文系からSIer「やめとけ」は嘘？おすすめ企業や未経験からの就職方法を解説

「文系からSIerへの就職は『やめとけ』」という言葉を聞き、プログラミング未経験からのIT業界挑戦に不安を感じていませんか？

実は、文系ならではの強みを求める優良SIerは多く、未経験からでも活躍の道は十分にあります。

この記事では、「やめとけ」の真相から、文系におすすめの企業、具体的な就職対策、志望動機の作り方までを網羅的に解説します。

【結論】文系からSIer就職は可能！

文系学生でもSIerへの就職は十分に可能です。

「文系だからIT業界は難しい」と不安に思う必要はありません。

多くのSIer企業では、入社後の充実した研修制度を前提とした採用を行っています。

そのため、学生時代のプログラミング経験よりも、顧客の課題を理解する読解力や、解決策を提案する論理的思考力といったポテンシャルを重視しています。

事実、大手SIerであるNTTデータでは、毎年多くの文系出身者を採用しています。

過去3年間の新卒採用における文系・理系の人数は以下の通りです。

入社年度	採用者総数	文系	理系
2022年	551名	252名	299名
2023年	683名	286名	397名
2024年	697名	289名	408名

データからも、毎年4割以上の新卒社員が文系出身者であり、学部を問わず多くの学生が入社後に研修を経て第一線で活躍していることが分かります。

特に、顧客との折衝やプロジェクトの進捗管理といった業務では、文系で培われたコミュニケーション能力が大きな強みになります。

充実した研修制度とポテンシャルを重視する採用方針があるため、文系からSIerを目指すことは現実的なキャリア選択です。

文系からSIerに就職したいならレバテックルーキーとジール就職エージェントの併用がおすすめ！

文系からSIerへの就職活動を成功させるためには、レバテックルーキーとジール就職エージェントの併用をおすすめします。

それぞれのエージェントで出会える企業や求人の種類が異なり、キャリアの選択肢を最大限に広げられるからです。

レバテックルーキーは、IT業界に特化した就職エージェントです。ITエンジニアを目指す学生へのサポートが手厚く、SIerを含む専門的な求人が豊富にあります。

一方でジール就職エージェントは、文系学生のポテンシャルや人柄を重視する企業の求人を多く扱っています。SIerはもちろん、メーカーや商社など、IT以外の業界で活躍できる可能性も探ることが可能です。

レバテックルーキーを「IT専門職を探す軸」とするなら、ジール就職エージェントは「文系の素養を活かせる企業を探す軸」として活用できます。

両サービスを使い分けることで、納得のいく就職活動に繋がるでしょう。

SIerとは？

SIer（エスアイヤー）とは、企業の課題解決のためにITシステムの企画、開発、運用までを一貫して請け負う会社です。正式名称はシステムインテグレーター（System Integrator）です。

多くの企業では、会計システムや人事システムなど、事業運営に不可欠なITシステムを利用しています。しかし、全ての企業がシステム開発の専門部署を持っているわけではありません。

そこで、ITの専門家であるSIerが、顧客企業に代わってシステムの構築や運用を担います。

例えば、銀行のATMシステムや、コンビニエンスストアの在庫管理システムのように、社会を支える大規模な仕組みもSIerが手掛けています。顧客の要望をヒアリングし、最適なシステムを設計・開発、完成後も安定して稼働するように保守まで行います。

SIerは、ITの力で顧客のビジネスを支え、社会の様々な場面で重要な役割を果たしています。SIerと一言でいっても、企業の成り立ちによっていくつかの種類に分類されます。

自分が何系のSIerに向いているのかを考えるためにも、まずは代表的な3つの分類について理解しましょう。

SIerの分類・#1
メーカー系SIer

メーカー系SIerとは、パソコンやサーバーといったハードウェアを製造する大手電機メーカーを親会社に持つ企業群です。

メーカー系SIerの最大の強みは、親会社が開発する高品質なハードウェア製品と、自社で開発するソフトウェアを組み合わせて、一貫したシステムを提供できる点にあります。

