
法律相談
八戸市で弁護士に無料相談できる窓口3選|選ぶ際に注意すべきポイントも解説
2023.12.07
「自分だけでは解決できないトラブルに巻き込まれてしまった」「専門家のアドバイスを受けて、トラブルに慎重に対応したい」といった理由から、弁護士への法律相談を検討している方は多いでしょう。
しかし、「費用が高そう」「こんなことを相談してよいのかわからない」といった理由から、相談をためらっている方もいるでしょう。
この記事では、弁護士への相談を検討している方に向けて、法律相談が受けられる公的な窓口や自分で弁護士を探す方法を解説します。
無料相談が受けられる窓口も紹介するので、費用面で悩んでいる方も参考にしてください。
また、法律相談や弁護士選びで後悔しないために、法律相談を受ける際のポイントや、何を基準に弁護士を選べばよいかについても紹介します。
法律問題に巻き込まれているなら弁護士に相談することで解決できるかもしれません。福岡にも無料で相談できる弁護士がいるため、なるべく早めに弁護士に相談することをおすすめします。
弁護士の無料相談することで以下のようなメリットを得ることができます。
当サイトでは、無料相談はもちろん、電話で相談が可能な弁護士も多数掲載していますので、まずはお気軽にご相談ください。
福岡県内で法律相談できる公的な窓口は次の3つです。
それぞれの窓口について紹介します。
法テラス(日本司法支援センター)は国が設置している公的機関です。
日常生活で起こるさまざまな法的トラブルで悩んでいる方を対象に、問題解決に役立つ制度や適切な窓口の紹介をオペレーターが無料でおこなっています。
法テラスで相談できる内容は以下のとおりです。
上記以外にも、交通事故や近所トラブルなど、相談できる分野は多岐にわたります。
「こんなことを弁護士に依頼してもいいの?」「揉め事を解決するために自分ができることを知りたい」といった場合も、まずは一度問い合わせてみるとよいでしょう。
また、経済的に困窮していて弁護士への依頼が難しい方に向けて、弁護士・司法書士による無料法律相談や依頼費用の一時立て替えなどの取り組みもおこなっています。
【関連記事】法テラスの無料法律相談はどこまで無料?利用条件や利用方法、注意点を解説
法テラスでは対面相談のほかにも、電話やメールなどのさまざまな形式での相談に対応しています。
法テラスの総合受付情報は次のとおりです。
【法テラス総合受付情報】
サポートダイヤル | 0570-078374 |
受付日時 | 毎週月~金曜日 9:00~21:00 毎週土曜日 9:00~17:00 (※日曜日・祝日は除く) |
メールを送る(24時間365日受付) |
【法テラス福岡】
受付時間 | 毎週月~金曜日 9:00~17:00(※土日祝日を除く) |
連絡先 | 0570-078359(一般) 050-3383-5501(IP電話) |
所在地 | 福岡市中央区渡辺通5-14-12南天神ビル4F |
【法テラス北九州】
受付時間 | 毎週月~金曜日 9:00~17:00(※土日祝日を除く) |
連絡先 | 0570-078360(一般) 050-3383-5506(IP電話) |
所在地 | 北九州市小倉北区魚町1-4-21魚町センタービル5F |
【参考】法テラス福岡|法テラス
「弁護士会」は、弁護士や弁護士法人の指導・監督をおこなう法人組織です。
弁護士会は各都道府県にあり、弁護士を束ねる活動のほか、弁護士による法律相談や弁護士の紹介業務もおこなっています。
全ての弁護士・弁護士法人は、弁護士法によって管轄エリアの弁護士会への登録が義務づけられています。
福岡県弁護士会は、福岡で活動する全ての弁護士の情報を登録・管理している組織です。
福岡県弁護士会の情報は下記のとおりです。
受付時間 | 毎週月~金曜日 9:00~17:00 (※土日祝日、お盆期間、年末年始を除く) |
連絡先 | 092-741-6416 |
所在地 | 福岡市中央区六本松4丁目2番5号 |
【参考】福岡県弁護士会
福岡県弁護士会は、本拠地である福岡県弁護士会館のほかにも、県内に17ヵ所の法律相談センターを開設しています。
