転職したいけれど、「転職サイトの情報が多すぎて比較できない」「転職サイトって実際どうなの?」と不満を感じていませんか?この記事では、そんな歯科衛生士の方のための情報をまとめました。
こちらの記事では、歯科衛生士におすすめの転職サイトを5つピックアップし、それぞれ独自調査した口コミの結果も紹介します。
歯科衛生士が転職を成功させるポイントもあわせて解説しますので、転職を検討している方は参考にしてください。
参考記事:歯科医師向けの転職エージェント・サイト4選|利用の流れや選び方も解説
目次
歯科衛生士の転職におすすめの転職サイト5選
ここからは、おすすめの転職サイトを5つ厳選して紹介します。
求人数や運営会社の信頼性、実際に使用した方の口コミなど、比較検討に必要な情報も網羅していますので参考にしてください。
【アンケート概要】
- 調査期間:2025/4/23 ~ 2025/4/30
- 調査対象:サービス利用者
- 調査方法:インターネットによる調査
※ユーザーアンケートより抜粋
マイナビデンタルエージェント
- 歯科業界に特化した転職エージェント
- 一人ひとりに寄り添った支援
- 完全無料で利用可能
マイナビデンタルエージェントは、株式会社マイナビが運営する歯科業界に特化した転職エージェントです。歯科業界を熟知したプロフェッショナルのサポートを受けられるため、円滑に転職活動が進められます。
アドバイザーは転職者の希望に合わせた支援をおこないます。転職を検討している段階のキャリアプランの相談や、現職を続けながらスピーディーに転職活動を進めることも可能です。
転職前の相談から、求人紹介・選考対策、最終的に転職をしないと決断した場合でも無料で利用できます。
転職するかどうか悩んでいる方は一度相談することをおすすめします。
サービス名 | マイナビデンタルエージェント |
---|---|
運営会社 | 株式会社マイナビ |
公開求人数 | 非公開 |
対応地域 | 全国 |
公式サイト | https://co-medical.mynavi.jp/dental-ag/ |
- マイナビデンタルエージェントのよい評判・口コミ
-
マイナビデンタルエージェントを利用しましたが、良い意味で連絡が密ではなくこちらのペースに合わせてもらえたので、負担やストレスにならず活動しやすくて助かりました。(30代男性)
歯科医療業界に特化したエージェントで、専任アドバイザーによるサポートを受けることができます。今すぐに転職したいというわけではなく、転職を検討しているといった状態でもアドバイスをもらえるため、歯科業界への転職を考えているなら、ぜひ利用してみると良いと思います。(30代女性)
- マイナビデンタルエージェントの悪い評判・口コミ
-
マイナビデンタルエージェントを利用しましたが、地方だと求人があまり多くなく選択肢が限られてしまいましたし、やはり対応地域が事前に分からなかったのは不便でした。(30代男性)
どこの地域の求人を取り扱っているのかが公開されていません。そのため、いざ登録してみたものの地域によっては求人がないという可能性もゼロではありません。どうしても地方に行くと求人が少なくなってしまいがちなので、自分の地域で思うような求人がない場合は、他の転職エージェントを利用してみると良いと思います。(30代女性)
デンタルワーカー

サイトのタイプ | エージェント型 |
公開求人数 | 5,348件(歯科衛生士の求人数) |
対応エリア | 全国 |
雇用形態 | 正社員/アルバイト・パート |
運営会社 | 株式会社トライトキャリア |
公式ホームページ | https://dental-worker.com/ |
デンタルワーカーは、歯科業界に特化した転職エージェントです。
運営会社の株式会社トライトキャリアは、人材紹介企業であるトライトグループから医療・福祉業界に特化した部門として独立した企業で、歯科衛生士・歯科医師・介護士に向けた転職サービスを展開しています。
厚労省から「適正な有料職業紹介事業者」に認定されているため、安心して利用できます。
【参考】トライトキャリア| 医療・介護・保育分野における適正な有料職業紹介事業者の認定制度
デンタルワーカーでは専任のキャリアアドバイザーから求人紹介を受けられるだけでなく、1万件を超える公開求人からこだわり条件で絞り込んでの比較検討が可能です。
キャリアアドバイザーの手厚いサービスと膨大な求人数を評価する口コミが多い印象でした。
一方、悪い口コミの中には「連絡がしつこい」という声がありました。
こちらに関しては、希望の連絡頻度や対応可能な時間を事前に伝えておくことで防げるかもしれません。よほど緊急でない限りこちらの都合に合わせてもらえるはずです。
連絡を無視してしまうと、その後熱意のあるサポートが受けられなくなるかもしれないので、気をつけてください。
- デンタルワーカーのよい評判・口コミ
-
希望条件に合う歯科衛生士の求人が豊富で、通勤時間や給与など、細かい条件で簡単に検索できたのが良かったです。面接対策の情報も充実していて、安心して転職活動を進められました。(30代男性)
歯科衛生士に特化しているエージェントなので、アドバイザーもこの分野の知識があり、実務経験のある人ばかりです。そのためアドバイスも具体的で、こちらの要望を聞いたうえで求人を紹介してくれました。対応も早く、満足しています。(30代女性)
デンタルワーカーを利用しましたが、対応が非常にスピーディーで1ヶ月もしない内に転職が行えましたし、担当の方とも連絡が取りやすくて尚更効率が良かったです。(30代男性)
- デンタルワーカーの悪い評判・口コミ
-
担当のアドバイザーによっては、頻繁に連絡が来るから負担に感じることがあるそうです。こまめな連絡は確かにありがたい一方で、こちらも仕事をしていたりすると精神的な負担になる気がするので、必要ならアドバイザーにその旨を伝えたり、他の人に代わってもらったりすると良いかと思います。(30代女性)
