介護職はブラックすぎ?見分け方やブラック施設の特徴も解説!

津島武志
           

津島武志

執筆者
介護福祉士
現役介護職兼ケアマネージャー。さまざまな介護系メディアでWebライターとしても活動し、多くの検索上位記事を執筆。ブログ「介護士の転職コンパス」を運営
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「介護業界はブラックって本当?」「ホワイトな施設の見極め方はある?」といった不安や疑問を抱いている方は多いのではないでしょうか。

経験者の方も未経験者の方も、ブラックな介護施設を避けたいと思うのは当然の心理でしょう。

本記事では、介護業界のブラック事情やブラック施設の特徴、ホワイト施設に転職する方法などを紹介します。

ブラックな介護施設は絶対に避けたいという方にとって役立つ内容なので、ぜひ参考にしてください。

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【関連記事】介護職におすすめ転職エージェント15選|評判から徹底比較!

目次

介護業界はブラックすぎるって本当?

「介護業界はブラックすぎる」こういったイメージは、メディアが報じる介護業界のマイナスイメージが大きく影響しています。

介護業界に限らずどの業界においても、ブラック企業は存在するでしょう。

介護の場合は低賃金や重労働といったイメージが、よりブラックなイメージを強くしていると考えられます。

実際には恵まれた環境で働きやすい、条件面も安定しているホワイトな介護施設も数多くあります。

ブラックであるかどうかは、その人の価値観によっても左右されるため、本記事のブラックな介護施設の特徴を見て、職場選びにお役立てください。

津島 武志

20年近く介護業界に携わる中で、いわゆるブラックな介護施設というのは時代の変化とともに減ってきているように感じます。

ブラックな介護施設の特徴【求人内容編】

求人内容から見えてくるブラックな介護施設の特徴は、以下のとおりです。

求人内容は転職する際に、もっとも早く確認する情報です。

ブラックな介護施設を見極めポイントが隠されているので、職場選びの参考にしてください。

常に求人募集が出ている

常に求人募集が出ているということは、慢性的な人手不足に陥っている証拠です。

新しい人が入社しても続かず、すぐに辞めてしまっているかもしれません。

入社しても続かなかったり、すぐに辞めてしまったりしているということは、労働環境に問題がある可能性も考えられます。

求人募集を見る際「なんかこの施設いつも求人出しているな」という場合には、ブラックな介護施設かもという疑いの目を持っておいたほうがいいでしょう。

「やる気ある人募集!」といった精神論を掲げている

求人募集に「やる気ある人募集!」といった精神論を掲げている場合は注意が必要です。

「急募」「即日採用」「経験不問」「誰でもOK」など、とにかく1日でも早く人を集めたい状況がわかる求人も危険です。

このような求人の場合は、応募すれば誰でも受かる可能性が高い反面、人が集まらない、またはすぐ辞めてしまう原因が職場にあるかもしれません。

実際に応募するのは問題ありませんが、面接や見学時には面接官の対応や職場の雰囲気などを観察しながら、ブラックな介護施設の特徴がないかチェックしましょう。

津島 武志

文章だけは判断できないため、条件面がいい場合は一度面接や見学をしてみるといいでしょう。

あまりにも高い給与で募集している

介護業界は施設によって給与は異なりますが、同じ地域内にあるほかの介護施設の求人と比べて、あまりにも高い給与を提示している場合はブラックの可能性があります。

ブラックな介護施設の場合、高い給与で人を集めて、契約時に異なる条件を提示してくるといったケースもあります。

給与は高いが、長時間労働のため激務で残業が多い場合もあるでしょう。

また、給与があまりにも安い場合は経営状態が悪く、人件費にお金をかけられない状態かもしれないので、相場とかけ離れた給与設定かどうか確認することが大切です。

ブラックな介護施設の特徴【仕事内容編】

仕事内容から見えてくるブラックな介護施設の特徴は、以下のとおりです。

専門職である介護職の業務範囲を超えているような場合は、職員にとって大きな負担となります。

具体的な内容を見ていきましょう。

介護職が違法な医療行為を行っている

