公認会計士に強い転職エージェントのおすすめ15社を徹底比較!利用メリットや転職成功ポイントも解説
公認会計士として転職を考えるには、人によってさまざまな理由があるでしょう。その中で、以下のように考える方は多いのではないでしょうか。
- キャリアアップをしたい
- 年収を増やしたい
- ワークライフバランスを実現したい
理想の転職を実現するためにおすすめなのが、下記のような公認会計士特化型の転職エージェントサイトです。
自分だけでは分からない情報や内情など、プロの視点から教えてもらえることも多いでしょう。
本記事では、公認会計士の転職におすすめする転職エージェントサイト15社と、転職の成功事例などを紹介します。
なお、今回紹介している転職エージェントは「求人数」「サポート体制」「求人の質」などに注目して選抜しています。
ぜひ記事を読んで転職エージェントの特徴を知り、転職の成功を目指しましょう。
関連記事:転職エージェントおすすめ比較ランキング!人気大手17社の選び方や特徴を一覧で解説
目次
公認会計士向け転職エージェントサイトおすすめ15社の比較一覧
まずは、公認会計士向け転職エージェントを一覧にまとめましたので、参考にしてください。
転職エージェントサイト | 特徴 |
ハイスタ会計士 | 公認会計士専門の転職サイト。監査法人・事業会社(上場準備中)の求人多数。ミスマッチの転職がない。 |
BEET-AGENT | 会計士・監査法人・事業会社のバックオフィス特化の転職エージェント。上場企業の経理財務ポジション、IPO準備中のCFO候補などのハイクラス向け。 |
マイナビ会計士 | 無資格者・経理未経験でも利用可能の公認会計士・試験合格者向け転職エージェント。業界に詳しいキャリアアドバイザーが多数在籍。 |
REXアドバイザーズ | 会計士・税理士業界に特化した老舗のエージェントとして有名。 |
WARC AGENT | ハイクラス×ベンチャー転職。公認会計士のための転職エージェント。 |
ジャスネットキャリア | 会計事務所やコンサルティングファーム、税理士事務所への転職に強い。 |
Ms Agent(ms-japan) | 経理・財務、人事・総務、法務、経営企画などの管理部門・士業の登録ナンバー1。 |
ビズリーチ | 年収800万円以上を目指すハイクラス層むけのスカウト型の転職サイト。 |
C-PASSキャリア | 公認会計士の資格スクールのCPA会計学院を運営する、CPAエクセレントパートナーズ株式会社の子会社の人材事業会社として運営 |
リクルートエージェント | 業界最大手『リクルート』が運営。10万件を超える圧倒的に豊富な求人を保有。 |
P・C・P | 公認会計士専門の転職エージェント。監査法人や事業会社でマネジメントの経験がある会計士がキャリアコンサルを担当。 |
ヒュープロ | 転職成功者の満足度が高い、士業・管理部門特化型のサービス。 |
USCPAキャリアナビ | USCPAキャリアナビは、USCPA(米国公認会計士)の転職を専門とする転職エージェント。 |
TACキャリアエージェント | 資格学校のTACが運営している、会計士転職を支援している転職エージェント。2万人を超える転職希望者の転職支援を行ってきた実績あり。 |
コトラ | コトラはハイクラス向けの転職エージェントで、求職者の経験とAI分析によってマッチした求人を紹介してもらえるのが特徴。 |
転職の目標を明確にしたうえで、自分の強みを知ったり企業とのマッチングを上手くおこなったりするために欠かせないのが転職エージェントです。公認会計士の転職に利用できる転職エージェントには、以下の2種類のエージェントがあります。
- 特化型の転職エージェント
- 総合型の転職エージェント
転職を成功させるためには、上記2種類のエージェントを併用するのが最も効率の良いやり方といえるでしょう。
公認会計士は専門性が高い転職となるため、特化型のエージェントを利用することで質の高い求人を見つけることが可能です。
中でも「ハイスタ会計士」「マイナビ会計士」は、公認会計士の転職に特化した転職エージェントのため、登録必須といえるでしょう。
その他の転職エージェントでは、事業会社の経理財務部門を中心とした「BEET-AGENT」に登録しておくことで、求人の幅を広げることも可能です。できるだけ多くの求人情報を得て、理想の転職先を見つけましょう。
ハイスタ会計士|公認会計士専門・監査法人からの転職に強い
ハイスタ会計士は、今回紹介している転職エージェントの中でも公認会計士の転職を得意とする特化型の専門エージェントです。
- 全体求人の約9割が「非公開求人」
- 在籍するキャリアアドバイザーは公認会計士の転職支援に特化
- 「監査法人転職」「CFO候補」「財務マネージャ」などハイクラス求人提案
- 強みは一人ひとりの強みを活かしたキャリア形成
- 長期的な入社後のフォローが受けられる
- 会計事務所・税理士事務所への転職ルートも完備
転職サポートをしてくれるキャリアアドバイザーは、公認会計の転職支援を得意としている人なので、公認会計士ならではの転職事情や市場価値を適切に教えてもらうことが可能です。
ハイスタ会計士は、一般的な転職エージェントとは違い、一人ひとりに合ったトータルプランニングを提供してもらえる転職エージェントです。希望に沿った事務所や企業への転職はもちろんですが、キャリアアップを見据えた転職が実現できるようなサポート体制なので、納得いく活動がおこなえるでしょう。
ハイスタ会計士で保有している求人は全て非公開求人なので、総合型の転職支援サイトや転職エージェントで公開されている求人やネット上で調べてでてくる求人以外の求人と出会うことが可能です。
また、キャリアアドバイザーは、事務所や企業のパイプを担っている両手型なので、履歴書や職務経歴書の添削や面接対策において、応募企業にマッチした対策ができる点もハイスタ会計士の魅力でしょう。
公式サイト:https://hi-standard.pro/cpa/
BEET-AGENT|公認会計士特化・事業会社の経理・CFO候補求人多数
BEET-AGENTは、公認会計士・事業会社の経理・財務、CFO候補といった「バックオフィス」「役員クラス」に強い転職エージェントです。
- ベンチャー企業・スタートアップなどの求人多数
- 専任のアドバイザーが必ず希望をヒアリングするため、ミスマッチなし
- 監査法人・会計事務所・上場企業・IPO準備中求人専門
- 全国対応・リモートワーク可能な求人多数
- 年収800万円〜1,500万円求人あり
保有求人の中ではベンチャー企業やスタートアップなどが多く、メガベンチャーやIPO準備中の会社まで幅広い求人を保有しています。
また、実務経験者のみを対象とした転職エージェントなので、保有求人の質は高く、条件面でも納得がいく求人を紹介してもらえるのも特徴です。
多種多様な働き方やマルチなスキルが求められる求人などを保有しているので、ワークライフバランスやスキルアップが叶う企業と出会える転職サイトといえるでしょう。
求人だけでなく転職サポート面も充実しており、市場価値診断や書類の添削、面接対策に対するサポートを個別に対応してもらえるので、初めての転職活動でも安心して望むことができます。
