30代におすすめの派遣会社ランキング【タイプ別・職種別】失敗しない選び方を解説!

編集者
CUS編集部
株式会社アシロ
転職サイトやエージェントは何を選ぶかではなく、『どう使いこなすか』にフォーカスしたWEBメディア。株式会社アシロの転職メディア編集部による、転職エージェントの賢い『使い方』とキャリアアップ実現の方法論を解説。
本記事は転職エージェント公式サービス(ビズリーチ・マイナビ・リクルート等)のプロモーションを含みます。
ただし、当サイト内のランキングや商品(商材)の評価は、当社の調査やユーザーの口コミ収集等を考慮して作成しており、提携企業の商品(商材)を根拠なくPRするものではありません。
有料職業紹介許可番号:13-ユ-313782)の厚生労働大臣許可を受けている株式会社アシロが作成しています。

「派遣社員として働きたいけど、30代では不利だろうか」

「30代で派遣社員はやばいって本当?」

このように、30代で派遣という働き方を検討していながら、不安を抱えている方は少なくありません。

結論としては、30代で派遣社員として働くことは一般的であり、紹介される仕事も少なくはありません。自由度が高く、正社員やアルバイトでは得られないメリットがある派遣は、30代の方にもおすすめの働き方といえます。

とはいえ、派遣会社を適当に選んでしまうと、自分の希望通りの働き方ができず、貴重な30代を無駄にしてしまうかもしれません。

そこでこの記事では、おすすめの派遣会社をタイプ別・職種別に解説します。信頼できる派遣会社を見極めたい方はぜひ参考にしてみてください。

派遣会社への登録は無料です!

目次

30代の方がまずは登録すべき派遣会社ランキング

この章では、30代の方がまず登録すべき派遣会社を紹介します。

とりあえず派遣で働きたいと考えている方や、特に明確な希望がないない方は、ぜひいずれかの派遣会社に登録してみてください。

 

ランスタッド

ランスタッド

ランスタッド世界39の国と地域に4,400以上の拠点を持つ、世界最大級の人材サービス会社です。

大手企業を中心とする事務・オフィスワークから販売、エンジニアまで幅広い職種の求人を紹介してもらえます。未経験可や時短勤務、残業少なめといった高待遇の求人を取り扱っており、条件にこだわりたい30代の方はまず登録すべき派遣会社といえるでしょう。

さらに、各種保険や年1回の定期健康診断、年次有給休暇や育児・介護休暇など、手厚い福利厚生があるのも見逃せません。ライフスタイルの変化に伴って働き方を変えたい場合や、キャリアの悩みが生じた際は、対面または電話で有資格者に相談することができるのもメリットといえます。

ハイクラス向けの転職エージェントもあるため、派遣で経験を積んでから正社員にキャリアチェンジしたい方にもおすすめの派遣会社です。

公開求人数10,267件
※事務派遣・正社員の求人数
対応地域東京、大阪、名古屋、福岡など全国
雇用形態派遣/紹介予定派遣/正社員/契約社員/アルバイト・パート
運営会社ランスタッド株式会社
公式サイトhttps://www.randstad.co.jp/
※2023年8月時点

アデコ

アデコ

スイスに本拠地を置く世界最大級の派遣会社「アデコ」は、求職者と企業の想いを結びつける「ビジョンマッチング」を強みとしています。

これまでの経歴やスキルだけではなく、理想とする働き方、なりたい自分といった仕事への想いを深くヒアリングされるのが特徴です。求職者だけではなく、企業にも同様のヒアリングをおこなっているため、価値観の合う企業とマッチングしやすくなっています。

就業中に生じた悩みや、将来のキャリアビジョンなども定期的にキャリアコーチに相談できるため、派遣会社に初めて登録する方も、スキルアップを目指す方にも幅広くおすすめできる派遣会社といえます。

アデコでは通常の登録型派遣だけではなく、期限に定めがない「無期雇用派遣」といった働き方の支援もおこなっています。実際にアデコで就業中の方のうち4人に1人(※)が「無期雇用派遣」で働いており、雇用や収入が安定したり、月給制・賞与制といった高待遇を受けられたりするのが特徴です。

無期雇用派遣で就業するためには、一定の条件を満たしたうえで選考を受ける必要があります。詳しくは登録時に担当スタッフに尋ねてみてください。

※アデコ「ハケン2.5」のサービス説明動画を参照

公開求人数14,691件
対応地域東京、大阪、名古屋、福岡など全国
雇用形態派遣/紹介予定派遣/プロジェクト契約社員/無期雇用派遣
運営会社アデコ株式会社
公式サイトhttps://www.adecco.co.jp/
※2023年8月時点

 

スタッフサービス(オー人事.net)

スタッフサービス

スタッフサービスは、全国47都道府県に拠点をもつ人材派遣会社です。派遣の仕事探しはもちろん、就業後も担当コーディネーターが丁寧なフォローをおこなってくれるのが特徴です。

登録すると、通学型またはe-ラーニングのスクールで基本的なスキルを学べたり、資格取得の補助が受けられたりと、さまざまな支援を受けることができます。派遣で働きつつ、スキルアップを目指したい30代の方は必見のサービスといえるでしょう。

求人サイトは職種ごとに、事務・オフィスワークに特化した「オー人事.net」、ITやものづくり系の「エンジニアガイド」、医療・看護系の「スタッフサービス・メディカル」、製造・工場派遣の「働くナビ!」に分かれています。

