「dodaの書類選考に通らない理由は？」
「dodaとの併用におすすめの転職エージェントはある？」

dodaは、求職者の転職活動をサポートする充実した転職エージェントサービスです。

しかし、dodaの利用者のなかには書類選考に通過できずに悩んでいる方も一定数存在します。

書類選考に通過できない場合は、dodaで書類選考に通過できない理由を考えたり、通過率を高めるコツを確認したりすると良いでしょう。

本記事では、dodaの書類選考に通らない理由や通過率を高めるためのコツを詳しく解説します。

dodaの書類選考に通らない理由は？

dodaの書類選考に通らない理由として考えられるのは、次のとおりです。

それぞれ詳しく解説します。

dodaを利用しているのにもかかわわらず、書類選考に通らなくて悩んでいる人は、ぜひ参考にしてみてください。

転職回数が多い

dodaの書類選考に通らない理由として、転職回数が多い点が挙げられます。

転職回数があまりにも多いと勤続年数が短いことから、忍耐力が低いと判断されやすいほか、dodaからも自分の軸がなく諦めやすい性格と思われてしまいます。

また、企業によっては転職回数の多さを足切りとしているケースもあり、転職を繰り返していると、書類選考の時点で落とされる可能性が高い傾向にあります。

新卒者が3年以内に転職する確率は30%ですが、20代の場合は1〜2回が許容範囲であり、3回以上の場合は多いと判断されることが多いでしょう。

年齢が高い

転職する際の年齢が高齢な場合は、dodaの書類選考に落ちる可能性が高くなります。

企業は20代や30代など若い人材を採用したいなどと、年齢の基準を設けて採用している場合が多いです。

とくに、未経験歓迎の求人の場合は経験やスキルよりもポテンシャルが重視されるため、より若者を採用したいと考える企業は多くなります。

また、40代や50代はマネジメントスキルのある人材を採用したいと考えている企業が多くなるため、書類選考の難易度が高くなる点も、理由の1つと考えられます。

経験・スキルが企業の求める条件に合わない

経験やスキルが企業の求める条件に適していないと、dodaの書類選考には通過できないかもしれません。

企業は求人に、次のように具体的な経験やスキルの条件を記載しています。

応募の時点で企業の求める条件を満たしていないと、書類選考には基本的に通過できません。

また、dodaのキャリアアドバイザーは求職者とのヒアリングをもとに求人を紹介しており、応募要件を満たしていない求人も含まれている場合があります。

ですので、企業へ応募する際は、応募要件の確認を入念におこない、満たしている場合のみ応募するようにしましょう。

ブランク期間が長い

社会人を辞めてからのブランク期間が長いと、dodaの書類選考に通らない可能性があります。

仕事に従事していない期間が長いと、企業に求職者に働く意欲がないことや、スキルレベルの低さを懸念されてしまいます。

とくに、出産や育児、病気など以外の理由で離職期間が3か月以上ある場合は、より書類選考に通過しにくくなるため注意が必要です。

すでにブランク期間がある方は、企業の採用担当者が納得できるような理由を考え、説明できるようにしておきましょう。

dodaの社内選考に落ちている

dodaを含めた転職エージェントサービスは自身のみではなく、多くの方が利用しています。

企業側に少しでも条件にマッチした人材を紹介するために、dodaでは社内選考がおこなわれています。

そのため、dodaの社内選考に落ちると応募した企業に書類が送られることがないため注意が必要です。

書類に不備がある

企業の書類選考では、履歴書や職務経歴書の提出が求められますが、書類に不備がある場合は落とされる可能性が高い傾向にあります。

書類の内容を多少間違えたレベルであれば、即不採用となるケースは少ないですが、あまりにも間違いが多いと問題視される可能性があります。

また、誤字脱字が多すぎて何を伝えたいのかがわからない場合や、記載されている情報に間違いがある場合などは、不採用につながってしまうでしょう。

ですので、書類の提出前には、誤字や脱字がないかの確認や正しく情報を記載するようにしてください。

担当者への返信が遅い

dodaの担当者への返信が遅い場合も、書類選考に通らない原因となります。

返信が遅いと転職活動への意欲が低いと見なされ、ほかの熱意のある求職者を優先的にサポートされてしまう場合があります。

仮に、希望条件にマッチする企業が見つかり応募した場合に返信が遅いと、書類選考に通過できたものの面接日程の調整が難しいなどの事態を招く可能性もあるでしょう。

レスポンス力は仕事に取り組むうえでも重要になるため、担当者への返信は可能な限り迅速におこなうように心がけてください。

dodaの書類選考通過率

dodaの調査によると、dodaを利用した人の書類選考通過率は平均20%程度です。

20社程度応募して4社のみ通過する計算であるため、書類選考に通過するのは難しく「dodaの書類審査に通らない」と悩みを抱えている方がいると考えられるでしょう。

書類選考は企業側が面接に進む人材を見極めるためにおこなうため、なかなか通りにくいと考えておいてください。