多くの求人が非公開であるため、一度は面談をおこなって、情報収集しておくのがおすすめです。
公式サイト:https://beet-agent.com/
マイナビ会計士|業界大手のネットワークで求人が豊富
マイナビ会計士は、「公認会計士」「会計士試験合格者」専門の転職エージェントです。
- 初めて転職活動をした人の成約実績が全体の70%
- 採用決定先は事業会社が全体の40%
- 会計士業界専門のキャリアアドバイザーだからこその最新情報を保有
業界大手のマイナビネットワークを活かした豊富な求人情報を持ち合わせています。また実績豊富なキャリアアドバイザーが市場の情報をいち早くキャッチしサポートしてくれるので、転職者の希望に合わせたマッチングが可能です。
転職が初めての人のサポートにも優れており、あまり転職活動に慣れていない方でも安心して転職活動を進めることができます。完全無料で利用できるため、公認会計士の転職において登録しておくべき転職エージェントといえるでしょう。
土曜日も面談をおこなっているため、平日は転職活動に時間を割くことが難しい方でも活用しやすいです。
公式サイトで気軽に年収診断やキャリア診断もできるため、転職を始めるか迷っている方は、まずは診断を受けてみてから、転職活動を進めるかどうかを決めてみるのもいいかもしれません。
公式サイト:https://cpa.mynavi.jp/
REXアドバイザーズ|カジュアルキャリア相談も可能
REXアドバイザーズは、「会計士」「税理士」「管理部門経験者」の転職実績を多数持つ転職エージェントです。
15分からの短時間でもキャリア相談が可能なため、転職活動をするかどうか自体なやんでいる状況でも利用しやすいでしょう。
- 高いマッチング度で、求職者・企業側どちらも満足する転職を実現
- シニア・マネージャークラスの転職実績多数
- 監査法人・コンサル・事業会社まで幅広い求人を保持
- 平日夜や土曜日も面談予約が可能
採用企業側へのアンケートやヒアリングをおこない、現場の声をキャッチアップしているため、企業の生の声を聞けるのも特徴です。
REXアドバイザーズは転職サポートが充実しており、転職成功率においても利用者から高評価を受けています。
30~50代の経験豊富な方の紹介を得意としていますが、キャリアアップを目指す20代有資格者の利用者も多いのが特徴です。
求人紹介・キャリアカウンセリングはもちろん無料で利用ができます。そもそも転職すべきか迷っている方の相談も受け付けているので登録しておくと良いでしょう。
公式サイト:https://www.career-adv.jp/
ヒュープロ
Hupro(ヒュープロ)は税理士・会計業界に精通したアドバイザーがいる転職エージェントです。
求職者のキャリア設計にそった求人紹介やアドバイスを提供。スピード感のある効率的な転職活動のサポートが強みなので、早期の内定獲得に期待できます。
- 税理士・会計業界専門求人サイトにおける公開求人数NO.1(2024年3月時点)
- 個人事務所やBIG4、プライム上場企業など、幅広い規模での求人保有
- 士業・管理部門業界特化の転職エージェントならではの質が高い情報量
ヒュープロに在籍しているキャリアアドバイザーは、会計士の働き方を理解しているため、スピード感のある対応に加えて、手間がかからない転職活動の進め方をしてくれ、無駄な時間を使うことなく転職ができます。
ヒュープロ独占の非公開求人もあるので、一度登録をおこなって求人情報を確認してみるのもいいでしょう。
メールだけではなくLINEでの相談もできるので、相談のしやすさは魅力的です。
公式サイト:https://hupro-job.com/
WARC AGENT
WARCAGENT(ワークエージェント)は株式会社WARCが運営する、ハイクラス人材向けの転職エージェントです。WARCエージェントのサービスの特徴はベンチャー企業の経営管理部門への転職に強い点です。
中でもベンチャー企業に対して経営管理部門のハイレイヤーを紹介する点に長けています。2023年現在、取扱社数が1,100社、転職支援実績600名となっています。転職後の年収アップも期待でき、転職後年収は1,000~1,300万円と公表されています。
- 約3分の1の求人が年収1,000万円以上
- 事業会社でのCFO経験、そして実際にIPO経験がある経営陣が在籍
- 転職の市場調査だけの利用でも可能
IPO準備企業の管理部門・バックオフィスに特化した転職エージェントであるため、状況の解像度が高く、疑問点にも的確に回答してもらえるため、転職への不安を解消してもらえます。
経営管理部門のハイレイヤーの転職に強い転職エージェントのため、公認会計士・税理士などの資格を所持している方はWARCAGENTへの登録がおすすめです。
公式サイト:https://agent.warc.jp/
ジャスネットキャリア|全体求人の内99%が非公開求人
ジャスネットキャリアは、1996年に創業され20年以上運営している転職エージェントです。「会計」「税務」「経理」「財務分野」に特化して転職サポートをおこなっています。
- 全体求人の内99%が非公開求人
- エージェント応募と直接応募の2種類の応募方法が選べる
- 1対1の面接対策が非常に充実している
- 「会計事務所」「コンサルティングファーム」「税理士事務所」への転職に強い
- エージェント登録者は「アカウンタンツライブラリー」の有料講座を無料で視聴可能
長年運営してきた実績から、企業からの信頼も厚く細やかな情報収集をおこなうため、求職者の入社後のミスマッチが少ないのも魅力の一つでしょう。また、すべての雇用形態の求人に対応しているため、一人ひとりのライフステージに合わせてサポートしてくれます。
新たな可能性を見出して、より自分にマッチした転職先を選ぶことができるでしょう。
取り扱っている求人の対象は、20代の若手から、30代、40代の中堅・管理職層なので、どの年代でも転職を検討している方に対して求人の紹介が可能です。
また、求職者の方が希望する働き方を叶えるために、在宅ワークサポートや独立サポートをおこなっています。
公式サイト:https://career.jusnet.co.jp/
MS Agent|会計士の転職サポート実績が豊富
MS Agentは、「管理部門」「士業業界」特化型の転職エージェントです。
楽天インサイトで2019年に行われた調査によると、「経理」「財務」「人事」「総務」「法務」「経営企画」などの管理部門および士業の登録数ナンバー1の特化型転職エージェントとして選ばれました。
会計士の転職サポート実績も豊富で、安心して転職サポートを利用できるでしょう。
登録することで、非公開求人を紹介してもらえます。
- 会計士向けの求人数が豊富
- セミナー・個別相談会が豊富
- 公認会計士向けのキャリア相談会実施
転職サポートは、管理部門・士業業界に精通したキャリアアドバイザーが担当してくれます。
キャリアアップを目的とした転職、年収アップを目的とした転職、ワークライフバランスを重視した転職など、幅広い転職活動理由を叶える求人をピックアップして紹介してくれるため、管理部門・士業におすすめしたい専門特化型エージェントNo1として選ばれているのでしょう。
