キャリアスタートの評判・口コミ「やばい・連絡来ない」って本当？面談の特徴もあわせて解説

社会人経験が浅い方が正社員転職を目指すなら必ず登録したい「キャリアスタート」。しかし、ネット上では「やばい」「連絡が来ない」といった不安な評判・口コミも見られます。

本記事では、独自調査をもとに、キャリアスタートの評判の真相を徹底的に解説。

実際の仕組みや利用者のリアルな口コミを元に、「やばい」と言われる理由、そして有効活用するための具体的な4つのコツをどこよりも分かりやすく解説します。

【結論】キャリアスタートは既卒・ニート・高卒におすすめの転職エージェント

結論、キャリアスタートは「既卒」「ニート」「高卒」など、正社員としての経歴に自信がない方におすすめの転職エージェントです。

求人を大量に紹介するスタイルではなく、一人ひとりに寄り添う手厚いマンツーマンサポートをサービスの核に据えているのが魅力。社会人経験がなくても、プロの視点から個々の強みやポテンシャルを見つけ出し、書類選考や面接で最大限アピールできるよう徹底的に支援してくれます。

実際に、キャリアスタートを利用して転職した方の入社後定着率は92%、年収アップ率は83%という高い実績が、そのサポートの質の高さを証明しています。

もしあなたが20代で、初めての就職や転職活動に不安を感じているなら、キャリアスタートは最も頼れるパートナーの一つとなるでしょう。

キャリアスタートと併用におすすめの転職エージェント

転職活動の成功確率を高めるためには、1社だけでなく複数の転職エージェントを併用するのが基本です。異なる強みを持つエージェントを組み合わせることで、多角的なサポートを受けられ、ご自身の可能性を最大限に広げることができます。

特におすすめなのは、以下の2つのパターンです。

ご自身の状況に合わせて、最適な組み合わせを選びましょう。

比較	キャリアスタート	マイナビジョブ20's	リクルートエージェント
特徴	未経験・第二新卒特化型	20代・第二新卒特化型	総合型
おすすめポイント	マンツーマンでの手厚いサポート。未経験からのキャリアチェンジに強み。	20代の転職に特化。非公開求人も豊富。	業界最多の求人数。あらゆる業界・職種を網羅。
社会人経験あり(第二新卒など)	〇	〇	◎
社会人経験なし(既卒・フリーターなど)	◎	◎	〇

社会人経験がある方へのおすすめの組み合わせ

キャリアスタートとリクルートエージェントの併用がおすすめです。

キャリアスタートで、自己分析や面接対策といった手厚いサポートを受けながら、リクルートエージェントで多くの求人を紹介してもらえます。キャリアの選択肢を広げつつ、転職活動を効率的に進めることができます。

社会人経験がない方へのおすすめの組み合わせ

キャリアスタートとマイナビジョブ20'sの併用がおすすめです。

どちらも未経験者や20代のサポートに特化しているため、経歴に自信がない方でも安心して相談できます。複数の視点からアドバイスをもらうことで、自分に合った企業を見つけやすくなります。

キャリアスタートとは？

キャリアスタートは、20代の既卒・ニート・フリーター・高卒など、正社員経験に自信のない方の転職支援に特化した転職エージェントです。

豊富な求人数を誇る大手総合型エージェントとは異なり、一人ひとりの求職者と深く向き合う「マンツーマンサポート」をサービスの軸としています。

その最大の強みは、ポテンシャルを重視する企業の求人を厳選し、内定獲得まで徹底的に支援する点にあります。経歴だけで判断せず、個々の強みや将来性を見出し、企業へ推薦してくれます。求人は原則非公開で、キャリアアドバイザーとの面談を通して、個人の適性や希望に合った企業を紹介してもらう仕組みです。

手厚いサポート体制は、入社後定着率92%という高い実績にも表れています。これは転職をゴールとせず、入社後の活躍まで見据えた丁寧なマッチングの成果と言えるでしょう。

キャリアスタートの基本情報
運営会社	キャリアスタート株式会社
主な対象者	20代（既卒、第二新卒、フリーター、ニートなど）
求人数	非公開
料金	無料
本社所在地	東京都港区新橋二丁目6番2号新橋アイマークビル８階
大阪支社所在地	大阪府大阪市中央区安土町2丁目3-13大阪国際ビルディング25階
事業許可	有料職業紹介事業許可13-ﾕ-305582
公式サイト	https://careerstart.co.jp/

