と悩んでいる方もいるのではないでしょうか。

本記事では、サーバーエンジニアにおすすめの転職サイトや選び方、利用の流れについて解説します。また、サーバーエンジニアに転職を成功させるコツも紹介します。

未経験からでも挑戦できるので、サーバーエンジニアに興味のある方はぜひご一読ください。

関連記事：IT転職エージェントおすすめ比較26選｜エンジニア向けや年代別の選び方を解説

サーバーエンジニアにおすすめの転職サイト7選

サーバーエンジニアにおすすめの転職サイト7選は以下のとおりです。

それぞれの転職サイトの特徴を紹介します。

レバテックキャリア

15年以上エンジニアとクリエイターに関わる求人を専門的に扱ってきたレバテックキャリア。“ITエンジニアが利用したい転職エージェント”としてNo.1を獲得（2021年日本マーケティングリサーチ機構による調査）しています。

キャリアアドバイザーによる丁寧なキャリア聞き取りにより、自分自身でも気が付かないような強みを引き出してくれるのが大きなメリットです。

また、各企業の情報収集に力を入れていて、実際にスタッフが企業に足を運んで頻繁にヒアリングを実施しています。そのため、職場の雰囲気を入社前に知ることができ、職場とのミスマッチの可能性が低くなります。

マイナビIT AGENT

マイナビIT AGENTは、マイナビの中でもIT業界の求人を多く扱う転職エージェントです。IT業界専任のアドバイザーが、求人を紹介してくれます。

大手エージェントのため、非公開求人も多数扱っています。

企業の情報を集めているリクルーティングアドバイザーから企業の最新情報を得られるのが特徴のひとつです。

他にも、応募書類の添削や面接対策といったサポートも充実しているので、転職に不安を感じている方におすすめのサービスといえます。

Geekly

GeeklyはITやWeb、ゲーム業界に精通した、専門性の高い転職エージェントです。

業界、職種への理解が深く、求職者、企業双方のニーズを深く理解した転職支援が強みです。

希望企業に合わせた応募書類添削や職種専門のキャリアアドバイザーによるサポートなど、きめ細かなサービスで求職者をサポートします。

ダイレクトタイプ

ダイレクトタイプは、IT業界を代表する企業からスタートアップまで、幅広いITエンジニア求人が揃っている転職サービスです。

企業から直接スカウトが届くので、登録後は待つだけで求人を知ることができます。

自分で求人を検索して応募することも可能。詳細な条件を設定して検索できるので、自分に合った求人を探しやすくなります。

現在のITエンジニアの仕事と両立しながら、手間をかけずに転職活動をしたい方におすすめです。

ウィルオブテック

ウィルオブテックは、丁寧な転職サポートに特徴がある転職エージェントです。非公開求人数が全体の約7割を占めていて、現在より収入アップが見込める、あるいはライフスタイルに合う求人が見つかる可能性があります。

