介護業界で転職を繰り返すのはNG?転職を繰り返す原因やいい職場に転職する方法を解説

津島武志
編集者
CUS編集部
株式会社アシロ
転職サイトやエージェントは何を選ぶかではなく、『どう使いこなすか』にフォーカスしたWEBメディア。株式会社アシロの転職メディア編集部による、転職エージェントの賢い『使い方』とキャリアアップ実現の方法論を解説。
本記事は転職エージェント公式サービス(ビズリーチ・マイナビ・リクルート等)のプロモーションを含みます。
ただし、当サイト内のランキングや商品(商材)の評価は、当社の調査やユーザーの口コミ収集等を考慮して作成しており、提携企業の商品(商材)を根拠なくPRするものではありません。
有料職業紹介許可番号:13-ユ-313782)の厚生労働大臣許可を受けている株式会社アシロが作成しています。

介護職の方で転職について「介護職で転職を繰り返すと印象が悪いかも…転職を繰り返さないためにはどうすればいい?」と悩んでいる方もいるでしょう。

また、転職を繰り返す回数が多くなると採用されにくいのでは?と、不安を持っている方もいるでしょう。

本記事では、介護職が転職を繰り返す原因や、いい職場に転職する方法などを紹介します。介護職が転職するメリットやデメリットについても触れているので、転職回数が多くて不安を感じている方はぜひご覧ください。

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この記事の執筆者
津島武志
津島 武志 氏介護福祉士
現役介護職兼ケアマネージャー。さまざまな介護系メディアでWebライターとしても活動し、多くの検索上位記事を執筆。 ブログ「介護士の転職コンパス」を運営
目次

介護業界で転職を繰り返すのはNG?

介護業界は他業種から転職している方が多く、中には転職を繰り返して入社してくる方もいます。

また介護業界は離職率が高く、職員の入れ替わりが激しい職場もあります。

介護業界で転職を繰り返すのは、必ずしも悪いとは言えません。

重要なのは「以前の職場でどのようなことを学んだのか?」「転職の目的は何なのか?」といったことです。

ここでは転職を繰り返す場合に、転職の回数や理由などが転職活動に与える影響について解説します。

転職活動に影響する転職回数とは

転職を繰り返すといっても、はたして何回転職すると転職活動に影響するのでしょうか。

令和2年に厚生労働省が実施した「雇用の構造に関する実態調査」では、年代別の転職回数は以下のとおりでした。

1回2回3回4回5回
20~24歳69.7%16.9%9.9%1.2%データなし
25~29歳49.3%23.9%17.8%5.9%2.0%
30~34歳27.1%24.9%23.6%14.8%3.5%
35~39歳14.6%22.2%25.0%17.5%8.3%
40~44歳14.6%12.9%20.0%15.4%11.5%
45~49歳13.9%14.1%22.6%17.1%11.7%
50~54歳14.1%18.3%17.5%14.1%11.4%
55~59歳17.9%14.6%17.6%14.9%11.6%
参考:雇用の構造に関する実態調査(就業形態の多様化に関する総合実態調査)|厚生労働省

上記のデータから、年代別に転職の平均回数を割り出すと以下のようになります。

  • 20代:約1~2回
  • 30代:約2~3回
  • 40代:約3~4回
  • 50代:約2~3回

条件によってもばらつきはありますが、自分の所属する年代より多く転職を繰り返しているなら、転職活動に影響を及ぼすかもしれません。

転職回数よりも勤続年数が重要視される

転職を繰り返すことで転職回数が増えてくると、求人に応募しても採用されにくくなるのではと不安に感じる方もいるでしょう。

しかし企業側が重視するのは転職の回数よりも、ひとつの職場でどれくらいの期間働いていたかをチェックします。

5回以上転職を繰り返していても、それぞれの職場で1年以上勤務している実績があれば、採用時に大きなマイナス評価にはならないでしょう。

一方で転職回数は3回でも、前職を数ヶ月で辞めている場合、企業側は採用に対して慎重になる可能性があります。

これまで転職を繰り返している方は、それぞれの職場の在籍期間が短すぎないか確認して転職活動しましょう。

ポジティブな転職理由は好印象につながる

転職を繰り返す場合でも、以下のようなポジティブな転職理由があれば、企業側に好印象を与えられます。

ポジティブな転職理由
  • 将来性のある会社で働きたい
  • 経験の幅を広げてスキルアップしたい
  • 自分の目指す介護と御社の理念が重なった
  • これまでの経験を異なる場所で活かしたい
  • 資格取得をきっかけにキャリアアップしたい