キャリアスタートの評判・口コミから分かるメリット

キャリアスタートの利用者からは、特に「年収アップ」「内定率の高さ」「定着率」の3つの点で高い評価を得ています。

手厚いサポート体制が充実しており、初めての転職で不安を抱える方でも安心して活動を進められるのが大きな魅力です。

1.年収アップ率83％。未経験からでも経済的な安定と自信が手に入る

口コミにあるように、キャリアスタートでは未経験からの転職でも年収アップが可能です。

キャリアスタートの大きな特徴は、高い年収アップ率。2020年4月1日から2022年3月31日の期間において、前職年収300万円以下だった利用者のうち、83%が年収300万円以上の転職を実現しています。

これは、個々の強みやポテンシャルを最大限に引き出すキャリアカウンセリングと、企業への交渉力があるからこそ実現できる数字です。

丁寧な自己分析のサポートを通じて、自分では気づかなかった強みを発見し、自信を持ってキャリアアップに臨むことができます。

2.内定率86％。マンツーマンの徹底サポートで、安心して転職に挑める

初めての転職活動で、何から始めれば良いか分からない方でも、キャリアスタートなら安心して転職に挑めます。

理由は、86%という高い内定率を誇るマンツーマンの徹底したサポート体制にあります。応募書類の添削はもちろん、特に力を入れているのが面接対策です。

選考を受ける企業に合わせて、求職者の特徴を活かした模擬面接を繰り返し行い、最短1週間での内定獲得実績もあります。こうした一人ひとりに寄り添ったサポートが、高い内定率につながっています。

3.入社後定着率92％。マッチした企業を紹介してくれる

「転職で失敗したくない」「自分に本当に合った企業で長く活躍したい」と考える方にとって、キャリアスタートは心強いパートナーとなりえます。

キャリアスタートが目指すのは、内定獲得の先にある「入社後の活躍」です。その証拠に、入社後定着率は92%という高い数値を誇ります。

この高い定着率の実現は、求職者と企業の双方に丁寧なヒアリングを重ね、価値観や社風といった目に見えない部分のマッチングを重視しているからです。

入社後の「こんなはずではなかった」というギャップを防ぎ、納得感のある転職を実現します。

4.転職交流会で、同じ境遇の仲間と繋がり、モチベーションを高められる

キャリアスタートでは、同じように転職を目指す仲間や、既に転職を成功させた先輩と繋がれる「転職交流会」を定期的に開催しています。

転職の悩みを共有したり、成功体験を直接聞いたりすることで、一人では得られない情報やモチベーションを得られます。孤独になりがちな転職活動において、心強い支えとなる貴重な機会です。

5.手厚い転居サポートで、費用や手間を抑えて上京転職を実現できる

地方から東京での就職を考えているが、費用や住まい探しに不安がある方も、キャリアスタートなら安心です。

キャリアスタートは、上京を伴う転職を希望する方向けに、寮や住宅補助のある求人紹介や、敷金・礼金・仲介手数料が不要な物件の相談といった手厚い転居サポートを用意しています。

東京での生活に関する相談もできるため、金銭的な負担や手間を大幅に軽減できます。地理的な制約を感じることなく、新しい環境でのキャリアをスムーズにスタートさせることが可能です。

キャリアスタートの評判・口コミから分かるデメリット

キャリアスタートは20代の未経験者層に非常に強いサービスですが、その専門性の高さゆえに、利用者によってはデメリットと感じる点も存在します。

事前に注意点を把握し、自身の状況と照らし合わせることが重要です。

1.地方の求人数が少ない

キャリアスタートが紹介する求人は、東京・神奈川・埼玉・千葉の首都圏や、大阪・愛知などの主要都市部に集中している傾向があります。全国をサポート対象エリアとしていますが、希望する勤務地によっては、紹介を受けられる求人が限られる可能性があります。

地方での就職を考えている方は、全国規模で求人を保有する大手総合型エージェントと併用することで、選択肢を広げることができます。

2.担当者の対応にばらつきがある

これはキャリアスタートに限らず、全ての転職エージェントに共通する課題ですが、担当するキャリアアドバイザーのスキルや経験、また求職者との相性によって、サポートの質が左右されることがあります。

キャリアスタートは手厚いマンツーマンサポートを強みとしていますが、万が一「担当者と話しづらい」「提案内容が合わない」と感じた場合は、担当者の変更を申し出ることが可能です。

不満を感じたまま転職活動を進めることは、結果的に不利益につながる可能性があります。担当変更はメールや問い合わせフォームから依頼できるため、合わないと感じたら早めに相談することをおすすめします。