いずれも充実した求人数を保有しているため、自身の就きたい職種に合わせて使い分けてください。

公開求人数159,892件
対応地域全国47都道府県
雇用形態派遣/紹介予定派遣/正社員/契約社員/パート・アルバイト・その他
運営会社株式会社スタッフサービス
公式サイトhttps://www.staffservice.co.jp/
※2023年8月時点

 

パソナ派遣

パソナ派遣

派遣会社として40年以上の実績をもつパソナは、就業スタッフの働きやすい環境づくりに力を入れており、きめ細やかなキャリアサポートが特徴です。

ほとんどの派遣会社が「時給制」を採用しているところ、パソナでは「月給制」(※1)を取り入れています。基本給に加えて通勤交通費や残業代も別に支給されるため、月々の安定性を重視する30代の方には必見のサービスといえるでしょう。

パソナ独自の「キャリアステッププログラム」では、適性検査や無料のe-ラーニング講座などを通して、自分らしいキャリアづくりが可能です。悩みが生じた場合は担当のキャリアコンサルタントにマンツーマンで相談することもできるため、派遣会社を初めて利用する方でも安心です。

その他にも、定期健康診断のオプション検査が無料(※2)になったり、就業スタッフが利用できる保育園(※3)があったりと、充実した福利厚生が整っているのも特徴です。

※1 適用条件あり
※2 対象の方は乳がん・子宮がん検診、前立腺がん検査を無料で受診可能
※3 東京・青山のみ

公開求人数11,443件
対応地域東京、大阪、名古屋、福岡など全国
雇用形態派遣/紹介予定派遣/プロジェクト社員(受託業務)/正社員/契約社員
運営会社株式会社パソナ
公式サイトhttps://www.pasona.co.jp/
※2023年8月時点

テンプスタッフ

テンプスタッフ

派遣を検討している30代の方にまずおすすめしたい派遣会社が、大手人材紹介会社「パーソルグループ」が手掛ける「テンプスタ」です。

最大の特徴は求人数の多さであり、「30代活躍中」の求人は3万4,000件超(※1)ほど保有されています。取り扱い職種も事務・オフィスワークや営業、販売、テレマーケティング、開発など幅広く、希望条件に合った求人を見つけやすいでしょう。

テンプスタッフでは登録時はもちろん、就業後も丁寧なアフターフォローをおこなってくれるため、初めて派遣会社に登録する方でも安心です。さらに、通勤交通費の支給、年次有給休暇、慶弔休暇・見舞金制度(※2)、定期健康診断などの福利厚生も充実しており、安心して働き続けられる制度が整っています。

ビジネスマナーやパソコンのスキルに自信がない方でも、無料のe-ラーニングで講座を受けられるため、効率的なスキルアップが見込めます。

全国42都道府県に支店・拠点を構えており、転勤など居住地に変更があってもスムーズに仕事を探しやすいのもメリットといえるでしょう。

※1 ジョブチェキの求人数
※2 年次有給休暇は6ヵ月、慶弔休暇・見舞金制度は勤続3年以上の条件あり

公開求人数55,471件
ジョブチェキの求人数
対応地域東京、大阪、名古屋、福岡など全国
雇用形態派遣/紹介予定派遣/正社員/契約社員/スキマバイト
運営会社パーソルテンプスタッフ株式会社
公式サイトhttps://www.tempstaff.co.jp/
※2023年8月時点

 

30代で派遣はやばいって本当?

30代で派遣社員として働くことについて、「やばい」とネガティブなイメージを持っている方は少なくないでしょう。

【年齢別】派遣会社の割合
派遣労働者の属性|厚生労働省
【引用】1 派遣労働者の属性|厚生労働省

しかし、実情はそうではなく、30代で派遣社員として働くのはごく一般的なことです。

2017年に厚生労働省が実施した「派遣労働者実態調査」によると、日本全国の派遣社員のなかで、30代が占める割合は26.7%でした。つまり派遣社員のうち、3.7人に1人は30代であるという計算になります。

さらに上の世代では40代が29.8%と30代よりも占める割合が高くなっていることからも、30代後半から派遣社員になるケースも珍しくないといえます。

「紹介される仕事がないのではないか」と心配に思っている方も多いかもしれませんが、むしろ30代であれば、前職での経験などを高く評価されて高時給の求人を紹介される可能性もあります。

ただし20代と比べれば、派遣求人の紹介が減る傾向にあるのは事実です。

また、30代以降は経験やスキルを重視し、即戦力となる人材を求める企業も増えてくるため、派遣会社のスキルアップ支援を利用したり、担当アドバイザーと今後のキャリアプランを相談するなど、対策をしておくことが大切です。

【参考】派遣労働者実態調査の概況|厚生労働省

アドバイザーにこれからのキャリアを無料相談

【タイプ別】30代におすすめの派遣会社

この章では、以下のタイプ別に分けて、30代におすすめの派遣会社を紹介します。

  • 今すぐに働きたい方
  • スキルアップしたい方
  • 未経験職種にチャレンジしたい方
  • 派遣から正社員を目指す方
  • 短期・単発で働きたい方
  • 長期で働きたい方

ぜひ自分に合った派遣会社選びの参考にしてみてください。

今すぐに働きたい方におすすめの派遣会社2選

とにかくスピード重視で働きたい方におすすめなのは、以下の2社です。

 

