フリーランスエージェントを使わないのは損!おすすめのエージェントも解説

高橋宇内
           
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フリーランスエージェントって使わない方がいいの?

フリーランスになったはいいものの、思ったよりも案件の獲得が難しい…

上記のようなお悩みをもつフリーランスの方も多いのではないでしょうか。

結論、営業が苦手な方や駆け出し時期のフリーランスは、フリーランスエージェントを使わないのは非常にもったいないです。登録だけでもしておきましょう。

本記事では、フリーランスがフリーランスエージェントを使うメリットや利用が向いている人、反対に利用が不向きな人の特徴について解説します。

記事の後半では、おすすめのフリーランスエージェントとともに、エージェントを使わずに案件を獲得するためのとっておきの5つの方法も紹介します。

高単価な案件を受注でき、コンスタントに稼げるようなフリーランスになりたい方はご一読ください。

 

この記事の執筆者
高橋宇内
高橋 宇内 氏人事&キャリアドバイザー経験者
採用コンサルタントとして企業の人事を複数担当。転職後キャリアドバイザーとして、新卒・中途の求職者の支援。
目次

フリーランスエージェントを使わないのがもったいないたったひとつの理由

フリーランスエージェントの利用がおすすめな理由は、「デメリットがほとんどないため」です。

フリーランスエージェントは案件を受けた場合にのみ仲介手数料が発生し、登録だけであれば利用に関するコストがかかりません。

案件マッチングを受けたとしても、実際に仕事を受けるか否かは自分で選べます。

そのため、独立したてで継続的な収入が見込めるか不安であったり、クライアントが1社に偏っていたりする場合には登録だけでもしておくほうがよいでしょう。

仕事を得るためのルートを広げておくことは、フリーランスとして生き残っていくために必要な行動です。フリーランスエージェントを使うべきかを迷っている方は、まずは登録してみることをおすすめします。

