録」しておく
転職サイトの利用は無料ですから、転職を考えたらひとまず登録しておきましょう。
いつ魅力的な求人がでてくるかはわかりませんから、早めに登録してどのような求人があるかリサーチを進めておくことが大切です。
希望に見合った求人が見つかれば転職の後押しになることもあるでしょう。
株式会社マイナビが行った「2021年版の転職動向調査」によると、転職経験者の約半数以上が情報収集段階から転職サイトを、約3割以上が転職エージェントを活用しています。
この調査は医師に限られたことではありませんが、転職を考える人は早い段階から転職サイトや転職エージェントを利用し情報収集していることが見て取れます。
前述したように、医師の転職活動期間は特に長くなりがちですから、さらに早めに情報収集を始めることが望まれるでしょう。
【参考記事】転職動向調査 2021年版(2020年実績)|株式会社マイナビ
転職エージェントは1つに絞らない
転職エージェントを利用する際は、求人・サポートの質が比較できるように複数サービスを併用しましょう。
転職エージェントの併用には以下のようなメリットがあります。
- 多くの求人情報を集められる
- 医療業界のさまざまな情報を収集できる
- 担当コンサルタントの質を比較できる
- いろんな考え方に触れることができる
しかし、1つの転職エージェントしか使っていない場合は、以下のようなデメリットがあげられます。
- 紹介される求人数が少ない
- 転職に関する情報が集まらない
- 担当コンサルタントと相性が合わない
最初にいくつかの転職エージェントの担当者とやり取りをしてみて、自分に合っていると感じる転職エージェントに絞っていくとよいでしょう。
転職理由をはっきりさせる
仕事に対する不満や違和感が大きくなってくると、辞めたい衝動が抑えられなくなり、勢いで転職活動を始めてしまう方も少なくありません。
ですが、勢いまかせの転職活動は失敗のもとです。
まずは、自身がなぜ転職したいと感じているのかをはっきりさせるため、現職に対する不満を書き出してみましょう。
誰に見せるものでもありませんので、些細なことであってもすべて挙げてみてください。
次は、書き出した不満も踏まえた上で、転職先に求めたいことを書き出してみましょう。
書き出していくうちに、転職する上で絶対に譲れない条件が見えてくるはずです。
その譲れない条件を満たせる転職先を探すことが、転職活動成功のための第一歩です。また、転職先にも譲れない条件はきちんと伝えるようにしましょう。
転職によって労働環境を改善させたいなら、ネックになっていた部分を解消するためにも、はっきりと伝えることが大切です。
自分でも転職活動を進める
忙しい日々の中で転職サイト・転職エージェントを利用すると、転職活動の一切合切を任せきりにしてしまいがちです。
ですが、あくまでも転職の主役は自分ですから、任せきりにしてはいけません。
幅広く情報を集めるためにも、ご自身でも転職サイトで求人を探したり、知人に話を聞いたりして、転職活動を進めることが大切です。
転職活動の期間は長く見積もっておく
すべての医局やクリニックに当てはまるわけではないですが、医療業界では退職の意思表示から実際に退局するまでに、比較的長い時間がかかります。
世間一般では、退職届は退職の1ヶ月前までに提出することが通常です。
しかし医療業界では、内定から退局までの期間が3ヶ月程度、長い場合は半年以上かかることも少なくありません。
そのため、できれば長めの期間を見積もって、転職活動の計画を立てたほうがよいでしょう。
今後のキャリアを考えた上でも、円満での退局が肝要です。
希望条件を詳細に伝える
転職コンサルタントは、一人ひとりにあった求人を紹介してくれます。
なので、詳細に勤務条件を伝えれば伝えるほど、紹介される求人と自身の希望とのずれをなくすことができます。
あいまいな希望条件では、コンサルタントもあなたにあった求人を紹介しにくいため、効率よく転職活動を進めることができません。
転職サイトに登録後、コンサルタントと面談する機会が設けられるので、あなたの考えている転職先の条件を事前に洗い出しておきましょう。
自分にあった転職先に入局するためにも、希望条件はコンサルタントにはっきり伝えるようにしてください。
書類の添削や面接対策をしてもらう
転職サイトを利用するメリットである添削や面接対策のサービスをぜひ利用しましょう。
