フリーランス看護師とは?年収や働き方、適性についても解説!

平岡泰志

平岡泰志

執筆者
医療・福祉ライター
作業療法士として救急指定病院に就職。その後、デイサービスで現場を統括。現在は、作業療法士歴16年の知識と経験を活かし、医療系の国家資格者が多数在籍するWeb制作チーム「TUBパートナーズ」を運営。(※転職エージェントの選定には関与しておりません)
フリーランス看護師とは?年収や働き方、適性についても解説!
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「フリーランス看護師は、どんな仕事をするの?」このような疑問をおもちの方もいるでしょう。

結論からいうと、看護師はフリーランスでも十分に仕事ができ、自分の好きな時間やペースで働けます

しかし、会社勤めではないがゆえに、注意点もあります。

本記事では、フリーランス看護師の年収や仕事内容、仕事を探す方法などについて解説します。後半には、よくある質問にも回答していますので、ぜひ最後まで読んでみてください。

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目次

フリーランス看護師とは

フリーランス看護師とは、特定の医療施設や企業と雇用契約を結ばずに働く看護師をさします。

フリーランス看護師は、勤務時間や勤務場所に縛られず自分の選択で働けます。

家庭の事情等で、決まった時間に働くのが難しい人でも、仕事の選び方次第ではノンストレスで働けるでしょう。

  • 今日はA病院で病棟業務
  • 翌日はBクリニックで外来業務
  • あるいは介護施設で夜勤業務

例えば上記のように、勤務時間や場所を自分で決められます。

自由度が高く、自分で稼働日や労働量を設定できるのが、フリーランス看護師の魅力です。

近年、フリーランス看護師の働き方は注目されており、今後ますます活躍の場は広がっていくでしょう。

フリーランス看護師の年収相場は300〜500万円

フリーランス看護師の年収は、300万〜500万円が相場と言われています。

しかし、それぞれ働き方や労働時間が大きく異なるため、参考にとどめておくようにしましょう。

実際「フリーランス白書2023」によると、フリーランスの年収は200万円未満から1,000万円以上まで幅広く、看護師が含まれる「専門・士業系」では、年収300〜500万円未満が最も多く全体の23%、次いで100〜300万円未満が21%です。

家庭の事情で数時間しか働けずに年収100万〜200万円の人もいれば、仕事の量を増やして年収1,000万円以上稼いでいる人もいます。

看護師にかぎらず、フリーランスは働いた分だけ収入が得られるため、人によって大きく収入が異なるのです。

たとえばフリーランスとして、医療施設や企業にスポットで仕事をこなすと、一般的に年収500万円ほどの収入が見込めます。

さらに、人気のアートメイク看護師として働いている場合では、年収2,000万円ほどになります。

一般的にスキルや実績がある人は年収が高い傾向にあり、乏しい人は収入が低い傾向にあります。

参考記事:
令和3年賃金構造基本統計調査 表1「職種(小分類)別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計)」|厚生労働省
フリーランス白書 2023 |一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会

