ミドルの転職に登録したけれど、なかなか企業から連絡が来なくて悩んではいませんか？

スカウトの連絡が来ない理由を理解しておかないと、転職活動の期間が長引いてしまい、ストレスを感じてしまいます。

そこで本記事では、ミドルの転職へ登録後にスカウトが来ない理由を徹底解説しました。企業からスカウトされやすくするための対策や、ミドルの転職と併用したいおすすめの転職エージェントも紹介しています。

転職して自身のキャリアアップをしたい方は、ぜひ最後まで記事を読んでください。

関連記事：ミドル層におすすめの転職エージェントは？キャリア別と職種別・女性向けまで紹介

ミドルの転職でスカウトが来ない理由を6つ解説

ミドルの転職に登録すると、企業や転職エージェントから直接連絡が届くスカウト機能が使えます。

公式サイトから登録したにもかかわらず、スカウトが来ない理由は以下の6つです。

• ミドルの転職への会員登録が完了していない
• WEB履歴書を作成していない
• WEB履歴書が利用停止中になっている
• WEB履歴書を定期的に更新していない
• スカウトメールが迷惑メールに振り分けられている
• 企業のニーズとWEB履歴書の内容がマッチしていない

ミドルの転職への会員登録が完了していない

ミドルの転職への会員登録が完了していないと、企業や転職エージェントからのスカウトは届きません。

会員登録時にミスをしやすいポイントは、以下の3つです。

• 個人情報を入力したあとに登録ボタンを押していない
• メールアドレスを間違って登録している
• メールで届いた認証コードを入力していない

ミドルの転職へ登録するには、不正利用を防止するために認証コードの入力が必要です。認証コードを入力しないと登録は完了しないので、ミドルの転職からスカウトが来ない場合は会員登録が完了しているかを再度確認してください。

また、ミドルの転職で携帯キャリアのメールアドレスは使用できません。会員登録時は、GmailやiCloudなどのメールアドレスを使用しましょう。

WEB履歴書を作成していない

ミドルの転職へ登録後、WEB履歴書を作成しないと企業や転職エージェントからのスカウトは届きづらいです。

企業や転職エージェントは、あなたの職歴や保有する資格をWEB履歴書で確認し、採用活動をするからです。

ミドルの転職への登録後はWEB履歴書を作成し、企業の担当者や転職エージェントへ自身の経歴をアピールしましょう。

WEB履歴書は公式サイトから入力するだけでなく、WordファイルやPDFファイルのアップロードも可能です。

WEB履歴書が利用停止中になっている

ミドルの転職からスカウトが来ない場合、WEB履歴書の公開設定ページで「利用中」の表示になっているか確認してください。

WEB履歴書は公開・非公開を登録者が設定でき「利用停止中」にすると、企業や転職エージェントはあなたの登録情報を確認できず、スカウトメールも送れません。

ミドルの転職にログイン後、各種設定ページの中にある「スカウトの利用/WEB履歴書の公開先の設定」を選択し、WEB履歴書が「利用中」と表示されているかを確認しましょう。

WEB履歴書が「利用停止中」の場合は、更新ボタンをクリックして設定を変更してください。

WEB履歴書を定期的に更新していない

作成したWEB履歴書を定期的に更新しないと、スカウトは届きづらい傾向があります。

企業や転職エージェントの担当者は、更新頻度の高いWEB履歴書を優先的に見るからです。

例えばWEB履歴書を数年間更新していないと、すでに転職が決まった人や、転職への意識が低い人とみなされる恐れがあります。

ミドルの転職へ登録後は何度でもWEB履歴書を修正できるので、常に最新の状態になるように更新しましょう。

スカウトメールが迷惑メールに振り分けられている

ミドルの転職からスカウトが来ない理由の1つに、スカウトメールが迷惑メールのフォルダに振り分けられている可能性があります。

迷惑メールフォルダを定期的に確認し、企業や転職エージェントからのスカウトメールが届いていたら、設定を変更しましょう。

企業や転職エージェントからスカウトが届かないときは、迷惑メールフォルダに振り分けられていないかを確認しましょう。

企業のニーズとWEB履歴書の内容がマッチしていない

企業が採用したい人材のニーズとWEB履歴書の内容がマッチしていないと、スカウトの連絡は届きづらいです。

人材を採用する企業は、転職エージェントに支払う手数料や面接担当者の人件費、採用後の研修費用などのコストを削減したいからです。

スカウトの連絡が来ない場合はWEB履歴書の内容を見直して、保有する資格やスキル、業務経験を正確に反映させてください。

関連記事：転職サイトのスカウトの仕組みとは？好条件の見分け方やメリットを解説

ミドルの転職でスカウトされるための対策5選

ミドルの転職に登録後、企業や転職エージェントからスカウトされるための対策を解説します。

以下5つの対策を行い、転職活動を進めてください。

• WEB履歴書を詳細に記入する
• WEB履歴書を定期的に更新する
• 気になるボタンを活用する
• 転職エージェントの担当者に問い合わせる
• 複数の転職サイトや転職エージェントに登録する

