エンエージェントの評判は?特徴やメリット・使い方まで徹底解説

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本記事は、転職エージェント公式サービス(リクルート・マイナビ・ビズリーチ等)の広告リンクを含みます。
ただし、当サイト内のランキングや商品(商材)の評価は、当社の調査やユーザーの口コミ収集等を考慮して作成しており、提携企業の商品(商材)を根拠なくPRするものではありません。

転職活動をスムーズに進めて理想の転職を叶えるためには、転職エージェントの利用がおすすめです。なかには、エンエージェントの利用を検討していて、評判が気になる方もいるのではないでしょうか。

結論から伝えると、当メディアで独自の調査をおこなった結果、エンエージェントには良い評判が多いとわかりました。

エンエージェントを利用して満足できたか
※ユーザーアンケートより抜粋
調査日:202384
調査方法:インターネット調査
調査対象者:エンエージェントの利用者300

特に、「紹介求人の多さや質」を高く評価している方が多く、転職サポートに対する満足度の高さがうかがえます。

その一方で、「メールの多さ」や「地方求人の少なさ」などの悪い評判もいくつか見られました。

そこで、本記事では、エンエージェントのサービスの評判はもちろん、口コミとして多く挙げられている特徴やメリット・デメリットなど、エンエージェントについて気になることを徹底解説します。

この記事を参考にすることで、エンエージェントが自分に合ったサービスかどうかを判断できるはずです。

目次

エンエージェントの口コミと評判

こちらの項目では、エンエージェントの口コミを紹介し、その内容をもとにエンエージェントを利用するメリットやデメリットについて解説します。

先にエンエージェントの良い口コミ・悪い口コミをそれぞれまとめると、次のようになりました。

良い口コミ 悪い口コミ
求人の幅が広かった
適性診断が参考になった
自分に合った求人を紹介してもらえた
使いやすかった ・キャリアパートナーが親切だった
質の悪いキャリアパートナーに当たった

大手エージェントと比べると求人数が少なかった

地方求人があまりなかった
※ユーザーアンケートより抜粋
調査日:202384
調査方法:インターネット調査
調査対象者:エンエージェント利用者300

次項からは、エンエージェントを利用するメリット・デメリットを口コミと併せて紹介します。

口コミからわかるエンエージェントのメリット

冒頭でも伝えたように、エンエージェントの評判はおおむね良好で、良い口コミが多く見られました。

エンエージェントのメリットをまとめると、次の5つの内容が挙げられます。

  • 幅広い求人から紹介してもらえる
  • 適性診断で理想の仕事や働き方、強みを把握できる
  • 診断結果をもとに自分に合った求人を紹介してもらえる
  • アプリで担当者とやり取りできるのが便利
  • 話しやすいキャリアパートナーが多い

口コミ・評判をもとに、どのような点がエンエージェントの強みといえるのかを説明します。

幅広い求人から紹介してもらえる

情報が多く自分にあった紹介先が見つかりやすいところ
(大阪府 40代男性)

一般公開されてない、良い企業と出会えた。
(大阪府 40代男性)

数多くの求人から紹介してもらえたことが満足感につながっている方が多いようでした。求人数の多さや種類の豊富さは、転職エージェントを選ぶうえでも大事な要素といえます。

びっくりするようレベルの話をもってきてくれたから
(大阪府 40代男性)

たくさんある求人で、知らなかった求人を紹介してもらえたこと。日程調整などもしてもらえたこと。
(千葉県 30代女性)

なかには、自分では考えてもいなかったような好条件の求人を紹介された方もいるようです。エンエージェントからの紹介が、転職活動の幅を広げるきっかけになるかもしれません。

適性診断で理想の仕事や働き方、強みを把握できる

自身の性格や価値観など理解して誠意を持った対応をしていただけた。
(東京都 50代男性)

エンエージェントでの初回面談時には、思考の特徴や性格の特性、職務の適性などを診断する「適性診断」と、志向確認のためのアンケートが実施されます。これだけ充実した診断を受けられるだけでも、エンエージェントを利用するメリットがあるといえるでしょう。

さらに、60分~90分にわたる入念なキャリア面談がおこなわれるため、理想の仕事や働き方、自身の強みを明確にできるはずです。

次の転職先に望むことが明確になっていない状態で転職活動を開始した方でも、自分の適性ややりたいことなどが徐々にわかってきて、より理想に近い転職を叶えやすくなるでしょう。

