臨床検査技師の年収は?給与相場や年収アップの方法を解説

編集者
CUS編集部
株式会社アシロ
転職サイトやエージェントは何を選ぶかではなく、『どう使いこなすか』にフォーカスしたWEBメディア。株式会社アシロの転職メディア編集部による、転職エージェントの賢い『使い方』とキャリアアップ実現の方法論を解説。
本記事は転職エージェント公式サービス(ビズリーチ・マイナビ・リクルート等)のプロモーションを含みます。
ただし、当サイト内のランキングや商品(商材)の評価は、当社の調査やユーザーの口コミ収集等を考慮して作成しており、提携企業の商品(商材)を根拠なくPRするものではありません。

臨床検査技師は、医療に関連する検査を主におこなう職業で、検査には血液や尿などを検査する「検体検査(生化学検査)」と機械を使用して心電図や脳波などを調べる「生理機能検査(生体検査)」の2種類があります。

世間ではあまり知られていない職業かもしれませんが、臨床検査技師は患者の疾患の早期発見や患者の治療方針決定に寄与するなど、医療において重要な役割を担っています。

近年は医療の高度化や複雑化によって、医師や看護師など複数名が連携する「チーム医療」が推進されていますが、その中で臨床検査技師も必要不可欠な存在といえるでしょう。

この記事では、臨床検査技師の平均年収はどのくらいなのか、臨床検査技師が年収を上げるためにはどういった方法があるのか解説しながら、臨床検査技師の就職先やおすすめの転職エージェント、臨床検査技師の転職で失敗しないためのポイントについてご紹介します。

検査技士におすすめの転職サイト3選
サイト名 評価 強み
検査技士人材バンク

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レバウェル医療技士

4.5

電話・LINEで連絡で相談可能!給与交渉などのサービスもアリ。
マイナビコメディカル

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目次

臨床検査技師の平均年収

まずは臨床検査技師の平均年収について見ていきましょう。

厚生労働省の「令和4年賃金構造基本統計調査によると、臨床検査技師の平均年収は509万円で、過去10年間で最高額となっています。平均月収は35万円、平均賞与は90万円ほどで、2013年の平均年収は453万円だったことから、臨床検査技師の年収は増加傾向にあるといえます。

同じ調査で日本全国の平均年収は445万円よりも約60万円上回っており、年収の高い職業と言っていいでしょう。

年収の上昇や男女差

臨床検査技師の年収の上昇率や男女差はどうなっているのでしょうか。

臨床検査技師は30代前半までは給与が少なく、年収が上昇しにくいため、あまり年収は高くないと言えます。30代半ばからは年収の上がり幅が大きく年功序列で給与が増えていくため、長期間勤務するほど年収が上がっていきます。

男女別の平均年収を見ると、男性は561万円で女性は482万円と大きな開きがあることがわかります。女性の場合、産休や育休、時短勤務を利用する方もいるため、昇給が遅れて年収が低くなりやすいようです。

ただし、日本の女性の平均収入は約300万円であり、全国平均と比較すると女性の臨床検査技師の平均年収は高水準と言えるでしょう。

就職先による違い

大学病院や国立病院など、規模の大きい病院では給与や福利厚生が充実しているところが多く、年収も高くなりやすいようです。

病院によっては夜勤や当直が発生するため、高収入を狙う方におすすめです。

また、大手の医療機器メーカーなど企業に勤める場合も、大企業になるほど年収は高くなる傾向にあります。

対して小規模の病院やクリニックでは、大規模の病院やメーカーと比べると男女ともに年収が低いケースが多いようです。

他の医療職との比較

臨床検査技師を目指す方の中には、他の医療職の年収が気になるという方も多いでしょう。

臨床検査技師の年収は、薬剤師(平均年収583万円)や診療放射線技師(平均年収544万円)に比べると低いものの、医療関係職の中では比較的高い年収となっています。

近年臨床検査技師の年収が上がっており、今や看護師(平均年収508万円)と同じ水準になりました。

臨床検査技師が年収を上げるためには

臨床検査技師の平均年収は509万円ですが、さらに年収を上げるためにはどうすればよいのでしょうか。

ここからは、臨床検査技師が年収を上げるための方法を3つご紹介します。

資格やスキルを身につける

まずは資格やスキルを身につけることです。

臨床検査技師になるには国家試験に合格する必要がありますが、そのほかにもさまざまな資格を取得することで年収アップが見込めます。

臨床検査技師の職務に関連した資格には、どのようなものがあるのか見ていきましょう。

一級・二級検査士

一級・二級検査士は臨床検査技師の上級資格で、分野ごとに細分化されており、1回の試験で微生物学、病理学、臨床化学、血液学、免疫血清学、循環生理学、神経生理学、呼吸生理学の中から1科目のみ受験可能です。