WEB履歴書を詳細に記入する

ミドルの転職に登録後は、WEB履歴書を作成しましょう。

企業や転職エージェントの担当者は、登録されているWEB履歴書を確認し、スカウトメールを送信するからです。

WEB履歴書には、これまでの経歴や取得した資格、自己PRなどをわかりやすく記入してください。自己PRでは企業が求める人物像をイメージし、自身が提供できるスキルや役割をアピールしましょう。

また、キャリアを重ねたビジネスパーソンは、WEB履歴書に記入できる項目も多くなりがちです。

転職や異動の経験が豊富な方は、記入項目が増えすぎないように注意してください。

WEB履歴書を定期的に更新する

作成したWEB履歴書を定期的に更新すると、企業や転職エージェントからスカウトされる可能性は高くなります。

定期的に情報が更新されていると、転職に対して真剣に取り組んでいる印象を担当者に与えられるからです。

具体的には、社内異動や資格の取得、新しいプロジェクトを担当したときには、WEB履歴書を更新しましょう。

ミドルの転職へ登録後にスカウトの回数が減ってきた場合は、WEB履歴書の内容を見直してください。

気になるボタンを活用する

ミドルの転職からスカウトが来ないときには、気になるボタンを活用してください。

企業の紹介ページにある気になるボタンをクリックすると、求人情報に興味を持っていることを匿名で伝えられます。

気になるボタンをクリックされた企業はWEB履歴書を確認し、求める人材であればスカウトメールを送信する可能性があります。

また、気になるボタンをクリックした企業はメニュー画面の気になるリストに登録されるので、効率的に転職活動を進められるでしょう。

転職エージェントの担当者に問い合わせる

ミドルの転職からスカウトが来ない場合は、転職エージェントの担当者に問い合わせることも有効です。

ミドルの転職には企業の求人情報だけでなく、転職エージェントも登録しています。

2024年3月現在では423社の転職エージェントが登録しており、特定の業種やポジションに特化した担当者を探すことも可能です。

企業や転職エージェントからスカウトが来ない場合は、検索機能を活用して、希望する転職先に強い担当者を探しましょう。

複数の転職サイトや転職エージェントに登録する

自身の希望にマッチしたスカウトが来ない場合は、複数の転職サイトや転職エージェントへの登録をおすすめします。

転職サイトや転職エージェントはそれぞれ特徴があり、掲載される求人情報も異なるからです。

また、転職サイトは自身のペースで転職活動を進められますが、すべての情報を1人で集めるため作業量が多くなりやすいです。

転職エージェントに登録すると担当者が転職活動をサポートしてくれるので、内定までの時間を短縮できます。

関連記事：ハイクラス向けおすすめ転職エージェント・転職サイト比較ランキング｜年代別の転職成功のコツも解説​​

ミドルの転職と併用したいスカウト型の転職サイト

ミドルの転職と併用したい、おすすめのスカウト型の転職サイトを紹介します。

ミドルの転職からスカウトされやすい人の特徴4つ

企業や転職エージェントからスカウトされやすい人の特徴を解説します。

以下4つの特徴を持つ人は、転職活動をスムーズにおこなえるでしょう。

• 資格や高度なスキルを持っている
• 明確なキャリアプランを持っている
• 成長産業で働いた経験がある
• 管理職での実務経験がある

資格や高度なスキルを持っている

資格や高度なスキルを持っている人は、企業や転職エージェントからのスカウトが来やすいです。

ミドルの転職に求人情報を掲載する企業は、即戦力で活躍できる人材を求めているからです。

具体的には、以下の資格を保有すると転職市場での評価は高くなります。

• TOEIC
• 簿記3級以上
• ファイナンシャルプランナー（FP）3級以上
• 宅地建物取引士
• 中小企業診断士
• 公認会計士
• MOS（マイクロソフト・オフィス・スペシャリスト）

