弁護士専門の求人サイトおすすめ16社徹底比較!選び方と転職成功のポイントまで
弁護士の求人を扱う求人サイトにはさまざまなタイプがあり、数も非常に多いです。そのため、自分に合った求人サイトをどのように選べばよいのか、分からない方も多いでしょう。
求人サイトには、大きく分けると、業界や職種に特化した「特化型」、多様な業界や職種を扱っている「総合型」の2つがあります。
また、転職サポートをしてくれる求人サイトだけでなく、事務所や企業からのスカウトを待つタイプの「スカウト型」と呼ばれる求人サイトもあります。
この記事では、数100を超える求人サイトの中から、弁護士の転職活動におすすめの求人サイト16社を厳選して紹介します。
求人サイトのタイプ別に紹介するので、特徴やサポートの内容などを比較・検討し、自分に合った求人サイトを選んでください。
目次
弁護士の転職活動に欠かせない求人サイトおすすめ16社一覧
まずは、弁護士特化型の求人サイト、特化型ではないものの弁護士求人をあつかう求人サイト17社一覧にまとめましたので、参考にしてみてください。
各社の詳細は、『求人サイトを選ぶ際の4つのポイント』を解説したあとでご紹介します。
サービス名 | 特徴 |
---|---|
NO-LIMIT(ノーリミット) | 弁護士専門の特化型求人サイト。求人紹介・書類添削・スキルの棚卸しなど業界に詳しいアドバイザーが徹底サポート。より高みを目指す弁護士におすすめ。 |
弁護士転職.jp | 担当者を通じた非公開求人への応募はもちろん、直接応募求人に自分で応募することも可能。 |
BEET-AGENT | 企業内弁護士など、企業の法務部やコンプライアンス求人を多数扱う、管理部門・バックオフィスに特化した求人サイト。法律事務所勤務の弁護士から企業内弁護士への転職支援実績が多数。 |
EXE[エグゼ] | 主に弁護士・公認会計士などを対象にした『社外取締役』『非常勤監査役』の求人を多数扱う専門サイト。上場企業、IPO準備中企業のエグゼクティブ求人を保有。 |
MS-Agent | 管理部門・士業特化型として30年以上の実績がある老舗の求人サイトなので、これまでの転職サポートで培った転職ノウハウを提供。 |
弁護士ドットコムキャリア | 「弁護士ドットコム」の運営を通じて築いた法律事務所とのネットワークを活かし、多数の独自求人を保有。 |
法務・弁護士転職ナビ | 法務・弁護士分野に特化した求人サイトです。大手企業の法務部から優良法律事務所まで幅広い求人を扱っています。 |
リーガルブライト | 裁量権をもち、幅広い業務を担当したいなどの理由から法律事務所への転職を考えている方におすすめ。 |
アガルートキャリア | オンライン資格スクール「アガルートアカデミー」で培った専門性とネットワークを駆使したサポートが特徴。 |
株式会社SACT | ひとつの士業だけでなく他士業の動向も見据えた転職サポートをしています。 |
エリートネットワーク | エリートネットワークは全国2万以上ある事業者のうちわずか39社しか選ばれない「職業紹介優良事業者」に選定。 |
リーガルジョブボード | 「ダイレクトリクルーティング」とその業界に特化したエージェントが担当につく「士業専門エージェント」が融合したサービス。 |
LHH転職エージェント | 一人のコンサルタントが企業と求職者の両方を担当する「360度式コンサルティング」を採用。※ 2023年4月3日より、「Spring転職エージェント」から「LHH転職エージェント」へ名称変更。 |
リクルートエージェント | 特化型ではありませんが、経験豊富なアドバイザーが在籍しているため、有益な情報提供やサポートを受けられる。 |
ビズリーチ | 職務経歴書を登録すると、求職者のキャリアに魅力を感じた企業や法律事務所からスカウトが届く。 |
リクルートダイレクトスカウト | 年収800万~2,000万円の求人を多数保有しているため、年収にこだわりが強い方もチェック。 |
自分でキャリアプランや興味関心にあった求人を選択できる求人サイトも魅力的ですが、転職活動に余裕がない人は『転職エージェント』の利用もおすすめです。
転職エージェントを利用すると、要望を伝えて求人を紹介してもらえるほか、応募書類の添削や面接対策、面接・面談のスケジュール調整、さらには内定後の条件調整まで代行してもらえます。
