「IT業界は未来がない」は本当?将来性の高さを徹底解説

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「IT業界は未来がないって聞いたことあるけど、働いても大丈夫かな?」と悩んでいませんか?IT業界に興味があるけれども、マイナスな意見を聞くと不安になってしまうのは仕方ありません。

結論、IT業界は今後も将来性が高く伸びていきます。IT業界が伸びていく理由の1つにAI技術の発達が挙げられます。スマートホーム化が加速したり、自動イラスト生成やAIアバター作成が実現したりと、ここ10年のAI技術の進歩はすさまじいものがあります。

また、2022年11月にはオリジナルのテキストを瞬時に生成できる「ChatGPT」がリリースから5日間で100万ユーザーを突破して話題になりました。5年後10年後には、当たり前のようにAIを使いながら生活することが予想されています

そこで本記事ではIT業界の将来性の高さから、おすすめの職種、働く際の注意点を解説します。本記事を読むと、IT業界へのイメージが変わり、IT業界で働くための第一歩を踏み出すことができます。

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目次

IT業界に未来がないと言われている理由 

AIの発達やIT業界へのマイナスイメージからIT業界に未来がないと考える人は少なくありません。

この項目ではIT業界に未来がないと言われている3つの理由を解説します。

AIに仕事が奪われるから

IT業界に未来がないと言われている理由の1つに「AIに仕事を奪われる」ことがあげられます。

先ほど述べた通り、近年AI技術の発達のスピードが急速に伸びています。

オックスフォード大学と野村証券の研究によると、「現状の約半分は人工知能やロボット等によって代替できる可能性がある」という結果が出ています。

IT業界でも「誰でもできる」「自動化できる」仕事はAIに取って代わられる可能性があります。

ただしAIに仕事が奪われる可能性があるのはIT業界に限った話ではありません。

すべての業界でなくなる仕事がある一方で、新しい仕事が生まれるでしょう。

AIを管理する仕事やAIを活用する仕事など、今までにない新たな仕事ができることが予想されます。

とはいえ、人がやらなくてもいい仕事はAIに置き換わる可能性は高いでしょう。

職業の代替可能性
職業ごとのコンピューター化可能確率と平均賃金の分布
AIと共存する未来~AI時代の人材~|オックスフォード大学&野村証券共同研究
【引用元】AIと共存する未来~AI時代の人材~|オックスフォード大学&野村証券共同研究