ミドルの転職からスカウトが来ない場合は、資格の取得も検討してください。

関連記事：30代転職におすすめの資格14選！有利になる資格の選び方を紹介

明確なキャリアプランを持っている

明確なキャリアプランを持っている人も、スカウトが届きやすい傾向があります。

キャリアプランとは、仕事を続ける中で、目指す方向性や目標を設定することです。

企業との面接ではキャリアプランを聞かれることが多く、将来の目標や自身の強み、弱みを具体的に説明できるように準備をしてください。

成長産業で働いた経験がある

これまでに成長産業で働いた経験がある人も、スカウトが来やすい人の特徴です。

成長産業では新しい技術やビジネスモデルの導入が進んでおり、最新の知識を転職先の企業にも活かせると判断されるからです。

また、成長産業は日々の変化が大きいので、転職先の働き方にも素早く対応できる可能性が高いです。

成長産業で働いた経験がある人は、転職市場で高く評価されるでしょう。

管理職での実務経験がある

管理職で実務経験がある人も、企業や転職エージェントからのスカウトが来やすくなります。

ミドルの転職にはハイクラス求人が多く掲載されており、部下のマネジメントを任せられる人材を求める企業が多いからです。

企業の詳細情報ページには、仕事内容や応募資格が具体的に記載されています。自身の経歴とマッチする企業を見つけたら、気になるボタンをクリックして企業の担当者にアピールしてください。

ミドルの転職の無料登録方法や使い方を紹介

ミドルの転職への無料登録方法を紹介します。

ミドルの転職をおすすめする人の特徴5つ

ミドルの転職をおすすめする人の特徴は、以下の5つです。

• 30代・40代のビジネスパーソン
• 年収1,000万円以上の求人を探している人
• 転職活動の手間を省きたい人
• 現職からキャリアアップしたい人
• 条件面で妥協をしたくない人

30代・40代のビジネスパーソン

ミドルの転職は、30代や40代を迎えたビジネスパーソンにおすすめの転職サイトです。

登録するユーザーの平均年齢は45歳で、ミドル層の人材を採用する求人を幅広く取り扱っています。

求人を掲載する企業もビジネス経験の豊富な人材を求めており、30代や40代で転職に成功した事例も多くあります。

公式サイトではミドルの転職を利用したユーザーからのレポートも掲載しており、転職を成功させる秘訣や体験談を参考にできるでしょう。

年収1,000万円以上の求人を探している人

ミドルの転職には年収1,000万円を超える求人が2万件以上も登録されており、年収を上げたい人におすすめする転職サイトです。

具体的には、以下のようなハイクラス求人が掲載されています。

• 経営者
• 経営幹部
• 営業部長
• 事業責任者
• 財務責任者

年収1,000万円を超える求人には複数の応募資格がありますが、これまでキャリアを磨いてきた人材にとっては魅力的な情報です。

現職から年収を上げたい人は、ミドルの転職を活用してください。

転職活動の手間を省きたい人

ミドルの転職には人材を募集する企業だけでなく、転職エージェントも登録しています。

転職エージェントはあなたの転職活動をサポートしてくれるため、企業情報の収集や面接の日程調整などの手間を省くことが可能です。

転職エージェントの担当者に希望する業種や年収、勤務地などを伝えておくと、条件にあった求人情報を提供してくれます。オンライン面談やチャットサービスを活用すると、移動時間の短縮や企業とのミスマッチを防ぐことも可能です。

