このような不安を抱えている方も多いのではないでしょうか。

本記事では、ビズリーチの利用が会社にばれる可能性や対策方法、さらにばれてしまった場合の対処法まで詳しく解説します。

結論、適切な対策を実行すればビズリーチの利用が会社にばれる可能性は低いです。

本記事を読んで、会社にばれる可能性をさらに低くする利用方法も身につけましょう。

関連記事：ビズリーチの評判・口コミを独自調査をもとに年齢別に徹底解説

【結論】ビズリーチの利用がばれる可能性は低い

「可能性は低い」といえる理由は、複数のセキュリティ機能が提供されているからです。

具体的には以下の5点で安全性を保っています。

上記セキュリティがあるため、ビズリーチに登録しただけでは、企業やヘッドハンターは個人情報を閲覧できません。

なかでも「企業ブロック設定」と「職務履歴書」については後に詳しく機能を説明しているので興味のある方は参考にしてください。

ビズリーチで公開される情報・公開されない情報を以下の表にまとめました。

このように、ビズリーチでは現在の勤務先に登録がばれない機能が充実しています。

ビズリーチを利用して会社にばれるのかアンケート

ビズリーチを利用して会社にばれるのかアンケート結果（弊社アンケートより）

【アンケート概要】
調査期間：2024/09/04~ 2024/09/11
調査対象：ビズリーチを利用したことのある方のアンケート
調査方法：インターネットによる調査
※ユーザーアンケートより抜粋

【ばれなかったと回答した方の口コミ】

ビズリーチのセキュリティ機能はこのように実際に作用しているので、弊社アンケートでは「ばれなかった」と回答する人が10人中9人にのぼりました。

【ばれたと回答した方の口コミ】

実際にばれたケースは10人中1人のみでした。

またばれた人の原因はスマホの通知を見られたことです。

会社のパソコンでビズリーチを利用したり、同僚に転職活動を話したりしない限り、ばれる可能性は低いと考えられます。

ビズリーチの利用が会社にばれる可能性がある5つのケース

ビズリーチから情報が漏れて会社にばれる可能性は低いですが、ほかの原因でビズリーチの利用がばれる場合があります。

本章では、ビズリーチの利用がばれる可能性のある5つのケースを紹介します。

会社のパソコンやスマホからアクセスする

転職活動中、手軽だからと会社のパソコンやスマホで「ビズリーチ」を利用するのは危険です。

多くの企業は、従業員のインターネット利用状況を監視しており、アクセス履歴を確認できます。

転職サイトへのアクセスは、会社に転職活動を疑われる大きな要因です。

ですので、転職活動は個人のパソコンやスマホを使用し、会社のネットワークは避けてください。

職務経歴書に個人を特定できる情報を記載する

注意するべきことはたとえ「企業ブロック設定」を有効にしていても、個人を特定できる情報を記載してしまうと、会社に転職活動を知られるリスクがあるということです。

ばれないようにするために、具体的には以下2つの対策をおこない、個人を特定する内容の記載は避けましょう。

同僚や上司に転職活動について話す

「信頼できる」と思って話した同僚や上司が、その情報を他に漏らしてしまう可能性はあります。特に社内での噂は広まりやすく、多くの同僚が知ることになるでしょう。

有給休暇を取得しただけで「転職活動のためだ」と疑われたり、周囲との関係が上手くいかなかったりして、精神的にストレスを受けるとともに職場に居づらくなってしまうでしょう。