現職との退職についても、円満退社ができるようにアドバイスをもらえるので、転職活動を一貫してサポートしてもらえるので安心です。
公式サイト:https://www.jmsc.co.jp/
ビズリーチ|ヘッドハンターや企業から直接スカウトあり
ビズリーチは、6,800名以上いるヘッドハンターや企業から直接指名を受けられる「ヘッドハンティング型転職エージェント」です。スカウト利用における登録には審査が必要ですが、その分サービスの質は極めて高く、ハイクラス求人を扱っているのが特徴となります。
- 年収1,000万円以上の求人が3分の1以上
- ヘッドハンターや企業からスカウトが受けられる
- 有料プランでは全てのスカウトへの応募が可能
ビズリーチを導入している企業は厳選された27,500社以上なので、自身にあった企業とマッチできる可能性が高いでしょう。
スカウト型の転職エージェントは、自分で求人を探すこともできますが、スカウトを待ってそこから求人を探すことができるのが特徴です。そのため、転職活動に割く時間を短縮することができます。
転職エージェントは年収アップを目指して登録する人も多いですが、特にベンチャー企業など大手企業のスカウトが欲しい人にビズリーチはおすすめです。
しかし、中長期的に転職を考えている方に向いているエージェントなので「短期的な転職を検討している方」には効率的ではありません。
求人案件への応募は、有料プランに登録した方のみできます。ただし、無料プランでもスカウトを受けることができるので、自分の市場価値を知るためや求人数の幅を増やすためなど、情報収集のひとつとして登録してみるのもおすすめです。
公式サイト:https://www.bizreach.jp/
C-PASSキャリア|オリジナル求人を多数ご紹介
C-PASSキャリアは、公認会計士の資格スクールのCPA会計学院を運営するCPAエクセレントパートナーズ株式会社の子会社の人材事業会社として運営されています。
約7,000人の会計士との繋がりから生まれた会計業界とのネットワークを基盤に、オリジナルの求人を紹介しています。
ハイクラス人材のキャリアアップ転職に特化しているのが特徴です。取り扱い求人は年収600万円~2,000万円で、非公開求人も多数保有しています。
- CPAグループの転職コンサルタントサービス
- 人材紹介歴20年や公認会計士資格がある、専門性の高いコンサルタントが在籍
- 生涯にわたってキャリアポートをしてもらえる
プロフェッショナルファームや一般事業会社の会計職などの、分野別にコンサルタントが在籍しているため、幅広い分野での転職相談が可能です。
コンサルタントの中には、公認会計士の資格を保有して、現役でも活躍している人もいるので、会計士業界ならではの業務内容や労働環境についての相談・解決の答えが出やすいでしょう。
アフターフォローとしては、交流事業や学びにおけるサポートもおこなっています。
登録費用は無料でオンラインでの相談にも対応しているので、時間とお金をかけずに転職活動に取り組めるでしょう。
公式サイト:https://cpa-career.jp/
リクルートエージェント|30万件以上の非公開求人を保有
リクルートエージェントは、人材事業会社大手で総合型求人サイトを運営しています。総合型求人サイトであることから、求人が圧倒的に豊富なので、応募の幅を広げるために登録するのがおすすめです。
- 一般の求人サイトにはない非公開求人が30万件以上(2024年3月時点)
- 同サービスのアプリが使いやすいと評判
- キャリアアドバイザーの交渉力が高い
表には出ていない非公開の求人数が圧倒的に多く、特化型とは違う幅広い求人を網羅することができます。
年収交渉にも強い事で知られており、相談時にキャリアアドバイザーに希望条件を伝えておくことで、転職を有利に進められるという点はメリットといえるでしょう。
転職活動を進めるにあたって、キャリアアドバイザーが希望やスキルに合った求人を厳選してくれ、履歴書の添削や面接対策、応募先の企業情報を共有してくれるため、転職活動での基礎となる部分に対する準備を整えやすいです。
面談調整や条件交渉については、リクルートエージェントのキャリアアドバイザーが担当してくれます。
本格的に転職活動を始める前の情報収集としてサービス利用することも問題ないので、気軽に登録してみましょう。
公式サイト:https://www.r-agent.com/
P・C・P|公認会計士向け求人のみを扱う
P・C・Pは、公認会計士専門の転職エージェント。監査法人や事業会社でマネジメントの経験がある会計士がキャリアコンサルを担当してくれ、企業の事業構造や文化、魅力、想定できる活躍ポジションなどを含めて求人を紹介してくれるため、ギャップの少ない転職活動がしやすいです。
- 会計士に特化したキャリアコンサルシートで自己分析
- 性格タイプ別診断で、自身にピッタリなキャリアを提案
- 現場を経験したコンサルタントから現場の声が聞ける
「情報収集目的」と「すぐに転職を検討している」かで登録窓口が別れているので、利用登録をするハードルは高くないでしょう。
自己分析については機械的な分析ではなく、キャリアコンサルシートを元にキャリアアドバイザーが第三者の立場になっておこなってくれます。
また、性格診断ツールを利用して性格分析をおこなうことで、スキル面だけではなく自分自身を活かすことができるキャリアが見えるようになるため、長く働くことを前提とした転職活動に繋がるでしょう。
公式サイト:https://sk-pcp.co.jp/
USCPAキャリアナビ|USCPA(米国公認会計士)専門の転職エージェント
USCPAキャリアナビは、USCPA(米国公認会計士)の転職を専門とする転職エージェントです。
- 実務未経験の転職もサポート対応
- 1,000人以上の転職サポート実績があるコンサルタントが在籍
USCAP学習中であっても転職相談を受け付けているため、今後のキャリアに悩んでいる方は登録して相談してみるのもいいでしょう。
SACTは監査法人や企業との関係値があるため、一般的な転職エージェントが保有している求人はもちろんのこと、レア求人も取り扱っています。
USCPA(米国公認会計士)資格を持っているが、実務経験が無い場合の転職サポートも実施しています。今までの業務経験を活かしつつ、USCPA(米国公認会計士)の資格が役に立つような求人を紹介してもらうことが可能ですので、経験や資格取得が無駄になることはありません。
キャリア形成の仕方について悩んでいて自分一人で解決できない方は、一度相談することを目的として登録してみるのもいいかもしれません。
公式サイト:https://uscpa-career.com/
TACキャリアエージェント|資格の学校が運営する転職エージェント
TACキャリアエージェントは、資格学校のTACが運営している、会計士転職を支援している転職エージェントです。
相談会場が、東京・名古屋・大阪にあり、WEB面談も対応しているので全国どこでも利用しやすいのが特徴で、海外在住の遠方の場合でもサポートを受けることができます。