地区ごとの法律相談センターの情報は以下のとおりです。
【福岡地区】
天神弁護士センター | 六本松法律相談センター |
二日市法律相談センター | いとしま法律相談センター |
古賀法律相談センター |
【北九州地区】
北九州法律相談センター | 折尾法律相談センター |
行橋法律相談センター | 豊前法律相談センター |
魚町法律相談センター |
【筑後地区】
久留米法律相談センター | 八女法律相談センター |
柳川法律相談センター | 大牟田法律相談センター |
【筑豊地区】
飯塚法律相談センター | 直方法律相談センター |
田川法律相談センター |
福岡県内で弁護士を探すなら、日本弁護士連合会による弁護士情報提供サービス「ひまわりサーチ」を利用するという方法もあります。
ひまわりサーチは、弁護士を弁護士情報や法人情報から探せるほか、所属する弁護士会・性別・市区町村などの情報でも検索できるシステムです。
なお、ひまわりサーチは任意登録制であるため、福岡県内の全ての弁護士が検索対象になるわけではないという点には注意が必要です。
福岡県内では、県民を対象とした法律相談窓口を設置しています。
日常生活のトラブルや家庭内の問題などについて、弁護士が1対1の対面形式で相談に乗ってくれます。
制限時間は1人30分で、相談料は無料です。
ただし、申し込み人数に上限があったり、開催日が限られていたりするため、急ぎの場合は相談するのが難しいかもしれません。
また、無料法律相談を利用するためには予約が必要なので注意しましょう。
県内で法律相談を実施している場所と問い合わせ先は以下のとおりです。
実施場所 | 住所 | 問い合わせ先 |
県民相談室 | 福岡市博多区東公園7-7 県庁(行政棟)1階 | 092-643-3333 |
北九州県民情報コーナー | 北九州市小倉北区城内7-8 小倉総合庁舎 2階 | 093-581-4934 |
筑後県民情報コーナー | 久留米市合川町1642-1 久留米総合庁舎 1階 | 0942-30-1030 |
嘉穂・鞍手保健福祉環境事務所 (総合相談窓口) | 飯塚市新立岩8-1 飯塚総合庁舎 2階 | 0948-21-4876 |
京築保健福祉環境事務所 (総合相談窓口) | 行橋市中央1-2-1 行橋総合庁舎 別棟(保健所棟)1階 | 0930-23-2379 |
上記の窓口以外にも、自分で弁護士を探せる「ポータルサイト」を利用するという方法もあります。
ポータルサイトとは、簡単にいえば、インターネット上の情報にアクセスするときに最初に通る玄関のようなものです。
当社が運営するベンナビは、弁護士検索に特化したポータルサイトです。
住んでいる地域や相談したい分野を選択するだけで、検索条件に合致する弁護士や弁護士事務所が一覧で表示されます。
検索にあたって面倒な会員登録は不要です。
誰でもすぐにアクセスして簡単に検索できるので、弁護士探しで迷っている方は利用してみましょう。
以下では、福岡県内で分野ごとにおすすめの弁護士を探せる検索サイトを紹介します。
上記のような離婚をめぐる悩みを抱えている場合は、離婚問題に特化した弁護士検索サイト「ベンナビ離婚」で検索しましょう。
離婚問題を得意とする弁護士に依頼することで、離婚時に争点となる慰謝料・財産分与・養育費・親権獲得などについて、より良い条件で離婚できる可能性が高まります。
ベンナビ離婚では、次のような内容について相談できます。
上記のような相続をめぐる悩みを抱えている場合は、相続問題に特化した弁護士検索サイト「ベンナビ相続」で検索しましょう。
相続問題を得意とする弁護士に依頼することで、相続人同士の力関係に縛られることなく、スムーズかつ公正な遺産分割の実現が期待できます。
ベンナビ相続では、次のような内容について相談できます。
上記のような交通事故をめぐる悩みを抱えている場合は、交通事故問題に特化した弁護士検索サイト「ベンナビ交通事故」で検索しましょう。
交通事故問題を得意とする弁護士に依頼することで、複雑で時間のかかる手続きや相手側との交渉を代わってもらえます。
また、被害回復に必要なサポートを受けられたり、適切な損害賠償金を請求できたりする可能性も高まります。
