契約社員から正社員になる方法は?それぞれのメリット・デメリットも紹介

編集者
CUS編集部
株式会社アシロ
転職サイトやエージェントは何を選ぶかではなく、『どう使いこなすか』にフォーカスしたWEBメディア。株式会社アシロの転職メディア編集部による、転職エージェントの賢い『使い方』とキャリアアップ実現の方法論を解説。
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契約社員の方の中には、安定を求めて正社員への転職を検討する方は少なくありません。

一方で、正社員を目指す場合「前職が契約社員だと不利な立場になるのでは?」と不安な方もいるのではないでしょうか?

そこで本記事では、契約社員から正社員になる方法や、正社員になれる人の特徴について紹介します。

また、契約社員・正社員のメリット・デメリットについても解説するので、今のまま契約社員で働き続けていいのかお悩みの方は参考にしてください。

目次

契約社員から正社員になるのは難しい?

契約社員は契約が終了する不安や、キャリアアップがスムーズに進まないといった悩みを持つ方が多いです。問題を解消するために契約社員から正社員を目指す方は少なくありませんが、正社員になるには難易度が高いと考える方もいます。

ここからは、採用側が重視するポイントや正社員になれる確率について解説していきます。

採用側は雇用形態よりもスキルや人柄を重視する

採用側は雇用形態よりも、求職者のスキルや人柄を重視しています。

前職で積み重ねてきた経験やスキルなどがあれば、正社員になれる可能性は十分にあります。また、内面や人柄も採用時の重要な判断ポイントになので、採用側に「一緒に働きたい」と思わせることが大切です。

契約社員から正社員になりたいのなら、これまでの経験を振り返り、アピールできる強みがないか探してみましょう。重要なタスクを任された・新しいプロジェクトに参加したなどの経験は、強みや仕事への熱意を伝えるときに有効です。

非正規雇用から正社員になれる確率

正社員になるには、現在働いている会社で正社員登用を目指す方法もあります。

非正規雇用から正社員になれる確率は以下の表を参考にしてください。

登用実績あり

登用実績なし

正社員登用制度あり(75%) 37% 38%
正社員登用制度なし(23%) 7% 16%
合計(98無回答2%) 44% 54%
参考:厚生労働省「労働経済動向調査(令和4年2月概要)P13 表12

正社員登用制度を設けている事業所は全体の75で、正社員登用制度があっても、実際に正社員登用実績があるのは4割ほどということがわかります。

確率としては少ないと感じる方もいるかもしれませんが、内訳を見てみると「正社員を募集(又は必要と)した」ものの、「正社員以外の労働者から応募がなかった」という回答が40を占めており、登用制度がある会社であれば比較的正社員への間口が広いことがうかがえます。

正社員登用制度の利用を検討している方は、登用制度の有無だけではなく登用実績や正社員の必要性についても確認しておきましょう。          

契約社員から正社員になる方法

契約社員から正社員になるには、いくつかの方法があります。正社員になるための方法を4つ紹介していくので、自分に合った方法で正社員を目指しましょう。

現在の会社で正社員登用制度を利用する

パートやアルバイト、契約社員などの非正規雇用従業員を正社員として登用する制度を正社員登用制度といいます。現在の会社に正社員登用制度がある場合、登用試験に合格することで正社員になれます。

正社員登用制度で正社員になると、環境や業務内容は変わらず雇用形態だけ正社員に変わるため、これまでの経験を十分に活かせるメリットがあります。

企業にとっても、自社の内情や業務内容を知っている人材を正社員として雇用できるのはメリットといえるでしょう。

現在の会社で正社員を目指したいのなら、現在の会社に正社員登用制度があるのか確認してみましょう。

登用制度は試験に合格しなければいけないため、応募するなら試験対策が必要になります。おもな試験内容は以下のとおりです。

  • 書類選考
  • 筆記試験(小論文・適性検査)
  • 面接

ただし、正社員登用制度から正社員になるよりも、正社員として入社したほうが良い待遇が得られることがありますので、応募をするならメリットだけでなくデメリットも考えて判断しましょう。

5年勤務で無期労働契約に転換

契約社員には無期転換ルールという制度が設けられており、契約期間が5年を超えた場合は有期労働契約から無期労働契約に転換できます。確実に正社員になれる方法ではありませんが、期限を気にせずに会社に在籍できるため、雇い止めのリスクをなくすことが可能です。