最近では、「弁護士特化型」や「士業特化」の転職エージェントが増えているため、より弁護士に寄り添ったサービスを利用できます。
弁護士が求人サイトを選ぶ際の4つのポイント
次に、弁護士が求人サイトを選ぶ際のポイントをお伝えします。
特化型から必ず1社は選ぶ
弁護士の転職に特化した特化型から必ず1社は選びましょう。
特化型以外の求人サイトでは、担当者が法律業界や弁護士に精通しておらず、的外れな求人紹介やアドバイスに終始する場合があります。
弁護士特化型の場合は法律業界や職種に詳しい担当者がサポートしてくれるので、的確なアドバイスやサポートを受けることができます。
弁護士の転職に詳しいかどうか
総合型の求人サイトは保有求人数が多いため、その意味での利用メリットがあります。
また求人サイトによっては特化型でなくても職種担当制を採用している場合があり、その場合は弁護士の転職事情に詳しい担当者からのサポートが受けられます。
いずれにしても、弁護士の転職に詳しい担当者かどうかを見極めることが大切です。
単なる求人紹介だけで終わらないか
求人サイトの利用価値は、単に求人を紹介してもらえる点だけではありません。
求職者のキャリアを一緒に考え、納得できる転職に導いてくれるのがメリットです。しかし、中には自社の利益しか考えず、とにかく求人を紹介することに注力する求人サイトもあります。
サポートの内容から、求職者のキャリアを本当に考えてくれる求人サイトなのかを判断しましょう。
担当者が転職を急かしてこないか
担当者が転職を急かしてくる求人サイトは要注意です。
これは、転職が成立すると報酬が発生するため、とにかく転職させたいという意図が働いていると考えられます。もちろん、そのような担当者が求職者のキャリアを真剣に考えているはずはありません。
転職を急かす担当者に当たったら、担当者の変更や求人サイトそのものの変更も検討しましょう。
専門性の高さで選ぶ弁護士特化型の求人サイトおすすめ8選
まずは、弁護士の転職支援に特化した求人サイトを7社紹介します。弁護士特化型求人サイトのメリットはなんと言ってもその「専門性」です。
弁護士業界や弁護士に精通しているため、専門的な話も交えながら的確なアドバイスとサポートが受けられます。弁護士の転職活動では、真っ先に利用を検討したい求人サイトです。
NO-LIMIT(ノーリミット)|弁護士におすすめの特化型求人サイト
公式サイト:https://no-limit.careers/
NO-LIMIT(ノーリミット)は弁護士・法務の転職に特化した求人サイトです。
日本トレンドリサーチの「弁護士・法務人材転職エージェント支持率No.1」を獲得した評判の求人サイトなので、まずは利用を検討しましょう。
求人紹介にとどまらず書類添削やスキルの棚卸しなど徹底的にサポートしてくれるので、初めての転職で不安を抱えている方にもおすすめです。
アドバイザーは全員が弁護士に精通しており、法律事務所の内情や事業の強みなど詳しい情報を保有しています。紹介する求人は求職者が気持ちよく働ける職場を厳選しているため、ミスマッチのない納得のいく転職が実現できるはずです。
求人の種類は、法律事務所だけでなく、インハウスも多数保有しています。保有求人の9割が非公開求人なので、まずは相談してみましょう。
公式サイト:https://no-limit.careers/
弁護士転職.jp(C&R リーガル・エージェンシー社)
弁護士転職.jpは、弁護士の転職・求人情報に特化した求人サイトです。
弁護士の生き方・素顔に焦点を当てたヒューマン・ドキュメント誌「Attorney’s MAGAZINE」の編集・発行をしているため、法律業界に精通しています。弁護士特化型ならではのサポートと最新の情報提供を受けられるのが魅力です。
また、弁護士転職.jpは担当者を通じた非公開求人への応募はもちろん、直接応募できる求人に自分で応募することも可能です。自分のペースや希望に合わせて転職活動を進めたい方に向いています。
公式サイト:https://www.bengoshitenshoku.jp/
弁護士ドットコムキャリア
弁護士ドッドコムキャリアは、弁護士・法務人材に特化した求人サイトです。
