ウェディングプランナーとして働いている方の中には、責任の重さや不規則な働き方、収入面での不満から転職を考えている方も少なくないでしょう。

とくに初めての転職は「うまくいくだろうか…」「他業界でもスキルが活かせるのか」など不安が募ってしまいます。

結論、ウェディングプランナーとして培ったコミュニケーション能力やマルチタスク処理能力は、他業界でも高く評価されます。

この記事では、転職を成功させるために必要な自己分析や面接対策、さらに活用すべき転職エージェントの選び方について解説します。

この記事を参考にして、転職活動をスムーズに進め、理想のキャリアを実現しましょう。

関連記事：ブライダル業界に強いおすすめの転職エージェント9選｜理想の職場を見つける方法

ウェディングプランナーから異業種に転職する難易度

ウェディングプランナーが異業種に転職する難易度は、スキルの汎用性や転職市場の需要によって左右されます。

結婚式のプロデュースや顧客対応で培ったスキルは、異業種でも評価される場面がありますが、ウェディングプランナーの業務の認知度が低いことが難易度を上げる主な理由です。

専門性が高い職種ゆえの認知度の低さ

ウェディングプランナーは、「コミュニケーション能力」「営業力」「プロジェクト管理能力」などの汎用スキルを持っていても、他業種の採用担当者には伝わりにくいことがあります。

結婚式の進行管理で培ったスケジュール管理能力は、イベント業界や不動産業界で活かせる場面が多いですが、その具体性を説明しなければ評価されない場合が多いです。

年齢によるハードルの変化

20代後半は未経験職種への転職が最も有利な年齢とされていますが、30代以降は即戦力を求められることが多く、転職の選択肢が減少します。

とくに未経験業種・職種を目指す場合、30代以上では教育コストの懸念が採用側に生じるため、難易度が上がります。

求められるスキルとのミスマッチ

転職先として人気のある事務職や営業事務は、ウェディングプランナーとしての経験が活かしにくい場合があります。

事務職ではPCスキルや事務処理能力が求められる一方、ウェディングプランナーの業務はアナログ作業が多いため、企業が求めるスキルセットと一致しないことがあります。

この点を補うため、基本的なPCスキルを習得しておくことが重要です。

転職市場での競争環境

異業種転職を目指す際、転職市場では他業種からの求職者との競争が避けられません。

とくに人材業界や広告業界など、ウェディングプランナー経験が活かせるとされる業界は人気が高く、採用基準が厳しい場合もあります。

解決策

転職の難易度を下げるためには、自身のスキルを汎用性の高い形で言語化することが重要です。

たとえば、「高額商材を扱った経験」を「課題解決型の提案営業経験」と表現し、「結婚式の進行管理」を「大規模プロジェクトのスケジュール調整力」と説明すると、他業種の採用担当者にも伝わりやすくなります。