ハードウェアとソフトウェアを連携させた大規模なシステム構築を得意としています。

具体的には、官公庁や金融機関の基幹システムといった、社会インフラに関わる大規模で信頼性が求められるプロジェクトを数多く手掛けています。

親会社の安定した経営基盤のもとで、長期的なキャリアを築きやすいことも特徴です。

メーカー系SIerは、安定した環境で大規模なものづくりに携わりたいと考える学生におすすめです。

SIerの分類・#2
ユーザー系SIer

ユーザー系SIerとは、金融、商社、製造業といった、IT以外の事業を行う企業の情報システム部門が独立してできた会社です。

ユーザー系SIerは、親会社やグループ企業のシステムを長年担当してきた歴史があるため、特定の業界に関する深い業務知識を持っています。

その業界特有の課題やニーズを深く理解した上で、最適なシステムを提案できることが強みです。

例えば、金融業界を親会社に持つユーザー系SIerであれば、金融の専門知識を活かして、他の銀行や証券会社のシステム開発も手掛けます。

親会社がユーザーであるため、顧客視点に立ったシステム開発のノウハウが蓄積されています。

特定の業界に強い関心があり、専門知識を活かしてその業界の発展に貢献したい学生に適しています。

SIerの分類・#3
独立系SIer

独立系SIerとは、特定の親会社を持たず、独自の経営方針で事業を展開している企業です。

独立系SIerの強みは、親会社の製品や戦略に縛られることなく、顧客にとって最適な製品や技術を自由に選定できる点にあります。

様々なメーカーのハードウェアやソフトウェアを組み合わせて、中立的な立場で柔軟な提案が可能です。

例えば、ある企業のシステムを構築する際に、A社のサーバーとB社のソフトウェアを組み合わせる、といった最適なソリューションを顧客視点で提供します。

幅広い業界の顧客と取引があるため、多様なプロジェクトに携わる機会があります。

独立系SIerは、特定の製品に縛られず、幅広い技術や知識を身につけながら、顧客に最適な提案をしたいと考える学生におすすめです。

SIerが文系学生を積極的に採用する理由

SIerが文系学生を積極的に採用するには、3つの明確な理由があります。

具体的にどのような点が期待されているのか、一つずつ見ていきましょう。

SIerが文系学生を積極的に採用する理由・#1
仕事内容はプログラミングだけではないから

SIerの仕事はプログラミングだけではないため、文系学生の対話力が活きる場面が数多くあります。

顧客の課題や要望を正確にヒアリングし、システムの仕様を決める「要件定義」は、システム開発で最も重要な工程です。要件定義では技術力以上に、相手の意図を汲み取る対話力や、認識をすり合わせる交渉力が中心となります。

実際のプロジェクトでは、顧客との打ち合わせや開発チームとの情報共有といった、コミュニケーションが業務の多くを占めます。

顧客の曖昧な要望を整理し、開発者が理解できる仕様にまとめる橋渡し役は、文系出身者が強みを発揮しやすい典型的な業務と言えるでしょう。

文系学生が大学で培ってきたコミュニケーション能力は、SIerの現場で高く評価されます。

SIerが文系学生を積極的に採用する理由・#2
入社後に育てる研修制度が整っているから

多くの大手・優良SIerでは、IT未経験の文系出身者を前提にした研修制度を用意しています。

入社後2〜3ヶ月をかけて、IT基礎・プログラミング・開発演習まで体系的に学べる環境が整っています。

例えば、NTTデータグループでは、入社後約2ヶ月間の基礎研修を実施。ビジネスマナーや仕事の進め方を学ぶ「ビジネス研修」と、IT技術の基礎・アルゴリズム・Javaプログラミング・Webアプリケーションなどを学ぶ「テクニカル研修」 で構成されています。

富士通Japanでは、入社から5月までの約2ヶ月間、IT技術に関する基礎知識やシステムの仕組みを学ぶ研修を実施。「ITパスポート試験」「基本情報技術者試験」をベースにした内容で、IT未経験者でも「入門」や「基礎」から学べるプログラムが組まれています。

現場配属後もOJTで先輩社員がマンツーマンで指導する体制があり、未経験でも安心して成長できます。

SIerでは教育体制が充実している企業が多いため、ITスキルが不足していても選考で極端に不利になることは少ないでしょう。

SIerが文系学生を積極的に採用する理由・#3
チーム開発には多様な視点が必要だから

良いシステムを作るためには、技術的な正しさだけでなく、多様な視点を持つ人材がチームに必要とされています。

システム開発の現場では、「この機能はユーザーにとって本当に使いやすいか？」といった顧客視点が欠かせません。文系学生が持つ社会や人に対する洞察力は、より良いサービスを生み出す上で大きな価値となります。

事実、IT業界で活躍する人材の約3割が文系出身というデータ（参考：IPA「IT人材白書2020」）もあり、多様な知識や価値観を持つメンバーが集まることで、技術一辺倒では生まれなかったアイデアが創出されます。

異なる背景を持つ文系出身者の存在は、変化に対応できる強い開発チームを作る上で重要な要素となっているのです。

文系出身者がSIerで活かせる強み

文系出身者がSIerで特に評価される強みは、「コミュニケーション能力」「論理的思考力」「文章構成力」の3つです。技術力だけでは対応できない場面で大きな価値を発揮します。