日本最大級の法律相談ポータルサイト「弁護士ドットコム」の運営を通じて築いた法律事務所とのネットワークを活かし、多数の独自求人を保有しています。
代表弁護士の人柄や法律事務所の内情など募集要項だけでは見えない情報の提供が可能なので、転職後のミスマッチを回避できます。求職者の希望を丁寧にヒアリングしてくれるため、キャリアの方向性に迷っている方にもおすすめです。
公式サイト:https://career.bengo4.com/
法務・弁護士転職ナビ
法務・弁護士分野に特化した求人サイトです。大手企業の法務部から優良法律事務所まで幅広い求人を扱っています。
求職者の希望を無視したしつこい電話がなく、転職を急かされることもありません。転職サポートを受けることも、企業や事務所から直接スカウトを受け取ることもできるため、希望のスタイルに合った活動方法を選ぶとよいでしょう。
公式サイト:https://tennavi-job.com/houmu/
リーガルブライト
法律業界に特化した求人サイトです。一般的な求人サイトでは少ない中小、新興の法律事務所の求人も扱っています。
裁量権をもち、幅広い業務を担当したいなどの理由から法律事務所への転職を考えている方におすすめです。年収を上げたい、残業を避けたいなどの希望に合った求人紹介を受けられるので、譲れない条件がある方は相談するとよいでしょう。
遠方でキャリア面談を受けられない方は、電話やメール、Zoomなどを通じての相談にも応じてくれます。
公式サイト:https://www.legal-bright.com/bengoshi/index.html
EXE[エグゼ]|弁護士の社外役員選任サービス
EXE[エグゼ]は、弁護士・公認会計士等で社外取締役・非常勤監査役・常勤監査役への就任に強い求人サイトです。クライアントは上場企業、IPO準備中の企業が中心で、これから社外取締役の選任が必要な企業が多数。
職暦書と一緒に登録しておけば、一般市場には出回っていないコンフィデンシャル求人を紹介してくれます。転職という括りからは多少離れますが、コーポレートガバナンスの強化が叫ばれている昨今の時代。
非常にニーズのあるポジションですので、チャレンジしたい弁護士の方は登録をおすすめします。
公式サイト:https://exe-pro.jp/recruitment/
アガルートキャリア
弁護士や経営人材などのプロフェッショナルに特化した求人サイトです。
多数の法曹を輩出しているオンライン資格スクール「アガルートアカデミー」で培った専門性とネットワークを駆使したサポートが特徴です。業界の最新動向を踏まえて専門性の高いサポートを提供してくれます。
応募の日程調整はもちろん、レジュメ作成サポートや選考対策も受けられるため、選考の通過確率を上げられるでしょう。
大手法律事務所やインハウスだけでなく、スタートアップや外資系など多様な求人を保有しています。自分にとって魅力的なキャリアを選択できるでしょう。
公式サイト:https://career.agaroot.jp/
弁護士を含む士業に強い求人サイトおすすめ3社
続いて紹介するのは、士業の転職支援に強みをもつ求人サイト4社です。弁護士だけに特化しているわけではないものの、弁護士を含む士業の転職支援を得意としているため、弁護士の転職にもおすすめできます。
MS-Agent
管理部門と士業の転職に強い求人サイトです。管理部門・士業特化型として30年以上の実績がある老舗の求人サイトなので、これまでの転職サポートで培った転職ノウハウを提供してもらえます。
上場企業の70%以上にあたる約2,600社との取引実績があるため、企業の法務部やインハウスとしての転職を考えている方に向いています。年収交渉もしてくれるため、年収を上げたい方は相談してみるとよいでしょう。
公式サイト:https://www.jmsc.co.jp/
リーガルジョブボード
リーガルジョブボードは、弁護士や司法書士、弁理士などの士業を専門とする求人サイトです。
求職者が採用担当者と直接やり取りできる「ダイレクトリクルーティング」とその業界に特化したエージェントが担当につく「士業専門エージェント」が融合したサービスなので、自分のペースに合わせた転職活動が可能です。
