「連休明けの仕事怖くて行きたくない……」
「今の仕事を続けてていいのかな？」
「仕事のモチベーションを上げる方法を教えて！」

残業が多かったり人間関係がもつれたりなどして、連休明けの仕事に恐怖心を抱いている人は少なくありません。恐怖心を抱いたままでは仕事に集中できずモチベーションも低下してしまうでしょう。

そこでこの記事では、連休明けの仕事が怖い人に向けて、その原因や対処方法などを詳しく解説します。

この記事を読めば、連休明けのモチベーションを上げる方法や恐怖心の解決方法などがすべてわかります。

今の仕事に満足していなかったり将来への不安を抱いていたりする方は、ぜひ参考にしてみてください。

関連記事：退職代行おすすめランキング13選｜サービス内容を比較【最新版】

連休明けの仕事が怖い原因・理由7選

連休明けの仕事が怖い原因や理由は主に以下の7つが挙げられます。

連休明けの仕事が怖いと感じている方は、上記に該当していないか確認してみましょう。

仕事が辛い

今の仕事が辛い場合、連休明けの仕事が怖いと感じやすくなります。

例えば、残業が100時間を超えていたり仕事量が給料に見合っていなかったりすれば、「これ以上仕事をしたくない」と感じてしまい、連休明けの出社が億劫になるでしょう。

実際、国土交通省が公表したデータによると、「仕事の量や質が原因でストレスを抱えている」と回答した割合が圧倒的に多い結果となっています。

引用：国土交通省「職場におけるメンタルヘルス対策の状況」

このように、今の仕事が辛いと感じている人は非常に多く、現在の仕事に満足できていないことがわかります。

職場の人間関係で悩みを抱えている

職場の人間関係で悩んでいる場合も、連休明けの仕事が怖く感じやすくなります。

職場には、性別や年齢が異なる人が多数いるため、なかには自分と性格の合わない人もいるでしょう。近年ではパワハラやセクハラが問題となっており、根本的な解決に至っていないのが現状です。

また、女性の多い職場ではコミュニケーションを重視する傾向にあるため、上手く馴染めなければ無視されたり仲間外れにされたりするケースもあるでしょう。

前述した「職場におけるストレス原因」でも対人関係は3位であり、多くの人が人間関係で悩んでいます。

このような理由から、人間関係で悩みを抱えている人も連休明けの仕事が怖いと感じるでしょう。

関連記事：職場の人間関係が合わない・疲れたから会社を辞めたい時にすべき行動とは？

仕事にやりがいを感じていない

仕事にやりがいを感じていないのも連休明けの仕事が怖いと感じる理由のひとつです。

今の仕事にやりがいを感じていなければ、当然仕事のモチベーションが上がらずダラダラと仕事をしてしまいがちです。その結果として生産性が落ち、さらにモチベーションが低下する悪循環に陥ってしまうでしょう。