介護職が医療行為を行うのは、原則違法とされています。

そのため、介護職が行うと違法である医療行為をしている施設は、ブラックの可能性が高いです。

介護職が医療行為をしているということは、それだけ人手不足で医療行為をせざるを得ない状況かもしれません。

服薬介助や軟膏の塗布、爪切りなど医療的処置のない医療行為に関しては、一部介護職でも可能です。

また一定の研修を受ければ、痰吸引や経管栄養などの医療行為もできるようになります。

【参考記事】医師法第17条 歯科医師法第17条及び保健師助産師看護師法第31条の解釈について|厚生労働省

仕事の範囲が明確になっていない

介護職の業務範囲が明確になっておらず、専門職の領域を超えた仕事をしなければいけない場合はブラックな介護施設かもしれません。

たとえば、先述の医療行為以外にも、必要以上の掃除や事務作業などをやらされるケースもあります。

業務の範囲が明確でないと、仕事に終わりが見えず長時間労働になる恐れがあります。

介護職はあくまで介護サービスを提供する仕事で、何でも屋ではありません。

介護職になんでもさせようとする施設は、ブラックの可能性が高いので要注意です。

津島 武志

特別養護老人ホームで働きながら、同法人のデイサービスの送迎をさせられるケースも実際にありました。

ブラックな介護施設の特徴【人間関係編】

人間関係から見えてくるブラックな介護施設の特徴は、以下のとおりです。

人間関係は、常に介護職の退職理由の上位になる重要な要素です。

詳しい内容を解説するので、職場選びの参考にしてください。

職員同士のコミュニケーションが少ない

職員同士のコミュニケーションが少ない場合はお互いの信頼関係が築けておらず、働きにくい環境になっている可能性があります。

コミュニケーションが少ないと、情報共有が適切に行えず、業務上のトラブルに発展する恐れもあるでしょう。

お互いに言いたいことも言えない状況だと、介護サービスの質が低下する要因にもなります。

職員同士のコミュニケーションが少ない職場は空気も悪く、ストレスが溜まりやすいブラックな環境と言えるでしょう。

津島 武志

介護はチームプレイで職員同士のコミュニケーションは必須です。
ブラックな介護施設かどうか以前に、適切な介護サービスを提供できていない可能性が高いでしょう。

いじめやハラスメント行為がある

いじめやハラスメント行為が横行している場合は、ブラックな介護施設の可能性が高いと言えます。

最近は介護業界に限らず、コンプライアンスへの意識が高まっていることで、いじめやハラスメント行為は減っています。

しかし、完全にゼロになっているとは言えません。

価値観の違うもの同士で働くため、意見の食い違いによる衝突があるのは仕方ないでしょう。

しかし、いじめやハラスメントは許されない行為です。そういった状況を放置している企業は、ブラックと言われて当然です。

ブラックな介護施設の特徴【労働環境編】

労働環境から見えてくるブラックな介護施設の特徴は、以下のとおりです。

労働環境は働きやすさを左右する上で、非常に重要なポイントです。

それぞれの詳しい内容を見ていきましょう。

サービス残業が当たり前になっている

介護業界の仕組み上、残業があるのは仕方ありません。

しかし、残業代が支払われないサービス残業は労働基準法においても違法であり、ブラックな環境と言えます。

サービス残業が当たり前になっている介護施設は「あくまで職員の判断で残業をしており強制はしていない」というスタンスです。

しかし残業をしないと終わらないような業務状態を放置し、残業の指示も出さず残業代も支給しないような介護施設は間違いなくブラックです。

津島 武志

サービス残業が当たり前になっていると、どれだけ働いても給料が上がらないという負のスパイラルに陥ります。

希望休や有休が取れない

介護職はシフト制でカレンダー通りに休めるわけではありません。

そのため、多くの介護施設が希望休制度を導入し、月に2〜3日は希望の休みを取れるようにしています。

希望休制度がない、または希望休を相談してもまったく希望通りに休めない場合は、職員のことを考えてくれないブラックな介護施設と言えるでしょう。

また労働者の権利である有給休暇を、正当な理由もなく拒否され取得できない場合も、ブラックと言われても仕方ありません。

2019年からは、年に最低5日の有給休暇を取得させることが義務付けられたため、有休をまったく取得できない介護施設は確実にブラックです。