一級検査士では二級検査士に必要な知識に加えて、実務経験や教育歴も問われます。

細胞検査士

細胞検査士は医師が採取した人体の細胞を顕微鏡で観察し、がん細胞などの異常細胞を早期に発見することを目的とする職業です。臨床検査技師の資格を有していれば受験可能です。

日本人のがん罹患率が高いことやがん検診において細胞検査は非常に重要な役割を担うため、今後細胞検査士の需要はますます増えるでしょう。

超音波検査士

臨床検査技師は超音波検査士の資格がなくても検査をおこなうことができますが、最近ではより高度なスキルを求められるようになり、超音波検査士の資格が必要な求人も増加傾向にあります。

超音波検査士の資格は7領域に分かれていますが、1回の試験で受験できるのは一つのみで、資格取得後も5年後との更新が必要なため、日々の研鑽が必須な資格といえるでしょう。

認定輸血検査技師

臨床検査技師の中には普段輸血検査に携わらない方も多いですが、当直や休日出勤などで輸血検査を実施しなければならないケースがあります。

輸血検査は患者の生死に直結するため、認定輸血検査技師の資格を取得することで、確かな知識と技術を持って輸血検査をおこなえるようになります。

緊急臨床検査士

緊急臨床検査士は、緊急時の検査に迅速かつ的確に対応できる臨床検査技師であることを認定する資格です。

緊急臨床検査技師には全ての分野の幅広い知識や技術が求められ、当直や休日出勤など1人で全ての検査を行わなければいけない場合に役立つ資格といえるでしょう。

管理職になる

臨床検査技師が年収を上げるためには、管理職のポストに就く方法もあります。医療機関に勤務する場合は検査室の室長や技師長、メーカーであれば部長職などが管理職に当たり、早い方で30代で管理職に就くことが可能です。

管理職になるためには、臨床検査技師としての経験や実績はもちろん、指導能力やチーム全体を動かす管理能力も求められます。

転職する

臨床検査技師は規模の大きな病院や企業で働くほど年収が高くなる傾向にあります。そのため、転職でそういった職場に転職するのも年収アップへの近道です。

ただし、好待遇・好条件の求人は臨床検査技師としての十分な経験や複数の資格が必要な場合が多いため、現職場でキャリアを積みながら転職活動をおこなうと良いでしょう。

臨床検査技師におすすめの転職エージェント・転職サイト

ここからは、臨床検査技師の転職におすすめの転職エージェント・転職サイト10選をご紹介します。

レバウェル医療技師

レバウェル医療技師

レバウェル医療技師は、臨床検査技師、放射線技師、臨床工学技士などの医療職に強い転職エージェントです。業界に詳しい専門アドバイザーに応募から入職まで手厚くサポートしてもらえるため、臨床検査技師として働きながら転職活動をおこなう方にもおすすめです。

レバウェル医療技師では求人募集をする企業や病院へ訪問し、職場の雰囲気や人間関係などの内部事情の調査もおこなっているため、アドバイザーからリアルな職場事情を聞くことができます。そのため、入職後のミスマッチを防いで納得のいく転職ができるでしょう。

エージェントとは電話のほかLINEでも連絡を取ることができるため、仕事が忙しい方も簡単に連絡を取れるのもうれしいですね。

【基本情報】
運営会社 レバレジーズメディカルケア株式会社
公開求人数 非公開
公式サイト https://iryogishi-oshigoto.jp/

KJB検査技師人材バンク

KJB検査技師人材バンク

KJB検査技師人材バンクは臨床検査技師専門の転職サイトで、臨床検査技師への転職を考える方に特におすすめです。

介護・医療業界に特化した会社が運営しており、登録は約60秒で完了するため、自分で仕事を探す時間のない方でも希望に合った求人を紹介してもらえるでしょう。

会員登録後は全国の非公開求人も見ることができ、面接対策や書類作成などサポートも充実しているので、転職を考えている方は登録しておくとよいでしょう。

【基本情報】
運営会社 株式会社エス・エム・エス
公開求人数 公開求人数:約4,000件
公式サイト https://www.jinzaibank.com/mejb
2023年11月時点

