新潟でおすすめの転職エージェント8選|選び方や大手から地域特化型まで解説

編集者
CUS編集部
株式会社アシロ
転職サイトやエージェントは何を選ぶかではなく、『どう使いこなすか』にフォーカスしたWEBメディア。株式会社アシロの転職メディア編集部による、転職エージェントの賢い『使い方』とキャリアアップ実現の方法論を解説。
本記事は転職エージェント公式サービス(ビズリーチ・マイナビ・リクルート等)のプロモーションを含みます。
ただし、当サイト内のランキングや商品(商材)の評価は、当社の調査やユーザーの口コミ収集等を考慮して作成しており、提携企業の商品(商材)を根拠なくPRするものではありません。
有料職業紹介許可番号:13-ユ-313782)の厚生労働大臣許可を受けている株式会社アシロが作成しています。

新潟県で転職を成功させたい方は、転職エージェントの活用をおすすめします

しかし、転職エージェントに登録しようと思っても、「どのエージェントを利用したらいいの?」「転職エージェントの上手な活用方法がわからない」と悩む方もいるのではないでしょうか。

この記事では、新潟県で転職を成功させるためにおすすめの転職エージェント8社と、その上手な活用方法を解説します。ぜひ最後まで読んで、理想の転職を実現させてください。

目次

新潟県でおすすめの転職エージェント8選

新潟県でおすすめの転職エージェントを新潟の求人数と併せて8社紹介します。

転職エージェント名求人数
(公開求人のみ)
リクルートエージェント・全国:41万4,361件
・新潟:4,159件  
マイナビエージェント・全国:4万5,864件
・新潟:364件  
doda・全国:20万2,195件
・新潟:3,688件
type転職エージェント・全国:1万729件
・新潟:29件  
にいがた就職応援団CAREER・全国:1,904件
・新潟:1,847件  
デルタエージェント新潟・全国:-
・新潟:388件  
リージョナルキャリア新潟・全国:-
・新潟:679件  
doda X・全国:3万3,561件
・新潟:536件  
※2023年8月現在

新潟県で総合的におすすめの転職エージェント5選

新潟県で転職するにあたって、総合的におすすめの大手転職エージェントを紹介します。大手の転職エージェントは、保有している求人数が豊富で新潟の求人も多くあるため、2〜3社に登録して利用するのがおすすめです。

リクルートエージェント|6,000件以上の新潟の求人アリ

リクルートエージェント

リクルートエージェントの最大の魅力は、業界・職種を問わない豊富な求人情報です。

約40年の転職支援実績もあるため、転職に関する充実したノウハウを有している点も魅力のひとつでしょう。

2023年7月時点で新潟県の求人総数は6,400件以上(※)あり、登録しておいて損はない1社といえます。新潟に拠点はないものの、Webや電話での面談にも対応しているため、新潟の方も転職サポートを利用できます。

(※)非公開求人を含む

運営会社株式会社リクルート
新潟県の公開求人数4,159件
新潟県の非公開求人数2,245件
オンライン対応
新潟県の拠点なし
※2023年8月現在

 

マイナビエージェント|35歳以下の若手転職におすすめ

マイナビエージェント

マイナビエージェントは、20代~30代前半の若手社員の転職支援を得意とする転職エージェントです。

2023年7月時点での新潟県の求人総数は、約400件あります。キャリアアドバイザーとは別に企業情報を収集するリクルーティングアドバイザーが在籍しているため、マッチ度の高い求人紹介にも期待できるでしょう。

総合的なサポート体制が整っているので、転職が初めての方でも安心して利用できます。

運営会社株式会社マイナビ
新潟県の公開求人数364件
新潟県の非公開求人数76件
オンライン対応
新潟県の拠点なし
※2023年8月現在

 

doda|自分で求人に応募することも可能

doda

dodaは、豊富な求人数を誇る転職エージェントです。2023年7月時点で、3,500件以上の新潟県の公開求人を保有しています。

幅広い業種や職種の求人を扱っているのが特徴で、キャリアアドバイザーのサポートも充実しています。また、企業一社ごとに一人の採用プロジェクト担当がついており、職場環境や求める人物像などの詳しい情報も教えてもらえるでしょう。