また、転職エージェントの活用や研修制度の整った企業を選ぶことも有効な方法です。

ウェディングプランナーから異業種への転職は簡単ではありませんが、スキルの棚卸しと効果的なアピールをおこなうことで成功率を高めることができます。

ウェディングプランナーを続けることが厳しいと感じる5つの理由

ウェディングプランナーはやりがいや満足感を得られる仕事で華やかなイメージがありますが、厳しい現実に直面することも多い職種です。

以下では、ウェディングプランナーを続けることが厳しいと感じる理由について詳しく解説します。

将来性に不安がある

ウェディングプランナーを続けることが厳しいと感じる理由の一つに、将来性への不安が挙がります。

なぜなら近年、結婚式の件数が減少し、ブライダル業界全体が縮小傾向にあるため、業界の将来が不透明だからです。

厚生労働省によると日本の婚姻件数は、1972年に約110万件でピークを迎えましたが、その後減少傾向が続いています。

最新のデータでは、2023年の婚姻件数は47万4,717組で、前年より約3万組減少しています。

このような市場環境の変化により、ブライダル関連企業の経営も厳しくなっているのです。

また、若い世代を中心に「ナシ婚」や「フォト婚」といった簡素化された結婚スタイルが増加していることも、業界縮小に拍車をかけています。

業界の縮小は将来的に安定した職業に就きたいと考える方にとって、転職を検討する理由となるでしょう。

資料：結果概要｜厚生労働省
令和４年(2022)  人口動態統計月報年計（概数）の概況｜厚生労働省

責任が重くプレッシャーがかかる

ウェディングプランナーの仕事は、新郎新婦の一生に一度の特別な日をプロデュースするという重大な責任を担います。

この責任感が、時に過剰なプレッシャーとなり、ストレスの原因になることが多いでしょう。

一つの結婚式の準備期間は半年以上にわたり、顧客との綿密な打ち合わせや調整を繰り返しておこないます。

また、同時に複数の案件を担当することも一般的で、短期間で多くのタスクを処理する必要もあります。

とくに、式当日に発生するトラブルには即座に対応しなければならず、迅速な判断力を求められるでしょう。

不規則な生活が続いている

ウェディングプランナーの労働環境は、不規則な生活リズムを強いられる点があり、続けることが厳しいと感じてしまうことがあります。

結婚式の打ち合わせは顧客が仕事を終えた後の夜間や休日におこなわれることが多いため、長時間労働や平日のまとまった休みが取れないことが一般的です。

また、結婚式の繁忙期には、さらに労働時間が増加し、プライベートとのバランスが崩れるケースがよく見られます。

このような生活スタイルは、健康や人間関係にも影響を与えることがあります。友人や家族との予定が合わず、孤立感や予定が合わないことに負い目を感じる方も少なくありません。

