結論、アパレル業界で派遣社員として働きたい方は、iDAを利用するのもひとつの方法です。

本記事では、iDAの良い評判・悪い評判から見えてきたメリット・デメリットやiDAの利用に向いている人・向いていない人の特徴、iDAを有効活用するためのポイントを解説します。

実際に投稿されているリアルなiDAの評判も紹介しますので、本記事を最後まで読めば、あなたがiDAを利用すべきかを判断できるでしょう。

　

関連記事：アパレル業界の転職に強いおすすめの転職エージェント11選と賢い選び方

iDAの良い評判からわかるメリット

まずは、iDAの良い評判からわかる3つのメリットを解説します。具体的には以下のとおりです。

ひとつでも惹かれるメリットがあるなら、iDAを利用したほうが良いかもしれません。詳しく解説します。

海外ブランドの求人も取り扱いがある

ハイブランドからカジュアルまで幅広く扱っていますし、首都圏を中心に全国で対応していますよ。

引用元：Yahoo！知恵袋

マイナビやリクナビ使いましたよ！
あとは大手のエージェント系で希望出せば良い採用情報手に入る場合もあるので活用すると良いと思います！
確かIDAはかなりアパレル系に特化してるので、ラグジュアリーで働きたいならおすすめですね。

— ヌフヌフ (@neufneuf_99) February 28, 2022

iDAの取り扱いブランド例

引用元：iDA

iDAは、ハイブランドからカジュアルブランドまで、さまざまなアパレル系の求人を取り扱っています。海外系のハイブランドに強いのも特徴のひとつです。

5,000種類以上のブランドと取引実績を持っているため、iDAを利用すれば、あなたは自分の好きなブランドで働けるかもしれません。

また、iDAは外資系ハイブランドなどの人気の非公開求人も多数取り扱っています。

長期雇用を狙える

引用：人材派遣とは｜iDA

iDAには、「アンバサダー制度」という独自のサービスがあります。

アンバサダー制度とは、iDAの正社員として派遣先のブランドで働ける採用方法です。正社員としてiDAと長期雇用を結べば、毎月安定した収入を得られます。

この制度を使えば、さまざまなブランドへ派遣されるため、ブランドごとの接客方法を学べるメリットがあります。

また、派遣先で磨いた接客スキルは、新たなキャリアアップにも役立つはずです。

以下は、iDAの正社員・契約社員の求人と正社員登用が可能な求人の掲載数です。

以上の結果から、iDA経由で派遣社員や契約社員として採用されたとしても、正社員になれる可能性があるといえます。

サポートが充実している

求人サイト経由で応募した案件がたまたまiDAさんの案件で‥最初はそんな感じの出会いでした。

応募したら、連絡してきて登録を促されて送られてくるのは当初の求人サイトに載せていた案件ではなく‥全然違う業界や職種そんな事がザラでしたアデ○やリクルー○スタッフィングは特に酷く、電話登録会に話をすると「その案件は他の候補者を紹介します」「もうクロージングしてます」「選考に進むことが出来ませんでした」要はその求人は最初からなかった見せ求人です。

でもここは違いました‥自分が考えてなかった様な高級ブランドの案件を紹介してくれて、そこに応募すると他にも複数希望に沿った会社を紹介してくれました。そしてちゃんと先方に自分のデータを渡してくれます。勝手に無理だと門前払いせず、候補者に夢を与えてくれます。

こんな会社があったんだなぁもっと早く出会えていたらなぁと考えてしまいます。

引用元：派遣ひろば

この口コミから、iDAはキャリアカウンセラーによるサポートが充実していることがわかりました。

iDAに登録すれば、あなたの希望に合った求人探しや書類選考・面接対策まで幅広いサポートが受けられます。

あなたが希望する働き方やブランドにマッチした求人のみ紹介してもらえるため、転職活動を効率的に進められるでしょう。

さらに、履歴書や職務経歴書の添削や面接対策では、キャリアアドバイザーがブランドごとに合った選考対策を練ってくれるため、選考通過率の改善も期待できます。

iDAは、あらゆるサポートが充実しているため、転職活動に初めて挑む方でも安心して利用できるでしょう。

iDAの悪い評判からわかるデメリット

続いて、iDAの悪い評判からわかる3つのデメリットを、実際の口コミも紹介しながら解説します。

転職エージェントの利用を検討する際は、良い部分だけではなく、悪い部分にも目を向けることも大切です。詳しくみていきましょう。

釣り求人に出会う可能性がある

派遣も色々あるけど、IDAは釣りが多いからオススメは出来ないなぁ。。

— うめ@着物練習中 (@cats_pawpads) October 12, 2020

登録させるだけ。時間の無駄でした。ネットで掲載している仕事は現在募集を終了していると言われ、数週間後にまだ変更せず掲載していて、こういう適当な会社なんだなと感じました。