さらに、自分で直接応募できる求人も多く、転職サイトとして利用することも可能です。用途に合わせて転職エージェント機能と転職サイト機能を使い分けられるところが、dodaの魅力といえるでしょう。

運営会社パーソルキャリア株式会社
新潟県の公開求人数3,688件
新潟県の非公開求人数非公開
オンライン対応
新潟県の拠点なし
※2023年8月現在

 

type転職エージェント|IT・営業・ハイクラスの求人に強み

type転職エージェント

type転職エージェントは、全国で2万9,000件以上(※)の求人を有する転職エージェントで、豊富な転職支援実績から得た転職ノウハウをもとに、転職活動をサポートしてくれます。

一都三県を中心にサービスを展開しており、新潟の求人数は60件(※)と少ないものの、IT業界と営業の求人に強みがあります。これらの仕事を希望する方は、登録してみるといいでしょう。

(※)2023年7月時点

運営会社株式会社キャリアデザインセンター
新潟県の公開求人数29件
新潟県の非公開求人数31件
オンライン対応
新潟県の拠点なし
※2023年8月現在

 

doda X|年収800万円以上を目指した転職におすすめ

dodaX

doda Xは、ハイクラス層をターゲットにした転職サービスです。職務経歴書の登録後、ヘッドハンターから声がかかるのを待つか、自分から求人に応募してdoda Xのサポートを受けながら転職活動を進めます。

ヘッドハンターによるマッチ度の高い求人紹介が好評で、自分では気付かなかったような強みの発掘や企業情報の提供、面接のアドバイスなど、総合的に市場価値向上をサポートしてくれるでしょう。

新潟県の求人も500件以上(※)あり、新潟で年収800万円以上の転職を目指している方はぜひ第一候補に挙げておきたい転職エージェントです。

(※)2023年7月時点

運営会社パーソルキャリア株式会社
新潟県の公開求人数536件
新潟県の非公開求人数非公開
オンライン対応
新潟県の拠点なし
※2023年8月現在

新潟県に特化した転職エージェント3選

転職エージェントには、全国の求人を有する総合型の転職エージェントのほか、新潟の地に密着した転職エージェントもあります。

対面でのきめ細やかなサービスや新潟に根差した企業の求人紹介を希望する方は、新潟に特化した転職エージェントの利用がおすすめです。

この章では、新潟県に特化した転職エージェントを3つ紹介します。

にいがた就職応援団CAREER

にいがた就職応援団CAREER

にいがた就職応援団CAREERは、新潟県の転職に特化した転職エージェントです。

2023年7月時点の新潟県内の公開求人数は1,800件以上あり、新潟に特化したエージェントの中でも突出した求人数を誇ります。ここでしか見られない独占求人も保有されているため、優良企業の求人に出会えるかもしれません。

また、Uターン・Iターン転職に力を入れているのも特徴で、実際にUターン転職を経験したコンサルタントが対応してくれます。Uターン転職に関する不安や疑問も安心して相談できるでしょう。

運営会社株式会社
新潟県の公開求人数1,847件
新潟県の非公開求人数あり
オンライン対応
本社新潟市中央区南笹口1-2-16
新潟CDビル2F
※2023年8月現在

 

デルタエージェント新潟

デルタエージェント新潟

デルタエージェント新潟は、新潟県での転職に特化した転職エージェントです。

株式会社デルタマーケティングが運営しており、東京本社のほか、新潟や札幌、名古屋、福岡などにも拠点があります。ネットワークを経由し、新潟へのUターン・Iターン転職にも対応してもらいやすいでしょう。

また、デルタエージェント新潟では地域に密着し、企業と定期的な打ち合わせや採用状況の確認がおこなわれています。そのため、ほかのエージェントでは見られないような、鮮度の高い求人情報を紹介してもらえる可能性があるのもメリットです。

運営会社株式会社デルタマーケティング
新潟県の公開求人数390件
新潟県の非公開求人数不明
オンライン対応不明
本社新潟県新潟市中央区東大通2-1-20
ステーションプラザ新潟ビル7F
※2023年8月現在

 