ひとりで転職する場合は、履歴書作成から求人、面接対策まですべて自分で行う必要があります。
日頃仕事が忙しく、転職活動する時間がない方こそ、転職サイトのサービスを利用することで、効率よく転職活動を進めることができます。
転職活動を初めて行う方は、特に転職サイトを活用することをおすすめします。
質問してコンサルタントを見極める
医療業界に精通した知識をもっているコンサルタントがいる一方、十分な知識を持っていないコンサルタントがいるのも事実です。
そこで、担当のコンサルタントを見極めるために、医療業界に関する質問をしてみてください。
もし質問をして、あいまいな答えが返ってきた場合は注意が必要です。
転職活動を任せられないと判断した場合は、コンサルタントの変更を依頼、もしくは別の転職サイトを利用するようにしましょう。
コンサルタントと合わない場合は変更を依頼する
以下のようにコンサルタントと自分との相性が合わない場合は、変更を依頼しましょう。
- 医療業界への知識がない
- 求人の質が低い
- 連絡の頻度が多すぎる
変更をお願いすることに、気を遣う必要はありません。
あなたの人生を大きく左右する転職を任せられるコンサルタントに出会うまで、様々な担当者とお話しすることをおすすめします。
変更を依頼する際は「前任者の不満だった点」「次の担当者に求める点」を伝えるとあなたの希望にあったコンサルタントを紹介してもらえる可能性が高いでしょう。
契約内容は事前にしっかりと確認しておく
知人の紹介を経て転職する医師も多いですが、契約内容はしっかりと確認しておきましょう。
「話を聞いたときはすごく良い条件だったのに、実際働いてみたら聞いた話と違った」というトラブルは少なくないからです。
転職してから契約内容に不満があったとしても、もう変えることはできないでしょう。
後々トラブルになることを避けるためにも、契約時には雇用契約書とともに労働条件書を作成してもらうようにしてください。
【年代別】医師転職サイトを活用するためのおすすめの方法
一般的な転職と同様に、医師も年齢によって転職における市場価値が変わります。
そのため、20代、30代、40代・50代の年代別に転職する際に知っておきたいことを解説します。
【20代】医師転職サイトを活用する方法
20代の医師転職では、研修期間と専門医資格によって転職先が大きく影響します。
後期研修期間が終わっていない方は、臨床研修指導医の先生がいる病院への転職が必須となります。
また専門医資格を取得していない方は、新専門医制度で認定されている病院へ転職する必要があります。
このように、20代での転職において専門医の資格を取れるかが重要です。
【30代】医師転職サイトを活用する方法
後期研修期間を終えて、専門医資格を取得している30代は医師において最も需要がある年代です。
立場や給料を現職よりも条件を上げて転職できるため、まずは自分自身の市場価値を理解しましょう。
とはいえ、自分一人では市場価値は判断しにくいため、転職エージェントに相談して年収アップできるのか、キャリアアップできるのか客観的に判断してもらってから、求人を選びましょう。
1人前ではあるものの、職場の文化に染まりきっていない30代前半はとくに需要の高い年代です。
当直回数や勤務日数や給料など現職での不満を解決するためには、条件交渉をおこなってくれる転職エージェントに代行してもらうことがおすすめです。
【40代・50代】医師転職サイトを活用する方法
40代や50代の医師でも転職することは可能です。
医師は法的な定年制度がなく、それぞれの病院やクリニックの方針で決まります。
そのため、年齢が理由で転職できないことはありません。
ただし、30代と比べると、転職市場において需要が高いわけではありません。
そのため、市場価値を上げて転職を成功させるためには、専門医の資格はもちろん、臨床研修指導医資格を持つことがポイントです。
若手人材を確保するためには、指導医が必要になるため、指導医資格をもっている40代や50代の市場価値は高くなります。
医師の年収事情
厚生労働省の賃金構造基本統計調査によると、2022年の医師の平均年収は以下のとおりです。
属性 | 平均年収 |
---|---|
医師全体 | 1,428万8,900円 |
男性医師 | 1,514万8,100円 |
女性医師 | 1,138万3,700円 |
※「きまって支給する現金給与額」×12ヵ月分と「年間賞与その他特別給与額」を合計して算出