求人情報が多すぎて、希望条件に合うものを絞り込むのに時間がかかりました。また、応募した求人の中には、すでに募集が終わっているものもあったのが残念でした。(30代男性)
関連記事:デンタルワーカー利用者の評判・口コミ|登録の流れや転職成功のコツも解説
ファーストナビ歯科衛生士

サイトのタイプ | エージェント型 |
求人数 | 4,762件(東京都の歯科衛生士) |
対応エリア | 全国 |
雇用形態 | 正社員/パート |
運営会社 | 株式会社ファーストコネクト |
公式ホームページ | https://sikaeiseisi.firstnavi.jp/ |
ファーストナビ歯科衛生士は、圧倒的な求人数を誇る、歯科衛生士専用の転職エージェントです。
運営会社の株式会社ファーストコネクトは、医療・福祉業界に特化したサービスを展開しており、ファーストナビ歯科衛生士以外にも歯科医師向けの転職サイトや口コミサイトを運営しています。
歯科業界で太いパイプをもっていることが、公開・非公開求人の多さにつながっているのです。
ファーストナビ歯科衛生士の口コミには、取扱い求人数の多さや、手厚いサービスを評価する声が多く集まっていました。
年間数千人にのぼる歯科医師・歯科衛生士の転職を支援しているからこそ、満足できる転職を実現してくれるでしょう。
- ファーストナビ歯科衛生士のよい評判・口コミ
-
豊富な求人数と丁寧なサポートで、希望に合う職場を効率的に見つけられました。非公開求人も多く、条件交渉や見学調整もお任せでき、安心して転職活動を進められました。(30代男性)
掲載されている求人の情報が細かく、なおかつ正確なところが良いなと思いました。エージェントが直接関係者の方とやり取りしているため、常に情報がアップデートされています。また、良いところだけではなくその職場のネガティブなところも教えてもらえるので信用ができますし、リアルな話を聞くことができます。(30代女性)
ファーストナビ歯科衛生士を利用しましたが、求人の紹介はもちろん給与の交渉まで熱意を持ちながら行ってもらえたので、こちらとしても心強い気持ちになりました。(30代女性)
- ファーストナビ歯科衛生士の悪い評判・口コミ
-
内定が決まり、仕事を始めてからファーストナビ歯科衛生士を退会しようとしてから、退会の仕方がわからずに困りました。担当のコンサルタントの方に伝えることで退会ができるそうですが、お世話になった人に退会の手続きをお願いするのもなんだか躊躇してしまって、面倒だと感じてしまいました。(30代女性)
ファーストナビ歯科衛生士を利用しましたが、熱意のあるサポートではあってもその分連絡頻度がとにかく高かったので、対応するのにストレスを感じたのは気になりました。(30代女性)
関連記事:ファーストナビ歯科衛生士の評判・口コミ|利用がおすすめな方の特徴を紹介
ジョブメドレー歯科衛生士

ジョブメドレー歯科衛生士は、株式会社メドレーが運営する歯科衛生士向けの転職サイトです。
歯科衛生士向けのサイトのほか、歯科医師や歯科助手など医療業界に特化した幅広い求人を取り扱っています。
2019年に東証マザーズ(現グロース)市場に上場しており、信頼性の高い運営会社です。
ジョブメドレー歯科衛生士は、サイト型の転職サイトです。
全国を網羅した圧倒的な取り扱い求人から、気軽に検索・応募が可能です。自分のペースで転職活動を進めたい人から、高い支持を得ています。
特徴的なのは、会員登録すると医院からスカウトが届く「スカウト機能」です。
スカウトはプロフィールをもとにおこなわれるため、スキル面のマッチ度が高い転職を実現できます。
スカウトで送られてきた求人では、書類選考なしで面接を受けられ、転職活動がスムーズに進みます。
サイトのタイプ | サイト型 |
求人数 | 18,259件 |
対応エリア | 全国 |
雇用形態 | 正職員/契約職員/パート・アルバイト/業務委託 |
運営会社 | 株式会社メドレー |
公式ホームページ | https://job-medley.com/dh/ |
- ジョブメドレーのよい評判・口コミ
-
求人の数がとにかく多く、自分の希望に合わせた職場を見付けやすいです。検索機能も充実しているので絞り込みやすく、短時間で求人を見付けられるメリットがあると感じました。自分のペースで転職活動ができます。(30代女性)
利用して良かった点は、応募する前に「気になる」などを付けておくと企業側の目に止まれば、企業の採用担当から連絡をいただけることがある点です。(30代女性)
こちらの希望や条件にマッチした企業先の詳細情報が早い段階で届き転職活動のスピードアップにつながりやすいです。どの他サイト求人にも載っていないようなレアな企業案件も紹介して貰えるので選択肢が増え面接にも行ってみたくなります。(40代男性)
- ジョブメドレーの悪い評判・口コミ
-
希望の職種や条件を細かく記載していても、全く関係のない求人がおすすめに出てきたり、スカウトがきたりします。(30代女性)
口コミの中に、「紹介された職場がパワハラ・モラハラ体質だった」といったものがいくつかあり、不安になりました。求人に書かれた情報などがリアルなものと違うなどというネガティブな口コミもあり、不安になりました。(30代女性)
失敗しない歯科衛生士の転職エージェント・サイトの6つの選び方
歯科衛生士向けの転職エージェントや転職サイトに登録する前に、サイト選びのポイントをチェックしましょう。
下記6つのポイントに分けて解説していきます。
1.エージェント型かサイト型のどちらかであるか
転職サイトには、「サイト型」と「エージェント型」の2タイプがあります。
