臨床工学技士の平均年収はズバリいくら?年収アップのためのおすすめ転職サイトも紹介

編集者
CUS編集部
株式会社アシロ
転職サイトやエージェントは何を選ぶかではなく、『どう使いこなすか』にフォーカスしたWEBメディア。株式会社アシロの転職メディア編集部による、転職エージェントの賢い『使い方』とキャリアアップ実現の方法論を解説。
本記事は転職エージェント公式サービス(ビズリーチ・マイナビ・リクルート等)のプロモーションを含みます。
ただし、当サイト内のランキングや商品(商材)の評価は、当社の調査やユーザーの口コミ収集等を考慮して作成しており、提携企業の商品(商材)を根拠なくPRするものではありません。
有料職業紹介許可番号:13-ユ-313782)の厚生労働大臣許可を受けている株式会社アシロが作成しています。

臨床工学技士とは、医師の指示のもとに、人工呼吸器や血液浄化装置といった生命維持管理装置の操作をおこなうスペシャリストです。院内で扱う医療機器の保守点検や管理も、臨床工学技士の仕事です。

臨床工学技士の年収は、患者さんの命に直結する生命維持管理装置を扱う仕事であるのにもかかわらず、ほかの医療技術者に比べて低いとされています。

では、臨床工学技士の年収は本当に低いのでしょうか。

この記事では、臨床工学技士の平均年収を紹介するとともに、年収アップを目指す方法やおすすめの転職先を紹介します。臨床工学技士の転職におすすめの転職エージェント・転職サイトも紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

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目次

臨床工学技士の気になる平均年収は?年収1,000万円は可能?

厚生労働省が運用する職業情報提供サイト「jobtag」によると、令和4年度の臨床工学技士の平均年収は443.3万円でした。

国税庁が発表した「令和4年分民間給与実態統計調査結果」によると、令和4年度の日本の平均年収は458万円です。臨床工学技士の平均年収は、日本の平均年収よりもやや低いものの、給料水準は平均値といえます。

続いて、臨床工学技士の年齢別の年収は以下です。

年齢平均年収
20〜24 338.5万円
25〜29 385.5万円
30〜34 423.8万円
35〜39 451.2万円
40〜44 512.7万円
45〜49 456.2万円
50〜54 517.2万円
55〜59 540.4万円
60〜64 469.6万円
65〜70 294.9万円
参考:臨床工学技士 - 職業詳細 | job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET))

臨床工学技士の年収の上がり幅は比較的緩やかで、ピークは5559歳の540.4万円です。この結果から、臨床工学技士として年収1,000万円を実現することは難しいといえるでしょう。

とはいえ、あくまでも平均年収は統計上の数値です。勤務地や役職、スキルなどによって年収は大きく変わります。

厚生労働省が発表したデータによると、臨床工学技士の全国有効求人倍率は1.46倍です。決して高い数値ではないものの、医療業界では医療ロボットをはじめとするデジタル化が進んでいるため、臨床工学技士のニーズは高まることが予測できます。

今後の市場状況によっては、いま以上の年収アップも十分目指せるでしょう。

参考:臨床工学技士 - 職業詳細 | job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET))
民間給与実態統計調査(令和4年分)

【都道府県別】臨床工学技士の年収ランキング

臨床工学技士の平均年収を都道府県別でみると、第1位は山口県の578.5万円、第2位は徳島県の574.5万円、第3位は滋賀県の563.8万円でした。

臨床工学技士の平均年収の最下位は、高知県の331万円です。第1位の山口県の578.5万円とは、247.5万円もの差があります。

この結果から、臨床工学技士の年収は、病院の規模や種類だけでなく、勤務地によっても大きな差があることがわかります。

北海道・東北

都道府県平均年収
北海道 519.1万円
青森県 364万円
岩手県 419.9万円
宮城県 507.8万円
秋田県 331.5万円
山形県 430.9万円
福島県 361.3万円

北海道・東北地方での平均年収トップは、北海道の519.1万円です。その次に年収が高いのが、宮城県の507.8万円です。どちらも、臨床工学技士の全国平均年収を大幅に上回っています。

関東

都道府県平均年収
茨城県 488万円
栃木県 476.4万円
群馬県 427.2万円
埼玉県 504万円
千葉県 448.4万円
東京都 432.9万円
神奈川県 510.2万円