【参考記事】「働き方改革を推進するための関係法律の整備に関する法律」について|厚生労働省

少ない人員で業務を回している

介護施設は安全に介護サービスを提供するため、一定の人員基準が設けられています。

たとえば、特別養護老人ホームの人員基準は、ご利用者3名に対して、介護と看護職を最低でも1名ずつ配置しなければいけません。

そのため、人員基準を満たさない状態でサービスを提供していると、行政指導や処分の対象になります。

違法な状態でサービス提供している介護施設は、確実にブラックと言えます。

少ない人員でのサービス提供は、介護サービスの質の低下や職員のストレスにつながるなど、さまざまな悪影響を及ぼすでしょう。

【参考記事】介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)|厚生労働省

ブラックな介護施設の特徴【ご利用者編】

ご利用者の状態から見えてくるブラックな介護施設の特徴は、以下のとおりです。

ご利用者の状態から、その施設の現状を読み取れるでしょう。それぞれの詳しい内容を見ていきましょう。

ご利用者の身だしなみが乱れている

ご利用者の服装が汚れたまま放置されていたり、髪の毛が乱れていたりする場合は、介護サービスが行き届いていない可能性があります。

介護サービスが行き届かない理由として、人手不足や職員同士のコミュニケーション不足などが挙げられます。

ご利用者の身だしなみの乱れは、ブラックな介護施設かどうか判断する基準のひとつと言えるでしょう。

ご利用者に上から目線で対応している

職員がご利用者に上から目線で対応している場合は、労働環境が悪くブラックな介護施設と言えるかもしれません。

不適切な対応を放置していることも、ブラックな環境を助長している可能性があります。

明らかに間違った介護サービスを提供しているにもかかわらず、辞められたら困るという理由から黙認されているケースもあります。

ご利用者への対応は、ブラックな介護施設かどうか判断する上で重要なポイントと言えるでしょう。

津島 武志

職員によるご利用者への高圧的な態度はストレスが蓄積している可能性が高く、労働環境が乱れている可能性が考えられます。

ご利用者からの暴力や暴言が放置されている

介護施設では、ご利用者から暴言を言われたり暴力を受けたりする場合があります。

そういった状況が放置されている場合は、ブラックな介護施設と言えます。

ご利用者からの暴言や暴力がある場合は、リーダー職や施設の管理職が適切に対処し、職員を守らなければいけません。

ブラックな介護施設は職員を守るという意識が低く、ご利用者から理不尽なことをされても見て見ぬふりをして放置しているケースが多いでしょう。

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見学時にわかるブラックな介護施設の特徴

見学時には、以下のような点を確認することで、ブラックな介護施設かどうか判断できるでしょう。

それぞれの詳しい特徴を解説するので、見学時に注意してみてください。

職員やご利用者に笑顔がない

見学の際には、職員やご利用者の表情に注目してみてください。

笑顔がまったくなく暗い表情をされている場合は、施設の環境がよくない可能性があります。

こちらから挨拶しても反応が薄く、見学者がいても特に気にもせず淡々と介護サービスを提供している場合も、いい環境とは言えません。

逆に職員とご利用者が見学者を快く迎え入れて、笑顔で話しかけてくれる場合は、ホワイトな環境と言えるでしょう。

施設の清掃状況がよくない

施設の清掃が行き届いていない場合は、ブラックな介護施設であることを疑ったほうがいいでしょう。

たとえば汚れやゴミが放置されていたり、備品や掲示物などが整理整頓されていなかったりする場合は、職員に余裕がない可能性が高いです。

施設の経営に余裕がないため清掃スタッフを雇えない状況や、職員の人手不足やモチベーションの低さなど、清掃状況から労働環境を判断できます。

質問に対する回答が曖昧

見学時にご利用者や働いているスタッフの様子など、施設内のことに関する質問をしても明確な回答がない場合は、ブラックな労働環境になっている可能性があります。

職員がご利用者や職員同士のことをわかっていない場合は、コミュニケーションが不足しているかもしれません。