3.経験者やハイキャリアの方には不向き

キャリアスタートは20代の未経験者や第二新卒の支援に特化しているため、30代以降のミドル層や、管理職・専門職を目指すハイキャリア層向けの求人は少ないのが実情です。

豊富な実務経験や専門スキルを活かして年収800万円以上を目指すような転職の場合、ハイクラス向けの求人を専門に扱う転職サービスの方が適しています。

自身のキャリアプランや年齢に合わせて、最適な転職サービスを選択することが成功の鍵となります。

キャリアスタートがおすすめな人

キャリアスタートのサービス特性を踏まえると、以下のような方に特におすすめです。

自身の状況と照らし合わせ、当てはまる項目が多いほど、キャリアスタートはあなたの転職活動における強力な味方となるでしょう。

利用者の属性	おすすめポイント
ニート・フリーター	キャリアスタートに登録することで、未経験からでも働ける求人を紹介してくれるでしょう。転職成功のチャンスをさらに増やしたい場合には「JAIC」や「ハタラクティブ」など既卒や第二新卒向けの転職エージェントを併用すると良いでしょう。
第二新卒	キャリアスタートは未経験の業界や職種で働きたい人に既卒・第二新卒の方におすすめの転職エージェントです。さらに求人数をもっと増やしたい場合には、「JAIC」「ハタラクティブ」を併用すると良いでしょう。
20代	キャリアスタートは20代への支援に力を入れているため、自分の希望に合う求人を紹介してもらえるでしょう。なお、年収アップやキャリアアップを狙っている20代後半の方であれば、求人数の多い「リクルートエージェント」や「doda」を利用しましょう。
30代	キャリアスタートの主な対象年齢は既卒や第二新卒などの20代です。そのため30代で転職を検討している方は求人数が多い「リクルートエージェント」や「doda」を利用しましょう。
ハイクラス	キャリアスタートは既卒や第二新卒向けの転職サービスであるため、ハイクラス転職には向いていません。年収アップやキャリアアップを狙いたい人は「type転職エージェントハイクラス」「ビズリーチ」がおすすめです。

社会人経験がない方（ニート・フリーター）、浅い方（既卒・高卒）

キャリアスタートは、既卒やニートなど、正社員経験に自信がない20代におすすめな転職エージェントです。

一般的な転職市場では経験やスキルが評価軸となるため、経歴に不安がある正社員経験の浅い方は、書類選考の通過自体が難しいです。

キャリアスタートでは、ポテンシャルを重視する企業の求人を専門に扱い、専任アドバイザーとの自己分析を通じて個々の強みを言語化します。これを武器に選考へ臨む戦略を立てるため、経歴だけでは伝わらない魅力を企業にアピールできます。

したがって、社会人経験の有無にかかわらず、正社員としてキャリアを築きたい20代にとって、キャリアスタートは最も頼れるパートナーとなります。

地方から上京して働きたいと考えている方

地方から上京して働きたい方にとって、キャリアスタートは金銭的・心理的な障壁を取り除く強力な味方です。

上京転職には、高額な初期費用や遠隔での住居探しといった特有の困難が伴うからです。キャリアスタートは、寮や住宅補助のある求人紹介や、敷金・礼金・仲介手数料が不要な物件の相談といった手厚い「上京・転居サポート」を提供しています。これにより、慣れない土地での部屋探しの手間や不安を軽減し、転職活動に集中できる環境が整います。

地理的な不利を乗り越え、東京でのキャリアを目指す若者にとって、最も実用的な支援を受けられるサービスです。

初めての転職で何から始めればいいか分からない方

初めて転職する方にとって、キャリアスタートは内定獲得までを導く道しるべのような存在です。

転職活動は自己分析から書類作成、面接対策まで工程が多岐にわたるため、一人で進めると何から手をつけるべきか分からなくなりがちです。キャリアスタートでは、専任アドバイザーがマンツーマンで伴走し、キャリアの方向性を定める自己分析から、企業に合わせた面接対策まで、各段階でやるべきことを具体的に示します。

そのため、転職活動の全体像が分からず不安な方でも、迷うことなく着実に内定へのステップを進めることが可能です。

書類選考や面接に強い不安がある方

書類選考や面接に自信が持てない方には、キャリアスタートの徹底した選考対策が特に効果的です。

自分の強みをうまく言語化できなかったり、面接で緊張して本来の力を発揮できなかったりすることが、選考通過を妨げる大きな要因となるためです。

キャリアスタートでは、採用担当者の視点で評価される書類作成を支援するほか、回数無制限の模擬面接で実践的なトレーニングを重ねます。これにより、自信を持って話すスキルと、あらゆる質問に対応できる応用力が身につきます。