関東地方での平均年収トップは、神奈川県の510.2万円です。大都市ほど平均年収が高いイメージがありますが、臨床工学技士の場合は必ずしもそうではないことが上記の結果からわかります。

中部

都道府県平均年収
新潟県 502.1万円
富山県 410.8万円
石川県 426.5万円
福井県 354.8万円
山梨県 397.6万円
長野県 434.3万円
岐阜県 437.2万円
静岡県 467.2万円
愛知県 470.4万円

関東地方での平均年収トップは、新潟県の502.1万円です。次いで、愛知県の470.4万円、静岡県の467.2万円と、どちらも臨床工学技士の全国平均年収よりも高い金額です。

近畿

都道府県平均年収
三重県 518.5万円
滋賀県 563.8万円
京都府 421万円
大阪府 438.1万円
兵庫県 478.2万円
奈良県 483.6万円
和歌山県 337.8万円

近畿地方での平均年収トップは、全国で第3位でもある滋賀県の563.8万円です。大阪府の人口は全国第3位(※)であるのにもかかわらず、臨床工学技士の年収は438.1万円と平均よりも低い結果となっています。

(※)参考:総務省統計局「人口推計(2022年(令和4年)10月1日現在)」

中国・四国

都道府県平均年収
鳥取県 437.6万円
島根県 355.6万円
岡山県 406.6万円
広島県 542.7万円
山口県 578.5万円
徳島県 574.5万円
香川県 408.2万円
愛媛県 340.7万円
高知県 331万円

中国・四国地方での平均年収トップは、全国のトップでもある山口県の578.5万円です。次いで、徳島県の574.5万円、広島県の542.7万円と、いずれも全国平均よりもはるかに上回っています。

九州・沖縄

都道府県平均年収
福岡県 450.6万円
佐賀県 433.1万円
長崎県 420.2万円
熊本県 337万円
大分県 333.4万円
宮崎県 351.8万円
鹿児島県 335.4万円
沖縄県 346.3万円

九州・沖縄地方での平均年収トップは、福岡県の450.6万円です。どの県も臨床工学技士の平均年収443.3万円よりも下回っており、ほかのエリアと比べて、九州・沖縄地方の臨床工学技士の平均年収は低いことがわかります。

臨床工学技士とそのほかの医療系資格との年収の違い

臨床工学技士の平均年収を、同じく医療技術系国家資格である診療放射線技師と臨床検査技師と比較しました。

資格平均年収平均年齢
臨床工学技士 443.3万円 39歳
診療放射線技師 543.7万円 41.5歳
臨床検査技師 508.9万円 39.8歳

参考:臨床工学技士 - 職業詳細 | job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET))
診療放射線技師 - 職業詳細 | job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET))
臨床検査技師 - 職業詳細 | job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET))

臨床工学技士は、ほかの医療系資格と比べて年収水準がやや低いことがわかります。

臨床工学技士は、1987年に法制化され、1988年に施行された、医療系の中では比較的新しい国家資格です。その差が、ほかの医療系資格と給与面で一歩遅れをとっている要因といえるでしょう。

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臨床工学技士の年収はなぜ低い?差が生まれる理由

臨床工学技士の年収といっても、人によってその金額はさまざまです。同じ臨床工学技士にもかかわらず、なぜ年収に差が生まれるのでしょうか。

年収に差がつく理由を知り、その差を埋めることで、年収アップを目指せます。

経験年数の差

給与の大部分を占める基本給は経験年数によって差が生まれます。

臨床工学技士は専門性の高い職業です。勤務する病院やクリニックによって、求められる経験年数やスキルレベルは異なります。

しかし、実務経験のない臨床工学技士よりも、実務経験のある臨床工学技士のほうが平均年収も高くなる傾向にあります。

勤務先の差

臨床工学技士の主な勤務先とは、国公立の病院、民間の総合病院、透析クリニック、医療機器メーカーなどです。

勤務先によって給与や賞与の有無が異なることから、年収に差が生まれます。

手当の有無

臨床工学技士に支給される手当てには、通勤手当や住宅手当、資格手当などの基本手当てに加え、特別手当が支給されるケースがあります。

臨床工学技士に支給される主な特別手当とは、危険手当、夜勤手当、待機手当などです。

危険手当とは、危険を伴う作業や健康リスクがある作業に対して支払われる手当です。臨床工学技士の場合、血液を多く扱う透析室の勤務は感染リスクが高いため、危険手当が支給されるケースがあります。