引用元：Googleマップ

iDAには、登録者数を増やすために、待遇が良い架空の求人である「釣り求人」が掲載されていると言われています。

待遇が良い求人を掲載すれば、iDAのイメージアップにつながり登録者を増やせます。

しかし、利用者側からすれば、そもそも応募できないため、何のメリットもないのです。

さらに、iDAには募集が終了している求人が掲載されているケースもあります。他の企業よりも明らかに待遇が良く、長期掲載されている求人には注意しましょう。

担当者の質が一定ではない

IDAで2年ほど勤めました。

給料明細を自分でちゃんと調べないと、間違えて振り込まれてる事が5回ほどありました。

間違いの指摘を説明しても担当者は理解しておらず、全て細かく書かないと分かってなかったです。

コロナが落ち着いたら挨拶来ますと言われてましたが、

コロナが落ち着いてからも担当者の挨拶もなく、メインがLINEでのやりとりのみです。

本社の対応も、対応する人によって最悪です。

気持ち程度のボーナスも出たりするので良いところもありますが…

細かく自分で調べたり、電話をかけて調べたり出来る人じゃない限りおすすめできません。

引用元：派遣ひろば

口コミの中には、担当者に連絡しても数日間返信が来なかったり、連絡が取れなかったりするケースもあるそうです。

とくに、アパレル業界での業務経験がない方に対しては、担当者がサポートを後回しにする傾向があり、対応が遅れてしまうケースが多いと言われています。

中には、担当者の対応を評価する口コミもあるため、決してアドバイザー全員の対応が悪いわけではありません。

しかし、利用者側は担当アドバイザーを選べないので、対応が良くない担当が就いてしまう可能性もゼロではないでしょう。

正社員や地方求人の取り扱いが少ない

地域にもよると思いますが、案件はそれほど多くない。

ずっと同じものばかりであまり新規案件の開拓はしていないようです。

選択肢が少ないので、ある程度妥協が必要かと思います。

表向きは「顔合わせ」ですが、面接同等の回答を準備しておく事や、利用した事のないお店の場合は店舗で受けた接客の感想を述べられるように事前に店舗へ行くようにと言われました。

面接だと思っておいたほうが良いです。

担当は人により当たり外れがあると思います。相談など親身に聞いてくれる方もいますし、事務的で淡々としている方も居ます。

こちらから何も連絡しなければ基本放置な印象。就業中の訪問は一切無く、初日の同行もあったりなかったり。コーディネーターとのやりとりは連絡もこまめで丁寧な対応が大変好印象です。

引用元：派遣ひろば

iDAは全国的にサービス展開していますが、掲載求人の多くは東京・大阪・名古屋などの主要都市であり、地方エリアの求人数は少ない傾向です。

そのため、エリアによってはアパレル・ファッション系の求人自体を探すことが難しい場合があります。

しかし、iDAは派遣求人も多く取り扱っているため、他の転職サービスと比べても、アパレル・ファッション系の求人は多い印象です。

iDAの基本情報

iDAは、アパレル・ファッション業界に特化した人材派遣・紹介サービスです。

派遣社員や契約社員、正社員向けのさまざまな求人を取り扱っているため、希望条件に合った企業を見つけやすいメリットがあります。

また、業界について学べるeラーニング制度もあることから、知識を習得できることにも定評があります。

さらに、派遣先での正社員登用や昇格などの実績もあるため、業界内でスキルアップを目指したい方にもおすすめです。

設立年数	1999年3月
公開求人数	15,101件
本社所在地	東京都渋谷区代々木2丁目2−1 小田急サザンタワー 7F
運営会社	株式会社iDA（アイ・ディ・エー）

