フリーランスエンジニアの平均年収はいくら?年収アップに必要なスキルとは

エンジニア フリーランス
編集者
CUS編集部
株式会社アシロ
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ITエンジニアとして経験を積み、スキルに自信を持った人であれば、会社を辞めてフリーランスとして働きたいと考える人は多いでしょう。

フリーランスエンジニアの平均年収は、インフラエンジニア・プログラマー・ネットワークエンジニアなどが約800万円、システムエンジニア・フロントエンドエンジニア・セキュリティエンジニアなどが860万円、ITコンサルタント・アプリケーションエンジニア・SAPコンサルタントが900万円ほどと考えられます(レバテック参照)。

また、有能なフリーランスエンジニアであれば、年収1,000〜2,000万を稼ぐ人も珍しくありません。ただし、自分のスキルや営業力が低ければ、会社員時代より年収が下がることもあるのがフリーランスの怖いところ。

そのためフリーランスエンジニアになる前には、平均年収や、年収アップのコツについてしっかり調べておく必要があります。

そこで、この記事では、

  • フリーランスエンジニアの平均年収
  • 失敗しやすいフリーランスエンジニアの特徴
  • フリーランスエンジニアで年収1,000万円以上を達成する方法

をご紹介します。

しっかり稼げるフリーランスエンジニアになりたいと思っている人は、ぜひ参考にしてください。

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目次

フリーランスエンジニアと会社員エンジニアの平均年収の比較

フリーランスエンジニアには、若い年代から高年収を得ている層が比較的多く存在します。

一方、会社員エンジニアは、年代があがるごとに平均年収が高くなる傾向にあるようです。

フリーランスエンジニアと会社員エンジニアの詳しい平均年収の比較を見てみましょう。

フリーランスエンジニアの平均年収

「IT人材白書2016」(※1)によると、フリーランスエンジニアの年代別・平均年収は以下の通りです。

 

30代

40代

50代

300万円未満

35.3

32.6

31.2

300万円以上~500万円未満

27.9

31.8

29.8

500万円以上~700万円未満

19.1

15.5

19.7

700万円以上~1,000万円未満

8.8

14.0

17.0

1,000万円以上

8.8

6.2

2.3

(※1)出典:独立行政法人情報処理推進機構「IT人材白書2016」

フリーランスエンジニアは、どの年代でも年収300万未満の層が3割超と最も多く、次いで300~500万円未満の層が3割弱と多くなっています。

一方、30代でも年収1,000万円以上の層が約1割を占めており、若い年代でも高収入を得ている人が多いのが特徴です。

また「フリーランス白書2019」が、198人のフリーランスエンジニアに対しておこなった年収についてのアンケート調査(※2)によると、

  • 年収200万円未満…14.6%
  • 年収200~400万円未満…21.2%
  • 年収400~600万円未満…22.2%
  • 年収600~800万円未満…18.7%
  • 年収800~~1,000万円未満…11.6%
  • 年収1,000万円以上…9.1%
  • 年収2,000万円以上…1.5%

(※2)出典:一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会「フリーランス白書2019」

となっており、年収200~600万円未満の層が4割超となっている一方、1,000万円以上の層も約1割存在しています。

社員エンジニアの平均年収

「IT人材白書2019」(※1)によると、会社員(IT企業IT技術者)の年代別・平均年収は以下の通りです。

 

30代

40代

50代

300万円未満

21.9

5.0

4.1

300万円以上~500万円未満

50.1

29.6

19.3

500万円以上~700万円未満

21.3

35.7

32.4

700万円以上~1,000万円未満

5.5

24.7

32.4

1,000万円以上

1.2

5.0

11.9

(※1)出典:独立行政法人情報処理推進機構「IT人材白書2016」

IT企業等に勤める会社員エンジニアは、

  • 30代…年収300~500万円未満が約50%
  • 40代…年収500~700万円未満が約35%
  • 50代…年収500~700万円未満・700~1,000万円未満が各32%

の層が最も多くなっています。

30代の若年層は年収1,000万円以上の層はわずか1.2%となっており、フリーランスの8.8%に比べると、高収入を得ることが難しくなっています。

しかし40代、50代と年齢層が上がるにつれて、会社員エンジニアの方が年収が高くなる傾向があります。

これは企業に所属していると、年功や経験年数で役職者に昇進していくからだと考えられます。

こうした傾向から、スキルに自信があれば、フリーランスに転身した方が若いうちから高い年収を稼げるようになると言えます。

フリーランスエンジニアになるメリットとは?