- 大手の資格学校が運営しているので信頼できる
- 平日夜、土曜日の面談も受け付けている
- 認会計士論文式・短答式試験合格者、税理士試験科目合格者でも利用可能
2万人を超える転職希望者の転職支援を行ってきた実績、職業紹介優良事業者としての制度も取得があり、安心して転職サポートを任せることができるでしょう。
会計士の転職サポートに特化しているため、会計士の転職事情に精通しており、最適な転職活動方法を提案してくれます。
また、必ず転職を勧めてくるのではなく、現職の立場や条件を考慮して、転職せずに現状のまま頑張ってみるという選択肢も伝えてくれるので、転職しなければよかったというようなことは起こりにくいでしょう。
公式サイト:https://tacnavi.com/
コトラ|ハイクラスの転職支援サービス
コトラは、ハイクラス向けの転職エージェントで、求職者の経験とAI分析によってマッチした求人を紹介してもらえるのが特徴です。
取引企業数4,000社、有効求人数20,000件なので、幅広い業界やポジション、条件を叶える求人がみつけられるはずです。面接でのポイントや想定質問、面接官の人柄も共有してもらえるので、面接対策を具体的にしやすいでしょう。
- 金融やコンサル、IT業界の求人が豊富
- 業界出身者がコンサルタントとして対応してくれる
- 人材業界歴が20年以上の転職エージェント
年収2,000万円以上の求人も取り扱っているため、大幅な年収アップを希望している場合は登録し、ハイクラスでの転職を実現させられるでしょう。
ポジションを変えずに、より業務内容の質を高めたいという転職目的のプロフェッショナルでの転職支援が得意としているため、自分自身のスキルを伸ばしたい、専門的にしていきたいと思って転職を検討している方は、コトラを活用してみるといいでしょう。
公式サイト:https://www.kotora.jp/
公認会計士におすすめの転職先10種を比較|会計・監査の知識を活かせる職場
監査法人から転職先にはどのような選択肢があるのでしょうか?転職先ごとの特徴やその後のキャリアパスなどについて解説します。
一般事業会社の経理
公認会計士が一般企業へ転職する場合に、もっとも有力な候補となるのが経理部です。
会計知識を活かせるほかに税務や予算編成など幅広い経験を得ることができます。特に上場企業であれば監査法人での経験を活かすことも可能で、管理職としての採用にも期待できます。
監査法人+一般事業会社の経理の経験があると、IPOベンチャーやコンサル等さまざまなキャリアパスが広がります。
経営企画室
経営戦略の立案・実行を担う部署です。公認会計士は財務分析能力やM&Aに関する知識が評価され経営企画室に配属される場合があります。
会計・財務以外にもマーケティングや販売データ分析など幅広い知識や経験が求められますが、コンサルや監査法人のアドバイザリー部門など、さまざまなキャリアにつながる可能性があります。
FAS
FAS系コンサルは財務デューデリジェンスやバリュエーションで公認会計士の知識・スキルを活かしやすいため、監査法人からの転職先として有力な候補となります。
コンサル経験がなくても公認会計士であれば採用される可能性はかなり高いと考えてよいでしょう。また、経営・ビジネスの視点からコンサルを提供する戦略コンサルは、クライアントの売上に直結する責任の重い業務です。
興味を持つ公認会計士も多いですが、高いビジネスセンスや地頭のよさ、論理的思考能力などが要求されるため相当の準備期間が必要な転職先となります。
M&A・企業再生
監査法人での経験はM&Aコンサル・企業再生コンサルタントとして活躍できる可能性が高いです。
買い手・売り手の評価や調査を行うだけでなく、案件について当事者が納得のいくようにまとめる必要があるため、問題解決力、コミュニケーション能力、リーダーシップが求められる環境です。
そのため、(ハードワークにはなりがちですが)やりがいやクライアントとの距離が近い仕事ができます。
会計事務所・税理士法人
会計事務所や税理士法人も監査法人からのメジャーな転職先です。会計事務所はクライアントの規模が小さいため経営者との距離が近く、クライアントから頼りにされる存在になるのでやりがいも大きいです。
税務スキルも身につくので将来的に独立したい場合には必須の経験となるでしょう。税理士法人も法人税務のスキルを習得でき、スキルの幅を広げられます。
税務・会計コンサルタント
公認会計士は税理士登録をすることも可能です。そのため税理士登録をした上で税務コンサルタントとして活躍する道もあります。
いまは中小企業に対する税務サービスを中心とした会計事務所や税理士法人もありますが、会計士資格を持って業務にあたる方はまだまだ少なく、差別化も図れます。
また、財務会計業務は外部のコンサルタントに依頼するニーズも高く、コンサルティングファームだけではなく事務所に依頼している企業も多くあります。
中小規模の監査法人
監査法人から監査法人へ転職するパターンもあります。同じ規模の法人への転職もなくはありませんが、基本的には規模の異なる法人へ転職するケースが多いでしょう。
高ポジションを狙うなら大手監査法人から中小監査法人への転職が考えられます。中小監査法人は大手と比べるとポジションに空きが出やすく、出世しやすい環境です。大手出身者は高ポジションで転職できる場合もあります。
また、監査法人の中でも監査ではなくアドバイザリー部門へ転職するパターンもあります。BIG4監査法人のアドバイザリー部門なら最先端のFAS実務を身につけることができ、コンサルや投資銀行等へのキャリアを展開できます。
金融機関
金融機関にはM&A支援部署が設置されている場合があるので、公認会計士としてもそこを目指して転職活動を進めることになります。
M&Aに関する知識・スキルを習得する必要がありますが、財務デューデリジェンスやアドバイザリー業務の経験などが活かせるので公認会計士と親和性のある転職先です。
ただし求人数は少ないので、金融機関に絞って転職活動を進める場合は長期的な視点で転職活動を行う必要があります。
投資銀行
投資銀行では主にM&Aに関するコンサルを行います。
規模の大きいクライアントが多くダイナミックな案件に関与できるためやりがいが非常に大きく、金融・コンサルのスキルを身につけることもでき、その後のキャリアパスも豊富です。
ただし学歴や実務経験、語学力など応募条件が厳しいので、転職可能性は低いと考えられます。
少なくとも監査法人のみの経験では難しいでしょう。
IPO準備中企業のCFO
IPOを目指すベンチャー企業でも、公認会計士のニーズがあります。公認会計士は、財務・会計の専門知識があるのでCFO(最高財務責任者)ポジションで採用されて転職する場合もあるでしょう。
まずは、経理や内部監査室に入り社内でキャリアアップしてCFOを目指すケース、最初からCFOとして迎え入れられるケースなどがあります。
しかし、このパターンでの転職は、金融機関や投資銀行出身者でないと難易度は高いです。
転職サイト・エージェント | 特徴 |
ハイスタ会計士 | 公認会計士専門の転職サイト。監査法人・事業会社(上場準備中)の求人多数。ミスマッチの転職がない。 |