SNSで転職活動について発信する

SNSを通して、自分からの転職活動について発信する方や、転職仲間とコンタクトを取る方もいるでしょう。

しかし、SNSの投稿を現職の同僚や上司に見られると、転職活動がばれる恐れがあります。

SNSを使用するときは、あなたの名前を公表していなくても、特定の業務内容やプロジェクト名がわかるような発信はしないよう注意してください。

ヘッドハンターとの会話を職場でする

職場でヘッドハンターから掛かってきた電話を受けると、同僚や上司に内容を聞かれるかもしれません。

特にオープンスペースや共有オフィスでは、会話が漏れやすいです。

また、社用の携帯電話は通話履歴やメールが監視されている可能性があります。

もし転職活動に関する通話やメールを会社の携帯電話でするなら、内容をチェックされるリスクヘッジを事前におこないましょう。

会話を直接聞かれなかったとしても「頻繁に電話をかける」「急に席を外す」行動は、周囲から不自然に映り、転職活動を疑われる原因です。

職場でヘッドハンターと会話することは、転職活動がばれるリスクを高める行為なので避けましょう。

ビズリーチを利用して会社にばれずに使う方法

本章では、会社にばれずビズリーチを利用する具体的な方法を解説します。

ビズリーチを利用して理想の職場を見つけましょう。

企業ブロック設定を活用する

会社にばれないようにするには、ビズリーチの登録で「企業ブロック設定」が必須です。

企業ブロック設定することで、特定の企業に自分のプロフィールを見られないようにできます。

例えば、下記のような内容をブロックすると、現在働いている企業の採用担当者が、あなたのプロフィールを閲覧することを防止できます。

設定方法は以下のとおりです。

ただし、職務経歴やスキルが特殊で限られた人材しか該当しない場合は、企業ブロック設定をしていても個人が特定されてしまう可能性があります。

個人を特定できないようにスキルや能力をPRする工夫をしましょう。

職務経歴書を非公開にする

公開設定のままでは、現在の会社の同僚や上司、取引先などにあなたの転職活動がばれてしまう可能性があります。

企業ブロック設定をしていても、職務経歴書の内容から個人を特定されてしまうこともあります。

そのため、会社に転職活動を知られたくない場合は、職務経歴書を非公開設定にすることをおすすめします。

職務経歴書を非公開にすると、不特定多数の人にあなたの職務経歴を見られるリスクを防ぎます。

非公開の設定方法は、以下のとおりです。

ただし、職務経歴書を非公開にすると、ヘッドハンターや企業からのスカウトが届かなくなるので、自分から積極的に求人に応募していく必要があります。

個人を特定できる情報を最小限に抑える

ビズリーチの利用を会社にばらさないようにするためには、あなたが転職活動している情報自体を漏らさないことが重要です。

転職活動やビズリーチの利用をSNSで発信するのは避けましょう。

と思うかもしれません。

しかし匿名アカウントであっても、発信内容から個人を特定される可能性があるため、発信しない方が無難です。

プライベートな環境でのみアクセスする

あなた以外の人が、あなたの行動を監視したり、アクセス履歴を確認したりできる以下のような環境でアクセスするのは避けましょう。

自宅など、あなたの転職活動が外に漏れづらい場所からアクセスすることで、ビズリーチの利用がばれるリスクは低減します。

ただし、あなたのスマホの閲覧履歴から情報が漏れる可能性もあるため、スマホでのアクセスはプライベートモードでしたり、勝手に閲覧されないようパスワード設定を活用したりなどの手軽にできる対策はおこなうとよいでしょう。