自分のペースで比較検討できるメリットがある反面、面接の日程調整や労働条件の交渉といった面倒なことも一人でおこなわなければなりません。
検索では知り得ない非公開求人を紹介してもらえたり、労働条件の交渉や履歴書の添削があったり、転職活動の様々なサポートをしてもらえます。
ただし、自分のペースで転職活動を進めることは難しくなります。
このように、どちらのタイプにもメリット・デメリットがあります。
複数のサイトに登録しても問題ないので、検討段階ではサイト同士を比較しながら、多くの求人に目をとおすようにしましょう。
2.歯科衛生士の転職に強いかどうか
歯科衛生士として転職すると決めているのであれば、歯科衛生士の求人に力を入れている転職サイトを1つは登録しておきましょう。
本記事でご紹介しているサイトも、歯科衛生士や歯科医師の求人に力を入れているので参考にしてみてください。
歯科衛生士の転職に力を入れているサービスであれば、求人数が多いだけでなく、担当者も歯科衛生士の転職を理解していることが期待できます。
歯科衛生士の転職事情について的確なアドバイスをもらえたり、歯科衛生士ならではの仕事の悩みを理解してくれたりと、転職における力強いパートナーを見つけやすくもなります。
3.求人数・会員数の多さ
取り扱い求人数は、すなわち選択肢の広さです。広い選択肢の中から選べた方が、それだけ自分に合う求人を見つけられる可能性が上がります。
また、登録者数は評判が良いかどうかの判断指標になります。
ただし、取扱い求人数が少ないからといって、優良サイトでないとは言い切れません。
非公開求人をカウントしていない場合もあり、求人数が少ない分、一人ひとりの利用者に手厚いサポートを提供していることも考えられるためです。
とはいえ、転職活動において多くの求人情報を見たいと考えるのは当然のことです。
このため、初めて転職する人やとりあえず求人を見てみたい方は、まずは求人数の多いサイトに登録してみるといいでしょう。

4.希望の勤務地に対応しているかどうか
対応エリアも重要です。
例えば地方での転職を希望しているにもかかわらず、首都圏の求人のみを取り扱う転職サイトを利用しても、十分な情報は得られないでしょう。
希望エリア周辺に支店がある転職サイトであれば、常時求人を保有している可能性が高いでしょう。
また、実際に働くとなった場合、周辺環境は非常に重要です。
例えば就職を機に大都市圏への引っ越しを考えているとします。大都市は複数の鉄道路線が入り乱れているので、最寄り駅がいくつかある職場も珍しくはありません。
このためどこへ引っ越すか、どこなら通いやすいか、急行は停まるかといったローカル情報を調べなければなりません。
このような情報は自分で調べることもできますが、転職・引っ越しの手続きで忙しいときに時間を割くのは難しいものです。
希望エリアの詳しい情報を教えてもらえるので、情報収集の手間が省けるでしょう。
5.運営会社の信頼性
転職サイトを選ぶ際は、運営会社の信頼性をチェックしましょう。
特に個人情報への配慮は重要事項です。
個人情報については、「個人情報保護マネジメントシステム」といった規格が定められていますので、そうした認定を受けているかどうかが、一つの判断基準になります。
日本で認定されている規格は下記のとおりです。
- JIS Q 15001
- Pマーク
- ISO/IEC27001
JIS Q 15001とは、国際規格である「ISO」の日本版として、独自の個人情報保護法に落とし込んだ規格です。
PマークはこのJIS Q 15001に準拠した運用体制が確立されていると認定された事業者に与えられるマークです。
いずれも求職者の個人情報を適正に管理している証であり、信頼できるかどうかの指標になるので、個人情報保護に関する配慮はチェックしましょう。
また、運営会社の企業理念や沿革、事業内容も、転職サイトとの相性を判断する一つの基準となります。
6.利用者の評判・口コミ
利用者の口コミもチェックしましょう。
サービスやキャリアアドバイザーの質は、利用者の実体験から推しはかれます。
転職サイトの良い口コミとしてよくある内容には、次のようなものがあります。
- «歯科衛生士向け転職サイトに多い良い口コミ»
-
- 親身に対応してくれた
- いい求人が見つかった
- 手厚いサポートを受けられた
- «歯科衛生士向け転職サイトに多い悪い口コミ»
-
- 連絡がしつこかった
- 求人が自分の希望に合っていなかった
転職サイトそのものの口コミもありますが、エージェント型の転職サイトでは、担当者に対する口コミが多く見られます。
登録してもすぐに利用停止はできますので、よっぽど悪い口コミが目立たない限り、実際に担当者と会ってみて、担当者の良し悪しで判断してもいいといえるでしょう。
地域別におすすめの歯科衛生士向け転職サイト
ここからは、地域別(首都圏・関西圏・地方都市)でおすすめの歯科衛生士向け転職サイトを紹介します。
サイトごとに該当地域の求人数(2025年5月時点)を検索し、結果が多いサイト順に並べています。自分が住んでいる地域や働きたい場所に合わせて、ぜひご確認ください。
首都圏で働きたい人におすすめの転職サイト
転職サイト | 求人数 |
---|---|
1位:ファーストナビ歯科衛生士 | 10,606件 |
2位:ジョブメドレー | 6,338件 |
3位:デンタルワーカー | 2,899件 |
4位:JOB歯科AGENT | 1都3県に強い(詳細は非公開) |
5位:マイナビデンタルエージェント | 非公開 |
1位の「ファーストナビ歯科衛生士」は、首都圏で働ける求人数が充実しています。保有している求人の中から、地域密着型の医院や大手クリニックまで、幅広く紹介してもらえる点が魅力です。
2位の「ジョブメドレー」は、「WEB面接可」「Googleストリートビューに掲載されている」「職員の声が掲載されている」など、独自の区分で求人が掲載されています。そのため、より細かい条件で自分のニーズにマッチした職場を探したい人にぴったりです。