海外人材が増加するから

海外人材が増加することで、IT業界には未来がないと考える人がいます。

日本の人件費の高さと人手不足を解消するため、かつ開発コストを抑えるためにベトナムなどの人件費が安い海外で開発を委託し、日本で開発をしない企業が増えています

【参考記事】グローバル/オフショア動向調査|IT人材白書2013

海外に開発を委託されていく割合が増えていくことで、国内のプログラマーの需要が減っていくことが予想されます。

結果として、IT業界は未来がないと考える人がいます。

しかし、開発されたサービスを利用するのは国内ユーザーであるため、国内のプログラマーが不要になることはありません

開発能力以外に委託先と効率よく仕事を進めるためのマネジメント力など、求められるスキルは変わりつつあるでしょう。

労働環境がブラックだから

労働環境がブラックであることもIT業界には多い特徴です。

というのも、日本のIT業界は「元請け→下請け→孫請け」のようなピラミッド構造で仕事が流れていきます。

下請けや孫請けの企業は立場が弱いことから、元請けからの依頼を断りにくく、残業時間が増えたり、休日出勤を強いられたりするケースがあります。

またピラミッド構造の下位にいけばいくほど給料が低くなっていきます。

立場の弱さから下請けの企業は、給料が安く、残業が多い職場になってしまうことが多いです。

【イメージ】

SES下請け構図
リクルートエージェント

IT業界の将来性が高い理由

IT業界の市場希望は年々拡大していき、今後も勢いは留まることはないでしょう。

そこでIT業界が伸びていく理由について解説します。

ITインフラとして必要不可欠だから

IT業界は水道やガスと同じようにインフラとして、以下のように人々の生活を支えています。

  • 食事を行く店をスマートフォンで予約する
  • オンラインショッピングをする
  • 行き先をマップで調べる

スマートフォンがあれば、ありとあらゆることができてしまいます。

いまやIT技術なしで生活することは考えられないでしょう。

この流れは止まることなく、さらにITはインフラとして人々の生活の基盤となっていくでしょう。

人手が足りていないから

IT業界、特にエンジニアの人手が不足しています。

経済産業省の調査によれば、2030年には約79万人の人材が不足すると予想されています。

IT人材育成の状況等について|経済産業省
【引用元】IT人材育成の状況等について|経済産業省

人材が足りていないからこそ、スキルを身につければ即戦力として活躍できます。

またdodaの転職求人倍率をみると「IT・通信」は、2022年11月の求人倍率は6倍を超えています。

【参考記事】転職求人倍率レポート(2023年1月)|doda

つまり、1人の人材を獲得するために6件以上の求人がある状態です。

すでにエンジニアが足りておらず、今後も需要が高まっていくことが予想されます。

自分の能力次第で働き方を選べるから

IT業界は実力が評価されるため、自分の能力次第で働き方を選ぶことができます。

実際、NECやDeNAでは年収1,000万円の金額を新卒人材に提示しています。

我が国におけるIT人材の動向|経済産業省
【引用元】我が国におけるIT人材の動向|経済産業省

このように本人の経験やスキルがあれば、男女や年齢関係なく収入を増やすことができます

さらに「フリーランスとして独立」「フルリモート勤務」など自分のライフスタイルに合わせて働き方を選ぶことができるのもIT業界の魅力の1つです。

IT業界で需要が高い職種

人気のある職種は世の中のトレンドによって変化します。

市場価値を高めていくためには、世間に求められているニーズを把握することが大切です。

IT業界でどんな職種の需要が高いのか理解しておきましょう。

セキュリティエンジニア

セキュリティエンジニアとはサイバー攻撃からシステムを守るためにセキュリティを専門に担当するエンジニアです。

システムの企画から設計・開発・運用・保守まですべての工程に対して、セキュリティを考慮する必要があります。

ITがインフラとして人々の生活に浸透している現代において、サーバー攻撃されてシステムダウンしてしまうと与える影響が大きいため、セキュリティの重要性が年々高まってきています

そんな背景により、セキュリティエンジニアの需要は増していくでしょう。

データサイエンティスト

データサイエンティストはAIを駆使するためのビックデータを分析して、課題解決へ導くのが主な仕事内容です。

ITスキルや知識に加え、業務の課題解決するためにビジネスの仕組みや市場動向を把握できる幅広い知識が求められます。

スマートフォンの普及により、インターネットのデータ量が急激に増加しました。

この増加したデータを新規事業や課題解決に有効活用するために、生まれた職業がデータサイエンティストです。

さらにAIを活用することで人々のデータが集まりやすくなっていくため、データサイエンティストの重要性は高まっていくと考えられています。

クラウドエンジニア

クラウドエンジニアは業務を円滑に行うためのインフラ設計が主な仕事内容です。

AWS(Amazon Web Services)などのクラウドサービスを利用して、環境構築から運用・保守を行っていきます。

総務省の調査によれば、2016年ではクラウドサービスを利用している割合は「46.9%」でしたが、2020年には「68.7%」に増加しています。

情報通信白書|総務省
【引用元】情報通信白書|総務省

オンプレミスからクラウドへ移行する企業が増加しているため、クラウドエンジニアはこれからも求められる職種であるといえるでしょう。

IT業界で働く前に知っておきたいこと

業界として成長しているIT業界ですが、働く前に気をつけておかなければいけないことがあります。

企業によっては過酷な労働環境で仕事をする可能性もありますので、注意が必要です。

そこでIT業界で働く前に知っておくべきことを3つ紹介します。

ブラック企業である可能性がある

IT企業=ブラック企業のイメージを持っている方はいるのではないでしょうか。

日本のIT企業は構造上、下請けの企業であればあるほど、ブラック企業である傾向があります。

すべての下請け企業が過酷な労働環境ではありませんが、長時間労働や給与が低い傾向があるので、自分が希望している会社が階層構造のどこに位置しているのか確認しましょう。

