弁護士転職.jpの特徴や評判・口コミを解説!どんな弁護士に向いている?
弁護士の転職に強い転職エージェントや転職サイトは複数ありますが、その中で「弁護士転職.jp」が気になっている人もいるでしょう。
弁護士転職.jpはどんな特徴をもつ転職サービスなのか、どんな人に向いているのかを知ることで、実際に利用するべきかどうかの判断材料とできます。
この記事では弁護士転職.jpの特徴や利用者からの評判・口コミ、利用するのに向いている人・不向きな人のタイプを解説します。
関連記事:弁護士専門の転職エージェントおすすめ15社比較・人気の理由・レビューをもとに徹底解説
目次
弁護士転職.jpの特徴
弁護士転職.jpがどんな転職サービスなのか、特徴を解説します。
運営会社
弁護士転職.jpを運営しているのは、株式会社C&Rリーガル・エージェンシー社です。
弁護士転職.jpのほかに、法務・パラリーガル向け「法務求人.jp」、法律事務職員向け「法律事務職員.jp」も運営しています。
また、年に4回弁護士向けに「Attorney's MAGAZINE (アトーニーズマガジン)」という法曹界専門誌も発行しています。
業界の最新情報や弁護士のキャリアに関する情報が掲載されているため、弁護士の方はご覧になったことがあるかもしれません。
基本情報
- 会社名:株式会社C&Rリーガル・エージェンシー社
- 設立:2007年8月29日
- 資本金:10,000万円
- 従業員数:24名
- 本社:東京都港区新橋四丁目1番1号 新虎通りCORE
法曹業界に特化して15年以上の実績
C&Rリーガル・エージェンシー社は弁護士や法務、知財分野など法曹業界を専門に15年以上の実績がある企業です。
これまで約1万6,000人の弁護士が登録し、転職サポートを受けてきました。
特化型としての高い専門性を生かし、弁護士の希望に沿ったキャリアをサポートしています。
またAttorney's MAGAZINEの取材をはじめ、独自の調査によって得た情報を求職者に提供しています。
幅広い業界の弁護士求人を保有
C&Rリーガル・エージェンシー社は広告・出版、映像、ゲームといったクリエイティブ分野のプロフェッショナル・エージェント「クリークアンドリバー社」のグループ会社です。
グループ企業やAttorney's MAGAZINEの取材・発行を通じて得たネットワークを生かし、幅広い業界の弁護士求人を保有しています。
たとえばIT業界や金融業界、不動産業界や製薬業界などの求人があります。
そのため、幅広い業界の中から法律事務所や企業の求人を選びたい弁護士にもおすすめです。
応募相談も求人検索も可能
弁護士転職.jpでは専任エージェントに応募相談することも、自分で求人検索することもできます。
専任エージェントに相談した場合、希望の条件などをヒアリングしたうえでマッチする求人を紹介してくれます。
求人検索は勤務地や業種、所属弁護士数や修習期などさまざまな条件を指定して検索できます。
弁護士転職.jpのサイトには、求人特集もあり、そこから求人検索することも可能です。
たとえば「フレックス・時短OK」「1500万円以上の法律事務所求人」「留学・海外勤務のチャンスがある法律事務所の弁護士求人」などさまざまな特集があるので、希望に合わせて探すことができます。
気になった求人はお気に入り登録も可能なので、複数の求人をじっくり比較しながら検討してみてもよいでしょう。
法律事務所と企業のどちらにも対応
従来、弁護士の主な転職先は法律事務所でしたが、近年では企業で働くインハウスローヤーも増えています。
弁護士転職.jpでは法律事務所と企業の求人のどちらも扱っています。
そのため、自身のキャリアを決めかねており、法律事務所と企業の両方に応募してみたい弁護士も利用できます。
企業の求人としては、外資系企業やベンチャー企業、リモートワーク可能な求人など多様な求人があります。
独自に保有する非公開求人がある
非公開求人とは、経営戦略上の理由などから一般に公開されていない求人のことです。
弁護士転職.jpでは独自に保有する非公開求人があります。
非公開求人には質の高い求人が多く含まれているため、転職サポートを依頼して非公開求人へ応募することをおすすめします。
弁護士としてのキャリアを生涯サポート
転職エージェントのサポートを受けて転職が決定すると、一般的にはその段階でエージェントとの関係は途切れます。
しかし、弁護士転職.jpでは内定後の条件交渉や入社日調整などさまざまなサポートを行います。
新しいフィールドで活躍していてもリーガルキャリアの充実をサポートすることをモットーとしているため、自身のキャリアについて悩みが生じたら相談してみるとよいでしょう。
弁護士転職.jpを利用するにあたり気になるのは、実際に利用した人の評判や口コミです。
条件交渉をしてもらえて満足のいく転職を実現
専任エージェントが条件交渉をしてくれたため、満足できる転職につながったとの口コミです。
条件交渉は自分で行うことも可能ですが、プロが客観的な視点から交渉してくれることで説得力が増すため、エージェントに依頼することをおすすめしましょう。
※参考:転職サイト比較Plus|「弁護士転職.jp」の口コミ・評判からみるメリット・デメリットを徹底解説!