女性医師は、出産や育児などで勤務時間を調整するケースがあるため、男性医師よりも年収が低くなっているのかもしれません。
医師が転職するにあたって重視したい点のひとつに、年収が挙げられるでしょう。では、勤務先や規模によって、医師の年収にはどれくらいの差があるのでしょうか。
この章では、経営母体別と規模別の2つの観点から、医師の年収について解説します。
【経営母体別】医師の平均年収
厚生労働省の諮問機関である「中央社会保険医療協議会」が2021年に実施した調査によると、経営母体別の医師の平均年収には以下のような違いがあるようです。なお、医療法において、病床数20床以上の医療施設を「病院」、病床数が0床〜19床の医療施設を「診療所」と定められています。
施設種類 | 経営母体 | 医師 | 病院長 |
---|---|---|---|
一般病院 | 国立病院 | 約1,324万円 | 約1,876万円 |
公立病院 | 約1,473万円 | 約2,154万円 | |
公的病院 | 約1,384万円 | 約2,241万円 | |
社会保険関係法人 | 約1,428万円 | 約1,963万円 | |
医療法人 | 約1,506万円 | 約3,110万円 | |
その他 | 約1,536万円 | 約2,374万円 | |
法人その他全体 | 約1,467万円 | 約2,690万円 | |
個人 | 約1,704万円 | - | |
一般診療所(入院診療収益あり) | 個人 | 約1,253万円 | - |
医療法人 | 約1,193万円 | 約2,982万円 | |
一般診療所(入院診療収益なし) | 個人 | 約1,047万円 | - |
医療法人 | 約1,054万円 | 約2,709万円 | |
その他 | 約1,270万円 | 約1,468万円 | |
一般診療所全体 | 全体 | 約1,083万円 | 約2,700万円 |
※(23)職種別常勤職員1人平均給料年(度)額等のうち、「①+②」の数値を参照
また、国立病院機構や大学病院を含む「国立病院」に勤務する医師の年収は、民間病院に比べて200万円〜400万円程度低いことがわかります。
さらに、病床数19床以下のクリニックの勤務医の年収は、20床以上の病院に比べて低い傾向があるようです。
一方、開業医は平均年収が約2,700万円で、同じ一般診療所でも勤務医に比べて約1,600万円の差があることが読み取れます。
もちろん、診療科目によって異なる部分があると予想されますが、年収の目安として参考にしてください。
【参考記事】医療施設の類型|厚生労働省
【規模別】医師の平均年収
2011年に労働政策研究・研修機構が実施した調査によると、病床規模別にみた医師の平均年収は以下のような結果となっています。少し古いデータではありますが、年収の傾向を測る目安となるでしょう。
病床数 | 勤務医の年収 |
---|---|
100床未満 | 約1,472万円 |
100床~299床 | 約1,438万円 |
300床~499床 | 約1,350万円 |
500床以上 | 約989万円 |
調査結果をみると、病床数が多くなるほど勤務医の年収が下がる傾向があると読み取れます。
医師の転職事情
医師はさまざまな事情を抱え、転職という決断にいたっています。
この章では、以下の3つの視点から、医師の転職事情について解説します。
- 医師の有効求人倍率
- 医師に多い転職理由
- 医師のキャリアパス
医師の有効求人倍率
現時点での転職の難易度を測る指標となるのは、ハローワークが毎月公表している有効求人倍率です。
2023年8月の医師・歯科医師・獣医師・薬剤師の有効求人倍率は2.11倍で、求職者一人に対して2.11件の求人があることを表しています。
一般的に、有効求人倍率が1以上だと売り手市場、1以下だと買い手市場だといわれていることから、医師は比較的転職しやすい状況にあると考えてよいでしょう。
また、2013年以降の医師・歯科医師などの有効求人倍率をグラフ化すると、以下のようになりました。
【参考記事】一般職業紹介状況(職業安定業務統計)(平成23年改定)(平成24年3月~)|e-Stat政府統計の総合窓口
※パートを含む常勤労働者の数値
新型コロナウイルス感染症流行前の2019年以前は、医師・歯科医師などの有効求人倍率は3.77以上と高く、求職者にとって有利な状況が続いていました。
