精神保健福祉士は、「介護福祉士」「社会福祉士」と並んで3福祉士とも呼ばれる資格です。
ただ、他の2つの資格に比べると転職における求人数が少ないため、しっかり準備をして効率的に転職活動をしていかないとなかなか転職先が決まらないような事態にもなりかねません。
他にも、転職エージェントの選び方や賢く利用する方法などをご説明しますので、効率的に転職活動を進めていくための参考にされてください。
転職サービス
サービス名 | 求人数 | ポイント | 公式サイト |
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★ 4.8
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公開求人数
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関連記事:介護職向け転職エージェントおすすめ10選|資格・施設別に徹底比較【2024年最新】
目次
精神保健福祉士におすすめの転職エージェント8選
早速、精神保健福祉士の転職におすすめの転職エージェントをご紹介します。
精神保健福祉士の求人は、なかなか転職市場に出回っておらず、一般的に認知されている総合型の大手転職エージェントでは求人が見つからないことも多いです。
そこで、精神保健福祉士の求人を探す際には、介護や福祉、医療分野に強い転職エージェントに絞って利用していくことをおすすめします。
こちらの項目では、精神保健福祉士におすすめの転職エージェントや転職サイトを8つ、実際の求人数や特徴などを添えながらご紹介します。
エージェント名 | PSWの公開求人数(※) | 特徴 |
---|---|---|
レバウェル介護 | 1,084件 | 入職する前に内部事情がわかる |
マイナビ介護職 | 3,513件 | 精神保健福祉士の求人数が最多 |
介護ワーカー | 137件 | 年収アップしたい人向け |
かいごGarden | 564件 | 派遣やパート求人が多い |
カイゴジョブエージェント | 641件 | 条件を細かく絞り込める |
クリックジョブ介護 | 845件 | 豊富な転職ノウハウが強み |
コメディカルドットコム | 2,288件 | 自分のペースで探せる |
GUPPY | 2,699件 | 転職に役立つ適性診断あり |
レバウェル介護|精神保健福祉士の求人が最多!内部情報にも強い◎
- 福祉士の求人が充実
- 応募先の内部情報が詳しい
- 手厚いサポートに定評あり
レバウェル介護は、豊富な求人数と手厚いサポートが特徴の介護分野に特化した転職エージェントです。
精神保健福祉士の求人は1,000件以上で、他の転職エージェントと比べても求人数が多くあります。
アドバイザーが実際に施設を訪問して情報収集を行っているため、転職先の内部事情を詳しく聞けるメリットがあります。
転職する上で、職場の人間関係を重視する方や、快適な環境で働きたい方にぜひおすすめしたいサービスです。
サービス概要 | |
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サービス名 | レバウェル介護(旧きらケア) |
運営会社 | レバレジーズメディカルケア株式会社 |
公開求人数 | 156,186件 |
非公開求人数 | 非公開 |
対応地域 | 北海道、東北、北陸、関東、東海、関西、中国、九州、沖縄 (※) |
公式サイト | https://job.kiracare.jp/ |
(※)甲信越・四国は対応外
- 高給与の求人を紹介してくれた
- 福利厚生がしっかりしているなど、質の高い求人が多かった
- 地方でも求人が充実していた
マイナビ介護職|資格保有者に強い!大手マイナビ運営で安心
- 大手マイナビ運営で安心
- 福祉士の求人が充実
- 全国23ヶ所に拠点があり地方転職も強い
ご存知マイナビは、介護分野に特化した転職エージェントも展開しています。
大手の安心感と求人数は利用する上で抵抗が少ないため、初めて転職エージェントを利用する方におすすめです。
ただ、大手マイナビでも精神保健福祉士の求人が500件程度と少なめです。
何度かお伝えしますが、精神保健福祉士の転職をする際は、いくつかの転職エージェントや転職サイトを併用して、応募できる求人数の総数を増やす必要があります。
サービス概要 | |
---|---|
サービス名 | マイナビ介護職 |
運営会社 | 株式会社マイナビ |
公開求人数 | 80,218件 |
対応地域 | 東京、名古屋、大阪、福岡など全国 |
公式サイト | https://kaigoshoku.mynavi.jp/ |