想定以上の年収アップで満足
転職で年収を重視する弁護士も多いでしょう。
弁護士の年収は勤務先によって大きく異なるため、転職に失敗して年収が下がってしまうケースも珍しくはありません。
しかし弁護士転職.jpを使ったケースでは、想定以上に年収が上がり、満足できたという口コミがありました。
※参考:転職サイト比較Plus|「弁護士転職.jp」の口コミ・評判からみるメリット・デメリットを徹底解説!
キャリアアップや子育てとの両立も
ほかにも、弁護士転職.jpの公式サイトにはキャリアアップや子育てとの両立など、さまざまな成功事例が掲載されています。
※参考:弁護士転職.jp|転職成功事例
弁護士転職.jpは弁護士に特化した転職エージェントですが、どの弁護士にも向いているわけではありません。
転職活動やキャリアに関する自身の希望と照らし合わせて、利用するかどうかを決めましょう。
以下は、弁護士転職.jpの利用が向いている人の特徴です。
法曹界で実績のある転職エージェントを利用したい
弁護士転職.jpは弁護士や法務を専門として15年以上、転職サポート人数1万6,000人以上という実績があります。
そのため法曹界で実績のある転職エージェントを利用したい弁護士に向いています。
転職を成功させるには、法律事務所や企業の詳細情報を入手し、自分に合った求人を選定する必要があります。
また業界や職種に特化した対策を行うことも大切です。
そのためには法曹界で実績のあり、業界や職種事情に詳しい転職エージェントの利用が推奨されます。
キャリアアップを実現したい
弁護士としてキャリアアップしたい人にも向いています。
弁護士転職.jpでは、専任エージェントがキャリア相談を通じて、弁護士のキャリアについて一緒に考えてくれます。
また応募書類の添削や面接対策などのサポートだけでなく、内定後の条件交渉も行います。
そのため、よい条件の獲得やキャリアアップにつながる可能性があります。
独自の非公開求人に応募したい
弁護士転職.jpが保有する非公開求人に応募したい人も、利用を検討しましょう。
各転職エージェントが独自に保有する非公開求人に応募するには、そのエージェントへの相談が必須です。
弁護士転職.jpの非公開求人に応募するには、登録したうえで「応募相談」を行い、応募の意思を示しましょう。
転職に不安があるから丁寧なサポートを受けたい
転職は人生の大きな決断なので、不安がある人が多いでしょう。
応募書類がうまく書けない、面接対策をどうすればよいか分からないなど、転職活動にも悩んでいる人は転職エージェントの丁寧なサポートを受けて活動を進めると効果的です。
弁護士転職.jpのエージェントは弁護士のキャリア全体に目を向け、本当に納得できる転職を実現できるようサポートを行っています。
また弁護士転職.jpでは経験年数が少ない弁護士の求人も扱っているため、ほかの転職エージェントでは適した求人が見つからなかった人にもおすすめです。
転職を急いでいないが情報収集はしたい
今すぐの転職は考えていないけれど、情報収集だけはしておきたい人もいるはずです。
この場合、転職エージェントに登録すると応募を急かされるのではないかと心配になるかもしれません。
しかし弁護士転職.jpでは応募の無理強いはしません。転職の情報収集目的での相談も可能なので、安心して利用できます。
自分で求人検索もしたい
弁護士転職.jpのサイトは検索機能が充実しています。
そのため、一方的に求人紹介を受けるだけでなく、どんな求人があるのか自分で探してみたい人にも適しています。
以下のようなタイプの人は弁護士転職.jpの利用が向いていない可能性があります。
多数の求人に自分で応募したい人
弁護士転職.jpのサイトには直接応募求人もあると書かれていますが、実際に直接応募できる求人はわずかです。
したがって、多数の求人に自分で応募したい人には不向きです。
そのような人は直接応募を基本とする転職サイトの利用も検討しましょう。
弁護士転職.jpを使う場合、エージェントの求人紹介を受けて応募するスタイルが基本です。
忙しすぎて夜や週末にしか連絡できない人
現職が忙しく、平日の夜や週末にしか転職活動できない人もいます。その場合、エージェントとやり取りするのも夜や週末になるでしょう。
しかし弁護士転職.jpの受付時間は土日祝日を除く 9:30~18:30です。受付時間が短いため、日中の昼に連絡できない人には向いていません。
