未経験のエンジニア転職は「やめとけ」と言われる理由とは?実態や成功のコツを解説!

           
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近年、IT業界の進歩に伴い、未経験エンジニアの採用を強化している企業は多く存在しています。

需要拡大によるエンジニア不足もあって、未経験からエンジニア転職を考える方が増えている一方で、「未経験からのエンジニア転職はやめとけ」とアドバイスする声も耳にするのではないでしょうか。

否定的な声を聞いて、本当に未経験でエンジニアに転職しても良いのか迷いが生じている方も多いかも知れません。

本記事では、未経験からエンジニア転職するのは「やめとけ」と言われる背景と合わせ、転職成功のコツについて解説します。

関連記事:IT未経験向けおすすめの転職エージェント13選を徹底比較

目次

未経験からエンジニアへの転職は可能?

現在、IT産業は急速に成長しており、多くの企業がWebサイトやアプリケーションを重要視しているため、エンジニアの採用が強化されています。

加えて、エンジニアの需要の高まりによって、IT業界全体のエンジニアが不足しているので、未経験でも転職できるチャンスがあるのです。

また、新しい技術やツールの導入に伴い、エンジニアのスキルアップが必要とされるため、入社後の研修やトレーニングが充実している企業が増えています。

業務をこなしていけるだけの知識を入社後に学べるため、エンジニア未経験でも目指すことは可能です。

ただし、すべての企業で未経験者がエンジニアとして成長できる環境が整っているわけではありません。

専門知識やスキルを習得するための学習やトレーニングは必要不可欠です。未経験でのエンジニア転職を検討している方は、スキルや資格を自主的に学び、採用される可能性を高めましょう。

【関連記事】ITエンジニアへの未経験転職は可能?未経験転職が可能な職種やおすすめの資格について解説

エンジニアへの未経験転職を「やめとけ」と言われる理由

エンジニアと聞くと、多くの人が高い収入や将来性をイメージするかもしれません。

そのため、別の職種から未経験でエンジニアに転職する人もいらっしゃるのではないでしょうか。

しかし、周囲から「エンジニアへの未経験転職はやめた方がいい」と言われた経験がある人もいるでしょう。

ここでは、エンジニアへの未経験転職はしない方が良いと言われる理由を解説していきます。

向き不向きが分かれるから

エンジニアの仕事は向き不向きが分かれるため「やめとけ」と言われることがあります。

会社の風土や職種によって細かい違いはありますが、エンジニアに向いている人の特徴としては、以下のようなものが挙げられます。

エンジニアに向いている人の特徴
  • 几帳面・真面目である
  • コミュニケーション能力がある
  • 常に学び続ける向上心がある

エンジニアは決められたスケジュールに沿って細かい開発作業を進めていくため、几帳面な性格の方の方が向いています。

またパソコンに向かって一人で黙々と作業をするイメージが強いかもしれませんが、実際にはチームで開発を進めることが殆どであるため、コミュニケーション能力の高さも求められます。

これらの特徴に当てはまらない、全くの正反対であるという場合は、向いておらず「やめとけ」と言われてしまうのかもしれません。

関連記事:ITエンジニアに向いている人の特徴とは?必要な適正や転職を成功させるコツを解説

残業時間が長くなることがあるから

エンジニアの仕事はプロジェクトや業界によって異なりますが、残業時間が長くなる傾向にあるため、未経験での転職は避けた方が良いと言われることがあります。

実際に、dodaが発表した「平均残業時間ランキング【94職種別】」では、「平均残業時間の多い職種 ランキングTOP20」として複数のエンジニア職がランクインする結果となりました。

しかし、企業によっては労働時間について法令を遵守しており、定時で帰宅できる環境を整えている場合もあります。

また、最近ではワークライフバランスが重視される傾向があり、残業を抑制するための取り組みも増えています。そのため、エンジニアに限らず、残業時間については企業選びが重要です。

自分に合った企業を選ぶことで、エンジニアとしてのキャリアを築きながら、プライベートな時間も大切にしましょう。

参考記事:残業が少ない仕事・多い仕事は?平均残業時間ランキング【94職種別】|doda

休みがとりづらいから

エンジニアの仕事は、プロジェクトの進捗状況や締め切りに追われることが多いため、忙しい時期には休みが取りづらかったり、休日出勤を求められたりするケースがあるようです。