パソナ派遣

パソナ派遣

大手人材派遣会社のパソナも、すぐに働ける派遣先を探している方におすすめです。

総求人数1万1,400件のうち、2023年8月後半開始の求人が7,386件、「即日スタート」の求人が5,920件あり、条件にこだわりつつスピード重視で求人を探すことが可能です。

パソナは充実した福利厚生と丁寧なキャリアサポートが特徴で、たとえば固定で給料を受け取れる「月給制」や、半日から取得可能な年次有給休暇、担当キャリアコンサルタントとマンツーマンで面談できる「キャリアコンサルティング」などが用意されています。業界・職種別に特化したe-ラーニング講座も豊富で、30代でスキルに自信のない方、よりスキルを磨きたい方の両方におすすめです。

テンプスタッフ

テンプスタッフ

スピード重視の30代の方におすすめなのが、業界トップクラスの求人数を保有するテンプスタッフです。

総求人数は5万7,000件以上、「30代活躍中」の求人も3万5,000件(※)以上掲載されていることから、自身の希望条件に合う仕事が見つかりやすいでしょう。

テンプスタッフでは通勤交通費の支給、年次有給休暇や社会保険など、手厚い福利厚生が整っているのも特徴です。対応エリアも全国に及ぶため、居住地に関わらず仕事を探せるのも利点といえるでしょう。

充実した求人数はもちろん、登録時から就業後まで一貫して丁寧なサポートを受けられるため、30代で派遣を検討しているならまずは登録すべきサイトといえます。

ジョブチェキの求人数

 

スキルアップしたい方におすすめの派遣会社2選

次に、スキルアップを目指す30代の方におすすめの派遣会社を2つ紹介します。

ランスタッド

ランスタッド

世界最大級の派遣会社であるランスタッドでは、派遣登録をしていれば誰でも利用可能なスキルアップサポートが充実しています。たとえばWord・Excel・PowerPointなどのOAスキルを対面またはオンラインで学べるパソコンスクールや、「Microsoft Office Specialist(MOS)」のオンライン試験対策セミナーなど、初心者から上級者まで自分のレベルに合わせて学習できるシステムが整っています。

一部の支店(※)では備え付けのパソコンを利用したセルフトレーニングシステムを採用しており、自分のペースで無理なくスキルアップが可能です。また、パソコンスキルや語学、資格などを専門的に学びたい方は、提携スクールを優待価格で利用することができます。

ランスタッドで就業中のスタッフを対象に、資格取得にかかった費用を半額負担してもらえる「資格取得支援制度」も用意されているため、30代で市場価値を上げたいと考えている方はぜひ積極的に活用してみましょう。

※さいたま、武蔵小杉、船橋、小山、足利、情報の森、水戸支店で実施

 

アデコ

アデコ

充実したフォローアップ体制が特徴の「アデコ」も、スキルアップを目指す30代の方におすすめの派遣会社です。

スタッフ一人ひとりに専属のキャリアコーチがつき、求人の紹介から就業中のフォロー、定期的なキャリアコンサルティングをおこなってくれます。派遣先が変わっても基本的に担当者は変わらないため、継続してスムーズな就業が可能です。

さらにスキルアップ支援として、通学・e-ラーニング・オンラインで学べるOA・IT講座や、優待価格で利用できる提携スクール、アデコでの就業年数に合わせてビジネススキルを習得できる「教育訓練計画」などが充実しています。

e-ラーニング講座はPCのほか、スマートフォンでも受講できるため、自分のペースに合わせたスキルアップが望めるでしょう。

 

未経験職種にチャレンジしたい方におすすめの派遣会社2選

次に、これまでと全く異なった職種に就きたいと考えている方におすすめの派遣会社を2つ紹介します。

リクルートスタッフィング

リクルートスタッフィング

大手人材会社リクルートが運営するリクルートスタッフィングも、キャリアチェンジを目指す方におすすめの派遣会社です。

総求人数9,982件のうち、「未経験歓迎」の求人は4,027件(※)と、未経験の方でも挑戦できる求人が豊富に用意されています。事務・オフィスワーク系を中心に、CADオペレーターや秘書、IT・エンジニアなど専門的な職種も保有しているため、スキルアップにつながる求人が見つかるでしょう。

さらに、自身の市場価値や今後のキャリアについて、有資格者に無料で相談できる「キャリアコンサルティング」を利用すれば、未経験分野への挑戦に関するアドバイスを受けることも期待できます。

派遣会社の中ではテレワークや時短勤務などのフレキシブルな働き方を推進している傾向にあるため、未経験分野で求人を探しつつ、条件にもこだわりたいという30代の方にもおすすめです。

公開求人数9,982件
対応地域東京、大阪、名古屋、福岡など全国
雇用形態派遣/紹介予定派遣/アウトソーシング契約社員
運営会社株式会社リクルートスタッフィング
公式サイトhttps://www.r-staffing.co.jp/
※2023年8月時点

テンプスタッフ

テンプスタッフ

未経験職種にチャレンジしたい方にまず登録してほしいのが、業界最大級の求人数を誇るテンプスタッフです。

2023年8月時点で「未経験OK」「30代活躍中」と検索すると、2万4,000件以上(※)の求人が掲載されています。人気の事務系から営業系・販売系・テレマーケティング系、IT・開発系まで幅広い職種を取り揃えていることから、自分の希望に合った求人を見つけやすいでしょう。