高度なスキルを求められる

人手が足りていないIT業界ですが、求めている人材は誰でもいいわけではありません。

新しい技術に精通している人材が求められているのです。

「ビックデータ」「IoT」「人工知能」を担う先端IT人材は2030年には約38万人不足すると言われています。

IT 人材需給に関する調査|みずほ情報総研株式会社
【引用元】IT 人材需給に関する調査|みずほ情報総研株式会社

AIが得意とする単純作業などの業務ではなく、人しかできない仕事、つまり高度なスキルを備えている人材が求められています。

またエンジニアとして活躍するためには実務経験を積む必要があります。

学習サイトやプログラミングスクールで学んだとしても、即戦力として活躍できる人材になれるわけではありません。

高度のスキルを身につけるためには、時間と経験がかかるため優秀な人材の需要はさらに高まっていくでしょう。

勉強し続ける必要がある 

IT業界では新しい技術が生まれ続けているため、常にインプットしていく必要があります

半年前に覚えたスキルが役に立たなくなることは珍しいことではありません。

スキルアップするためには、システムに関する知識や業界のトレンドなどを自発的に学ぶ姿勢が求められます。

常にアンテナを張って、新しい技術や最新テクノロジーを勉強し続けていき、自分のスキルにしていくことが、需要の高い人材になるために必要です。

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IT業界で働く人が身につけておきたいスキル

プログラミングスキルがいくら高くてもIT業界で活躍できる人材になれるとは限りません。

そこでIT業界で活躍するために身につけておきたいスキルを3つ紹介します。

ロジカルシンキング

IT業界で働くためには、物事を多角的に考えられるロジカルシンキングが求められます。

特に需要が高い職種においては、データを活用・分析して課題解決につなげるためにロジカルシンキングが必要です。

また論理的思考を身につけている人は、物事を論理立てて説明できるため、認識の齟齬が生まれにくく、プロジェクトをスムーズに進めることができます。

ロジカルシンキングを身につけることで、顧客の課題を正しく把握できるため、価値のある提案ができ、信頼獲得にもつながります。

ロジカルシンキングに関する書籍は多数販売されているので、まずは本から勉強するのをおすすめします。

コミュニケーション能力

エンジニアはチームで仕事をするため、プロジェクトを円滑に進めるためにコミュニケーションを取る必要があります。

たとえプログラミングスキルが人並み以上に優れていたとしても、活躍できる人材にはなれません。

ひとりで黙々と仕事する機会は少なく、協力しあって業務を行うため、メンバーと良好な関係を構築する能力が求められます。

コミュニケーション能力を身につけるとなると、ハードルが高く感じるかもしれません。

何気ない日常会話を意識的に増やすなど、気軽にできることから始めていきましょう。

情報収集能力

「AI」「5G」「クラウド」などIT業界は新しい技術がどんどん生まれています。

常に新しい技術をインプットする能力がないと、活躍できる人材にはなりにくいでしょう。

IT業界は自発的に情報をキャッチして、行動していくことが求められる業界です。

トレンドを分析して、世の中のニーズを把握できるスキルを身につければIT業界で活躍できる人材になれるでしょう。

日頃からニュースサイトなどで情報収集する癖をつけることをおすすめします。

IT業界で働きたい人におすすめの勉強方法

「IT業界で働きたいけど、何から始めればいいのかわからない」方に向けておすすめの勉強方法を2つ紹介します。

独学

IT業界が自分に合っているかまだ分かっていない人は、費用を抑えながら始められる独学をおすすめします。

書籍や学習サイトを利用して、プログラミングについて知識を深めていきましょう。

スクールでプログラミングを勉強するにはコストがかかります。

Webサイトや動画など無料で始められるものも多いので、まずは独学でスキルを習得しましょう。

プログラミングスクールに通う

本気でIT業界へ転職をしたい方にはプログラミングスクールに通うことをおすすめします。

プログラミングスクールでは、実務で使うためのスキルを目的に合わせて身につけることができます。

また独学と比べて、わからないことがすぐ聞けるので、挫折をせずに進められることはプログラミングスクールのメリットの1つです。

プログラミングスクールのなかには転職を支援しているスクールもあるので、転職活動をサポートしてほしい方にはうってつけです。