ベンナビ交通事故では、次のような内容について相談できます。
上記のような刑事事件をめぐる悩みを抱えている場合は、刑事事件に特化した弁護士検索サイト「ベンナビ刑事事件」で検索しましょう。
刑事事件では、結果によっては今後の人生を大きく左右する可能性があるため、初動対応が重要です。
刑事事件を得意とする弁護士に依頼することで、弁護活動や被害者との示談により、早期の身柄釈放・不起訴処分の獲得・減刑などが期待できるでしょう。
ベンナビ刑事事件では、次のような内容について相談できます。
※「ベンナビ刑事事件」は加害者や加害者家族向けですので、被害者やその他の悩みは法テラスに相談しましょう。
上記のような労働をめぐる悩みを抱えている場合は、労働問題に特化した弁護士検索サイト「ベンナビ労働問題」で検索しましょう。
労働問題を得意とする弁護士に依頼することで、未払い残業代や不当解雇などの労働上で発生したトラブルについて使用者側と交渉してもらえるほか、必要に応じて労働審判にも対応してもらえます。
ベンナビ労働問題では、次のような内容について相談できます。
上記のような債権回収をめぐる悩みを抱えている場合は、債権回収に特化した弁護士検索サイト「ベンナビ債権回収」で検索しましょう。
債権回収を得意とする弁護士に依頼することで、適切な回収方法を提案してもらえるほか、必要に応じて訴訟や強制執行などにも対応してもらえます。
ベンナビ債権回収では、次のような内容について相談できます。
上記のような債務整理をめぐる悩みを抱えている場合は、債務整理に特化した弁護士検索サイト「ベンナビ債務整理」で検索しましょう。
債務整理を得意とする弁護士に依頼することで、適切な債務整理の提案や手続きのサポートをしてもらえるほか、借金の減額や脅迫まがいの取り立ての停止などが期待できます。
ベンナビ債務整理では、次のような内容について相談できます。
上記のようなITをめぐる悩みを抱えている場合は、IT問題に特化した弁護士検索サイト「ベンナビIT」で検索しましょう。
IT問題を得意とする弁護士に依頼することで、不本意な書き込みを削除できたり、書き込みをした人に民事的・刑事的責任を追及できたりする可能性が高まります。
また、あなたが書き込みをしてしまい、発信者情報開示請求を受けた場合のサポートも依頼できます。
ベンナビITでは、次のような内容について相談できます。
法律相談の方法は、主に対面相談(面談)・電話相談・メールやLINE相談・オンライン相談の4種類です。
相談方法によって満足感や得られる結果が変わる可能性もあります。
相談したい内容の複雑性や自身の状況に合った相談方法を選びましょう。
ここからは、それぞれの相談方法のメリットと注意点を紹介します。
法律相談の方法として一般的なのは、弁護士と直接会っておこなう対面相談です。
弁護士事務所でおこなわれることもあれば、地域の施設や相談会場で実施されることもあります。
対面相談のメリットは次のとおりです。
法律相談の方法は4種類ありますが、全ての弁護士が4種類の相談方法に対応しているわけではありません。
弁護士によっては、希望する相談方法に対応していないこともあるでしょう。
その点、対面相談はベーシックな方法であり、ほとんどの弁護士が対応しています。
直接会って話ができるため、弁護士の雰囲気や人柄を感じ取りやすく、相性を確認するうえでも有効な手段といえるでしょう。
資料や証拠もリアルタイムで共有できるので、内容が複雑な相談にも向いています。
対面相談では、移動の手間がかかったり、まとまった時間の確保が必要だったりしますが、そのぶんメリットも大きいため、できればスケジュールを調整して対面相談するのが望ましいでしょう。
※なお、債務整理の場合は「直接面談義務」という決まりがあり、原則として弁護士に依頼するためには直接面談しなければいけません。
弁護士と会わず、電話やメールだけで依頼すると規定違反にあたります(債務整理事件処理の規律を定める規程第3条|日本弁護士連合会)。
弁護士への法律相談は電話でできる場合もあります。
電話相談のメリットは次のとおりです。