臨床検査技師JOB

臨床検査技師job

臨床検査技師JOBは、10年間の実績がある臨床検査技師特化型の転職エージェントで、年1,000名以上の検査技師からの相談を受けています。

国家資格である「キャリアコンサルタント」を取得しているコンサルタントが在籍し、LINEで気軽に連絡を取り合うことができるほか、履歴書や職務経歴書の作成も簡単におこなえるのが特徴です。

求人情報は毎日更新されるため、豊富な求人情報とコンサルタントのアドバイスで転職活動を優位に進めることができます。

【基本情報】
運営会社 株式会社 SEプラス
公開求人数 公開求人数:約2,000件
公式サイト https://mtjob.jp/
2023年11月時点

マイナビコメディカル

マイナビコメディカル

マイナビコメディカルは、人材紹介業大手のマイナビが運営する医療系の転職エージェントです。

臨床検査技師のほか、臨床工学技士、理学療法士、作業療法士、診療放射線技師などさまざまな医療職の求人を扱っており、30,000件超と豊富な求人数を誇ります。全国の求人を扱っているので、自分の希望勤務地での募集があるか、一度検索してみると良いでしょう。

それぞれの業界に詳しいキャリアアドバイザーが、求人紹介から書類作成、面接、内定まで転職活動を手厚くサポートしてくれるのもうれしいポイントです。

【基本情報】
運営会社 株式会社マイナビ
公開求人数 公開求人数:約2,000
臨床検査技師求人のみ)
公式サイト https://co-medical.mynavi.jp/
2023年11月時点

メディコ

メディコエージェント

メディコエージェントは、医療業界に特化した転職エージェントです。

運営会社は医療現場で働く方の口コミを集めた口コミサイト「メディコ」を運営しており、メディコで集めた約10万件の口コミを参考に求人紹介をおこなっています。

会員登録をすると職場の人間関係や内部事情、職場の雰囲気など病院の口コミや評価など、求人票では見えないリアルな口コミを事前に確認できるのが特徴です。

【基本情報】
運営会社 株式会社WILLCO
公開求人数 公開求人数:約3,000
臨床検査技師求人のみ)
公式サイト https://medi-co.jp/contents/agent_service

ジョブメドレー

ジョブメドレー

ジョブメドレーは、日本最大級の医療介護系転職サイトで、全国40万件以上の事業所の求人を扱っています。

病院だけではなく介護系、美容系などさまざまな職種の求人が掲載されており、転職先を決めかねている方はこちらががおすすめです。

求職者のプロフィールを見た事業所から直接スカウトが届く「スカウト機能」もあり、自ら求人を探す手間が省けると好評です。

【基本情報】
運営会社 株式会社メドレー
公開求人数 公開求人数:約1,000
臨床検査技師求人のみ)
公式サイト https://job-medley.com/

MED+Fit(メドフィット)

MED×Fit(メドフィット)

MED+Fitとは、臨床検査技師や薬剤師など医療業界の転職に強い転職サイトで、首都圏の病院やクリニックの求人を多く扱っています。

専門のキャリアアドバイザーが書類添削や面接指導してくれるだけでなく、面接への同行もおこなってくれるので、丁寧なサポートを求める方におすすめです。

アドバイザーは職場の内部事情を教えてくれたり、入職後の継続的なフォローもおこなってくれたりするので初めての転職活動にもおすすめです。

【基本情報】
運営会社 株式会社Genten Links
(ゲンテンリンクス)
公開求人数 公開求人数:約1,000
臨床検査技師求人のみ)
公式サイト https://medfit.co.jp/
2023年11月時点

GUPPY(グッピー)

guppy

GUPPYは、2000年にスタートした医療、歯科、介護に特化した老舗の求人サイトです。業界での知名度が高いため求人数が多く、登録するとスカウトサービスや適性診断も受けられるのが特徴です。

GUPPYでは会員登録なしでも求人を閲覧できますが、登録後は病院や企業に匿名で問い合せができたり、無料の適性診断も利用できたりさまざまなメリットがあります。

自分にはどのような仕事が合っているのか知りたい方や、まずは情報収集したいという方は登録しておくと良いでしょう。

【基本情報】
運営会社 株式会社グッピーズ
公開求人数 公開求人数:約1,000
臨床検査技師求人のみ)
公式サイト https://www.guppy.jp/
2023年11月時点

doda

doda

dodaの特徴
  • 圧倒的な求人数
  • 顧客満足度No.1を獲得
  • 直接応募も可能

 

dodaは、圧倒的な求人数と顧客満足度の高さが特徴の転職エージェントです。

 

