仕事を辞めたいけど、辞めたら生活ができない…。早く彼氏と結婚して寿退社したいなんて考えてしまうほど、仕事がつらい時ってありますよね。

しかし、今は夫婦で共働きしている世帯も多く、専業主婦になりたいなんて甘え・逃げだという声も少なくありません。

「仕事を続けたくないけど、結婚を理由に逃げたとも思われたくない…」

周りの目ばかり気にしていると疲れてしまいますよ？

大切なのは自分がどうしたいか、どうすれば家族と幸せに過ごせるかです。

この記事では、結婚後に仕事を辞めた・続けた方の経験談、辞める場合のメリット・デメリット、辞めてよいのか判断するポイントを詳しく解説します。

結婚を理由に仕事を辞めるのは逃げ？

結婚を理由に仕事を辞めようとするのは逃げだと言われることがありますが、実際に結婚した方々はどう思っているのでしょうか。

結婚後、仕事を辞めて専業主婦になった方、働き続けた方の声を集めました。

仕事を辞めて専業主婦になった方の経験談

仕事を辞めて後悔した方の声

正社員辞めて後悔はないけど、どういう状況だったら辞めずに済んだかな…と考える事は多い。

だって子どもがいなかったら確実に辞めてなかった。

— しろぽ (@shiroporo) 2020年10月22日

仕事を辞めてよかったと感じている方の声

私は結婚、出産前に勤めてた会社が笑うくらい低賃金でこの低賃金で子供を預けて働くのと子供とずっと一緒にいられる時間を天秤にかけて仕事をやめました。ニュースで共働きと専業主婦では生涯年収が億違う！みたいなニュースを見てヘコむこともありますが、自分の選択に後悔はないです。

— Yuuca (@kota04161213) 2018年12月21日

結婚も仕事を続けた方の経験談

仕事を続けることに後悔した声

極端だけど鬱になって、その原因(人)は取り除かれたて、これから頑張ろう！その時助けてくれた人に感謝も含めて！って仕事続けたけど、

結局次の仕事の宛が無い不安とかも含めて惰性で続けて楽しみも面白みもクソもない仕事をずっとしてたという後悔はあった

— 黒百合 (@blacksarenanano) 2020年8月11日

仕事を続けて良かったと感じている方の声

結婚しても仕事辞めなかった私は正解だった。保険は用意しておくべき。専業主婦ほど、大変な仕事はないわ。

— レティシア (@saya5567) 2018年1月28日

結婚で仕事を辞めた場合のメリット・デメリット

結婚を機に仕事を辞めたとしても、決して間違いではありません。しかし、仕事を辞めたのを後悔している方が、少なからずいるのも事実です。

自身の決断で後悔することがないように、結婚で仕事を辞めることのメリット・デメリットを確認しておきましょう。

メリット

仕事を辞めることで得られるメリットは以下の通りです。

仕事のストレスから解放される

職場の人間関係やつまらない仕事のストレスから解放されると思うと最高ですよね。

自身の自覚の有無にかかわらず、仕事に対するストレスは思ったよりも大きいものです。辞めて初めて、仕事に行かなくて済むだけでこんなに気分が軽いのかと感じる方も少なくないでしょう。

自分の時間が作れる

仕事に追われていると、なかなか自分の時間を作る機会が少なかったでしょう。

家事や育児の時間を除けば、他の時間は何に費やすのも自由です。今まで見る時間がなかったドラマや映画を見たり、自己研鑽のために資格を取ったりすることができます。

家事・育児に専念できる

夫をサポートするために、家事や育児に専念することもできます。

特に、子供の成長をそばで見届けたいと思う女性は多いはずです。一度しかない機会を見逃したくないのは当然のことではないでしょうか。

デメリット

仕事を辞めて後悔した方は、以下のようなデメリットを感じることが多いようです。

収入がなくなる

仕事を辞めてしまえば、当然ですが収入がなくなります。２人分の稼ぎが１人分だけになってしまえば、家計をやりくりするのにも一苦労です。

よほど夫の収入に余裕がない限り、独身の頃のように自由にお金を使えません。せっかく仕事のストレスがなくなっても、今度は自由にできない状況に不満が溜まってしまうでしょう。