基礎からOAスキルを学べる無料e-ラーニングや、語学・理系・製薬専門職のスキル、CAD・DTPデザイン、ITエンジニアなどの専門スキルが学べる研修が充実しており、未経験からキャリアチェンジを目指す方でも安心のサポート体制が整っているのが魅力です。

圧倒的な求人数と丁寧なサポートが強みのため、まずは登録して自分に合った求人を探してみてください。

ジョブチェキの求人数

 

派遣から正社員を目指す方におすすめの派遣会社2選

派遣から正社員を目指す方には、「紹介予定派遣」という働き方がおすすめです。

「紹介予定派遣」とは正社員雇用を前提とした働き方であり、まずは派遣社員として最長6ヶ月ほど働き、本人と派遣先企業の合意のもとで正社員として入社する働き方です。

紹介予定派遣のメリットとしては、正社員の転職市場に出にくい大手企業の求人に応募できたり、実際に働くことで会社の業務内容や雰囲気を知り、自分に合っているかを確認したうえで正社員を目指せたりする点が挙げられます。

ここでは、紹介予定派遣の求人を豊富に扱っている会社を中心に、派遣から正社員を目指す方におすすめの派遣会社を2つ紹介します。

 

スタッフサービス

スタッフサービス

スタッフサービスの中で事務・オフィスワークに特化したオー人事.netは、紹介予定派遣や正社員雇用に力を入れている派遣会社です。

紹介予定派遣の求人は全国で2,242件(※)と充実しており、「賞与あり」や「在宅勤務可」といった魅力的な求人が多いのが特徴です。

今後のキャリアプランや働き方をコンサルタントに相談できる「キャリアコンサルティング」を利用すれば、疑問を解消した上で直接雇用に切り替えられるでしょう。

一般事務から専門的な英文・貿易事務、秘書や企画・広告系、販売系など取り扱っている職種も充実しているため、オフィスワークで正社員を目指す方は必見の派遣会社といえそうです。

※2023年8月時点

テンプスタッフ

テンプスタッフ

業界最大級の求人数を保有するテンプスタッフでは、2023年8月時点で6,276件(※)の紹介予定派遣求人が掲載されています。このうち「30代活躍中」の求人は3,925件と半数以上を占めており、事務・製造・経理・秘書・営業など、さまざまな職種が用意されているため、興味や経験に合わせて求人を選ぶことが可能です。

さらに正社員では中途入社が難しい大手・有名企業の求人があることも特徴です。いずれもテンプスタッフとの取引実績がある企業が中心のため、業務内容や雰囲気など、派遣先の詳しい情報を聞くことも期待できるでしょう。

紹介予定派遣での就業を希望されている方は、ぜひ登録してみてはいかがでしょうか。

ジョブチェキの求人数

 

短期・単発で働きたい方におすすめの派遣会社2選

ここでは、短期・単発で働きたい方におすすめの派遣会社を2つ紹介します。

パソナ派遣

パソナ派遣

派遣業界で40年以上の実績をもつパソナでは、1ヶ月~6ヶ月の短期、および単発の求人が547件(※)掲載されています。扶養内での勤務を希望する方や、配偶者の転勤といった事情で一定の時期しか働けないという方におすすめの派遣会社といえます。

また、即日・当月中に勤務をスタートできる求人の取り扱いも多いため、スピード重視で求人を探したい方はぜひ利用してみてください。

※2023年8月時点

 

ランスタッド

ランスタッド

世界最大規模の派遣会社であるランスタッドも、短期・単発で働きたい方にはおすすめです。全国で3ヶ月未満の短期・単発求人が270件(※)保有されており、中には「扶養内勤務可」「17時終了」といった魅力的な求人もあることから、短期でも納得のいく求人が見つけられるでしょう。

未経験歓迎の求人も多く掲載されているため、まずは短期で働いてみたいという方はぜひ登録してみてはいかがでしょうか。

※2023年8月時点

 

長期で働きたい方におすすめの派遣会社2選

ここでは、6ヶ月以上の長期で働きたい方におすすめの派遣会社を2つ紹介します。

アデコ

アデコ

長期で腰を据えて働きたい方は、派遣スタッフへのサポートが充実したアデコに登録するのがおすすめです。

登録すると派遣スタッフ一人ひとりに専属のキャリアコーチがつき、仕事の紹介から就業後のフォローまで丁寧におこなってくれます。求職者の価値観と派遣先企業の価値観を結び付ける「ビジョンマッチング」に力を入れているため、自分と合った派遣先に出会いやすい仕組みが整備されています。

就業にあたって困りごとが生じた際も、担当のキャリアコーチに対面や電話・メールで相談することができるのもメリットです。

さらに年次有給休暇や各種社会保険、年に一度の健康診断や保育施設の割引など、福利厚生も充実しているため、継続して就業しやすい派遣会社といえるでしょう。

 

テンプスタッフ

テンプスタッフ

豊富な求人数が特徴のテンプスタッフも、長期で働きたい方におすすめの派遣会社です。

6ヶ月以上の長期求人に絞っても、2023年8月時点で3万4,000件以上(※)の求人が掲載されており、事務系、IT・エンジニア系、営業系、販売系、テレマーケティング系、語学系など、幅広い選択肢の中から自分に合った派遣先を選ぶことが可能です。