保有求人は公開・非公開合わせて20万件超(※1)と多数で、キャリアカウンセリングを受けられる拠点は全国に12ヵ所あり、大手エージェントの中でも有数の規模を誇ります。

 

また、顧客満足度ランキングで1位(※2)を獲得した実績もあり、手厚いサポートと質の高い求人紹介に期待できるでしょう。

 

dodaでは、転職エージェントを介した応募のほか、気になる求人に自分で直接応募できる機能も備えられています。さらに、企業から直接スカウトが届くサービスもあり、自分に合った方法で転職活動を進められるのも魅力です。

 

(※1)2023年3月時点の求人数
(※2)2023年オリコン顧客満足度調査 「転職エージェント 20代」で1位

 

サービス名 doda
運営会社 パーソルキャリア株式会社
公開求人数 239,252件(※3)
非公開求人数 38,315件(※3)
おすすめポイント
  • 多くの求人の中から選べる
  • 自分のペースで転職活動を進められる
  • 徹底してサポートしてもらえる
対応地域
東京、名古屋、大阪、福岡など全国
公式サイト
(※3)2024年2月時点

 

【dodaの口コミ・評判】

初めての転職におすすめ
初めての転職で使用しました。最初はdodaさんではないところを使っていたのですが求人が最初来たきり紹介がなく他も利用しようと思いdodaさんを登録。エージェントも登録し担当についてくれた方がとても熱心でした。コロナ禍で書類通過率はかなり悪かったですが絶えず求人紹介を頂けましたし、転職活動を進めるにつれ書類通過率も上がってきました。他サイトの口コミなどであるように専門性には欠けるかもしれませんが初めてで右も左も分からない方にはおすすめです。在職中で忙しい人もlineでやりとりできますし、職務経歴書や志望動機などもざっくりした文章でも添削と調整をしてくれてサポートはかなり手厚いです。

引用元:doda/デューダの口コミ・評判

こちらの不安や要望に適した丁寧な対応に満足でした
印象的なテレビCMのキャッチコピーに背中を押されて、登録をしました。
担当の方は、とても穏やかで丁寧な対応をしてくださいました。
求人情報に関しても、こちらの要望に沿うように、繰り返し複数求人をご紹介くださいました。
また、私が職選びや面接や転職後のことで抱える不安や疑問にも一つ一つ答えて下さり、大変心強かったのが印象的でした。レスポンスに関しては、まれに時間がかかることもありましたが、全体的に満足しています。
おかげさまで無事に転職もでき、最後まで面倒を見てくださった担当者様には大変感謝しております。

引用元:doda/デューダの口コミ・評判

 

 

リクルートエージェント

リクルートエージェント
リクルートエージェントの特徴
  • 転職支援実績NO.1の転職エージェント(※)
  • キャリアアドバイザーの提案力に定評がある
  • 公開・非公開を合わせて約70万件以上の求人を保有

 

『リクルートエージェント』は、転職支援実績NO.1の転職エージェント(※)です。
※2022年6月時点、厚生労働省「人材サービス総合サイト」における有料職業紹介事業者のうち無期雇用および 4ヵ月以上の有期雇用の合計人数(リクルート集計)

 

リクルートエージェントの注目すべき特徴は「キャリアアドバイザーの提案力に定評がある」点でしょう。

 

あなたの気づいていない価値を見つけ出し、活かせる転職先を紹介してくれ、採用担当者にあなたのことを売り込んだり、入社後の条件を交渉したりすることを得意としています。

 

サポート力には定評があるため、「自分自身を売り込むのが苦手」「年収などの条件交渉を代行してもらいたい」といった人におすすめです。

 

サービス名 リクルートエージェント
運営会社 株式会社リクルート
公開求人数 364,283件
非公開求人数 225,664件
おすすめポイント
  • 求人数の多さが売り
  • 質の高いキャリアアドバイザーがトータルサポート
  • 多くの転職者が給料アップを実現
対応地域
東京、名古屋、大阪、福岡など全国/海外
公式サイト
※求人数は2024年2月現在

 