無期労働契約に転換するには、同じ会社で労働契約を更新して5年以上契約社員をしている・契約社員本人からの申し出があることが条件になります。

無期労働契約を会社は拒否することができず、場合によってはそのタイミングで正社員での雇用を打診されることも珍しくありません。

無期労働契約を結ぶことで、雇い止めのリスクだけでなく、収入が途切れてしまう不安も解消できます。また、期限の縛りがないため、正社員と同じ立場で働くこともでき、キャリアアップのチャンスもあります。

正社員採用をおこなう企業に転職

転職をして正社員を目指す方法もあります。企業によっては、正社員登用制度がない場合や、無期労働契約の申し出をするための条件がそろっていないこともあるでしょう。そんなときは思い切って転職するのも一つの手段です。

新しい環境で覚えることは多いですが、正社員として雇用されると初めから良い待遇で働けるメリットがあります。

しかし、転職活動は時間や労力を伴い、必ずしも希望通りに転職できるとは限りません。なかなか採用されないこともあるため、慎重に判断するようにしましょう。

紹介予定派遣を利用する

紹介予定派遣とは、派遣される会社に直接雇用されることが前提にある派遣を指します。派遣期間中に会社側と派遣社員が入社の意志を見極め、お互いの合意が得られるとそのまま直接雇用される仕組みです。

通常の派遣契約では派遣期間は最長3年ですが、紹介予定派遣の場合は最長6ヶ月です。

紹介予定派遣制度を利用している会社は大手企業も多くあるため、誰もが知っている有名企業の正社員として働くことも夢ではありません。大手企業やメーカーで働きたい方は、ぜひ前向きに検討してみてください。

しかし、紹介予定派遣を利用するには派遣会社への登録手続きをおこなう必要があります。また、派遣される会社で雇用される際の雇用形態は正社員もしくは契約社員となります。

必ずしも正社員になれるわけではありませんが、派遣会社に登録することで困っていることをサポートしてもらえたり、希望に沿った企業を紹介してくれたりするメリットもあります。

また、紹介予定派遣で入社した企業が合わなかった場合でも、派遣会社に登録していればすぐに次の職場を探してきてくれるでしょう。

契約社員から正社員になれる人の特徴

契約社員から正社員になれる人には共通している特徴があります。ここから紹介する特徴については、転職活動においても重要なポイントになるので、ぜひ参考にしてください。

仕事に対して意欲的

仕事へのモチベーションが高く、意欲的に取り組んでいる方は、契約社員からでも正社員なりやすいといえます。反対に、仕事に対して不満を持ち、やる気が見られない方に正社員になって欲しいと思う会社はまずないでしょう。

日ごろから仕事に意欲的に取り組んでいる姿以外にも、上司や先輩などと積極的にコミュニケーションを取っていることも評価されるポイントです。自分にできることはないのかを考えて行動に移している姿は、会社にとって貴重な人材だと判断されます。

また、資格取得のために勉強をしていたり社内の勉強会などに積極的に参加したりしていることも正社員になるために有効です。自己研磨をして、仕事に意欲的に取り組む方は、より長く自社で働いて欲しい・手放したくないと思ってもらいやすいため正社員になりやすいといえます。

企業が求めているスキルがマッチしている

企業の求めているスキルや能力とマッチしている場合は、契約社員から正社員になれる可能性が高いです。

今の会社に正社員登用制度があるのなら、正社員になれる基準が提示されているので、自身のスキルが基準に満たしているのか確認してみてください。満たしていない場合は、どのようなスキルを満たす必要があるのか把握しておきましょう。

正社員登用制度がない会社でも、会社側が手放したくないと思ってくれると正社員になれる可能性があります。

今の会社で自身のスキルや能力が活かせるのなら、上司や先輩などに正社員になりたい旨を相談してみることをおすすめします。

また、スキル以外にも以下に該当する方は、会社から評価されやすいので参考にしてください。

  • 成約件数や売上金額など具体的な成果がある
  • 周囲と良好な人間関係を築いている
  • 自分の裁量を広げようとした経験がある など

該当しない方でも、これからの行動次第で正社員になって欲しいと思われる可能性はあるので、意識して行動に移してみることをおすすめします。

キャリアビジョンが明確

キャリアビジョンが明確なことも、契約社員から正社員になりやすい人の特徴のひとつです。

キャリアビジョンが明確な人は、スキルアップに向けて積極的に行動したり、資格を取るために勉強をしたりと、キャリアビジョンを実現するために努力することが予想できます。

会社側はそういった努力をする人材に働いて欲しいと考えているため、正社員登用を打診されることもあるでしょう。

また、キャリアビジョンが明確だと、仕事へのモチベーション維持にもつながります。自分の持つ目標に向けて意欲的に行動できるため、多少の困難に直面しても乗り越える精神力の強さを持っています。