自分の成長や会社への貢献など、ポジティブな言葉を使って転職理由を伝えることで、過去の転職歴よりも今の前向きな姿勢を評価されやすくなります。

転職回数が多くて不安な方は、今の自分を評価してもらえるよう転職でやりたいことを、素直な気持ちで前向きに伝えましょう。

転職を繰り返す原因とは?介護業界の現状を紹介

介護職が転職を繰り返す原因は何でしょう。

以下のような、介護業界の現状とともに考えていきましょう。

それぞれ詳しい内容を解説するので、介護業界の現状を知るきっかけにしてみてください。

慢性的な人手不足に陥っている

介護業界は慢性的な人手不足に陥っています。

厚生労働省が発表したデータによると、2025年には約32万人、2040年には約69万人の介護職が足りなくなります。

【引用元】第8期介護保険事業計画に基づく介護職員の必要数について|厚生労働省

人手不足が続く状況で、介護職一人ひとりの負担も大きいため退職者が増加し、転職を繰り返す状況を作り出しているのかもしれません。

人間関係に悩む人が多い

介護労働安定センターが後悔した「介護労働実態調査」によると、介護関係の仕事を退職した理由は、以下のようなものが多くなっています。

介護関係の仕事を退職した理由割合
職場の人間関係に問題があったため27.5%
法人の理念や運営のあり方に不満があったため22.8%
他に良い仕事・職場があったため19.0%
収入が少なかったため18.6%
自分の将来の見込みが立たなかったため15.0%
【参考記事】令和4年度介護労働実態調査|介護労働安定センター

介護職の多くは職場の人間関係に悩み退職しており、転職を繰り返すひとつの要因と言えるでしょう。

心身の負担が大きい

介護職は「感情労働」と言われており、心身の負担が大きい仕事です。

感情労働とは、ご利用者の精神状態を正常に保つために、自分自身の感情をコントロールする必要がある労働のことです。

たとえば、認知症のご利用者が何度も「トイレに行きたい」と言う場合でも「今行ったばかりなのにまた行くの?」という苛立ちを抑え、その都度丁寧に対応しなければいけません。

介護職は肉体労働と思われがちですが、肉体と同様に精神にも大きな負担がかかる仕事です。

全産業の平均と比べると給料が低い

介護士の給料は、全産業の平均と比べると低いのが現状です。

厚生労働省の調査によると、介護士の平均給与(月給)は以下のとおりです。

月給制の場合
雇用形態平均月給平均年収
常勤317,540円約380万円
非常勤209,540円約250万円
【参考記事】令和4年度介護従事者処遇状況等調査結果|厚生労働省

国税庁のデータを参考にすると、全産業の平均給与(年収)は467万円で、介護職よりもおよそ100万円の差があります。

自分が希望する年収が、介護職でも実現可能か考えた上で転職を検討しましょう。

【参考記事】平均給与|国税庁

施設によって待遇や環境面の差が激しい

介護職の待遇は、施設を運営する法人や介護施設によって異なります。

たとえば、同じ施設形態でも運営する法人が異なると、以下のような待遇の差が生じます。

A施設(特別養護老人ホーム)B施設(特別養護老人ホーム)
月給:25万円
残業:月に10時間ほど
年間休日:112日
有給取得率:90%以上
人間関係:良好
月給:22万円
残業:月に30時間ほど(サービス残業あり)
年間休日:107日
有給取得率:50%ほど
人間関係:ハラスメント事例あり