大手人材会社ならではの手厚い福利厚生も魅力的で、年次有給休暇や各種社会保険、通勤交通費の支給といった安心して働き続けられる制度が整っています。

また、キャリアの悩みを相談できるキャリアコンサルティングや、仕事や心身の健康について相談できる窓口も用意されているため、悩みをその都度解決しながら働くことができますよ。

ジョブチェキの求人数

 

30代が派遣で働くメリット

主な雇用形態として、派遣元企業と雇用契約を結んで働く派遣社員と、企業から直接雇用される正社員や契約社員、パート・アルバイトがあります。

30代が派遣という働き方を選ぶメリットには、以下の5点が挙げられます。

  • 正社員と比べて縛りがなく、自由に働ける
  • 自分のライフスタイルに合った働き方が可能である
  • 基本的に時給が高い傾向にある
  • スキルアップ制度を活用して市場価値を上げられる
  • 大企業で働ける可能性がある

一つずつ詳しく解説します。

正社員と比べて縛りがなく、自由に働ける

正社員と比べると、派遣は自由度が高い傾向にあります。

たとえば、正社員であれば転勤にともなう引っ越しが発生する場合もありますが、派遣社員であればその心配はありません。会社都合での転勤・引っ越しを避けたい方や、介護や育児で居住地を離れたくないという方には適した働き方といえます。

また、派遣社員は同じ職場で最長でも3年までしか働けないと定められています。定期的に職場を変えながら働くことになるため、人間関係などのしがらみも少なく、ストレスフリーに働けるのが利点といえるでしょう。

自分のライフスタイルに合った働き方が可能である

派遣は短期間での勤務が可能であり、時短勤務や扶養内勤務など、フレキシブルな働き方も可能です。

育児や介護でプライベートを優先したい方はもちろん、趣味や学習などに時間を充てたい方、配偶者が転勤を控えていて短期間だけ働きたい方など、ライフスタイルに変化が生じやすい30代の方にとって、派遣は非常におすすめの働き方といえます。

基本的に時給が高い傾向にある

派遣社員の時給は、パート・アルバイトと比べると高く設定されている傾向にあります。

2023年6月に株式会社リクルートが実施した調査によると、三大都市圏(首都圏・東海・関西)における派遣社員とパート・アルバイトの平均時給は以下の通りです。

派遣社員パート・
アルバイト
1,631円1,158円

このように、派遣社員はパート・アルバイトに比べて500円弱ほど時給が高い傾向にあります。

さらに社会経験が豊富な30代であれば、経験やスキルを評価されることもあり得るため、より高時給な求人を狙えるのもメリットといえそうです。

【参考】
2023年6月度 派遣スタッフ募集時平均時給調査【三大都市圏(関東・東海・関西)】|ジョブズリサーチセンター 
2023年6月度 アルバイト・パート募集時平均時給調査【三大都市圏(首都圏・東海・関西)】|ジョブズリサーチセンター

スキルアップ制度を活用して市場価値を上げられる

派遣会社では、対面もしくはオンラインで基本的なパソコンスキルやビジネスマナーなどを学ぶことができる無料研修や、資格取得支援、提携スクールの割引といったスキルアップ支援が用意されていることがほとんどです。

中にはITエンジニア向けのプログラミングやデザインといった高度なスキルを身につけられる研修を用意している派遣会社もあり、活用することで市場価値を上げることも可能です。

派遣会社を選ぶ際は、スキルアップ制度が充実しているかに重点を置いて探すのも良いでしょう。

大企業で働ける可能性がある

大企業や人気企業は、志望者が多く倍率も高いことから、30代から中途入社を目指すことは難しいかもしれません。

派遣社員であれば、大企業の求人を紹介してもらえる可能性が高く、紹介予定派遣として入社すれば、将来的に大企業の正社員として働ける可能性もあります。

どうしても働いてみたい企業があるのであれば、登録時に派遣求人の取り扱いがあるか尋ねてみるのもひとつの方法です。

大手で働くチャンスあり♪先ずは無料登録

30代が派遣で働くデメリット

派遣にはメリットもありますが、同時に事前に把握しておくべきデメリットもあります。

例えば、以下の3点が挙げられます。

  • 同じ職場で3年を超えて働くことができない
  • 裁量の大きい仕事を任されにくい
  • 時給制だと時期によっては収入が下がる

それぞれのデメリットについて詳しく解説します。

同じ職場で3年を超えて働くことができない

派遣社員は、同じ職場で原則3年を超えて就業することができません

いわゆる「3年ルール」と呼ばれるもので、労働者派遣法で以下のように定められています

第三十五条の三 派遣元事業主は、派遣先の事業所その他派遣就業の場所における組織単位ごとの業務について、三年を超える期間継続して同一の派遣労働者に係る労働者派遣(第四十条の二第一項各号のいずれかに該当するものを除く。)を行つてはならない。

引用元:労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の保護等に関する法律第35条の3|e-Gov法令検索

どれほど職場の人間関係が良好であろうと、3年の間に会社に貢献していようと、契約満了を迎えるとその職場で働けなくなってしまうことは、派遣の最大のデメリットといえます。

また新しい職場を探して再スタートを切る必要があるため、人によってはストレスを感じるかもしれません。

裁量の大きい仕事を任されにくい

派遣社員は最大でも3年までと雇用期限が定められているため、どうしても補助的な仕事を任されやすい傾向にあります。責任のある仕事をしたい方にとっては、やりがいがなくデメリットと感じるでしょう。