前向きに頑張る姿勢は会社側から大きく評価されやすいポイントなので、正社員を目指している方はキャリアビジョンを明確にすることから始めてみましょう。

契約社員のメリット 

現在契約社員で転職を検討している方のなかには、再び契約社員として働くか、正社員を目指すか悩んでいる方もいるのではないでしょうか。

悩んでいる方は、契約社員で働くメリットやデメリットを理解しておきましょう。まずは、契約社員として働く3つのメリットを紹介していきます。

希望の職種・業種で働きやすい

正社員と比べると契約社員は人件費を抑えることができ、短期で採用できることで、正社員よりも圧倒的に採用されやすい傾向があります。そのため、希望の職種や業種で働きやすい点は契約社員のメリットといえます。

離職期間が長くなると、採用側はマイナスな印象を持つことがあります。希望の職種や業種で正社員を目指していて苦戦しているならば、一旦は契約社員で転職するのもひとつの方法です。

正社員よりも採用率の高い契約社員として働くことで、希望の業界・職種で実績を作り上げることが可能です。正社員登用制度がある職場であれば、入社後に正社員になる道もあります。

正社員で採用された場合は、入社後に仕事内容や職場環境にミスマッチが起こったとしても、退職しづらいことが考えられます。

一方、契約社員であれば契約期間が満了したタイミングで別の職場に移ることが容易なので、そういった点も契約社員ならではのメリットです。

さまざまな職場で契約社員をすると、豊富なスキルを身に着けることができるので、さまざまなことに挑戦したいと思える方は契約社員が向いている可能性があります。

ワークライフバランスを保ちやすい

正社員よりもワークライフバランスを保ちやすいことも、契約社員で働くメリットのひとつです。

正社員だと勤務時間が固定されていることが多いため、調整がしづらく残業が発生することも珍しくありません。一方契約社員であれば、勤務条件は契約次第なので、雇用主と交渉することで時短勤務が可能になるケースもあります。

すべての企業が対応してくれるわけではありませんが、正社員よりも交渉の余地はあるはずです。そのため、育児中や介護などで勤務時間が限定される場合は、正社員よりも融通の利きやすい契約社員のほうが働きやすいといった利点があります。

また、契約社員は期間が決まっているため、契約満了のタイミングで退職できるのは考え方によってはメリットです。

結婚や出産を控えている場合や留学をしたいなど、将来実現したいことがある方は、期間が決まっていることで仕事に縛られることなく行動に移すことができます。プライベートを重視する方にとっては、正社員よりも契約社員のほうが働きやすい雇用形態といえるでしょう。

転勤が少ない

正社員だと会社の指示によって転勤を余儀なくされる場合がありますが、契約社員だと基本的に転勤の心配はありません。雇用契約の内容に例外が生じることもあるので確認は必要ですが、転勤を命じられることは少ないでしょう。

いろいろな土地で暮らしてみたい・新しく刺激を受けたいなど、人によっては転勤が苦にならないこともありますが、転勤をしたくないと感じている方は少なくありません。

特に既婚者の方は配偶者や子供にも影響を与えるため、大きな負担を感じてしまうものです。そのため、転勤を気にしなくていいことは契約社員のメリットといえます。

契約社員のデメリット

続いては、契約社員が持つデメリットを紹介していきます。これから紹介するデメリットを解消したいと強く思うならば、正社員を目指すことで解消できるかもしれません。

雇用や収入が不安定

契約社員は雇用期間に決まりがあるため、更新されない場合は新たに転職先を探す必要があります。

派遣社員と違って派遣会社に登録しているわけでもないので、基本的に転職先は自分で探さなければいけません。そのため、すぐに決まらない場合は収入が止まってしまうリスクがあります。

有期契約で働き続ける限り、雇用や収入が不安定といったデメリットと離れることは難しいでしょう。

契約社員はいくら仕事を頑張ったとしても、会社が求める成果を出せないときや会社の業績が悪いときは、契約更新されないまま終了するケースが多いです。

契約社員として働くならば、現在の職を失っても対応できるように、あらかじめさまざまなスキルや資格を保持しておくと安心です。

しかし、期限が決まっているからこそ、正社員よりも途中解雇されるリスクが低い点はメリットともいえます。

また、雇用の不安定さから、ローンの審査に通りにくいといったデメリットもあります。住宅ローンやカーローンなどの長期にわたって返済が必要なローンは、契約社員の雇用形態に不安を感じる金融機関が珍しくありません。そのため、契約社員でいる限りローンに通らない可能性があることも理解しておきましょう。