電話相談であれば弁護士事務所を訪問する必要がないので、忙しくてまとまった時間の確保が難しい方でもスケジュールの調整がしやすいでしょう。
また、相談したその場で回答が得られるので、早くアドバイスが欲しい方にも向いています。
弁護士と会話できるので、話し方の雰囲気や会話のテンポから相性なども確認できます。
ただし、電話相談は複雑な法律相談には不向きです。
口頭で情報のやり取りをする必要があるので、証拠となる映像・画像・書類などがあっても、弁護士にうまく内容を伝えられない場合もあります。
口頭での説明だけでも弁護士が状況を把握できるよう、事前に要点をまとめておく必要があるでしょう。
対面や電話による相談が難しい場合は、メールやLINEを利用する方法もあります。
弁護士への相談というと緊張する方も多いかもしれませんが、普段からメールやSNSを利用している人にとっては、相談のハードルが低い方法ともいえるでしょう。
メールやLINEで相談するメリットは次のとおりです。
また、口頭よりも文章のほうが状況を伝えやすいという方にもおすすめです。
文字に書き起こすことで、相談者自身もトラブルの内容や時系列を整理できます。
内容を確認してから送信できるので、相談内容の伝え漏れや疑問点の聞き忘れなどが防止しやすいという点もメリットでしょう。
また、ファイルを添付すれば映像や画像の共有もできます。
一方、メールの文字数や添付ファイルの容量に制限があったり、やり取りできる回数に上限が決められていたりする場合が多いので注意しましょう。
メールやLINEでの法律相談は、そのほかの手段に比べてタイムラグが発生しやすい点にも注意が必要です。
近年では新型コロナウイルスの影響もあり、パソコンやスマートフォンなどでのオンライン相談に対応している弁護士事務所も増えています。
オンライン相談のメリットは次のとおりです。
オンラインでの法律相談は自宅でできるので、「忙しい」「身体が不自由」などの理由で弁護士事務所への訪問が難しい方でも相談しやすい方法です。
また、対面相談に近い形で弁護士の表情を見たり声を聞いたりしながら相談できるので雰囲気が掴みやすく、相性の確認もしやすいでしょう。
ただし、オンライン相談を利用するためには、インターネット環境・Webカメラ・マイク・スピーカーなどの整備が必須です。
また、SkypeやZoomなどのビデオ通話アプリを利用する場合は、自分のパソコンやスマートフォンに事前にアプリをダウンロードしておく必要もあります。
ほとんどの場合、弁護士への法律相談では時間や回数の制限が設けられています。
相談できるのは、無料でも有料でも、基本的には30分程度です。
法律相談で「状況説明だけで終わってしまった」「時間が全然足りなかった」というような事態を避けるためには、事前の準備が大切です。
ここからは、弁護士から有意義なアドバイスを得るための5つのコツを紹介します。
相談前には、トラブルに巻き込まれた経緯を時系列でまとめておきましょう。
以下の情報を整理しておくことで、弁護士があなたの置かれている状況を把握しやすくなります。
弁護士から的確なアドバイスを受けるためには、自分の状況を正しく把握してもらうことが非常に重要です。
状況説明に手間取ると、それだけで時間が足りなくなってしまう恐れもあります。
自分の状況を短時間で簡潔に共有できるように準備しておきましょう。
弁護士に聞きたいことは箇条書きでまとめておきましょう。
事前に頭の中で質問を考えていても、相談している最中に飛んでしまって聞き損ねる可能性もあります。
相談後に「重要なことを聞きそびれた」などとならないためにも、質問は相談前にまとめておきましょう。
手元にメモとして置いておくことで、聞き忘れを防止できます。
しかし、法律相談では制限時間があるため、用意した全ての質問に答えをもらうのは難しいかもしれません。
質問内容についても、「絶対に聞きたいこと」や「時間があれば確認したいこと」などと優先順位をつけておくのがよいでしょう。
証拠になりそうなものがあれば持参しましょう。
トラブルをできるだけ有利な形で解決するためには、被害に遭っていることを証明できるものが必要です。