3位の「デンタルワーカー」は、首都圏はもちろん、各地域の新着求人がわかりやすくまとめられています。
4位の「JOB歯科AGENT」と5位の「マイナビデンタルエージェント」では、具体的な求人数は公開されていません。そのため面談で自分の希望を伝えて、条件にマッチする非公開求人をその都度紹介してもらうことになります。
非公開求人は高待遇であり、自分の希望とマッチする可能性も高いため、「自分で検索するより最初からプロの手でガッツリ紹介してほしい」という人におすすめです。
関西圏で働きたい人におすすめの転職サイト
転職サイト | 求人数 |
---|---|
1位:ファーストナビ歯科衛生士 | 5,738件 |
2位:ジョブメドレー | 3,538件 |
3位:デンタルワーカー | 1,866件 |
4位:JOB歯科AGENT | 非公開(対応エリアは拡大中) |
5位:マイナビデンタルエージェント | 非公開 |
1位の「ファーストナビ歯科衛生士」は、関西圏についても多数の求人保有実績を誇ります。「新規オープニング医院の募集案件」「極秘で進めている募集案件」など高待遇の非公開求人も多数紹介してくれるため、幅広い選択肢をチェックできるでしょう。
2位の「デンタルワーカー」には、歯科衛生士の転職で役立つコンテンツが充実しています。「歯科衛生士会について」「歯科業界で役立つ資格について」などの有益情報をインプットできる点が魅力です。
3位の「ジョブメドレー」でも、多数の関西圏の求人をチェックできます。「スピード返信(平均24時間以内に返信してくれる)」というオリジナルタグで特集が組まれているため、「スピーディーにやり取りして早く転職活動を終わらせたい」という人にもおすすめです。
地方都市で働きたい人におすすめの転職サイト
「地方都市」という括りで検索できる転職サイトがないため、シンプルに掲載求人数が多い順に並べています。保有求人数が多ければ、地方都市の求人も豊富に抱えていることが期待できるでしょう。
転職サイト |
---|
1位:ファーストナビ歯科衛生士 |
2位:ジョブメドレー |
3位:デンタルワーカー |
4位:JOB歯科AGENT |
5位:マイナビデンタルエージェント |
1位の「ファーストナビ歯科衛生士」は、業界最大級を誇ることもあり、他の転職サイトより多くの求人数を抱えています。そのため、自分が希望する地方都市の求人を紹介してもらえる可能性は高いでしょう。
2位の「ジョブメドレー」と3位の「デンタルワーカー」も、全国の求人をバランスよく保有しています。とくにジョブメドレーについては、求職者のプロフィールをチェックした医院や事業所から直接スカウトが届きます。そのため、多数の求人から自分とマッチした職場を効率的に探せるでしょう。
歯科衛生士が転職サイトを利用する4つのメリット
転職サイトには、自分で求人情報を閲覧・検索して応募する「サイト型」と、エージェントとのカウンセリングをとおして求人を紹介してもらう「エージェント型」の2タイプがあります。
忙しくて転職活動に時間を割けない方や、情報が多すぎて見るのが大変という方には、「エージェント型」のサイトがおすすめです。
ここでは、主に「エージェント型」の歯科衛生士向け転職サイトを利用するメリットを解説していきます。
1.履歴書作成や面接突破のための対策をしてくれる
転職エージェントでは、履歴書の作成や面接突破のためのアドバイスなど、プロのキャリアアドバイザーから転職活動のサポートを受けられます。
転職エージェントは求職者であるあなたにヒアリングをおこない、希望条件に合う求人を紹介するとともに、求人元であるクリニックにも求める人物像や採用条件をヒアリングします。
このため転職エージェントは、各医院がどのような人を採用したいか、採用基準の傾向などを把握しています。
転職時には、求職者だけでなく、クリニックのニーズも最大限満たす必要があるからです。
このような理由から、転職エージェントはあなたが内定を得るための最適なアドバイスをしてくれるのです。
履歴書作成の手伝いや面接のアドバイスを受ければ、転職活動を有利に進められるだけでなく、手間なくスムーズに内定獲得を目指せるでしょう。
2.給与面や労働条件の交渉、面接日時の調整などを代行してくれる
転職エージェントは、給与や福利厚生といった労働条件の交渉や、面接日程の調整をあなたの代わりにおこなってくれます。
特に労働条件の交渉は、求職者側からは切り出しにくいものです。
こちらの希望をキャリアアドバイザーに伝えるだけで交渉を一任できるのは、転職エージェント利用の大きなメリットでしょう。
ただし転職エージェントは、クリニック側からの要望も聞かなくてはなりません。
ある程度の譲歩を引き出せたとしても、転職希望者のすべての要望をクリニック側に受け入れてもらうことは難しいです。
また、逆にクリニック側から譲歩を迫られるケースも想定する必要があります。
このとき、絶対に譲れない条件や優先順位をしっかりもっていれば、交渉をもちかけられても軸がぶれずに対応できます。
3.転職の悩みや不安の相談相手になってもらえる
転職エージェントは、転職の不安や悩みの相談相手としても頼れるパートナーです。
実績のあるキャリアアドバイザーなら、今までの経験から悩みの原因や対処法を導き出してくれます。
また、歯科衛生士向けの転職エージェントであれば、歯科衛生士ならではの転職の悩み相談に乗ってくれます。
転職の際に「解決できない」という思い込みは捨てましょう。
今の職場での問題や過去のトラウマなど、身近な人に相談しにくい内容も、第三者であるキャリアアドバイザーには相談しやすいこともあるでしょう。
悩みや不安を言葉にして整理するだけで、冷静になって対処ができるようになります。