【リクルートエージェントの口コミ・評判】

模擬面接を通して「何をメインに伝えたらよいか」「企業側はどういう考えか」など、本番の面接で役に立ったことを学べました。

引用元:ご利用者の声|リクルートエージェント

職務経歴書の添削を丁寧にしていただき、各企業に精通した担当者からのアドバイスが、とても参考になりました。

引用元:ご利用者の声|リクルートエージェント

 

臨床検査技師への転職で失敗しないための4つのポイント

転職を考えている方は、今よりもより良い職場で働きたいという方がほとんどでしょう。臨床検査技師への転職で失敗しないためには、どういった点に気を付ければ良いのでしょうか。

転職の目的を明確にする

転職を始めるにあたって最も大事なのが、転職の目的です。「転職してどのような仕事をしたいのか」、「どういった働き方がしたいのか」、「なぜ転職したいのか」を明確にしておきましょう。

転職の動機や目的があいまいだと、転職に失敗してしまう可能性が高くなります。

「今より収入をアップしたい」「当直や休日勤務の少ない職場で働きたい」など、自分の転職目的を明確にしておきましょう。

条件の優先順位を設定する

転職では、さまざまな条件のうち何を優先するのか考える必要があります。全て自分の理想通りという職場はなかなか見つかりません。

収入や労働環境、通勤場所、就業形態などの条件の中から、「これだけは譲れない」というものを設定しておくと求人が見つかりやすくなります。

複数の転職サイトに登録する

転職サイトは大手のものから業界特化型までさまざまなサービスがあります。登録すると非公開求人情報を紹介してもらえるものや、書類添削、面接指導などが受けられるものなど、サービスの内容はそれぞれ異なるため、複数の転職サイトに登録するのがおすすめです。

複数のサイトに登録することで、コンサルタントや求人を比較できるほか、見つかる求人の数も多くなるため、総合型転職エージェントに加えて業界特化型転職エージェントなど23つ登録しておくと良いでしょう。

資格を取得する

臨床検査技師が転職するにあたって重要なのが資格の有無です。求人によっては特定の資格がないと応募できないものもあるため、資格を取得しておくと良いでしょう。

働きながら資格を取得するのは大変かもしれませんが、資格を持っていると即戦力として採用されやすくなり、有利に転職活動を進められるでしょう。

臨床検査技師の仕事内容

臨床検査技師の仕事には、大きく分けて「検体検査(生化学検査)」と「生理機能検査(生体検査)」の2種類がありますが、検査内容の説明から採血・採取、結果報告、検査後の相談まで全て臨床検査技師が担当します。

2つの検査がそれぞれどのような検査なのか見ていきましょう。

検体検査

検体検査とは、医師や看護師が患者から採取した血液や尿、便、細胞などを用いておこなう検査です。

尿や便などの成分を調べる一般検査のほか、血液の成分を調べる血液学的検査、検体中の微生物を調べる微生物学的検査などがあります。

生理機能検査

生理機能検査は医療機器を用いて患者の心臓や脳など、身体を直接調べる検査です。

心臓の拍動を検査する心電図検査、脳の動きを調べる脳波検査、超音波を用いて体内の状態を調べる超音波(エコー)検査、聴力検査、眼底写真検査、MRI検査などもがあります。

臨床検査技師の就職先

臨床検査技師の転職先には、病院やクリニック以外にもさまざまな選択肢があります。

それぞれの就職先でどのような業務を担うのか簡単にご紹介します。

病院

総合病院や大学病院などで働く臨床検査技師は、主に病院内の検査室で勤務することになります。

大きな病院となると数多くの検査業務を複数の臨床検査技師が分担しておこなうため、複数の業務を並行しておこなう必要があります。

検査室の同僚や医者、看護師、患者など多くの方とコミュニケーションを取る必要があるため、コミュニケーション能力も求められるでしょう。

クリニック

クリニックは病床数が20床未満の小規模な医療施設を指します。クリニックでは検査を外注することも多く、クリニック勤務の臨床検査技師は主に生理機能検査をおこないます。