その後、コロナ禍の受診控えを受けて、医師・歯科医師等の求人数は減少傾向にありましたが、徐々に回復の兆しが見えてきているようです。
【参考記事】一般職業紹介状況(職業安定業務統計)|e-Stat政府統計の総合窓口 ※パートを含む常勤労働者の数値
医師に多い転職理由
医師のための求人紹介サービス「民間医局」が実施したアンケート調査によると、医師に多い転職理由は以下のとおりでした。
引用元:医師の主な転職理由8つと、「もう無理」と思った瞬間は?【アンケート調査】(2020年2月実施)|民間医局
調査結果によると、医師にもっとも多い転職理由は「人間関係」の悩みです。医師は、同じ医局内の医師だけでなく、ときには他科の医師とも協力して治療にあたる必要があるうえ、看護師や検査技師などのコメディカルとも良好な人間関係を築くことが求められます。
患者に最善の治療をしたいが故に意見がぶつかることもあり、人によってはストレスに感じられるケースもあるでしょう。
次いで多い理由が、「家庭環境やライフスタイルの変化」です。出産・育児や親の介護などの事情により、夜勤がない病院や勤務時間が短い病院への転職を検討する方が多いのかもしれません。
給与への不満も、医師に多い転職理由のひとつです。前述したように、経営母体や病床規模によって、医師の給与には数百万円の差が生じることがあります。
労力に見合った給料を受け取れていないと感じたとき、転職を考えるのは自然な流れともいえるでしょう。
そのほか、労働環境の改善やキャリアアップなどの多岐にわたる理由が、医師が転職を考えるきっかけとなっているようです。
医師のキャリアパス
医師は生涯現役で働ける職業ですが、明確なキャリアパスをもつことで、医師としてより豊かな人生を築くことが可能となるでしょう。
自身が極めたいスキルや理想とする医師像、ライフスタイルの変化などをもとに、どのようなキャリア形成を図るか考えてみてください。
年代別の医師のキャリアプランの例は、以下のとおりです。
20代 | ・2年間の初期臨床研修後、専攻医として3年~5年の後期研修を受ける ・専門医資格の取得を目指したり、博士号の取得や海外留学で知識を深めたりする ・大学医局に残って研究を中心に究めるか、民間病院で臨床医としての経験を積むか、長期的なキャリアについて検討する |
30代 | ・後輩医師の指導にあたったり、チームのリーダーとしてマネジメント力を養ったりする ・専門医として経験を積み、幅広い知識を獲得する ・キャリアアップや年収アップを目的に、転職を考える方もいる ・女性医師は出産・育児などで転職を考える方も出てくる ・将来的に開業を目指す方は、開業のために必要なスキルを磨く |
40代 | ・豊富な実力や経験を糧に、もっとも転職しやすい時期といえる ・医局にそのまま留まる方は管理職を視野に入れ始める・開業はこの時期に検討する |
50代 | ・体力的な問題から、病院内での転科を考え始める ・定年退職を視野に入れて、長く働ける診療科目への転向を考える時期ともいえる ・定年後の働き方も考えながら、長期的なキャリアプランの検討が必要とされる |
また、年代以外にも、「ひとつの専門分野を究める」「地方の市中病院で幅広い臨床を受け持つ」「美容医療のような自由診療の専門医を目指す」「開業する」など、自身の進みたい道によってもキャリアパスは異なります。
早い段階で明確なキャリアプランを立てることで、深めるべき専門性やスキルの輪郭がクリアになり、仕事のやりがいにもつながるでしょう。
なお、自分一人でキャリアパスをイメージすることが難しい方は、転職エージェントに相談すると、キャリアの方向性や目指す医師像などを考えるサポートをしてもらえるはずです。
医師が転職するおすすめのタイミングや期間
転職を考えるタイミングは人それぞれ異なります。
しかし、転職市場において求人の数が増えるタイミングがあるため、効率よく転職を進めたい医師の方は適切なタイミングを見極めることが大切です。
そこで、本章では医師の方が転職するおすすめのタイミングと転職までにかかる期間について解説します。
医師が転職するおすすめのタイミング
基本的に医師不足であるため、年間を通じて転職することは可能です。
しかし、特に採用活動や異動が多く、求人が増えるのは4月と10月です。
民間医局のデータによれば、4月が抜きんでて転職者が多いことが分かります。
引用:民間医局
4月は体制を整え、人員体制を見直すため、求人数が増える時期です。