夜勤手当とは夜間の労働に対して支給される手当、待機手当とは緊急に備えて自宅で待機している場合に支払われる手当です。

これらの手当の有無や支払い額は勤務先によって大きく異なり、年収の差にもつながります。

臨床工学技士が年収アップを目指す方法

ここでは、臨床工学技士が年収アップを目指す方法について紹介します。

転職する

臨床工学技士の年収は、就職先の病院の規模や勤務する都道府県によって大きく異なる特徴があります。

たとえば、国立病院や公立病院は、人事評価制度や昇給制度が整備されており、福利厚生も手厚いため、年収の増加が見込めます。

現勤務先の給与水準が低く、年収アップが望めない場合、転職を視野に入れるとよいでしょう。

現職場でのステップアップを目指す

現職場で収入が安定していたり、環境に満足していたりする場合は、現職場でのステップアップを図るのも年収アップを目指す方法のひとつです。

国公立の病院は、勤続年数に応じて昇給するため、年収が上がります。大幅な年収アップは望めませんが、長く働ければ働くほど、年収は確実にアップするでしょう。

管理職へとステップアップできれば、基本給が上昇し、さらに役職手当も支給されるため、大幅な年収アップが期待できます。

資格を取得する

臨床工学技士以外の資格を取得すれば、資格手当の支給によって年収アップが期待できます。

透析業務のスペシャリストである「透析技術認定士」は、臨床工学技士が年収アップのために目指すべき資格のひとつです。

臨床工学技士として2年以上の実務経験がある場合、透析技術認定士の認定講習会の受講資格を与えられます。認定講習会を受講した方のみが、認定試験を受験でき、見事合格すれば透析技術認定士の資格が取得できます。

透析技術認定士の資格取得によって、安全かつ質の高い透析療法がおこなえる知識と技術を証明でき、年収アップだけでなく、業務の幅も広げられるでしょう。

そのほかにも、体外循環技術認定士や臨床ME専門認定士、臨床高気圧酸素治療装置操作技師などがあります。

資格の取得は、自身のスキルアップや市場価値を高められるため、転職時に有利となるでしょう。

臨床工学技士の年収アップにおすすめの転職先

臨床工学技士の年収アップにおすすめの転職先を紹介します。

総合病院

病院は、規模が規模が大きければ大きいほど、年収が高くなる傾向にあります。

現在、臨床工学技士として小規模な病院に勤務している場合は、多くの診療科が設置されている総合病院へ転職すると、年収アップが見込めるでしょう。

ただし、休日や夜間の救急外来がある総合病院は、夜勤が発生します。研修やセミナーへの参加が義務付けされている場合も多く、心身的な負担が大きくなる可能性があることを理解しておきましょう。

透析クリニック

透析クリニックは、血液浄化業務のなかでも血液透析業務に特化したクリニックです。

臨床工学技士の業務には、人工心肺業務や呼吸治療業務、医療機器安全管理などがありますが、透析クリニックで勤務する場合は血液浄化業務がメイン業務です。

透析クリニックは、透析業務に関する手当が手厚いケースが多いため、病院勤務よりも年収アップが期待できます。

日本の透析患者は年々増加しているため、透析クリニックでの臨床工学技士のニーズは、さらに高まる可能性もあります。

医療機器メーカー

臨床工学技士の転職先は、医療機関だけではありません。

医療機器の製造および販売をおこなう、医療機器メーカーへの転職も選択肢のひとつです。

医療機器メーカーの年収は、医療機関に勤務するよりも高い傾向があります。とくに、営業職は成績によってインセンティブが支給されるケースも多く、実力次第では年収1,000万円の到達も夢ではありません。

治験コーディネーター

治験コーディネーターとは、治験を安全かつ円滑におこなうために、医療機関と製薬会社、患者さんとの間に立ち、サポートをする仕事です。

治験コーディネーターに特別な資格は不要です。しかし、専門性が問われる職業のため、臨床工学技士の経験が役立つでしょう。

転職した初年度は年収が下がる傾向にあるものの、昇給は医療機関より大きいため、長い目で見ると年収アップが期待できる転職先です。

臨床工学技士の転職におすすめのは転職エージェント・転職サイト

臨床工学技士の転職で年収アップを目指したい方は、転職エージェントや転職サイトの活用がおすすめです。

ここでは、臨床工学技士の転職におすすめの転職エージェントをご紹介します。

レバウェル医療技師

レバウェル医療技師

レバウェル医療技師は、臨床工学技士、臨床検査技師、放射線技師専門の転職エージェントです。それぞれの業種ごとに求人ページが設けられているため、臨床工学技士の求人のみに絞って検索が可能です。