とくに、インフラやシステムのトラブルシューティングに携わっているエンジニアは、緊急の対応が必要になるケースがあるため、休みがとりづらいと感じる可能性があるでしょう。

また、エンジニアの仕事は多くは専門性が要求されるため、自分以外の人が代わりに作業を引き継ぐことが難しい場合があると考えられます。

たとえば、一人で特定のプロジェクトに取り組んでいる場合、その人が休暇を取ってしまうと、プロジェクトが滞ってしまう危険があります。

プロジェクトにある程度の区切りがつくまでは、休みが取りづらい状況と言えるでしょう。

常に学び続ける必要があるから

IT業界は、他の業界に比べても技術の進化が早く、昨日まで使っていたものが明日には古くなるといったことがよく起こります。

エンジニアはこれらのトレンドに常にアンテナを張り、学び続けることが求められます。時には休日を学習時間に費やす人もいることから、「やめとけ」といった声が上がるのでしょう。

全く勉強をしないとすぐに取り残されてしまうため、飽き性であったり、勉強が好きではない方はよく検討した方がよいかもしれません。

下請け企業だと給与が低い傾向にあるから

IT業界では、業務を委託する元請け企業から二次請け・三次請け・四次請けとピラミッド状に業務が割り振られる「多重下請け構造」が目立ちます。

階層が下にいくほど任せられる業務は少なくなり、また得られる利益も減ってしまうため、下請け企業に勤めてしまうと給与が安くなりがちです。

なかにはひたすらテストだけをやらされたり、様々な企業をたらいまわしにされたりして疲弊してしまう方もいるようです。

このようなIT業界の特徴をもとに「未経験からエンジニアはやめとけ」といった意見が出るのでしょう。

未経験からエンジニアになるメリット

未経験からエンジニアになるのはやめとけと言われる一方で、様々なメリットも存在します。

自由度の高い働き方ができる

エンジニアになるメリットとして、在宅勤務やフレックスタイムといった自由度の高い働き方ができることが挙げられます。

通勤時間をなくせるほか、家庭をお持ちの方も仕事と両立させやすいため、ワークライフバランスを重視している方にはおすすめといえます。

ただし未経験からエンジニアになる場合、最初から在宅だと分からないことを聞きづらいかもしれません。

前もってチャットやビデオツールの利用など、コミュニケーションが取れる機会が整っているか確認しておきましょう。

副業がしやすい

副業などで収入を増やせるのも、エンジニアになるメリットといえます。

多くの企業がエンジニア不足に悩まされているため、スキルや経験を身につければ会社以外で案件を獲得することも十分に可能でしょう。

なかには土日だけ・週1日だけなど、気軽に始めやすい案件もあるようです。エンジニアに転職し、慣れてきたら利用を検討してみてください。

関連記事:土日のみOK!ITエンジニア向けのおすすめ副業を紹介|案件の選び方や注意点とは

スキルがあれば独立して高収入を狙える

エンジニアになるメリットとして、独立しやすいことが挙げられます。

副業の話とつながりますが、フリーランスなどで独立すれば、より自由度も収入も高い働き方を叶えることができるでしょう。

ただし、未経験からいきなりフリーランスになることは難しいです。企業は経験もスキルも豊富なエンジニアを求めているため、ライバルに勝てない可能性が高いでしょう。

会社員時代にしっかり人脈を作っておき、こまめに案件を請けるなどをしておけば、独立後も仕事に困ることは少ないはずです。

高収入を目指したい方や、会社に縛られたくない!と感じる方は、いずれ独立を視野に入れてみるのもよいかもしれません。

関連記事:エンジニアが副業で収入を得る方法をわかりやすく解説!フリーランスとして案件を受任する方法

こんな人はエンジニア転職をやめとけ!未経験から目指すのに向いていない人

この項目では、エンジニアへの未経験転職を「やめとけ」と言われやすい人の特徴について紹介しますので、未経験でエンジニア転職を考えている人はぜひ参考にしてみてください。