求人数が多ければ多いほど、自身の希望に合った求人と出会えるチャンスも増えるため、入局時期にこだわりのない方は、4月もしくは10月に転職することをおすすめします。
転職期間の目安
転職を決意してから新しい勤務先に入局するまで、およそ3か月から半年かかることが一般的です。
知人の紹介で転職する場合や現職の引継ぎ状況によって、退局にかかる時間は変わってきます。
また勤務先によっては退職の申出期限が設定されている場合もあるので、事前に確認しておきましょう。
転職サイトを活用した医師の転職活動の流れ
転職活動に時間が取れず、忙しい方にこそ、転職サイトを活用することをおすすめします。
転職サイトを利用する流れは以下のとおりです。
転職エージェントを利用すると、どのように転職活が進んでいくのか理解しておくことは大切です。
一つずつ詳しく確認していきましょう。
1. 転職サイトに登録する
まずは、転職サイトに会員登録をします。
- 氏名
- メールアドレス
- 電話番号
- 現在の状況(在職中など)
- 現収入
- 転職活動の時期
上記の基本情報を入力して登録が完了すると、入力したメールアドレスまた電話で担当者との面談の日程調整が届くため、スケージュール調整をおこないます。
2. 担当者と面談をおこなう
面談では、担当のアドバイザーから希望条件や転職理由などについてのヒアリングがおこなわれます。ここで聞き取った内容をもとに求人の紹介がおこなわれるため、的確に伝えられるよう前もって情報をまとめておくとよいでしょう。
また、転職活動に関して不安や疑問点がある方は、このタイミングで質問して解消しておくことをおすすめします。
3. 求人紹介・選定する
面談で聞き取った内容をもとに、求人の紹介がおこなわれます。良い求人が見つかった場合は、応募に進みましょう。
また、紹介される求人が的外れと感じる場合は、キャリアアドバイザーに希望条件が正しく伝わっていない可能性があります。再度希望条件を伝え、改善されない場合はキャリアアドバイザーの変更を申し出るのもひとつの方法です。
また、基本的には面談後すぐに求人を紹介してもらえますが、後日に電話やメールで求人を紹介してもらうことも可能です。
「東京都以外での求人は紹介しないでほしい」「○○科の求人を優先的に紹介してほしい」など希望を事前に伝えておくと、紹介される求人の質が上がるでしょう。
4. 書類作成や面接対策のサポートを受ける
応募する求人がある程度決まったら、次は書類作成や面接対策のサポートを受けます。
履歴書や職務経歴書、面接では、あなたの魅力を採用担当者に伝えきらなければなりません。
本当はスキルがあるにもかかわらず、書類や面接であなたの強みや特徴が伝わらなければ、取れる内定も取れなくなってしまいます。
キャリアアドバイザーはこれまでの経験から、有効な対策法を指導してくれます。
面接が不安な方は、事前にキャリアアドバイザーからのサポートを受けましょう。
キャリアアドバイザーは過去の面接データを保有しているため、よく聞かれる質問や採用担当者の人柄など、面接に役立つアドバイスを受けた上で臨むことが可能です。
5. 企業との面接をおこなう
次は、いよいよ企業との面接です。ただし、書類の提出や面接日程の調節はキャリアアドバイザーがおこなってくれるので安心です。また、書類の提出に合わせて推薦状を作成してくれるケースもあります。
日程が決まるといよいよ面接ですが、転職エージェントでは模擬面接も実施してくれます。
面接当日はキャリアアドバイザーが同行してくれることもあるので、ナーバスになりやすい人も精神的なよりどころにできて安心です。
6. 面接に対するフィードバックを受ける
面接後は、採用担当者からキャリアアドバイザーへ、面接結果(採用か不採用か)とその理由が伝えられます。
キャリアアドバイザーから理由をフィードバックしてもらえるので、不採用だった場合も「どうして断られたのだろう…」と悩むことがなく気持ちの切り替えが簡単になるでしょう。
とくに、志望度の高い企業から不採用となると落ち込むこともあるかもしれませんが、フィードバックをよく聞いて次の面接に活かすことが重要です。
7.内定・内定後のサポートを受ける
内定が決まったあとも、入職後までキャリアアドバイザーのサポートは続きます。
入社日の決定のほか、円満退職の方法についてもアドバイスしてもらえます。困ったことがあれば積極的に相談してください。
さらに、入社にあたって希望条件の交渉もキャリアアドバイザーがおこないます。