フリーランスエージェントを使わないほうがよい人の特徴

まずは、フリーランスエージェントを使わないほうがよい人の特徴を解説します。

具体的な特徴は下記のとおりです。

フリーランスエージェントは、上記の特徴に当てはまっている方が利用すれば、成果が出やすいでしょう。

それぞれくわしくみていきます。

実務経験がない

フリーランスとして十分な実務経験がない方は、フリーランスエージェントは使わないほうが無難です。

マッチングを受けるためには、これまでの実務を通して得たスキルや経験が必要になります。

どれだけやる気や熱意があっても、スキルや経験がなければ、案件マッチングをしてくれるエージェントに対して、自身の強みをアピールできません。

アピールポイントがなければ、案件の獲得以前に、案件マッチングすらできない可能性が高いでしょう。

実務経験がない場合は、まずは何かひとつの分野でクライアントワークを経験し、アピールできる実績を作りましょう。

実績を積み重ねていけば、フリーランスエージェントを使うときにも、おのずとアピールできる内容も増えて、結果的にマッチングしやすくなります。

手数料を引かれたくない

受注時に手数料を引かれたくない方は、フリーランスエージェントを利用しないほうがよいでしょう。

フリーランスエージェントの手数料は一般的に非公開とされていますが、手数料の相場は受注額の20%~30%(※)といわれています。

手数料がかかる理由は、エージェントが案件マッチングや営業活動をする際にかかる人件費です。

※参考:マージンが低いフリーランスエージェントはどこ?手数料の相場も解説|サクフリブログ

そのため、「どうしても手数料がかかるのが嫌だ」と思われる方は、フリーランスエージェントの利用はせずに、個人で案件を獲得しましょう。

自分で案件を獲得できる

自分で案件を獲得できる方には、フリーランスエージェントの利用は必要ありません。

フリーランスエージェントの主な役割とは、フリーランスの代わりに営業活動をおこない、案件をマッチングさせることだからです。

いわば、営業活動を得意としていない方に向いているサービスといえます。

営業力に自信があったり、知人や友人から仕事の相談をよく受けたりする場合は、わざわざ手数料を払ってまでエージェントへ依頼する必要はありません。

営業スキルや人脈をフル活用して、新たな案件を獲得していきましょう。

1日でも早く稼働したい

1日でも早く稼働したい方はフリーランスエージェントの利用が向いていないかもしれません。

フリーランスエージェントを利用し、実際に稼働するまでには、いくつかのフローを経る必要があり、相応の期間がかかるためです。

一般的な流れは下記のとおりです。

  • フリーランスエージェントの登録
  • 担当者とのカウンセリング・面談
  • 案件紹介・稼働開始

エージェントサービスの性質上、マッチングの工程は避けられないため、どれだけ早くても稼働には2週間ほどかかることが想定されます。

1日でも早く稼働したい方は、エージェントではなく、クラウドワークスのように募集されている案件に応募してみましょう。

フリーランスエージェントを使ったほうがよい人

次に、フリーランスエージェントを使ったほうがよい方の特徴を4つ解説します。

上記の特徴にひとつでも当てはまっているのであれば、エージェントを利用しない手はありません。

具体的な特徴について、くわしく解説します。

営業の工数を省きたい

エージェントの力を借りれば、案件探しや単価交渉など、営業活動にかける工数を省けます。

アドバイザーが自分にマッチした案件を探したり、契約や請求に関する手続きをしたりと、人によっては面倒な手続きをワンストップで代行してくれるためです。

その間、自分の仕事にのみ集中できるため、効率よくスムーズに業務を進められるでしょう。

営業の工数を最小限に抑えて、実務へ集中したい方は、フリーランスエージェントの利用が向いています。

収入を安定させたい

毎月の収入を安定させたい方にも、フリーランスエージェントの利用はおすすめです。

エージェントに依頼すれば、案件の継続や単価交渉などをあなたの代わりとなって進めてくれます。

状況によっては、案件を途切れなくさせることも可能となり、安定した収入が得られる可能性が高まるでしょう。

また、エージェントは、企業と対等な関係で交渉をおこなってくれるため、契約内容が有利に進む場合もあります。失注リスクを抑えながら、案件の単価アップも狙えるので、結果的に収入の安定に近づけるでしょう。

相談できる相手がほしい

仕事に関する相談相手がほしい方にとって、フリーランスエージェントは心強い存在となります。

フリーランスは会社員と違い、自分で関わりをもとうとしないと、職種によっては誰とも話さずに1日を終えてしまうことも少なくありません。

仕事に関するモヤモヤを抱えたままでは、フリーランスを長く続けるのも難しいと感じてしまうでしょう。

しかし、フリーランスエージェントでは、案件状況や単価などのさまざまな悩みごとをエージェントに相談できます。

プロのコンサルタントが親身に応えてくれるため、悩みの解決に直結するアドバイスを得られるはずです。横とのつながりが希薄なフリーランスにとって、悩みを聞いてくれるエージェントは心強い味方となるでしょう。

フリーランスになりたて

フリーランスになったばかりの方にも、フリーランスエージェントの利用はおすすめです。

フリーランスエージェントは、案件探しから契約まで、プロのコンサルタントが徹底的にサポートしてくれます。

特に駆け出しのフリーランスは、案件獲得から納品までのフローに慣れていないため、思った以上に時間がかかってしまい、案件にかける時間が極端に少なくなることもあるでしょう。