レバウェル医療技師のほかに、「レバウェル看護」「レバウェル介護」など転職エージェントもあり、医療業界の転職に関する豊富なノウハウがあります。

登録後は、臨床工学技士専門のアドバイザーが対応してくれます。相談は電話やLINEで気軽にできるため、転職活動をすべきか悩んでいる方もまずは登録してみてはいかがでしょうか。

【基本情報】
運営会社 レバレジーズメディカルケア株式会社
公開求人数 非公開
公式サイト https://iryogishi-oshigoto.jp/

工学技士人材バンク

工学技士人材バンク

工学技士人材バンクは、臨床工学技士専門の転職サポートサービスです。

年収や給料、休暇など、求人の詳細情報を事前に確認できるため、現在の年収と比較しながらの求人検索が可能です。

工学技士人材バンクの魅力は、サポート内容も豊富さです。年収や給料などの希望条件に合わせた求人を紹介してくれるだけでなく、履歴書の書き方や面接対策などのサポートも受けられます。

工学技士人材バンクは、臨床工学技士のみの求人数を1,500件以上も保有しています。会員登録後には、一般公開されていない非公開求人も紹介してもらえるため、今よりも高年収の求人に出会える可能性が広がるでしょう。

【基本情報】
運営会社 株式会社エス・エム・エス
公開求人数 公開求人数:1,798件
公式サイト https://www.jinzaibank.com/mejb
2023年11月時点

ジョブデポ臨床工学技士

ジョブデポ臨床工学技士

ジョブデポ臨床工学技士は、臨床工学技士専門の転職エージェントです。

臨床工学技士の求人数は1,290件ですが、医療・介護・保育業界に特化したジョブデポのサイト全体では、日本最大級の29万件以上もの求人を保有しています。(202311月時点)

求人検索の選択項目には、雇用形態や勤務地に加え、「給与高め」という条件もあります。転職で年収アップを目指したい方は、給与水準の高い求人を絞って検索すると良いでしょう。

【基本情報】
運営会社 with Career株式会社
公開求人数 公開求人数:1,290
臨床工学技士求人のみ)
公式サイト https://j-depo.com/me
2023年11月時点

マイナビコメディカル

マイナビコメディカル

マイナビコメディカルは、人材紹介業大手である株式会社マイナビが運営する転職エージェントです。

臨床工学技士・理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・臨床検査技師・診療放射線技師・管理栄養士・栄養士と、幅広い医療職の転職支援に特化しています。

サイト内では、「転職サービスご利用の流れ」として、登録から内定、サポート内容などをマンガでわかりやすく紹介しています。そのほかにも「転職成功事例」や「マイナビコメディカルの評判・口コミ」なども紹介されており、はじめて転職エージェントを利用する方も一連の流れを掴めるでしょう。

マイナビコメディカルのみが扱う独占求人もあるため、登録しておくべき転職エージェントです。

【基本情報】
運営会社 株式会社マイナビ
公開求人数 公開求人数:690
臨床工学技士求人のみ)
公式サイト https://www.jinzaibank.com/mejb

臨床工学技士JOB

臨床工学技士job

臨床工学技士JOBとは、臨床工学技士に特化した求人を提供する転職エージェントです。

毎年300名を超える臨床工学技士の転職支援サービスをおこなっているため、臨床工学技士の仕事内容をしっかりと理解したうえで的確なアドバイスをしてくれます。

面接日の調整だけでなく、年収の交渉も代行してくれるため、確実な年収アップを目指した転職をしたい方におすすめのサイトです。

【基本情報】
運営会社 株式会社 SEプラス
公開求人数 公開求人数:396
臨床工学技士求人のみ)
公式サイト https://cejob.jp/
2023年11月時点

GUPPY(グッピー)

guppy

GUPPYとは、年間382万人が利用する医療・介護・福祉の転職サイトです。

覆面調査会社「ショッパーズアイ」による調査では、「転職で使いたい」医療・介護・福祉求人サイトでNo.1獲得を獲得しており、信頼できる転職サイトといえるでしょう。(20208月時点)