フリーランス看護師の働き方や仕事内容7選

フリーランス看護師の主な仕事内容は、以下の7種類です。

それぞれ解説します。

常勤看護師のヘルプ

慢性的に看護師が不足している医療機関では、常勤看護師のヘルプ要員として、フリーランス看護師が重宝されます。

医療機関で働いていたフリーランス看護師は、常勤看護師の業務内容を理解しているため、柔軟に対応可能だからです。

常勤看護師のヘルプは、これまで医療機関で働いていた経験を活かせるため、フリーランス看護師としての初仕事としてもおすすめです。

訪問看護

訪問看護ステーションでは、常勤だけでなく、登録制でフリーランス看護師を採用しているところもあります。

近年、高齢者の人口増加に伴い、在宅医療を受ける高齢者が増え、在宅医療に携わる訪問看護師のニーズが高まっています。

在宅医療が推進されるなか、訪問看護師の人手は不足しているので、訪問看護をおこなうフリーランス看護師の需要が高くなっているのです。

訪問看護は、在宅医療を受ける患者の家庭に医師と訪問し、医療処置を行います。衛生ケアも治療の一環なので、入浴介助なども行います。

訪問看護は地域医療に貢献できるので、フリーランス看護師として都合のいい時間と場所で働きながら、社会貢献がしたい人におすすめです。

【参考記事】「在宅医療の最近の動向 厚生労働省医政局指導課 在宅医療推進室」

健診スタッフ

フリーランス看護師が活躍しやすい仕事の一つが、学校や職場で実施される健康診断のスタッフです。

健診スタッフは単発の仕事なので、時間の融通がきくフリーランス看護師に需要があります。

また、求人サイトで業務委託案件として多く募集されています。

なお、健診スタッフはほとんどが1日のみ、短時間の仕事です。多くの収入を得るためには、ほかにも仕事を受け持つ必要があります。

イベントナースやツアーナース

イベントナースは、コンサートやスポーツの試合会場にある医務室で待機し、体調不良の参加者を看護する仕事です

ツアーナースは、修学旅行や高齢者の旅行に引率して急病者を看護します。

どちらもフリーランス看護師に人気がある単発の仕事です。イベントナースやツアーナースは、ほかの仕事と掛け持つと収入を増やせるでしょう。

なお、イベントナースは不定期開催であり、ツアーナースは繁忙期と閑散期によって業務案件数に増減があります。ほかの仕事とスケジュール調整して並行することをおすすめします。

研修会の講師やスタッフ

フリーランス看護師が活躍する場として、研修会の講師やスタッフがあります。

看護師として学会で発表したり、研修会のサポートをおこなったりする仕事です。

専門分野の資格を持っている人や、認定看護師の資格を持っている人、特定分野の知識がある人は、研修会の講師やスタッフにチャレンジできます。

研修会の講師やスタッフとして携わると、多くの医療関係者と関われるため、今後フリーランス看護師として医療関係者から声がかかる可能性もあり、仕事の幅が広がるでしょう。

研修会の講師やスタッフは、特定の資格や実績を持っている人がほとんどであり、持っていない人には難しい仕事です。

もし何らかの資格や実績がある場合には、強みを活かしてほかの看護師を教える立場で働けます。

医療系ライターや監修者

フリーランス看護師には、看護師として執筆できる医療系ライターや、記事を監修する仕事があります。

医療系ライターは、執筆環境さえあれば場所を問わず、自宅や外出先で執筆可能です。

看護師として専門知識や経験を記事に活かすことで、読者に信頼が得られやすい専門的な記事になり、ある程度の収入も得られます。

さらにプロライターが執筆した記事を監修すると、監修料がもらえます。

近年、看護師資格に特化した記事執筆の案件が増え、医療系ライターや監修者はフリーランス看護師に需要がある仕事です。

執筆できる環境があれば、在宅で仕事ができるため、通勤が難しい人にもおすすめです。

アートメイク看護師

フリーランス看護師が、美容クリニックでアートメイクをおこなう場合もあります。

アートメイクとは、皮膚に傷をつけてから色素を注入する施術です。医師や看護師がおこなう医療行為になります。

アートメイクの仕事をもらう方法は2種類あり、美容クリニックに転職してアートメイクの研修を受ける方法と、アートメイクアーティストの専門学校に通って勉強する方法です。

フリーランスアートメイク看護師は、現在注目されている仕事です。指名制を取っている美容クリニックがあり、指名が増えると大きく収入を増やせます。SNSを活用して集客できるため、月100万円以上稼いでいる人もいます

アートメイクをするフリーランス看護師も、選択肢の一つです。

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フリーランス看護師になるための5ステップ

フリーランス看護師になるには、以下の5つのステップです。

順番に解説します。

ステップ1:自分の強みを確認する

フリーランス看護師になるために自分の強みを確認しましょう。

一例として、次のスキルや能力を持っていると、活躍する幅が広がります。

活躍の幅が広がるスキルや能力
  • 認定看護師の資格を持っている
  • 専門分野の医療機関で10年以上働いていた実績がある
  • 人と話すのが得意

自分の強みを確認して仕事を選択すると、好きなことや得意なことで働くこともでき、会社員の収入よりも高い収入も見込めます。

ステップ2:年金や保険の切り替え準備をしておく

勤務している職場を退職する前に、年金や保険の切り替え準備を確認しておくことが大切です。

会社員は厚生年金や健康保険が適用され、会社が折半して払っていました。

しかしフリーランスになると、厚生年金から国民年金に、会社の健康保険から国民健康保険に切り替わります。

会社員時代に納めていた厚生年金や健康保険より、国民年金と国民健康保険を納める額が大きくなる傾向にあるため、会社を退職する前に会社や自治体に徴収額を確認しておきましょう。