iDAの利用に向いている人の特徴

次に、iDAの利用に向いている方の特徴を3つ解説します。具体的には以下のとおりです。

これらの要素にあなたがひとつでも当てはまっていれば、iDAを利用することをおすすめします。

派遣を視野に入れている人

派遣社員として転職したい方は、iDAを利用することをおすすめします。

なぜなら、iDAが主に取り扱うのは派遣の求人であるためです。

以下では、2024年4月時点におけるiDAの取扱い求人数を雇用形態別にまとめました。

派遣求人の割合が圧倒的に多いため、派遣社員になりたい方がiDAを使えば、さまざまな派遣求人の中から、自分に合った企業を見つけられる可能性があります。

全体としては、アパレル・コスメ、化粧品、アクセサリー系の販売職の求人が多い傾向です。

あなたが気になる業種がひとつでもあるなら、iDAへ登録し、転職したい企業がないかを調べてみましょう。

アパレル求人をたくさん見たい人

アパレル系の求人を1社でも多く見たい方にも、iDAの利用は向いています。

iDAはアパレル・ファッション業界に特化しているため、総合型の転職サイトのように、イチから希望業界を絞り込んで求人を探す必要がありません。

アパレル・ファッション求人の中から、気になる求人を効率的に探せるはずです。

なお、iDAの求人数は全体としては多くないため、他の転職サイトも併用しましょう。

エージェントの支援を重視しない人

転職サービスを選ぶ際に、エージェントの支援を重視しない方もiDAの利用に向いています。

評判を見る限り、iDAにおけるエージェントの対応の評判はあまり良くないためです。

中には丁寧に対応してくれる担当者もいるはずですが、「エージェントの対応が悪かった」という口コミも散見されます。

エージェントから支援を受けずに、自分のペースで転職活動を進めたい方は、iDAの利用をおすすめします。

iDAの利用に向いていない人の特徴

次に、iDAの利用に向いていない方の特徴を3つ解説します。具体的な特徴は以下のとおりです。

「自分に当てはまってるな…」と思う特徴があったら、iDAの利用は避けたほうが良いかもしれません。

詳しく解説します。

確実に正社員になりたい人

確実に正社員になりたい方は、iDAの利用には向いていません。

その理由は、iDAの約8割が派遣求人であるため、あなたに合う正社員求人を見つけられない可能性があります。

仮に、あなたがどうしても働きたいブランドの派遣求人がiDAに掲載されている場合、まずは派遣社員として転職し、正社員の道を目指すのもありかもしれません。

ただし、確実に契約社員から正社員になれるとは限らないため、注意が必要です。

アパレル求人に興味がない人

そもそもアパレル求人に興味がない方にも、iDAの利用はおすすめしません。

iDAはアパレル・ファッション業界に特化しているため、アパレル求人に興味がない方は、転職したい企業を見つけられない可能性が非常に高くなります。

エージェントの支援を手厚く受けたい人

評判を調べた限りでも、iDAのエージェントの対応の質はムラが大きいと言えます。

エージェントから手厚く支援してもらいたい方は、iDAを利用しても「対応が手薄い」という不満を抱える可能性があります。

そのような方は、iDA以外の転職サービスを検討するのがおすすめです。

本記事の後半では、iDA以外におすすめのアパレル・ファッション業界に強い転職エージェントを紹介します。

「iDA以外の選択肢もある」ということを念頭に入れて、検討してみてください。

iDAの登録～就業までのステップ

次に、iDAの登録から就業までの具体的なステップを解説します。

一つひとつ確認していきましょう。

1：iDA登録・キャリアシート入力

公式サイト右上の「かんたんエントリー」をクリックし、アカウント登録に進みましょう。

基本的なプロフィールのみ入力すれば、アカウント登録は1分ほどで完了します。アカウント登録が完了したら、キャリアアドバイザーとオンラインか電話で面談をおこないます。