- 求人情報が充実しており探しやすかった
- 経験者にとってキャリアアップに繋がる求人が多かった
- 面談から求人紹介までが早かった
介護ワーカー|年収交渉に強い!待遇改善を望む方におすすめ
- 年収アップに強みを持つ
- 年間1万人の転職成功実績あり
- 自分で求人に応募することも可能
転職による年収アップを目指している精神保健福祉士の方には、交渉力に定評のある介護ワーカーがおすすめです。
求人数は他の転職エージェントに比べて少ない傾向がありますが、医療・福祉分野で幅広いサービスを提供しているトライトキャリアが運営しているため、質の高い求人が多いです。
労働条件や給料の向上など、条件面でより良い環境を探している方は優先的に利用したい転職エージェントです。
サービス概概要 | |
---|---|
サービス名 | 介護ワーカー |
運営会社 | 株式会社トライトキャリア |
公開求人数 | 52,131件 |
非公開求人数 | 非公開 |
対応地域 | 東京、名古屋、大阪、福岡など全国 |
公式サイト | https://kaigoworker.jp/ |
- 希望年収より50万円ほど高い職場に転職できた
- 面接同行をしてくれたので安心できた
- 自分のキャリアを踏まえた求人提案をしてくれた
かいごGarden|地方で精神保健福祉士の求人をお探しの方に◎
- 40年以上の介護分野での現に転職支援
- 介護資格をもったアドバイザーが多数在籍
- 地域求人に特化した情報も提供
かいごGardenは、介護・医療に特化した転職支援サービスで、特に地方求人が充実している転職エージェントの筆頭です。
運営会社はもともと全国展開の人材派遣会社も運営しており、全国的に支店を持っています。
支店のアドバイザーからサポートや求人紹介が受けられるため、首都圏以外での精神保健福祉士転職を考えている方が利用しやすいです。
運営会社のツクイスタッフは、人材派遣事業もおこなっているため、介護・医療分野への派遣の仕事探しも同時におこなうことが可能です。
サービス概要 | |
---|---|
サービス名 | かいごGarden |
運営会社 | 株式会社ツクイスタッフ |
公開求人数 | 73,794件 |
非公開求人数 | 非公開 |
対応地域 | 全国 |
公式サイト | https://www.tsukui-staff.net/ |
カイゴジョブエージェント|サポートの手厚さに定評のある転職エージェント
- 介護系有資格者におすすめ
- 介護職専門のアドバイザーが最適な対応
- 求人探しから入職まで徹底サポート
カイゴジョブエージェントは、介護系の資格を持った方に特化して転職支援をおこなっている転職エージェントです。
資格保有者をメインの対象にしているため、国家資格である精神保健福祉士の求人も比較的多めに見つかりました。
カイゴジョブエージェントは、求職者と介護施設とのマッチングに特に力を入れており、介護業界に精通したキャリアパートナーが最適な求人を提案してくれます。
施設側との連携も取れているため、転職後にミスマッチが起きて後悔してしまうようなことを防いでくれやすくなります。
サービス概要 | |
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サービス名 | カイゴジョブエージェント |
運営会社 | 株式会社エス・エム・エス |
公開求人数 | 優良求人を直接ご紹介 |
非公開求人数 | 非公開 |
対応地域 | 全国 |
公式サイト | https://www.kaigoagent.com/ |
クリックジョブ介護|独自ネットワークで集めた求人あり
- プロの目線による求人紹介
- 職場の雰囲気など内部情報が事前にわかる
- 独自ネットワークによる求人も多数
クリックジョブ介護は、介護業界に特化した転職エージェントです。
専属のエージェントが丁寧にヒアリングを行い、非公開求人を含む豊富な求人の中から最適な職場を紹介してくれます。
クリックジョブ介護のエージェントは、独自のネットワークを駆使して日々情報を収集しており、求人票には載らない職員の人柄や評判などの内部情報も共有してくれます。
そのため、職場の雰囲気を事前に把握することができ、転職後に後悔するリスクを最小限に抑えられるでしょう。
サービス概要 | |
---|---|
サービス名 | クリックジョブ介護 |
運営会社 | ライフワンズ株式会社 |
公開求人数 | 47,297件 (精神保健福祉士求人572件) |
対応地域 | 東京、大阪、福岡、名古屋など全国 |
公式サイト | https://kaigo.clickjob.jp/ |
