リーガルジョブボードの評判・口コミを徹底解説|サービスの特徴や利用するメリットまで
士業向けの転職エージェントは最近増えて参りましたが、なかでもリーガルジョブボードが気になっている方も少なくないかとい思います。
リーガルジョブボードを運営しているのは、株式会社WILLCOという企業で、医療と法律2つの領域において人材紹介サービスを提供しています。
会社所在地 | 〒107-0052 東京都港区赤坂4-2-6 住友不動産新赤坂ビル10階 |
代表取締役 | 土屋 佳大 |
資本金 | 9,000,000円 |
設立年月日 | 2012年9月 |
電話番号 | 03-6774-8902 |
有料職業紹介事業番号 | 13-ユ-305692 |
提供サービス | LEGAL JOB BOARD メディコ/メディコエージェント |
設立は2012年と比較的最近で、いわゆるベンチャーやスタートアップと称される企業といえるでしょう。
士業・専門職をターゲットにしている転職支援サービスで、司法書士・弁理士/特許事務所などの求人扱いや、土地家屋調査士や調査士補助者、測量士の求人数の方が多いエージェントとなっていますが、弁護士・法務・修習生の求人も多数扱っています。
気になるとはいっても、いきなり登録するのは気が引けるため、できることなら事前に実際の利用者による評判や口コミを確認しておきたいところだと思います。
本記事では、リーガルジョブボードの評判・口コミを紹介するとともに、サービスの特徴や利用するメリット・デメリットなどについて解説します。
また、併せて登録するのがおすすめの転職エージェントも紹介するので参考にしてみてください。
関連記事:弁護士専門の転職エージェントおすすめ15社比較・人気の理由・レビューをもとに徹底解説
目次
リーガルジョブボードの利用が向いている士業は弁理士・司法書士
リーガルジョブボードの特徴や評判、メリットはこれからご紹介しますが、先に結論をまとめると、以下に当てはまる方は利用が向いているといえるでしょう。
- 士業の方(特に弁護士や弁理士、司法書士)
- 直接応募求人も併せて探したい方
- スカウトで自身の市場価値を確認したい方 など
もちろん当てはまる項目がなかったからといって、利用を避けるべきとは限りません。期待したサポートが受けられない可能性が高いというだけで、利用してみたら問題ないこともあり得ます。
いずれにせよ、求職者の利用は無料なので、気になる方は登録してみることをおすすめします。
リーガルジョブボードとは|サービス特徴
リーガルジョブボードは士業特化の転職エージェントで、弁護士だけでなく司法書士や弁理士、土地家屋調査士など幅広い士業求人の扱いがあることに定評があります。
または特化型のサービスでは珍しく、エージェント求人だけでなく直接応募求人の掲載を行っていることも、リーガルジョブボードの特徴といえるでしょう。
取り扱い職種 | 求人数 |
---|---|
弁理士 | 400件以上 |
司法書士 | 380件以上 |
弁護士 | 420件以上 |
土地家屋調査士 | 200件以上 |
測量士 | 170件以上 |
公認会計士 | 約10件 |
税理士 | 約20件 |
社会保険労務士 | 5件 |
不動産鑑定士 | 5件 |
弁理士の求人数を400件以上公開しているエージェントはほぼ存在しないため、弁理士の転職には強いのは間違いないでしょう。ただ、弁護士・司法書士求人も取り揃えているため、士業専門転職サイトとしての地位は確立していると言っていいかもしれません。
他方で、エージェント求人特有の非公開求人もありますので、実際の母数は登録してアドバイザーからの紹介を受けるまではわかりませんが、概ね公開求人に比例した求人保有数であると思って良いかと思います。
もしリーガルガルジョブボードに『弁護士』『公認会計士』『税理士』等の士業求人の紹介・転職支援を望む場合は、下記でご紹介するエージェントがおすすめと言えそうです。
リーガルジョブボードを利用した人の評判・口コミまとめ
公式サイトや広告で自社サービスを褒めるのは当然ではありますが、利用者としては上辺の情報よりも実態が知りたいところですよね。