フリーランスエンジニアは、自分の能力だけが頼りの厳しい環境ではありますが、次のようなメリットもあります。

1.ライフプランに合わせた働き方ができる

フリーランスエンジニアになると、自分のペースやライフプランに合わせた働き方ができるのが一番の魅力です。

受ける仕事の種類やペースから働く場所まで、自分の裁量で決めることができます。

嫌な仕事を無理に押し付けられることはなく、単価が低く納期が厳しい仕事を断って、より良い条件の仕事を選んで受注することもできます。

スキルが高く仕事に困らないエンジニアほど、自分の希望を通すことが可能です。

「IT人材白書2016」(※1)の調査によると、自分のライフプランに合わせた働き方ができたと答えたフリーランスエンジニアは、約8割を超えています。

(※1)出典:独立行政法人情報処理推進機構「IT人材白書2016」

2.自らのスキルや実績次第で、年収アップの可能性がある

フリーランスエンジニアになると、自分のスキルや実績次第で、大きく年収がアップする可能性があります。

高いスキルと実績のあるフリーランスエンジニアには、報酬が高くても、クライアントは仕事を発注してくれるでしょう。

「IT人材白書2016」(※1)の調査によると、フリーランスエンジニアに転身した人のうち、おおよそ半数が年収アップに成功したと答えています。

その反面スキルが低いエンジニアは、仕事がもらえなかったり、単価の低い仕事しか受注できないリスクもあります。

半数が年収アップに成功していないことを考慮すると、フリーランスエンジニアとして年収アップを成功させるのは容易でないことも想像がつきます。

(※1)出典:独立行政法人情報処理推進機構「IT人材白書2016」

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失敗しやすいフリーランスエンジニアの特徴

フリーランスエンジニアとして失敗しやすいのは、次のような人です。

スキルの範囲が狭い人

フリーランスエンジニアに必要とされるスキルは、日々変化していきます。

それに対応するには、新しい技術を学習し、習得する必要があります。

新しい知識の習得を嫌がる人はスキルの範囲が狭まり、クライアントのニーズに応えられないため、失敗する可能性が高くなります。

自己管理ができない人

フリーランスエンジニアは、仕事の進捗からスケジュールまで、すべての管理をすべて自分で行う必要があります。

また安定雇用ではないので、健康を害して仕事ができなくなれば、収入は無くなってしまいます。

仕事から健康状態などの生活習慣まで、きちんと自己管理ができない人は、フリーランスエンジニアとして失敗するおそれがあります。

断るのが苦手な人

フリーランスエンジニアが収入をアップさせるには、報酬の高さだけでなく、仕事の効率が重要になります。

時間を有効に使うには、効率の悪い仕事を断ることも必要です。

依頼された仕事を断るのが苦手な人は、フリーランスエンジニアとして失敗するおそれがあります。

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フリーランスエンジニアで年収1,000万円達成するため4つの条件

年収1,000万円は、フリーランスエンジニアにとって大きな目標でしょう。

高い年収を稼ぎだすフリーランスエンジニアになるためには、以下の4つの条件を満たすことが必要です。

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1.営業力を磨く

フリーランスエンジニアは、自分で仕事を取って来ないと収入を得ることができません。

そのため、クライアントから仕事を得るための営業力は必須です。

収入を増やすには営業力を磨く必要があります。

2.自己研鑽を欠かさない

今後もニーズが拡大するITスキルは、国策となったDXを扱うスキルです。

DXに関する技術には、UI/UXの設計や構築、さらにAIやIot、ブロックチェーンに関するものなどがあります。

高い年収を誇るフリーランスエンジニアには、将来的に必要とされるスキルを見極め、常に自己研鑽を欠かさない姿勢が必要です。

3.信頼を築き人脈を広げる

フリーランスエンジニアが収入を増やすには、クライアントとの信頼を築き、そこから人脈を広げ、クライアントの数を増やしていくことが重要です。

特定のクライアントに依存するより、できるだけ多くのクライアントと取引した方が、仕事がなくなるリスクを分散することができます。

そのためにはニーズに沿った提案を積極的に行うなど、クライアントの信頼を勝ち取る努力が必要です。

良好な信頼関係が構築できれば、人脈が広がり、新たな仕事の受注につながることが期待できるでしょう。

4.高単価案件が豊富なエージェントを利用する

営業力に自信がなかったり、営業することが煩わしくエンジニアの仕事に専念したい人もいるでしょう。

その場合は、高単価の案件を保有するフリーランスエンジニア専門のエージェントに登録するのがおすすめです。

エージェントは、クライアントが発注する案件を紹介したり、納期や単価の交渉、契約手続きを代行してくれます。

エージェントには、受注した案件に応じて手数料を払う必要がありますが、営業に要する時間や労力を節約して、エンジニアの仕事に集中することができます。

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まとめ

フリーランスエンジニアは、スキルや営業力があれば、若くても高年収を稼ぐことができます。

また受ける仕事や働く場所を自由に選べるなど、ライフプランに合わせた柔軟な働き方も実現できます。

スキルに自信のある人は、若いうちにフリーランスに転身した方が、高い年収を得られる可能性があります。

ただしスキルが低かったり、自己管理や自己研鑽を怠ると、会社員時代より年収が減るおそれもあります。

フリーランスエンジニアとして高年収を稼ぐには、

  • 営業力を磨く
  • 自己研鑽につとめる
  • 信頼や人脈を広げる

といった努力のほか、

  • フリーランスエンジニア専門のエージェントに登録する

ことも有効です。

努力とやる気次第では、年収2,000万円や3,000万円も夢ではありません。

フリーランスエンジニアとして理想的なワークライフバランスを実現しながら、高い年収を実現しましょう。

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CAREERUPSTAGE編集部

転職サイトやエージェントは何を選ぶかではなく、『どう使いこなすか』にフォーカスしたWEBメディア。株式会社アシロの転職メディア編集部による、転職エージェントの賢い『使い方』とキャリアアップ実現の方法論を解説。

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