コメディカルドットコム|自分のペースで求人を探したい方におすすめ◎
- マイページで一括管理可能
- 新着求人が毎日5,000件
- 精神保健福祉士の求人が探しやすい
コメディカルドットコムは、医療・福祉業界の求人を専門に取り扱う求人サイトです。
転職エージェントは、登録後にアドバイザーと面談をおこない求人紹介を受けますが、コメディカルドットコムは自分で求人を探して、気になる求人に自分で応募するスタイルの転職サイトです。
精神保健福祉士の求人数が多いため、転職エージェントだけでは良い求人が見つからない場合の別の方法として検討してみてください。
サービス概要 | |
---|---|
サービス名 | コメディカルドットコム |
運営会社 | セカンドラボ株式会社 |
公開求人数 | 153,115件 (精神保健福祉士求人2,370件) |
対応地域 | 東京、大阪、福岡、名古屋など全国 |
公式サイト | https://www.co-medical.com/ |
GUPPY|適性診断ツールなど自己分析に役立つ機能が充実
- 年間382万人が利用
- ハローワークの最新求人も掲載
- サイト上で適性診断が利用可能
GUPPYも上記のコメディカルドットコムと同様に、自分で求人に応募するスタイルの介護・医療・福祉分野特化の転職サイトです。
GUPPYも同様に精神保健福祉士の求人が多いため、求人探しの方法の1つとして利用してみてください。
サイト上で適性診断を利用することもできるため、精神保健福祉士の資格が活かせる仕事の中でも、どの施設で、どのような仕事をするか、考えを整理していくこともできます。
サービス概要 | |
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サービス名 | GUPPY |
運営会社 | 株式会社グッピーズ |
公開求人数 | 206,862件 (精神保健福祉士求人2,970件) |
対応地域 | 東京、大阪、福岡、名古屋など全国/海外 |
公式サイト | https://www.guppy.jp/ |
精神保健福祉士におすすめの転職エージェントの選び方
ここまで精神保健福祉士におすすめの転職エージェントを8つご紹介してきましたが、その中から気になるものをいくつかに絞っていきましょう。
精神保健福祉士が転職エージェント・転職サイトを選ぶときには、以下のことに注目することで選びやすくなります。
介護・医療・福祉業界に特化した転職エージェントを選ぶ
転職エージェントには様々な種類がありますが、その中から介護・医療・福祉に特化した転職エージェントを選ぶことで、精神保健福祉士の求人を見つけやすくなるでしょう。
特に介護分野に強い転職エージェントでは、精神保健福祉士だけでなく社会福祉士の求人が豊富に掲載されているため、資格を活かした転職先も見つけやすくなります。
すでに転職したい施設の方向性が決まっているのであれば、その分野に特化した転職エージェントも候補に挙げておきましょう。
精神保健福祉士の求人を比較検討する
転職エージェントを選ぶ際には、公開されている精神保健福祉士の求人数を比較することも大切です。
転職エージェントによっては、公開求人で出されている求人情報の質や量が違う場合がありますし、同じような職種の求人でも条件が違う場合があります。
公開されている求人をいくつか実際に探してみて、「ここに応募したい」と思える求人が多い転職エージェントを優先的に使うと良いでしょう。
求める転職サポートが提供されているかどうかを確認する
精神保健福祉士が転職エージェントを選ぶ際には、希望する転職サポートが実際に提供されているかどうかを確認しておきましょう。
一般的な、転職エージェントでは次のような転職サポートがあります。
- 求人紹介
- キャリア相談
- 求人票以外の職場の情報提供
- 応募書類の添削
- 面接対応
- 給料や労働条件の交渉
- 面接への同行
中にはサイト上には書かれていても、担当者によって十分に実施していないケースがあるかもしれません。
精神保健福祉士が転職エージェントを利用するメリット
こちらの項目では、精神保健福祉士が転職エージェントを利用するメリットをまとめました。
今一度どのようなメリットがあるかを知った上で、利用するかどうかを決めていきましょう。
希望に合った求人を幅広く提案してもらえる
自分で求人を探す方法でも希望の条件で探しますが、実はもっと良い求人を見逃していたケースや、応募している施設との思惑が一致していないようなケースも起こり得ます。
転職エージェントでは、最初にヒアリングをおこない、求職者の考えや経歴を深掘りしていきます。
