「失業保険をもらいながら夜職はできるの？」

失業保険だけでは経済的に厳しいため、キャバクラやホストクラブなどで働きたいと考える方もいらっしゃるでしょう。

しかし「働いたら失業保険をもらえなくなるのでは…？」と心配な方もいるのではないでしょうか。

結論、条件を満たせば、失業保険を受給しながら夜職をすることが可能です。

とはいえ「夜職ができる条件って何？」「失業保険を受給しながら夜職する際の注意点はある？」など、気になる点が出てくると思います。

そこで、本記事では失業保険を受給しながら夜職ができる条件や、働く際の注意点をまとめました。

この記事を読めば、失業保険を受け取りながらでも安心して夜職ができるでしょう。

失業保険だけでは生活が苦しく夜職を検討している方は、最後まで読んでみてください。

あわせて読みたい⇒退職後にもらえる給付金まとめ！自己都合退職でももらえる条件とは？給付期間・金額も解説

失業保険を受給しながら夜職ができる条件

失業保険を受給しながら夜職は可能ですが、いくつか条件を満たす必要があります。

具体的な条件は以下のとおりです。

まずは、それぞれの条件について詳しく解説します。

求職活動を続ける

失業保険を受け取りながら夜職をしたい方は、まず求職活動を継続しましょう。

求職活動を続けないと、給付を打ち切られる可能性があります。

ちなみに、求職活動の具体例は以下のとおりです。

夜職をしても求職活動を怠らないようにしてください。

関連記事：失業保険の受給資格を徹底解説！給付日数や金額、受給の流れも紹介

ハローワークに必ず申告する

夜職に限らず、失業保険の受給中に働いた場合はハローワークへの申告が必須です。

申告しないまま働くと、失業保険の支給がストップするリスクがあります。

最悪の場合、受け取った金額の返還や罰金を求められることもあり得ます。

そのため、失業保険をもらいながら夜職したい方は申告を忘れないようにしましょう。

勤務時間・日数の上限を超えない

夜職をする際は、勤務時間や日数の上限を超えないように働きましょう。

上限を超えると、雇用保険の加入対象になり、失業状態ではないと見なされてしまいます。

具体的には、勤務時間を20時間未満・雇用契約の期間は31日未満におさえることをおすすめします。

また、1日の勤務時間が4時間以上だった日の失業保険は支給されず、後日に先送りになるのでおさえておきましょう。

一方、1日の労働時間が4時間未満の場合は、稼いだ収入によって失業保険の給付額が減る可能性があります。

失業保険を受給しながら夜職したい方は、勤務時間や日数を自分できちんと管理することをおすすめします。

関連記事：失業保険もらいながら週20時間以内で働くとどうなる？支給条件と注意点

収入が基準を超えないようにする

失業保険を受け取りながら夜職する場合、収入が基準を超えない範囲で働くことを意識してください。

収入が一定の金額を超えると、失業保険が減額されてしまう可能性があります。

具体的には、夜職の収入と失業保険の給付額の合計が前職の給料の8割を超えると、超過分が減額されます。

そのため、収入を一定額以下におさえることを意識したうえで働きましょう。

失業保険を受給しながら夜職をする際に気をつけたいポイント

続いて、失業保険を受給しながら夜職をする際に気をつけたいポイントをまとめました。

本項目をチェックすれば、失業保険の受給で損するリスクをおさえられるでしょう。

詳細を順番に解説するので、失業保険で損したくない方は参考にしてみてください。

同じ店で長く働かない

失業保険を受給しながら夜職をする際は、同じ店で長く働かないようにしましょう。

長く働くと雇用保険の加入が必要になり、失業状態ではないと判断される可能性があります。

具体的には契約期間が31日以上の場合、雇用保険の加入対象になります。

雇用保険の加入条件を満たしている場合、入りたくないと思っても拒否できません。

失業保険を継続して受け取りたい方は、単発もしくは短期間の勤務をおすすめします。

待期期間中の夜職は避ける

夜職に限らず、待期期間中のアルバイト・パートなどは避けてください。

そもそも待期期間は、失業保険の受給希望者が本当に失業状態なのかをハローワークが判断するために設けられている期間です。

待期期間中に働いてしまうと、働いた日数分だけ受給が遅れてしまいます。

失業保険を早く受け取りたいのであれば、待期期間中の夜職は避けるのが望ましいです。

関連記事：失業保険の待期期間は7日間！手続き方法やアルバイトについても解説

不正受給を疑われる行為をしない

不正受給を疑われるような行為は避けましょう。

万が一不正受給と判断されると、失業保険の支給がストップするだけではなく、これまで受け取った額の返還や罰金の支払いを命じられるおそれがあります。

たとえば、働いた日数をごまかした場合、不正受給と判断される可能性が高いです。

そのため、不正受給を疑われる行為は避けてください。

関連記事：失業保険の不正受給がバレる理由とは？事例やペナルティ・対処法を解説

失業保険の受給に不安がある方は失業保険サポートを活用しよう

失業保険の受給を考えている方のなかには

「申請方法がわからない…」
「自分はいくらもらえるのか知りたい…」

と考えている方もいるでしょう。

もし、失業保険の受給に関して疑問や不安がある方は、「失業保険サポート」を活用することも手段のひとつです。

失業保険サポートでは、経験豊富な担当者から失業保険の申請に関するサポートを受けられます。

場合によっては、自力で申請する場合より数十万〜数百万多く受け取れる可能性があります。

失業保険の受給で損したくない方や、安心して手続きを進めたい方におすすめです。

まずは、無料のWeb説明会や個別面談に参加して、自分に合ったサポートを受けられるか判断してみてください。

まとめ

一定の条件を満たせば、失業保険を受給しながらでも夜職で働くことは可能です。

夜職をする際は、勤務日数や収入の上限を超えないように注意しながら働きましょう。

また、夜職をしたら必ずハローワークに申告してください。

ハローワークに申告せずに働いた場合、不正受給と見なされる可能性があります。

失業保険の申請に不安がある方は、失業保険サポートの担当者からアドバイスを受けましょう。

まずは、無料のWeb説明会や個別面談に参加して、サービスの概要や詳しいサポート内容を確かめるところから始めてみてください。