ただし、責任に縛られたくないと感じる方や、単調な仕事のほうが気楽と感じる方にとっては、必ずしもデメリットになるとは限りません。

入社後にミスマッチを起こさないよう、事前に業務内容などをよく確認しておくことをおすすめします。

時給制だと時期によっては収入が下がる

派遣会社が時給制を採用している場合、実際に働いた時間によって収入が変動します。つまり、ゴールデンウィークやお盆、年末年始などの休日が多い月では、収入減を避けることは難しいでしょう。

このような声を受け、派遣会社の中には、月給制を取り入れているところや、半日単位で年次有給休暇を支給しているところもあります

ただし、いずれもメリットとデメリットがあるため、自身のライフスタイルに合わせて派遣会社を選ぶのがおすすめです。

30代で派遣会社を選ぶ際に重視すべきポイント

ここまでメリット・デメリットを挙げてきましたが、理想の働き方を叶えるためには自分にぴったりの派遣会社に登録することが重要です。

派遣会社を選ぶ際には、以下のようなポイントを重視すると良いでしょう。

  • 優良派遣事業者に認定されているか
  • スキルアップ・研修制度が充実しているか
  • 従業員が多いか

各ポイントについて詳しく解説するので、ぜひ自分に合った派遣会社に登録するための参考にしてください。

優良派遣事業者に認定されているか

信頼できる派遣会社を選ぶひとつの判断材料として、優良派遣事業者かチェックしておくことが大切です。

優良派遣事業者とは、2014年に厚生労働省が開始した制度で、「派遣社員と派遣先企業の双方に信頼性のあるサービスを提供している」と認められた派遣会社のみが認定を受けられます。

認定取得のためには、以下のような項目で基準を満たし、厳しい審査に通過しなければなりません。

  • 法令を遵守している
  • 派遣社員が安心して働ける労働環境を整備している
  • 派遣社員のキャリア形成を支援している
  • 派遣社員と派遣先企業間のトラブル防止に努めている など

2023年8月時点で、優良派遣事業者として認定されている会社は114社と発表されています。まずは派遣会社のホームページを確認するなどして、認定を受けているかチェックしておきましょう。

【参考記事】
認定事業者一覧|優良派遣事業者認定制度
認定基準|優良派遣事業者認定制度

スキルアップ・研修制度が充実しているか

派遣会社を選ぶ際は、無料の研修やスキルアップ制度が充実しているところを選ぶのも重要です。スキルに自信がない方であっても、基本のビジネスマナーやパソコンスキルを学習できる研修が用意されている派遣会社を選べば、就業前に必要なスキルを取得できるでしょう。

スキルアップ支援の内容は派遣会社によって異なりますが、Word・Excel・PowerPointなどのOffice系ソフトの講座や、基本のビジネスマナー、さらに開発スキルや英文メールなどの専門的な講座まで多岐にわたります。

派遣会社によっては、提携スクールを優待価格で利用できたり、資格取得支援を積極的におこなっていたりするところもあるようです。

また、スキルアップ支援を利用できる条件も各派遣会社によって異なります。登録すれば誰でも受講できるケースと、派遣就業中の方のみ受講できるケースに分かれます。
就業開始までの期間にスキルアップを目指したい方は、登録者全員を対象としている派遣会社を選ぶのも手です。

30代で派遣会社を選ぶ際は、自身の市場価値を上げることも見込んでスキルアップ支援が充実した派遣会社への登録をおすすめします。

派遣会社に登録してから仕事開始までの流れ

派遣会社に登録すると、仕事開始までは以下のような流れで進むのが一般的です。

  • 予約
  • 派遣会社への登録
  • 説明会・面談
  • 求人の紹介
  • 派遣先の決定
  • 職場見学(顔合わせ)
  • 仕事の開始

通常は、登録から仕事開始までは約1ヶ月かかります。実際に働き始めたい時期から逆算して、登録を進めましょう。

予約

最初に、登録したい派遣会社の公式ホームページ、または電話から登録の予約をします。登録方法は「対面で登録会に参加」「電話登録」「Web登録」などから選択できるのが一般的です。

派遣会社によっては、平日夜間や土日でも対応してもらえるケースがあるようです。都合の良い日時を選択し、予約に進みましょう。

また「登録会に参加」を選ぶと、事前にパソコンでの情報入力や簡単なスキルチェックの受験を求められるケースもあるため、忘れずに取り組むようにしましょう。

もし都合が悪くなった場合は、日時の変更希望を伝えましょう。無断で遅刻・欠席などをすると、派遣会社からの心象が悪くなり、今後の求人紹介に影響が出る恐れがあります。

派遣会社への登録

予約時に指定した方法で、派遣会社に登録をおこないます。それぞれの登録方法によって、以下のような違いがあります。

登録会への参加

指定した日時に派遣会社のオフィスに出向き、登録会に参加する方法です。説明会からスキルチェック・面談、派遣会社によってはその場で求人紹介を受けられることもあり、就業開始までの最短ルートといえるでしょう。

また、担当アドバイザーと顔を合わせて相談できるため、時間をかけてキャリアの相談をしたい方や、信頼できる派遣会社か見極めたい方にもおすすめです。

当日は、以下のような持ち物を指定されることが多いため、忘れずに持参してください。

  • 本人確認書類
  • 通帳、またはキャッシュカード
  • 印鑑
  • 履歴書・職務経歴書(派遣会社による)