この項目では、実際にリーガルジョブボードを利用した人の評判・口コミをまとめました。
https://twitter.com/sansyabontai/status/1194914850771623936?s=20弁理士 / 東京都 / 30代男性
内定先からは前職よりも100万円以上高い年収を提示して頂きました。 このような事業所の求人をご紹介頂き、感謝しています。
引用元:リーガルジョブボード口コミ・評判(弁理士・知財業務)
弁護士 / 東京都 / 30代男性
親切にサポートして頂きありがとうございました。非常に話しやすく、気軽に相談にのって頂き、助かりました。
引用元:リーガルジョブボード口コミ・評判(弁護士・司法修習生)
司法書士 / 神奈川県 / 30代女性
履歴書の添削や、条件に合うの事務所を紹介していただき、ありがとうございました。 とてもスムーズに転職できましたので、感謝しております。
引用元:リーガルジョブボード口コミ・評判(司法書士・補助者)
リーガルジョブボードの実務修習慰労会行ってきた〜楽しかった!同期+奥村先生の二次会めっちゃ笑った
— 暇人OLちゃん@飲み会三昧 (@himajin_olchan) February 22, 2023
リーガルジョブボードの司法書士の合同説明会、色々な事務所見れて良かった(^^)
— 落ちこぼれ受験生が司法書士に合格 (@VAvtstV6tHtp0Mi) November 6, 2022
おそらく、これから合同説明会ってあまり行く機会ないから今日行って良かったです(^^)
来年、司法書士を合格目標の人もエージェントを使って就職するつもりがなくても情報集めの為、出席するのはいいと思う。
というか3月の人事で係長にするからって言われてしまったのでほんとに逃げ出す準備を…
— 柴咲 (@benkyo_suruzo2) September 2, 2021
明日dodaと面談する🥳
でも私は特許事務所で働きたいので…dodaはちょっとちがうよね…リーガルジョブボードは登録はしてます🤔
今日はリーガルジョブボードの合同説明会に行ってきました🙋
— I.TAICHI (@ITAICHI8) October 29, 2022
約10名の方と話をしましたが、これまでの略歴や目指す司法書士像など十人十色で話をしていて面白く、久し振りに初心に帰れた気がします😁
ただ…疲れた😣💦⤵️ pic.twitter.com/XCjN796kiS
リーガルジョブボードを利用するメリット
リーガルジョブボードを利用して求職活動をした場合、具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか。
この項目では、リーガルジョブボードを利用するメリットを解説します。
的確なキャリアアドバイスが得られる
およそ10年にわたって人材紹介サービスの提供を行っており、士業の転職に関する豊富なノウハウやデータを保有。
特に弁理士や司法書士の転職支援は数多くこなしているため、業界事情を踏まえた具体的なアドバイスが得やすいでしょう。
事務所や企業の詳しい情報が得られる
エージェント求人に関しては、求職者を紹介するにあたって、企業の採用担当者にヒアリングを行います。
なぜなら、求職者が希望に沿わない求人を送られても困るように、採用側としても求める人材像と一致しない候補者を紹介されても困るからです。
ヒアリングを通じて事細かく応募先の事情を把握しているからこそ、求職者に対して求人票以上の情報を伝えることが可能となります。
採用側からスカウト(面談オファー)をもらえる
自身での求人検索やエージェントからの紹介だけでなく、採用側からの面談オファーが得られるのもリーガルジョブボードを利用する際の大きなメリットです。
直接応募求人やエージェント求人だと、応募先がどの程度興味を持ってくれるかは未知数。場合によっては、書類選考だけでのお見送りもあり得ます。
ですが、面談オファーの場合は少なくとも書類での落とされることはないですし、すでに興味を持たれている状態なので、内定獲得の確率も高まります。
実際に転職するかどうかはさておき、選択肢が増えるのは大きいでしょう。
リーガルジョブボードを利用するデメリットは?