診断結果をもとに自分に合った求人を紹介してもらえる

自分のレベルに合った会社を紹介してもらえたことと、適正診断テストの結果が細かく、しっかりと自己分析が出来たので、エンエージェントを利用して良かったです。
(埼玉県 40代男性)

自分に合った色んな企業を紹介してくれる
(埼玉県 30代女性)

エンエージェントでは、上記で説明した適性診断とキャリア面談を経て、キャリアパートナーから求人を紹介してもらえます。診断結果や面談のヒアリング内容をもとに求人を選んできてくれるので、マッチング精度の高い求人紹介につながっているのでしょう。

アプリで担当者とやり取りできるのが便利

いつでもどこでも手軽に転職活動ができる
(山口県 40代女性)

エンエージェントでは専用のスマートフォンアプリ「エンエージェント マイページ」を使って、担当キャリアパートナーとやり取りできます。

メッセージを確認するためにエンエージェントのWebサイトを開く必要がないため、通勤時間や会社の昼休みなどの隙間時間で転職活動を進められます。思い立ったときにすぐに転職活動ができる「手軽さ」も良い評価につながっているようです。

話しやすいキャリアパートナーが多い

自分の弱い、強い部分を第三者の目線で答えられて面接に役に立った。履歴書の書き方も勉強になった。
(福岡県 40代男性)

転職活動を行う上で様々なアドバイスや履歴書の書き方等も教えてくれる
(兵庫県 30代女性)

優秀なスタッフさんにサポートしていただけて様々なアドバイス等いただけるところ
(京都府 30代女性)

担当者が専門領域に強くて頼りになったこと、転職サービスとして総合的な質が高いと感じました。
(東京都 40代男性)

エンエージェントでは、キャリアアドバイザーを「キャリアパートナー」と呼び、一人ひとりの求職者を専任でサポートしてくれます。本音で相談しやすいキャリアパートナーが多く、担当者との相性が良かった」と満足する方が多いようです。

アンケート内で、担当パートナーとの相性について質問したところ、75%の方が本音で相談できていたことがわかりました。

キャリアパートナーと本音で相談できたか
※ユーザーアンケートより抜粋

担当のキャリアパートナーと本音で話せることは、後悔しない転職を成功させるためにも重要だといえるでしょう。

口コミからわかるエンエージェントのデメリット

実際に使ってみて、満足している方が多いエンエージェントですが、それでも悪い口コミやデメリットはあります。大きなデメリットとして次の2つが挙げられます。

  • キャリアパートナーのサポートにばらつきがある
  • 大手エージェントと比べると求人数が少ない

どのような部分に注意すべきか知ったうえで、エンエージェントの利用を進めていきましょう。どうしても合わない場合には、ほかの転職エージェントを利用したほうが効率的なケースもあるかもしれません。

キャリアパートナーのサポートにばらつきがある

連絡がしつこい
(福岡県 30代女性)

焦らずじっくり考えたり、調べたりしたいのに早く成約したいのか連絡がしつこくせかされて不快だった
(埼玉県 40代女性)

キャリアパートナーは転職のプロですが、人対人のサービスであるため、求職者によって相性の良し悪しに差が出ることもあるでしょう。

たとえば、頻繁に連絡を受けた際に、「連絡がしつこい」と感じる方もいれば、「細かく連絡を取ってくれた」とプラスに捉える方もいるかもしれません。

キャリアパートナーの能力に関わらず、考え方やタイミングなどによって、担当者と合わないと感じてしまうケースもあるのです。

もし、キャリアパートナーと相性が悪いと感じた際には、カスタマーセンターに伝えることで担当者を変更してもらえる可能性があります。

大手エージェントと比べると求人数が少ない

地方の求人が少ない
(鹿児島県 30代女性)

紹介件数の少なさが一番の不安材料
(北海道 50代男性)

エンエージェントの求人数は、大手転職エージェントに比べると少ない傾向があります。

実際、大手転職エージェントである「リクルートエージェント」「doda」「マイナビエージェント」と公開求人数を比べると、以下のような違いがありました。

転職エージェント 公開求人数
エンエージェント 6,500
リクルートエージェント 432,000
doda 205,000
マイナビエージェント 46,000
※求人数は20238月時点