ミドルの転職は、日々の業務や家事・育児で多忙な人におすすめします。

現職からキャリアアップしたい人

ミドルの転職はハイクラス求人を多数掲載しているので、現職からキャリアアップしたい人におすすめです。

ベンチャー企業の管理職や外資系企業のマネージャー、コンサルティングファームのシニアコンサルタントなどの求人情報が掲載されています。

また、アサヒグループジャパンや日本IBM、本田技研工業など、国内大手企業への応募も可能です。

経済産業省や国土交通省などの行政機関も求人を掲載しており、転職後のキャリアアップも期待できるでしょう。

条件面で妥協をしたくない人

ミドルの転職は求人検索機能が優れており、細かく条件を設定して情報を探せます。

転職の条件面で妥協をせずに、自身の希望にあった転職先を見つけることが可能です。

具体的には、以下のような条件を設定できます。

• 職種
• 業種
• 勤務地
• 年収
• 英語力
• 転勤なし
• 土日祝休み
• マネジメント業務なし
• 副業としての募集

英語以外にも中国語やスペイン語、フランス語などを指定して求人情報を検索できるので、海外勤務の経験や語学留学を活かした職種に転職可能です。

条件面で妥協をしたくない人は、ミドルの転職を利用して転職活動を進めてください。

ミドルの転職を利用するときの注意点3つ

ミドルの転職を利用するときの注意点は、以下の3つです。

• 20代の転職には向いていない
• ハイクラス求人の情報が多い
• 電話で問い合わせができない

20代の転職には向いていない

ミドルの転職は30代以降の求人情報が多く、20代の転職には向いていないサービスです。

求人を掲載する企業もミドル層の人材を求めており、20代のビジネスパーソンが登録してもスカウトが来ない可能性があります。

一方で、リクルートエージェントやマイナビエージェント、dodaなどのサービスは、20代の求人情報を豊富に取り扱っています。

ミドルの転職に登録しても企業からスカウトが来ない場合は、以下の記事を参考に他の転職サイトや転職エージェントに登録をしてください。

関連記事：20代転職サイトおすすめ比較ランキング【前半後半や女性向け】未経験・高卒向けの転職エージェントも解説

ハイクラス求人の情報が多い

ミドルの転職にはハイクラス求人の情報が多く、企業は資格保有者や高度なスキルを持った人材を求める傾向があります。

未経験の業種や業界に転職を希望しても、スカウトが来ない可能性もあるでしょう。

一方で、ミドルの転職の求人検索機能を使うと、幅広い求人情報から企業を選べます。

年収300万円以上の求人情報は25万件以上登録されているので、検索機能をうまく活用して自分にあった企業を選んでください。

電話で問い合わせができない

ミドルの転職は、電話での問い合わせに対応していません。質問やトラブルの際に、担当者と直接話すことはできないので注意してください。

ミドルの転職に問い合わせをする際は、お問い合わせフォームを利用しましょう。

関連記事：転職サイトのスカウトで落ちる理由5選｜スカウトを増やすコツを解説

ミドルの転職スカウトに関するよくある質問

ミドルの転職のスカウトに関する、よくある質問を4つ紹介します。

スカウトメールはいつまでに返信すればいい？

企業や転職エージェントから届いたスカウトメールは、できるだけ早く返信してください。

一般的なスカウトメールに返信期限はありませんが、素早く対応するとあなたの印象は良くなります。

一方で、テンプレートを使い自動送信されたスカウトメールへの返信は不要です。

届いたスカウトメールの内容を確認し、具体的な採用条件や業務内容などが書いている場合は素早く返信してください。

転職エージェントからのスカウトを断る方法は？

転職エージェントからのスカウトを断る際は、メールや電話で連絡をし、応募する予定がないことや転職活動の状況を説明してください。

担当者から提案された企業が希望する職種や業務内容のイメージと異なる場合は、自身のキャリアプランに一致しないと明確に伝えましょう。

転職エージェントからのスカウトを断ってもペナルティなどはなく、サービスの利用に影響はありません。

また、転職活動を中止し現職の仕事を続ける場合は、なるべく早く担当者に連絡をしてください。

ミドルの転職は50代・60代でも使える？

ミドルの転職登録者の平均年齢は45歳ですが、50代や60代のビジネスパーソンも利用できます。

公式サイトには50代・60代の転職体験レポートが約900件も紹介されており、ミドルの転職を活用した転職事例を確認できるでしょう。

一方で、採用する企業は50代や60代の転職者に、即戦力での活躍を期待しています。

年齢が上がると企業が人材に求めるスキルや職務経験も高くなることを理解して、転職活動を進めてください。

関連記事：50代で未経験転職は厳しい？スキルなしでも転職できる方法を解説

マイページに届いたスカウトメールが消えています

届いたスカウトメールが消えていた場合は、ミドルの転職と転職エージェントの契約が終了した可能性があります。

掲載企業一覧ページから転職エージェントを検索し、表示されない場合はミドルの転職に届いたメールは復元できません。

引き続きやりとりをする際は、インターネットで転職エージェントを検索し、担当者に連絡をしてください。

ミドルの転職からスカウトが来ない場合は転職エージェントを併用しよう

本記事では、ミドルの転職からスカウトが来ない理由や対策を解説しました。

企業や転職エージェントからスカウトが届かない場合は、WEB履歴書を作成して、定期的に内容を更新しましょう。

また、資格の取得やキャリアプランの作成も、転職を成功させるための有効な手段です。

それでもスカウトが来ない場合は、複数の転職サイトや転職エージェントへの登録をおすすめします。

関連記事：転職サイトのスカウトが「やばい」といわれる理由5選｜見極め方を解説