その他、派遣会社から書類を渡される可能性もあるため、A4の書類が入るクリアファイルなどを持っていくと便利です。

Web登録

Web登録には、簡易的な仮登録ができるパターンと、ビデオ通話アプリなどを利用して担当アドバイザーと会話するケースがあります。予約時にどちらの方法を指すのか確認しておくのが安心です。

簡易的なWeb登録の場合、本登録のために別途登録会への参加が必要になります。「とりあえず派遣会社に登録しておきたい」という方であれば、現時点では簡易登録でも良いかもしれません。

ビデオ通話アプリを利用したWeb登録の場合、説明会・面談までWeb上で完結する場合がほとんどです。

電話登録

指定した日時に、派遣会社の担当アドバイザーと電話で登録を進める方法です。所要時間は30分~1時間程度で、ヒアリングなどを含めて複数回に分けておこなわれる場合もあります。

忙しくて時間を割けない方や、派遣会社のオフィスが遠方にある方にとっては、最も手軽な登録方法といえるでしょう。

電話登録の場合、説明会・面談までそのまま電話でおこなわれるのが一般的です。

なお、Web登録・電話登録であっても、手元に履歴書や職務経歴書を用意しておくことをおすすめします。質問にすぐ回答できるので、スムーズに登録を進められますよ。

説明会・面談

登録の方法に関わらず、通常は登録会の当日に説明会・面談がおこなわれます。

説明会では、給与の支払いや福利厚生、注意事項などについて説明を受けます。もし不明点があれば、個別で質問してみるのも良いでしょう。

面談は、通常1対1でおこなわれます。これまでの経歴やスキル、希望条件などをヒアリングされるため、丁寧に答えましょう。ここで聞き取った内容をもとに求人紹介がおこなわれるため、希望や経歴はしっかり伝えることが大切です。

求人の紹介

面談でおこなわれたヒアリングをもとに、派遣求人が紹介されます。

対面で登録会に参加した場合は、当日に求人を紹介してもらえるケースもあるようですが、通常は後日メールや電話で紹介を受けるため、連絡を見逃さないようにしましょう。もし応対できなかった場合は、遅くとも当日か翌日の夕方までには連絡を返すようにしてください。

求人紹介の際には、時給や業務内容のほか、派遣会社によっては職場の雰囲気や、実際に就業中の派遣社員から聞いた口コミなどを共有してもらえることもあります。少しでも分からない点があれば、積極的に質問しましょう。

なお、求人の紹介を受けたからといって、必ずしもエントリーしなければならないというわけではありません。紹介を断る際には、どの点が希望通りでどの点が希望と異なるのかしっかり伝えておくことで、次に自分に合った求人が紹介される可能性が高くなります。

派遣先の決定

求人にエントリーすると、派遣会社内で選考がおこなわれます。「募集条件を満たしている」「必要なスキルを持ち合わせている」と判断されると、晴れて派遣先の決定です。

派遣先が決定すると、雇用手続きや雇用契約の締結が進められます。今後に関わる重要な手続きなので、不明点があれば必ず解消しておきましょう。

職場見学(顔合わせ)

必須ではありませんが、派遣社員が希望した場合のみ、事前に職場見学や顔合わせが実施されます。派遣会社によっては担当アドバイザーが同行してくれる場合もあるようです。

ここで「思っていた職場と違う」と感じた際は、派遣社員側から断ることも可能です。理由を添えて、担当アドバイザーに相談してみてください。

なお、派遣先企業が派遣社員を選考することは、労働派遣者法で禁止されています。顔合わせの結果、断られることはないため、リラックスして職場見学に臨んでください。

仕事の開始

事前に取り決めた就業開始日から、仕事を開始します。初日のみ派遣会社の担当者が同行してくれる派遣会社もあるようです。

就業前に挨拶や自己紹介を求められる場合もあるため、事前に軽く考えておくとよいでしょう。笑顔で挨拶すれば、好印象をもってもらえるはずです。

また、多くの派遣会社では、就業後も定期的なフォローをおこなっています。就業中に困ったことがあれば、遠慮せず派遣会社の担当者や窓口に相談してください。

30代の派遣会社選びでよくある質問

最後に、30代の派遣会社選びでよくある質問を解説します。ぜひ登録前の参考にしてください。

30代からでも派遣で働けますか?

結論から言うと、30代で派遣社員として働くことはごく一般的であるといえます。

2017年に厚生労働省が実施した「派遣労働者実態調査」によると、日本全国の派遣社員のなかで、30代が占める割合は26.7%でした。つまり派遣社員のうち、3.7人に1人は30代ということになります。

さらに上の世代では40代が29.8%と30代よりも占める割合が高くなっていることからも、30代後半から派遣社員になるケースも珍しくないといえます。

【参考記事】派遣労働者実態調査の概況|厚生労働省

派遣社員から正社員になれますか?