希望条件の交渉に苦手意識を持っている人も少なくないはずですが、実現したい条件があるならどんどん共有しましょう。
また、入社後にトラブルがあった場合にもキャリアアドバイザーに解決してもらえることがあります。必要に応じて依頼してください。
医師転職サイトを使う際によくある誤解
医師が転職を考える際に、医師転職サイトは有効な手段のひとつです。しかし、先輩医師に相談したりインターネットで検索したりしている中で、以下のような情報を見聞きして、なかなか利用に踏み切れない方もいるかもしれません。
- 紹介された求人には必ず応募しなければいけない
- 転職活動をしていることが職場にバレる
- 転職を急かされる
- 利用にお金がかかる
結論から述べると、これら4つは全て誤解です。転職サイトを利用したからといって、転職を強要されたり、職場で不利な立場に立たされたりすることはありません。
そこでこの章では、これら4つの誤解について詳しく解説します。
紹介された求人には必ず応募しなければいけない
転職サイトを利用すると、紹介された求人に必ず応募しなければいけないわけではありません。もちろん、キャリアアドバイザーはあなたの希望条件や築きたいキャリアをもとに、最適な求人を紹介してくれますが、最終的に応募を判断するのは求職者自身です。
紹介された求人の中に気になるものがなければ、応募を断っても問題ありません。なお、理由も添えて断ると、キャリアアドバイザーの理解が深まり、次の求人紹介のマッチング精度を上げられるでしょう。
転職活動をしていることが職場にバレる
「転職活動をしていることが上司や同僚に知られると、職場に居づらくなるのではないか」と心配する方もいるでしょう。基本的に、転職サイトには守秘義務があるため、病院のような第三者に個人情報が漏れることはありません。
また、面接に進むまでは氏名・住所・勤務先が伏せられることが通常であるため、安心して転職活動に臨めます。
転職を急かされる
転職サイトを利用すると、中には転職を急かすキャリアアドバイザーもいるかもしれません。しかし、急いで結論を出すように迫られたとしても、転職に気乗りしないのであれば断っても問題ないでしょう。
ただし、応募や内定承諾を急かされた場合、「なかなか出ないような好条件の求人である」「ほかに見込みのある候補者がいる」などの事情があるかもしれません。
もし、キャリアアドバイザーに急かされているように感じるのであれば、その理由を尋ねてみるのもひとつの方法です。あなたにとってポジティブな理由が背景にあるのなら、転職を後押しされる良いきっかけになる可能性もあります。
利用にお金がかかる
転職サイトで転職のためのサポートを受けても、求職者側には費用が発生しないことが通常です。
転職サイトは、求人の依頼主である病院に人材を紹介し、転職が成立した際に、依頼主から成功報酬が支払われるビジネスモデルで運営されています。そのため、求職者である医師が利用するにあたっては、費用がかからないことが一般的です。
医師の転職は理由には「働き方」が影響している?
2024年に医師の働き方改革が予定されていますが、現状でまだまだ働き方改革は進んでいないと感じている医師が多いようです。
株式会社エムステージが2022年6月に行った 医師の働き方改革についてのアンケートによると、「常勤先の働き方改革が進んでいる」と感じている医師はわずか25%でした。
今後は進むと考えている人は46%と、働き方改革による変革が期待されていると言えます。
引用元:医師1,276名に「医師の働き方改革についてのアンケート」 を実施し、当事者となる医師の考えや認識度を調査|株式会社エムステージ
その一方で、労働時間の影響で働き方を変えたいと考えた医師は回答数の57%に及び、その対策として「転職」を考えた人はおおよそ44%という結果になっています。
引用元:医師1,276名に「医師の働き方改革についてのアンケート」 を実施し、当事者となる医師の考えや認識度を調査|株式会社エムステージ
引用元:医師1,276名に「医師の働き方改革についてのアンケート」 を実施し、当事者となる医師の考えや認識度を調査|株式会社エムステージ
当直や時間外労働の多さなど、医師特有の厳しい環境が改善されることは早急に望まれるところですが、転職によって環境を変えることも一つの方法です。
【参考記事】医師1,276名に「医師の働き方改革についてのアンケート」 を実施し、当事者となる医師の考えや認識度を調査|株式会社エムステージ