2：転職相談・求人紹介

面談で擦り合わせした内容をふまえて、キャリアアドバイザーがあなたの希望条件にマッチした求人を紹介してくれます。

気になる求人を見つけた場合は、直接キャリアアドバイザーに相談するか、求人ページの「応募する」ボタンからエントリーに進みましょう。

3：応募・選考

気になる求人へエントリーした後は、iDAがあなたの代わりに企業へ書類を提出してくれます。

また、面接の日程調整や面接結果の連絡などのやり取りも全てiDAが代行してくれます。

４:内定・入社

無事に内定が決まったら、iDAからあなたへ連絡が届きます。あなたが内定を承諾すれば、入社が決まります。

iDAを良い評判通りに利用するポイント

続いて、iDAを良い評判通りに利用するためのポイントを3つ解説します。具体的には以下のとおりです。

• キャリアについて相談する
• 担当者と頻繁に連絡をとる
• 複数の転職エージェントを活用する

これらのポイントを意識すれば、iDAを有効活用できる可能性は一気に上がります。詳しくみていきましょう。

キャリアについて相談する

1つ目のポイントは、転職活動の悩みをエージェントへ相談することです。

エージェントは、企業探しや希望条件、スキルアップなどを始めとした、転職に関するさまざまな疑問を解消してくれます。

キャリアアドバイザーへ相談すれば、あなたがアパレル業界にマッチしているかを確認できるため、転職後のミスマッチも防げるでしょう。

また、キャリアアドバイザーはオンライン面談や電話相談にも対応しているため、必要以上の工数もかけることなく、転職活動の悩みを効率的に解決できます。

担当者と頻繁に連絡をとる

基本的に、エージェントは多くの求職者と連絡をとっています。

あなたから連絡しない日が続くと、エージェントが持つ携帯電話の不在着信が他の求職者で埋まってしまうため、担当者自身があなたへ連絡することを失念してしまう可能性があります。

しかし、エージェントへ積極的に連絡すれば、担当者も気づきやすくなるため、サポートをスムーズに受けられるでしょう。

複数の転職エージェントを活用する

複数の転職エージェントを併用すれば、企業探しの選択肢を広げられます。

iDAは業界特化型のサービスであるため、さまざまな業界の求人を取り扱う総合型の転職サービスよりも求人数が少ない傾向にあります。

複数の転職エージェントを併用すれば、さまざまな求人の中から、自分に合う企業を見つけられる可能性が上がるでしょう。

【関連記事】転職成功には転職エージェントの複数利用がおすすめ！併用するデメリットや併用すべきタイミングも解説

iDAとの併用におすすめの転職エージェント3選

続いて、iDAとの併用におすすめのファッション業界に特化したエージェントを3つ解説します。

クリーデンス

クリーデンスは、アパレル・ファッション業界に特化した転職支援サービスです。

クリーデンスの一番の強みは、アパレル・ファッション業界の求人を多く取り扱っている点です。3,000社以上の企業の掲載実績をもっており、正社員・契約社員向けを中心とした、さまざまなブランド・職種の求人を探せます。

さらに、クリーデンスには、アパレル業界に精通したキャリアアドバイザーが多く在籍しています。アパレル業界に詳しい転職のプロが、あなたにマッチした求人をマッチングしてくれるでしょう。

エラン

エランは、アパレル・ファッション業界の求人に特化した求人情報サイトです。

エランでは、大手のアパレルブランドやデパート・百貨店、個人店などの求人を豊富に取り扱っており、アパレル・ファッション業界を志望する方には非常におすすめのサービスです。

また、デザイナーやショップ店員、パタンナーやディストリビューターなどのさまざまな職種の求人も多く取り扱っています。サイトの使い勝手もよく、転職サイトを初めて使う方にもおすすめの求人情報サイトです。

Fashion HR

ファッションHRは、ファッション業界に特化した求人情報サイトです。

また、ファッションHRに登録すれば、ファッション業界に強いエージェントから、スカウトメールや非公開求人を紹介してもらえます。全国エリアの求人にも対応しているため、地方エリアの方にもぜひおすすめしたい求人情報サイトです。

また、ファッションHRは「HR TALKS」という転職関連のコラムも掲載しています。ファッション業界への転職における注意点やポイントなどを知れるため、転職にまつわる疑問や不安を解消しやすいのもメリットです。

iDAの評判でよくある質問と回答例

最後に、iDAの評判において、よくある4つの疑問に対して回答していきます。

iDAの評判をフラットに見極めて、転職活動を有利に進めよう

本記事のまとめとして、以下3つのポイントに当てはまる方は、iDAの利用を検討してみてください。

1. 派遣社員として、アパレル・ファッション業界へ転職したい
2. エージェントのサポートを受けずに自分のペースで転職活動を進めたい
3. 転職活動を進めながら、転職した後に実践的に使えるスキルを磨きたい

さまざまな口コミ・評判を比較した結果、「iDAを利用して良かった」と述べる方には以上のような共通点があることがわかりました。

iDAは向き、不向きが分かれやすい転職サービスではありますが、業界特化型であり、派遣求人が豊富という独自のメリットもあります。

3つの要素に該当する方は、本記事で解説した活用ポイントも取り入れながら、iDAを活用してみてください。