クリニックでは臨床検査技師が1人のみというケースも多く、一人の技師が複数の検査業務を担当することがほとんどです。

一人で複数の業務をこなすマルチタスク能力に加えて医師や看護師、患者と円滑にコミュニケーションを取れるスキルも求められます。

保健所

保健所は、地域住民の健康や衛生を支える公的機関で、保健に関する相談や感染症対策、食品衛生・環境衛生に関する監視指導などの業務をおこないます。

保健所に勤務する臨床検査技師は、公務員試験の合格が求められ、食品の理化学検査や食中毒が発生した場合の検査、細菌やウイルスの検査などをおこなわなければなりません。

保健所は地域住民や近隣の企業に勤める方も利用するため、コミュニケーション能力も必須となります。

検査センター

小さな病院やクリニックは必要な検査機器を所有できない場合があり、検査を検査センターに外注するケースも多く見られます。

検査センターで働く臨床検査技師は、検体の検査やデータ分析、医師や病院からの問い合わせへの対応などをおこないます。

検査センターでは病院やクリニックから送られてくる検体を一日中検査することも多いため、同じ作業を続けておこなうのが苦手な方は検討が必要かもしれません。

治験コーディネーター

治験コーディネーターとは、製薬会社や医療機器メーカーが新たに開発した医薬品や医療機器を試してもらう治験において、被験者に寄り添いながら治験のサポートなどをおこなう仕事です。

臨床検査技師は検査値に対する見識があるため、今までの経験を活かせるメリットがあり、臨床検査技師から治験コーディネーターへの転職も増えています。

ただし、治験コーディネーターに転職すると将来的に病院で再び働くことが難しくなる可能性が高いため、良く調べておきましょう。

臨床開発モニター

臨床開発モニターは、製薬会社の立場から治験の円滑な進行をサポートするのが主な仕事です。治験コーディネーターは治験がスムーズに進行するのをサポートにするのに対し、臨床開発モニターは治験が正しくおこなわれているかチェックや指導を行います。

臨床開発モニターとして製薬会社で働くと待遇が良く、治験コーディネーターよりも高収入の傾向にあります。

医療機器メーカー

医療機器メーカーで働く臨床検査技師は、検査に必要な医療機器の開発や保守点検、試料の品質管理などをおこないます。

医療機器メーカーでは、医療機関に出向いて自社製品の説明をおこなったり、営業職のサポートをおこなったりしますが、機械を扱うことが多いため、医療機器や機械に興味がある方に向いているといえるでしょう。

研究所

臨床検査技師には、研究所で働き一般検査や研究をおこなう方もいます。研究所では研究や開発を行いますが、教育関連の免許を持っている場合は大学の教員として学生の指導を担当するケースもあります。

研究所では最先端の機器や技術に触れることができるため、臨床検査技師の知識を深めたい方にも向いているでしょう。

臨床検査技師についてのQ&A

ここからは、臨床検査技師についてよくある質問をまとめました。

臨床検査技師の平均年収は?

厚生労働省「令和4年賃金構造基本統計調査」によれば、臨床検査技師の平均年収は509万円です。

臨床検査技師の年収について低いという声もありますが、日本の平均年収を60万円上回っているため、比較的年収の高い職業といえます。

臨床検査技師で年収1,000万は可能?

臨床検査技師で年収1,000万円を超えるのは可能ですが、臨床検査技師の平均年収からもわかるように非常に狭き門です。

年収の高い外資系の医療機器メーカーで働くか、勤続年数を伸ばした上で管理職を目指せば、臨床検査技師として年収1,000万円の可能性もあるかもしれません。

臨床検査技師の年収が低いのはなぜ?

臨床検査技師は日本の平均年収よりも高いものの、年収が低いと言われることがあります。その理由として、給与の昇給額が低めであることが影響しているのかもしれません。

30代前半まではなかなか給与が上がりにくいものの、30代後半以降は昇給額が大きくなるため、生涯年収は決して低いとはいえません。

臨床検査技師にはどんな人が向いている?

働く場所にもよりますが、データを扱うのが得意な方、手先が器用な方、黙々と作業をするのが得意な方、マルチタスクが得意な方、学ぶことが好きな方などが臨床検査技師に向いています。

直接患者と接する病院やクリニックで働く場合は、人とコミュニケーションを取るのが好きな方にもおすすめの職業です。

まとめ

臨床検査技師は、医療関係の職業の中で年収が低いという声もありますが、専門性の高い資格を保有する臨床検査技師の需要の高まりを受け、年々平均年収が上がっています。

最近では医療の高度化や複雑化により「チーム医療」が推進されるなど、臨床検査技師のニーズも高まっています。

複数の資格を取得したり高収入の職場に転職したりすれば、年収アップも可能です。日々の研鑽を重ねながら、資格取得や転職も視野に入れてみてはいかがでしょうか。

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