医師転職サイトを利用した医師の転職体験談・口コミ
実際に転職サイトを利用した医師は、どのような感想をもったのでしょうか。Web上で探してみると、以下のような口コミが見つけられました。
まずは良い口コミを紹介します。
関東への転居に伴い、家族と過ごせる時間を大切にできる職場を探していました。
地方の大学医局の関連病院で10年以上勤務していましたが、妻と相談して、「子供が大きくなる前に関東へ転居をしよう」と考え、初めての転職で不安を抱えながらもエムスリーキャリアさんにご相談しました。
問い合わせ後、東京へ行く機会があったので、担当の方とお会いし、その場で希望に添った病院の募集案件をしていくつか提示して頂きました。
その際、病院の雰囲気、実際に働いている先生の働き方、夜間や週末のオンコール対応などについても具体的に教えて頂き、医師のQOLを大切にしている病院だということがよく理解できました。 現在の職場は、休みの日もオンコール対応や呼び出しが多く、落ち着いて家族と旅行に行く時間もありませんでした。
病院周辺の住環境、教育環境、交通の便などについても、情報収集をしてくれて、色々と教えてくれたので、転居を考える上でも大変参考になりました。色々と有難うございました。(東京都 30代後半 男性:一般内科常勤)
引用元:医師転職成功事例集|M3キャリアエージェント
Q 入社を決意したポイントは?
紹介の際は、事前にキャリアドバイザーから病院の方針や一緒に働く医師の方の状況もお聞きしていたので、不安もなく面接を受けられましたね。 症例も多く、院内の専門各科との連携もスムーズで、チーム医療に積極的に取り組んでいるという点が決定打になったかな、と思います。 今は毎日が充実していて、麻酔科標榜医を目指す立場からも、外科医としての経験を積みたいという点でも、満足しています。(一般病院 麻酔科 男性 20代 後期研修終了)
引用元:オペの経験を積み、かつ外科に関連する麻酔科標榜医も習得したい|転職事例のご紹介|リクルートドクターズキャリア
Q.メディウェルを利用した感想についてお聞かせください。
A.仕事と育児を無理なく両立できそうな勤務先を見つけてもらえて助かりました。勤務日数を減らしたにも関わらず年収を200万円ほど上げることができ、満足いく転職になったと思います。
コンサルタントの細やかな心遣いのおかげで、忙しい中でもストレスなく転職活動を行うことができました。ありがとうございました。(放射線科 女性医師 35歳)
引用元:非常勤なのにフルタイム…。それなら常勤先を見つけたい!|医師転職体験談|医師転職ドットコム
今の職場に不満は無いのですが、外の世界を知るっていう目的で医師転職エージェントに登録したら速攻連絡きた。これが一般企業の営業スピードか…
— ぶかてい (@slabukathy) January 11, 2023
自分一人で転職活動に向き合い、忙しい最中に求人を探したり、病院の内部情報を調査したりするのは困難なものです。転職サイトを利用すれば、効率的に転職活動を進められ、より条件に合う求人を見つけやすくなるでしょう。
一方、以下のような悪い口コミも見られました。
https://twitter.com/kurokurokuro118/status/1675698130757779456医者の転職サイト、試しに有名どころは大体登録してみたが、アホみたいにメール来るし大して給料も良くない
— 株ぬしゆうた医 (@kabuyakyuuzukii) November 6, 2022
登録時点で経歴に空白がないのはレアなのかもしれない
連絡の頻度が多すぎる、希望どおりの求人がないと感じる要因として、キャリアアドバイザーとのコミュニケーション不足が考えられます。連絡に都合の良い時間帯や希望の連絡頻度もあわせて、再度条件を伝えてみましょう。
また、複数の転職サイトに登録し、自分に合ったサービスを見つけることも大切です。
医師転職の失敗事例
医師の転職活動は、必ずしも成功するとは限りません。なかには、「転職に失敗した」「転職しなければよかった」と後悔する方がいるのも事実です。
転職を成功させるために、医師転職の失敗事例を知り、後悔を防ぐ方法を把握しておきましょう。
仕事内容や労働条件、年収が希望どおりではなかった
入職後に、仕事内容や労働条件、年収が想像と違うと、モチベーションが下がってしまうかもしれません。