よって、選考への苦手意識を克服し、内定の可能性を大幅に高めたい方にとって特におすすめできる転職エージェントであると言えます。

一人での転職活動に孤独や不安を感じる方

キャリアスタートは、孤独になりがちな転職活動に、仲間との繋がりという心強いサポートを提供します。

周囲に相談しにくい転職活動は精神的な負担が大きく、モチベーションの維持が難しいという課題があるためです。

キャリアスタートでは、他のエージェントには珍しい「転職交流会」を定期的に開催しています。同じ境遇の求職者と悩みを共有し情報交換できる横の繋がりが、孤独感を和らげ活動を続ける力になります。

このように、実務的な支援だけでなく求職者の精神面も支えることで、前向きな転職活動を実現します。

キャリアスタートを有効活用して転職活動を効果的に進めるコツ

キャリアスタートの手厚いサポートを最大限に活かし、転職活動を成功させるためにはいくつかのコツがあります。

利用者とコンサルタント、お互いが気持ちよく転職活動を進めるためのポイントをご紹介します。

1.経歴や希望は「正直に」すべて話す

転職を成功させる上で最も重要なのは、経歴や希望を正直に伝えることです。コンサルタントはあなたが提供した情報を基に最適な求人を探すため、情報が不正確ではミスマッチが生じてしまうからです。

コンサルタントはあなたの「味方」であり、弱みや懸念事項も共有することで、それを乗り越えるための戦略を一緒に考えてくれます。例えば、短期間で退職した経歴を隠していると、面接でうまく答えられず不信感を与えかねません。正直に伝えておけば、コンサルタントがポジティブな伝え方を一緒に考え、面接対策を行ってくれます。

給与や待遇だけでなく、希望する社風や働き方、キャリアプランまで詳細に伝えることが、納得感のあるマッチングを実現します。

コンサルタントとの信頼関係を築き、最適なサポートを引き出すためにも、正直にすべてを話すことが理想の転職への最短ルートです。

2.「良い転職先があれば、すぐにでも」という意欲を見せる

質の高いサポートを優先的に受けるには、「良い求人があればすぐにでも転職したい」という具体的な意欲を示すことが効果的です。

多くの転職エージェントは、採用が決定した際に企業から報酬を得るビジネスモデルのため、転職の可能性が高い意欲的な求職者を優先してサポートする傾向にあります。あなたの転職意欲がコンサルタントに明確に伝われば、より多くの時間と労力をかけてくれるようになります。

「良いところがあれば」という漠然とした姿勢よりも、「3ヶ月以内には決めたい」と具体的な意思を伝える方が、コンサルタントも「この人のために良い求人を見つけよう」と動機づけられます。

紹介された求人への返事を早めに行い、その理由もフィードバックすると、さらに意欲が伝わり、次の紹介の精度も向上します。

主体的な姿勢が、コンサルタントの熱心なサポートを引き出し、多くのチャンスを掴む鍵となります。

3.担当者との相性が合わない場合は「変更」を申し出る

担当コンサルタントとの相性が合わないと感じたら、我慢せずに担当者の変更を申し出ることが重要です。

コンサルタントは転職活動における最も重要なパートナーであり、信頼関係なくして良い結果は期待できません。「話が噛み合わない」「提案が的を射ていない」といったストレスを抱えたままでは、貴重な時間を浪費してしまいます。担当者の変更はサービスの利用者として認められた正当な権利であり、優良なエージェントほど、利用者の満足度を重視するため快く受け入れてくれます。

変更を希望する際は、担当者に直接伝えるのではなく、公式サイトの問い合わせフォームなどを通じて連絡するのがスムーズです。「〇〇の業界により詳しい方にお願いしたい」など、客観的な事実を基に要望を伝えましょう。

あなたの大切なキャリアを預けるパートナーです。心から信頼できるコンサルタントと出会うまで妥協しないことが、転職成功の確率を大きく高めます。

4.複数の転職エージェントを併用して、視野を広げる

キャリアスタートを主軸にしつつ、他の転職エージェントを2〜3社併用することを強く推奨します。1社に依存すると、そのエージェントが保有する求人しか見ることができず、知らず知らずのうちに視野が狭くなるリスクがあるからです。