そうすることで、顕在的にある希望だけでなく、潜在的にある希望を提示して貰えたり、一般公開されていないような求人を紹介されたり、求人の幅が広がります。
履歴書や職務経歴書を添削してもらえる
転職エージェントの代表的な転職サポートには、担当者から応募書類の添削をしてもらえるものがあります。
履歴書や職務経歴書は選考の初めのステップとして非常に重要で、一目で魅力が伝わるような書類を作成する必要が出てきます。
キャリアアドバイザーは、精神保健福祉士にとって重視されるポイントを熟知しているため、自身のスキルや経験を最大限に伝えるためのアドバイスを受けることができるでしょう。
また、応募書類の添削を通じて、適切な自己PRの作成にもつながります。
面接対策を実施してもらえる
面接は選考の最終ステップで内定の成否を決定づける重要なものですが、転職が久しぶりの方は何をどうすれば良いのかわからないことも多いでしょう。
面接対策では、求職者のスキルや経験を基に、施設が求める人物像に合った自己PRの伝え方を教えてもらえるでしょう。
中には、実際に模擬面接をおこない、フィードバックを提供する転職エージェントも存在します。
また、過去の面接データや利用者からのヒアリングを元に、施設ごとにどのような質問がおこなわれるか、その意図を把握しているところもあります。
事前に回答のポイントも教えてもらえるため、面接が苦手な方も安心して臨むことができるでしょう。
給料や労働条件を交渉してもらえる
転職エージェントを利用することで、年収交渉や労働条件などを交渉してもらえるケースがあります。
アドバイザーは転職市場の平均年収をおおよそ把握していますので、精神保健福祉士として適正な待遇を受けられるように施設と交渉をおこなってくれることもあります。
転職時の年収交渉は厳しい場面が多く、高い交渉能力が求められることも少なくありません。
そもそも、採用されれば良くて、交渉などしようという考えに至らないことの方が多いでしょう。
しかし、キャリアアドバイザーは年収相場や交渉に関するノウハウを持っているため、より良い条件を引き出してくれるケースもあるのです。
転職サービス
サービス名 | 求人数 | ポイント | 公式サイト |
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★ 4.8
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公開求人数
5.3万件
非公開求人数
非公開
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★ 4.3
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公開求人数
約22.5万件
非公開求人数
非公開
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★ 4.0
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公開求人数
8万件
非公開求人数
非公開
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公開求人数
4.4万件
非公開求人数
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精神保健福祉士が転職エージェントを利用するデメリット
転職エージェントの利用には、メリットだけではありません。
場合によっては、面倒に思ったり、ストレスに感じてしまったりするデメリットも起こり得ます。
ここでは、精神保健福祉士が転職エージェントを活用する場合に起こり得るデメリットを紹介します。
担当者との相性が合わない可能性がある
転職エージェントの良し悪しを決める内容として、担当となるキャリアアドバイザーとの相性が挙げられます。
転職エージェントを利用する際、必ずしも相性の良い担当者に当たるとは限りません。
中には、連絡がしつこいと感じたり、自分の希望と異なる求人を紹介されたりすることもあります。
基本的に、どのエージェントでも担当者の変更が可能ですので、少しでも違和感を感じた場合は、変更を申請することをおすすめします。
頻繁な連絡を煩わしく感じることがある
転職エージェントに登録すると、ヒアリングや進捗確認、求人紹介などで連絡が来るようになります。
基本的には求職者のために連絡をしてくることが多いですが、頻度が高く「しつこい」と感じることもあるでしょう。
もし連絡が多いと感じた場合は、その旨を正直に伝え、連絡を減らしてもらうようお願いすることをおすすめします。