派遣社員から正社員になる場合、いくつかの方法が考えられます。

まず1つ目は、紹介予定派遣として働き始める方法です。

紹介予定派遣とは、最長6ヶ月の派遣期間を経て、派遣先と本人の双方の合意の上で、派遣先企業から正社員・契約社員として直接雇用される方法です。

実際に働いた上で、業務内容や職場の雰囲気が自分と合っているか確かめられるため、入社後のミスマッチが少ないというメリットがあります。

 

2つ目は、派遣先企業で正社員登用試験を受ける方法です。

ただし、各企業によって正社員登用制度を実施しているか、運用状況などは異なります。正社員を初めから目指すのであれば、求人紹介を受ける際に制度の有無や実績などを尋ねてみるのも良いでしょう。

 

3つ目は、無期雇用派遣として派遣会社に雇用される方法です。

正社員や契約社員とは異なりますが、派遣でありながら「3年ルール」の縛りがなくなるため、雇用や収入が安定する傾向にあります。

派遣会社によって応募方法や待遇などが異なるため、詳しくは登録時に派遣会社に確認してみてください。

30代は派遣の求人が少ないって本当ですか?

派遣社員のうち、30代が占める割合は26.7%と高いため、紹介される求人が少ないということは基本的にないでしょう。

ただし、20代に比べると求人の紹介が減ったり、派遣先企業が経験やスキルを持った即戦力を求めていたりといったケースは否めないでしょう。

自分に合った求人を紹介してもらうためにも、できるだけ早く登録し、スキルアップ支援などを活用して自身の市場価値を上げておくことをおすすめします。

30代で派遣社員はやばいって本当ですか?

「30代で派遣社員はやばい」という声は確かにありますが、実情はそうではありません。

派遣社員として働いている30代の割合は高い傾向にあり、正社員・契約社員とは異なり、個々人のライフスタイルに合った働き方ができるため、一概に「やばい」と判断することは早計でしょう。

ただし、派遣社員には同じ職場で3年までしか働けない「3年ルール」や、時給制の場合は大型連休の月に収入が下がるなど、事前に把握しておくべきデメリットもあります。

また、派遣会社によってはブラック派遣会社と呼ばれる悪質なところもあるため、登録する前に信頼できる派遣会社か見極めることが大切です。

未経験からでも派遣で働けますか?

基本的にどの派遣会社でも、未経験可の派遣求人を数多く取り扱っています

30代・40代を積極的に受け入れている求人もあるため、もし挑戦したい職種があれば、面談で担当アドバイザーに伝えるとよいでしょう。

ただし、どの職種でもビジネスマナーや基本的なパソコンスキルは必須といえます。派遣会社の研修やオンライン講座などを利用して、就業前に準備しておくことをおすすめします。

派遣社員でも有給休暇はとれますか?

結論から言うと、派遣社員でも一定の条件を満たせば有給休暇を取得できます。

労働基準法では有給休暇について以下のように定められており、派遣社員も有給休暇取得の権利を有すると考えられるからです。

第三十九条 使用者は、その雇入れの日から起算して六箇月間継続勤務し全労働日の八割以上出勤した労働者に対して、継続し、又は分割した十労働日の有給休暇を与えなければならない。

就業開始日から継続して6ヶ月勤務していて、全労働日の8割以上出勤している場合、基本的には10日の有給休暇が付与されます。ただし、取得の申請は、派遣先企業と派遣会社の両方におこなう必要があります。

引用元:労働基準法第39条第1項|e-Gov法令検索

また、有給休暇取得の条件には、「継続して」6ヶ月勤務していることとあります。たとえば、3ヵ月の短期派遣で年に何回か働いている場合、合計の派遣期間が6ヵ月を超えていたとしても、「継続勤務」とはみなされないため注意が必要です。

派遣会社に登録する際に、有給休暇取得のルールを確認しておきましょう。有給休暇の制度について、詳しくは以下の記事を参考にしてください。

【関連記事】労働基準法第39条とは|年次有給休暇の概要をわかりやすく解説

育児や介護と両立させながら働けますか?

正社員と比べて自由度の高い派遣は、育児や介護で忙しい方にもおすすめの働き方です。

派遣であれば、時短勤務や在宅勤務をおこなっている求人を選ぶことで、ワークライフバランスを保ちながら働きやすい傾向にあります。

ただし、急なお休みなどに対して理解を得るためにも、派遣会社と派遣先企業の両方に状況を説明しておくことが大切です。初めに説明しておくことで、無用なトラブルを避けられるでしょう。

30代におすすめの派遣会社まとめ|賢く自分に合った派遣会社を選ぼう

本記事では、派遣として働きたい30代の方を対象に、おすすめの派遣会社やメリット・デメリットなどを解説してきました。

派遣社員は、自分のライフスタイルに合わせた柔軟な働き方がしやすく、スキルアップ支援を利用すれば30代から市場価値を上げられるのがメリットといえます。ただし、同じ職場で最長3年までしか働けず、時給制のため大型連休などに収入が下がりやすいといったデメリットも把握しておく必要があります。

良い派遣会社に登録するためには、30代以降も働き続けられるかどうかを見極めることが大切です。求人数や福利厚生、スキルアップ支援、アフターフォローの有無などを確認し、信頼のおける派遣会社に登録しましょう。

この記事を参考に、派遣社員としての新しい一歩を踏み出してください。

  • URLcopy
CAREERUPSTAGE編集部のアバター
株式会社アシロ

CAREERUPSTAGE編集部

転職サイトやエージェントは何を選ぶかではなく、『どう使いこなすか』にフォーカスしたWEBメディア。株式会社アシロの転職メディア編集部による、転職エージェントの賢い『使い方』とキャリアアップ実現の方法論を解説。