年収の高さだけで目指そうとしている人

エンジニアは他職種より年収が高い傾向にありますが、高い年収だけを目当てに未経験からエンジニアを目指すのはおすすめできません。

企業によって給与は異なるからであり、特に下請け企業の年収はかなり少なくなることが予想されるからです。

なかには未経験を歓迎している企業もありますが、それは「誰でもよいから人材が欲しい」といった理由で募集しているのかもしれません。

年収の高さだけで転職を決めるとギャップに苦しむ可能性もあるため、事前によく調査しておくことをおすすめします。

関連記事:エンジニアの平均年収はいくら?年収が低い理由や給料アップを目指すコツも解説

企業がどんなスキルを求めているのか把握していない人

エンジニアに求められるスキルは、職種や企業によって異なります。

これらのスキルを把握していなければ、未経験からエンジニアに採用されることは少ないでしょう。求人票だけではなく、口コミや内部情報なども調べておく必要があります。

ポテンシャルも大切ですが、それ以上にIT業界やエンジニアの働き方について理解しておかないと、入社できてもミスマッチを起こしてしまうかもしれません。

勉強することが苦手な人

「会社員になってまで勉強したくない」と考えている方には、未経験からエンジニアを目指すことはおすすめできません。

IT業界やエンジニアの知識は、速いスピードで移り変わっていきます。変化に乗り遅れず、日々学習を続けることができなければ、エンジニアとして活躍することは難しいです。

終業後や土日などに勉強する必要も出てくるため、勉強し続けるのが苦痛と感じる方はエンジニアに向いていないといえるでしょう。

未経験からエンジニア転職を成功させるコツ

この項目では、未経験でもエンジニアに転職するためのコツについて解説します。

自己分析をおこなう

IT業界未経験者が転職を成功させるためには、自己分析が必要不可欠です。

自分のスキルや知識、興味のある職種、将来のキャリアビジョンを明確にすることで、転職先となる企業選びにも繋がるでしょう。

また、自己分析で自分の強みや弱みを理解し、自己PRのためのアピールポイントを整理できます。自己分析の手法として、SWOT分析やキャリアデザインなどが有効です。

自己分析の結果として、転職活動において自信を持って行動でき、成功への近道となるでしょう。さらに、自己分析は転職活動だけでなく、自己理解やキャリアアップのためにも重要なステップです。

自分自身を見つめ直し、今後のキャリアについて考える良い機会となります。

業界・企業研究をおこない理解を深める

エンジニアとして転職する際には、求められるスキルや知識が業界や企業によって異なるため、業界や企業の特徴やニーズを把握しておきましょう。

業界や企業研究は、企業のWebサイトや求人票、SNS、インターンシップなどを活用して情報収集し、自分自身が興味を持つ分野や技術に関する情報を積極的に取り入れられます。