リージョナルキャリア新潟

リージョナルキャリア新潟

リージョナルキャリア新潟は、U・Iターン転職や地元転職に特化している転職エージェントです。

新潟県に在住しているコンサルタントからサポートを受けられるため、地域情報や生活情報などを教えてもらえ、安心して転職活動を進められるでしょう。

また、「今すぐ転職したい」方のほか、「いつかは転職したいな」という方もキャリアコンサルティングを受けられるので、今後のキャリアイメージを考えやすくなるところも魅力です。

リージョナルキャリア新潟は、U・Iターン転職を考えている方や、中長期的な転職を考えている方におすすめです。

運営会社株式会社エンリージョン
新潟県の公開求人数982件
新潟県の非公開求人数あり
オンライン対応
本社新潟市中央区東大通1-4-5
日生不動産新潟駅前ビル7F
※2023年8月現在

 

新潟で転職エージェントを選ぶ3つのポイント

ここまで、新潟の転職でおすすめの転職エージェントを紹介してきましたが、「どの転職エージェントに登録すればよいのかわからない」という方もいるでしょう。

この章では、新潟の転職で利用する転職エージェントの選び方について、3ステップに分けて紹介します。

1.求人数が多い大手転職エージェントに登録する

まずは、リクルートエージェントdodaのような、「求人情報を総合的に網羅している転職エージェント」への登録がおすすめです。総合型転職エージェントは求人数が多く、多岐にわたる業種・職種の求人が取り扱われているため、幅広い仕事を紹介してもらえます。

さまざまなジャンルの求人を見ることで、具体的に希望する仕事のイメージが湧いてくるはずです。それまで考えもしなかったような求人に触れることで、選択肢の幅が広がることもあるでしょう。

また、総合型転職エージェントのキャリアアドバイザーは、新潟の転職市場に関する知識や転職ノウハウを豊富に有しているので、転職活動の進め方や自身の市場価値についてアドバイスをもらうことも可能です。

総合型の転職エージェントは2〜3社程度に登録しておくと、さまざまな求人情報が得られるためおすすめです。

2.地域や職種に特化した転職エージェントに登録する

次に、自分が希望する地域や職種に強みがある転職エージェントにも登録しましょう。

場合によっては、同じ分野出身のキャリアアドバイザーが在籍していることもあるので、登録の際にはできるだけ希望条件を詳しく伝えることをおすすめします。希望の地域・職種に精通したキャリアアドバイザーが担当になる可能性を高められるはずです。

また、上記で紹介したような、新潟県の求人に特化した転職エージェントもおすすめです。中には、転職を機に新潟に移住しようと考えている方を対象として、Uターン・Iターン転職を支援しているところもあります。さまざまな角度で自分に合った転職エージェントを探すのがポイントです。

3.紹介される求人やキャリアアドバイザーの質を比較する

総合型と特化型を複数社登録したら、それぞれキャリアアドバイザーとの面談や求人検索を進めましょう。

担当アドバイザーとの相性は、実際に話してみないとわからないものです。相性の良し悪しで、転職活動の進め方や理解度が大きく変わってくるので、慎重に見極める必要があります。

転職活動を進めながら使いやすい転職エージェントはそのまま継続し、ほかを検討したい場合は新たに登録するのがおすすめです。

ただ、あまりにも多くの転職エージェントに登録すると、かえって応募状況の管理が困難になってしまうことも起こり得ます。登録数は、十分に管理できる範囲内に抑えておき、応募企業などを一覧にまとめておくのがおすすめです。

転職エージェントを利用する流れ

実際に転職エージェントを利用するときの流れを順番に説明します。主に、次のような流れで登録から採用まで進んでいきます。

  • サイトに登録し希望条件を入力
  • 面談
  • 求人の紹介と閲覧
  • 応募書類の添削や面接対策
  • 企業に応募
  • 面接
  • 採用・不採用の通知とフィードバック
  • 内定後の退職手続きや引越し準備
STEP
サイトに登録し希望条件を入力

まずは、利用する転職エージェントの公式サイトから、エージェントに登録します。この時点である程度の希望条件を入力するので、事前に整理しておくとよいでしょう。

希望が固まっていないと、キャリアアドバイザーとの面談がスムーズに進まず、紹介される求人のマッチ度が下がるおそれもあります。次のような内容についてあらかじめまとめておき、悩むことなく入力できるようにしておきましょう。