人間関係に悩んでいる

ウェディングプランナーは、チームで仕事を進める機会が多い職種です。

ドレスコーディネーターやシェフ、ヘアメイクアーティストなど、複数の職種と連携して結婚式を成功させる必要があります。

しかし、この協力体制が原因で人間関係の摩擦が生じることがあります。

とくに、異なる意見や立場の違いからトラブルに発展することも少なくありません。

また、顧客との関係性も課題になることがあります。高額な商材を扱うため、顧客の期待が高く、対応に苦慮する場面が多いです。

こうした人間関係の問題が原因で心身の負担が増え、転職を決断する方が増えています。

給料が安いと感じている

ウェディングプランナーの給与は、業務量や責任の重さに対して低いと感じられることが多いです。

厚生労働省のjobtagによると平均年収は約394万円とされており、長時間労働や休日出勤を考慮すると、労働条件に見合っていないと感じる方もいるでしょう。

また、インセンティブが導入されている場合でも、売上目標の達成が困難なケースが多く、満足度が高いとは言えません。

そのため、収入面の不満から異業種への転職を決意する方が多く見受けられます。

参考：jobtag｜厚生労働省

ウェディングプランナーからの転職におすすめの業界5選

ウェディングプランナーは、転職市場でも高く評価される多くのスキルを身に付けています。

しかし、異業種への転職に際して、どの業界が適しているのか迷う方も多いでしょう。

本節では、ウェディングプランナーの経験が活かせるおすすめの業界について詳しく解説します。

教育業界

教育業界は、ウェディングプランナーとして培ったコミュニケーション能力やホスピタリティを活かしやすい分野です。

とくに、ブライダル専門学校の講師や就職支援スタッフとしての活躍が期待されています。

教育業界への転職は、社会に貢献するやりがいと安定した働き方を求める方に最適です。

不動産業界

不動産業界は、ウェディングプランナーの営業力や顧客対応スキルが直接活かせる分野です。

住宅購入は顧客にとって人生で最も大きな買い物の一つであり、慎重な判断が求められます。

そのため、顧客の要望を正確にヒアリングし、適切な提案をおこなう力が不可欠です。

またウェディングプランナーで結婚式当日のスタッフを統率し、スムーズな運営を実現してきた経験も活かすことができます。

不動産業界への転職は、営業職としてさらなるキャリアアップを目指す方に適しています。

人材業界

人材業界は、ウェディングプランナーが持つヒアリング能力や提案力が活かせる代表的な分野です。

具体的には、キャリアアドバイザーや人材コーディネーターとしての活躍が期待されています。

キャリアアドバイザーの主な業務は、求職者の希望をヒアリングし、適切な求人を提案することです。

この業務は、新郎新婦の理想の結婚式を形にする過程と似ており、ウェディングプランナーの経験がそのまま活かせます。

また、求職者の潜在的なニーズを引き出し、最適な選択肢を提案する力が必要であり、課題解決型の提案力が役立ちます。

さらに、転職活動のサポートとして履歴書や職務経歴書の作成支援をおこなう場合、細やかな気配りや説明能力が求められます。

ホスピタリティの意識や丁寧な説明を日常的におこなってきたウェディングプランナーにとって、経験を活かして即戦力となることができるでしょう。

広告業界

広告業界は、ウェディングプランナーの企画力やプレゼンテーション能力が活きる分野です。

広告代理店では、クライアントの課題を解決するための提案をおこないます。

たとえば、結婚式のプランニングで磨いたヒアリング能力や柔軟な提案力を活かし、クライアントのニーズに応える広告プランを作成します。

また、複数のプロジェクトを同時に進行させる能力が求められるため、マルチタスク処理能力も重要です。

さらに、広告業界ではクリエイティブな発想やデザインに関する知識が求められることもあります。この点でも、ウェディングプランナーが結婚式の演出を企画してきた経験が役立ちます。