また、連絡しないでほしい時間帯を伝えたり、メールやLINEなどのメッセージで求人情報を受け取るように変更するのも良いでしょう。
すぐに転職しない場合は不要な可能性がある
精神保健福祉士向けの転職エージェントは相談のみの利用も可能ですが、基本的には求職者が転職をすることを前提としたサービスです。
その理由は、転職エージェントの売上発生の基準として、求職者が内定を獲得して初めて企業や施設から成果報酬を受け取るビジネスモデルとなっているからです。
「漠然と転職しようかどうか考えている」方や「とりあえず求人票を見てみたい」といった動機で登録すると、担当者からのプレッシャーにギャップを感じる可能性があります。
そのような方は、まずは公開求人を自分でいくつか探してみて、転職する意思の有無を確認していくと良いでしょう。
精神保健福祉士が転職エージェントを利用する流れ
ここでは、精神保健福祉士が転職エージェントを利用する一般的な流れを確認しておきましょう。
それぞれの転職エージェントによっても若干違いますが、基本的に次のような流れで登録から転職までが進められていきます。
1.登録
まずは転職エージェントへの登録から始めましょう。各転職エージェントの公式サイトにある登録画面から、必要事項を入力してください。
登録では、名前や生年月日などの基本情報に加え、これまでの経歴についても入力します。
登録自体は約5分で完了しますので、そこまで難しいものではありません。
ただし登録後は、キャリアアドバイザーからカウンセリングや面談の日程についての連絡がされますので、利用すると決めてから登録すると良いでしょう。
2.カウンセリング・面談
登録後は、キャリアアドバイザーとのカウンセリング・面談がおこなわれます。
これまでのキャリアや経歴、転職先の希望について深く掘り下げてもらいながら、紹介される求人の方向性などを決めていきます。
そうすることで、スキルや強み、転職先に求めることについての自己分析ができ、スムーズなカウンセリングにつながるでしょう。
転職エージェントによっては、ヒアリングをスムーズに進めるために、履歴書や職務経歴書の事前作成がお願いされる場合があります。
面談方法は、転職エージェントのオフィスに出向く面談のほか、電話やWebでおこなわれることもあります。
3.転職先の提案
キャリアアドバイザーとの面談が終わると、希望に合った転職先を提案してもらえます。
紹介される求人の中には、一般には公開されていない非公開求人が含まれている可能性もあります。
希望条件に合う求人があれば、積極的にエントリーしましょう。
紹介求人に対して、より詳しく知りたい場合は、担当者が詳細情報を持っていないかを確認してみてください。
もし、提案される求人が希望に沿っていない場合は、希望に沿っていない旨を正直に伝えましょう。場合によっては希望条件をもう一度練り直した方が良いケースもあります。
4.応募書類の添削・面接対策
キャリアアドバイザーは、求人紹介だけでなく、あなたの履歴書や職務経歴書の添削や面接対策もサポートしてくれます。
転職はそう何度もするものでもないため、久しぶりの転職でわからないことも多いはずです。
アドバイザーに相談しながら、不安がない状態で選考に挑めるように準備しておきましょう。
履歴書の添削や面接対策はどちらも内定に直結する重要な要素ですので、納得がいくまでしっかりとサポートを受けましょう。
5.面接
添削された応募書類を送り、書類選考を突破すると、いよいよ面接が始まります。
面接回数は施設によって異なりますが、一般的には2~3回です。
面接対策を思い出し、自身のスキルや強みを十分にアピールしましょう。
6.内定・入職
最後に、内定が出ると転職が決まります。
この段階でも担当アドバイザーは年収や条件の交渉をサポートし、あなたが適正な待遇を受けられるように助けてくれます。
また、入職日の調整もおこなってくれるため、遠慮せずに希望を伝えましょう。
担当者によっては、現職を退職するまでの相談に乗ってくれる場合もあります。
退職を伝える手順や引き継ぎでやっておくべきこと、退職時のNG行為など、疑問にある部分があれば、担当者まで相談してみてください。
転職サービス
サービス名 | 求人数 | ポイント | 公式サイト |
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★ 4.8
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公開求人数
5.3万件
非公開求人数
非公開
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★ 4.3