転職エージェントの中には、平日の夜は週末にも対応してもらえるエージェントがあります。時間的な制約が大きい場合は、そのようなエージェントを選ぶのもひとつです。
地方の法律事務所や企業に転職を検討している人
弁護士転職.jpでは全国の求人を扱っており、エリアを指定した求人検索も可能です。
しかし、東京の求人に比べると地方の求人は少なめです。神奈川や千葉など東京近郊の求人もそれほど多くありません。
これは、そもそも法律事務所や企業が東京に集中していることも関係しているため、弁護士転職.jpだけのデメリットではありません。
ただ、地方の法律事務所や企業に転職を検討している場合は、弁護士転職.jpだけで転職先を探そうと思っても求人が少ないため見つからない可能性があります。
弁護士転職.jpに加えてほかの転職エージェントや転職サイトなども利用し、幅広く探すことが必要です。
大手転職エージェントでは地方の求人を網羅しているケースがあるため、大手転職エージェントを使ってみるのもひとつの方法です。
また、その地方に特化したエージェントや転職サイトもあるので、希望エリアに強い転職サービスを探してみてもよいでしょう。
特定の業界や分野で転職したい人
弁護士転職.jpでは幅広い業界の弁護士求人を扱っているため、特定の業界や分野に絞ると応募できる求人が少なくなる場合があります。
転職したい業界や分野が定まっている人は、その業界に強い転職エージェントの利用も検討しましょう。
ここからは、弁護士転職.jpを利用する際の流れについて解説します。
弁護士転職.jpを使った転職活動には、エージェントへの相談と直接応募の2パターンがありますが、基本的にはエージェントを経由した活動を展開することになります。
そのため、以下でもエージェントに相談するパターンの流れを紹介します。
応募相談
まずは「応募相談フォーム」必要事項を記入しましょう。入力は1分程度で完了します。
その後、弁護士転職.jpのエージェントから連絡が入ります。応募相談と登録をする際に費用がかかることはありません。
応募するのではなく、転職相談をすることも可能です。この場合は「転職・就職支援サービス無料登録フォーム」に必要事項を記入して送信します。
ヒアリング
エージェントがキャリアに対する考えをヒアリングし、応募したい求人に関する情報提供を行います。ヒアリングの結果、応募を希望した求人以外にも求人を提案される場合もあります。
ヒアリングに臨む際には、事前に自己分析やキャリアの棚卸しを行い、自身の強みや弱みを明らかにしておくとよいでしょう。転職の目的を明確にすることも大切です。
これらはキャリア面談を通じてより明らかになりますが、自分でも準備しておくことでエージェントとの話がスムーズに進みます。
応募求人の紹介
希望する求人に応募できる場合は、求人の紹介を受けます。その後は応募書類の添削や面接対策などの転職サポートが提供されます。
面接の日程調整も代行してくれるため、現職が忙しくて転職活動に時間をかけられない場合でも効率よく活動を進められます。
選考
応募先の選定が終わり、実際に応募したら、選考に移ります。
弁護士の選考プロセスは応募先によって異なりますが、書類選考と面接(一次・二次・最終)が行われるのが一般的です。
面接では過去の実績や経験、応募先を選んだ理由や応募先でのビジョン、弁護士業務に対する考え方や意欲の確認などが行われます。
選考対策は応募先が企業なのか、法律事務所なのか、どんな企業・事務所なのかによって大きく異なります。
応募する企業に特化した選考対策を実施する必要があるため、弁護士転職.jpのエージェントに相談しながら対策しましょう。
弁護士が転職エージェントを選ぶ際のポイント
最後に、弁護士が転職エージェントを選ぶ際のポイントについて解説します。
「弁護士転職.jpだけでなくほかのエージェントも併用したい」「エージェントを見極める方法を知りたい」といった人は参考にしてください。
弁護士の転職に精通しているか
弁護士は専門性の高い職種なので、一般的に有効だと言われる転職活動方法や選考対策が通用しない場合があります。業界動向や業務内容を踏まえた専門的なアドバイスも必要です。
そのため、弁護士の転職に精通しているエージェントを選び、サポートを受けることをおすすめします。
この観点から言うと、法曹界や弁護士の転職を専門とする特化型の転職エージェントがよいでしょう。
さまざまな業界・職種を扱っている総合型のエージェントだと専門的なアドバイスがもらえず、希望に合わない求人を紹介される可能性があります。