証拠があれば弁護士が現状を把握しやすいだけでなく、証拠の活かし方についてもアドバイスが得られるでしょう。
証拠になるものの一例は以下のとおりです。
そのほかにも、相談する分野によって証拠となるものはさまざまです。
自分にとっては些細なものであっても、法律上は結果を左右する重要な証拠であるかもしれません。
「これは関係ないだろう」などと自己判断せずに、関連がありそうなものは全て持参するとよいでしょう。
弁護士に相談する際は、自分に不都合なことがあっても隠しごとはせず、事実をありのまま伝えましょう。
自分にとって都合のいいように事実を歪めてしまうと、弁護士からのアドバイスが無意味になってしまいます。
さらに、あとから本当の事実が判明した場合は、現状よりもさらに事態が悪化してしまう恐れもあります。
弁護士に相談した内容が外部に漏れることはありません。
原則として相談者の非を責めることもないので、怖がらずに事実をありのまま相談しましょう。
法律相談にあたっては、目指すゴールを決めておきましょう。
抱えているトラブルに対してどのような決着を望むかは、適切なアドバイスを受けるうえで重要事項のひとつです。
たとえば、ネット上の誹謗中傷問題の場合、「書き込みを削除してもらえればよいケース」と「書き込んだ相手を特定して慰謝料を請求したいケース」では、弁護士のアドバイスや解決までの流れが大きく変わります。
しかし、なかにはトラブルの内容が複雑だったり、どのような対処ができるのかわからなかったりして、今後の判断を迷っている場合もあるでしょう。
その際は、弁護士にその旨を伝えて、一緒に状況を整理して目指すべきゴールを設定しましょう。
トラブルを納得のいく内容で解決するためには、適切な弁護士選びが重要です。
どの弁護士に相談・依頼するかで得られる結果が変わることも少なくありません。
特に、福岡のように弁護士の数が多いところでは、ポイントを押さえて弁護士を絞り込む必要があるでしょう。
弁護士選びでポイントとなるのは下記の5つです。
【関連記事】弁護士の選び方|依頼先を決める際のチェックポイントは?得意分野・費用など
まずポイントとなるのは弁護士事務所の「得意分野」です。
困りごとの内容と弁護士事務所の得意分野がマッチしているかどうかは必ず確認しましょう。
なぜなら、「法律問題といえば弁護士」というイメージがあるかもしれませんが、法律分野は多岐にわたり、全ての弁護士が全分野の法律問題に精通しているわけではないからです。
雰囲気や年齢だけで分野に対して経験の浅い弁護士を選んでしまうと、結果を得るまでに時間がかかったり、思うような結果が得られなかったりする恐れもあります。
当然、得意にしている分野のほうが弁護士としても知識や経験を発揮しやすいため、より良い結果が期待できます。
そのため、弁護士を比較する際は、その分野における実務経験の有無や解決実績の件数にも注目しましょう。
ちなみに、弁護士や弁護士事務所の得意分野はホームページで確認できます。
自分でいちいち確認している時間がない場合は、注力分野ごとに弁護士を探せるベンナビのような検索サイトを利用すると手間が省けます。
弁護士に依頼する際は、法律相談を通して弁護士や弁護士事務所との相性をチェックしましょう。
多くの弁護士事務所では、正式な依頼の前に法律相談できる機会を設けています。
トラブルの解決にあたっては、弁護士とのコミュニケーションが必要不可欠です。
場合によっては、年単位での付き合いになることもあるでしょう。
法律相談では、制限時間があったり相談費用がかかったりするなどの点には注意が必要ですが、弁護士との相性を確認するのに良い機会でもあります。
「威圧的で連絡を取り合うのが怖い」「意思の疎通がうまくいかない」などと相性に問題がある場合、弁護士とのやり取りが負担になってしまいます。
結果として、思うようにトラブルを解決できない恐れもあるため、必ず相性を確認しておきましょう。
弁護士事務所を選ぶ際は、料金体系が明確かどうかもチェックすべきポイントです。
弁護士費用には分野ごとにある程度の相場があるものの統一の決まりはなく、弁護士事務所ごとに自由に設定できます。