  • 基本情報(名前、住所、生年月日など)
  • 転職希望時期
  • 希望する業種・職種
  • 希望する勤務地
  • 職歴
  • 現職の年収

また、新潟県外から転職する方は、新潟で働きたい理由や希望する大まかなスケジュールもまとめておきましょう。引越しが伴う転職であれば、引越しのスケジュールも含めてアドバイスをもらえるはずです。

STEP
面談

転職エージェントへの登録が終わると、後日キャリアアドバイザーから電話・メールで連絡を受け、面談日の調整をおこないます。面談は、対面またはオンラインでの実施が通常です。

なお、新潟県に拠点がないエージェントであっても、オンラインや電話での面談に対応してもらえることがほとんどです。日程調整の連絡の際に希望を伝えましょう。

初回面談の所要時間は30分~60分が目安です。この面談で転職の方向性や希望条件をヒアリングされるので、登録時よりも詳しく情報をまとめておくと求人紹介がスムーズに進みます。

面談で具体的に聞かれる内容は、次のとおりです。

  • 現在の転職市場
  • 自分の市場価値
  • 転職理由
  • 希望する業種
  • 職種 ・年収や勤務地などの条件面
  • 職歴 ・転職で実現したいこと など

このほかに、転職活動の進め方や新潟の転職市場などについて疑問点があれば、聞いておきましょう。

STEP
求人の紹介と閲覧

初回の面談をもとに、キャリアアドバイザーが条件に合う求人を探してくれます。紹介された求人を見て、気になるものがあれば応募の準備を開始しましょう。

また、転職エージェントによっては自分でも求人を探せる場合があります。気になった求人を担当アドバイザーに伝えると、詳しい情報を教えてもらえるはずです。

キャリアアドバイザーが自分に合った求人を探してくれることは、自身で時間をかけて求人を探す手間が省けるため、転職エージェント利用の大きなメリットといえます。ただし、担当アドバイザーに完全に任せるのではなく、自分でも求人を探してみることをおすすめします。

自分で見つけてきた求人を担当アドバイザーに見せて、「こういう求人はありますか?」と聞けば、希望条件や求人に求めるイメージがより正確に伝わりやすくなるでしょう。

STEP
応募書類の添削や面接対策

求人紹介と同時に、応募書類の準備も進めないといけません。

履歴書や職務経歴書のテンプレートを用意している転職エージェントもあるので、積極的に活用しましょう。事例ごとに具体的な書き方が掲載されています。

エージェントによっては、完成後に応募書類の添削を受けられるため、ぜひ活用したいものです。添削をしてもらうことで、自分では気が付かなかった誤字・脱字を発見できたり、書くべき内容やスキルを抜け漏れなく記載できているか、読み手がどのような印象を受けるかを確認したりしてもらえます。その結果、応募書類の質が上がり、書類選考の通過率アップにもつながるでしょう。

また、面接対策を実施しているエージェントもあります。

キャリアアドバイザーは、過去に面接を受けた人や採用担当者からの情報で、企業が求める人物像を知っていることがあります。これらの情報をもとに、模擬面接でアドバイスをもらえるケースもあるようです。

模擬面接を重ねていくと、雰囲気やよく聞かれる質問などもわかってくるうえ、単純に場数を踏むことで本番での緊張を軽減する効果にも期待できます。

STEP
企業に応募

応募準備が整ったら、希望する企業に応募を始めましょう。企業や時期によって異なりますが、おおよそ1週間以内には書類選考の合否がわかるようです。

書類選考を突破すると、次は面接です。本番の面接に備えて、企業研究を進めるとともに自己PRを磨き上げ、入念に準備を進めましょう。

内定をもらえたら、早めに決断をくだす必要があるので、転職希望時期からさかのぼって、応募するペースを担当アドバイザーに相談するのがおすすめです。

なお、面接の日程調整は、転職エージェントのキャリアアドバイザーが代行してくれるのが通常です。

STEP
面接

いよいよ本番の面接です。面接は求人元の企業で実施されるのが一般的ですが、最近ではWeb面接も増えてきているようです。面接に向けて練習した内容を思い出し、入社の熱意を十分に伝えましょう。

転職エージェントによっては、担当アドバイザーが面接に同行してくれたり、本番前に最終確認の時間をとってくれたりすることもあります。一人で面接に臨むのが心細い方は、面接同行の有無で登録する転職エージェントを選ぶのも方法のひとつです。