4.非公開求人を紹介してもらえる
転職エージェントに相談する最大のメリットといえば、非公開求人の紹介を受けられることです。
非公開求人とは、文字どおり一般には公開されていない、特定の転職エージェントだけが知っている求人情報です。
非公開にしている理由は様々です。
例えば条件が良い求人を出すと、応募が殺到して選考に手間がかかり、医院の診察に支障が出る恐れがあります。
そのような場合に求人を非公開にして、転職エージェント側で人材を絞ってから紹介してもらうことで、医院側の選考の負担を軽減しているのです。
また、通常の求人のように応募を待っている時間がない場合も、非公開で採用活動がおこなわれます。書類選考を免除されることもあるため、スピーディーに内定まで進められます。
また転職エージェントによっては、独占求人を取り扱っています。
独占求人とは、その転職エージェントだけが保有している求人情報のことで、キャリアアドバイザーからの紹介でしか知り得ない求人です。
独占求人は医院とエージェント間の強い信頼関係のうえで成り立っているため、条件の交渉がしやすい利点があります。
求人との新たな出会いに期待できるという点でも、転職エージェントの利用には大きなメリットがあるといえるでしょう。
歯科衛生士が転職サイトを利用する3つのデメリット
歯科衛生士が転職サイトを利用するメリットには、転職のプロであるキャリアアドバイザーからサポートを受けられることが挙げられます。
しかし一方で、「自分のペースで転職活動を進められない」「キャリアアドバイザーの質にバラつきがある」などのデメリットも考えられます。
ここでは転職サイトを利用する3つのデメリットを紹介します。
1.自分のペースで転職活動が進めにくい
1つ目のデメリットは、自分のペースで転職活動がしにくくなることです。
転職エージェントは日程調整などを代行してくれますが、求人元のクリニックも顧客である以上、応募者側だけのスケジュールを優先することはできません。
また、転職エージェントは求職者に希望条件のヒアリングをしてから求人の紹介をします。
このため、自分自身で「求人を探す」「気になる求人に応募する」「面接日程を調整する」などの工程は進められません。完全に自分のペースで転職活動を進めたい人には不向きといえるかもしれません。
もちろん、求職者側の都合を聞いてもらったり、こちらの要望も汲み取って求人を紹介してくれたりと、求職者側のサポートに尽力してくれます。
2.担当者によって質が異なる
多くの転職エージェントは、登録後に担当のキャリアアドバイザーがついて、転職活動のサポートをしてくれます。
このとき、担当者のスキルや人柄は同じ転職エージェント内でもバラツキがあります。
転職エージェントを利用する場合、担当者の質は転職の成否に直結します。
担当者の質とは、例えば下記のような点ではかれます。
- 相談時の傾聴姿勢
- 連絡の頻度・タイミング
- 応答の正確性
- 履歴書・面接などのサポート
話していく中で、細かな点のすれ違いが多い場合は、担当者の質があまり良くない、もしくは相性が合わないということです。
転職サイト・エージェントの担当者は変更依頼をする事が可能です。
転職は人生を左右する一大イベントなので、自分の考えを尊重し、遠慮せずに変更を依頼しましょう。
3.強引に求人を勧めてくることがある
まれに、特定の求人を強引に勧めてくるキャリアアドバイザーがいます。
感覚的に違うと思ったり、違和感をもったりするのであれば、明確にNOと伝えましょう。
転職エージェントは医院からの依頼で求人情報を紹介しています。
特定の求人を強く勧められる場合、急にポストが空いたといった医院側の事情から、採用を急いでいるケースが考えられます。
決して転職エージェントに悪気があるわけではありません。
あくまでも紹介される求人は、カウンセリングをとおして「合う可能性がある」と判断されたものです。
ただし、最終的に応募を決めるのは求職者であるあなた自身ですので、「応募したくない」と思ったらそう伝え、別の求人を紹介してもらいましょう。
歯科衛生士の転職理由
歯科衛生士の転職理由としては、大きく以下の4つが挙げられます。
参照:日本歯科衛生士会|歯科衛生士の勤務実態調査報告書 p.48
結婚するから
結婚をすると、生活リズムや必要な収入などが変化します。
そのため、「家庭の事情を優先して働きやすい職場に行きたい」「子どもを授かる予定なので今より収入を上げたい」といった理由で、結婚後に転職する人がいても不思議ではありません。
職場の人間関係が悪かったから
基本的に歯科衛生士は、毎日同じ施設内で限られたスタッフとコミュニケーションを取ることになります。そのため、「どうしても先輩と性格が合わない」「医院の方針に納得できない」といった不満が溜まると、同じ空間で働き続けるのは難しくなるでしょう。
とくに小規模な医院やクリニックでは、毎日同じスタッフと顔を合わせるため、人間関係に亀裂が入った状態で勤務するというのは、大きなストレスになりかねません。
出産・育児に専念するから
「出産や育児の予定に合わせて柔軟に休めるか?」「子どもの体調に合わせて早抜できるか?」などの出産・育児へのサポート体制については、職場ごとで方針が異なります。
そのため、より出産や育児に専念しやすい職場環境を求めて転職するパターンもあるでしょう。
キャリアアップ・年収アップしたいから
同じ職場で働き続けていると、他の先輩や上司を見て「自分はどのようなキャリアアップを歩めるのか?」「どのくらいまで年収を伸ばせるか?」などをある程度はイメージできます。もし、イメージした将来像が自分の理想と違う場合、「転職で新境地へ挑戦したい」と考える人もいるでしょう。
そのため、今後のキャリアアップや年収アップを考えている人は、まずは転職サイトのチェックからはじめるのもよいでしょう。