技術的なスキルは入社後の研修で十分に習得できますが、対人スキルや思考の基盤は、文系学生が大学生活ですでに培ってきた大きな武器として現場ですぐに活かせます。

文系出身者がSierで活かせる強み・#1
高いコミュニケーション能力

曖昧な要望から本質的なニーズを正確に引き出す対話力は、文系出身者が即戦力として貢献できる要素です。

SIerの顧客は必ずしもITに詳しいわけではありません。そのため、顧客の言葉の裏にある真の意図を汲み取り、エンジニアが理解できる仕様へと翻訳する役割が求められます。

具体的には、顧客へのヒアリングを行う際に相手の反応を見ながら質問を重ねて隠れた課題を見つけ出したり、開発メンバーと顧客の間に立って円滑な関係を構築したりする場面で能力を発揮します。

相手の立場に立って適切な言葉を選ぶ力は、プロジェクトを停滞させずに前進させるための強力な推進力となります。

文系出身者がSierで活かせる強み・#2
課題を整理する論理的思考力

複雑に絡み合った情報を構造化し、解決への筋道を立てる論理的思考力は、システム開発の上流工程で極めて重要です。

要件定義の段階では、顧客から寄せられる断片的な情報や要望を整理し、システムとして矛盾のない仕様に落とし込まなければなりません。もし論理が破綻していれば、手戻りが発生しプロジェクト全体に影響が出ます。

大学でのレポートや論文作成において、多くの文献やデータを分類して結論を導き出してきた経験は、そのまま顧客の課題整理や解決策の立案プロセスに応用可能です。

物事を順序立てて考えられるスキルは、エラーのないシステム設計を行うための基礎力となります。

文系出身者がSierで活かせる強み・#3
分かりやすい資料作成能力

読み手にとって分かりやすい文章を作成する能力は、チーム開発においてミスや手戻りを防ぐために欠かせません。

SIerの業務では、顧客への提案書、チームメンバーが参照する設計書、ユーザー向けのマニュアルなど多種多様な文書を作成します。文書で意図が正しく伝わらなければ、重大な認識齟齬につながる恐れがあります。

例えば、専門知識がないユーザー向けに噛み砕いたマニュアルを作ったり、開発チーム全体で共有する設計書を論理的に記述したりする際、文章構成力はそのまま成果物の品質に直結します。

情報を整理して正しく伝わる言葉にする力は、プロジェクトを円滑に進める潤滑油となります。

「文系はSIerやめとけ」はなぜ？よくある3つの誤解

「SIerはやめとけ」という意見は、スキル面や労働環境への不安から生まれますが、その多くは正しい情報収集と企業選びで解消できます。

ここからは、これらの誤解がなぜ生じるのかを解き明かし、安心して就職活動を進めるための具体的な対策を解説します。

「文系はSIerやめとけ」よくある誤解・#1
「プログラミング未経験ではついていけない」

SIerの仕事は開発だけではないため、プログラミング未経験でも活躍の場は十分にあります。

多くの企業では文系出身者の入社を前提としており、入社後には手厚い研修でITの基礎から学べます。 業務で必要な知識は、入社後に習得できる体制が整っています。

実際のプロジェクトでは、顧客の要望を正確に理解する対話力や、分かりやすい資料を作る文章力の方が重要になる場面も多いです。 プログラミング以外のスキルこそが、プロジェクトの成否を分けることもあります。

プログラミングスキルは必須条件ではなく、入社後に身につけられるスキルの一つと捉えて問題ありません。

「文系はSIerやめとけ」よくある誤解・#2
「専門知識がある理系学生には勝てない」

企業は技術力だけで採用を判断しているわけではなく、文系ならではの強みは理系学生との差別化要因になります。

優れたシステム開発には、技術的な視点だけでなく、多様な角度からの意見を取り入れることが不可欠です。 企業側もその点を理解しており、チームで成果を出せるポテンシャルを重視しています。

例えば、顧客の業務課題を発見したり、チーム内の意見を調整したりする場面では、文系学生が培ってきたコミュニケーション能力や課題発見能力が高く評価されます。

現時点でのIT知識の差を気にする必要はなく、自分の持つ強みをアピールすることが重要です。

「文系はSIerやめとけ」よくある誤解・#3
「『文系歓迎』の多くはブラック企業」

「文系歓迎」を掲げる企業の全てが、労働環境に問題があるわけではありません。

確かに一部には、十分な研修を行わずに人手不足の現場へ派遣する企業も存在します。 しかし、多くの優良企業は、組織の多様性を確保し、新たな視点を取り入れるために文系学生を採用しています。