やりがいを感じていないので連休明けの仕事にも身が入らず、週末までモチベーションが低いまま過ごすことになります。

このようなケースの場合は「なぜやりがいを感じないのか」「どうすればやりがいを感じるのか」などをいま一度考えることが大切です。

将来に不安を抱えておりモチベーションが上がらない

将来に不安を抱えている場合も、連休明けの仕事が怖く感じやすいです。

「今の仕事を続けてていいのかな」「自分のやりたいことってなんだろう？」などと、現状に疑問や不安を抱いているとモチベーションも低下しやすくなります。

仮に今の仕事にやりがいを感じていたとしても、将来不透明な職種や業界にいれば、「いつ仕事がなくなるかわからない不安」を抱え続けることになるでしょう。

このように、今の仕事の将来性に対して不安を抱えている場合も、連休明けの仕事が億劫になる原因といえます。

連休前に仕事を残してしまった

連休前に仕事を残してしまうのも原因のひとつです。

仕事を残してしまうと、「あれ？あの仕事どうなったっけ？」「休み明けはアレもコレもしないと……」などと休日にもかかわらず仕事のことを考えてしまいがちです。

その結果、しっかりリフレッシュできずに連休を明けてしまい、仕事が怖くなったり億劫になったりします。

連休前に仕事で失敗してしまった

連休前の仕事で失敗してしまった場合も連休明けの仕事が怖くなる原因です。

失敗した状態で休みに入るため、失敗した原因や状況を連休中にもかかわらず考えてしまいがちです。

「休み明けに怒られないかな」「周りの人に白い目で見られないかな」とネガティブな想像をしてしまい、心も身体も休息できずに連休を過ごすことになります。

その結果、連休明けの仕事が怖いと感じてしまい、出勤することが億劫になってしまいます。

休日と仕事のギャップが激しい

休日と仕事のギャップが激しいのも原因のひとつです。

例えば、普段の仕事が忙しい場合、連休中はついダラダラと過ごしてしまいがちです。

しかし、その状態で連休が明けると「また忙しい日々が始まるのか……」と休日とのギャップも相まってネガティブな考えになってしまい、出勤するのが怖くなってしまいます。

このように、休日と仕事のギャップが激しい環境にしてしまうのも、連休明けの仕事が怖くなる原因といえます。

連休明けの仕事が怖いときの対処法7選

連休明けの仕事が怖いときは、以下7つの対処法を試してみましょう。

連休前に仕事をすべて終わらせておく

一つ目の対処法として、連休前に仕事をすべて終わらせておきましょう。

前述のとおり、仕事を残した状態で連休に入ると、連休中にもかかわらず仕事のことを考えてしまいがちです。その結果、しっかり休めないので精神的にリフレッシュできずに連休を明けることになります。

それでも、連休前に仕事をすべて終わらせておけば、連休中は仕事のことを一切考えずに過ごせます。連休明けからしっかり動けるように、連休前にすべての仕事が終わるようなスケジュールを立ててみましょう。

スポーツやジムなどで汗を流す

スポーツやジムなどで汗を流すのも効果的です。

適度な運動で汗を流すことは疲労回復につながるとされており、積極的休養（アクティブレスト）として近年話題にもなっています。

休日もからだをほぐすような適度な運動を取り入れるようにすると、全身の血流を促進させ、血液が筋肉から心臓に戻っていきます。筋肉が「補助ポンプ」として動くことで心臓のポンプ機能を助けるため、完全に横になっているときよりも疲労回復への効果が高まります。また、副交感神経の活性が優位となり、「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンを分泌させることで、心のバランスを整えるはたらきが期待できます。

引用元：豊橋ハートセンター

つまり、疲れている状態でもランニングやスポーツなどの適度な運動をすることで、一日中寝て過ごすよりも疲労回復効果があるということです。

このような理由から、連休中はスポーツしたりジムに行ったりして汗を流すのがよいでしょう。

趣味に没頭する

趣味に没頭するのも対処法のひとつです。

仕事を忘れて楽しめる趣味があれば日頃のストレスや疲れを解消できるため、充実した連休を過ごせます。

友達と会って遊んだり映画鑑賞するのもよいでしょう。気分をリフレッシュできて連休明けからしっかり動けるようになります。

ただし、身体を動かしすぎたり遊びすぎたりすると疲労が蓄積してしまうため、適度に楽しむ程度にしましょう。

家族や友人に話を聞いてもらう

仕事の愚痴や悩みを家族や友人に聞いてもらうのも効果的です。

人は、自分の悩みや不安をほかの人に話すと気分が前向きになったりストレスが軽減したりするとされています。実際、厚生労働省でも「今の状況や気持ちを話すことでストレス軽減につながる」と推奨されています。（※1）

また、話す人がいなければ独り言でもストレス軽減につながるとされています。心理学では「セルフトーク」と呼ばれており、今の悩みや不安を声に出すことで気分が晴れる傾向にあります。（※2）

このように、人に話したり独り言をしたりすることで、仕事に対する不安を軽減できるので積極的に活用してみましょう。

※参考1：厚生労働省「親しい人たちと交流する時間をもちましょう」
※参考2：日本経済新聞「ストレスに独り言のすすめ」

連休明けの仕事をできるだけ軽めに設定する

連休明けの仕事はできるだけ軽めに設定しておきましょう。

週の初めから多くの仕事をこなすのは気持ち的に気分が乗らない人も多いでしょう。そんなときは、「連休明けだけは定時に帰る」など、自分なりのルールを決めることが大切です。

連休明けの仕事を軽くできれば、1週間の最初からしっかり動けるようになります。

前日から仕事の準備を始める

前日から仕事の準備を始めるのも対処法のひとつです。

前日の夜に仕事の準備をしておくことで「仕事モード」に切り替えられ、週の初めから仕事に集中できる状態にできます。

当日の朝に準備をした場合は気分が乗らず、時間がないこともあり焦って準備をしていまいがちです。その結果、忘れ物をしたり仕事の段取りができていなかったりなどして、週明けからミスが発生してしまいます。

週明けから100%の活力で仕事に臨むためにも、前日の夜から準備をしておきましょう。

前日は早く寝る

前日はなるべく早く寝ましょう。

連休中はどうしても夜更かししてしまいがちです。特に仕事に行きたくないと思っている場合は、少しでも長く休みを堪能したいと思い、眠りにつく時間が遅くなってしまいます。