歯科衛生士は転職サイトを利用した方がいい?実際に利用した方の口コミ・評判
歯科衛生士はエージェント型の転職サイトを利用した方が良いのか、実際のアンケートをもとに分析しました。
※出典:当サイト実施のアンケート④
※ユーザーアンケートより抜粋
集計方法:CAREER UP STAGE編集部でWEBアンケートを実施
集計期間:2022年8月1日~8月3日
集計対象:歯科衛生士の方の中で転職エージェントを利用したことがある男女33人
転職サイトの利用をおすすめする良い口コミ

歯科衛生士の転職エージェントをおすすめできると答えた方の口コミでは、転職サポートの手厚さや求人の紹介などについて評価されていました。
それぞれ見ていきましょう。
おすすめ口コミ① 千葉県 女性 30代
希望を伝え、それに近い求人を探してもらえるので。
(千葉県 女性 30代 歯科衛生士)
※出典:当サイト実施のアンケート④
※ユーザーアンケートより抜粋
質の高い転職エージェントでは、カウンセリングをとおして求職者の思いや希望を具体的に把握し、そのうえで求人を紹介してくれます。
こちらの口コミはまさにそうしたサービス全般を受けられた良い例です。
理想の転職先に出会うためには、カウンセリングの際にスキルを誇張したり謙遜したりせず、希望の条件を正直に伝えることがポイントです。
おすすめ口コミ② 大阪府 女性 50代
求人紙や自分ではわからないことも教えてもらえた
(大阪府 女性 50代 歯科衛生士)
※出典:当サイト実施のアンケート④
※ユーザーアンケートより抜粋
非公開求人や独占求人を取り扱う転職エージェントでは、求人票だけではわからないクリニックの雰囲気や内情まで教えてもらえます。
給与や休日などの諸条件はもちろん重要ですが、長く働くなら人間関係も重要です。
検索して求人票を見るだけだと、職場環境のリアルな部分は把握できません。
働きやすさを重視している方にとって、転職エージェントの利用は大きなメリットといえます。
おすすめ口コミ③ 東京都 女性 30代
サポートが手厚いので安心できるから。
(東京都 女性 30代 歯科衛生士)
※出典:当サイト実施のアンケート④
※ユーザーアンケートより抜粋
応募先に合わせて、何枚も履歴書やエントリーシートを用意することには労力がかかります。
正解がないため、「この書き方で伝わるだろうか」と不安に感じることもあるでしょう。
転職エージェントを利用すれば、履歴書・職務経歴書の添削や面接対策などのサポートを受けられます。
特に初めての転職でわからないことが多い人にとって、エージェントの手厚い転職支援は心強いものになるはずです。
転職サイトの利用がおすすめできない悪い口コミ
歯科衛生士に転職サイトがおすすめできないという口コミは、転職エージェントの手厚いサポートがわずらわしく感じる方や、自分のペースを大切にしたい方から寄せられていました。
それぞれ見ていきましょう。
おすすめできない口コミ① 東京都 女性 20代
しつこく感じた
(東京都 女性 20代 歯科衛生士)
※出典:当サイト実施のアンケート④
※ユーザーアンケートより抜粋
転職エージェントに登録すると、新着求人の案内や転職状況の確認のために頻繁に連絡があります。
想定よりも連絡が多いこともあるので、しつこいと感じる方もいるようです。
不必要な連絡が多いと、わずらわしく感じるのは当然のことでしょう。
連絡の多さに悩まされるのであれば、「電話連絡は週に一度にしてほしい」「電話ではなくメールで連絡してほしい」などの要望を伝えてみるのも一つの方法です。
また、自分のペースを大事にしたい人は、サイト型で求人を見つける方が向いているかもしれません。
おすすめできない口コミ②神奈川県 女性 20代
自分でなった方が早い 担当者のお得意様に流される
(神奈川県 女性 20代 歯科衛生士)
※出典:当サイト実施のアンケート④
※ユーザーアンケートより抜粋
こちらの口コミは、強引なキャリアアドバイザーに遭遇してしまったケースのようです。
また、担当者との相性が合わない場合には、キャリアアドバイザーの変更を希望してみましょう。
前述したように、キャリアアドバイザーとは二人三脚で転職活動を進めるため、担当者との相性が結果を左右するといっても過言ではありません。
相性が悪いキャリアアドバイザーに当たったら、遠慮せずに変更を申し出てください。
歯科衛生士が転職サイトに登録してから内定するまでの流れ
歯科衛生士が転職サイトに登録してから転職するまでの流れを解説していきます。
とくに、登録後に担当者と面談が行われる「エージェント型」の転職サイトでは、各ステップで注意点がありますので、チェックしてください。
1.サイトごとに必要情報を登録
転職エージェントの利用には、各媒体での登録が必要となります。
入力情報はエージェントごとに異なりますので、事前に確認して準備しておきましょう。
多くのエージェントは、公式ホームページから登録が可能です。
必要な情報は以下のとおりです。
- 希望の勤務形態
- 希望の勤務エリア
- 保有資格
- 希望年収
- 住所
- 生年月日
- 名前
- 電話番号
- メールアドレス
このほか、転職の理由やサイトを知ったきっかけ、相談したいことなどの情報を選択式や自由記述式で記入できるサイトもあります。
カウンセリングをスムーズに進めるためにも、必要な情報はすべて記入しましょう。
2.キャリアアドバイザーとのカウンセリング
登録後は担当のキャリアアドバイザーから連絡があり、カウンセリングの日時を設定します。
カウンセリングの形は、対面面談やオンライン、メール、電話など、転職エージェントによって様々です。
キャリアアドバイザーのカウンセリングの前に、自身のキャリアの棚卸しや希望条件の整理をしておきましょう。
転職活動における「スキル」とは、あくまでも他人からの相対評価を指します。