弁護士特化型のエージェントであれば業界事情や弁護士の業務内容に詳しいため、的確なアドバイスやサポートを提供してもらえます。
また業界内で独自のネットワークを構築しているため、質の高い弁護士求人を多く扱っているのもメリットです。
求人の量より質を重視しているか
求人の量より質を重視しているエージェントを選ぶことも大切です。
エージェントの中には、やみくもに求人を紹介するのではなく、求職者のスキル・経験・強みを最大限に発揮できる求人を紹介するよう心掛けているエージェントがあります。
大量の求人を紹介してもらいたいと考える人もいますが、求人は量より質が重要です。質の高い求人を紹介してもらうことで、自分に合った求人への応募につながります。
希望に合わない的外れな求人をいくらたくさん紹介してもらっても、応募するだけで労力がかかり、非効率です。
そのため、自分のスキルや経験にマッチする求人を紹介してもらえるかどうかを見極めましょう。
サポートが充実しているか
サポートが充実しているかどうかも重要なポイントです。
求職者が転職エージェントを利用する大きなメリットのひとつは転職サポートを受けられることです。
つまりサポートが手薄であれば自分で応募する転職サイトや、ひまわり求人求職ナビと大差がないことになってしまいます。
求人紹介だけでなく、キャリアカウンセリングや面接の日程調整、選考対策や条件交渉など充実したサポートを提供してくれるエージェントを選びましょう。
NO-LIMIT(ノーリミット)
NO-LIMIT(ノーリミット)は弁護士や法務人材に特化した転職エージェントです。
主軸事業である法律事務所の集客支援サービスから派生した転職支援サービスのため、長い付き合いのある法律事務所の内情を把握しており、求人票にはない特性や事務所の雰囲気まで共有してもらえます。
法律事務所の求人が豊富ですが、事業会社の求人も多数取り扱っているため、インハウスローヤーに転身したい方にもおすすめです。
応募書類の作成や面接対策などのサポートも手厚く、アドバイザー満足度が高い転職エージェントです。
公式サイト:https://no-limit.careers/
BEET-AGENT
BEET-AGENTは、管理部門・バックオフィスの転職に特化した、企業に転職を希望する方向けの転職エージェントです。
上場企業やIPO準備中、海外展開を検討している企業などが、コーポレートの体制強化のために有資格者の募集を強めており、重要ポジションの非公開求人を多数取り扱っています。
事務所だけでなく、インハウスも検討されている方は、一度登録して求人を見てみてはいかがでしょうか。
公式サイト:https://beet-agent.com/
弁護士ドットコムキャリア
弁護士ドットコムキャリアは、弁護士相談ポータルサイト「弁護士ドットコム」が運営しているため、広いネットワークを生かした抜け目ない転職支援が特徴です。
事務所・企業ともに繋がりがあるため、独自案件が多く、求人の情報量も豊富です。
企業内弁護士・法務部の求人を多数保有しており、事務所も企業も検討したい方におすすめです。
公式サイト:https://corporate.bengo4.com/
まとめ
弁護士転職.jpはC&Rリーガル・エージェンシー社が運営する弁護士特化型の転職支援サービスです。
法曹業界で実績のある転職サービスで、よい評判・口コミも見られました。
業界ネットワークを生かした求人情報の提供やサポート体制に定評があるため、気になる人は一度相談してみるとよいでしょう。
運営者情報
会社名 |
株式会社アシロ(ASIRO Inc.) 2021年7月20日 東証グロース上場(7378) |
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URL | https://asiro.co.jp/ |
本社所在地 |
160-0023 東京都新宿区西新宿6丁目3番1号 新宿アイランドウイング4F |
法人番号 | 9011101076787 |
設立日 | 2009年11月 |
代表者(代表取締役社長) | 中山博登 |
主な事業内容 | HR事業、インターネットメディア事業(リーガルメディア、派生メディア)、少額短期保険事業 |
許認可 | 有料職業紹介事業(厚生労働大臣許可 許可番号13-ユ-313782) |
グループ会社 |
株式会社アシロ少額短期保険 株式会社ヒトタス |