公開求人数だけを見ると、大手の10分の1以下になることもあるため、求人数の少なさが紹介件数や選択肢の少なさにつながってしまう可能性があるかもしれません。

ただし、良い評判にもあったように、エンエージェント利用のメリットとして「求人の質の良さ」も挙げられます。保有求人数が大手と比べて少なかったとしても、条件が良い求人に出会えるのであれば、登録しておいて損はないでしょう。

また、求人数の少なさは「転職エージェントへの複数登録」でカバーできます。

リクルートエージェントの調査によれば、転職活動の際に1社だけに登録したと回答した方は全体の約27%で、残りの約73%の方は2社以上の転職エージェントを利用したと回答しています。連絡やスケジュール管理などの対応に支障が出ない範囲で、2社〜3社程度の転職エージェントに登録するのがおすすめです。

【参考記事】転職エージェントは何社利用するのが良い?|リクルートエージェント

口コミと評判からわかるエンエージェントがおすすめの人

ここまで、口コミ・評判をもとにエンエージェントのメリット・デメリットを説明しました。その内容を踏まえたうえで、自分に合った転職エージェントかどうかを判断することが大事です。

この項目では、エンエージェントがどのような方に向いているかを紹介します。先にまとめると、転職に関して次のような考え・傾向がある方にエンエージェントはおすすめです。

  • やりたい仕事が明確でない人
  • 転職先の業界・職種を決めていない人
  • 初めて転職活動をする人
  • 30代以降で転職する人

やりたい仕事が明確でない人

上でも触れましたが、エンエージェントでは1時間程度の念入りな適性診断と面談がおこなわれます。これによって、客観的に自分の仕事に対する考え方や得意分野などを把握できるでしょう。

やりたい仕事が明確でない方にとって、これだけでもエンエージェントを利用する大きな意味になるはずです。たとえ希望に合う求人を見つけられなくても、得られた気づきは今後の就職活動の指針にすることができます。

転職先の業界・職種を決めていない人

上の内容とも類似していますが、エンエージェントは転職先の業界や職種を決めていない人にもおすすめできる転職エージェントです。

その理由としては、適性診断や面談が充実していることと、求人の幅が広く、様々な業界・職種の求人を取り扱っていることが挙げられます。

特に、希望の業界・職種が定まっていない方は、条件を絞りすぎていないため、キャリアパートナーから多岐にわたる提案を受けられるでしょう。

その結果、良い口コミにも見られたように、期待以上の求人を紹介してもらえることもあるかもしれません。

初めて転職活動をする人

初めて転職活動をする方にもエンエージェントはおすすめです。繰り返しますが、適性診断や面談で把握できる自分の希望する働き方や職種、自身の強みなどは、これから転職活動を進めるうえでの軸にもなり得ます。特に、初めて転職活動をする方にとって、ぜひ取り入れておきたい内容といえるでしょう。

また、エンエージェントに登録すると、面接対策や応募書類の添削など、転職活動のサポートもきめ細やかにおこなってもらえます。

口コミ・評判にあったように、相談しやすいキャリアパートナーが多いため、安心して転職サポートを任せられる環境が整っているのも特徴です。

30代以降で転職する人

当サイトが300名におこなったエンエージェント利用者に対するアンケートの結果、「エンエージェントを利用して満足できた」と答えた方は、20代だけでなく、30代〜50代でも7割前後と多いことがわかりました。

エンエージェントを利用して満足できましたか?
※ユーザーアンケートより抜粋

転職活動は年齢とともに難度が高くなる傾向があり、「求人を紹介されない」「担当者から厳しいことを言われた」などのマイナスな感想が出てきやすくなるのが一般的です。

しかし、エンエージェントでは30代~50代の方からも高評価を得ている転職エージェントであるため、30代以降で転職をしようと考えている方にもおすすめといえるでしょう。

エンエージェントが人気な理由3

ここまで、口コミ・評判をもとにエンエージェントの特徴を紹介しました。この項目では、公式サイトの情報をもとに、エンエージェントの特徴や大きな特徴3について解説します。