昇給や昇格が期待できない

正社員であれば成果次第で昇給や昇格が見込めますが、契約社員だと期待できません。

契約社員は雇用契約書に記載されている金額で、契約満了日まで給与が支払われます。昇給する可能性がまったくないわけではありませんが、あるとしたら契約更新後になるでしょう。

契約期間内に成果を上げても、雇用契約書通りの給与しかもらえないため、モチベーションが低下する方もいます。

また、契約社員は賞与や退職金の支給対象ではない場合があります。月収で考えると正社員と大した差はなくとも、年収では大きな差が表れることも契約社員のデメリットでしょう。

仕事面においても、契約社員はサポート的な役割を担うケースが多いため、転職する際にアピールするポイントが弱くなってしまいがちです。

正社員であれば責任のある仕事を任されやすいですが、契約社員だと難しいため、日ごろの業務姿勢を認めてもらうためにスキルや能力面の向上に努めることが必要になります。

福利厚生が限定的しか受けられない

福利厚生とは給与賞与以外に、会社が従業員やその家族を対象におこなう生活や健康面でのサービスです。

福利厚生に特別休暇や家賃補助、ヘルスケアサポートなどを取り入れている企業もあります。契約社員でも正社員と同じように社会保険には入れますが、福利厚生は限定的しか受けられないといったケースが多いです。

そのため、家族手当や住宅手当などの制度があったとしても使えない可能性があるので、福利厚生の有無を確認するときは同時に適用範囲についても調べておくようにしましょう。

福利厚生については募集求人や雇用契約書にて記載されているため、契約を結ぶ前に確認しておくことが重要です。

正社員のメリット・デメリット

正社員を目指している方は、契約社員だけでなく正社員のメリット・デメリットについても理解しておきましょう。契約社員よりもよいイメージのある正社員でも、人によってはデメリットが多いと感じるかもしれないので参考にしてください。

正社員のメリット

正社員のメリットは、大きくわけると以下の3つです。

  • 雇用や収入が安定している
  • 福利厚生が充実している
  • 社会的信用がある

雇用や収入が安定しているのは、正社員の大きなメリットです。毎月一定の収入が保証されていることは、生活面での心配が軽減されるため、精神的安定にもつながります。

また、福利厚生が充実していると、会社から家賃や特定の施設の利用額を負担してもらえるメリットがあります。仕事面だけでなく、プライベートの充実にもつながるところが福利厚生の利点です。

ほかにも、正社員雇用は社会的信用を得られるため、非正規雇用労働者と比べると、ローンの審査が問題なく通過できるケースが多いです。

正社員のデメリット

全国転勤のある会社に正社員で入社すると、転勤になる可能性部署異動による環境変化からはまぬがれません。正社員は辞令が出ると基本的には断れないため、人によっては大きなストレスとなることもあるでしょう。

続いてのデメリットは、勤務時間の融通が利きづらい点です。正社員は、契約社員よりも残業や休日出勤が多い傾向にあります。また、責任の大きい仕事に就いている方が多いため、会社の繁忙期などには休暇を取りにくいこともデメリットでしょう。

ほかにも、人によっては責任の重い仕事にプレッシャーだと感じることもあります。また、部下や後輩の教育が必要になった場合、負担になることもあるでしょう。

正社員だからこそ、責任のある仕事は避けられないため、ある程度覚悟が必要です。

契約社員から正社員を目指すときのポイント

ここからは、契約社員から正社員を目指すときのポイントを5紹介していきます。

正社員を目指すと決めたならば、これから紹介するポイントを意識して転職活動をおこないましょう。

正社員になりたい理由を明確にする

契約社員から正社員を目指すなら、なぜ正社員になりたいのか理由を明確にしておきましょう。理由が漠然としていると転職先選びにも迷いが生じ、転職に対してモチベーションが低下する恐れがあります。

正社員になりたい理由として多いものを紹介するので、理由が思いつかない方は参考にしてください。

  • 収入と雇用を安定させたい
  • 家族や周囲に安心して欲しい
  • 福利厚生が充実している会社で働きたい
  • 問題なくローン審査に通りたい
  • やりがいのある仕事をしたい

なりたい理由が明確になると、転職活動のモチベーションアップにつながります。

契約社員では得ることのできないメリットが正社員にはあることを伝えれば、採用側も納得しやすいでしょう。

しかし、伝えるときは言葉選びが重要です。「今よりも収入を得たい」「車が欲しいからカーローンを組みたい」などの動機では、意欲的に仕事をしてくれるのか疑問を持たれてしまうかもしれません。