サポートが充実している点も特徴で、キャリアアドバイザーやリクルーティングアドバイザーが求職者に合った求人をピックアップしてくれます。

国内導入社数トップクラスのコーディングテストをテスト受験できるのも魅力です。

将来を想定した転職支援やキャリアステップのアドバイスもしてもらえるので、年収を軸に転職活動をしたい方は登録しましょう。

Green

doda

dodaは、数ある求人サイトの中でも圧倒的な求人数を誇ります。

全公開求人数は24万件以上、IT関連技術職だけでも5万件以上登録されています。（2024年5月現在）

キャリアカウンセリングを受けられる拠点は全国12ヵ所。大手エージェントの中でもトップクラスの拠点数です。

顧客満足度No.1を獲得（2022～2024年調査）しており、手厚いサポートと求人紹介のどちらも期待できるでしょう。

サーバーエンジニアとは？業務内容を紹介

サーバーエンジニアとは、サーバー機器の構築や運用、保守を担当する仕事です。

サーバーエンジニアの仕事の流れは以下のとおりです。

サーバーの構築は、物理的な配線だけでなく、OSやサーバーアプリケーションのインストールも含まれています。

サーバーが立ち上がった後には運用をしながらトラブルが起こらないよう修正を行います。サーバー障害が起こってしまった場合は迅速に対応する必要があります。

サーバーエンジニアとして転職を目指すなら、Linuxの使用経験やLinuCの取得、学習経験などがあると有利でしょう。

サーバーエンジニア向け転職サイト選びのポイント

サーバーエンジニア向け転職サイト選びのポイントは、以下のとおりです。

サーバーエンジニアの求人は、各転職サイトに応じて特徴が異なります。

その中でも、上で挙げたポイントを踏まえることで自分に合う転職サイトを探しやすくなります。

求人数が多いか

サーバーエンジニア向け転職サイトの選び方のひとつが、求人数です。

シンプルに求人数が多いと選択肢が増え、希望する転職先が見つかる可能性が上がるからです。

一方、求人数が少ないと、転職自体ができなかったり、自分の希望条件を叶えられなくなったりする可能性があります。

ただし、全体の求人数だけで選ぶのではなく、サーバーエンジニアの求人数を見るべきです。

サーバーエンジニアの求人数が豊富であれば、自分の希望に合った求人に出会える確率が上がり、転職後のミスマッチも防げます。

IT業界転職に特化しているか

IT業界の転職に特化している転職サイトかどうかもポイントのひとつです。

業界特化型の転職サイトであれば、よりサーバーエンジニア向けの求人も多く、選択肢が増えるメリットがあります。

また、専門性の高い転職サイトでは、サーバーエンジニア転職に関するお役立ち記事などが掲載されていることもあります。

IT業界を専門とした転職サイトを活用すれば、いままで知らなかった有益な知識を得ながら、希望求人を見つけられるでしょう。

最新情報が掲載されているか

求人情報は常に変動するため、最新情報が掲載されている転職サイトかどうかも重要です。

既に求人が終了した案件が掲載されていると、検索で古い情報が引っかかってしまい、時間が無駄になってしまいます。

他にも古い求人をもとに志望理由や強みを伝えても、現在の業務と異なる可能性があり、面接官から「企業研究ができていないし、志望度が高くないのではないか」と捉えられる恐れもあります。

そのため、求人情報の「更新日」「掲載日」「掲載終了日」を必ずチェックしましょう。

口コミや評判が良いか

サーバーエンジニア向け転職サイトを選ぶ方法のひとつが、口コミや評判が良いかどうかです。

自社サイトには基本的にポジティブな情報しか掲載されていないため、ユーザーの体感と乖離している可能性もあります。

近年は、SNSで実際の利用者のコメントを簡単に確認できます。そのため、SNSで転職サイトを活用した人の体験談を確認するべきでしょう。

転職サイトが使いやすいか

転職サイトが使いやすいか確認するのも、サーバーエンジニア向け転職サイトを選ぶ基準のひとつです。

使いにくい転職サイトは自然に使わなくなり、通知メールだけが来て削除に無駄な時間を費やす可能性があります。

使いやすさの判断基準は以下のとおりです。

以上の項目を参考に転職サイトを選ぶと、転職活動をスムーズにおこなえるため、転職サイトを使わなくなる可能性は低くなります。

ただし、サーバーエンジニアの求人はそこまで多くないため、多少使い慣れない求人数が多い転職サイトへの登録をおすすめします。

転職サイト利用の流れ

転職サイトを活用してサーバーエンジニアを目指す流れは、以下のとおりです。

各手順について把握し、スムーズな転職活動を実施できるようにしましょう。

転職サイトへ登録する

まずは、転職サイトへ登録しましょう。

転職サイトは、口コミや評判、サイトの使いやすさ、サーバーエンジニアの求人数などを確認して登録するのがおすすめです。

登録するときに必要な情報は以下のとおりです。

登録はほとんどのサイトで非常に簡単にでき、すぐに手続きが完了するでしょう。

登録せず公開求人情報だけ見られるサイトもなかにはあるものの、求人に応募するときには登録が必要となります。

また、サーバーエンジニアは求人数が多くないので、１社ではなく2～3社登録するのがい良いでしょう。

スカウト機能を設定する

会員登録が完了したら、スカウト機能がある求人サイトであれば設定をおこないましょう。

スカウト機能を設定すると、企業からオファーを受けられるようになり、転職活動をスムーズに進められる可能性があります。

スカウト機能の設定は以下の項目を登録する必要があります。

企業は登録した項目を参考にスカウトを行うため、なるべく詳細に記載しましょう。

求人を検索する

スカウト機能が設定できたら、求人を検索しましょう。

転職後のミスマッチを防ぐためにも、求人を探す際には自分の希望条件にマッチしているのかをしっかり確認する必要があります。

気になる求人に応募する

気になる求人があれば積極的に応募しましょう。

応募が書類選考を兼ねる場合もあるため、入力必須項目は必ず回答するようにしてください。

書類選考・面接

応募後は、書類選考の後、面接となります。

提出書類については、キャリアアドバイザーに相談しながらより自分の強みが伝えられるように記入します。希望条件についても明記しておきましょう。

面接日程は、企業とやり取りをして面接の日時が決まります。退職前の転職活動では難しいかもしれませんが、企業側の都合も考え、できるだけ希望日程は複数回答できると好ましいです。