BEET-AGENT | 会計士・監査法人・事業会社のバックオフィス特化の転職エージェント。上場企業の経理財務ポジション、IPO準備中のCFO候補などのハイクラス向け。 |
マイナビ会計士 | 無資格者・経理未経験でも利用可能の公認会計士・試験合格者向け転職エージェント。業界に詳しいキャリアアドバイザーが多数在籍。 |
REXアドバイザーズ | 会計士・税理士業界に特化した老舗のエージェントとして有名。 |
WARC AGENT | ハイクラス×ベンチャー転職。公認会計士のための転職エージェント。 |
ジャスネットキャリア | 会計事務所やコンサルティングファーム、税理士事務所への転職に強い。 |
Ms Agent(ms-japan) | 経理・財務、人事・総務、法務、経営企画などの管理部門・士業の登録ナンバー1。 |
ビズリーチ | 年収800万円以上を目指すハイクラス層むけのスカウト型の転職サイト。 |
C-PASSキャリア | 公認会計士の資格スクールのCPA会計学院を運営する、CPAエクセレントパートナーズ株式会社の子会社の人材事業会社として運営 |
リクルートエージェント | 業界最大手『リクルート』が運営。10万件を超える圧倒的に豊富な求人を保有。 |
P・C・P | 公認会計士専門の転職エージェント。監査法人や事業会社でマネジメントの経験がある会計士がキャリアコンサルを担当。 |
ヒュープロ | 転職成功者の満足度が高い、士業・管理部門特化型のサービス。 |
USCPAキャリアナビ | USCPAキャリアナビは、USCPA(米国公認会計士)の転職を専門とする転職エージェント。 |
TACキャリアエージェント | 資格学校のTACが運営している、会計士転職を支援している転職エージェント。2万人を超える転職希望者の転職支援を行ってきた実績あり。 |
コトラ | コトラはハイクラス向けの転職エージェントで、求職者の経験とAI分析によってマッチした求人を紹介してもらえるのが特徴。 |
公認会計士向けの転職エージェントやサイトの選び方と比較ポイント5つ
公認会計士の転職でエージェントを選ぶ際に、比較軸として重視したいのは次の4つの要素です。
- アドバイザーの質はどうか
- 十分な求人数があるか
- 年収アップできる求人があるか
- キャリアアップできる求人があるか
ここでは、上記4つの項目についてそれぞれくわしく解説します。
アドバイザーの質はどうか
公認会計士は全国に約40,000人程度しかおらず、会計士の転職事情に詳しいキャリアアドバイザーはかなり限定されます。
多くのキャリアアドバイザーは、求人の数を武器に簡単なヒアリングと職務経歴書での判断でよりマッチしている求人提案をおこなっています。しかし、アドバイザーの本質としては「転職先の内情に詳しい」「一人ひとりが活躍できる環境を用意する」ということが重要です。
そのため業界特化ということに加えて、あなたを担当してくれるアドバイザーが「業界に詳しいか」「きちんと求職者と向き合っているか」という点がチェックするポイントとなるでしょう。
「担当者はちゃんと自分を見てくれているのか?」この視点がエージェントを選ぶうえでは最も重要な項目といえます。大手エージェントへの登録も大事ですが、アドバイザーの質を重視した転職エージェント選びも心がけましょう。
十分な求人数があるか
求人数は、転職エージェントの質を測る重要な基準といえます。求人数が多いほど、希望の職場が見つかりやすいからです。
企業側からすると、転職エージェントに求人を掲載するのはタダではありません。月額の掲載料などを支払ってでも「良い人材を採用したい」と考えているのです。
つまり求人数が豊富なことは、採用意欲の高い企業が揃っているということを示します。
年収アップできる求人があるか
転職におけるアンケートの「退職理由」としては、「給与への不満」を転職理由に挙げている方が多くなっています。そのため、年収アップを目的とした転職の基準として「正社員求人を多く取り扱っているか」「高年収の案件はあるのか」ということは重要でしょう。
転職エージェントによっては、ハイクラス転職を扱っています。年収アップを目指すなら、年収の高い求人を扱っている転職エージェントへの登録は必須といえます。
キャリアアップできる求人があるか
同じアンケート結果から、転職者の多くは以下の2つの希望があることがわかっています。
- 他にやりたい仕事がある
- 経験や能力を活かした転職がしたい
そのため、キャリアアップへのニーズも重要と判断しています。転職エージェントによって求人の内容に違いがありますので、複数の転職エージェントに登録して探すと効率が良いでしょう。
キャリアアドバイザーに相談しながら、理想の転職先を探してください。
公認会計士の転職に特化しているか
転職エージェントには、総合型と特化型があり、どちらを利用しても公認会計士の転職活動は可能ですが、特化型の転職エージェントのほうが業界知識が豊富なキャリアコンサルタントが在籍しているため、紹介される求人の質が高く、納得いく条件での転職が実現しやすいです。
また、業界ならではの転職市場を把握してくれているため、履歴書や面接においても適切なアドバイスをしてもらえます。
公認会計士に特化している転職エージェントならではの非公開求人を保有している場合もあるので、まずは登録をして、話をきいてみましょう。
公認会計士が転職エージェントやサイトを利用する5つのメリット
転職エージェントの一番の役割として、転職者に対して希望の企業を紹介することがあります。転職サイトには載っていない「非公開求人」を紹介できることが、転職エージェントにおける最大の強みになるので「アプローチ数を増やせる」「通常では応募できない企業へ転職するチャンスを得られる」というのは大きな魅力でしょう。
転職エージェントを利用すると、以下の5つのメリットが挙げられます。
- 会計士ならではのキャリア相談が可能
- 「監査法人」「会計事務所」「企業の内情」を把握できる
- 経理・財務の転職における内定率が高い
- 履歴書・職務経歴書の添削や精度の高い面談対策
- 転職先の事務所や企業との交渉で年収がUPする
ここでは、それぞれの項目について詳しく解説します。
会計士ならではのキャリア相談が可能
転職エージェントでは「そもそもなぜ転職をしたいのか」ということを踏まえたうえで、以下のような具体的な相談ができます。
- 会計士として今後のキャリア形成におけるベストな形
- いまのスキルで挑戦できる転職先とは
- チャレンジするにあたり必要な心構え など
「会計士専門特化」でサービスを提供しているキャリアアドバイザーのサポートがあってこそ実現する内容といえます。ぜひ転職エージェントを利用して、キャリアアップを成功させましょう。
監査法人・会計事務所・企業の内情を把握できる
監査法人や事務所系求人は、企業と比較すると情報公開が進んでいないため事務所の内情まで知ることは困難であるのが現状です。
転職エージェントの担当者は事務所に対して人材紹介をするにあたり、実際に企業に足を運び会社関係者にヒアリングを実施し内情を把握する作業をおこなっています。