悪い口コミが見受けられたように、リーガルジョブボードの利用はメリットばかりとも限りません。
この項目では、リーガルジョブボードを利用するデメリットを確認していきましょう。
登録してみるまで欲しい情報が得られるかわからない
エージェント経由でないと応募できない求人、いわゆる非公開求人が目当ての場合、実際に登録してみないことには、どんな応募先の情報が得られるかはわかりません。
また担当キャリアアドバイザーの経験や知識量次第では、的外れの転職アドバイスしか得られない可能性もあります。
わざわざ時間を割いたにも関わらず、徒労に終わってしまった場合、良い気分はしないかもしれません。
ただリーガルジョブボードに限らず、転職エージェントを利用する限りは避けがたいので、そうした事態も織り込んだ上で利用することをおすすめします。
業界ごとに偏りがある
リーガルジョブボードの売りは士業求人を幅広く取り扱っていることですが、現状、保有する求人や情報には偏りが見られます。
例えば、司法書士や弁理士、土地家屋調査士の求人は多く保有しており、かつ利用者の口コミ数は豊富ですが、弁護士や法務部向けの求人は扱い自体あるものの、司法書士や弁理士と比べると注力し始めたのが後なのかもしれません。
採用の基準が上がる
リーガルジョブボードに限った話ではありませんが、転職エージェント経由での採用はハードルが上がります。
というのも、転職エージェントは他の採用媒体と比べると料金が割高。費用相応の人材を採用するべく、念入りに吟味を行うため、採用基準が上がるのです。
未経験や経験年数が浅い場合、転職エージェントを利用すると逆に選択肢が狭まる可能性があることは認識しておいたほうがよいでしょう。
なお、リーガルジョブボードの直接応募求人であれば、エージェント求人よりも費用はかかっていないはずなので、採用基準はそれほど気にしなくても大丈夫です。
リーガルジョブボード利用時によくある質問
初めてサービスを利用する際、わからないことが多いと、不安や戸惑いから利用を止めてしまいがち。
この項目では、リーガルジョブボード利用時によくある質問をまとめたので確認していきましょう。
祝賀会ってなんのこと?
リーガルジョブボードについて調べた際、祝賀会という言葉を見つけた方は多いかもしれません。
リーガルジョブボードでは、司法書士試験と弁理士試験、司法試験合格者向けに合格祝賀会を定期的に開催しています。
あくまで試験の合格はスタートラインに立てただけであった、実務に出てからのほうが大変です。ですが、実務には試験予備校のようなものはないので、業務に役立つ情報を得るのは簡単ではありません。
では、どのように情報を得るかといえば、人との交流が大事になってきます。
そのため、リーガルジョブボードでは合格祝賀会を開催することで、合格者同士が横のつながりを持てるよう交流の場を提供しています。
🌟コロナ禍でも司法書士合格者の方々が交流できる場を作りたい
— 司法書士キャリア支援@リーガルジョブボード (@LEGALJOBBOARD_) June 26, 2021
🌟司法書士業界における業界や職場についての情報格差をなくしたい
といった思いからリーガルジョブボードでは様々なイベントを開催しています!毎年大好評の祝賀会を始め、今後も多くのイベントを実施予定ですhttps://t.co/H7JDB5f4Jd
紹介された求人には応募しなければならない?
もし紹介された求人が自身の希望に沿わないようであれば、断ってしまって問題ないです。
温度感が低いまま面接に臨んでも、上手く進む可能性は低いですし、仮に内定を得られても迷いを抱いたまま転職をすれば、短期離職に繋がりかねません。
もちろん、実際に会うことで印象が変わる場合もあるので、ある程度は応募も必要ですが、気が乗らない紹介に関しては正直に断りましょう。
サービスはどんな流れで進む?