まず、エンエージェントの基本情報は以下のとおりです。

エンエージェント
サービス名 エンエージェント
運営会社 エン・ジャパン株式会社
公開求人数 6,725件
非公開求人数 15,000
対応地域 全国/海外
面談場所 東京/名古屋/大阪/福岡
20238月現在、転職相談は全て電話またはWebで実施されています。
対応職種 営業・マーケティング系・事務・管理系・経営・経営企画・事業企画系・コンサルタント系・技術・専門職系・不動産系専門職・サービス・流通系・金融系・クリエイティブ系
公式サイト https://enagent.com
20238月時点

15,000件の非公開求人を保有している

エンエージェントでは、一般的な転職サイトに公開されていない「非公開求人」が約15,000件保有されています。

非公開求人には、次のような特徴があります。

  • 人気の求人で応募が殺到しやすい
  • 求める人物像やスキルが限定されている
  • 競合他社に知られたくないような重要ポジションの募集
  • 好条件の求人や珍しいポジションの募集

場合によっては採用される可能性が高かったり、書類選考を免除されたりすることもあり、求職者側からみても非公開求人にはメリットが多いでしょう。

ハローワークや転職サイトでは見つからないような、「自分に合った求人」と出会うきっかけになるかもしれません。

業種や職種ごとに専門のキャリアパートナーがいる

エンエージェントには、業界や職種ごとに専門のキャリアパートナーがいます。

キャリアパートナーは、以下のような「得意分野」別にカテゴリー分けされていて、各業界の知識や企業とのつながりを持ち合わせているのが特徴です。

  • 営業・マーケティング系
  • 事務・管理系
  • 経営・経営企画・事業企画系
  • コンサルタント系
  • 技術系(ITWeb・通信系)
  • 技術系(電気・電子・半導体)
  • 技術系(機械・メカトロ・自動車)
  • 技術系(化学・素材・食品)
  • 技術系(建築・設備・土木・プラント)
  • 技術・専門職系(メディカル)
  • 不動産系専門職
  • サービス・流通系
  • 金融系
  • クリエイティブ系

【参考記事】得意分野別のキャリアパートナーを探す|キャリアパートナーのご紹介|エンエージェント

また、それぞれのパートナーのプロフィールには、「海外展開ありの企業に強い」「経歴書指導に自信あり」などの特徴も掲載されています。業界トレンドや転職ノウハウに基づいて、的確なアドバイスを受けられるでしょう。

独自の適性診断テストが受けられる

エンエージェントでは、登録後、初回面談の際に3E-p」と呼ばれるエンエージェント独自の適性診断テストを受けます。

15分間で90問の質問に答えると、回答結果から以下の5つが測定されます。

  • 性格特性
  • 創造的思考性
  • コミュニケーション力
  • エネルギー量
  • 職務適性

初回面談では、求職者からヒアリングした内容と適性診断テストの結果をもとに、マッチする業種や職種をキャリアパートナーから提案してもらえます。数値に基づいた提案であるからこそ、希望に沿った求人紹介に期待できるでしょう。

「どんな仕事が向いているのかわからない」という20代や30代の方は、エンエージェントに登録することで、自分に合った仕事探しのヒントが得られるかもしれません。

利用前に確認しておきたいエンエージェントの注意点

エンエージェントは無料で利用できるうえ、適性診断や手厚い転職サポートなどのメリットが多いエージェントですが、利用にあたって注意しておくべき点もあります。

自分に合っていないのに無理に使い続けてしまうと、時間が無駄になったり、余計なストレスを感じたりすることも起こり得るでしょう。

エンエージェントを利用するにあたって知っておきたい注意点を3つ紹介します。

担当者の専門性が低い可能性がある

エンエージェントのキャリアパートナーは、得意分野や専門領域が割り当てられていますが、必ずしも業界知識や転職支援の経験が豊富であるとは限りません。担当パートナーによっては、経験や知識が十分でない可能性もあるでしょう。

上でも触れましたが、担当者の専門性が低いと感じた場合には、担当パートナーの変更を依頼することができます。

変更後もパートナーに満足できないようであれば、それはあなたがさらに専門性の高い転職サポートを希望している可能性が考えられます。ハイクラス向け転職エージェントや専門分野に特化している転職エージェントも、並行して利用してみるのがおすすめです。