ほとんどの場合は、ホームページに料金体系が明記されています。
料金に関して曖昧な表現をしている場合は、最終的に高額な費用を請求してくる可能性もあるので注意しましょう。
また、弁護士事務所によっては「初回相談無料」「債務整理は相談無料」などのサービスを設けているところもあります。
弁護士事務所のホームページや検索サイトに掲載されている情報を確認するとよいでしょう。
なお、ベンナビでは無料相談可能な事務所も多数掲載しています。
住んでいる地域と相談内容の分野を選択すれば、対応可能な事務所が一覧で表示されます。
「まずは無料で相談してみたい」という方は、無料相談可能な事務所を選んで問い合わせてみるとよいでしょう。
【関連記事】弁護士費用はどのくらい?分野別の相場と安く抑える方法
弁護士事務所の対応時間についても確認しておきましょう。
対応時間によっては、わざわざ仕事を休んだり予定を調整したりしなければならない場合もあります。
また、こちらが連絡できる時間と弁護士が対応している時間が合わず、やり取りがスムーズにいかないこともあるでしょう。
弁護士とは、問題が解決するまで継続的に対面・電話・メールなどでのやり取りが発生します。
相談内容によっては一刻を争う場合もあるため、「平日は仕事を休めない」「夜間しか時間が取れない」という方は、夜間や土日に対応してくれるかどうかをチェックしましょう。
「ベンナビ」では、夜間の相談可能・土日祝の相談可能・24時間相談受付(メール対応含む)などの弁護士事務所も掲載しています。
自宅や最寄り駅からのアクセスのしやすさも考慮するとよいでしょう。
依頼内容によっては、何度も弁護士事務所を訪問する可能性があります。
遠方の場合やアクセスの悪い場合、弁護士事務所まで足を運ぶのが負担になってしまうかもしれません。
日本弁護士連合会が公表しているデータによれば、福岡県は全国でも5番目に弁護士が多いエリアです。
また、人口に対する弁護士の割合を見ると3位の愛知県をわずかに上回っており、全国的に見ても恵まれた司法環境を有する都道府県といえるでしょう。
【都道府県ごとの弁護士数順位】
順位 | 都道府県 | 弁護士数(人) |
1位 | 東京都 | 21,527 |
2位 | 大阪府 | 4,857 |
3位 | 愛知県 | 2,085 |
4位 | 神奈川県 | 1,764 |
5位 | 福岡県 | 1,443 |
※2022年6月1日時点
【福岡県内の男女別弁護士数】
弁護士数(男性) | 弁護士数(女性) | 弁護士事務所数 |
1,181人 | 262人 | 669件 |
※弁護士数は2022年6月1日時点
※弁護士事務所数は2021年3月31日時点
福岡県で活動する弁護士の2割弱は女性です。
福岡県は、女性弁護士の数の多さでは全国5位であり、全国的に見ても女性弁護士が多いことがうかがえます。
さらに、福岡県内の弁護士事務所数は669件です。
弁護士数・女性弁護士の数・弁護士事務所の数について、九州地方では2位以下と大差をつけてトップを誇っています。
【参考】法律事務所の共同化及び弁護士法人の現状|日本弁護士連合会
福岡県内で法律相談できる公的な窓口としては、法テラス・弁護士会・役所などがあります。
無料で弁護士による法律相談を受けられるところもあるので、トラブルを抱えて困っている方は利用を検討してみるとよいでしょう。
自分で弁護士を探したい方は、ベンナビのようなポータルサイトが便利です。
相談内容ごとにその分野が得意な弁護士を検索できるため、自分で比較検討しながら安心して相談できそうな弁護士を選びたい場合に向いています。
相談内容の分野に注力している弁護士に依頼することで、トラブルの早期解決やより良い結果に結びつく可能性が高まるでしょう。
法律問題に巻き込まれているなら弁護士に相談することで解決できるかもしれません。福岡にも無料で相談できる弁護士がいるため、なるべく早めに弁護士に相談することをおすすめします。
弁護士の無料相談することで以下のようなメリットを得ることができます。
当サイトでは、無料相談はもちろん、電話で相談が可能な弁護士も多数掲載していますので、まずはお気軽にご相談ください。