広告業界への転職は、クリエイティブな仕事に興味があり、顧客満足度を追求したい方に適しています。

IT業界

IT業界は、ウェディングプランナーが新しいスキルを習得しながら成長できる分野です。

とくに、カスタマーサポートや無形商材の営業職が転職先として人気です。

また、IT業界では継続的な学習が求められるため、新しい知識を吸収しながらキャリアを築ける点が魅力です。

さらに、カスタマーサポートでは、顧客対応のスキルが直接活かせます。たとえば、トラブル時に迅速に対応し、満足度を高める能力が重要です。

IT業界への転職は、成長意欲が高く、安定した職場環境を求める方に適しています。

ウェディングプランナーから転職で評価されやすいスキル

ウェディングプランナーは顧客の希望を形にし、高い責任を伴うプロジェクトを成功させる職業です。そのため、他業界でも即戦力として活躍できるスキルを多く持っています。

本章では、それぞれのスキルについて具体的に解説します。

洞察力

洞察力は、顧客の本音や潜在的なニーズを見抜き、最適な提案をおこなうために必要なスキルです。

ウェディングプランナーは結婚式という高額商材を扱う中で、顧客の要望や課題を深掘りし、解決策を提示することが求められます。

このスキルは、営業職やコンサルティング職など、顧客対応が求められる職種で高く評価されます。

たとえば、顧客の要望をヒアリングする際に、「できない」と答えるのではなく、他の方法で実現可能な選択肢を提案することで、顧客満足度を向上させることができます。

また、洞察力は課題の本質を見抜く力にもつながるため、課題解決型の提案を求められる場面でも活躍します。

この能力をアピールする際には、過去の成功事例を具体的に説明することが効果的です。

「顧客が曖昧に伝えた要望を深掘りし、予算内で理想的な結婚式を提案した」といったエピソードは、洞察力の高さを示す良い例です。

コミュニケーション能力

コミュニケーション能力は、ウェディングプランナーが持つ最も重要なスキルの一つです。

新郎新婦やその家族、式場スタッフ、外部業者など、さまざまな関係者との調整が必要なためです。

円滑なコミュニケーションがなければ、結婚式の成功は難しいでしょう。

アピールする際には、「多様なバックグラウンドを持つ顧客との信頼関係を築き、結婚式の成功に繋げた」といった具体例を提示すると効果的です。

このようなエピソードは、転職希望先においても役立つスキルであることを強調できます。

プレゼンテーション能力

プレゼンテーション能力は、顧客に対して結婚式のプランを提案し、契約に結びつけるために欠かせないスキルです。

顧客のニーズにもとづき、予算や演出プランを分かりやすく説明する力が求められます。

「高額商材を扱う中で、顧客の要望に応じたプレゼンテーションをおこない、契約率を向上させた」など、具体的な成果を数字で示すことが効果的です。

こうした実績は、プレゼンテーション能力が転職後も役立つスキルであることを裏付けることができるでしょう。

マルチタスク処理能力

マルチタスク処理能力は、ウェディングプランナーの多忙な業務スケジュールの中で培われるスキルです。

複数の結婚式を同時に担当し、顧客や関係者との打ち合わせ、進行管理、トラブル対応など、多岐にわたる業務を効率的にこなす力が求められます。

実績を伝える際には、具体的なエピソードとともに伝えるとより説得力が増します。

ウェディングプランナーから転職する前に検討すべき内容

ウェディングプランナーの仕事は、長時間労働や休日が取りづらい点、キャリアパスの限定性などから転職を考える方も少なくありません。

本章では、転職を検討する際に考慮すべきポイントを具体的に解説します。

やりがいを感じているか考える

転職を考える際には、現在の仕事にどれだけのやりがいを感じているかを振り返ることが重要です。

ウェディングプランナーは、結婚式という一大イベントに携わり、顧客の感謝の言葉を直接受け取れる点で大きなやりがいがあります。

転職をするときは、「ほかの職種でもやりがいを感じられるのか」考えてみましょう。

たとえば、「顧客の予算内で理想の結婚式を形にし、感謝の手紙をもらった経験」など、具体的なエピソードを思い出してください。

このような達成感を、今後も求めるのであれば、同じような顧客対応型の仕事を検討するのが良いでしょう。

一方で、達成感よりも負担が大きく感じられる場合は、その原因を特定することが大切です。

たとえば、業務の多忙さや労働時間がネックである場合、労働環境が改善される職場を選ぶのが解決策です。

やりがいの有無を整理することで、転職先の条件を明確にできます。

将来の自分を想像できるか考える

ウェディングプランナーのキャリアには、現場中心の働き方が多いため、年齢やライフステージに合わせた柔軟な働き方が難しい場合もあります。

転職を考える際には、5年後や10年後の自分を想像し、その働き方やキャリアが理想に近いかを考えることが重要です。

たとえば、30代以降は管理職への昇進や他職種へのキャリアチェンジが難しくなる傾向があります。キャリアパスの可能性を広げるためにも、早い段階での検討が必要です。