このように同じ特別養護老人ホームでも、運営する法人や働く職員によって、待遇や環境は異なります。

働きやすい職場があるのは間違いありませんが、同時に待遇や環境がよくない職場もあるため、職場選びは慎重に行いましょう。

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介護業界で転職を繰り返す人の特徴

転職を繰り返す介護業界の人の特徴についても見ていきましょう。

転職を繰り返す原因は、介護業界や職場以外にも、自分自身の価値観や行動の中にある場合があります。

転職を繰り返してしまう方は、自分を客観視するきっかけにしてみてください。

職場との相性をすぐに判断している

転職をしてから新しい職場に慣れるまでは、個人差はあるものの少なくとも1ヶ月くらいはかかるでしょう。

転職を繰り返してしまう方の場合、数日働いただけで「この職場とは合わない」と判断している可能性があります。

介護職は心身の負担が大きい仕事のため、慣れるまではかなりストレスが溜まります。

ただし人間は慣れてしまえば、キツいと感じていたことも楽になるものです。

職場との相性や仕事のキツさは、数日で判断するのは難しいため、最低でも1ヶ月ほど働いてみて続けるか考えましょう。

条件だけで職場を評価している

給料や福利厚生などの条件だけで職場を評価してしまうと、希望条件に達してしない時点で職場への評価は下がります。

そこから不満につながり、辞めたいと思うようになる恐れがあるでしょう。

条件以外にも働きやすさや良好な人間関係など、職場を評価できる部分はあります。

すべてにおいて理想的な職場に出会える確率は低いため、自分が何を優先するのか把握することも大切です。

給料をはじめとした条件面を優先する場合でも、人間関係やキャリアアップ制度などを見て、長く安心して働ける環境であるか見極めましょう。

コミュニケーションが得意ではない

介護の仕事は対人援助サービスのため、ご利用者とのコミュニケーションが主な業務です。

そのためコミュニケーションが得意ではない方は、介護の仕事に対して苦手意識が生まれ、転職を繰り返すケースに陥るかもしれません。

介護サービスはご利用者以外にも、同僚の介護職や他職種の看護師や相談員など、さまざまな人との関わりで成り立っています。

そもそもコミュニケーションが得意ではない場合、介護職に向いていない可能性があるため、他の仕事を検討してみてもいいでしょう。

【関連記事】介護職から離れたい!転職理由や対処法・転職すべき人の特徴とは?

将来のことを考えすぎている

転職したばかりのときは仕事に慣れていないため、ストレスが溜まりやすく不安な気持ちになりがちです。

そんなときに「この職場で働いていて大丈夫だろうか?」「自分は介護職をこのまま続けるべきか?」など将来への不安を感じるかもしれません。

ただあまり将来のことばかり考えすぎると、現状に対して不満が生まれる恐れがあり、すぐに転職するケースにつながる可能性があります。

誰もが職場の将来性や自分のキャリアなどに不安を感じるものです。

しかし、先のことをいくら考えても明確な答えは出ません。まずは目の前の仕事を一生懸命することで、未来への可能性を広げましょう。

自己分析できていない

転職を繰り返す方は、自己分析ができていないかもしれません。

自己分析が不十分だと、そもそも介護職に向いていない可能性があります。

介護職をはじめる場合は、以下のような問いに対して、客観的に自分を分析することが大切です。

  • 自分は介護職に向いているのか?
  • どのような介護施設が向いているのか?
  • 仕事に対して何を求めているのか?

自己分析は、自分に合った仕事や職場を見つける効果的な方法です。

介護業界で転職する5つのメリット

転職を繰り返すのはマイナスな面もありますが、転職自体はさまざまなメリットがあります。

介護職が転職するメリットは、主に以下の5つです。

それぞれの詳しい内容を見ていきましょう。

経験やスキルを増やせる

転職は新しい職場でまた一から仕事を覚えたり一般社員からやり直したりといったことが必要になるため、マイナスなイメージを持つ方もいるでしょう。

しかし介護職の場合は、転職によってさまざまな介護施設で経験を積めるため、スキルアップにつながります。

同じ介護の仕事でも法人によって理念や方向性が異なるため、介護に対する価値観が広がるというメリットもあります。

給料アップの可能性がある

介護業界は、介護施設によって給与に差があります。

たとえば以下のような同じ有料老人ホームでも、運営法人によって、給与形態が異なります。

A施設(有料老人ホーム)B施設(有料老人ホーム)
基本給:18万円
資格手当:5千円(介護福祉士)
住宅手当:1万円(世帯主の場合)
家族手当:1万円(扶養家族1人につき)
夜勤手当:5千円(1回)
基本給:20万円
資格手当:1万円(介護福祉士)
住宅手当:2万円(世帯主の場合)
家族手当:3万円(扶養家族1人につき)
夜勤手当:8千円(1回)