優良企業を見極めるためには、企業の研修制度や事業内容をしっかり確認することが大切です。

例えば、3ヶ月以上の手厚い研修制度があるか、顧客から直接仕事を受注する「元請け」の立場で事業を行っているかも確認しましょう。

元請けはプロジェクトの主導権を握りやすく、利益率も高いため、社員の労働環境が安定している傾向にあります。

企業情報を丁寧に見極めることで、安心して働ける優良企業を見つけることは十分に可能です。

SIer業界の就職難易度・就職偏差値

SIer業界には数多くの企業があるため、どの企業が自分に合っているのかを見極めるのは難しいですよね。

ここでは、学生からの「就職人気」、企業の安定性を示す「売上高」、働きがいに関わる「平均年収」という3つのランキングを紹介します。

まずは業界全体の地図を掴むことで、自分に合う企業を見つけていきましょう。

SIer業界の就職難易度・就職偏差値・#1
SIer 就職人気ランキング

日経クロステックが発表した「26年卒のIT業界就職人気ランキング」をもとに、SIerに分類される企業の上位10社を紹介します。

順位	企業
1位	NTTデータ
2位	富士通
3位	SCSK
4位	伊藤忠テクノソリューションズ（CTC）
5位	Sky
6位	オービック
7位	NEC
8位	富士ソフト
9位	トヨタシステムズ
10位	NTTコムウェア

安定した経営基盤を持つ大手企業が学生から高い人気を集めていることが分かります。

SIer業界の就職難易度・就職偏差値・#2
SIer 売上高ランキング

IT転職エージェント「Geekly」が公開しているデータをもとに、企業の事業規模や安定性を測る売上高ランキングを紹介します。

順位	企業	売上高
1位	株式会社NTTデータ	3兆4,901億円
2位	NEC(日本電気株式会社)	3兆3,130億円
3位	富士通株式会社	3兆1,765億円
4位	株式会社日立製作所	2兆2,179億円
5位	株式会社野村総合研究所	6,460億円

社会インフラを支える大規模なシステム開発を手掛ける企業が上位を占めています。

なお、野村総合研究所の売上高が他社と大きく異なる理由は、上位4社がハードウェア製造も含む総合IT企業であるのに対し、野村総合研究所はコンサルティングを主力とするなど、事業構造が違うからです。

SIer業界の就職難易度・就職偏差値・#3
SIer 平均年収ランキング

待遇面での企業選びの参考として、IT転職エージェント「Geekly」のデータをもとに、平均年収が高い企業を紹介します。

順位	企業	平均年収
1位	株式会社野村総合研究所	1,242万円
2位	株式会社電通総研	1,128万円
3位	株式会社SRAホールディングス	1,125万円
4位	伊藤忠テクノソリューションズ株式会社	1,028万円
5位	株式会社三菱総合研究所	1,024万円

専門性の高いコンサルティング領域や金融系のシステムに強みを持つ企業が高い給与水準となっています。

SIer選びで文系が後悔しないためのチェックポイント

文系出身者がSIer業界で安心してキャリアを築くためには、入社後のミスマッチを防ぐ企業選びが非常に重要です。

ITスキルは入社後に学べるからこそ、「未経験者を育てる文化」や「文系の強みが活きる環境」が整っているかを、具体的な指標で見極めなくてはなりません。

ここでは、後悔しない企業選びのために、最低限確認すべき3つのチェックポイントを解説します。

SIer選びで文系が後悔しないためのチェックポイント・#1
研修は3ヶ月以上あるか

入社後の研修期間が3ヶ月以上設定されているかは、安心してキャリアをスタートできる企業かを見極める最も重要なポイントです。

IT未経験者がプロとして活躍するには、ITの基礎知識からビジネスマナー、プログラミング演習まで、土台を固めるための十分な学習時間が不可欠だからです。

具体的には、企業の採用サイトや募集要項で研修カリキュラムの内容と期間を確認しましょう。

手厚い研修制度を設けている企業は、文系出身者を本気で育て、長期的な活躍を期待している証拠と言えます。

研修制度の充実は、IT知識に不安を感じる文系学生にとって、入社を判断する上での大きな安心材料になります。

SIer選びで文系が後悔しないためのチェックポイント・#2
文系出身のロールモデルはいるか

文系出身の社員が第一線で活躍しているかどうかは、あなたの将来像を具体的に描くための大切な指標です。

ロールモデルの存在を確認するには、まず企業の採用サイトで社員紹介のページを見てみましょう。

さらに会社説明会やインターンシップ、OB・OG訪問といった機会を活用し、出身学部や入社後のキャリアパスについて質問するのもおすすめです。

自分のキャリア目標と重なる社員の存在は、その会社で自分らしく成長できる可能性が高いことの証明になります。

SIer選びで文系が後悔しないためのチェックポイント・#3
元請けとして顧客と直接関われるか

顧客の課題を直接ヒアリングし、解決策を提案できる「元請け」の立場で仕事ができるかを確認しましょう。

顧客との距離感は、仕事のやりがいに直結します。元請けの立場であれば、顧客から感謝の言葉をもらう機会も多く、自分の仕事が社会にどう貢献しているかを実感しやすいです。