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公開求人数
約22.5万件
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公開求人数
8万件
非公開求人数
非公開
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【ケアマネ・社会福祉士に強い】大手マイナビ運営で安心。資格保有者向けの求人が充実。
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公開求人数
4.4万件
非公開求人数
9.3万件
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精神保健福祉士が転職エージェントを効率的に使うコツ
転職エージェントに登録すれば転職がうまくいくとは限りません。
もちろん、転職を成功させるために担当者がサポートしてくれますが、あくまでも主役はあなたです。
あなた自身が転職エージェントを上手に活用することで転職も成功しやすくなります。
ここで紹介するポイントを押さえて、転職エージェントを上手に利用しましょう。
転職に対して意欲的な姿勢を見せる
転職エージェントの主な目的は、利用者に転職してもらうことです。
転職に対して漠然と考えている人と、「2ヶ月以内に内定を貰いたい」と考えている人とでは、後者の方が担当者から積極的にサポートしてもらいやすくなります。
多くの転職エージェントでは、キャリアアドバイザーが一人で複数の転職希望者を担当しているため、転職意欲が高い人から積極的にサポートするのが一般的です。
転職希望時期はなるべく早く、遅くとも3ヶ月以内と伝えることをおすすめします。
転職を決意して本格的に活動を始める際に改めて担当アドバイザーに連絡すれば、優先順位を上げて対応してもらえるはずです。
担当者との相性が悪ければ変更を申し出る
キャリアアドバイザーのサポート内容は幅広くあるため、担当者のスキルや相性の良し悪しが転職の成功に大きく影響することは間違いありません。
しかし、キャリアアドバイザーも人間であるため、あなたとの相性や能力に差が出てしまいます。
まず、担当アドバイザーにはあなたの希望条件をしっかり理解してもらい、適切な求人の選定をおこなってもらう必要があります。
担当アドバイザーとの相性が合わないと感じたり、担当者のスキルに不安を覚えたりする場合は、担当者の変更を申し出ることをおすすめします。
直接伝えても構いませんが、どうしても気を遣ってしまうのであれば、サポートセンターなどにメール等で連絡する方法が良いでしょう。
複数の転職エージェントに登録する
複数の転職エージェントを利用することで、紹介される求人の総数を増やすことができますし、求人やサービスの質、担当者との相性などを比較することにも繋げられます。
特に精神保健福祉士の求人は、どの転職エージェントでも1,000件未満になっていることが多いです。
この求人数だけでは、どうしても良い求人が出てきにくくなってしまいますので、利用する転職エージェントを増やすことで求人数を増やす必要もあります。
転職エージェントの担当者も、複数の転職エージェント利用に対して理解を示してくれます。
担当者に正直に他の転職エージェントを使っている旨を伝えれば、日程調整を配慮してくれたり、他の転職エージェントから応募されないように積極的に求人紹介してくれたりすることもあります。
ただし、違う転職エージェントでも同じ施設からの求人を扱っているケースがあります。その場合、別の転職エージェントから同じ施設に応募してしまわないように注意してください。
精神保健福祉士の転職事情
最後に、精神保健福祉士の転職をする際に、知っておくことで役に立つ精神保健福祉士の転職事情について解説します。
精神保健福祉士の仕事内容
精神に不調が不調をきたした方が、精神病院や心療内科を利用した際、入退院の手続きや利用できる制度の説明、社会復帰のサポートなどをおこないます。
相談者の話をじっくり聞き、適切な行政サービスに誘導したり、どうすれば相談者が自立した生活を送れるかを考えて提案したりします。
支援する方は、患者さんだけでなく、ご家族や職場の方が対象になることもあります。
精神保健福祉士は、「介護福祉士」「社会福祉士」と並ぶ国家資格であり、受験資格を得るためにはさまざまな条件があります。
ただし、3福祉士全体で210万人いるにも関わらず、介護福祉士と社会福祉士が大半で、精神保健福祉士は9万人しかいません。
それ故に、精神保健福祉士の転職求人自体が出てきにくいような傾向にもあります。