エージェント機能を使うと、書類添削や面接対策、求人情報には載らない詳細情報の提供など全面的にサポートしてもらえます。チャットや公式LINEで登録前の相談も可能なので、転職に関する疑問があればこうしたサービスも利用してみてください。
公式サイト:https://legal-job-board.com/
株式会社SACT
税理士・公認会計士・弁護士・司法書士・弁理士に特化した求人サイトです。
士業が連携して仕事を進めるケースが増えていることから、ひとつの士業だけでなく他士業の動向も見据えた転職サポートをしています。熟練のコンサルタントが戦略の策定から求人紹介、アフターフォローまでトータルでキャリアアップを支援してくれます。
公式サイト:https://sactjp.com/
法務人材・インハウスローヤーへの転職希望者向け|全職種対応の求人サイトおすすめ
ここじゃら紹介するのは、弁護士に限らずすべての職種に対応する総合型の求人サイトです。企業との強固なネットワークがあるため、とくにインハウスを希望する弁護士は利用を検討しましょう。
BEET-AGENT|法務・インハウス転職に強い求人サイト
公式サイト:https://beet-agent.com/
BEET-AGENTは、法務部・コンプライアンス求人を多数扱う、管理部門・バックオフィスに特化した求人サイトです。
法律事務所勤務の弁護士から企業内弁護士への転職支援実績も多数あり、「IPO準備中企業」「ストックオプション 」「CKO候補」など、ハイクラス人材を対象にした転職支援を行っています。
日本を代表する大企業でのインハウスローヤーや、知財部・法務部への転職を希望する方は、是非チェックしておきましょう。
公式サイト:https://beet-agent.com/
エリートネットワーク
エリートネットワークは業界や業種を絞らない求人サイトですが、弁護士の求人も豊富に扱っており、「上場企業」×「ハイキャリア」×「正社員」に限定した支援を行っています。
日本を代表する大企業や大手金融機関が顧客なので、大手企業でのインハウスを希望する方はチェックしましょう。企業選びは社風や企業風土とのマッチングに重点を置いているため、転職後のミスマッチが少ないのが魅力です。
なお、エリートネットワークは全国2万以上ある事業者のうちわずか39社しか選ばれない「職業紹介優良事業者」に選定されています。
公式サイト:https://www.elite-network.co.jp/
LHH転職エージェント
LHH転職エージェントは、世界26カ国にオフィスを構えた「Adecco Group」の人材紹介サービスブランドです。国内だけでなく国外にもネットワークがあるため、グローバル企業や外資系に興味がある方におすすめです。
職種・業界別の組織体制を構築しているため、希望の業界がある方はチェックしてみましょう。
業界の専門性な話を踏まえ、ベストマッチな求人紹介が受けられます。一人のコンサルタントが企業と求職者の両方を担当する「360度式コンサルティング」を採用しているため、担当者間での認識のずれがなく、きめ細かいサポートをしてもらえます。
公式サイト:https://www.springjapan.com/
リクルートエージェント
リクルートエージェントは、業界最大規模を誇る総合型の求人サイトです。
非公開求人だけでも10万件以上ある求人件数が魅力で、弁護士や法務人材の求人も多数扱っています。できるだけ多くの求人の中から選びたいと考える方は選択肢を増やすために利用を検討してください。
特化型ではありませんが、経験豊富なアドバイザーが在籍しているため、有益な情報提供やサポートを受けられるでしょう。
圧倒的な知名度があるため、大手企業や大手法律事務所が多く利用しています。大手企業のインハウスや大手法律事務所への転職を希望する方におすすめです。
公式サイト:https://www.r-agent.com/
市場価値を判断しつつ自力で探したい弁護士向けの求人サイトおすすめ
企業や法律事務所からのスカウトをきっかけに転職活動を進めるタイプの求人サイトもあります。
ここまで紹介した求人サイトとは異なり、エージェントからのきめ細かい転職サポートは受けられません。