企業のウェブサイトや説明会で、「プライム案件比率」や「直請け比率」といった言葉で事業内容が説明されていないか確認してみてください。

顧客と直接関わることで、コミュニケーション能力という文系の強みを最大限に活かせます。

ビジネスの上流工程に携わる経験は、市場価値の高い人材への成長につながります。

文系におすすめの大手・優良SIer5選

ここでは、研修制度が充実し、文系出身者が多く活躍している大手・優良SIerを5社厳選して紹介します。

それぞれの企業が持つ特徴や文化を比較し、自分の価値観と合う会社を見つけるための参考にしてください。

文系におすすめの大手・優良SIer・#1
NTTデータグループ

国内最大手のSIerとして、官公庁や金融といった社会の根幹を支える大規模なシステム開発を数多く手掛けています。

研修	新入社員研修は約6ヶ月間で、ITの基礎から実践まで学べる
文系の活躍	文理問わず採用しており、多様なフィールドで活躍可能
元請け	社会インフラを支える大規模案件の多くを元請けとして受注

安定した環境で社会貢献性の高い仕事に挑戦しながら、幅広い知識と経験を身につけたい人におすすめです。

文系におすすめの大手・優良SIer・#2
野村総合研究所（NRI）

コンサルティングとITソリューションの二つの軸で事業を展開する、ユーザー系SIerのトップ企業です。

特に金融業界に圧倒的な強みを持っています。

研修	約3ヶ月の導入研修で、プロとしての基礎を固める
文系の活躍	論理的思考力を活かし、文系出身者が能力を発揮しやすい環境
元請け	コンサルティング案件が中心であり、ほぼ100%が元請け

高い専門性を身につけ、顧客の課題解決の最上流から携わりたい人にとって、非常に魅力的な企業です。

文系におすすめの大手・優良SIer・#3
伊藤忠テクノソリューションズ（CTC）

大手総合商社である伊藤忠商事を親会社に持つ、ユーザー系SIerです。

通信、官公庁、製造といった社会インフラ分野のプロジェクトに強みを持っています。

研修	3ヶ月間の集合技術研修があり、IT未経験者も安心
文系の活躍	文理の垣根なく、多様なキャリアを歩む社員が多数在籍
元請け	親会社のネットワークを活かした、大手企業とのプライム案件が豊富

安定した基盤のもと、大規模で先進的な案件に若いうちから挑戦したい人に向いています。

文系におすすめの大手・優良SIer・#4
日立製作所

日本を代表する総合電機メーカーであり、メーカー系SIerの最大手でもあります。

金融、社会インフラ、ヘルスケアなど幅広い分野で事業を展開しています。

研修	約3ヶ月間、グループ共通研修と専門研修でじっくり学べる
文系の活躍	活躍の場は多岐にわたり、文系出身者も多数在籍している
元請け	社会貢献性の高い大規模開発を、元請けとして一括で手掛ける

メーカーならではの技術力を背景に、社会貢献性の高い仕事に関わりたい人におすすめです。

文系におすすめの大手・優良SIer・#5
TIS株式会社

特定の親会社を持たない独立系SIerの大手企業です。

特に金融業界やクレジットカードの決済システムで高いシェアを誇ります。

研修	約3ヶ月の新人研修で、専門知識まで体系的に習得可能
文系の活躍	独立系として多様な人材を求めており、文系が活躍できるプロジェクトも多数
元請け	一次請け比率は9割以上で、顧客との直接契約が中心

特定の業界に縛られず、幅広い業界のプロジェクトで多様なスキルを身につけたい人にとって魅力的な環境です。

文系からSIerに就職する際の志望理由（志望動機）のポイント

SIerの選考を通過するためには、自身の経験と結びつけて「なぜIT業界か」「なぜそのSIerか」を明確に語ることが重要です。

自己分析と企業研究に基づいた論理的な志望動機が、内定への鍵となります。

文系からSIerへの就職・志望理由のポイント・#1
なぜSIerに就職したいのかを考える

「なぜIT業界なのか」「数あるIT企業の中で、なぜSIerなのか」を自分の言葉で説明できるように準備しましょう。

「ITを通じて社会の仕組みを支えたい」といった抽象的な理由だけでは、他の就活生との差別化は困難です。

具体的には、「多様な業界の顧客が抱える経営課題の解決に携われる点」や「社会の基盤となる大規模なシステム開発に関われる点」のように、SIerのビジネスモデルのどこに魅力を感じたのかを掘り下げます。

SIerならではの事業内容と自分の興味を結びつけることで、志望動機に深みが増します。

文系からSIerへの就職・志望理由のポイント・#2
過去の体験を振り返る

SIerを志望する理由に説得力を持たせるため、自身の具体的な経験と結びつけることが大切です。

過去の体験を根拠として示すことで、あなたの志望動機が借り物ではない、オリジナルのものであると証明できます。

例えば、「サークル活動で課題を分析し、新しいルールを作って組織を改善した経験」を挙げ、「当事者の意見を聞きながら解決策を考えるプロセスが、顧客に寄り添いITで課題を解決するSIerの仕事に通じる」といった形で繋げます。