地方の転職求人が少ない

地方在住の方からいくつか寄せられたのが、「地方の求人の少なさ」に対する悪い口コミです。エンエージェントの公式サイトには求人検索機能があり、全国47都道府県の求人が掲載されています。

しかし、大都市と地方を比較すると、公開求人数に差があることは明らかです。

都道府県 公開求人数
(※20238月時点)
東京都 4,114件
大阪府 1,040件
栃木県 130件
和歌山県 133件

【参考記事】求人検索|エンエージェント 

このことから、エンエージェントの拠点がある東京・大阪・名古屋・福岡とその周辺の大都市以外は、紹介される求人数が少ない可能性があるでしょう。

ただし、前述したように、エンエージェントの口コミには求人の質の良さを評価する声も多く集まっています。

紹介される求人数は少なくても、希望に合った求人や非公開求人を紹介してもらえる可能性もあるため、まずは登録しておいて損はないはずです。

求人票に企業名が掲載されていないものがある

多くの転職エージェントでは求人票に企業名を公開していますが、エンエージェントには、まれに企業名が非公開となっている求人もあるようです。

掲載する企業としては、競合他社に求人情報を知られたくないといった意図があるのかもしれませんが、求職者側からすると情報が不足していて不安に感じられるかもしれません。

詳しい求人情報を得るためには、登録してキャリアパートナーから情報を得る必要があり、人によっては手間がかかると感じる方もいるでしょう。

ただし、以前は企業名の非公開が多く見られたようですが、20238月時点ではほとんどの企業名が公開されているので、大きな問題と捉える必要はないかもしれません。

エンエージェントに登録してから転職を成功させるまでの流れ

ここでは、エンエージェントに登録してから転職が完了するまでの一連の流れを説明します。転職活動の状況にもよりますが、次のような流れで転職先を見つけていくのが一般的です。

  1. 登録・申し込み
  2. キャリア面談を受ける
  3. キャリアサポートを受ける
  4. 求人を紹介してもらう
  5. 求人に応募する
  6. 採用試験や面接を受ける
  7. 内定をもらう
  8. 後任者への引き継ぎ・退職と転職先への入社準備
STEP
登録・申し込み

エンエージェントを利用するためには、登録をおこなう必要があります。連絡先を登録することにより、担当者から連絡が届くようになります。

エンエージェントのサービスに申し込みするまでの流れは、以下のとおりです。

  1. エンエージェントの公式サイトにアクセス
  2. 「転職支援サービスに申し込む(無料)」ボタンをクリック
  3. 申し込みフォームに必要事項を記入
  4. 利用規約とプライバシーポリシーを確認したうえで、「転職サポートに申し込む(無料)」ボタンをクリック
  5. 申し込み完了

申し込みフォームでは氏名や連絡先等の個人情報や就業状況などを入力します。難しい内容ではないので、10分程度で登録を完了できるでしょう。なお、登録や利用に料金はかかりませんので、安心してください。

 

STEP
キャリア面談を受ける

申し込み完了後は、1営業日~3営業日以内に事務局から電話、もしくはメールにて連絡が届き、キャリア面談の日程を調整します。面談は次の方法でおこなわれるので、自身の都合が良い方法でカウンセリングを受けるようにしましょう。

  • オフィス面談(東京/大阪/名古屋/福岡)
  • 電話面談
  • Web面談

なお、20238月現在、全ての面談は電話、またはWebで実施されているようです。

また、キャリア面談までに履歴書・職務経歴書の事前提出を求められることがあるかもしれません。初回面談までに書類に目を通してもらえると、ある程度情報を共有してからキャリアパートナーとの面談に臨めるので、できる限り準備しておくことをおすすめします。

 

STEP
キャリアサポートを受ける

担当となったキャリアパートナーは、マンツーマンであなたの転職活動をサポートしてくれます。求人紹介だけでなく、次のようなサポートも受けられるため、必要に応じて対応を依頼しましょう。

  • キャリアや転職に関する相談
  • 応募書類の添削
  • 面接対策
  • 企業との面接日程調整
  • 内定後、入社日・年収などの条件交渉
  • 入社後のアフターフォロー
STEP
求人を紹介してもらう

カウンセリングの結果をもとに、担当者から求人を紹介してもらえます。エンエージェントの評判を見てみると、この求人紹介の部分で良し悪しを判断している方が多いようです。