- 社会福祉士: 250,290人(有効回答数:110,281人)
- 介護福祉士: 1,753,123人(有効回答数:582,319人)
- 精神保健福祉士: 90,828人(有効回答数:35,577人)
- 引用:社会福祉法人SHIP
精神保健福祉士の主な転職先
小さなクリニックでも、心療内科があるところであれば、精神保健福祉士の資格を持った人を採用しているところもあり、求人が出されています。
また、近年では老人ホームなどの福祉施設でも精神保健福祉士を採用しているところが増えてきました。
- 精神病院クリニック
- 高齢者福祉施設
- 障害者支援施設
- 自治体
- 保健所
- 精神保健福祉センター
精神保健福祉士の平均年収
公益財団法人 社会福祉振興・試験センターの報告書によると、精神保健福祉士の平均年収は404万円でした。
介護職全体の年収が「371.4万円」であることを踏まえると、業界全体でも若干高めの年収だと評価することができるでしょう。
ただし、精神保健福祉士といっても転職先が病院か介護施設か、行政かでも違ってきますし、職種も相談員か社会復帰調整官かでも年収が違います。
精神保健福祉士の主な職種による年収の違いは次のとおりです。
- 相談員:345万円
- 指導員:325万円
- 支援員:321万円
- 介護支援専門員:365万円
- 精神保健福祉相談員:378万円
- 精神医療機関勤務:356万円
- 地域包括支援センター勤務:388万円
- 障害者道断支援専門員:373万円
- 医療ソーシャルワーカー:401万円
実際の年収より大きく乖離していると、どうしても転職が難航してしまいます。
精神保健福祉士の将来性やキャリアパス
精神保健福祉士の将来性は今後も高くなってくると考えられます。
これまで、精神保健福祉士が対応する精神障害患者は、精神病院に入院する方が対象の大半でした。
しかし、近年は精神障害を持っていても通常の生活を送っている人も多く、病院以外にも福祉施設や地域でサポートする環境が整えられています。
精神保健福祉士が活躍できる場面が広がっているのです。
また、企業のハラスメント問題、うつ病対策、学校のいじめ問題など、メンタルヘルスに対する認知や対応が世間的にも広がってきており、精神保健福祉士の知識や経験が求められてきています。
確かに精神保健福祉士の資格を持っている人は、3福祉士の中でもかなり少なくなっていますが、他の資格も併せ持っておくことで活躍の場面が広がり、転職市場でも強みを持った人材になることができます。
実際、精神保健福祉士の約6割が「社会福祉士」の資格も持っていますし(※)、「公認心理士」などのメンタルヘルスや心理カウンセラーの知識をさらに高めていく選択肢もあります。
未経験から精神保健福祉士への転職は可能?
ただし、資格を取得するためには、福祉系の大学や一般養成施設などで一定期間学んで受験資格を得たうえで「精神保健福祉士国家試験」を受験し、合格する必要があります。
実際に精神保健福祉士として働くまでに、最低でも5年ほどはかかると見ておいた方がよいでしょう。
ただし社会福祉士の資格を取得している場合は、一部の試験科目が免除されるため、比較的目指しやすい傾向にあります。
一般養成施設には通信コースや夜間コースが用意されているところもあり、働きながら学ぶことも可能ですので、ぜひ検討してみてください。
参考:公益財団法人社会福祉振興・試験センター|精神保健福祉士国家試験
まとめ|精神保健福祉士の求人は少ない!複数のエージェント利用が成功のカギ
精神保健福祉士への転職を考えると、実際のところ求人がそれほど多くないという現状があります。
そこで、介護・福祉分野に特化した複数の転職エージェントを利用し、幅広く求人を探しながら、キャリアアドバイザーとの連携を図ることが重要です。
精神保健福祉士に適した転職エージェントを選ぶ際に最も重要なのは、担当となるキャリアアドバイザーとの相性です。
自分の悩みや希望を率直に話せるキャリアアドバイザーを見つけることで、転職成功の可能性が大いに高まります。
転職サービス
サービス名 | 求人数 | ポイント | 公式サイト |
---|---|---|---|
★ 4.8
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公開求人数
5.3万件
非公開求人数
非公開
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公開求人数
約22.5万件
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