A施設は、夜勤4回する場合の平均給与が22万5千円ほどに対して、B施設は同じように夜勤4回した場合でも、平均給与は29万2千円ほどです。

給与がいい職場に出会う方法は、本記事の「介護職がいい職場に出会う方法5ステップ」を参考にしてください。

キャリアアップにつながる

有資格者でさまざまな施設で経験のある介護職は、転職によるキャリアアップが可能です。

とくに国家資格である介護福祉士を持っている方であれば、転職先で介護リーダーや管理者候補として採用される可能性もあります。

現在の職場でキャリアアップできないわけではありませんが、法人の運営施設が少なく、すでにリーダー職や管理職の椅子が埋まっている場合、椅子が空かない限り昇格は難しいでしょう。

転職で運営施設の多い大手法人に採用されれば、働き方の選択肢も増え、キャリアアップの可能性も広がるでしょう。

人間関係をリセットできる

人間関係に対する不満は、常に介護職の転職理由の上位にあります。

人間関係のストレスを抱えたまま仕事を続けると、心身の不調につながる恐れがあるため、適切に対処することが大切です。

転職は現職の人間関係をリセットできるため、人間関係に悩んでいる方は転職するのが効果的な解決方法です。

新しい職場が必ずしも人間関係のいい職場とは限りません。

人間関係は求人情報だけでは判断しにくいため、転職エージェントの活用し丁寧にリサーチしながら、慎重に転職先を決めましょう。

マンネリ化を解消できる

同じ職場で長く働くことでキャリアアップしたり、仕事に余裕ができたりすることは介護職にとってはプラスです。

しかし、仕事がマンネリ化して「刺激がない」「仕事がつまらない」といったマイナスな感情につながるケースもあります。

転職は新たな刺激を受けるいい機会ですし、あらためて介護の仕事を見つめなおすきっかけにもなります。

今の職場の在籍期間が長く、仕事がマンネリ化していると感じている場合は、転職によって環境を変えるのもいいでしょう。給与アップやキャリアアップだけでなく、モチベーションアップにも効果的です。

介護業界で転職を繰り返す3つのデメリット

一方、介護職が転職を繰り返してしまうと、以下のようなデメリットが発生します。

今後、介護業界で転職を考える際の参考にしてください。

短期間での転職は採用されにくくなる

転職を繰り返す場合、数ヶ月といった短期間で転職していると、新しい職場に採用されにくくなるかもしれません。

短期間で転職を繰り返していると「採用してもすぐに辞めるのではないか?」という、企業側の不安につながります。

同じ転職回数でも、以下2つのケースによって、新しい職場に与える印象は異なります。

短期間で転職した場合1年以上勤務した場合の転職
A施設:在籍3ヶ月で1回目の転職
B施設:在籍6ヶ月で2回目の転職
C施設:在籍10ヶ月で3回目の転職
D施設:在籍1年で1回目の転職
E施設:在籍2年で1回目の転職
F施設:在籍3年で1回目の転職

短期間で転職を繰り返している場合は、今の自分を評価してもらえるよう「キャリアアップしたい」「法人の理念に共感し貢献したい」など、ポジティブな応募動機を伝えましょう。

退職理由によっては同地域内での転職が難しくなる

人間関係でトラブルを起こしたり、職場の方針に反発したりといったことが原因で退職した場合は、同じ地域での転職を難しくなるかもしれません。

なぜなら、同じ系列の施設が多い場合に、退職者のマイナスな情報が出回っている可能性があります。何度も転職を繰り返している場合は、施設側から警戒される恐れもあります。