たとえば、思っていたよりも外来対応が多かったり、提示されていた年収に諸手当が含まれていたりなどの問題が起こり得ます。
外来対応のコマ数や手当の取り扱いなどを事前に文書化してもらい、双方で確認しておきましょう。とくに、退職金や通勤手当はあるか、住宅手当や残業代は想定年収とは別に支給されるかなど、細かい部分まで確認しておくと、のちのちのトラブル防止にもつながります。
仕事内容については面接の際に質問し、具体的な仕事の流れを把握しておくことが重要です。自身がイメージしている仕事と病院側に求められているものが合致しているかどうかを十分に検討しておくと、希望に近い転職を叶えられるはずです。
ただし、希望の仕事内容や条件を全て実現するのは難しいかもしれません。希望条件に優先順位をつけ、ときには妥協する姿勢も大切です。
転職後のギャップが大きかった
「転職したら人間関係が悪い職場だった」「設備や機器が前職と全く違う」なども、医師の転職でよくある失敗です。
病院見学の際には、自身の診療科だけでなく、検査設備や機器の種類、看護師や技師などコメディカルの雰囲気にも注目してみてください。
また、実際に働く医師から話を聞く機会が得られれば、転職後のイメージを深められるはずです。
ブラック病院だった
「転職したらブラック病院だった」という後悔も、医師の転職でありがちな失敗のひとつです。ブラック病院を入職前に見極めるのは難しいものですが、転職活動中の情報収集を徹底することで、リスクを減らせるかもしれません。
たとえば、前任者の退職理由や病院全体の離職率は、ブラック病院かどうかを判断するうえで欠かせない情報です。極端に離職率が高かったり、在籍医師の勤続年数が全体的に浅かったりする場合は、何か問題がある病院かもしれないため、入念な情報収集に努めましょう。
なお、エージェント型の転職サイトに相談すると、情報収集の際に力を貸してもらえるはずです。とくに、多くの病院と取引実績があるようなエージェントであれば、独自のネットワークをもとにした情報提供に期待できます。
医師転職サイトを利用する際によくある質問
ここでは、医師転職サイトを利用する際によくある質問を紹介します。
無料で医師転職サイトは利用できる?
無料で利用できます。
転職サイトは医療機関から報酬をもらう成果報酬型のビジネスモデルです。
転職希望者はお金を払うことなく、サービスを利用することができます。
医師転職サイトがおすすめな人は?
転職を考えている方はもちろん、自身のキャリアに悩んでいる方にも利用することをおすすめします。
多くの転職をサポートしてきたキャリアアドバイザーから意見をもらえるので、新たな発見が得られるかもしれません。
少しでもキャリアに関するモヤモヤを抱えている方は、ぜひ医師転職サイトに登録して、キャリアアドバイザーに相談してみてください。
登録した後の流れを教えてほしい
転職サイトの流れは以下の通りです。
転職活動は平均3か月かかるといわれており、ある程度時間がかかります。
引継ぎ事項が多い方はさらに長引く可能性もあるので、転職に期間がかかることは事前に頭に入れておきましょう。
複数の医師転職サイトに登録したほうがいい?
複数登録することを強くおすすめします。
サイトごとに保有している求人数に差があるうえに、同じ求人でも勤務条件が異なることがあります。
複数のサイトに登録することで、自分の希望によりマッチしている求人に応募することができます。
必ず転職しないといけない?
必ずしも転職する必要はありません。
自分のキャリアに悩んでいる方でも、キャリアアドバイザーが親身に相談に乗ってくれるでしょう。
相談した結果、転職をしない決断をしたとしても費用が発生することはありません。
アドバイスをもらいたい方はぜひ医師転職サイトに登録して、アドバイザーからフィードバックをもらってみてください。
まとめ|医師におすすめの転職サイト
この記事では、医師が選ぶおすすめ転職サイト8選をご紹介してきました。
病気・怪我をしてしまった時はお医者さんに頼るように、転職する際は普段から転職支援に関わっている転職のプロを活用してください。
ご自身だけで転職活動を進めていくよりも、きっとより良い条件でスムーズに転職活動を進めていけるはずです。
また、転職サイトには複数登録し自分に合ったコンサルタントを見つけることが、スムーズな転職活動の要となります。
転職活動の頼もしいパートナーとともに、理想の転職を叶えましょう。