各エージェントは独自の「非公開求人」を保有し、得意な業界も異なります。複数登録すれば、網羅的に求人をカバーでき、機会損失を防げます。例えば、「20代支援に強いキャリアスタート」を軸に、「求人数の多い大手」や「興味のある業界の特化型」を組み合わせるのが有効です。複数のコンサルタントから話を聞けば、ご自身の市場価値をより客観的に把握できるでしょう。

ただし、同じ求人に複数のエージェントから応募するのは、企業に混乱を招くため絶対に避けてください。どの求人にどこから応募したか、自身でしっかり管理することが必須です。

選択肢を最大化し、納得感のある意思決定をするために、複数エージェントの戦略的な活用は賢明な方法です。

キャリアスタートを利用する際の注意点

手厚いサポートが魅力のキャリアスタートですが、その特性を理解せずに利用すると「期待と違った」と感じる可能性もあります。

ミスマッチを防ぎ、サービスを最大限に活用するために、事前に知っておくべき注意点を解説します。

1.求人数が非公開だからこそ、希望条件を具体的に伝える必要がある

キャリアスタートを利用する際の注意点の1つ目は、希望条件をできる限り具体的かつ詳細に伝える必要があることです。

キャリアスタートは大手転職サイトとは異なり、公開求人を自分で検索するのではなく、コンサルタントがあなたの希望をヒアリングし、非公開求人の中から最適なものを提案する「提案型」のサービスです。

伝える希望条件の質が、紹介される求人の質を直接左右します。最初の面談で時間をかけて希望を伝えることは、結果的に、興味のない求人を紹介されて時間を無駄にするリスクを減らし、転職活動全体の効率を上げることにつながります。

例えば、「営業職希望です」という漠然とした伝え方では、小売、不動産、法人向けなど、多種多様な求人が候補になり得ます。

そうではなく、「IT業界で、SaaSプロダクトを扱う法人営業が希望です。新規開拓よりも既存顧客との関係を深める業務が得意で、チームで目標を追う文化を希望します。年収は400万円以上が良いです」といったレベルまで具体化することで、コンサルタントは即座に的を絞り、精度の高い求人紹介が可能になります。

最初のすり合わせこそが、キャリアスタート活用の最大の鍵です。

もちろん、ここまで具体的な条件が最初から明確でない場合もあります。そのようなときは、コンサルタントとの対話を通じて、自分の適性や希望条件を少しずつ言語化していけば大丈夫です。

キャリアスタートでは、丁寧なヒアリングを通じて、あなたの強みや価値観に合った仕事を一緒に見つけていくサポート体制が整っています。

最初の相談時に遠慮せず、興味のあることや不安に感じていることを率直に共有することで、より満足度の高いマッチングにつながります。

2.メインターゲットは20代。30代後半は求人紹介が困難

キャリアスタートを利用する際の注意点の2つ目は、サービスのメインターゲットが20代であり、30代以上、特に後半の方は求人紹介が困難な場合があることです。

キャリアスタートの強みは、社会人経験の浅い方や未経験からの挑戦を歓迎する「ポテンシャル採用」の求人を豊富に保有している点にあります。企業側も、若手人材の将来性や成長意欲に期待して採用活動を行っています。これは、即戦力となる専門性やマネジメント経験を求める「経験者採用」とは根本的に異なります。

そのため、豊富な実務経験を持つ30代、特に高い役職や年収を求める30代後半の方にとっては、そもそもマッチする求人が極端に少ないのが実情です。自身のキャリアステージに合わないサービスをメインに利用すると、貴重な時間をロスしかねません。

30代以上の方は、キャリアスタートの特性を理解した上で、ハイクラス向けや、全年代を対象とする大手総合型エージェントを中心に転職活動を進めるのが賢明な判断と言えるでしょう。

3.ハイクラス転職には物足りない

キャリアスタートを利用する際の注意点の3つ目は、ハイクラス転職には物足りないことです。

ここで言うハイクラスとは、年収800万円以上の管理職や、高度な専門性が求められる職種を指します。

キャリアスタートの使命は、若手層のキャリアの「スタート」を支援することにあり、求人ラインナップも未経験者歓迎のポジションや、第二新卒、20代向けのメンバークラスの求人が大半を占めています。これらの求人を扱うスキルと、企業の経営層に近いポジションを扱うスキルは性質が異なります。

例えば、30代半ばでマネジメント経験があり、年収1,000万円以上の部長職を探しているような方が登録しても、紹介される求人はほぼないでしょう。そのような場合は、経営層や管理職の求人に特化した「ビズリーチ」や「JACリクルートメント」、「リクルートダイレクトスカウト」といったハイクラス向けサービスに登録するのが定石です。