ですので、書類選考では自身の経験やスキルを具体的に記載してアピールし、少しでも選考の通過率を上げるように努めましょう。

dodaの書類選考が遅い理由

dodaを利用していると、書類選考の結果連絡が遅い場合もありますが、考えられる理由としては次のとおりです。

それぞれ詳しく解説します。

なぜ書類選考の結果が遅いのかを確認し、悩みすぎないようにしましょう。

キャリアアドバイザーが多忙

dodaの書類選考が遅い理由として、キャリアアドバイザーが多忙な点が挙げられます。

キャリアアドバイザーは普段20〜30人と複数の求職者の転職活動をサポートしており、激務化している場合があります。

仮に、求職者同士の応募が複数重なると、一人ひとりに十分な時間を避けずに、書類選考の連絡が遅れてしまいがちです。

とくに、転職する人が増加する1月〜3月は遅れが発生しやすくなるため、書類選考が遅い場合は、担当者が多忙であると考えましょう。

掲載している求人に応募が殺到している

応募した求人が多くの人からの応募が殺到している場合も、dodaの書類選考が遅れる原因の1つです。

掲載した求人に応募が殺到していると、キャリアアドバイザーではなく企業の採用担当者が応募者の書類選考に時間を要します。

また、知名度の高い企業や人気企業であるほど、応募数も多くなるため、採用担当者の書類選考はより多くの時間がかかるでしょう。

応募書類の確認に時間がかかっている

応募した企業が、履歴書や職務経歴書などの応募書類の確認に時間を要している場合も、dodaの書類選考が遅い原因といえるでしょう。

書類選考は、企業の求めるスキルや人物像であるかを見極めるために重要なステップです。

さまざまな応募者との書類を比較し、より求める人材に近い人物を採用するために、多くの時間を書類選考に費やしています。

企業が求める人材を採用するために採用担当者が慎重に書類をチェックしている場合も、書類選考が遅くなる要因と考えておきましょう。

社内選考をおこなっている

dodaでは、企業の求める人材かどうかを見極めるために社内選考をおこないます。

dodaを含めた転職エージェントは、企業の求める人材を紹介し、採用されると報酬が得られる仕組みです。

社内選考をおこなわずに適当な人材をdodaに紹介すると、企業側から優秀な人材を保有していないと思われてしまいます。

その結果、企業側との取引がなくなり、報酬が減る可能性があるため、多くの時間をかけて社内選考を実施しています。

企業側が求める人材にマッチする求職者を提案するためにも、企業側との調整に時間を要し、書類選考が遅れている可能性があることも考えておきましょう。

dodaでの書類選考通過率を高めるコツ

dodaでの書類選考通過率を高めるためには、次のコツを意識してみてください。

それぞれ詳しく解説します。

書類選考になかなか通過できない場合は、ぜひ参考にしてみてください。

書類添削をキャリアアドバイザーに依頼する

履歴書や職務経歴書の作成経験が少なく、どのような内容を書けば良いかいまいちわからない場合は、書類添削をキャリアアドバイザーに依頼してみてください。

求人情報や業界・職種の内容を熟知しているキャリアアドバイザーに相談すると、希望する企業の求める人材にマッチした求人へブラッシュアップできます。

また、内容の確認のみではなく、誤字脱字チェックも併せておこなってもらえるため、企業の書類選考に通過できる確率を高められるでしょう。

職務経歴書の内容を企業によって変更する

dodaからは希望条件にマッチした多くの求人を紹介してもらえますが、内容は使いまわさずに企業ごとに変更するようにしましょう。

企業の採用担当者は普段から多くの求人を確認しており、使いまわした文章の場合は、一目確認するだけで見抜かれる可能性が高いです。

とくに、企業や業界によって志望動機や自身が活かせるスキルなどは大きく異なります。

企業や業界の特徴をよく分析し、職務経歴書の内容を企業によって変更するようにしてください。

過去の経験や実績を数字を用いて具体的に説明する

職務経歴書や履歴書で過去の経験や実績をアピールする際は、具体的な数字を用いて説明するようにしましょう。

たとえば「前職では営業職として2ヶ月で〇〇の商材を100万円売り上げました」「6ヶ月の大型プロジェクトで30人規模のチームメンバーをマネジメントしました」などです。

また、具体的な数字を用いると、採用担当者は経験や実績を自社で活かす際のイメージが湧きやすく、採用してもらえる確率を上げられます。

ですので、書類は面接よりも具体的な内容を伝えないと伝わらない場合が多く、企業の求めるスキルや経験がある場合でも、数値を用いて具体的に説明しましょう。

経験のある仕事内容を漏れなく記載する

過去に経験のある仕事内容は、めんどくさがらずに漏れなく記載しましょう。

主な業務のみを記載していると、採用担当者に適当に書類を作成しているとネガティブなイメージを与えてしまう可能性があります。

さらに、経験のある仕事内容が複数ある場合に数ページにまとめようとする人もいますが、無理にまとめると内容を薄くなり、採用担当者に伝わらない可能性が高くなってしまいます。