しかし、自身の転職市場における価値を判断したうえで主体的に転職活動を進めることができるため、キャリアに自信がある方や市場価値を知りたい方に適しています。
ビズリーチ
ビズリーチは、即戦力のハイクラス人材を対象としたスカウト型の求人サイトです。
職務経歴書を登録すると、求職者のキャリアに魅力を感じた企業や法律事務所からスカウトが届きます。気になる求人があれば企業や法律事務所とのやり取りを開始し、応募に進むことができます。
また、一定の基準をクリアした一流のヘッドハンターが多数所属しているため、ヘッドハンターに相談することも可能です。ヘッドハンターの評価制度もあるため、SまたはAランクのヘッドハンターからスカウトがあったらキャリアカウンセリングを依頼してみましょう。
公式サイト:https://www.bizreach.jp/
リクルートダイレクトスカウト
ハイクラス人材向けの転職スカウトサービスです。登録後は待つだけで、匿名レジュメを見たヘッドハンターや企業からのスカウトを受け取れます。自分では思いつかなかったようなキャリアとの出会いがあるかもしれません。
企業と直接コンタクトが取れるため効率的な転職活動が可能です。忙しくて時間がない弁護士の転職活動にも適しています。年収800万~2,000万円の求人を多数保有しているため、年収にこだわりが強い方もチェックしてみましょう。
なお、「専属のアドバイザーにサポートしてもらいたい」「スカウトではなく求人紹介を受けたい」との希望がある方は、同じくリクルートが運営するリクルートエージェントがおすすめです。
公式サイト:https://directscout.recruit.co.jp/
弁護士の転職活動で求人サイトを使うべき6つの理由
弁護士の転職活動は従来、ひまわり求人求職ナビやほかの弁護士からの紹介などが主流でした。
もちろん今でもこれらの方法で転職活動できるのですが、求人サイト(転職エージェント)の利用がおすすめです。ひまわり求人求職ナビや紹介などにはない、以下のメリットを享受できるからです。
非公開求人に応募できる
求人サイトを使うと、一般には公開されていない非公開求人に応募できます。
法律事務所や企業が求人を非公開にするのは、人事戦略の観点や、応募者が殺到するような好条件であるケースです。そのため求人サイトを使うと質の高い求人に応募できます。自己応募にはないメリットなので、ぜひ利用したいところです。
キャリアを伸ばせる転職先を紹介してもらえる
自力で求人探しをする場合、一つひとつの求人を吟味しながら、どこなら自身のキャリアを伸ばせるのかを検討する必要があります。これでは時間がかかってしまって非効率ですし、自分の判断が合っているとは限りません。
求人サイトを利用すると、人材市場に詳しい担当者が、求人を探し出してくれます。キャリアの希望を伝えておくことで、希望に合った求人を紹介してもらえます。
法律事務所の内情も含めた詳細情報を得られる
無事に内定を獲得しても、実際に入所した後に「思っていた職場と違う」ということはよくあります。
事務所の雰囲気が悪い、ボス弁が面接時とは異なる人柄だったなどのケースです。
こうした事務所の内情は募集要項から見えず、事前に知るのが難しい情報です。しかし求人サイトを利用すると、担当者が独自の情報網を駆使して事務所の内情なども提供してくれます。入所後のミスマッチを回避しやすくなるでしょう。
キャリアプランの相談ができる
求人サイトでは紹介を受ける前にキャリア面談が実施されます。そこでは求職者の希望や経歴などを聴き取るだけでなく、キャリアプランの相談もできます。
近年は弁護士のキャリアは多様化しており、必ずしも法律事務所への転職がマッチするとは限りません。多様な選択肢の中から、自身の志向にマッチするキャリアを見つけるためにも、ぜひ相談してみましょう。
応募書類の添削や面接対策で通過率が上がる
書類選考で落ちてしまう、面接でうまくアピールできないなど、書類作成や面接に悩みを抱えている方もいるでしょう。求人サイトを使えば、応募書類の添削や面接対策を実施してくれます。
自分一人で転職活動を進めると、不採用になってもどこが悪いのかが分からず、いつになっても内定を獲得できない場合があります。転職ノウハウをもつ担当者に的確なアドバイスをもらうことで、選考通過率を上げられるでしょう。
年収や条件交渉を依頼できる