経理・財務の転職における内定率の高さ
転職エージェントの利用では、総合転職サイトには載っていない「非公開求人」を紹介してもらえるということが期待できます。その中でも「監査法人」や「財務系求人」などは非公開のものが多いため、通常では見つけることができない企業の転職情報を入手しやすい点もメリットの一つです。
それにより、会計士特化型である転職エージェントを経由し効率的に応募する方が、お互いのミスマッチを解消できるため内定につながりやすいといえるでしょう。
履歴書・職務経歴書の添削や精度の高い面談対策
初めて転職する方にありがちなこととして挙げられるのは、履歴書や職務経歴書の通りやすい書き方を知らないと言う点です。面接に進むために、誰が見てもあなたの経歴や強みが分かるように伝える必要があります。
そのためにはちょっとしたコツが必要なので、そういったテクニックも教えてもらえるのは心強いでしょう。また、企業との面接前に対策をしてもらえるので「どういったことを聞かれるのか」「答えにくい質問への返答方法」などが事前に分かるのも魅力といえます。
転職先の事務所や企業との交渉で年収がUPする
例えば「給与がこのぐらい欲しい」「希望のポジションがある」などの場合に、転職エージェント側が企業との交渉を行ってくれます。できるだけ希望の内容に沿うように話を進めてくれるので、転職エージェントの利用は大きなメリットといえるでしょう。
自分では難しい交渉を転職エージェントが行ってくれるので、スムーズに話が進むことが期待できます。
会計士が転職エージェントを利用する際のデメリットと注意点
転職エージェントを利用するにあたって、次のような点に注意をしないと、理想としていた転職結果にならないかもしれません。
キャリアアドバイザーだけの意見で転職活動を進めない
転職活動は、自分の将来を決める大きなイベントです。
また、入社して働くのは自分自身なので、「転職をしたい理由」「どのような環境で働きたい」「携わりたい業務」「身につけたいスキル」を明確にし、それらが叶う企業への転職を実現しなければ、転職した意味もありませんし、すぐにまた退職を検討するはめになります。
転職エージェントの登録をしすぎない
複数の転職エージェントを利用するのは情報収集のためにおすすめですが、登録しすぎると情報を整理しきれずに、逆に転職活動が進めにくくなるかもしれません。
面接スケジュールの管理も難しくなって、面接が2重になってしまう恐れもあるため、2.3社の登録がおすすめです。
転職活動を急がされる可能性がある
求人は水物と言われており、転職エージェントから紹介してもらった求人が、1週間後には無くなってしまっていることもありえます。そのため、エージェントから応募について、頻繁に催促の連絡がくる場合があります。
自分のペースで転職活動を進めていきたい場合には、転職エージェントを利用した転職活動は向いていないかもしれません。
公認会計士が転職エージェントを使う際の流れ
公認会計士が転職エージェントを使う流れは、次の通りです。
転職エージェントに登録する
本記事でご紹介した15社のような、公認会計士の求人を取り扱っている転職エージェントに登録をします。
基本的には無料で登録が可能ですが、サービス範囲によっては有料オプションもあるので、必要に応じて追加しましょう。
自身のプロフィールに加えて、職歴や転職の希望条件を入力します。
キャリアアドバイザーとの面談
担当してくれる、キャリアアドバイザーとの面談を実施します。面談前に履歴書や職務経歴書の提出をお願いされることが多いので、転職エージェントに登録したタイミングで用意しておきましょう。
事前に提出した書類をもとに、転職の目的や希望条件、今回の転職で実現したいことを伝えます。
面談は対面やWEBで選べるケースが多いので、自分の都合に良い方で実施しましょう。
求人を紹介してもらう
履歴書や希望条件をもとに、キャリアアドバイザーが求人をいくつか紹介してくれます。
企業について自分で調べ、疑問点があればキャリアアドバイザーに質問しましょう。
興味のある求人があった場合は、キャリアアドバイザーに伝えて書類選考の準備をしてもらいます。その際、求人のどの点に興味を持ったのかを伝えておくと、キャリアアドバイザーに転職の方向性を把握してもらいやすいです。
書類選考
履歴書や職務経歴書の書類は、エージェントから企業に提出してもらいます。
一度キャリアアドバイザーが目を通してくれるため、不備や変更したほうがいい点について添削してくれます。
面接
書類が通過したら面接をおこないます。応募先の企業によって面接回数は異なるので、応募前に確認しておきましょう。
面接日程の調整については、エージェントが対応してくれます。面接可能な日はピンポイントで集中させるのではなく、ばらけた日程で幅のある時間で3日ほど候補を挙げておくとスムーズに決まります。
面接形式は、全て対面であったり、一部の面接のみWEBである場合があるので、その点は確認しておきましょう。
内定
面接を突破したら内定です。内定がでたら、希望条件や入社日等を明確にします。内定がでたら必ずしも入社が条件ではないので、2. 3日迷っても問題ありません。
もし納得いかなければ、その旨をエージェントに伝えて、再度転職をサポートしてもらいましょう。
【2024年】公認会計士の年収は746.6万円
職業情報提供サイト「jobtag」によると、公認会計士の平均年収は746万6万円となっています。
転職先別では、次のような平均年収となっています。
監査法人の場合
監査法人には大きく分けて2つあります。会社の規模や取り扱う案件によって差はありますが、おおよその平均年収は、以下のとおりです。
BIG4・大手監査法人
BIG4といわれている大手の監査法人は、クライアント数が多いため対応する案件数も多いです。そのため、監査法人の中でも比較的年収は高い傾向にあります。
きまって支給する 現金給与額 |
年間賞与、 その他特別給与額 |
年収 | |
公認会計士 (税理士も含む) |
54万円 | 213万4000円 | 861万4000円 |
平均は上記のとおりですが、役職によって下記のように年収の差がでます。
- スタッフ:年収450万円~650万円
- シニアスタッフ:年収600万円~850万円
- マネージャー:年収1,000万円
- パートナー:年収1,500万円~2,000万円
参考:令和4年賃金構造基本統計調査 職種(小分類)、性別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計)
中小規模の監査法人
中小規模の監査法人は、大手監査監査法人と比較すると案件数も少ないため、その分年収も低くなる傾向にあります。
きまって支給する 現金給与額 |
年間賞与、 その他特別給与額 |
年収 | |
公認会計士 (税理士も含む) |
41万2700円 | 197万8200円 | 693万600円 |
参考:令和4年賃金構造基本統計調査 職種(小分類)、性別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計)
一般事業会社の経理