一般的な転職エージェントの大まかな流れは以下の通り。
- サービスへの登録
- キャリアアドバイザーとの面談
- 求人紹介
- 履歴書・職務経歴書の添削(希望者)
- 求人応募
- 面接対策(希望者)
- 面接の実施
- 面談後のヒアリング・フォローアップ
- 内定・入社手続き
- 入社・入社後のフォローアップ
リーガルジョブボードでも、エージェント求人に応募する場合は同様の流れで進むでしょう、
他方、直接応募求人の場合はキャリアアドバイザーのフォローが基本入らない点に注意が必要です。
関連記事:【5ステップ】転職エージェント活用時・登録後の流れと注意点を解説
併せて登録しておくと良い弁護士の転職に強い転職エージェント3選
転職エージェントにはそれぞれ得意・不得意の分野があったり、条件によっては紹介が難しかったりすることもあるので、基本的には複数社への登録がおすすめです。
この項目では、リーガルジョブボードと併せて登録しておくとよい転職エージェントを3つ紹介します。
NO-LIMIT(ノーリミット)|弁護士・法務人材特化型の転職エージェント
NO-LIMIT(ノーリミット)は、弁護士・法務人材の転職支援に特化した転職エージェントです。弁護士や法務人材の方でないと利用はできませんが、その分、業界事情に詳しく精通。
キャリアパスの相談はもちろん、求職者の希望や経験、能力に合わせて求人の紹介が可能です。
NO-LIMIT(ノーリミット)のキャリアアドバイザーは法律事務所の内情や代表弁護士の人柄など、細かいけれど知っておきたい情報まで事前に提供してくれるため、マッチングの精度が高いのが魅力です。
応募書類の作成や面接対策などのサポートも手厚く、利用者からは希望した先から内定をもらえたとの声も多く聞かれました。士業の中でも『弁護士』の方におすすめです。
公式サイト:https://no-limit.careers/
MS-JAPAN|法務・公認会計士におすすめ
MS-JAPANは管理部門・士業特化の転職エージェントで、業界最大級の規模を誇ります。
規模が大きい分、保有する求人数も膨大で分野特化型のサービスでありながら、5,000件を超えます。
特にリーガルジョブボードでは扱いが少ない、税理士や公認会計士の求人を多く保有しているため、併用にはうってつけの転職エージェントといえるでしょう。
公式サイト:https://www.jmsc.co.jp/
doda X|30代以上・異業種への転職におすすめ
doda Xはパーソルキャリアが運営するハイクラス特化型サイトです。
ダイレクトリクルーティングがメインですが、直接応募求人も扱っています。
公開求人だけでも保有数が4万件を超えており(2024年2月時点)、特化型転職エージェントの問題点の一つである求人数の少なさを補うにはうってつけです。
ただ、士業向けの求人はそれほど多くないため、資格を活かした転職を考えている場合は注意が必要でしょう。
公式サイト:https://tenshokuagent-pro.com/links/dodax156/
関連記事:dodaXの評判は良い・悪い?口コミからサービスの特徴・メリット・デメリットを解説
まとめ
リーガルジョブボードの評判や特徴を踏まえと、以下の方々は利用が向いているでしょう。
- 士業の方(特に司法書士や弁理士)
- 直接応募求人も併せて探したい方
- スカウトで自身の市場価値を確認したい方 など
なかには、悪い口コミや評判もあったことに懸念を抱く方もいるかもしれませんが、サービスの質が悪いとは限らず、単に合わなかっただけかもしれません。
むしろ、良い口コミばかりだと業者の可能性もあるので、良い・悪い共に言及があるのは、ちゃんと利用されている証拠だといえます。
ただリーガルジョブボードにも得意・不得意な分野はあるので、利用する際は他の転職エージェントも併用するのがおすすめです。
転職エージェントを有効活用しながら、転職活動を有利に進めていきましょう。
弁護士・会計士・管理部門特化の転職エージェント解説記事
運営者情報
会社名 |
株式会社アシロ(ASIRO Inc.) 2021年7月20日 東証グロース上場(7378) |
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URL | https://asiro.co.jp/ |
本社所在地 |
160-0023 東京都新宿区西新宿6丁目3番1号 新宿アイランドウイング4F |
法人番号 | 9011101076787 |
設立日 | 2009年11月 |
代表者(代表取締役社長) | 中山博登 |
主な事業内容 | HR事業、インターネットメディア事業(リーガルメディア、派生メディア)、少額短期保険事業 |
許認可 | 有料職業紹介事業(厚生労働大臣許可 許可番号13-ユ-313782) |
グループ会社 |
株式会社アシロ少額短期保険 株式会社ヒトタス |