このように、自身の経験を志望動機に反映させることで、リアリティのある魅力的なアピールができます。

文系からSIerへの就職・志望理由のポイント・#3
自分の将来像を考える

入社後、どのように成長し、事業に貢献していきたいのかという将来のビジョンを語ります。

入社後のキャリアプランを明確に示すことで、学習意欲の高さと、その企業で長く働きたいという本気度を伝えられるからです。

「入社後はまずITの基礎スキルを徹底的に習得し、将来的には金融分野に強みを持つプロジェクトマネージャーとして貢献したい」のように、企業の事業内容と関連付けたキャリアプランを提示します。

入社後の活躍イメージを具体的に伝えることができれば、採用担当者からの評価は大きく高まります。

SIer就活で文系学生がやるべき3つのこと

IT知識に不安がある文系学生でも、具体的な行動を起こすことで自信を持ってSIerの就職活動を進められます。

これから紹介する3つのアクションを実行することで、IT業界への意欲を示し、企業とのミスマッチを防げるでしょう。

SIer就活で文系学生がやるべきこと・#1
ITパスポートで「やる気」を証明する

まず、ITの基礎知識を体系的に学べる国家資格「ITパスポート」の取得を目指しましょう。

資格を持っていること自体が直接的に評価されるわけではありませんが、「IT業界で働くために自ら学んでいる」という学習意欲を客観的に証明できます。

勉強方法は、市販の参考書を1冊読み通した後に、Webサイトやアプリで公開されている過去問題を繰り返し解くのが効率的です。

ITの専門用語や仕組みの基本を理解しておくことは、面接で自信を持って受け答えするための知識の土台となります。IT業界への本気度を示す強力な武器として、計画的に学習を進めていくことをおすすめします。

SIer就活で文系学生がやるべきこと・#2
インターンシップで「実際の仕事」を経験する

企業のウェブサイトや説明会だけでは、リアルな仕事内容を深く理解することは困難です。1日だけのプログラムでも良いので、企業のインターンシップには積極的に参加しましょう。

実際に社員の方と話したり、グループワークで業務の一部を体験したりすることで、漠然としていたSIerの仕事への理解度が一気に上がります。

インターンシップ情報は、就活情報サイトや企業の採用ホームページから探せるほか、大学のキャリアセンターでも紹介してもらえます。

インターンシップでの経験は、「なぜこの会社で働きたいのか」という志望動機に説得力を持たせる貴重な材料となります。

入社後のミスマッチを防ぎ、自分に合う企業文化かどうかを見極めるためにも、現場の空気に触れることは非常に重要です。

SIer就活で文系学生がやるべきこと・#3
IT特化の就活エージェントを活用する

一人だけで手探りで就職活動を進めるのには、情報収集や選考対策の面で限界があるため、IT業界の就職に詳しいキャリアアドバイザーに相談しましょう。

文系出身者ならではの悩みや不安に寄り添いながら、自身の強みに合った優良企業を紹介してくれます。

就活エージェントでは、以下のようなサポートを無料で受けられます。

就活のプロによる個別指導が受けられるので、文系からSIerを目指す学生も自信を持って選考に臨めるようになるでしょう。

文系からSIerに就職したい人におすすめの就活エージェント

文系からSIerへの就職活動を効率的に進めるには、IT業界に特化した就活エージェントの活用がおすすめです。

ここでは、文系未経験者への支援実績が豊富な3つのエージェントを紹介します。

それぞれの特徴を理解し、自分に合ったサービスを見つけることから始めてみましょう。

エージェント名	特徴
シュトテック	ITエンジニアに特化した就職支援○ 個別のキャリア相談や選考対策が手厚い
レバテックルーキー	ITエンジニア就活の最大手！ 大手からベンチャーまで幅広い求人を保有
ユニゾンキャリア就活	未経験からのIT業界就職支援に強み 求人紹介から内定後のサポートまで一貫対応

文系からSIerへの就職におすすめの就活エージェント・#1
シュトテック｜首都圏IT特化・丁寧なサポートで内定獲得率5.3倍に！

シュトテックは、「首都圏のIT企業に就職したいが、何から手をつけて良いか分からない」という学生に特におすすめのエージェントです。

面接が苦手で選考通過率を上げたい方や、未経験からのアピール方法に悩む文系学生にとっても最適なサービスと言えます。

シュトテック最大の魅力は、サービス利用者の内定獲得率が平均5.3倍に向上する（2023年卒実績）という圧倒的な実績です。その背景には、ITエンジニア就活のプロが企業に合わせて1社ずつ行う徹底した選考対策があります。