その結果、睡眠不足で頭がボーっとしてしまい仕事に集中できなくなるのがよくある悪い例です。休み明けからしっかり頭を使えるように、7～8時間程度の睡眠時間は確保しておきましょう。

連休明けの仕事がどうしても怖いときは退職代行を検討する

連休明けの仕事がどうしても怖いときは、退職代行を検討しましょう。

ここでは、退職代行の概要やメリット、デメリットなどを解説します。

退職代行サービスとは

退職代行サービスとは、就労者に代わって退職代行業者が退職手続きを代わりにおこなってくれるサービスです。

退職代行サービスでは、主に以下の手続きを代わりにおこなってくれます。

このように、退職に関する主な手続きを代わりにおこなってくれるのが特徴です。近年では退職代行サービスを利用する人が増えてきており（※）、退職代行の需要も増してきています。

特に、パワハラやセクハラなどの被害を受けている方は自分から退職の意志を伝えるのが困難です。その点、退職代行を利用すれば直接退職の意志を伝える必要がなくなるため、精神的負担を軽減できます。

「今の仕事をどうしても辞めたい」「辞めたいけどなかなか取り合ってくれない」という方は退職代行を検討してみましょう。

退職代行について詳しくは以下の記事を参考にしてみてください。
関連記事：退職代行サービスとは？利用すべきケースやおすすめの業者を解説

※参考：Yahoo!ニュース

退職代行サービスのメリット・デメリット

退職代行サービスには以下のようなメリットとデメリットがあります。

メリットは前述のとおり、自分の代わりに退職の手続きを進めてくれるのが大きなメリットです。また、退職手続きのプロが進めてくれるため、自分が進めるよりもスムーズに退職できる可能性が高いです。

一方で、公務員の場合は必ず退職できるわけではないので注意が必要です。公務員は退職するために「任命権者からの承認」が必要だからです。

“（休職、復職、退職及び免職）

第六十一条職員の休職、復職、退職及び免職は任命権者が、この法律及び人事院規則に従い、これを行う。

”引用元：e-COV法令検索

任命権者からの承認は退職代行業者でも代行してくれないため、自分で承認を貰う必要があります。また、業者によっては退職届の作成や提出をおこなっていないケースもあります。

ほかにも、退職代行を利用するには3万円前後かかるため、お金に余裕がない方には大きな出費となるでしょう。

このように、退職代行にはさまざまなメリットとデメリットがあるため、よく吟味したうえで利用するかどうかを判断しましょう。

連休明けの仕事が怖いときに利用すべき3つの退職代行サービス

連休明けの仕事が怖いときに利用すべきおすすめの退職代行サービスをご紹介します。

退職代行Jobs

退職代行jobs最大の特徴は、弁護士監修のサービスを受けられる点です。現役の弁護士指導のもと退職の手続きを進めてくれるため、退職に対して不安を抱いている方でも安心して依頼できます。

また、最短30分で退職手続きが完了し、即日退職連絡も可能な点が退職代行jobsのメリットです。ほかにも、依頼後は自分から会社へ連絡したり出社したりする必要がないため、精神的負担を軽くできるのも魅力でしょう。

どの退職代行業者へ依頼するか悩んでいる方は、まずは気軽にLINE相談してみてください。

関連記事：退職代行Jobsの口コミ紹介！メリットや注意点、評判、料金などを解説

退職代行ガーディアン

退職代行ガーディアンは、20年を超える労働組合運営で培ったノウハウを誇る実績豊富な退職代行サービスです。ここまで実績のあるサービスはほかにないため、安心して依頼できるのが大きな魅力です。

実績が豊富でありながら料金は一律24,800円とリーズナブルであり、その他の料金は一切かかりません。また、退職後も無料相談を回数無制限で受け付けており、一生涯相談できる窓口としても頼れる存在となるでしょう。