事業会社への転職も、公認会計士の転職先候補です。監査法人と同様に、企業規模によって年収に差がでます。
経理部 | 経理部(マネジメント・IPO経験) | 経営企画 | 内部統制担当 | |
年収 | 400万円~800万円 | 800万円~1,200万円 | 600万円~1,000万円 | 500万円~800万円 |
転職時の年収は、前職での経験や実績が反映されるため年収アップを希望することは可能です。また、ベンチャー企業でIPO準備中の企業は、公認会計士が必要不可欠とされています。
そのため、役職付きの条件を提示してくれる場合もあるので、スキルアップだけでなく、年収アップも望めるかもしれません。
コンサルティングファーム
企業の経営に関わることができる、コンサルティングファームへの転職を検討する方もいるでしょう。
年収には、600万円~2,500万円と幅があります。
コンサルティングファームへの転職で大幅な年収アップを叶えたい場合は、外資系やFAS系のコンサルティングファームを検討するといいでしょう。
公認会計士が転職を成功させるための5つのポイント
公認会計士に限らず転職失敗でよくある原因は、目標が曖昧なまま何となく転職してしまうことです。そういった失敗をしないために、しっかりと準備しましょう。
公認会計士の転職を成功させるためのポイントは、以下の5つが挙げられます。
- 転職目的を明確にする
- 転職理由をネガティブに伝えない
- 将来性を見据えた転職を考える
- 希望年収に幅をもたせる
- 履歴書・職歴書の魅せ方にこだわる
ぜひ参考にして、転職を成功させましょう。
転職目的を明確にする
はっきりとした転職目的を持たずに何となく応募して流されてしまうと、転職先でも結果的に不満を抱えることになりかねません。まずは、現状を整理することが大切です。
公認会計士の転職者が考える転職理由には、以下のようなものが挙げられます。
- 給料に不満がある
- 将来への不安(昇給がない)
- 今の職場ではキャリアアップができない
- ワークライフバランスを充実させたい
- 監査の作業に飽きた
- もっとやりがいが欲しい
- 将来独立を見据えている
上に挙げた転職理由はほんの一例ですが、この中にはポジティブなものもあれば少しネガティブなものもあります。もしあなたの転職理由がネガティブなものであれば、一旦その考えは置いて自分が本当にやりたいことを考えてみましょう。
転職理由をネガティブに伝えない
転職理由を「残業が多い」「給与が低い」「人間関係が悪い」などで伝えてしまうと、面接官から良い印象を受けてもらえません。
また、嫌なことから逃げるために転職をすると、次の職場でも同じように不満が出てきてしまい現状改善に繋がらないことがしばしば起こります。
一刻も早く現状を変えたいと思うと転職を焦ってしまい現実的に考えられないことに繋がるので、一度冷静に見つめる時間を設けるようにしてください。
「年収アップ」「ワークライフバランスが最優先」「独立を見据えた転職」など、前向きな思いがあっての転職であることを伝えましょう。
どうしても言語化できない時には、転職エージェントの面談を活用し、キャリアアドバイザーにプロの目線からアドバイスをもらうのもおすすめです。
将来性を見据えた転職を考える
転職後に自分が目指すキャリアを築けるのかも大切です。希望するキャリアを明確にして、中長期的な視点で転職する企業を決めることで「必要な経験はなにか」「その経験を得るためにどこで働けば良いのか」がおのずと分かってくるでしょう。
給与や待遇など、表面的な条件だけで判断して応募先を選ぶことがなく、失敗を回避しやすくなります。万が一失敗してしまった場合、リカバリーがしやすくなる利点もあるため中長期的な視点を持つことが重要でしょう。
希望年収に幅をもたせる
公認会計士は、元々の年収が高い職業です。そのため年収アップはおろか、年収を維持するのも容易くはありません。
転職する際に年収にこだわりすぎると選択肢が狭くなる可能性があります。あらかじめ希望年収を幅広く設定し、どこまで許容できるのかを決めておくと良いでしょう。
特に監査法人からの転職を考えている人は、年収ダウンすることも想定しておくべきです。もっとも、初年度から高い年収は設定せず、経験に応じて年収が上がっていくケースも多く見られます。
転職を希望する企業の昇給基準などを確認しておけば、一時的な年収ダウンに一喜一憂することなく、モチベーションを保ちやすいでしょう。
履歴書・職歴書の魅せ方にこだわる
どんなに優秀であっても、履歴書・職務経歴書を魅力的に作成できなければ面接に進むことができません。とくに職務経歴書においては、公認会計士として「どんな経験を積んできたのか」「どんなスキルがあるのか」を具体的にアピールするため重要な役割があります。
ポイントとして経験・スキルを列挙するのにとどまらず、採用担当者の目に留まるよう「あなたを採用するメリット」をアピールする必要があります。
そのためには、自身の経験・スキルを丁寧に棚卸しし、応募先企業の募集ポジションやサービス内容などを研究する必要があるといえるでしょう。
経験・スキルと合わせて、応募先が求めている人材像に近い内容に仕上げることを重視してください。
転職サイト・エージェント | 特徴 |
ハイスタ会計士 | 公認会計士専門の転職サイト。監査法人・事業会社(上場準備中)の求人多数。ミスマッチの転職がない。 |
BEET-AGENT | 会計士・監査法人・事業会社のバックオフィス特化の転職エージェント。上場企業の経理財務ポジション、IPO準備中のCFO候補などのハイクラス向け。 |
マイナビ会計士 | 無資格者・経理未経験でも利用可能の公認会計士・試験合格者向け転職エージェント。業界に詳しいキャリアアドバイザーが多数在籍。 |
REXアドバイザーズ | 会計士・税理士業界に特化した老舗のエージェントとして有名。 |
WARC AGENT | ハイクラス×ベンチャー転職。公認会計士のための転職エージェント。 |
ジャスネットキャリア | 会計事務所やコンサルティングファーム、税理士事務所への転職に強い。 |
Ms Agent(ms-japan) | 経理・財務、人事・総務、法務、経営企画などの管理部門・士業の登録ナンバー1。 |
ビズリーチ | 年収800万円以上を目指すハイクラス層むけのスカウト型の転職サイト。 |
C-PASSキャリア | 公認会計士の資格スクールのCPA会計学院を運営する、CPAエクセレントパートナーズ株式会社の子会社の人材事業会社として運営 |
リクルートエージェント | 業界最大手『リクルート』が運営。10万件を超える圧倒的に豊富な求人を保有。 |
P・C・P | 公認会計士専門の転職エージェント。監査法人や事業会社でマネジメントの経験がある会計士がキャリアコンサルを担当。 |
ヒュープロ | 転職成功者の満足度が高い、士業・管理部門特化型のサービス。 |
USCPAキャリアナビ | USCPAキャリアナビは、USCPA(米国公認会計士)の転職を専門とする転職エージェント。 |
TACキャリアエージェント | 資格学校のTACが運営している、会計士転職を支援している転職エージェント。2万人を超える転職希望者の転職支援を行ってきた実績あり。 |