通常、面接は1回~3回実施されます。

STEP
採用・不採用の通知とフィードバック

面接後は、採用担当者からキャリアアドバイザーへ面接結果とその理由が伝えられます。

キャリアアドバイザーから理由をフィードバックしてもらえるので、素直に受け入れ、次の選考に向けて気持ちを切り替えましょう。

特に、第一志望の企業が不採用だと落ち込むこともあるかもしれませんが、フィードバックをよく聞いて次の面接に活かすことが重要です。

STEP
内定後の退職手続きや引越し準備

無事に希望する企業から内定をもらえたら、退職手続きと入社日の調整をおこないます。退職を伝えるタイミングは就業規程によって異なりますが、退職日の1ヵ月~3ヵ月前に伝えるのが一般的です。転職先への入社日や引き継ぎに必要な日数、有休消化などを考えてスケジュールを立てましょう。

この日程や退職の伝え方なども担当アドバイザーが教えてくれるので、気になることは全て聞いておくのがおすすめです。

また、新潟県外から引越しを伴う転職をする方は、基本的には内定が決まったあとに引越し準備を進めます。

自宅と会社の距離や通勤方法も頭に入れながら、引越し先を決めましょう。新潟県は車社会であるため、車の購入が選択肢に入る場合もあるかもしれません。

遠方から新潟に転職する場合、不安なことや不明点が多いものですが、転職エージェントの担当アドバイザーが力になってくれるはずです。

転職エージェントのメリットと活用方法

転職エージェントを利用するメリットには、次のようなものがあります。

< 転職エージェントを利用するメリット >
  • 無料で利用できる
  • 転職に関するアドバイスがもらえる
  • 応募書類の添削や面接練習をしてくれる
  • 非公開求人を紹介してもらえる
  • 企業の詳細を教えてもらえる
  • 企業と交渉をおこなってくれる

アドバイザーは求職者の転職が決まるように協力してくれますが、より良い転職にするためには、受け身ではなく自発的に行動を起こすことも大切です。

転職エージェントを有効活用するために、次の4つのことも意識してみましょう。

  • 複数の転職エージェントに登録して比較する
  • 転職先の希望や考えを具体的にしておく
  • 連絡にはすぐに返信する
  • 相性が悪いアドバイザーは変更してもらう

複数の転職エージェントに登録して比較する

転職活動の際には、転職エージェントに複数登録しておくことをおすすめします。それぞれの転職エージェントでは、取り扱う求人の質や職種なども異なるため、いくつかのエージェントを利用することで、転職先の選択肢が広がるでしょう。

そのうえで、「自分の希望と合う求人が見つかるか」「担当者との相性は良いか」などを判断して、本命として使っていく転職エージェントを決めていくのもひとつの方法です。

転職先の希望や考えを具体的にしておく

転職エージェントに登録後は、担当者との面談が実施され、転職希望等をヒアリングされます。事前に自分の中でも考えを整理しておくと、より的確に考えを伝えられるようになり、求人のマッチング率が上がるはずです。

効率的な転職活動をしたいなら、面談前に希望条件や希望職種などを具体的に考えておきましょう。これらの情報が曖昧だと、希望に合わない求人も数多く紹介されてしまうため、求人を精査するのに余計な時間がかかってしまいます。

連絡にはすぐに返信する

キャリアアドバイザーの連絡にはすぐに返信しましょう。早めに連絡を返すことで、転職に対する意欲の高さを示すことができ、優先して求人を紹介してもらえるようになるかもしれません。

担当アドバイザーからの連絡には、できる限り当日中、遅くても翌日には返信することを心がけましょう。

相性が悪いアドバイザーは変更してもらう

キャリアアドバイザーも人ですから、求職者との相性の良し悪しもあるかもしれません。担当者との相性がどうしても合わないと感じる場合、転職エージェントの運営会社に連絡することで、担当者変更に応じてもらえることもあります。

相性が悪い担当者の特徴として、以下の例が挙げられます。

  • 希望に沿わない求人ばかり紹介してくる
  • 連絡が遅い
  • 転職に関する考え方が合わない
  • 転職を急かしてくるなど、雰囲気が合わない など

相性が悪い担当者から紹介を受け続けても、余計な時間やストレスがかかり、転職活動をスムーズに進められないかもしれません。
転職を成功させるためにも、遠慮せずに早急に担当者変更を相談してみてください。

