傷病手当金の受給を考えている方のなかには「労務不能証明書って何？」「どうやってもらえるの？」と気になる方もいるでしょう。

そこで、本記事では労務不能証明書とはどんな書類か・発行してもらう際の流れを解説します。

この記事を読めば、労務不能証明書の概要や取得方法が明確にわかるでしょう。

傷病手当金の申請を考えている方は、最後まで読んでみてください。

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労務不能証明書とは？

労務不能証明書は、病気やケガで働けないことを医師が証明する書類です。

傷病手当金の申請で必要になる書類で、医師の診断書とは異なります。

ちなみに、傷病手当金は業務外の病気やケガで働けなくなった際に健康保険から支給される手当です。

労務不能証明書があれば、働けない状態であることを客観的に示せるため、傷病手当金を受給したい場合は必ず作成してもらいましょう。

場合によっては、病気やケガにより休暇を取得する際に、会社から提出を求められることもあります。

労務不能証明書を取得する際の流れ3ステップ

ここでは、労務不能証明書を取得する際の流れを解説します。

それではひとつずつ見ていきましょう。

1. 医師の診察を受ける

まずは、医師の診察を受けましょう。

病状を踏まえ、働けない状態かどうかを医師が判断します。

診察を受ける前に、自身の病状をしっかり伝えられるよう準備しておくとスムーズです。

2. 症状を明確に伝える

医師の診察を受ける際は、自身の症状を明確に伝えてください。

たとえば「腰痛で長時間のデスクワークが難しい」「冷房下での作業で関節痛が増す」などのように伝えれば、医師も労務不能状態かどうか判断しやすいでしょう。

また、傷病によって業務にどのような支障が出ているか医師にイメージしてもらえるよう、業務内容についてもできる限り正確に伝えるのが望ましいです。

3. 労務不能証明書を受け取る

診察を受けた後、医師に労務不能証明書の作成を依頼しましょう。

診断内容と必要な期間を確認したうえで発行されるケースが多いです。

記載内容が正確かどうかをチェックし、証明書の記載ミスを発見したら、医師に訂正を依頼しましょう。

問題がなければ、指定された機関や会社に提出してください。

ちなみに、傷病手当金の申請期限は療養のため労務不能となった日ごとにその翌日から2年なので、早めに提出しましょう。

傷病手当金の申請に不安がある方は社会保険給付金サポートを活用しよう

傷病手当金の受給を検討している方のなかには

「申請方法が難しくてよくわからない…」
「手続きが面倒だから受給を諦めようかな…」

と悩んでいる方もいるでしょう。

傷病手当金の申請に不安がある方は、「社会保険給付金サポート」を活用することを検討してみてください。

社会保険給付金サポートは、傷病手当金・失業保険などの給付金の申請について、専門家からアドバイスを受けられます。

利用者は3,000人以上にのぼっており、人によっては自分で申請する場合よりも受給額が増える可能性もあります。

傷病手当金の手続きがわからず困っている方や、傷病手当金の受給で損したくない方は、社会保険給付金サポートを利用してみましょう。

サービスの利用前に無料のWeb説明会や個別面談に参加できるので、まずはどのようなサポートを受けられるのか確かめてみてください。

労務不能証明書に関するよくある質問

最後に、労務不能証明書に関するよくある質問に回答します。

労務不能証明書に関して疑問点がある方は、チェックしてみてください。

労務不能証明書の発行料金はいくら？

労務不能証明書の料金は、一般的には2,000～4,000円程度です。

ただし、医療機関によって料金は異なるので、事前に確かめておくことをおすすめします。

労務不能証明書を提出したのに拒否された場合の対処法は？

健康保険から拒否された場合は、まず証明書を発行した医療機関に連絡しましょう。

拒否された理由を確かめたうえで再発行を依頼してください。

また、会社から拒否された場合は、労働基準監督署や弁護士に相談するのも方法のひとつです。

まとめ

労務不能証明書は、病気やケガで働けないことを証明する書類です。

傷病手当金の申請で必要なので、受給を考えている方は医師に作成を依頼しましょう。

医師の診断を受ける際は、病状や業務内容をできるだけ正確に伝えると、医師も労務不能状態かどうかを判断しやすくなります。

傷病手当金の申請で不安がある場合は、社会保険給付金サポートを利用してみることも手段のひとつです。

まずは、無料のWeb説明会や個別面談に参加して、自分に合ったサポートを受けられるのかチェックしてみてください。