時間を持て余してしまう

最初のうちはいろんなことに時間を使えて楽しくても、２～３ヶ月も経つと物足りなさを感じることもしばしば。

ずっと家にいると環境の変化がなく、社会とのつながりも希薄になります。結局、パートや派遣社員といった形で社会復帰する方も多いようです。

キャリアが途切れてしまう

会社を辞めてからの空白期間が長くなるほど、社会復帰が難しく、キャリア形成が困難になります。

日本では、女性が働きやすい環境が十分に整備されているとは言えません。専業主婦から社会復帰しようとしても、派遣やパートしか求人が見当たらないといった事態に陥りやすいです。

結婚を機に仕事を辞めようと考えている方は、他の職場に比べて、女性にとって働きやすい環境が整っているか確認しておくことをおすすめします。

結婚を理由に仕事を辞めていいか判断するためのポイント

仕事を辞めたい気持ちは分かりますが、焦って判断するのはよくありません。

結婚を理由に仕事を辞めて後悔しないために、確認しておくべきポイントを紹介します。

彼の収入だけでやっていける？

もし相手の収入があまり多くない場合、あなたが仕事を辞めると生活が苦しくなります。

お金の有無は心の持ちようにも大きく影響しますので、次第に夫婦仲がギスギスしてしまうなんてことも…。彼の収入だけでもやっていけるのか、将来の資金計画を確認しておきましょう。

彼は理解してくれている？

昔は女性が家庭に入るのは当然と考える男性も多くいましたが、今は共働きで少しでも稼いで欲しいと考える男性も増えています。

そもそも、専業主婦になろうと考えている女性とは結婚しないと思っている男性も少なくありません。結婚後に仕事を辞めてもよいか、きちんと話し合っておきましょう。

自分の悩みと向き合った？

結婚を理由に辞めてしまえば、確かに仕事に対する悩みはなくなります。しかし、前述したように専業主婦にもデメリットはあります。

辞めるにしても、今の職場で抱えている悩みと向き合っておいて損はありません。

人間関係に不満があるのか、仕事内容がつまらないのか、はたまた残業の多さに嫌気がさしているのかなど、自身がなぜ辞めたいのかをはっきりさせておきましょう。

後に社会復帰を考えた際に、仕事選びにおいて役立ちます。

今の職場以上の会社はある？

転職経験がない方の場合、その会社しか知らないため、他と比べて良いか悪いかが分かりません。

退職後、他の会社に勤め始めて、実は環境の良い職場だったんだと気がつくことがあります。再雇用のチャンスがないわけではありませんが、ある程度労働環境が整っている会社は、転職者からも人気があります。

転職サイトを確認したり、友人に話を聞いたりして情報を集めておいた方がよいでしょう。

結婚を言い訳にしたくないなら早めに転職活動を始めよう

結婚による退職が甘えや逃げと感じるのであれば、働きやすい職場を探すために転職活動を始めてみてはいかがでしょうか。

仕事をしたくないから辞めたいのに、転職活動なんてと思うかもしれませんが、今の悩みの原因が職場や仕事内容があなたに合っていないということも考えられます。

仕事を辞めるのは、転職活動をしてからでも遅くありません。まずは転職サイトや転職エージェントに登録するところから始めてみましょう。

女性向けおすすめ転職エージェントを知りたい方は、『女性によりそってサポートする転職エージェント５選｜上手な利用方法』をご覧ください。

また、転職活動をする上で注意してほしいのが、転職直後は育休が取れない企業があるということです。雇用期間が１年に満たない従業員の育児休暇申請を拒むことができます(産休は拒むことはできません)。

出産を考えている方は、転職のタイミングに気をつけましょう。

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まとめ

結婚を機に仕事を辞めることに不安を感じている方も多いでしょう。

逃げや甘えと思われがちですが、ご自身が納得した上での決断であれば問題はありません。しかし、退職後に「やっぱり辞めなければよかった」と後悔する方がいるのも事実です。

辞める前に以下の点について、しっかりと検討しておきましょう。

• 彼の収入だけでやっていける？
• 彼は理解してくれている？
• 自分の悩みと向き合った？
• 今の職場以上の会社はある？

もし、仕事を辞めることに不安があるのであれば、転職活動をしてみることをおすすめします。しっかりとした準備の下、転職活動に臨めば、あなたのやりたいこと、最適なライフスタイルが見つかるでしょう。

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