ポジティブな退職理由であれば、転職に悪い影響を与える可能性は低いため、職場とはいい関係を保ち円満退職を心がけましょう。

転職に気を取られて落ち着かない

短期間で転職を繰り返していると、転職にばかり気を取られて落ち着かないというデメリットがあります。

転職活動がストレスにつながり、仕事に集中できずミスにつながる恐れもあるでしょう。

今の職場に不満があり転職活動するのは悪いことではありませんが、合わなければすぐに転職すればいいという考えは危険です。

長く安心して働ける職場を見つけるためにも、時間をかけて職場をリサーチしたり、転職エージェントを活用したりしましょう。

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介護業界で転職を繰り返さないために大切なこと

介護職が転職を繰り返さないために大切なことは、以下の5つです。

介護職への転職で後悔しないために大切なことについては、以下の記事で紹介しているのであわせてご覧ください。

【関連記事】介護職への転職で後悔しないために大切なこと5選|おすすめの転職方法も紹介

転職の目的を明確にする

転職をする際は、以下のような問いに対して、明確に答えられるようにしておきましょう。

  • 転職の目的は何か?
  • 介護職としてのキャリアプランは?
  • 新しい職場でやりたいことは?

転職を成功させるためには、「今よりも待遇のいい職場で働きたい」「収入は下がっても残業が少なく有休が取りやすい職場がいい」など、転職の目的や優先する条件をあらためて確認しておくことが大切です。

目的を考える段階で今の職場の良さに気づき、転職を思い留まることもあるかもしれません。

介護未経験の場合は介護の仕事について知る

これから介護職に転職する場合は、介護の仕事について事前に調べておきましょう。

仕事内容や働き方などを知っていく中で、なんとなく自分に合っているかどうかわかることもあります。

たとえば、人と接することが好きな方であれば、ご利用者やご家族、さまざまな職種の方とかかわる介護職は向いているかもしれません。

逆に土日祝日は必ず休みたい方の場合は、シフト制で土日祝日も関係なく出勤する介護職は向いていない可能性があります。

介護の仕事については、以下の記事で詳しく解説しているので、あわせてご覧ください。

【関連記事】介護の仕事はきつい?やりがいやメリット・仕事がきついと感じたときの対処法を紹介

他人の力を借りて転職活動する

転職する場合は、自分のひとりの力だけで転職活動するよりも、以下のような他人の力を借りるほうが、いい職場に出会える確率は上がります。

  • 家族や同僚に相談する
  • 知人の職場を紹介してもらう
  • 転職エージェントを活用する

他人に相談することで、転職の目的が明確になることもあるでしょう。

転職エージェントを活用すれば、自分の希望条件にあった職場を紹介してもらえるかもしれません。

介護職が自分以外の力を借りて転職する方法は、「介護職がいい職場に出会う方法5ステップ」でも紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