しかし、フリーランスエージェントを活用すれば、営業に苦手意識のある方でも、案件を受注しやすくなります。

フリーランスになりたてで、右も左もわからない状況だからこそ、フリーランスエージェントを利用する価値は大いにあります。

利用をおすすめしないフリーランスエージェントの特徴

現在はさまざまなフリーランスエージェントがあるため、どのエージェントを使えばよいか迷ってしまうかもしれません。

ここでは、利用をおすすめしないフリーランスエージェントの特徴を3つ解説します。

「こんなことなら、フリーランスエージェントを使わなきゃよかった」とならないためにも、避けるべきフリーランスエージェントの特徴を理解しましょう。

案件数が少ない

1つ目の特徴は、取り扱いの案件数が少ないことです。

案件数が少ないと、そもそも案件の紹介を受けられない可能性があります。

その場合、必要なタイミングで仕事を獲得できず、結果的に安定した収入を得られなくなるかもしれません。

フリーランスエージェントを登録する際は、業界歴が長く独自のコネクションを持っているエージェントを選びましょう。

独自のコネクションを持っているエージェントであれば、案件数が豊富であり、案件も高単価な傾向があります。

担当者の対応が悪い

利用をおすすめしないフリーランスエージェントの特徴の2つ目は、担当者の対応が悪いことです。

担当者の対応が悪いとは、具体的には次のとおりです。

  • 連絡やレスポンスが遅い
  • 自分にマッチしていない案件を紹介してくる
  • そもそもの言葉遣いや態度が悪い

上記のような担当者であれば、エージェントの利用そのものに余計なエネルギーを取られてしまい、時間がもったいないかもしれません。

万が一、担当者の質が気になった場合は、エージェント側へ改善希望を伝えるか、もしくは担当者変更を申し出ましょう。

口コミ・評判が良くない

3つ目の特徴は、エージェントの口コミや評判が良くないことです。

大前提として、口コミ・評判は、個人の主観に基づいた内容であるため、信憑性は低い傾向にあります。

しかし、サービスの利用を検討するにあたって、判断材料のひとつにすべき情報源であることも事実です。

もちろん良い口コミしかないサービスは存在しません。ただ、あまりにも良くない口コミや評判ばかりのエージェントは、サービスの質が低い可能性があります。

そのため、フリーランスエージェントを利用する際は、公式ホームページ以外での口コミや評判を事前にチェックするようにしましょう。

おすすめのフリーランスエージェント3選

ここでは、おすすめのフリーランスエージェントを3つ紹介します。

Lancers Agent(ランサーズエージェント)

Lancers Agent
Lancers Agentの特徴
  • 案件数が圧倒的に多い
  • 幅広い職種に対応している
  • スキルアップ支援にも対応

Lancers Agentは、エンジニアやデザイナーの案件に強いフリーランスエージェントです。

Webディレクターやマーケター、開発PMをはじめとした高単価案件や非公開案件も多数取り扱っており、あなたのスキルと経験にマッチした案件を紹介してくれます。

なお、支払いサイクルは10日、20日、30日の3パターンから選べます。案件ごとに入金日が違うと、売上管理がややこしくなりやすいので、自身が把握しやすい日にちを選べばよいでしょう。

また、利用者満足度は92%と高水準であり、プロジェクトへの参画後も専任エージェントによる丁寧なフォローアップもしてくれます。

サービス概要
サービス名Lancers Agent
運営会社株式会社ランサーズ
公開求人数13,523件
非公開求人数非公開(約80%以上)
対応地域東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県中心に全国
公式サイトhttps://lancersagent.com/
2024年10月1日時点

レバテッククリエイター

レバテッククリエイター
レバテッククリエイターの特徴
  • 新人フリーランス向き
  • 仕事が決めやすく高単価
  • ゲーム案件の評判がよい

レバテッククリエイターは、Web・ゲーム業界に特化したフリーランスエージェントです。

オンラインで利用でき、関東、関西、福岡はもちろん、全国エリアにわたって案件を取り揃えています。

また、優良案件が多く、スキルや経験に合わせた高単価案件の紹介にも対応しています。

未経験者向けの案件も多数取り扱っているため、新人フリーランスのクリエイターの方におすすめです。

サービス概要
サービス名レバテッククリエイター
運営会社株式会社レバテック
公開求人数885件
非公開求人数非公開
対応地域東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、大阪府、兵庫県、京都府、愛知県、福岡県、長崎県、熊本県、大分県
公式サイトhttps://creator.levtech.jp/
2024年7月1日時点

Midworks

Midworks
Midworksの特徴
  • 高単価案件が多い
  • 通勤交通費の支給制度あり
  • 案件終了後の保証制度あり

Midworksは、エンジニアとデザイナーの企業に特化したエージェントです。

Webディレクター、データアナリスト、UI・UXデザイナーなど、幅広い案件を取り扱っています。

公開求人数である約9,000件のうち、全体の80%が非公開案件である点もMidworksの特徴のひとつです。

また、審査への通過のような一定の条件を満たしていれば、万が一、仕事が途切れても最大60%まで報酬を保障する制度もあります。

専任のコンサルタントが、あなたの希望条件やスキルに合った案件を丁寧にマッチングしてくれるでしょう。

サービス概要
サービス名Midworks
運営会社株式会社Branding Engineer
公開求人数10,639件
非公開求人数非公開
対応地域【関東エリア】
東京都、埼玉県、神奈川県、千葉県
【関西エリア】
大阪府、京都府、兵庫県、奈良県、滋賀県、和歌山県、三重県
公式サイトhttps://mid-works.com/
2024年10月1日時点

【関連記事】Midworks(ミッドワークス)の評判・口コミは?魅力から注意点まで解説!