順調にいく方であれば、希望の求人が紹介されて転職までスムーズに進む一方で、そうでない方は紹介がなかったり、希望に沿わない求人が紹介されたりします。

求人紹介に満足できない場合には、担当者に直接希望を伝え直すこともできますが、あまりにも続くようであれば、担当者変更やほかの転職エージェントの利用も検討しましょう。

 

STEP
求人に応募する

希望する求人が紹介されたのであれば、担当者を介して企業に応募します。基本的に面接日程や応募手続きなどは担当者がおこなってくれるので、担当者と連絡を取りながらできるだけ早くに対応していきましょう。

その間に応募書類の添削や面接対応などのサポートをしてもらえるため、必要であればパートナーに希望を伝えてください。

 

STEP
採用試験や面接を受ける

書類選考を通過したあとは、決まった面接日や試験日に企業に出向くなどして面接・試験を受けます。

繰り返しますが、エンエージェントでは面接対策もおこなってもらえるので、不安がある方は十分に準備をしてから本番に臨むようにしましょう。

 

STEP
内定をもらう

試験・面接の結果により、採用の可否が決まり、エンエージェントを通じて求職者に結果を通知されます。内定後は入社日を具体的に決めていきますが、入社に向けた調整代行もキャリアパートナーから受けられる転職サービスのひとつです。現職との兼ね合いも考えながら、希望の入社日を伝えてください。

もし、内定がもらえなかった場合には、採用されなかった理由をもとにパートナーが次の求人を紹介してくれたり、対策を講じてくれたりします。

基本的にパートナーは転職先が決まるまで徹底してサポートしてくれるので、一度や二度の不採用でもくじけずに転職活動を続けましょう。

 

 

STEP
後任者への引き継ぎ・退職と転職先への入社準備

基本的に今の職場を辞めたり引っ越ししたりする準備は、内定をもらったあとにおこないます。退職の意思表示から退職日までの期間も、一般的に1ヵ月程度は要するため、後任者への引き継ぎを含めた今の職場の状況も考えたうえで転職先への入社日を決めましょう。

その辺りの退職・入社準備のアドバイスもパートナーから受けられるので、不安があれば気軽に相談してください。また、退職までの期間が長引きそうな状況であれば、パートナーが転職先に入社日の交渉をしてくれるケースもあります。

 

エンエージェントで転職に失敗しないためのポイント

上記でエンエージェントの利用の流れについて説明しました。しかし、転職を成功させるためには、転職エージェントに任せっきりにするのではなく、自身でも協力・工夫をしながら転職活動をおこなうことが大切です。

この項目では、エンエージェントでの転職を失敗させないためにやっておくこと・注意することを解説します。

転職の悩みを担当者に遠慮なく相談する

キャリアパートナーは複数の求職者を相手に転職サポートをおこなっています。なかには、「こんな質問していいのだろうか?」と遠慮してそのままにしてしまう方も少なくないでしょう。

しかし、転職の悩みやわからない部分は早めに聞いたほうが、パートナーに対応してもらいやすいことが多いようです。

少しでもわからないことや希望に沿っていないようなことがあれば、遠慮なく本音で伝えるようにしましょう。

エンエージェント側から信頼を失う行為を避ける

パートナーも人であるため、信用を損なう行動を取った場合には、求人紹介を後回しにされたり、積極的な転職支援を受けられなくなったりすることが起こり得ます。

転職エージェントを利用するうえで、パートナーに対して次のような行動を取ることは厳禁です。

  • 連絡を返さない・返信が遅れる
  • 期限までに応募書類等を提出しない
  • 希望条件ばかり伝えて、アドバイスを聞き入れない
  • 経歴・成果等の嘘をつく

自身の転職活動であるのに、全てにおいて受け身の「お客様感覚」では、思うように転職先が決まらないかもしれません。

あくまでも転職するのは自分自身であるため、主体的に転職活動に向き合い、積極的に行動することを忘れないでください。

複数の転職エージェントを併用する

前述したように、エンエージェントだけでは求人数が少なかったり、担当者と相性が悪かったりして、順調に転職先が決まらないことも起こり得るでしょう。

そこで、エンエージェントと併用していくつかの転職エージェントも利用しておくことをおすすめします。

ただし、ほかの転職エージェントからも同様に連絡を受けることになるため、連絡等のキャパオーバーにならない程度の利用に留めておきましょう。一般的には2社〜3社程度を利用している方が多いようです。