求人の中には、入職後6ヵ月以上の勤務した場合、勤続お祝い金としてGUPPYより50,000円が支給されるものもあります。

会員登録をすると、匿名での問い合わせができたり、 採用担当者からスカウトを受けたりなど、機能を最大限に使えるようになります。ぜひ、会員登録をして有効活用しましょう。

【基本情報】
運営会社 株式会社グッピーズ
公開求人数 公開求人数:236
臨床工学技士求人のみ)
公式サイト https://www.guppy.jp/

MED+Fit(メドフィット)

MED×Fit(メドフィット)

MED+Fitとは、医療分野、とくに病院やクリニックなどの求人を多く保有している転職エージェントです。

医療分野に特化したMEDFitの中で、さらに臨床工学技士に特化した専門のキャリアエージェントが転職活動をサポートしてくれます。

退社手続きのアドバイスや転職後のアフターフォローも受けられるため、手厚く細やかなサポートを受けたい方におすすめです。

【基本情報】
運営会社 株式会社Genten Links
(ゲンテンリンクス)
公開求人数 公開求人数:234
臨床工学技士求人のみ)
公式サイト https://medfit.co.jp/
2023年11月時点

ジョブメドレー

ジョブメドレー

ジョブメドレーは、医療介護業界では最大規模を誇る転職サイトです。

会員登録をすると、スカウトサービスや書類作成機能、職場環境の閲覧といった、会員限定機能が利用できます。

求人は、職種やエリアだけでなく、給与の具体的な金額から検索することも可能です。検索条件には「ボーナス・賞与あり」のチェック項目もあり、年収アップを目的にした転職も成功しやすいでしょう。

「なるほどジョブメドレー」では、臨床工学技士としての働き方や転職事情、実際の給与など、さまざまなトピックを扱っているため、転職に役立つ情報を得られます。

【基本情報】
運営会社 株式会社メドレー
公開求人数 公開求人数:337
臨床工学技師求人のみ)
公式サイト https://job-medley.com/
2023年11月時点

メディコ

メディコ

メディコは、医療現場で働く方の口コミから、職場の「働きやすさ」がわかる転職サイトです。

口コミをみるためには会員登録が必要ですが、病院の口コミや評価、働きがいのある病院ランキングや年収レポートまで、全て無料で閲覧できます。

実際に働いたことのある医療従事者の口コミを参考にしながら、自分の条件にあった求人を探せるため、転職後のミスマッチが起こる心配もありません。

臨床工学技士の求人は比較的少ない中、メディコは1,000件以上と多くの求人を保有しているのも特徴です。慎重かつ確実に転職をしたい方は、活用すべき転職エージェントです。

【基本情報】
運営会社 株式会社WILLCO
公開求人数 公開求人数:1,067
臨床工学技士求人のみ)
公式サイト https://medi-co.jp/

リクルートエージェント

リクルートエージェント
リクルートエージェントの特徴
  • 転職支援実績NO.1の転職エージェント(※)
  • キャリアアドバイザーの提案力に定評がある
  • 公開・非公開を合わせて約70万件以上の求人を保有

 

『リクルートエージェント』は、転職支援実績NO.1の転職エージェント(※)です。
※2022年6月時点、厚生労働省「人材サービス総合サイト」における有料職業紹介事業者のうち無期雇用および 4ヵ月以上の有期雇用の合計人数(リクルート集計)

 

リクルートエージェントの注目すべき特徴は「キャリアアドバイザーの提案力に定評がある」点でしょう。

 

あなたの気づいていない価値を見つけ出し、活かせる転職先を紹介してくれ、採用担当者にあなたのことを売り込んだり、入社後の条件を交渉したりすることを得意としています。

 

サポート力には定評があるため、「自分自身を売り込むのが苦手」「年収などの条件交渉を代行してもらいたい」といった人におすすめです。

 

サービス名 リクルートエージェント
運営会社 株式会社リクルート
公開求人数 395,821件
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東京、名古屋、大阪、福岡など全国/海外
公式サイト
※2024年5月15日現在

 

【リクルートエージェントの口コミ・評判】

模擬面接を通して「何をメインに伝えたらよいか」「企業側はどういう考えか」など、本番の面接で役に立ったことを学べました。

引用元:ご利用者の声|リクルートエージェント

職務経歴書の添削を丁寧にしていただき、各企業に精通した担当者からのアドバイスが、とても参考になりました。

引用元:ご利用者の声|リクルートエージェント

 