面接に自信がない人は、キャリアアドバイザーとの面接練習や、企業の雰囲気や求める人材について確認をしておきましょう。

IT企業の場合は対面ではなくWeb面接を行う企業も多いため、ネット環境を整えたり、使用ツールの確認をしておくといいでしょう。

内定

内定が出たら、内定通知と内定承諾書が届きます。

通常、内定承諾書は提出まで1週間を期限としている企業が多いですが、期限内に提出できない場合は、担当者に相談し、期間を伸ばしてもらいましょう。

また、内定を辞退する場合は早めに連絡するのが礼儀です。

登録したサイトによってはアドバイザーが仲立ちに入ってくれることがあるので、エージェントに相談しましょう。

転職サイトを活用してサーバーエンジニアへ転職するためのコツ

転職サイトを活用してサーバーエンジニアへ転職するためのコツは以下のとおりです。

くわしく見ていきましょう。

複数の転職サイトを併用する

複数の転職サイトを併用すると、サーバーエンジニアへ転職できる可能性が高くなります。

その理由は、転職サイトごとに扱っている求人が異なるため、より条件に合う求人に出会える可能性が高まるからです。

ただし、あまりに多くの転職サイトに登録しても活用しきれないので、3つほどに絞って登録するのがベストでしょう。

希望条件を明確にする

希望条件を明確にするのも、サーバーエンジニアへ転職するためのポイントといえます。

希望条件をはっきりさせ、優先順位をつけることで、企業選びがスムーズになります。

例えば年収アップが最大の希望なのか、ワークライフバランスの調整しやすさが優先されるのかなど、転職の際の条件は人それぞれ。

自分の希望を明確にしておくことで、どの求人に応募するべきかが見えやすくなるでしょう。

企業研究・自己分析を徹底する

企業研究や自己分析を徹底するのも、転職サイトを活用して転職を成功させるためのコツです。

せっかく転職をしても、次の職場が自分に合わなかった場合、再度転職を考える事態になる可能性もあります。

転職後のミスマッチを防ぐためにも、企業研究・自己分析を徹底するのが重要です。

転職エージェントに企業の最新情報や雰囲気を聞いたり、自己分析シートを使って自分のスキルや経験を棚卸したりすると、企業研究や自己分析ができます。

他にも、SNSやインターネットで、随時、企業の情報を確認すれば、面接でも返答に詰まる可能性が低くなるため、内定を勝ち取りやすくなるでしょう。

転職サイトを活用してサーバーエンジニアに転職する場合によくある質問

転職サイトを活用してサーバーエンジニアに転職する場合によくある質問は以下のとおりです。

サーバーエンジニアの需要はどれくらいある？

サーバーエンジニアは供給が足りていないので、需要が高い職業です。

サーバーエンジニアを含むIT人材の需要は今後も拡大するでしょう。

経済産業省のＩＴ人材需給に関する調査（概要）によれば、2030年のIT人材不足数は最大で79万人になる予想されています。

参考：経済産業省　IT人材需給に関する調査（概要）

実際に2024年5月現時点でdodaにおけるサーバーエンジニアの求人数は5,598件あり、今後も需要は拡大すると見込まれます。

参考：転職・求人情報- doda

未経験でもサーバーエンジニアに転職できますか？

未経験でもサーバーエンジニアに転職するのは可能です。

ただし、未経験からサーバーエンジニアに挑戦する場合、年齢を重ねるごとに難しくなります。

なぜなら、20代はポテンシャルを買われることもありますが30代以降は多くの場合スキルが求められるため。

サーバーエンジニアはスキルや経験を求められる仕事で、未経験者を採用した場合、企業側に教育コストがかかります。

そのため、定年までの期間が長い20代は未経験でも採用されやすく、30代以降には即戦力を求められる傾向にあります。

サーバーエンジニアに向いている人の特徴は？

細かい作業が好きで、注意深く行動できる人は、サーバーエンジニアに向いています。

他にも、向上心がある人や不具合に柔軟に対応できる人、新しいことに興味関心が高い人は、細い作業や最新技術が必要とされるサーバーエンジニアの適正があるといえるでしょう。

サーバーエンジニアに転職するには転職サイトを活用しよう

サーバーエンジニア向けの転職サイト選びでは、以下5点に重点をおきましょう。

いずれの転職サイトでも、登録は簡単。

転職サイトごとに掲載されている求人が異なるので、複数の転職サイトに登録するのがおすすめです。

サーバーエンジニアに未経験から挑戦したい方や、求人を見つけるのに時間がかかるという方は、多くの求人情報が掲載されている転職サイトに登録してみてください。