面接の合否理由も具体的にフィードバックしてくれるため、どこを改善すれば良いかが明確になり、「受かる」面接へと着実に近づけます。

首都圏のITエンジニア就活に特化している点も大きな強みです。Sky株式会社やヤマトシステム開発株式会社といった大手・有名企業をはじめ、成長中のベンチャー企業まで、幅広い優良企業を紹介してくれます。

企業との強い繋がりを活かし、「書類選考なし」といった特別な選考フローを紹介してもらえる可能性もあります。

最短2週間でのスピード内定実績もあり、質の高い選考対策で内定まで最短ルートを目指せるので、首都圏でのITキャリアを本気で考えている学生にとって、力強い味方となるでしょう。

サービス概要
サービス名	シュトテック
公開求人数	非公開
対応地域	全国（オンライン、オフライン）
運営会社	ヒトツメ株式会社
公式サイト	https://hitotume.co.jp/shutotech/lp/

シュトテックの良い評判・口コミ

シュトテックの悪い評判・口コミ

文系からSIerへの就職におすすめの就活エージェント・#2
レバテックルーキー｜業界最大手・豊富な求人数で安心のサポート

レバテックルーキーは、大手SIerから有名メガベンチャーまで、幅広い求人の中から自分に合った企業を比較検討したい学生におすすめです。

レバテックルーキー最大の魅力は、19年にわたる実績と8,000社以上の企業情報に裏付けられた、IT業界との強固な繋がりです。IT業界に精通したプロのアドバイザーが、豊富な選択肢の中から一人ひとりの希望に合った優良企業を紹介してくれます。

公式サイトには、DeNAやサイボウズといった有名企業から、専門分野に強みを持つSIerまで、多数の紹介先企業が掲載されています。

もうひとつの強みは、ES添削や面接対策、ポートフォリオ作成まで、プロがマンツーマンで徹底的にサポートしてくれる点です。

質の高い就活サポートにより、プログラミング実装経験がある学生の内定率は85%以上、最短2週間（2020年度実績）での内定獲得も可能になります。

業界トップクラスの企業が集まるイベントも定期的に開催しており、豊富な情報と質の高い選考サポートで、納得のいくキャリアの第一歩を後押ししてくれます。

サービス概要
サービス名	レバテックルーキー
公開求人数	非公開
対応地域	全国（オンライン、オフライン）
運営会社	レバテック株式会社
公式サイト	https://rookie.levtech.jp/

レバテックルーキーの良い評判・口コミ

レバテックルーキーの悪い評判・口コミ

https://asiro.co.jp/media-career/23276/

文系からSIerへの就職におすすめの就活エージェント・#3
ユニゾンキャリア就活｜質の高い選考対策で面接突破率は87%！

ユニゾンキャリア就活は、ITスキルに自信がなく、入社後のミスマッチを避けたいと考えている文系学生に、特におすすめしたいエージェントです。

また、企業の「リアルな情報」に基づいた、質の高い選考対策を求める方にも最適なサービスと言えます。

ユニゾンキャリア最大の魅力は、IT業界の裏側まで知り尽くしたアドバイザーによる、質の高い選考対策です。企業の内部事情も踏まえた上で一人ひとりに最適な対策を徹底的に行うことで、面接突破率87%（2023年実績）という高い実績を誇ります。

また、紹介先が成長の見込める3,000件以上の優良企業に絞られている点も大きな強みです。将来性や働きやすさといった観点で厳選された企業と出会えるため、安心して企業選びができます。

企業ごとのリアルな情報まで丁寧に説明してくれる姿勢が、Google口コミ4.8点という高評価に繋がっています。

納得のいくファーストキャリアを歩みたい学生にとって、非常に頼りになるエージェントです。

サービス概要
サービス名	ユニゾンキャリア就活
公開求人数	非公開
対応地域	全国（オンライン、オフライン）
運営会社	株式会社ユニゾン・テクノロジー
公式サイト	https://unison-career.jp/new-graduate/