企業・業界の情報を調べて、アピールできる材料を見つけましょう。

また、企業の文化や価値観にも目を向けることで、自分に合った職場環境や仕事内容を選択可能です。

業界・企業研究を行って、自分が本当に興味を持っている企業や業界を見つければ、転職後のキャリアアップにつながるでしょう。

転職に有利な資格を取得しておく

未経験でエンジニアに転職する際に、資格を取得しておくと有利に働く可能性があります。

エンジニア未経験者であっても、資格を取得することで実務経験はないものの、一定レベルの知識やスキルを持っていると転職活動でアピールできるからです。

資格を取得していると企業側にとっても魅力的であり、候補者として目をつけられやすくなるでしょう。

関連記事:ITエンジニアの転職におすすめの資格29選|転職に失敗しない4つのコツも解説

最低限の基礎知識やビジネスマナーを覚えておく

未経験でエンジニアに転職する場合、求職者としてのプロ意識や誠実さを示すために、最低限の基礎知識やビジネスマナーを身につけておきましょう。

エンジニアとして必要不可欠なプログラミング言語やアルゴリズム、データ構造などの基礎知識は、書籍やオンライン講座などで手軽に習得できます。

また、企業によって求められるレベルや内容は異なりますが、基本的なコミュニケーションスキルやビジネスマナーは大切です。

たとえば、メールのマナーや社内での挨拶、報告・連絡・相談のルールなどを把握しておくと、職場での円滑なコミュニケーションにつながります。

また、面接やビジネスの場での印象も大きく左右されるため、ビジネスマナーは転職成功のためにも必要と言えるでしょう。

未経験からエンジニアを目指すのにおすすめの勉強法

ここでは、未経験からエンジニアになるためにおすすめの勉強法をいくつか紹介します。

資格取得をする

未経験からエンジニアを目指すのであれば、有利になる資格を取得しておくのがおすすめです。

エンジニアとして働くのに資格は必須ではありませんが、エンジニアやIT業界について知識が全くない場合、基礎から理解を深めることができるでしょう。

未経験者におすすめの資格としては「ITパスポート」「基本情報技術者試験」などが挙げられます。

特に基本情報技術者試験は、エンジニアの途竜門ともいわれている国家資格なので、取得しておくと有利に働くでしょう。

ほかにも職種ごとに有利になる資格は異なりますので、詳しくは以下記事をご覧ください。

関連記事:ITエンジニアの転職におすすめの資格29選|転職に失敗しない4つのコツも解説

テキストや本で学習する

金銭的な負担をかけずに学習を始めたい方は、テキストや本を活用して学ぶのもおすすめです。

選ぶ書籍にもよりますが、インターネットの情報よりも信頼性が高い可能性があるため、正確な知識を身につけるのに役立つでしょう。

ただし先述した通り、IT業界では情報の移り変わりが激しい傾向にあるため、あまり古すぎる本を選ばないように注意する必要があります。

プログラミングスクールに通う

これまで紹介してきた方法よりハードルは上がりますが、エンジニアとして本腰を入れて働きたい方はスクールに通うのもおすすめです。

プログラミングスクールの中には、スキルを身につけるだけではなく、就職・転職支援も同時におこなってくれるところもあります。

学習でつまずいてしまっても、メンターや仲間に相談しながら進められるため、途中で挫折してやめてしまうリスクを最小限に減らせるでしょう。

また「スクール=お金が掛かる」と思っている方も多いかもしれませんが、実際には0円で学習・転職支援をおこなってくれるところも珍しくありません。

以下記事ではおすすめのプログラミングスクールを厳選して紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

関連記事:プログラミングスクールおすすめ25選を比較|闇や実情についても解説!

未経験からのエンジニア転職は辞めておくべき?RUNTEQ代表の菊本さんに伺いました

お話を伺ったのは…
菊本 久寿氏
菊本 久寿氏代表取締役社長 兼 エンジニア
SIerなどを経てngi group(現ユナイテッド) 技術部部長に就任し、アドテク関連サービスの立ち上げを行う。2012年よりフリーランスとして独立し、複数のスタートアップの開発支援を行う。ポケットコンシェルジュを運営する株式会社ポケットメニューの取締役CTOに就任。退任後2014年10月に新サービスの立ち上げに特化して開発を行う株式会社スタートアップテクノロジーを設立。2019年よりWebエンジニア就職のためのプログラミングスクール「RUNTEQ」を運営。著書に「エンジニア×スタートアップ」こそ、最高のキャリアである
編集部

未経験からエンジニア転職を目指したい方の中には「未経験からでも採用してもらえるのだろうか?」と不安に感じている方もいるかと思います。年齢や前職の経歴にもよるかと思いますが、実際のところ、未経験エンジニアを採用する企業は多いのでしょうか?

菊本 久寿氏

未経験者の採用は以前より増えてきていますよ。トレンドを追う事業会社からの求人であったり、開発の内製化を進める流れだったりで、エンジニア自体が足りない状況が続いているからです。

ただし、未経験で誰でも良いわけではなくて、ある程度の即戦力になれる未経験エンジニアを採用したいようです。即戦力になれる未経験エンジニアの実力レベルは、実務経験で求められる最低限の知識が身についている状態のことですね。

編集部

未経験から実践で求められるエンジニアになるためには、RUNTEQのようなプログラミングスクールに通って、基礎的な学習や現役エンジニアと関わる機会を持つことが大切なのですね。