自身の目指すキャリアの段階と、転職エージェントの専門領域を正確に合致させることが、効率的な転職活動の第一歩です。

4.内定獲得を転職活動のゴールにしない

キャリアスタートを利用する際の注意点の4つ目は、内定獲得そのものを転職活動のゴールにしないことです。

手厚いサポートによって選考がスムーズに進むと、内定が出た際に「この機会を逃したくない」という気持ちが働き、多少の懸念点には目をつぶって承諾してしまいがちです。

しかし、転職の真の目的は、内定をもらうことではなく、「入社した企業で自分らしく、長期的に活躍すること」のはずです。安易な決断は、入社後のミスマッチや早期離職といった、誰にとっても不幸な結果を招きかねません。

内定を承諾する前には、「この仕事内容に3年間、情熱を注げるか？」「この企業のネガティブな情報について、自分なりに納得できる解釈はできたか？」など、自問自答する時間を必ず設けてください。

コンサルタントはあくまでアドバイザーであり、あなたの人生の最終決定権はあなた自身にあります。短期的な成功に捉われず、長期的な活躍を見据えた冷静な判断を心がけましょう。

5.キャリアアドバイザーに任せきりにしない

キャリアスタートを利用する際の注意点の5つ目は、キャリアアドバイザーに任せきりにしないことです。

転職活動は、アドバイザーとの「二人三脚」で進める共同作業であり、受け身の姿勢では成功はおぼつきません。

アドバイザーは、あなたの熱意や提供する情報の質に応じて、サポートのサポートの優先度が変わります。ただ待っているだけでは、良い求人は回ってきません。

例えば、面接後には、できるだけ速やかに電話やメールで詳細な報告をしましょう。「〇〇という質問にはこう答えたが、面接官の反応は△△だった」「逆質問で聞いた□□についての回答が少し気になっている」といった生の情報は、アドバイザーが企業側と交渉したり、次の対策を立てたりする上で非常に貴重です。

また、自分でも企業研究を進め、「この企業に興味があるのですが、どう思いますか？」と主体的に相談する姿勢も重要です。アドバイザーを「自動で求人を探す機械」ではなく、「一緒に戦う作戦参謀」と捉え、自らも汗をかくことが、結果的に最高のサポートを引き出すことにつながります。

キャリアスタートと他の転職エージェントを比較

キャリアスタートは20代に特化した転職エージェントですが、ほかにも20代に強い転職エージェントはあります。

そこで、キャリアスタートと他の転職エージェントの違いを比較してみました。

転職エージェント	求人の質	サポート	求人数※
公式サイト	未経験求人 1,000件以上	年収アップ率 83%	非公開
公式サイト	内定者の86.5%が 大企業	内定まで 最短2週間	2,911件
公式サイト	定着率91.5%	サポート歴 15年以上	非公開
公式サイト	全職種対応	満足度87%	非公開
公式サイト	面談件数 3万件以上	内定まで 最短6日間	非公開