フリーランス看護師は収入が不安定になるので、年金と保険の徴収額を事前に確認しておくとよいでしょう。

ステップ3:営業や応募に必要なポートフォリオサイトや名刺を作成しておく

フリーランス看護師として仕事を獲得するには、営業が必要です。応募に必要なポートフォリオや名刺を作成しておきましょう。

ポートフォリオとは、自分がこれまでの仕事内容や活動報告を一覧にまとめたものです。

なお、ポートフォリオや名刺の作り方は、求人サイトにも記載しているので確認してみてください。

ステップ4:勤務している職場を退職する

ステップ1〜3を完了したら、勤務している職場に退職の旨を伝えます。

職場の就業規則によっては、退職日の数カ月前に退職の申し出をしたり、退職日の数週間前に退職届か退職願を提出する必要があります。

会社に保険証や制服を返却したり、後任に引き継ぎしたり、気持ちよく退職日を迎えられるよう準備をしておきましょう。

ステップ5:税務署に開業届を提出して事業をスタートさせる

フリーランス看護師として活動するには、税務署に開業届の提出が必要です。

開業届を提出すると、確定申告の際に青色申告所得控除が適用でき、電子申告すると最大65万円の控除を受けられます。

65万円の控除を活用すれば、課税所得が下がるので、所得税が軽減できます。

詳しくは下記をご確認ください。

参考:国税庁「No.2072 青色申告特別控除」

フリーランス看護師が仕事を探す方法6選

フリーランス看護師が仕事を探すには、以下の方法があります。

それぞれ解説します。

ハローワークに紹介してもらう

フリーランス看護師として、業務委託の案件を探す際は、ハローワークを活用できます。

ハローワークは、仕事を探している人に無償で求人情報を紹介したり、失業保険の手続きをおこなったりする施設です。

ハローワークの窓口だけでなく、ハローワークインターネットサービス上で求人を探すことも可能です。

クラウドソーシングサイトに登録する

クラウドソーシングサイトに登録することもおすすめです。クラウドソーシングサイトはフリーランスの強い味方です。

クラウドソーシングサイト上には「看護師の資格と経験」が応募条件の依頼もたくさんあるため、さまざまな仕事にチャレンジが可能です。

また、医療ライターの案件はライターとして未経験であっても、看護師資格と経験を活かすことで最初から高単価の案件も狙えます。

クラウドソーシングサイトから応募もできますが、プロフィールを登録しておくと、企業から声がかかる場合もあるため、プロフィール情報には必ず看護師資格を記載しておきましょう。

知人に紹介してもらう

知人に「仕事を探しています」と伝えることで、仕事を紹介してもらえる可能性があります。

看護師学校時代の友人や先生を通じて、仕事を紹介してもらえることもあるでしょう。

看護師の知り合い関係が良好であると、フリーランス看護師の仕事獲得チャンスが増えます。

たとえば、知人から看護師不足でフリーランス看護師を募集している施設を紹介してもらってたり、単発の仕事を紹介してもらったりすることもあるでしょう。

このように知人を介して、仕事獲得ができる機会を増やすことが、フリーランス看護師を成功させる方法の一つです。

SNSやブログを活用する

SNSやブログは仕事を獲得するための強力なツールです。

最近では、企業がSNSやブログをチェックして人材を探すケースも多いため、有効活用しましょう。

SNSとブログに、プロフィールとポートフォリオを登録して「仕事を受け付けています」とわかる内容を記載しておきましょう。企業の目に留まり、SNSやブログのメッセージから仕事の相談がくることもあります。

看護師向けの転職サイトやエージェントに登録する

看護師向けの転職サイトやエージェントも活用してみましょう。

フリーランス向けではありませんが、希望条件を入力して検索すると、条件にあった求人が見つかる可能性もあります。

転職エージェントに登録すると担当者がつき、面談や転職サポート、仕事獲得のサポートを受けられます。求人サイトには載っていない非公開の求人が紹介されることもあるでしょう。