理想は、エンエージェントよりも求人数が多い大手転職エージェントと、業界・職種や地域に特化した転職エージェントを併用することです。

転職エージェントを併用すると、受けられるサービスの比較をしたうえで自分に合うエージェントを判断しやすくなるため、エンエージェントに慣れてきたら併用も検討しましょう。

エンエージェントに関してよくある質問

最後に、エンエージェントの利用に関して多く見られた3つの質問に対して回答します。

エンエージェントは40歳以上の転職でも利用できますか?

40歳以上の方でもエンエージェントの利用は可能です。多くの転職エージェントでは年齢制限を設けておらず、エンエージェントも例外ではありません。

ただし、エンエージェントに限らず、年齢が上がるにつれて転職が難しくなる傾向があります。エンエージェントだけでなく、求人数が多い複数の転職エージェントも利用して、少しでも紹介される求人を増やすことが重要です。

エンエージェントとエン転職は異なるサービスですか?

エン・ジャパンが運営する転職支援サービスには、エンエージェントとは別に「エン転職」もあります。こちらは、エンエージェントとは別のサービスで、転職サイト」としての役割を担っています。

転職エージェントと転職サイトの違いをまとめると次のとおりです。

スクロールできます
転職エージェント 転職サイト
求人の探し方 キャリアアドバイザーに希望条件を伝えて求人を紹介してもらう 求職者が自分で求人を検索して気になった企業に応募する
求人数や質 非公開求人が保有されていることがあり高収入や人気の求人を紹介される可能性がある 公開求人が多く、地域やポジション、給与などの条件を絞って検索できる
相談窓口 キャリアアドバイザーに直接相談できる 基本的に相談窓口はない。Q&Aやコラムなど、転職ノウハウを発信しているサイトも多い
サポート体制 相談だけでなく、応募書類の添削や面接対策も可能。面接や入社日等の日程調整や企業との給与交渉をしてくれることもある 基本的にサポートはない
利用料金 無料 無料

エン転職には約8万件(※)の求人があり、自分で応募できる手軽さが特徴です。しかし、自力で転職活動を進める必要があるため、初めて転職活動をする方や転職に不安がある方、今後のキャリアに迷いがある方は、転職成功までサポートを受けられるエンエージェントのほうが向いているかもしれません。

2つのサイトを併用し、まずはエン転職で気になる求人を探してみて、エンエージェントで類似する求人を紹介してもらうのもよいでしょう。

(※)エン転職の公式サイトより

エンエージェントの退会方法は?

エンエージェントを退会したい際には、担当者にメールで伝えるのが一般的です。ほかにも、電話や問い合わせフォームから退会の意思を伝える方法もあります。そもそも無料のサービスであるうえ、退会するにあたって違約金なども発生しないため、金銭的な面での心配は不要です。

なお、音信不通から自然に退会状態にすることは、避けたほうが賢明です。キャリアパートナーは常時複数の求職者の対応をしているため、退会を決めたのであれば速やかに退会の意思を伝えましょう。

もし、ほかの方法によって転職先が決まったとしても、その旨を正直に伝えれば問題ありません。

まとめ

エンエージェント

本記事では、エンエージェントの評判をもとに、メリット・デメリットや活用方法などを説明しました。

エンエージェントに登録すると、約15,000件の非公開求人から自分に合った求人を紹介してもらえる可能性があります。登録・利用は完全無料なので、まずは登録してみるのがおすすめです。そのうえで、適性診断やキャリアパートナーとのキャリア面談を受けてみて、あなたに合った転職エージェントかどうかを判断するとよいでしょう。

良い評判が多いエージェントであるため、あなた自身も転職に対して前向きな行動を心がければ、担当パートナーから心強い転職サポートを受けられるはずです。ぜひ、転職活動を有意義なものにするためにも、エンエージェントを上手に活用してみてください。

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転職サイトやエージェントは何を選ぶかではなく、『どう使いこなすか』にフォーカスしたWEBメディア。株式会社アシロの転職メディア編集部による、転職エージェントの賢い『使い方』とキャリアアップ実現の方法論を解説。