キャリアスタートは「ジェイック」「ハタラクティブ」「DYM就職」と比較すると、求人数が少ない傾向にあります。

そのため、キャリアスタートだけではなく、複数の転職エージェントを利用して、条件にマッチしている求人を探すことが大切です。

また、上記以外の就職エージェントを知りたい方は、以下の関連記事から見れますので、参考にしてください。

表以外のエージェントを知りたい方はこちら

フリーターならココ！おすすめ転職エージェントランキング！

キャリアスタートを利用する流れ

キャリアスタートを利用する流れは以下のとおりです。

それぞれ詳しく解説します。

サービスに登録

まずはキャリアスタート公式サイトから会員登録します。

登録時には、自分の基本情報や希望の業界、職種などを入力します。

この段階で具体的な希望がなくても問題ありませんが、事前に洗い出しておくと面談がスムーズに進むでしょう。

会員登録が終わり次第、0120-835-560から電話があります。

その際に、キャリアアドバイザーとのカウンセリングとの予約を行いましょう。

担当者と面談

カウンセリングの日程が決まり次第、キャリアアドバイザーとの面談を行います。自分のキャリアビジョンや希望する職種、求める企業の特性などが深堀りされます。

キャリアアドバイザーはカウンセリングを通じて、あなたに合った求人を紹介してくれます。カウンセリングでは経歴や希望条件はうそをつかずに正直に伝えましょう。

求人紹介・面接対策

面談を元に、アドバイザーがあなたに合った求人を紹介してくれます。紹介された求人に応募する際は、履歴書やESの作成サポートを受けることができます。

履歴書やESシートの書き方が不安な方は、書類の添削をお願いしましょう。

さらに、模擬面接を通じてあなたの課題点などをアドバイスしてくれます。就職活動を進めるうえで不安なことがある場合は、気軽に相談しましょう。

書類選考・面接

応募する企業が決まったら、いよいよ書類選考・面接へと進んでいきます。

オンライン・対面それぞれ面接で気を付けることや作法が異なるため、事前に確認しておきましょう。

内定

最終選考に通過すると、内定獲得です。

内定を承諾するか、お断りするか決め切れない場合は担当のエージェントに相談してみてください。

もし内定がもらえずに、採用見送りの場合でも、アドバイザーからのフィードバックをもらうようにしましょう。

改善点がわかれば、次の面接に活かすことができます

【既卒・第二新卒向け】キャリアスタートと併用したい転職エージェント

本章では、既卒・第二新卒・フリーターでキャリアスタートを利用したいと考えている方に向けて、キャリアスタート以外におすすめの就活エージェントを紹介します。

▼あわせて読みたい
関連記事：既卒向け就職エージェントおすすめ比較9選！各サイトの評判や選び方を解説

ハタラクティブ

「ハタラクティブ」は、フリーターや既卒など20代未経験者向けの就職・転職エージェントです。

ハタラクティブは、公式で「未経験専門」というキャッチコピーを掲げるほど未経験に強く、未経験OKの求人は全体の8割を占めています。IT、営業、サービス業、事務、工場、クリエイティブなど幅広い業種・職種から仕事を選べます。キャリアアドバイザーが求職者の希望や性格を丁寧にヒアリングし、厳選した求人を紹介してくれますが、希望に合わない求人を紹介されたらもちろん断って問題ありません。求人を押し付けられることはないので安心して利用できます。

ハタラクティブの面接対策や履歴書添削のサービスはマンツーマン対応で、2025年2月現在、書類選考の通過率は96％以上、内定率は80％以上の実績を誇ります。

「初めての就職活動に自信がない…」というフリーターの方におすすめです。

未経験採用の求人が多いのにもかかわらず、利用者の8割が大企業に就職しているため「できるだけ大きい会社に就職したい」、「安定した収入がほしい！」フリーターの方は、登録して求人をチェックしてみましょう。

マイナビジョブ20's

「マイナビジョブ20’s」は、人材紹介会社大手のマイナビグループが運営する、フリーターや20代に特化した就職・転職エージェントです。

2025年2月現在、就職後の定着率は95.2％と高いうえ、Googleレビューでは平均4.5（2025年4月時点）と高評価を獲得しています。

また利用者数は50万人で、多くの人に信頼されていることがわかります。
大手マイナビのノウハウがあるからこそ、安定かつ高品質なサポートを受けられるのが魅力です。

週に2－3回、就活関連のセミナーが開催されるので、時期を問わずに自分のやる気があるときに就活を始めることができます。セミナーはオンラインで開催されるので、地方に住んでいる人も参加できます。

さらに、企業からスカウトが来る機能もあり、ONにしている利用者の80％以上が、５日以内に企業からスカウトを受け取っています(2022年1月‐6月の実績)。スカウトによっては、書類選考・１次面接免除などの特典付きのものもあるので、積極的に活用していくのをおすすめします

「自分に向いてる仕事に就職して活躍したい！」フリーターの方は、マイナビジョブ20’sに登録して、まずは適性試験を受けてみましょう。

えーかおキャリア

「えーかおキャリア」は、フリーターを含む20代のサポートに特化した就職・転職エージェントです。

年間約6,000人の就職・転職をサポートしているため、これまで積み上げられて生きた独自のノウハウを活かして高い内定獲得率を誇っています。えーかおキャリアの内定獲得率は大手転職エージェントの4倍を記録しています。

Googleの口コミには利用者から300件以上のレビューが寄せられ、星4.7と高い評価を獲得しています。充実したサービス内容や、担当者の親身なサポートに満足するコメントが多く見られました。

就職活動中はキャリアアドバイザーが親身に寄り添ってくれ、面談を通して求職者一人ひとりの希望を詳しくヒアリングしてくれます。求職者の希望に合った求人のみ紹介してくれるので、ミスマッチが心配な人も安心して利用できるでしょう。
入社後のフォローアップも継続しておこなっており、不安や悩みがあればいつでも相談できます。