マイナビエージェント

マイナビエージェント
マイナビエージェントの特徴
  • 20~30代の転職に強み
  • きめ細やかなサポートに定評あり
  • 夜間・土曜日にも相談可能

 

マイナビエージェントは、はじめて転職する方におすすめの転職エージェントです。

 

キャリアアドバイザーの徹底したサポートに定評があり、ヒアリングに力を入れた面談を経て、希望条件に合う求人を紹介してもらえます。

 

応募書類の添削や模擬面接などにも対応してもらえるため、安心して転職活動に取り組めるでしょう。

 

保有求人数は7万件超(※1)あり、特に20~30代向けの求人を多く取り扱っています。

 

また、平日夜間は20:30まで、土曜日は9:30~17:30まで営業(※2)しているため、都合のいい時間に相談できることもメリットです。

 

(※1)2024年5月15日時点の求人数

(※2)店舗によって異なります。詳しい営業時間は各店舗に確認してください。

 

サービス名 マイナビエージェント
運営会社 株式会社マイナビ
公開求人数 58,835件(※1)
非公開求人数 14,190件(※1)
対応地域
東京、名古屋、大阪、福岡など全国/海外
公式サイト

 

【マイナビエージェントの口コミ・評判】

大変お世話になり感謝しております。もし知り合いで転職を考えている方がいればぜひ紹介させて頂きたいです。大変お世話になりありがとうございました。初回の面談からしっかりと聞き取りいただき、合致する求人を紹介頂きました。こまめにフォローを頂き、質問に対すても素早く返答頂きました。また常に的確にハッキリと根拠に基づくアドバイスを頂き、とても頼りにさせて頂きました。ありがとうございました。

引用元:転職成功事例|マイナビエージェント

マイナビエージェントを利用させて頂いたことで、転職という自分の人生の転機に力になって頂き、非常に感謝しております。間違いなく自分ひとりでは何をしたら良いかもわからず、現職でただただ働き続けていて、動き出すことが出来ていなかったと思います。転職に際してどう動いたら良いかを丁寧に教えて下さり、より自分に合った求人をたくさん提供頂いたこと結果が、自身の満足のいく転職先の決定に繋がったと思っております。ひとりひとりにしっかり寄り添って提案頂けるとても良いサービスだと感じました。キャリアアドバイザーには初めてお会いしてから長い時間になりましたが、定期的に気にかけて下さり、私の希望条件もしっかり加味してフォローをして頂き、本当に感謝しております。

(後略)

引用元:転職成功事例|マイナビエージェント

 

doda

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dodaの特徴
  • 圧倒的な求人数
  • 顧客満足度No.1を獲得
  • 直接応募も可能

 

dodaは、圧倒的な求人数と顧客満足度の高さが特徴の転職エージェントです。

 

保有求人は公開・非公開合わせて20万件超(※1)と多数で、キャリアカウンセリングを受けられる拠点は全国に12ヵ所あり、大手エージェントの中でも有数の規模を誇ります。

 

また、顧客満足度ランキングで1位(※2)を獲得した実績もあり、手厚いサポートと質の高い求人紹介に期待できるでしょう。

 

dodaでは、転職エージェントを介した応募のほか、気になる求人に自分で直接応募できる機能も備えられています。さらに、企業から直接スカウトが届くサービスもあり、自分に合った方法で転職活動を進められるのも魅力です。

 

(※1)2023年3月時点の求人数
(※2)2024年オリコン顧客満足度調査 「転職エージェント 20代」で1位

 

サービス名 doda
運営会社 パーソルキャリア株式会社
公開求人数 240,663件
非公開求人数 42,210件
対応地域
東京、名古屋、大阪、福岡など全国
公式サイト
2024年5月15日時点

 

【dodaの口コミ・評判】

初めての転職におすすめ
初めての転職で使用しました。最初はdodaさんではないところを使っていたのですが求人が最初来たきり紹介がなく他も利用しようと思いdodaさんを登録。エージェントも登録し担当についてくれた方がとても熱心でした。コロナ禍で書類通過率はかなり悪かったですが絶えず求人紹介を頂けましたし、転職活動を進めるにつれ書類通過率も上がってきました。他サイトの口コミなどであるように専門性には欠けるかもしれませんが初めてで右も左も分からない方にはおすすめです。在職中で忙しい人もlineでやりとりできますし、職務経歴書や志望動機などもざっくりした文章でも添削と調整をしてくれてサポートはかなり手厚いです。