2つ以上の介護施設に応募する

転職をする際は、できるだけ2つ以上の介護施設に応募するのがおすすめです。

なぜなら求人内容を見ていいと思った職場でも、実際に面接や見学をすることで、自分には合っていないかもしれないと思う可能性もあります。

複数の求人に応募しておけば、それぞれの施設の待遇や特徴を比較できるため、自分に合った職場を考える参考になるでしょう。

また応募した職場に必ず採用されるとは限らないため、複数の求人に応募し採用される確率を上げることも大切です。

余裕を持って転職先を選ぶ

転職自体は取り消しができないためリスクはありますが、転職活動自体はいくらしてもリスクはありません。

そのため転職を考えている方は、転職活動を早めに始めて余裕を持って転職先を探しましょう。

求人の数や種類は時期によって異なり、ボーナス支給の翌月や年度末などに転職市場は活発になります。

転職の目的や希望条件などは時間をかけて確認し、求人の数が増える時期に効果的な転職ができるよう余裕を持って準備していきましょう。

介護業界でいい職場に出会う方法5ステップ

介護職がいい職場に出会うための方法は、以下の手順が効果的です。

それぞれ具体的に何をすればいいか見ていきましょう。

自分で求人検索をする

まずは自分で求人を検索しましょう。

おすすめの方法は、以下のようなネット上にある介護職専門の転職サイトを活用することです。

介護に特化した転職サイトなので、介護職の求人数が豊富で、全国にあるさまざまな介護職の求人を条件付きで検索できます。

登録しておけば企業側から声がかかる「スカウト制度」が利用可能で、介護経験者や有資格者の場合は、条件のいい職場からオファーが来るかもしれません。

転職エージェントに求人を紹介してもらう

転職サイトで求人を検索するだけでなく、介護職に特化した転職エージェントを使うことで、より好条件な求人に出会える確率が上がるでしょう。

転職エージェントは求人の紹介以外にも、面接対策や面接同行、条件交渉などの転職サポートをしてくれます。

自分で検索するだけでは見つけられない「非公開求人」も取り扱っているため、より多くの求人から選択したい場合は転職エージェントを活用しましょう。

介護職におすすめの転職エージェントは、以下の記事で紹介しているので参考にしてください。

関連記事:介護士におすすめの転職サイト15選を徹底比較!失敗しない選び方も解説

入念に職場調査を行う

転職先を選ぶ際は、入念に職場に関する情報収集をしましょう。

職場調査では以下のような方法がおすすめです。

情報収集の方法
  • 求人情報を注意深く見る
  • ホームページをチェックする
  • 面接時に職場見学をさせてもらう
  • 転職エージェントの担当者に聞く

求人情報を注意深く見ることで、給与や福利厚生などの詳しい情報が見えてくるかもしれません。

条件面の記載が乏しい求人は、待遇面が悪い可能性もあるため、詳細を聞いてから応募しましょう。

そのほか職場見学で雰囲気を感じたり、転職エージェントの担当者から人間関係や働きやすさなどの内部情報を教えてもらったりするのも効果的です。

複数の求人に応募する

「介護職が転職を繰り返さないために大切なこと」でもお伝えしたように、転職する際は複数の求人に応募したほうがいいでしょう。

求人内容だけ見ていい職場だと思っても、実際に面接や施設見学をすると、予想していた職場と違う可能性もあります。

複数の求人に応募すると、それだけ履歴書の書く負担や面接回数が増えますが、転職を成功させるためには必要な試みです。

複数の求人応募は、自分に合った職場と出会う確率を上げるだけでなく、給与や休日など転職先の条件を比較する上でも効果的です。

面接や施設見学を通じていい職場を見極める

実際に面接や施設見学をする際は、以下のような点をチェックして、いい職場を見極めましょう。

  • 清掃は行き届いているか
  • 職員から積極的な挨拶はあるか
  • ご利用者は穏やかな表情をしているか
  • 面接官が丁寧に受け答えしているか
  • 待遇面に関する詳しい説明はあるか

清掃が行き届いており職員が笑顔で挨拶してくれる職場は、働きやすい職場である可能性が高いでしょう。ご利用者の表情も、職場の雰囲気を見極めるためには重要なポイントです。

面接官が高圧的で待遇面に関する説明が乏しい場合は、職員のことを大切にしていない可能性があるので注意しましょう。

転職を繰り返す介護職の方は転職方法を見直そう!

介護職が転職をすること自体はマイナスではなく、さまざまなメリットがあります。

しかし、短期間で転職を繰り返すことや、すぐに職場が合わないと判断して転職を検討することは、転職活動に悪い影響を与えるかもしれません。

自分が希望する職場に転職できれば、すぐに辞めたいと思うことも少なくなるでしょう。

転職を繰り返す介護職の方は転職方法を見直し、長く働けるいい職場に出会うために大切なことを、本記事を参考に見つけてみてください。

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・丁寧に応対いただき、希望の条件にぴったりの求人を紹介してもらえました。
・自分の資格でどの程度の賃金が支払われるのかが聞けて、話をするだけでもとても参考になりました。

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・他のサイトよりも求人数が多く感じました。条件を絞っても、選択肢が多かったので自分に合ったところを選ぶことができました。
・人材コンサルタントは介護資格保有者もしくは介護現場で働いたことがある方で信頼できました。

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・求人数の多さが圧倒的で首都圏を中心とした求人を多く取り扱っているところが良いです。
・とにかく電話連絡が多かったですし、時間帯関係なくかかってきたので、そこはとても気になってしまいました。

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転職サイトやエージェントは何を選ぶかではなく、『どう使いこなすか』にフォーカスしたWEBメディア。株式会社アシロの転職メディア編集部による、転職エージェントの賢い『使い方』とキャリアアップ実現の方法論を解説。