そこでおすすめのプログラミングスクールを3校紹介します。

テックキャンプ

テックキャンプ

公式サイト:https:/techcamp.jp/

テックキャンプはオンラインで受講できるプログラミングスクールです。

平日はもちろん土日も22時まで対応しているため、平日は仕事で忙しい方でも困ったときに対応してくれます。

学習開始から14日以内なら返金サービスもあるため、プログラミングが自分にあっているのか不安な方におすすめのスクールです。

また転職できなかった際の返金サービスがある転職保証も充実しているのもテックキャンプの特徴です。

SAMURAI ENGINEER

SAMURAI ENGINEER

公式サイト:https://samuraiengineer.jp/

SAMURAI ENGINEERはマンツーマンで学習を進めていくプログラミングスクールです。

2021年10月~2022年3月の途中離脱率が2.1%と離脱率の低さを誇ります。

一度独学で挑戦したけど、挫折してしまった方におすすめのプログラミングスクールです。

また基礎を学びたい人向けから転職、エキスパート向けと様々なコースがあり、自分の習熟度に合わせて勉強することができます

DMM WEBCAMP

DMM WEBCAMP

公式サイト:https://dmmwebcamp.jp/

DMM WEBCAMPは合格率10%と厳しい試験を勝ち抜いた現役エンジニアがサポートしてくれるのが魅力です。

また確実にIT業界に転職したい方にうれしい転職保証制度があります。

転職できない場合、「受講料を全額返金」されるので、転職できるか心配の方におすすめです。

IT業界で転職したい人におすすめの転職エージェント

知識をつけるためには独学やプログラミングスクールを活用することが大切ですが、IT業界に転職するためには転職エージェントを活用しましょう。

この項目では、IT業界に転職したい人におすすめの転職エージェントを3つ紹介します。

マイナビIT AGENT

マイナビIT AGENT

公式サイト:https://mynavi-agent.jp/it/

マイナビIT AGENTはマイナビグループが運営するIT特化型の転職エージェントです。

大手ならでは求人数を誇り、大手企業からベンチャー企業まで幅広い求人を扱っています。

マイナビIT AGENTにしかない求人もあるため、IT・Webエンジニアで転職したい方は登録しておきたい転職エージェントです。

IT・Webエンジニアに精通したキャリアアドバイザーから転職を進めるうえでのアドバイスをもらえることで、自分の希望とあった転職先を見つけられるでしょう。

レバテックキャリア

レバテックキャリア

公式サイト:https://career.levtech.jp/

レバテックキャリアはITエンジニアの求人のみを扱っている転職エージェントです。

15年の歴史があるうえに、もともとシステムを受注していた会社であるため、エンジニアの知見があることもレバテックキャリアの特徴の1つです。

最短1週間での内定実績があるので、今すぐ転職したい方におすすめの転職エージェントです。

ダイレクトタイプ

ダイレクトタイプ

公式サイト:https://directtype.jp/

ダイレクトタイプはITエンジニアに特化したスカウト型の転職サービスです。

企業側から直接スカウトがくるため、転職活動に時間を割けない方でも転職活動を進めることができます。

またスカウト受信率が95%を超えているため、スカウトされない心配も必要ありません。

経験職種や言語など自分の経験と希望を詳細に登録できるため、自分の希望にあったマッチングできることが期待できます。

最後に|IT業界は将来性が高い

本記事ではIT業界に未来がないと言われている理由について解説しました。

繰り返しにはなりますが、IT業界は今後も伸びていく業界で、人手不足により転職求人倍率は6倍を超えています

ただしAIの発達や海外人材の増加により、誰にでもできる仕事ではなく、先端技術に精通している人材が求められてきています。

本気でIT業界で働きたい方はプログラミングスクールでエンジニアに必要な基礎知識を身につけましょう

そして転職活動が不安な方は転職エージェントを活用することをおすすめします。

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転職サイトやエージェントは何を選ぶかではなく、『どう使いこなすか』にフォーカスしたWEBメディア。株式会社アシロの転職メディア編集部による、転職エージェントの賢い『使い方』とキャリアアップ実現の方法論を解説。