担当者変更ができない転職エージェントであれば、利用そのものを辞めて、ほかの転職エージェントに登録するのも選択肢のひとつです。

県外から新潟県への転職を成功させるコツ

遠方から転職をして新潟に来る方は、通常の転職活動と併せて、次のようなことにも気をつけておく必要があります。

ここでは、Uターン・Iターンなどで新潟県に転職を希望するときに、転職を失敗させないための3つのポイントを紹介します。

引越し後のライフスタイルまでしっかり考えておく

新潟に引越しを伴う転職をする方は、転職後の生活まで十分に考えたうえで転職先を決めましょう。どの程度の収入と支出で生活を送っていくのか、通勤手段はどうするのかなど、具体的なシミュレーションをしておくことが大切です。次の章で新潟県の平均給与や労働時間、ライフスタイルなどを紹介するので、ぜひ参考にしてください。

なお、転職活動において、新潟県外からの応募で不利になるようなことはありません。ただし、県外からの応募の場合、「なぜ新潟で働きたいのか?」は面接時に問われる可能性が高いため、きちんと理由を伝えられるように準備しておきましょう。

また、入社までのスケジュールを立てられていないと、計画性がない人だと判断され、マイナスの評価につながることもあり得ます。「どの辺りに住む予定か?」「どういうライフスタイルを送るか?」など、新潟での生活について詳しく考えておくことが重要です。

特徴の異なる転職エージェントを利用する

閲覧できる求人の幅を広げるために、特徴の異なる転職エージェントを複数利用しましょう。紹介される求人数を増やすことで、選択の幅を広げる効果にも期待できます。

転職エージェントによって業種や職種など得意領域が異なるので、自分の希望する職種に特化した転職エージェントと、求人数が多い転職エージェントをうまく併用しましょう。

理想の求人が出るまで焦らずに計画を立てる

転職活動を始めたからといって、すぐに理想の求人が見つかるとは限りません。焦って希望とは異なる企業に転職したり、先に退職や引越しをしてしまったりすると、後悔する結果につながる可能性もあります。

転職エージェントのキャリアアドバイザーと相談しながら、理想の求人が出たときにすぐに応募できるよう、計画的に行動しましょう。

退職準備も引越し準備も、基本的には内定をもらったあとに行動に移すのがおすすめです。キャリアアドバイザーは転職活動の主な流れについても熟知しているため、不安な部分は相談しながらスケジュールを立てていくとよいでしょう。

新潟県の転職市場の傾向や特徴

新潟への転居を伴う転職を考えている方にとって、新潟県の転職のしやすさや給与水準は気になるポイントでしょう。

ここでは、新潟県の有効求人倍率と求人が多い職種、給与水準などを紹介します。「何社ほど応募するのか?」「どの程度の給料の求人を目指すのか?」などの参考にしてください。

新潟県の有効求人倍率

以下の表は、2023年5月時点の全国と各地域における有効求人倍率をまとめたものです。

地域有効求人倍率
新潟県1.55
全国1.31
東京都1.76
長野県1.47
山梨県1.35
【参考記事】第6表-2 都道府県・地域別有効求人倍率(受理地別・季節調整値)|一般職業紹介状況(令和5年5月分)|厚生労働省

2023年5月時点の新潟県の有効求人倍率は1.55倍で、全国平均の1.31倍よりも高い数値でした。近隣県である長野・山梨と比べても有効求人倍率は高く、新潟県は比較的転職しやすい地域だといえそうです。

ただし、東京都に比べると有効求人倍率は低いため、IターンやUターンで新潟に転職予定の方は、仕事の種類や数に物足りなさを感じるかもしれません。

<有効求人倍率とは>

有効求人倍率とは、求職者一人あたり何件の求人があるかを示した数値のことで、数値が高いほど求人が豊富にあることを意味します。

新潟県で転職しやすい職種

新潟県の転職では、次の業界や職種での求人が多くなっています。

  • 医療
  • 福祉
  • 製造
  • 建設

製造業の中でも、新潟県は恵まれた立地条件を活かした米を中心とする食品業が盛んで、米や米菓、清酒のほか、水産練製品、味噌などの生産地としても知られています。2018年には水産練製品と米菓の出荷額で全国1位、2019年には米の産出額で全国1位を獲得した実績があり、新潟の基幹産業であることが伺えます。