引用元:doda/デューダの口コミ・評判

こちらの不安や要望に適した丁寧な対応に満足でした
印象的なテレビCMのキャッチコピーに背中を押されて、登録をしました。
担当の方は、とても穏やかで丁寧な対応をしてくださいました。
求人情報に関しても、こちらの要望に沿うように、繰り返し複数求人をご紹介くださいました。
また、私が職選びや面接や転職後のことで抱える不安や疑問にも一つ一つ答えて下さり、大変心強かったのが印象的でした。レスポンスに関しては、まれに時間がかかることもありましたが、全体的に満足しています。
おかげさまで無事に転職もでき、最後まで面倒を見てくださった担当者様には大変感謝しております。

引用元:doda/デューダの口コミ・評判

 

 

臨床工学技士の転職エージェントを選ぶポイント

転職サイト・転職エージェントは数多く、どれを選ぶべきか悩む方も多いでしょう。

臨床工学技士の転職エージェントを選ぶポイントは以下です。

臨床工学技士の転職エージェントを選ぶポイント
  • 専門性の高さ
  • 求人数の多さ
  • 顧客満足度の高さ
  • サポート体制の有無


ひとつずつ解説します。

専門性の高さ

臨床工学技士は専門性の高い職業のため、転職エージェントを選ぶ際には専門性の高さを確認しましょう。

専門性の高い転職エージェントを選ぶと、条件にあった求人に出会える確率が上がります。

また、専門性の高い転職エージェントには、その分野に精通したキャリアアドバイザーが在籍しているケースが多く見受けられます。より的確なアドバイスをもらえるため、転職活動もスムーズにおこなえるでしょう。

求人数の多さ

転職先の選択肢を増やすためには、求人数の多い転職エージェントを選びましょう。

いくらサイト全体の求人数が多くても、臨床工学技士に絞って検索すると、求人数が少ないことも珍しくありません。求人数の少なさは、転職の選択肢を狭めてしまいます。

サイト全体の求人数で判断するのではなく、職種や年収など、希望する条件で検索し、ヒットした求人数が多い転職エージェントを利用しましょう。

顧客満足度の高さ

臨床工学技士の転職エージェントを選ぶ際には、口コミや評判も参考にしましょう。

たとえば、オリコン顧客満足度ランキングの転職エージェント部門にある、「担当者の対応 満足度ランキング」や「紹介案件の質 満足度ランキング」などを参考にすると良いでしょう。

ただし、口コミや評判はサイト利用者の一部の意見です。全ての情報を鵜呑みにせず、参考程度に捉えましょう。

サポート体制の有無

はじめて転職活動をする場合は、転職活動の全体的な流れや応募書類作成、面接対策、退職時のアドバイスなど、手厚いサポートを受けられる転職エージェントがおすすめです。

一方、自分のペースで転職活動をしたい場合は、自分で求人を企業を検索して応募する、転職サイトがよいでしょう。

転職サイトと転職エージェントは、併用して利用することも可能です。複数の転職サービスを利用すれば、より多くの求人情報を得られます。

転職エージェントは非公開求人が多いため、高年収の転職先が見つかる可能性があります。

サポートが不要と感じる方も、転職先の幅を広げるために、転職サイトと転職エージェントの併用を検討するとよいでしょう。

工学技士におすすめの転職サイト3選
サイト名 評価 強み

工学技士人材バンク

4.8

工学技士専任のアドバイザーが求人のご紹介・給与交渉など転職活動全般をサポート。

レバウェル医療技士

4.5

電話・LINEで連絡で相談可能!給与交渉などのサービスもアリ。

マイナビコメディカル

4.2

利用者満足度96%を誇る大手マイナビグループが運営する医療介護業界特化した転職サイト。

臨床工学技士が転職エージェントを活用するメリット

臨床工学技士が転職エージェントを活用するメリットを紹介します。

効率的に転職活動ができる

転職エージェントを活用する最大のメリットは、効率的に転職活動ができることです。

個人で転職活動をおこなう場合は、膨大な求人の中から条件に合った求人を見つけ出さなくてはなりません。

一方、転職エージェントを活用した場合は、専任のキャリアアドバイザーが希望条件に見合った求人を紹介してくれます。現職が忙しく、転職活動の時間が十分にとれない場合でも、効率良く転職活動がおこなえます。