ユニゾンキャリア就活の良い評判・口コミ

ユニゾンキャリア就活の悪い評判・口コミ

文系からSIerに就職する際によくある疑問

文系からSIer（エスアイヤー）への就職を考えたとき、専門知識の不足や将来性について、さまざまな疑問や不安を感じることがあります。

ここでは、多くの方が抱く疑問について、一つひとつ客観的な情報をもとに解説します。安心してキャリアを選択できるよう、正しい知識を身につけましょう。

文系からSIerに就職する際によくある疑問・#1
SIerは「文系の逃げ」って本当？

SIerへの就職が「文系の逃げ」というのは、大きな誤解です。むしろ、文系出身者が持つ特有の強みを大いに発揮できる職種と言えます。

システム開発の現場では、顧客が抱える課題を正確に理解し、解決策を分かりやすく説明する対話力が重要になります。

例えば、顧客企業の担当者はITに詳しくないことも多く、専門用語を避けながら要望をヒアリングし、システムの仕様を詰めていく作業は、文系出身者の力が活きる場面です。

結論、SIerは単なる「逃げ場」ではなく、論理的思考力やコミュニケーション能力を活かして顧客のビジネスに貢献できる、やりがいの大きい仕事です。

文系からSIerに就職する際によくある疑問・#2
金融系SIerは「やめとけ」と言われるのはなぜ？

金融系SIerの仕事は高い品質と責任が求められるため、「きつい」側面は確かにありますが、その厳しさに見合うだけのメリットも数多く得られます。

銀行や証券会社などのシステムは、社会の基盤を支える重要なインフラであり、ひとたび障害が起きれば社会的な影響が甚大です。

そのため、開発の現場ではミスの許されない緊張感と、障害発生時の迅速な対応が求められます。

一方で、厳しい環境だからこそ、社会貢献できる実感や、高度な専門性を身につけることが可能です。また、責任の大きさに比例して待遇も高い水準にあることが多く、安定したキャリアを築きたい方におすすめです。

文系からSIerに就職する際によくある疑問・#3
「新卒でSIerはやめとけ」と言われるのはなぜ？

「新卒でSIerはやめとけ」と言われるのは、一部企業の労働環境や業務内容への懸念が原因です。

SIer業界には、元請け企業が受注した仕事を、下請け、孫請けへとピラミッドのように再発注していく「多重下請け構造」があります。

この構造の下層に位置する企業ほど、厳しい予算や納期のしわ寄せを受けやすく、労働環境が厳しくなる傾向にあります。また、担当業務によっては、技術的なスキルが身につけにくいという懸念もあります。

しかし、これらの懸念はすべてのSIerに当てはまるわけではありません。

顧客と直接契約する元請けの大手企業や、新人研修が充実した会社を選べば、新卒からでも安心してキャリアをスタートできます。

文系からSIerに就職する際によくある疑問・#4
SIerで働く30歳の平均年収はいくら？

SIerで働く30代の平均年収は職種によって異なり、プロジェクトマネージャーのような管理職では平均年収が600万円を超えることがあります。

IT転職エージェント「Geekly」の調査では、SIerで働く30代の年収は、担当する職務内容によって明確な差があると分かります。

プロジェクトマネージャー	626万円
web系SE・PG	488万円
制御系・組み込み・ファームウェア開発	462万円
サーバーエンジニア	451万円
オープン系SE・PG	431万円

結論、SIerは高い収入が期待できる職種ですが、より高い年収を目指すには、プロジェクトマネージャーのような上流工程を担うキャリアを意識することが重要です。

文系からSIerに就職する際によくある疑問・#5
「SIerは日本だけの業態」って本当？

SIerという業態は日本だけではありませんが、仕事の進め方に「多重下請け構造」という日本特有の仕組みがあります。

多重下請け構造とは、元請け企業が受注した仕事を下請け、孫請けへと階層的に再発注するピラミッド型の分業体制です。海外にもシステム開発を請け負う企業はありますが、日本のように細分化された分業体制は一般的ではありません。

結論として、ビジネスモデル自体は世界共通でも、業界の構造に日本の独自性がある、と理解するのが正確です。

文系からSIerに就職する際によくある疑問・#6
文系でSIerに行くなら、SEと営業どっちがいい？

ご自身の強みや興味の方向性によって、どちらが向いているかは異なります。

SEは、顧客の要望をヒアリングし、システムという「形」にする技術職です。一方、営業は、顧客との対話を通じて課題を発見し、ビジネスの機会を創出することが役割の中心です。

文系で培った論理的思考力や対話力は、どちらの職種でも活かせます。

結論として、物事を論理的に組み立てていくプロセスそのものに楽しさを感じるならSEが、人と深く関わり信頼を築くことにやりがいを感じるなら営業が、それぞれ適しているでしょう。

まとめ｜SIerは文系出身者も活躍可能！

SIer業界は、文系出身者にとって大きな活躍の機会がある分野です。「やめとけ」という意見は一部の側面に過ぎず、適切な企業選びが成功の鍵を握ります。

SIerの仕事ではプログラミング技術だけでなく、顧客の課題を理解し解決策を提案する対話力や論理的思考力が不可欠です。

文系で培った能力は、プロジェクトの上流工程で特に活かせます。

SIer業界への就職を成功させるためには、自分に合った企業選びが欠かせません。IT業界に特化した就活エージェントを活用することで、情報収集や選考対策を効率的に進めることができます。

エージェント名	特徴
シュトテック	ITエンジニアに特化した就職支援○ 個別のキャリア相談や選考対策が手厚い
レバテックルーキー	ITエンジニア就活の最大手！ 大手からベンチャーまで幅広い求人を保有
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この記事で紹介したサービスを活用して、文系からSIerへの就職を成功させましょう。