客観的なエビデンスとして資格や表彰といった実績があれば、正確に述べられるよう準備しておきましょう。
担当のキャリアアドバイザーはこのカウンセリングによって得られた情報から、求職者にマッチする求人情報を紹介してくれます。
3.希望の条件に近い職場を紹介される
カウンセリングが終わると、キャリアアドバイザーから希望に近い求人を紹介してもらえます。
複数の求人情報を比較していると何を見ればいいのかわからなくなってくるので、相談しながら進めましょう。
求人票には見ておくべきポイントがいくつかあります。
まずは雇用形態です。
「正社員だと思っていたのに、実は紹介予定派遣だった」ということは稀に起こります。
また、勤務地や転勤の有無も重要です。勤務地は通勤の利便性やプライベートな生活にもかかわってきます。
給与や勤務時間・休日などの労働条件は必ずチェックしましょう。
特に給与はみなし残業や交通費などが含まれていることもあるため、基本給の金額を計算し、一般的な相場と合っているか確認が必要です。
雇用保険や社会保険の対象かどうかも忘れずにチェックしましょう。
4.担当のキャリアアドバイザーとの面接対策
面接では、これまでの経歴や志望動機、なりたい歯科衛生士像などを聞かれます。
しかし、これまでのキャリアによって聞かれる内容が異なるうえ、クリニックによって重視している点は様々です。
同じ内容の質問でも、求められる人物像に合わせて別の言い回しを用意する必要があるかもしれません。
転職エージェントの場合、クリニック内部の事情を多少なりとも把握しているものです。
事前に傾向をしっかり教えてもらい、面接対策をおこないましょう。
また、転職エージェントに面接対策をしてもらうメリットとして、伝える内容の過不足を防げる点があります。
自分からすればたいした経験でなくても、クリニック側からすれば希少価値に映ることはあります。
職務経歴書や履歴書で伝えきれないことを補うのが面接です。
一般的に面接時間は1時間程度確保されているので、既に書いた内容を詳細に伝えるだけでなく、時間をフルに使って熱意をアピールしたいものです。
履歴書に書ききれなかった経験や内容などは事前にリストアップしておき、時間が余ったときの武器として準備しておきましょう。
5.面接
面接本番は余裕をもって臨めるように、入念に準備しましょう。
時間より少し早めに着くように移動すれば、服装を整えたり携帯電話をオフにしたりなど、「社会人の常識」を守るための最終チェックに時間を割けます。
当たり前のことのようですが、緊張しているとこうした部分の抜け漏れが起こりやすくなります。
面接で聞かれる内容は多種多様です。
転職時の面接でよく聞かれる質問としては、転職の理由が挙げられます。
20代の若い人なら、キャリアアップや専門性の特化といった前向きな理由を用意しておくと良いでしょう。
ある程度キャリアのある30代の人は、マネジメントの経験を聞かれることがあります。後輩への指導も立派な経験ですので、堂々と答えましょう。
例文付き!歯科衛生士の志望動機
歯科衛生士ならではの志望動機を考えておきましょう。以下で例文をまとめたので、本番に向けて参考にしてください。
- 【一般的な志望動機の例文】
-
私は「患者様の未来の健康を守るためのサービスを提供したい」と考え、貴院を志望いたしました。
貴院では、口腔内検査やブラッシング方法の指導、歯石除去といった予防医療に重点を置いていると伺っています。
私自身は、前職で主に歯周病治療やインプラント手術のサポートなど、具体的な治療が必要な患者様へのケアを中心におこなってきました。そうした治療をおこなう中で、自分の好きなものを食べられなかったり経済的な部分で苦しかったりする患者様もたくさん見てきています。
そのため、貴院での予防医療の取り組みに携わって患者様の健康を守り、そうした悩みから解放されるためのサポートをおこないたいと考えております。
- 【ブランクがある場合の志望動機の例文】
-
私は◯年間にわたり歯科衛生士として働いた後、出産と育児に専念するため退職いたしました。しかし、子どもの通園が決まったことを機に、もう一度働きたいと考えております。
「いずれは復職したい」と考えていましたので、働き出してから即戦力として貢献できるよう、ブランク期間中も自発的に書籍で最新技術をインプットしたり病院のボランティアに参加したりといった活動を積極的におこなっていました。
もし採用していただけた場合は、さらに自発的な学習を進めて、1日でも早く貴院に貢献できればと思います。
- 【未経験の場合の志望動機の例文】
-
私は前職で歯科助手として働いており、さまざまな患者様の診療補助をおこなってきました。
歯科助手も、患者様の健康を間接的にサポートできるという点でとてもやりがいを感じています。しかし、多くの患者様と触れ合う中で「私自身が直接治療をおこないもっと相手の健康に寄り添った提案や治療を施したい」と考えるようになり、歯科衛生士への転職を希望しました。
免許自体は取得しているので、治療に必要な知識は身に付けております。
歯科助手時代に患者様とコミュニケーションを取る中で、どんな治療が求められているかなども把握しているため、1日でも早く即戦力として働けるように頑張ります。
歯科衛生士の面接でよく聞かれる質問
歯科衛生士の面接では、以下の質問をよく聞かれるため、事前に回答を準備しておきましょう。
- 歯科衛生士を目指したきっかけは何ですか?
- どのような歯科衛生士になりたいですか?
- 前職の退職理由は何ですか?
- 入職後に取り組みたいことは何ですか?
- 数ある中でなぜ当院を選んだのですか?
- 治療に協力的でない患者様にはどのように対応しますか?
- 仕事で心掛けていることは何ですか?
- 患者様へ歯科の保健指導をおこなう際の手順を説明してください。
- 他の歯科医院も受けていますか?