転職活動のサポートが受けられる

転職エージェントの活用により、手厚いサポートが受けられることもメリットのひとつです。

キャリアアドバイザーのサポートは、求人検索だけではありません。書類の書き方や添削、面接対策に加え、給与や年収といった条件交渉も代わりにおこなってくれます。

年収や労働時間など、自分の希望に沿った必要なサポートを受けられるため、転職の成功率向上が期待できます。

病院以外の求人にも出会える

臨床工学技士の勤務先は、病院だけではありません。医療機器メーカーや治験コーディネーターなど、病院以外にも臨床工学技士の資格を活かせる職場は数多くあります。

キャリアアドバイザーは転職のプロです。求職者の適性や強みを分析し、病院以外の転職先を提示してくれる可能性もあり、想定していなかった新たな就職先にである可能性も期待できます。

臨床工学技士が転職エージェントを有効活用する方法

手厚いサポートが得られる転職エージェントを、さらに有効活用するためには、どのような方法があるのでしょうか。

ここでは、臨床工学技士が転職エージェントを有効活用する方法を紹介します。

複数の転職エージェントに登録する

転職エージェントは、複数登録しておきましょう。

臨床工学技士はニーズがある職業であるものの、求人の絶対数は少ない傾向にあります。転職エージェントによって保有する求人は異なるため、複数の転職エージェントに登録することで、より多くの求人に出会えるでしょう。

とはいえ、利用するエージェントがあまりに多すぎては、登録や連絡に時間と手間がかかります。肝心な転職活動に影響を及ぼしては元も子もないため、登録する転職エージェントは34社程度に留めておくとよいでしょう。

経験やスキルを偽らない

転職活動において、自分の経験やスキルを偽ることは厳禁です。転職後に経験やスキルの虚偽が発覚した場合、解雇の対象になる可能性もあります。

高い年収が得られる求人を見つけたものの、応募資格を満たしていないケースは往々にしてあるでしょう。そのような場合は、経験やスキルを偽るのではなく、キャリアアドバイザーにスキル不足であることを正直に伝えましょう。解決策や打開策などを提示してくれる可能性もあります。

キャリアアドバイザーと信頼関係を築く

転職活動を伴走してくれるキャリアアドバイザーとは、信頼関係を築くことが大切です。転職活動への意欲や意思など、本音をしっかり伝えておきましょう。

とはいえ、キャリアアドバイザーによってはサポートの質が異なります。

レスポンスが遅かったり、相性が合わないと感じたりした場合には、担当者変更を申し出ましょう。

面接対策や書類添削などのサービスを利用する

転職エージェントで利用できるサービスは多岐にわたります。具体的には、自己分析や応募書類の添削、面接対策、労働条件の交渉、退職交渉、アフターフォローなどです。

必ずしも全てのサービスを利用する必要はありません。しかし、転職活動を有利に進めるためにも、必要なサービスは積極的に利用すると良いでしょう。

まとめ

臨床工学技士の全国平均年収は443.3万円です。年収の伸び率は、勤務先によって異なりますが、一般的には年齢にともなって緩やかに増加する傾向にあります。一方、大幅な年収アップは見込めないのも事実です。

現勤務先の給与水準が低く、大幅な年収アップが見込めない場合は、転職を視野に入れると良いでしょう。

臨床工学技士の転職には、転職エージェントの活用がおすすめです。キャリアアドバイザーが、求人の紹介から条件面の交渉まで、幅広くサポートしてくれるため、年収アップを実現できる可能性が高まります。

手厚いサポートが魅力の転職エージェントを活用し、年収アップが叶う転職の成功を目指しましょう。

検査技士におすすめの転職サイト3選
サイト名 評価 強み
検査技士人材バンク

4.8

検査技士専任のアドバイザーが求人のご紹介・給与交渉など転職活動全般をサポート。
レバウェル医療技士

4.5

電話・LINEで連絡で相談可能!給与交渉などのサービスもアリ。
マイナビコメディカル

4.2

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転職サイトやエージェントは何を選ぶかではなく、『どう使いこなすか』にフォーカスしたWEBメディア。株式会社アシロの転職メディア編集部による、転職エージェントの賢い『使い方』とキャリアアップ実現の方法論を解説。