ウェディングプランナーは現場の業務以外の選択肢が少ないため、将来的に新しいスキルを身につけたいと考える方は、早めの行動が必要です。

また、将来のビジョンを描く際には、自分がどのような環境で働きたいのかを明確にすることが重要です。

不満を解消できるか考える

現在の職場環境や仕事内容に対して、不満がどの程度あるかを把握することも転職を考える際の重要なポイントです。

不満の原因を特定し、それが転職によって解消されるかを冷静に見極める必要があります。

転職活動を始める前に、理想とする条件をリストアップしておくと良いでしょう。

ウェディングプランナーの仕事では、長時間労働や休日出勤が一般的なため、「プライベートと仕事の両立が難しい」と感じる方も多いです。

このような不満が主な理由であれば、土日祝日休みの職場や、フレックスタイム制を導入している職場を探すことで解決に近づけます。

一方で、不満の原因が給与にある場合は、転職先の給与条件を慎重に確認する必要があります。

不満を整理する際には、単に環境を変えるだけでなく、自分が本当に求める働き方を実現できるかを考慮することが大切です。

ウェディングプランナーからの転職に成功するためのポイント

ここでは、成功するための具体的なポイントを詳しく解説するため、転職活動の参考にしてください。

しっかりと自己分析をおこなう

転職活動を成功させるためには、まず自身の経験や強みを正確に把握することが重要です。

ウェディングプランナーは多岐にわたるスキルを求められる職種であり、自己分析を通じてそれらのスキルを具体的に整理することで、転職先での可能性を広げられます。

自己分析の第一歩は、これまでの業務内容や実績を振り返ることです。

「顧客の要望を的確にヒアリングして予算内で理想的なプランを提供した」「複数の結婚式を同時に進行し、トラブルなく成功させた」などの具体例を挙げていきます。

次に、自分が目指すキャリアや理想の働き方を考えます。

「土日休みでプライベートを充実させたい」「営業スキルをさらに活かしたい」など、自分にとって譲れない条件をリストアップしてください。

最後に、自分の弱みや改善点も把握しておきましょう。

ウェディングプランナーとして不足していたスキルを特定し、転職活動中や入社後にどのように補うかを計画します。

このように、自己分析を徹底的におこなうことで、自分に合った転職先を見つけやすくなり、面接でも説得力のあるアピールが可能になります。

面接や履歴書作成などの対策を実施する

転職活動において、履歴書作成や面接対策は成功の鍵となります。

ウェディングプランナーとしての経験を効果的に伝えるためには、具体的な実績やエピソードを用意し、それを魅力的に表現するスキルが求められます。

履歴書では、自分の経験を具体的な数字や成果として記載することが重要です。

「年間20組以上の結婚式を担当し、顧客満足度アンケートで90%以上の評価を獲得」など、具体性を持たせることで採用担当者に印象を残せます。

また、自分の強みやスキルを転職先でどのように活かせるかを明確に記載することも効果的です。

面接では、自分の経験をアピールしつつ、転職先でどのように貢献できるかを具体的に伝える必要があります。

さらに、面接対策として、よくある質問に対する回答を事前に準備することが有効です。

「転職理由は何ですか」「当社を志望する理由は何ですか」などの質問に対して、自分の言葉で簡潔かつ論理的に答えられるよう練習しましょう。

転職エージェントを利用する

転職エージェントは求人情報の紹介だけでなく、キャリア相談や履歴書の添削、面接対策など幅広くサポートをおこないます。

とくに、ウェディングプランナーとしての経験を、どのように他業界で活かせるかをアドバイスしてもらえる点がメリットです。

また転職エージェントは内定後の条件交渉もサポートしてくれます。

給与や勤務地に関する希望がある場合、エージェントが企業側に代わって交渉をおこなうため、自分では言い出しにくい要望も実現しやすくなるでしょう。

ウェディングプランナーの経験を活かし、理想の転職先を見つけるためにも積極的にエージェントを活用することをおすすめします。

ウェディングプランナーからの転職におすすめの転職エージェント

以下では、ウェディングプランナーからの転職におすすめの転職エージェントについて紹介します。

マイナビエージェント

リクルートエージェント

type女性の転職エージェント

まとめ：ウェディングプランナーから転職するならスキルを活かそう

この記事では、ウェディングプランナーが転職活動を成功させるために重要なポイントを解説しました。

ウェディングプランナーから転職する場合、自己分析を深めることで自身の強みやスキルを明確にし、面接や履歴書作成でのアピールに活かすことが可能です。

また、転職エージェントを利用することで、非公開求人へのアクセスや専門的なアドバイスを受けることができて転職の成功率が上がります。

転職エージェントは無料で利用でき、複数登録することでより多くの選択肢を得られるメリットもあります。

本記事を参考に、ウェディングプランナーとしての経験を活かしながら新しいキャリアを切り開いてください。