菊本 久寿氏

エンジニアとして働くなら、周囲の環境や人から学ぶ姿勢はとても大切になりますよ。未経験からエンジニアとして働くためには、他のエンジニアとコミュニケーションを取ることをおすすめします。

エンジニアとの交流の機会を作ることが難しい場合には、自らイベントやオフ会に参加して情報収集してみるとモチベーションの維持に繋がります。RUNTEQでは受講者同士での交流や現場で活躍しているエンジニアとの交流が活発なので、エンジニア未経験で知識や人脈がない方でもぐんぐん成長されてますね

編集部

実際に未経験からエンジニアとしての就職先を選択するタイミングになった際、受託企業と自社企業どちらを選択すればいいのか?と悩む方も多いと思います。菊本様の意見を伺えますでしょうか。

菊本 久寿氏

技術面で成長したければ受託企業を、ビジネス面で成長したければ自社企業を選択されると、ご自身でも納得の上で働けると思います。

未経験からの転職だからといって、とりあえずで受かった企業に就職することはおすすめしません。ご自身がエンジニアとして長く活躍するためにも、企業選びには慎重になって欲しいです

編集部

企業側の意見として、受託企業・自社企業がそれぞれ求めている人物像などありますでしょうか?

菊本 久寿氏

受託企業の場合には、お客様から求められている技術の達成が課題となりますので、技術そのものが好きだったり、新しいことを探求できる人が好まれる傾向にあります。一方の自社企業では、事業に共感を持てる人が好まれます。自社企業の仕事は幅広いので、時期によってはプログラミングに手をつけられないこともあるんです。

事業の成長のためとはいえ、技術的な業務ができないと辛いと感じる場合には受託企業が向いているかもしれません。その企業のサービスそのものだったり、事業を成長させることに喜びを感じられる人が自社企業に向いていると言えるでしょうね。

編集部

RUNTEQ卒業生の方は、自社・受託企業やスタートアップ、メガベンチャーなど様々な場所で活躍されているかと思います。エンジニア未経験で入社した際に一番最初にぶつかる壁は何ですか?

菊本 久寿氏

もらった仕事ができないと落ち込む方は多い印象です。現場に出ると元々エンジニアとして活躍されている方もいる中で、同じ意識を持って業務に当たらなくてはいけませんから。「レベルが違う」とコメントをくれる卒業生もいました。

編集部

実務の難易度に慄いて、就職してから挫けてしまう方もいるのでしょうか。

菊本 久寿氏

自分だけの力で解決できないことが精神的なプレッシャーとなって、メンタルがやられてしまう方もいると思います。そういった壁にぶち当たった時には、楽観的になってみてください

エンジニアはちょっと抜けているぐらいがちょうどいいと思います。前提として、実務未経験ということは周囲の方も把握しているはずですし、自分ができなくても誰かが助けてくれます。まずは目の前の仕事を全力でやってみて、できなかったら他の人に助けを求めてみましょう。ヘルプを出すことは恥ずかしいことではないです。できなくても、そこから勉強していきましょう

編集部

最後に、未経験からエンジニアを目指す場合に、一番大事にして欲しいことを教えてください。

菊本 久寿氏

是非、技術探究心を持ってほしいです。未経験からエンジニアになるには大体1年ぐらいかかることが通常です。しかし、エンジニアになるまでの1年間でも、技術の進化は止まりません。

新しいことを取り入れて行かないと振り落とされてしまう世界です。学ぶことを楽しんで、エンジニアとして成長していきましょう。

まとめ

未経験からエンジニアを目指す場合、周囲から「やめとけ」と言われることは珍しくありません。理由としては「残業時間が多い」「給料が低い」「未経験からのハードルが高そう」などが考えられます。

しかし、転職理由が明確であったり、自身のスキルアップに精力的に取り組んだり、働き方や企業選びによってはエンジニアとして成功する人も多く存在します。そのためエンジニアになる前の準備や心構えが重要となります。

エンジニアとして働く企業の労働条件や研修制度などは実際に入社してみないと分からない部分もありますが、転職エージェントを活用することで業界や企業についてより詳しく知ることができます。

ぜひ本記事で紹介した転職エージェントをご活用ください。

関連記事:IT転職エージェントおすすめ比較28選!エンジニア向けに徹底解説

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