介護施設では、情報共有ができていないとサービスの質が低下するだけでなく、職員のストレス増加にもつながります。

津島 武志

質問にうまく答えられなくても他の職員に聞いて明確な回答が得られる場合は、コミュニケーションが取りやすい職場と言えるでしょう。

バタバタしている

バタバタして常に忙しいことがわかるような状況は、人手不足で職員に余裕がなくブラックな環境になっているかもしれません。

見学時でさえ余裕がないと、入社しても十分な教育や指導を受けられない可能性があります。

経験者であれば十分な教育がなくても大丈夫かもしれませんが、未経験者にとっては非常に働きにくい環境です。

ただ忙しい中でも、職員同士が積極的に声をかけあったり、ご利用者に丁寧な介護をしていたりする場合は、やりがいを感じれる働きやすい環境と言えるでしょう。

なんとなく空気が悪い

見学時に「なんとなく空気が悪いな」と感じる場合は、ブラックな介護施設の可能性があります。

たとえば、日当たりや照明の影響で施設全体の印象が暗くなっていたり、コミュニケーションが少ないことで職員が沈んだ表情をしていたりする場合などです。

施設の雰囲気を作るのはそこで働く職員です。

なんとなく空気が悪いと感じる場合は、悪影響を与えている職員が多いことを表しているのかもしれません。

津島 武志

空気の悪さに関しては明確な判断基準はありませんが「なんとなくここでは働きたくないな」と感じる場合は、直感を信じてあらためて入社するか考え直しましょう。

面接時にわかるブラックな介護施設の特徴

面接時には、以下のような点を確認しながら、ブラックな介護施設かどうか判断してください。

面接では実際に面接官と話すことで、職場の雰囲気を知ることが可能です。

相手の反応を見ながら、ブラックな介護施設を見極める参考にしてください。

面接官が高圧的な態度で接してくる

面接官が高圧的な態度で接してくる場合は、ブラックな介護施設の可能性が高いです。

たとえば、見下したり馬鹿にしたような言動があったりする場合は、採用されても入社するか慎重に決めましょう。

面接官は現場の介護職ではなく、管理職が行う可能性が高いため、実際に働く場合は上司になります。

上司が高圧的な態度を取るということは、施設内でパワハラが怒っている可能性も考えられるでしょう。

どれだけ条件がよくても、面接官が高圧的な介護施設は、入社を避けたほうがいいかもしれません。

条件面が求人内容と異なる

面接をしていく中で、条件面が求人内容と異なることがわかった場合は、悪条件で採用されないよう慎重に対応してください。

実際とは異なる条件で求人募集を行い、とにかく面接を受けてもらうことで採用につなげようとする行為は、求職者を騙しており極めて悪質です。

面接の際は条件面を再度確認して、求人内容と異なる場合は、採用されても辞退したほうがいいでしょう。

津島 武志

非常に稀ですが、面接中に話を進めていく中で、求人内容よりもいい条件を提示されることもあります。その場合は、しっかりと話をして納得した上で入社を検討しましょう。

すぐに採用しようとする

面接中にその場ですぐ採用しようとする場合は、ブラックな介護施設であるか疑ったほうがいいかもしれません。

即採用をするということは、それだけ人手不足に陥っている可能性が高く、働く人が定着しない職場環境である可能性が高いです。

万が一その場で採用しようとしてもすぐには決めず、採用状況を保留にした上で、ほかの職場とも比較しながら転職活動を進めましょう。

施設側の都合を優先しようとする

面接官が施設の都合を優先しながら話を進めている場合は、ブラックな介護施設かもしれません。

なぜなら、こちらの都合を無視した日程調整や条件設定などは、ハラスメント行為に該当するからです。

たとえば「初回出勤日は来週からでいいよね」「来週から来れないなら採用は見送りで」「正社員希望だけどまずはパート採用からお願い」など、施設の都合を一方的に押し付ける行為は悪質です。

こちらの話に耳を傾けず、施設側の都合ばかり優先する施設は、働かないほうがいいでしょう。

やる気や根性などの精神論が出てくる

面接の中で、やる気や根性などの精神論が頻繁に出てくる場合は、ブラックな介護施設の可能性が高いです。

たとえば「長く働く自信はある?」「長時間労働に耐えられる?」「会社のために自分を犠牲にして頑張れる?」などの質問をされた場合は、ブラックであることを疑いましょう。