求人サイトでは、内定後までの継続サポートを行っています。主には年収や条件、入所日交渉です。こうした交渉は弁護士自身がすることもできますが、自分で年収アップを求めるというのも難しい場合があるでしょう。
この点、担当者が客観的な第三者として交渉することで、年収アップにつながる可能性があります。自身の経験をしっかり評価してもらうためにも、年収交渉について相談してみましょう。
弁護士が転職を成功させるために大切な3つのポイント
最後に、弁護士が転職を成功させるためのコツをご紹介していきます。
転職を考えるということは、今の状況に不足や不満を感じているのだと思います。
まずは、転職してどうしたいのかを明確にしておきましょう。分かりやすいものが給与面ですね。最低でもいくらは必要と決めていれば、それ以上の転職先しか候補にしないはずです。
転職前に考えておくこと
- 給与
- 労働時間・休日日数
- やりたい業務
- 勤務地・活動地域
- 将来性
- 一緒に働きたい人の人物像
主に上記のような項目で、自分の理想像と最低限妥協できるラインのイメージを作っておきましょう。一度紙などに書き出して、何度かにわけて考えをまとめてみることで、より明確な形になって出てくるでしょう。
将来のビジョンを明確に提示
転職を希望される弁護士の多くが、実は自分でやりたいことをすでに持っていたりします。事務所所属のアソシエイトやパートナー弁護士として従事しながらも、独立・開業を目指す方もいます。
その場合、将来独立やこういう事をやりたいと考えているというのは、伝えるべきでしょう。
弁護士本人がどのようなビジョンを持って仕事に望んでいるのかは代表弁護士にとって最も気になるポイントですので、もしやりたい事があれば、それは大きなアピールポイントになります。
職経歴書はできるだけ詳細にまとめる
面接で必ず聞かれるのがこれまでの経歴です。「なぜ転職するのか」「なぜうちを選んだのか」はよく聞かれますが、「なぜ弁護士になったのか」を大事にされる事務所もあります。面接官が、「今ここにいる理由」「自社で活躍のイメージ」を抱ければ、面接通過の可能性も高くなります。
また、職務経歴書はできるだけ詳細に、かつ細かく書くことを推奨します。
インハウスは企業研究が内定率向上のポイント
いっけんすると難しいことを言っているように聞こえるかもしれませんが、「入社時の能力に差があったとしてもそれは努力で埋められる」と私たちは考えています。
例えば面接のスタートラインで能力・経験に差があったとしても、対人コミュニケーションに癖のある人とは仕事の効率化は図れません。
そしてもうひとつ大事な要素は『企業研究』です。
企業研究は採用側からしても興味を持って面接に臨んできているという評価になりますし、企業への理解が得られ単純に興味が持てるようなところがあれば、その分ミスマッチもしづらくなります。
ですので、手間もかかって大変ではありますが、企業研究は必ず行ってください。
まとめ
弁護士の求人を扱う求人サイトは多数ありますが、どの求人サイトでもいいわけではありません。
それぞれに特徴があるため、自分に合ったサービスを選ぶことが大切です。選ぶ際のポイントとして、少なくとも1社は弁護士の転職に特化した求人サイトを選ぶとよいでしょう。
弁護士業界に精通しているため、一人ひとりの希望や経歴に適したサポートをしてくれるはずです。
運営者情報
会社名 |
株式会社アシロ(ASIRO Inc.) 2021年7月20日 東証グロース上場(7378) |
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URL | https://asiro.co.jp/ |
本社所在地 |
160-0023 東京都新宿区西新宿6丁目3番1号 新宿アイランドウイング4F |
法人番号 | 9011101076787 |
設立日 | 2009年11月 |
代表者(代表取締役社長) | 中山博登 |
主な事業内容 | HR事業、インターネットメディア事業(リーガルメディア、派生メディア)、少額短期保険事業 |
許認可 | 有料職業紹介事業(厚生労働大臣許可 許可番号13-ユ-313782) |
グループ会社 |
株式会社アシロ少額短期保険 株式会社ヒトタス |