転職サイトやエージェントを活用して、フリーランス案件を獲得したり、最新情報を入手したりできます。

直接営業をする

自宅近くの病院や施設に、看護師を募集していないか、委託業務契約が可能か、直接営業する方法があります。

ホームページをチェックして、気になるようであれば、積極的に連絡を入れてみましょう。求人を出していなくても問い合わせてみると、採用に至るケースも少なくありません。

メールや問い合わせフォームから連絡する方法もありますが、返信がこないこともあります。返信は、相手次第になりますが、積極的に問い合わせてみてください。

なお、直接営業の成功には、営業力やコミュニケーション能力が必要です。直接営業する際には、事前に経歴やポートフォリオを作っておくとよいでしょう。

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フリーランス看護師になる4つのデメリット

自由に働けるフリーランス看護師には、以下のデメリットもあります。

それぞれ解説します。

収入が不安定になる

フリーランスは看護師に限らず、毎月の仕事数に増減があるため、収入が異なり、不安定になります。

誰にも雇われない働き方をするフリーランス看護師は、固定給が支払われません。仕事を探すためには営業が必須であり、営業力によって収入が左右されます。

案件獲得数により高収入を得られる可能性もありますが、定期的に仕事が入ってくる保証はなく、仕事が少ない月は収入が少ない可能性もあります。

このような、収入の不安定さを考慮したうえで、日頃から貯蓄しておくことが大切です。

収入が定期的に入ってきてほしいと考える安定志向の人や、収入が少なくて不安になる人は、フリーランスになる前にこのデメリットについてしっかりと考えておきましょう。

すべて自分で管理しなければいけない

フリーランスになると、仕事量や労働時間、体調面の調整などすべてを自己管理しなければいけません。

無理に働きすぎて、体調不良にならないように注意しましょう。

会社員は体調不良で休むと、有給休暇を取得できたり、傷病手当金で収入が保障されます。

一方、フリーランスは休んだ場合、収入がゼロになります。フリーランスが仕事を休んだ時間は収入が入らないため、体調管理を含めた自己管理を徹底しなければいけません。

また、フリーランス看護師が体調不良で急に休んでしまうと、信頼を失い、仕事がなくなる可能性もあります。

会社員は、会社の経理担当が所得税を計算して年末調整をしますが、フリーランスは自分で所得を計算し、確定申告をする必要があります。

自分の体調管理と収入管理を徹底しましょう。

頑張りすぎると自由度が減ってしまう

フリーランスは会社員のような固定給が入らない分、収入を増やそうと仕事を入れすぎると、休む日が減り、自由度がなくなってしまいます。

フリーランスになりたての頃は、多めに仕事を入れてもよいでしょう。

しかし、定期的に仕事が入るようになれば、自分で仕事の量を決めることも大切です。

休日を返上し仕事を増やしすぎると、自由度が減ってしまう点は理解しておきましょう。

責任の重さが増す

フリーランス看護師は、どこの職場にも属さないため、雇用保険に加入できません。体調不良やケガ、トラブルが発生した場合、責任の重さが増します。

会社員は雇用契約が結ばれ、大きなミスが発生した場合には会社が責任を取ります。

しかしフリーランス看護師は、直接雇用されないため、自分の身は自分で守らなければいけません。

体調不良で休んでしまうと、信頼を失い、収入がゼロになる可能性があります。

また業務委託契約先の看護業務で大きなミスをしてしまった場合には責任が問われ、損害賠償請求が発生することも考えられます。

業務上のトラブルに備えるため、「看護賠償責任保険」やフリーランスが入れる保険に加入するのを検討しましょう。

フリーランス看護師になる4つのメリット

収入が不安定になり、すべて自分で管理しないといけないのがフリーランス看護師のデメリットです。

しかし、フリーランス看護師になるメリットもあります。以下の4つのメリットです。

それぞれ解説します。

働く場所や時間、仕事内容を自由に決められる

フリーランス看護師は、組織に属さないため、働く場所や時間、仕事内容をライフスタイルにあわせて自由に決められます。