仕事をする上でやる気や根性などは大切ですが、精神論ばかりを話して肝心の条件面や仕事内容などをまったく話さない面接は、受けても仕方のない部分が多いです。

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私は実際に「やる気ある?」「明日から来れる?」と高圧的な態度で言われたことがあります。その場では断りにくかったため、後日電話で辞退しました。

ブラックな介護施設に入社してしまった場合の対処法

ブラックな介護施設に、入社してしまった場合は、以下のような対処法が効果的です。

それぞれ具体的な方法を見ていきましょう。

すぐに転職を検討する

万が一入社後に職場がブラックだと気づいた場合は、すぐに転職活動を始めましょう。

ブラックな介護施設で働き続けることは、心身にとって大きな負担です。

出勤するのが辛い状態になった場合は、無理して働かず休むことも大切です。

ブラック施設の場合、退職を希望しても辞めさせてくれないといったケースもあります。

その際は、退職代行サービスの活用も検討し、1日でも早くブラックな介護施設から離れましょう。

ブラックから抜け出す効果的な転職方法は「ホワイトな介護施設に転職する方法」を参考にしてください。

労働組合や内部通報窓口に連絡する

入社した介護施設がブラックだったとしても、同僚や上司に相談したところで改善する可能性は低いでしょう。

ブラックな環境について相談したい場合は、職場内に設けられた内部通報窓口や労働組合を活用するのがおすすめです。

内部通報窓口に通報することで第三者が介入し、ブラックな環境の改善につながる可能性があります。

労働組合も中立的な立場で相談に対応してくれるため、労働者の権利を守りながら職場環境の改善に貢献してくれるでしょう。

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労働組合への相談や内部通報などは、労働者に不利益がないよう匿名で可能になっているため、安心して利用できます。

未払いの残業代がある場合は請求する

ブラックな介護施設では残業代が支払われないケースもあります。

未払いの残業代がある場合は、本来もらえるはずの給料をもらえていないということなので、しっかりと請求しましょう。

未払いの残業代を請求する際は、タイムカードをはじめとした出退勤の時間を記録したものが必要です。

その上で、労働基準監督署に通報し適切に対応してもらいましょう。

残業しても残業代が支払われていないと気づいた時点で、タイムカード以外に自分でも出退勤のメモをとっておくことも未払いの残業代請求において有効です。

ブラックな介護施設からホワイト施設に転職する方法

ホワイトな介護施設に転職するためには、事前リサーチが大切です。

ただし、自分だけの力でリサーチするには限界があるため、以下の手順で転職活動を進めましょう。

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  1. 転職エージェントに複数登録する
  2. 担当者に希望条件を伝える
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  4. 求人を案内されたら詳しい情報を教えてもらう
  5. 面接時に必ず見学もさせてもらう
  6. 複数の求人を比較する
  7. 条件面と職場の雰囲気を考慮して転職先を決める

とくに重要なポイントは、転職エージェントを通じて、職場の人間関係や労働環境など詳しい情報を教えてもらうことです。

また複数の求人に応募することで、実際に面接や見学をして比較できるため、自分に合った職場を見つけやすいでしょう。

介護職におすすめの転職エージェントは、以下の記事で紹介しているので参考にしてください。

【関連記事】介護職におすすめ転職エージェント15選【2024年6月版】評判から徹底比較!

まとめ|ブラックな介護施設を見分けるためには転職前の企業リサーチが必須

介護業界はさまざまな施設形態があり、労働環境がそれぞれ異なります。

当然ホワイトな環境もあれば、ブラック介護施設といわれる劣悪な環境があるのも事実です。

ブラックな介護施設に転職しないためにも、事前の企業リサーチは非常に重要です。

転職者には、求人情報やホームページの内容、実際に職場で行う面接や見学を通じて、ブラック施設を見極めることが求められています。

本記事のブラック施設の特徴を参考にしていただき、自分に合った転職先を見つけましょう。

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設立日 2009年11月
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