6.内定・入職
内定が出たら担当のキャリアアドバイザーから連絡が来ます。
内定通知書と労働条件通知書をもらえるので、目をとおしておきましょう。
労働条件通知書には、勤務形態や給与・役職(ポスト)などが記載されています。
内容によっては内定辞退も手段の一つです。
内定辞退をする場合、必ず転職エージェントをとおしましょう。正式な手続きを踏めば、トラブルにはなりません。
内定を承諾する場合、雇用契約手続きや退職手続きに進みます。
歯科衛生士が転職サイトを利用して転職を成功させるための4つのポイント
歯科衛生士が転職サイトを使いこなし、転職を成功させるためのポイントを4つ紹介します。
1.希望条件やスキルは正直に伝える
転職エージェントは担当のキャリアアドバイザーに希望条件を伝え、条件に合った求人を紹介してもらうサービスです。
担当のキャリアアドバイザーに希望を伝える際は、希望条件やスキル、保有資格、経験・実績など、すべて正直に伝えましょう。
謙遜してスキルや実績が過少に伝わってしまうと、希望条件を満たすことが難しいとアドバイスされ、実力以下の求人しか紹介してもらえない事態になりかねません。
逆に誇張してしまうと、入職後の重圧と実際のレベルのミスマッチに苦しむことになります。
スキルや実績は、客観的な評価があると説得力が増します。
資格や表彰など形のある根拠を揃えておくと、その後のミスマッチを防げるでしょう。
2.担当者が合わない場合にはすぐに変えてもらう
転職支援はあくまでも人対人ですので、相性の良し悪しはつきものです。
担当のキャリアアドバイザーと相性が悪いと感じたら、変更を願い出ましょう。
相性の良し悪しは、カウンセリングなどで会話をした際に推しはかれます。
例えば、相談したいことが多い方は、親身に話を聞いてくれる人が相手だと不安が和らぐはずです。
自身の状況を振り返り、交友関係も加味しながら、話しやすい相手の条件があればそれも素直に伝えてください。
転職エージェントの利用では、担当者の質と相性こそが、転職の成否を決めるカギになります。
3.希望と違う職場を勧められたら、きちんと断る
担当のキャリアアドバイザーから強引に応募を勧められても、きっぱり断りましょう。
もちろん、条件によっては希望を100%叶えることは難しいかもしれません。
ときには妥協点を見つけることも必要です。
転職エージェントにとって、求職者を合わない職場に転職させてもデメリットにしかならないからです。
断る際には、どこが希望と違うのか、どのような内容であれば納得できるのかをきちんと伝えましょう。
また、あらかじめ絶対に譲れない条件と譲歩できる点を整理して伝えておけば、紹介される求人のミスマッチも大幅に削減できます。
4.複数の転職サイトに登録する
転職エージェントごとに取り扱う求人や担当者の質に特徴があるので、うまく利用すれば相乗効果も期待できます。
さらに、たくさんの求人や担当者と接することで、自分の市場価値がわかったり、多角的な視点からのアドバイスを得られたりするメリットもあります。
ただし相乗効果を存分に発揮するには、注意すべき点があります。
3つにポイントを絞ったのでそれぞれ解説していきます。
複数利用をエージェントには隠さない
同時に複数のサイトを利用していると、面接日程のダブルブッキングや、同じ求人に対する複数回の応募などのトラブルにつながるかもしれません。
ほかにも、複数社利用することで情報過多になり、逆に転職先を決め切れなくなってしまうケースもあるでしょう。
そうならないためにも、自分の意思をもって主体的に動き、転職活動の内容は共有しておきましょう。
利用する転職サイトが多すぎるとスケジュール管理が大変になるので、相性や求人の質をみて徐々に絞っていき、最終的には2~3社を利用するといいでしょう。
同じ求人には応募しない
クリニックからの印象が悪いだけでなく、転職エージェントからのあなたに対する信頼度も下がってしまいます。
ただし複数の転職エージェントを同時に利用していると、同じ求人を紹介されることは必ずといっていいど発生します。
どのような方法でも良いので、提案された求人は記録に残しておき、同じクリニックに応募しないように対策しておきましょう。
連絡・報告は定期的に素早くおこなう
早い連携をとることで、スムーズに転職活動が進みます。転職エージェントに任せているだけでは、転職の成功はあり得ません。
キャリアアドバイザーからの連絡は、「非公開求人の新着情報」「追加の条件・妥協点についての相談」など、重要な連絡が含まれています。
連携を取りやすくするために、報告や相談の日程をあらかじめ定期的に組んでおくと効果的です。
例えば転職エージェントごとに連絡の曜日を決めておくと、紹介された求人の管理もしやすくなります。
歯科衛生士の転職サイト利用でよくある質問
最後に、歯科衛生士が転職サイトを利用する上でよく疑問に思うことに対してお答えしていきます。
転職サイトは無料で使えますか?
転職サイトを利用する際、利用者側には費用は発生しません。転職サイトの運営は、求人を掲載している企業や医院から費用を得て、対価として求職者の紹介をおこなっています。
登録しても転職先が決まっても、利用者に費用負担がかからないサービスモデルですのでご安心ください。
転職すると決めていなくても転職サイトは利用できますか?
転職サイトは、転職すると決めていなくても利用可能です。登録・面談が必要なエージェント型でも、面談をおこなって問題ありません。
実際に転職サイトで求人を見てみることで、転職に対する考え方も変わってきますし、面談によってこれまでのキャリアや考え方、適性などを把握するだけでも仕事に対する考えも変わってくるでしょう。
無料で利用できますし、合わなければ退会や変更も簡単にできますので、まずはきっかけを作ってみるために利用しても良いでしょう。
複数の転職サイトを利用して問題ありませんか?
転職サイトを複数使うことに問題はありません。特に歯科衛生士に求人を絞っていると、求人数にも限りが出てきてしまうため、複数を利用して母数を増やしておくことも大事です。
2番目以降の転職サイトを使う際にも、担当者に併用している旨を伝えて問題ありません。
担当者にもよりますが、転職の進捗状況やスケジュールを配慮してくれたり、自社で転職をしてもらおうと積極的に求人紹介してもらえたりします。
転職サイトは土日でも利用できますか?
転職サイトは、土日でも利用できる転職サイトがほとんどです。多くの転職サイトでは、土日や平日夜の面談を受け付けています。もちろん、求人の紹介も可能です。
平日の日中は働いていて時間が取れない人も、有休をとる必要はありませんので安心してください。
ただし、事前の連絡が必要なケースもありますので、問い合わせておきましょう。
転職サイトからはすぐに退会ができますか?
転職サイトが合わなかったり、不要になったりした場合は、それぞれの転職サイトの退会ページなどからすぐに退会手続きがおこなえます。また、担当者に連絡することで、利用を停止することも可能です。
退会方法はそれぞれの転職サイトで異なるため、ヘルプページやよくある質問ページなどから確認しましょう。 なお、退会すると登録した情報が消えてしまうので注意してください。
歯科衛生士の転職には転職サイトの利用がおすすめ
忙しくてなかなか時間がとりづらい歯科衛生士の方は、転職サイトを利用しましょう。
エージェント型の転職サイトを活用すると、手厚い転職サポートが受けられるほか、非公開求人や独占求人などの一人では出会えない職場も選択肢に入れることができます。
歯科衛生士の転職エージェントにはそれぞれ特色があるので、まずは複数登録し、自分に合ったところを利用しましょう。
転職エージェントを上手に利用するには、条件やスキルを正直に伝えることや、キャリアアドバイザーとの相性を判断することが大切です。