自分の理想や家庭状況にあわせて、働く場所や時間、仕事内容を選択できるため、プライベートが充実しやすくなります。

平日や休日問わず、休暇や旅行の予定を立てやすいのも、フリーランスの魅力です。

自分の努力次第で高収入が得られる

フリーランス看護師は、自分の努力次第で会社員時代以上の高収入が得られる可能性もあります。

フリーランスは働いた分だけ収入が得られるので、単価が高い案件を増やすと、高収入に期待できるでしょう。

業務委託契約先でスキルが評価されると、単価が高くなったり、常勤看護師よりも高い報酬をもらえたりする可能性もあります。

フリーランス看護師は仕事を選べるのが大きなメリットであり、好条件の案件を選ぶと高い収入に期待できます。

人間関係で悩まなくてもいい

フリーランス看護師は、場所にとらわれない働き方をするため、特定の人間関係に悩まず、ストレスフリーで仕事ができます。

人間関係を割り切って、仕事に集中できるのも、フリーランス看護師のメリットです。

仮に、その職場に苦手な人がいた場合、責任者と相談して契約期間を短くしたり、契約を終了したり調整できます。

フリーランス看護師は場所を固定せず、人間関係を維持する必要がないので、人間関係にストレスを感じやすい人におすすめの働き方です。

得意分野に集中できる

フリーランス看護師は組織にとらわれずに、自分の得意な分野に集中して仕事を選べます。

さまざまな分野にチャレンジできるのもフリーランス看護師の魅力です。主体的にいろいろな分野で仕事内容を選択できます。

たとえば訪問看護を極めたい人は、訪問看護の求人を探したり、在宅ワークをしたい人は医療ライターや監修者の案件を中心に応募したり選択が可能です。

職場を越えて新しい分野に挑戦したい人は、フリーランス看護師として今後の可能性を広げられ、得意分野を見つけて仕事ができるでしょう。

フリーランス看護師に関するよくある質問

フリーランス看護師に関する、よくある質問は以下のとおりです。

順番にお答えします。

フリーランス看護師に向いている人の特徴はありますか?

フリーランス看護師に向いている人は、以下の特徴が挙げられます。

フリーランス看護師に向いている人の特徴
  • 自己管理ができる
  • 看護師経験が豊富
  • 柔軟に対応できる
  • 自主的に勉強できる

会社員時代の看護師と違い、仕事とプライベート両立だけでなく、健康面や経費管理を自分でする必要があります。

看護師経験が豊富な人が、フリーランス看護師になるとどの仕事内容でも重宝されます。

場所によっては規則や人が異なるので、柔軟に対応しなければいけません。組織に属していないため、新しい知識やスキルの情報を自ら入手し、勉強していく必要があります。

フリーランス看護師と派遣看護師の違いは何ですか?

派遣看護師は、派遣会社に登録して、仕事が紹介され雇用契約を結び、契約が終了するまで働きます。

一方フリーランス看護師は、自分で仕事を探して、それぞれで業務委託契約を結んで、契約が終了するまで働きます。

フリーランス看護師は在宅でも仕事ができますか?

家庭状況にあわせて、在宅で働くことも可能です。

看護師資格を活かせる在宅の仕事は、次のような仕事があります。

看護師資格を活かせる在宅の仕事
  • 医療関係記事の執筆業務
  • 電話相談
  • コールセンター業務

肉体労働に不安がある人や、通勤せずに時間を有効に使いたい人におすすめです。

まとめ:フリーランス看護師に転職して自分らしく働こう

フリーランス看護師は、医療機関で常勤看護師として働いていたときより収入が不安定になり、自己管理が必要になります。

しかし、今までの看護師経験を活かし、自己管理を徹底すれば、自分の好きな時間や仕事で高い収入を得ることが可能です。

社会貢献ができ、自分らしく働けるフリーランス看護師は、ますます求められるでしょう。

看護師資格を活かして自分らしく働きたい人は、フリーランス看護師も検討してみてください。

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CAREERUPSTAGE編集部

転職サイトやエージェントは何を選ぶかではなく、『どう使いこなすか』にフォーカスしたWEBメディア。株式会社アシロの転職メディア編集部による、転職エージェントの賢い『使い方』とキャリアアップ実現の方法論を解説。