そのため、入社1年後の定着率は91.4％と業界高水準です。

「自分に合わない会社に就職して後悔したくない…」「正社員で安心して働きたい！」フリーターの方は、えーかおキャリアに登録して求人を見せてもらいましょう。

キャリアスタートの評判・口コミに関するFAQ

最後にキャリアスタートに関するよくある質問にお答えします。

キャリアスタートはやばいって聞いたけど使っても大丈夫？

はい、大丈夫です。SNSをみると、「キャリアスタートはやばい・やめとけ」と目にすることがあるかもしれません。

キャリアスタートはひとりひとりにあった企業を紹介することで、高い定着率を誇っているエージェントです。悪い口コミや評判を見てしまうと、使っていいのか不安になるかもしれませんが、キャリアスタートは安全に利用できます。

まずは会員登録してみて、実際に利用してみてください。

キャリアスタートの対象年齢は何歳？

キャリアスタートのサポート対象は34歳までです。

35歳を超えてきて転職を考えだしたのであれば、ミドルの転職や全年齢に強い就職エージェントを利用すべきでしょう。

就職エージェントにはそれぞれに特徴があるため、どのような強みがあるのか理解してから利用を開始することが大切です。

キャリアスタートの電話がしつこいって本当？

SNSなどで電話がしつこいとの口コミを見てしまうと、実際に使っていいのか不安になる方もいるでしょう。

電話が届くタイミングはキャリアスタートに登録して、面談をおこなうまでのタイミングです。面談を実施しないと担当者がサポートできないため、電話が増えてしまうことがあるかもしれません。

キャリアスタートに登録したタイミングで面談までのスケジュールを組めば、電話がしつこいと思うことはないでしょう。

キャリアスタートは本当にすべてのサービスが無料で使える？

はい、就活生はキャリアスタートのサービスをすべて無料で利用できます。

そもそも就活エージェントとは企業からの人材紹介料がエージェントに支払われる仕組みです。就活生からは無料で利用できるので、気になっている方はとりあえず登録することをおすすめします。

キャリアスタートから紹介された求人は必ず応募しないといけない？

いいえ、必ず応募しないといけないわけではありません。

あなた自身が本当に応募したいと思う企業だけ、選考に進みましょう。

自分の希望とは異なる求人が紹介された場合は、どこが合わないのか伝えることで、より条件にあった企業を紹介してくれるはずです。

もし希望とは異なる求人ばかり紹介されたら、キャリアアドバイザーを変更してもらうか、別の就活エージェントを利用するようにしましょう。

キャリアスタートから連絡が来ないのはなぜ？

キャリアスタートに登録しても連絡がこないのは、登録している電話番号やメールアドレスが間違っている可能性があります。一度登録している情報に間違いがないか確認してみましょう。登録してから3~5営業日以内には連絡が来るはずです。

キャリアスタートとの面談をキャンセルする方法は？

キャリアスタートとの面談をキャンセルしたい場合は、担当者へ電話しましょう。もし電話に出ない場合は、メールにて面接キャンセルの旨を伝えてください。

担当者もあなたのために面談の時間を作っていますので、ドタキャンはマナー違反にあたります。なるべく早くキャンセルしたいことを伝えましょう。

キャリアスタートを退会する方法は？

キャリアスタートは退会手続き専用のフォームがありません。

退会する場合は、担当のキャリアアドバイザーに連絡してください。もしキャリアアドバイザーに連絡できない場合は、メールにて退会する旨を伝えるようにしてください。

キャリアスタートの評判・口コミまとめ

本記事ではキャリアスタートを実際に使っているユーザーの口コミ・評判を紹介しました。

キャリアスタートは、20代の第二新卒やフリーターに特化した転職サービスです。

キャリアに自信がない方や、これから正社員として働きたい方からの評判は良い傾向にありました。

一方で、キャリアアップを考えている方からは不満の声も見られます。 まずは、ご自身がキャリアスタートに向いている人かどうかから判断してみてください。

若い方の未経験転職や第二新卒として早めに転職する方などは、頼もしいサポートに感じられる部分も多いため、積極的に使っていってみてください。

サービス名	キャリアスタート
運営会社	キャリアスタート株式会社
公開求人数	優良求人を直接ご紹介
非公開求人数	非公開
正社員として働けるまでの期間	最短2～3週間
研修制度	なし
対応地域	全国
電話番号	0120-835-560 ※登録後上記から電話があります
公式サイト	https://careerstart.co.jp/