そのため、転職先の仕事内容を念入りに下調べして「今の業務内容では携われない仕事が御社では実現できる」「もっと会社に貢献するために正社員だからこそできる業務に挑戦したい」などの前向きな志望動機を考えてみてください。

契約社員で培ったスキルを整理する

採用側は契約社員時代に経験してきたことを、自社でどのように役立ててくれるのかについて興味を持っています。正社員登用の面接では、契約社員で培ってきたスキルや強みをどのように活かすかについて説明できるようにしておきましょう。

特別なスキルがないと思っていても、コミュニケーション能力や共感力、ビジネスマナーなども立派な強みになります。自己分析を徹底的におこない、自分の強みについて見つめ直してみてください。

現職を続けながら転職活動をおこなう

正社員を目指すには、現職と並行して転職活動をおこなうようにしましょう。

転職活動をするために仕事を辞めてしまうと、収入が止まってしまうため生活に影響が出ます。なかなか採用されないと収入がないことに焦りを感じ、転職先を妥協して選んでしまうかもしれません。

転職で失敗しないためにも、転職先を選ぶときは雇用条件や仕事内容をしっかり検討する必要があります。下調べがおざなりになってしまうと、入社後にミスマッチが起きやすいといったリスクがあります。

現職を続けながらだと十分に時間を割けないと感じるかもしれませんが、転職は人生においても重要なことなので慎重に行動するようにしましょう。

転職エージェントを活用すると、無料で転職活動のサポートをしてもらえるので利用を検討してみてください。

転職後のビジョンをイメージしておく

正社員はメリットが多いと期待しすぎていると、転職後にがっかりすることもあるので、事前に転職後のビジョンをイメージすることが大切です。

契約社員から正社員になると、働き方に変化が訪れます。契約社員と異なり、正社員では残業が増える可能性があり、異動や転勤の辞令を受けることもあるでしょう。

転職後のビジョンを具体的にイメージしてみると、自分にとっては正社員ではなく契約社員としての働き方が向いていると思うかもしれません。

また、契約社員で時間の融通が利きやすい職場に勤務していた方は、正社員になることで業務内容や時間の調整が難しくなることを覚悟しておきましょう。

正社員は時に残業が発生したり、繁忙期には有給が取りづらかったりする傾向があるため、家庭との両立が困難になってしまうこともあります。

収入面を期待している方は、入社してすぐは契約社員と変わらなかったり低かったりする可能性があることを理解しておきましょう。

年収で考えた場合は賞与の支給がある正社員のほうが多くもらえることがほとんどですが、月収だけで考えると今の契約社員のほうが高給であるケースが珍しくありません。

転職エージェントを活用する

転職エージェントは契約社員の方でも問題なく登録することができ、利用をするために特別な資格やスキルの必要はありません。

転職エージェントでは求人案内だけでなく、キャリアアドバイザーへのキャリア相談や、履歴書添削、面接指導などを無料でサポートしてもらえます。

転職エージェントが提供するサービスを積極的に利用することで、転職活動に慣れていない方でもスムーズに進めることが可能です。

契約社員が転職エージェントを利用するときは、転職スケジュールに注意して進めましょう。契約期間中に退職することはできないため、契約終了前に採用されても入社ができません。

内定辞退になってしまうことのないように、エージェントの担当者にスケジュールの共有をしっかりおこなうようにしましょう。

また、転職理由をごまかしたり、あいまいに答えたりすることは避けてください。キャリアアドバイザーに正しい情報が伝わらないと、希望通りの転職先を見つけるのに難航してしまうかもしれません。

転職エージェントは豊富にあるため、複数登録しておくことで条件に合うアドバイザーや転職先が見つかりやすくなります。

最後に|契約社員から正社員を目指すなら今すぐ行動をしよう

契約社員・正社員、それぞれにメリットもあればデメリットもあります。契約社員から正社員を目指している方は、転職後に後悔しないためにも各特徴を理解して行動に移しましょう。

転職して正社員を目指すか、紹介予定派遣を利用するかなど、正社員になるにはさまざまな方法があります。

今の仕事を続けたいけれど雇用条件が不安なら、まずは今の会社で正社員登用制度を利用できないか確認してみてください。5年以上契約を更新していて、無期雇用を望んでいる方は無期労働契約に転換する方法を検討することもできます。

ただし、人によっては正社員が必ずしもよいとは限らないため、自分に合った雇用形態を考えてみることが重要です。

年齢が選考基準のひとつになることもあるため、正社員を目指すと決めたなら少しでも早く行動しましょう。また、転職活動に不安を感じる方はぜひ転職エージェントの力を借りてみてください。

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