フリーランスエージェントを使わないで案件獲得する方法

最後に、フリーランスエージェントを使わずに仕事を獲得する5つの方法を紹介します。

上記の方法は、多くの高収入フリーランスが実行しているフリーランスの勝ちパターンです。

仕事が途切れないフリーランスになりたい方は、ぜひ今日から実践してみてください。

クラウドソーシングを利用する

最初に紹介する方法は、クラウドソーシングを利用することです。

近年は、「ココナラ」や「ランサーズ」などのさまざまなクラウドソーシングサービスがあり、多くのフリーランスが利用しています。

クラウドソーシングはフリーランスエージェントと違い、案件によってはすぐに稼働できるのが魅力です。

また、万が一トラブルが起きた場合も、運営会社が利用規定に基づいて対処してくれるのも大きなメリットといえるでしょう。

クラウドソーシングには、無料で登録ができ、プロフィールの内容を充実させれば、発注者側からスカウトのようなオファーが来ることもあります。

ただし、駆け出しのフリーランスを狙った超低単価のブラック案件も存在するため、明らかに相場よりも報酬が高い案件やプロジェクトの詳細が抽象的で不明瞭なものには注意が必要です。

企業へ直接営業をかける

エージェントサービスを使わずに、企業に直接営業をかけるのも有効です。

企業へ直接営業すれば、クラウドソーシングやエージェントと違い、仲介手数料がかかりません。

売上はすべてそのまま自分の利益となるため、大幅な収入アップが狙えます。

しかし、企業へ直接営業する際は、営業先のピックアップや商談までの設定、提案を自分でしなければなりません。

そのため、営業経験がない方にとって、企業への直接営業は、ややハードルが高いという側面もあります。

Webサイトで集客する

フリーランスエージェントを使わずに、Webサイトでの集客を図ることもおすすめです。

イラストレーターやWebデザイナー、Webライターなどのクリエイティブ職に向いている方法といえます。

制作物をWebサイトへ掲載すれば、Webサイト自体が世界中で見てもらえるポートフォリオになります。

さらに、問い合わせフォームを設定すれば、あなたの制作物に魅力を感じた見込み客からの依頼も受けられるため、Webサイトは24時間営業してくれる、営業マンになるでしょう。

サイト制作には手間とコストがかかりますが、一度完成させれば長期的に利用できることもメリットです。

SNSを活用する

エージェントを使わずに案件を獲得する方法のひとつに、SNSを活用することが挙げられます。

たとえば、下記のSNSはフリーランスとして活動していくうえで、非常に有効です。

  • X(旧:Twitter)
  • Facebook
  • Instagram
  • note
  • YouTube

これらを利用すれば、自身のフリーランスとしての活動内容を継続的に発信でき、複数の媒体で発信すれば、さまざまな顧客層にリーチできます。

クラウドソーシングやエージェントとも違い、案件を受けても手数料が発生することはありません。積極的にSNSを活用して、案件を獲得しましょう。

知人から紹介してもらう

最後の方法は、友人・知人から案件を直接紹介してもらうことです。

知り合い経由で仕事を紹介してもらえれば、営業活動をおこなわずに案件を獲得できます。

面識がない依頼先から仕事を受けるよりも、知り合いから仕事をもらう方が安心感も大きいでしょう。

しかし、案件を紹介してもらうためには、自分の仕事内容や人柄に魅力を感じてくれる方とのつながりが必須です。

人脈は、一朝一夕で築けるものではありません。業種や業界を問わずさまざまな職種のフリーランスや経営者と知り合える交流会へ参加したり、現職で付き合いのあるクライアントへ独立する夢を話したりして、中長期的に人脈をつくる努力が必要となります。

フリーランスエージェントを使わない手はない!案件獲得に利用しよう

本記事では、フリーランスエージェントの利用がおすすめな人の特徴やフリーランスエージェントの選び方、エージェント以外の案件獲得方法を解説しました。

特に、仕事探しや案件獲得の相談をされたい駆け出しフリーランスの方には、フリーランスエージェントの利用がおすすめです。

フリーランスエージェントの登録は無料であり、自分の適性に合わせて、プロのエージェントが案件を紹介してくれます。

案件を受ければ手数料がかかるものの、受注するかどうかは自由に決められるため、自分の働き方やキャパに合わせた使い方もできるでしょう。

しかし、エージェントによっては、担当者の質が低かったり、マッチした案件に出会えなかったりする可能性もゼロではありません。後悔しないためには、評判や口コミを参考にエージェントを選ぶことも大切です。

当記事の内容を参考に、フリーランスエージェントを上手に活用し、高単価な案件を継続的に受注できるフリーランスになりましょう。

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2021年7月20日 東証グロース上場(7378)
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