実際、食品業に従事する人や出荷額はどれくらいの割合を占めるのでしょうか。以下の図は、2020年の調査結果をもとに、新潟県の主要産業の割合を示したものです。

令和3年経済センサス‐活動調査(製造業)結果(2020年実績)|にいがた県統計ボックス(統計課)|新潟県
引用元:令和3年経済センサス‐活動調査(製造業)結果(2020年実績)|にいがた県統計ボックス(統計課)|新潟県

上の図によると、県内の製造業の中で、食料品業の従業員数は18.2%、製造品出荷額等は17.2%の割合となっています。

また、食品業だけでなく、新潟県では「建設業」も盛んです。2016年に公表された調査結果によると、新潟県は人口10万人あたりの建設業従業者数で全国1位、人口10万人あたりの建設業事業所数で全国2位でした。

これらのことより、ほかの産業に比べて、食品業と建設業の仕事に就きやすい可能性があるといえるでしょう。

なお、2023年5月時点で、新規求人数が特に多い産業は以下のとおりです。

産業新規求人数(2023年5月)
医療・福祉2,824人
卸売業・小売業2,711人
建設業2,580人
製造業2,448人
サービス業2,171人

【参考記事】
産業別新規求人数(原数値・新規学卒を除く)|一般職業紹介状況(令和 5 年 5 月分)|新潟労働局 新潟の産業|にいがたJob cafe企業情報ナビ 
新潟県あれこれ全国ベスト5|新潟県

新潟県の給与水準と支出の傾向

厚生労働省による2021年の調査によると、新潟県の1ヵ月の平均賃金は約27.2万円でした。これは全国平均の約30.7万円よりも3.5万円低い金額となっています。

地域平均賃金
新潟県27.2万円
全国30.7万円
東京都36.4万円
長野県28.4万円
山梨県28.21万円
【参考記事】都道府県別にみた賃金(2021年)|厚生労働省

さらに、東京と比べても9.2万円の差があるうえ、近隣県の長野・山梨よりも低い給与水準でした。東京や近隣県から転居する予定の方は、給与が下がる可能性を考えておく必要があるかもしれません。

一方で、新潟県の消費者物価地域差指数は98.3と、全国平均よりも低くなっています。

地域消費者物価地域差指数
新潟県98.3
全国100
東京都104.5
長野県97.4
山梨県97.7
【参考記事】10大費目別消費者物価地域差指数(都道府県)|消費者物価地域差指数(2021年結果)|総務省

端的にいうと、新潟県は物価が全国平均よりも安く、支出を下げやすい地域なので、転職で収入が下がった分は、支出を抑えることでカバーできる可能性があります

<消費者物価地域差指数とは>

消費者物価地域差指数とは、全国平均を100としたときの、世帯が購入する財やサービスの価格を地域ごとに表した指数です。

新潟県での生活の特徴

新潟県外から転職する方は、引越しに伴って仕事以外の生活面でどのような変化があるかもイメージしておきましょう。上記で説明した収支の変化以外にも、通勤方法や育児、余暇の過ごし方などに違いが出てくるかもしれません。

以下では、東京との比較を例に、新潟県で暮らすことになった際に生じる生活環境の変化について紹介します。

住居は広くゆとりをもって生活しやすい

まずは、住宅の傾向や余暇にかける時間、マイカーの所有台数について東京と比較してみましょう。

 新潟東京
持ち家比率(2018年)74.0%45.0%
1住宅あたり延べ面積(2018年)127.25㎡65.18㎡
1畳あたり家賃・間代(2018年)2,472円5,128円
1日の2次活動(仕事、学業、家事、育児など)の時間(2021年)397分419分
1日の3次活動(移動、休養、趣味、交際、受診など)の時間(2021年)379分370分
自家用車の世帯あたり普及台数(2022年)1.520
(全国11位)
0.421
(全国47位)