ヘッドハンターとの連絡は慎重におこなう

転職活動を進める上で、ヘッドハンターと連絡をとることも多くなるでしょう。

以下2つの事項は、会社にビズリーチの利用がばれることを防ぐのに有効なポイントです。

連絡一本でも細心の注意を払い、会社にばれずに転職活動を進めましょう。

ビズリーチの利用がばれてしまった場合の対処法

ビズリーチの利用がばれる可能性は低いです。

万が一ビズリーチの利用がばれても、適切に対応することで、会社からの信頼を失わずに転職活動を進められます。

本章ではビズリーチの利用がばれてしまったときの適切な対処法を3つ紹介します。

正直に状況を説明する

ビズリーチの利用が会社にばれてしまった場合、まずは冷静に状況を把握し、正直に状況を説明することが大切です。

ばれてしまった事実を隠したり、言い訳をしたりするのではなく、転職活動している事実やその理由を正直に伝えましょう。

その際は、現在の職場での経験や、上司・同僚に対する感謝の気持ちを伝えるのがポイントです。

状況によっては上司や人事担当者から厳しい言葉をかけられるかもしれませんが、感情的になることなく対応しましょう。

その後は転職活動の進捗状況や今後の予定を共有するなど、転職活動の透明性を保つことを心がけましょう。

キャリアアップのための情報収集だと伝える

「キャリアアップのため」と伝えることも1つの選択肢です。

「キャリアアップのため」と伝えると、前向きな印象を与え、将来的に会社に貢献したいという意欲を見せることができます。

しかしビズリーチは転職活動に特化したエージェントなので、「情報収集のみを目的として利用している」という説明は、不自然で不信感を与えてしまう可能性があります。

「キャリアアップのため」と伝える場合は、どのような情報収集をしているのか、業界やスキルの具体例を挙げて説明するとよいでしょう。

現在の仕事への取り組み姿勢を示す

現在の仕事に対して真摯に取り組む姿勢を示すことで、上司や同僚との信頼関係を維持できます。現在の業務を丁寧・確実に遂行し、成果を出しましょう。

一時的な努力ではなく、継続的に取り組む姿勢を示すことが重要です。行動に一貫性があると周囲からの信頼が得られやすいです。

また、ビズリーチの利用がばれてしまったとしても、現在の仕事に真摯に取り組む姿勢を示すことで会社からの信頼を維持できるので、人間関係のトラブルなく転職できるでしょう。

ビズリーチ利用に関するよくある質問

ビズリーチの利用に関してのよくある質問と回答とを紹介します。

ビズリーチからのメールを既読にすると相手にばれますか？

ずばり、ビズリーチで企業やヘッドハンターから届いたスカウトメールを開封すると、相手に通知され、受信者がメールを読んだことがわかります。

ビズリーチには、スカウトメールの開封状況を送信者に通知する機能が備わっています。

しかし、既読にしたことがばれるからといって、すべてのメールに返信する必要はありません。

企業に対して失礼がないように対応することは基本ですが、「選考に進みたい」と考えている企業から優先して返信する、などのマイルールを設けると気持ちが楽になるでしょう。

転職活動していたことがばれたらクビになりますか？

もちろんクビになりません。

クビにするには正当な理由が必要です。単に「転職活動している」だけでは正当な理由にはなりません。

日本国憲法第22条第1項には、以下のように規定されています。

「何人も、公共の福祉に反しない限り、居住、移転及び職業選択 の自由を有する。」

【引用】日本国憲法

仕事を選ぶ権利は憲法で保障されており、同時に仕事を探す権利もあるとみなされています。

人事向けQ&Aサイト「日本の人事部」においても、在職中の転職活動している社員について以下のように解説しています。

「転職を含めまして職業選択の自由は憲法で保障されている最も重要な基本的人権の一つになります。また、当然ながら他の会社へ転職する為には在職中に転職活動をする事が不可欠といえます。

従いまして、ごく当たり前の行動である在職中の転職活動が発覚したことをもって会社との信頼関係が崩れたと称し解雇する事は到底認められません。」

【引用】：日本の人事部

ビズリーチの審査に落ちたらどうなる？

ビズリーチの審査に落ちてもペナルティはありません。

その後の生活で不都合が生じたり、現在の勤務先にばれたりすることはないので、安心してください。

また、審査に落ちても再審査の申請が可能です。

審査に落ちる主な原因は、「職歴が浅いこと」や「年収が基準に満たないこと」、「年齢が高すぎること」です。

再申請するときは、職務経歴書やプロフィール情報を見直してより良いものを作成しましょう。

上記のような方法で転職活動を継続できるため、諦めず次のステップへ進みましょう。

関連記事：ビズリーチに登録できない！審査落ちする理由と登録できない場合の対処法を解説

ビズリーチとの併用におすすめの転職エージェント

ビズリーチとの併用におすすめの、利用しても会社にばれる可能性が低い転職エージェントを紹介します。

現在の会社にばれにくい転職サービスを活用して、働きながら効率的に転職活動を進めましょう。

リクルートエージェント

マイナビエージェント

doda

まとめ｜対策をして会社にばれずビズリーチを利用しよう

ビズリーチの利用が会社にばれる可能性は低いといえます。

そして利用時に適切な対策を取ることで、さらにリスクを低減できます。

企業ブロック設定や職務経歴書の非公開設定、プライベートな環境でのアクセスなど、本記事で紹介した方法を実践してみてください。

これらの利用ポイントの一部は、ビズリーチだけでなく、ほかの転職エージェントを利用するときにも応用できます。ビズリーチ以外にも複数の転職エージェントに登録する予定の方はぜひ有効活用しましょう。