コトラ | コトラはハイクラス向けの転職エージェントで、求職者の経験とAI分析によってマッチした求人を紹介してもらえるのが特徴。 |
公認会計士の転職成功事例
これから始めるに転職活動において、成功するためのポイントを知りたい人は多いでしょう。ここでは、転職エージェントを利用した以下の3つの成功事例をご紹介します。
- 事業会社からBig4監査法人への転職
- 会計事務所から中堅監査法人への転職
- 金融機関(信用金庫)から中堅監査法人へ30代での転職
ぜひ参考にしてください。
事業会社からBig4監査法人への転職
転職前年収:450万円
転職後年収:600万円
転職理由:キャリアアップしたい
業務を遂行する中、将来を検討した際に、会計のスペシャリストになりたいとの思いが強くなり、USCPA(米国公認会計士)の勉強を開始されました。そして、在職の仕事と勉強を両立し、2年間で全科目に合格。
USCPA試験合格者としてのキャリアを考え、まずは監査業務を経験するために監査法人を志望され、中でもBig4監査法人の質の高い業務、優秀な方に囲まれる環境で自身を成長させたいとのお考えで大手監査法人へのご転職活動を支援させていただきました。
会計事務所から中堅監査法人への転職
転職前年収:400万円
転職後年収:350万円
転職理由:ワークライフバランスを重視したい
ヒアリングを複数回実施後、お人柄の良さと経験を考慮し、入社時から時短勤務実現可能な求人を複数提案。ご本人様の想像以上に求人があったことには安心して頂けましたが、実際に面接での相性や待遇を考慮していくと、なかなか「これだ」と思う法人が見つからず、1ヶ月が経過してしまいました。
今までの経験から会計事務所での業務を得意としている方でしたが、個人会計事務所よりも時給の高い監査法人へもチャレンジをお薦めしました。監査法人も現在積極採用中ということで面接が実現し、またその面接での相性が非常に良かったため、無事に内定を獲得することができました。
金融機関(信用金庫)から中堅監査法人への転職
転職前年収:400万円
転職後年収:500万円
転職理由:年収をアップさせたい
未経験であった為、教育体制がある法人の方がご本人様も成長出来るという観点から大手から中堅クラスの法人をご提案致しました。
その中でもそれぞれの法人の採用ニーズから実務経験の無い方でも検討して頂ける法人にて選考に進んで頂きました。
ご紹介した求人以外にも、ご自身で応募された企業様でも選考が進んでおりました。
ただ、ご紹介差し上げた監査法人への志望度が高かった事もあり、監査法人側の選考結果の確認や日程調整を早急に進行させていただきました。それによって、先に選考が進んでいた企業様と比較することができ、納得感を持ってご入社頂けました。
転職エージェントを活用し後悔のない転職を目指しましょう!
公認会計士の転職を考えたときに、転職エージェントへ登録することで重い腰を上げるきっかけにもなります。業界によっては適齢期がある求人もあるので、将来像が明確になっている場合は早めに動いたほうが良いでしょう。
転職について迷いがある場合は転職エージェントへ登録し、まずは相談だけでも利用することをおすすめします。迷いを払拭する、もしくは転職の時期を見直すことが可能となります。
キャリアアップや年収アップなど目的が明確なら、ぜひ記事を参考にして転職を成功させましょう。
公認会計士に最もおすすめの転職エージェントはどれですか?
「ハイスタ会計士」は、公認会計士・経理の転職・求人紹介に特化しており、ミスマッチのない転職をすることがでるのでおすすめと言えます。また「シャスネットキャリア」「REXアドバイザー」も監査法人、事業会社でのCFO求人を扱っています。
公認会計士・経理財務の求人が多い人気のサイトはどれですか?
管理部門・バックオフィスの転職に特化し、経理財務の求人が多いのは『BEET-AGENT』「MS-Agent」が人気です。監査法人の公認会計士から事業会社のCFOへの転職も可能ですので、登録して損はない転職エージェントと言えます。
転職サイト・エージェント | 特徴 |
ハイスタ会計士 | 公認会計士専門の転職サイト。監査法人・事業会社(上場準備中)の求人多数。ミスマッチの転職がない。 |
BEET-AGENT | 会計士・監査法人・事業会社のバックオフィス特化の転職エージェント。上場企業の経理財務ポジション、IPO準備中のCFO候補などのハイクラス向け。 |
マイナビ会計士 | 無資格者・経理未経験でも利用可能の公認会計士・試験合格者向け転職エージェント。業界に詳しいキャリアアドバイザーが多数在籍。 |
REXアドバイザーズ | 会計士・税理士業界に特化した老舗のエージェントとして有名。 |
WARC AGENT | ハイクラス×ベンチャー転職。公認会計士のための転職エージェント。 |
ジャスネットキャリア | 会計事務所やコンサルティングファーム、税理士事務所への転職に強い。 |
Ms Agent(ms-japan) | 経理・財務、人事・総務、法務、経営企画などの管理部門・士業の登録ナンバー1。 |
ビズリーチ | 年収800万円以上を目指すハイクラス層むけのスカウト型の転職サイト。 |
C-PASSキャリア | 公認会計士の資格スクールのCPA会計学院を運営する、CPAエクセレントパートナーズ株式会社の子会社の人材事業会社として運営 |
リクルートエージェント | 業界最大手『リクルート』が運営。10万件を超える圧倒的に豊富な求人を保有。 |
P・C・P | 公認会計士専門の転職エージェント。監査法人や事業会社でマネジメントの経験がある会計士がキャリアコンサルを担当。 |
ヒュープロ | 転職成功者の満足度が高い、士業・管理部門特化型のサービス。 |
USCPAキャリアナビ | USCPAキャリアナビは、USCPA(米国公認会計士)の転職を専門とする転職エージェント。 |
TACキャリアエージェント | 資格学校のTACが運営している、会計士転職を支援している転職エージェント。2万人を超える転職希望者の転職支援を行ってきた実績あり。 |
コトラ | コトラはハイクラス向けの転職エージェントで、求職者の経験とAI分析によってマッチした求人を紹介してもらえるのが特徴。 |
運営者情報
会社名 |
株式会社アシロ(ASIRO Inc.) 2021年7月20日 東証グロース上場(7378) |
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URL | https://asiro.co.jp/ |
本社所在地 |
160-0023 東京都新宿区西新宿6丁目3番1号 新宿アイランドウイング4F |
法人番号 | 9011101076787 |
設立日 | 2009年11月 |
代表者(代表取締役社長) | 中山博登 |
主な事業内容 | HR事業、インターネットメディア事業(リーガルメディア、派生メディア)、少額短期保険事業 |
許認可 | 有料職業紹介事業(厚生労働大臣許可 許可番号13-ユ-313782) |
グループ会社 |
株式会社アシロ少額短期保険 株式会社ヒトタス |