【参考記事】
平成30年住宅・土地統計調査 住宅及び世帯に関する基本集計 結果の概要|総務省統計局 
都道府県、行動の種類別総平均時間-週全体、男女総数(15歳以上)|令和3年社会生活基本調査|e-Stat 
自家用乗用車の世帯当たり普及台数(都道府県別)|1世帯当たり1.032台に―自家用乗用車(登録車と軽自動車)の世帯当たり普及台数―(2022年)|自動車検査登録情報協会

新潟と東京を比較すると、まず住居の広さが大きく異なります。新潟で賃貸住宅に住む場合、東京と同じ家賃でも広い家に住むことができるでしょう。家賃も東京に比べて半額程度に抑えられそうです。

また、新潟は全国で11番目に自家用車を多く保有している車社会です。これまで公共交通機関を使って通勤していた方も、新潟への転職を機に自動車の購入が必要になるかもしれません転職先を選ぶ際には、自宅からの距離や通勤方法も十分に考えておきましょう。

1日の時間の使い方に着目すると、新潟は東京に比べて、仕事や家事、育児にかける時間がやや短い一方で、休養や趣味などの余暇にかける時間がやや長い傾向にあるようです。

仕事と子育ての両立がしやすい

 新潟東京
待機児童数(2022年度)0人
(新潟市)
300人
(東京都)
生産年齢人口の有業率(2017年)77.7%77.8%
育児をしている女性の有業率(2017年)75.4%61.4%
家計主の通勤時間(中位数)(2018年)18.7分41.0分

【参考記事】
令和4年度 入園申込者数・決定者数推移|新潟市 
都内の保育サービスの状況について(2022年)|東京都 
Q12有業率(生産年齢人口)が高い都道府県は?|平成29年就業構造基本調査 結果の概要|総務省統計局 
Q16 育児をしている女性の就業状態は?|平成29年就業構造基本調査 結果の概要|総務省統計局 
平成30年住宅・土地統計調査 調査の結果|総務省統計局 ※e-Statの表「57-1」を参照

新潟県は2022年度時点で待機児童がいないため、保育施設に子どもを預けて仕事に専念しやすい特徴があります。その影響もあってか、子育て中の女性の有業率が東京に比べて高いようです。

また、通勤時間も短い傾向にあり、プライベートの時間を確保しやすいでしょう。

自然が豊かでレジャーも充実している

 新潟東京
自然公園面積(2022年)31万6,891ha7万9,889ha
海の家・海水浴場等の施設数(2021年)15ヵ所4ヵ所
温泉地数(2021年)137ヵ所19ヵ所
累積降雪量(2022年11月1日~2023年5月8日)187cm
(新潟市中央区)
0cm

【参考記事】
自然公園都道府県別面積総括(2022年)|環境省 
体育・スポーツ施設現況調査年次統計表|スポーツ庁 ※e-Statの表「1-52」を参照 
令和3年度温泉利用状況|温泉に関するデータ|環境省 
累積降雪量一覧表(5月8日)|気象庁 

新潟は海にも山にもアクセスしやすく、幅広いレジャーを楽しめる地域です。ほかの地域から転居して転職する方は、アウトドアや海水浴など、新しい余暇の過ごし方を見つけられるかもしれません。

また、新潟は降雪量が多いため、雪が降らない地域からの移住者は、冬季の生活面で大きな違いを感じるでしょう。

まとめ

この記事では、新潟県でおすすめの転職エージェントと転職エージェントの活用方法、新潟県の生活環境などを解説しました。

現在新潟に住んでいて新潟県内での転職を考えている方も、県外から転職を検討している方も、転職エージェントを活用すると、不安が多くなりがちな転職活動を心強く支えてもらえます。

転職エージェントには複数登録し、転職先の選択肢を広げるのがおすすめです。求人数が多い大手転職エージェントと、新潟の転職に特化した地域密着型の転職エージェントの両方に登録すれば、より多くの求人情報を得られるでしょう。

ぜひ転職エージェントを利用して、新潟で理想の転職を実現させてください。

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株式会社アシロ

CAREERUPSTAGE編集部

転職サイトやエージェントは何を選ぶかではなく、『どう使いこなすか』にフォーカスしたWEBメディア。株式会社アシロの転職メディア編集部による、転職エージェントの賢い『使い方』とキャリアアップ実現の方法論を解説。