過去の仕事内容は無理にまとめるのではなく、書類が多くなっても、採用担当者にきちんと内容が伝わるように漏れなく記載するようにしてください。

キャリアアドバイザーを変更してもらう

dodaの書類選考に通過できないのは、キャリアアドバイザーが原因の場合もあります。

多くのキャリアアドバイザーが在籍しており、自身と性格が合わずに納得のいくサポートが受けられない場合も少なくありません。

そのため、書類選考の通過率を上げるためにも、キャリアアドバイザーと合わないと感じる場合は、dodaに変更してもらうように依頼をかけてみてください。

自身と相性の良いキャリアアドバイザーと転職活動に取り組めば、企業の書類選考に通過できる確率を上げられるでしょう。

他の転職エージェントと併用する

dodaを利用してもなかなか書類選考に通らない場合は、他の転職エージェントとの併用もおすすめです。

dodaは多くの業界や職種の求人を扱い、サポートする総合型転職エージェントですが、特化型の転職エージェントを併用すると転職活動がうまく進む可能性があります。

たとえば、システムエンジニアを目指している場合は、IT業界特化の転職エージェントを利用すると、より充実したサポートを受けられます。

また、併用するとより多くの企業の求人紹介が受けられるため、企業の書類選考に通過できる可能性も高くなる点もおすすめのポイントです。

関連記事：転職エージェントおすすめ比較ランキング！人気エージェントの選び方を年代・職種別に一覧で解説

dodaの書類選考に通らない場合の併用におすすめな転職エージェント

dodaの書類選考に通らない場合に併用する際におすすめの転職エージェントは、次のとおりです。

それぞれ特徴やおすすめできる点を詳しく解説します。

どのような転職エージェントを併用するべきか悩んでいる人は、ぜひ参考にしてみてください。

リクルートエージェント

マイナビエージェント

ビズリーチ

dodaの書類選考に通らないに関するよくある質問

dodaの書類選考に通らないに関するよくある質問は、次のとおりです。

それぞれ詳しく解説します。

同様の悩みを抱えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

社内選考中かどうかを見分ける方法はありますか？

dodaを含む転職エージェントは、書類選考の結果を転職エージェント経由で通知します。

企業から直接連絡が来るわけではないため、社内選考か企業の選考で落ちたのかを確認することは困難です。

しかし、書類選考の結果通知の速さから社内選考中かどうか見分けられる可能性があります。

また、dodaは求職者のサポートをするキャリアアドバイザーと求人企業担当のリクルーティングアドバイザーに担当が分かれています。

求人応募の際にはリクルーティングアドバイザーが書類を確認しますが、企業の求める条件を満たしていない場合は、エントリーを止められるため社内選考に落ちたこととなります。

現職を辞めてから転職活動をしても問題ないですか？

問題ありませんが、可能な限り在職中に転職活動をおこなうのが望ましいです。

退職後に転職活動を進めると、次の転職先が確定するまでの間は収入のない状態で生活を続ける必要があります。

また、多くの貯金があれば問題ないかもしれませんが、少しずつ貯金が減ると経済的に余裕がなくなるでしょう。

さらに、経済的に余裕がなくなると焦りが生まれ、転職活動に悪影響を及ぼす可能性が高い傾向にあります。

焦りから適当に転職活動を進めてしまうと、転職後に後悔する可能性も高くなるため、毎月収入を得られながら転職活動をおこなえる在職中が望ましいです。

選考終了後にdodaから連絡がこないのはなぜですか？

企業側の選考終了後にdodaから連絡が来ないのは、次のような理由が考えられます。

いずれもdoda側に問題があるため、連絡がこない場合は担当のキャリアアドバイザーに確認を取るようにしてください。

まとめ | 書類選考の通過率を上げるためにはdodaと他の転職エージェントの併用がおすすめ

dodaの書類選考になかなか通らない場合は、理由について考え、対策を講じる必要があります。

書類に不備がある場合やそもそも企業の求める条件を満たしていない場合など、さまざまな理由が考えられるでしょう。

ですので、書類選考の通過率を少しでも上げるためには、キャリアアドバイザーへ書類の添削を依頼したり、他の転職エージェントと併用したりすることがおすすめです。

とくに、dodaと他の転職エージェントを併用すると、より多くの求人紹介が受けられるほか、希望条件に適した転職サポートが受けられます。

転職活動を成功させるためにも、リクルートエージェントやマイナビエージェントなどの転職エージェントを併用し、希望条件にマッチした企業の書類選考の通過率を上げましょう。