LINEで無料相談を受け付けているので、気になる方は公式サイトをチェックしてみてください。

関連記事：退職代行ガーディアンの口コミ・評判・体験談は？料金や注意点なども解説

退職代行OITOMA

退職代行OITOMAは、労働組合運営日本通信ユニオンが運営している退職代行サービスです。運営元が労働組合のため、信頼して退職代行を依頼できるのが最大の魅力です。

また、弁護士監修のもと退職代行を進めてくれるのも大きなメリットでしょう。ほかにも、全額返金保証付きのため、サービスに満足できなければ料金を返金してくれます。

実績と料金の両方を兼ね備えたサービスにより、利用者の満足度は96%と非常に高い割合で満足されています。依頼先でお悩みの方は、ぜひ一度相談してみましょう。

関連記事：退職代行OITOMA（オイトマ）の口コミ・評判・体験談は？料金や注意点なども解説

連休明けの仕事が怖い気持ちを根本的に解決する方法

連休明けの仕事が怖い気持ちを根本的に解決するには以下3つの方法があります。

異動する

できるのであれば今の部署から別の部署へ異動しましょう。

部署が変われば関わる人や仕事内容なども変わるため、今の気持ちをリセットできます。特に、人間関係で悩んでいる場合は部署が変わるだけで根本的に解決するケースもあるため、非常に効果的です。

今の職場を辞めずに現状を改善したいのであれば、部署異動について会社へ相談してみましょう。

転職する

今の会社を辞めてもいいと思っているのであれば、転職も解決方法のひとつです。

転職すれば、人間関係や仕事内容などをすべてリセットできるため、仕事に対する恐怖心を軽減できます。

ただし、一度退職してしまうと基本的には元の会社に戻れず再就職できる保証もないため、転職するかどうかはしっかりと吟味したうえで判断するのがよいでしょう。

独立する

仕事が確立しているのであれば、思い切って独立するのもひとつの方法です。

特に近年はコロナ渦の影響により自宅で勤務する人やスキルを身につけて独立する人が増えています。独立できれば、人間関係から解放されるのでストレスなく仕事に打ち込めるでしょう。

仕事にやりがいを感じているけれど人間関係などで悩んでいる方は、独立も検討しておくのがよいといえます。

「連休明け仕事怖い」に関するよくある質問

連休明けの仕事が怖い方に向けて、よくある質問をご紹介します。抱きやすい疑問や不安を参考にしてみてください。

うつになってしまった場合の対処法は？

うつになってしまった場合は、休職して病院の診察を受けましょう。

人間関係や仕事の忙しさから「うつ」になってしまう人は少なくありません。厚生労働省の調査によると、メンタルヘルスの不調により休業や退職した割合は13.3%にも及ぶとされています。（※）

うつ状態で仕事を続けていても心身ともに疲弊するだけのため、一度休暇を取るか休職して病院の診察を受けましょう。

そして、「うつ病」と診断された場合、会社へ相談して休暇の期間や給与の調整などを相談します。気持ちが軽くなった段階で、そのまま会社に残るか辞めるかを判断するのがよいでしょう。

※参考：厚生労働省  令和4年「労働安全衛星調査（実態調査）」の概要

連休明けの仕事でモチベーションを上げる方法は？

前日の段階で仕事の準備をしたり仕事量を軽くしたりするのがおすすめです。

連休明けの仕事において少しでもモチベーションを上げるには、前日のうちに準備しておき「仕事モード」へ切り替えておくのがおすすめです。また、朝の準備の時間を省けるため、余裕を持って準備でき、忘れ物を無くせるメリットもあります。

ほかにも、連休明けの仕事量を軽くすることで精神的にラクになるため、連休明けの辛いタイミングを乗り越えやすくできます。

五月病の乗り越え方は？

睡眠時間を確保したりストレス発散したりすることが大切です。

五月病は新社会人によく見られる症状で、ゴールデンウイーク明けに出社したくなくなる症状です。統計分析研究所「株式会社アイスタット」の調査によれば、五月病経験者は53%、毎年感じている割合は10.7%もいるとされています。（※）

このように、社会人の過半数が経験している五月病ですが、環境に慣れていなかったりストレスを溜め込んでいたりすると発症しやすい傾向にあります。

五月病を乗り越えるためにも、大型連休中でも睡眠時間を確保したり就寝時間を固定したりするなどの工夫が必要です。また、身体を動かしたり友達と遊んだりするなどして、ストレス解消するのも効果的です。

※参考：統計分析研究所 株式会社アイスタット「五月病に関する調査」

まとめ

連休明けの仕事が怖い原因や対処方法について解説しました。

連休明けの仕事への怖さを改善するためには、身体を動かしたりストレス解消したりすることが大切です。人によってストレス解消方法は異なるため、自分なりの方法を見つけて休日を有意義に過ごしましょう。

しかし、場合によっては何をしても解決しないケースがあります。そんなときは退職代行サービスを利用し、思い切って今の会社を辞めることを検討した方がよいでしょう。

退職代行サービスを利用すれば、自分の代わりに代行業者が退職の手続きを進めてくれるため、スムーズに退職できます。もし、現在の状況が変わらない場合は、この記事でご紹介した退職代行サービスを利用してみましょう。