看護師の転職面接でよく聞かれる質問と回答例とは?答え方のポイントを解説

小林麻未

監修者:小林麻未

執筆者
看護師
看護師として総合病院に入職。現在は、看護師歴18年の知識と経験を活かし、WEBライター兼オンラインアシスタントとして活動中。
本記事は転職エージェント公式サービス(ビズリーチ・マイナビ・リクルート等)のプロモーションを含みます。
ただし、当サイト内のランキングや商品(商材)の評価は、当社の調査やユーザーの口コミ収集等を考慮して作成しており、提携企業の商品(商材)を根拠なくPRするものではありません。
有料職業紹介許可番号:13-ユ-313782)の厚生労働大臣許可を受けている株式会社アシロが作成しています。

看護師の転職活動でとくに重要なのが面接です。

看護師の転職の場合、応募書類を送るとすぐに面接が決まることも多く、なかなか準備の時間が取れないという方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、面接はこれまでの経験やスキルなど自分の強みをアピールできるまたとないチャンスです。

今回は、看護師の転職活動の面接でよく聞かれる質問や回答例について詳しく解説します。

転職面接を成功させるためのポイントについてもご紹介しますので、転職活動の参考にしてください。

看護師におすすめの転職サイト5選
サイト名 評価 強み

レバウェル看護

レバウェル看護

4.8

アドバイザーの対応No,1の転職サイト。充実のサポートで納得のいく転職を実現できる。

ナース人材バンク

 

ナース人材バンク

4.5

保有求人数No.1の転職サイト。まずは登録しておきたい転職サイト。

マイナビ看護師

マイナビ看護師

4.5

利用者満足度96%を誇る大手マイナビグループの転職サイト。

ナースではたらこ

 

ナースではたらこ

4.3

病院からのスカウトが受けられる!最短1か月で転職可能!

看護師ワーカー

看護師ワーカー

4.0

好条件の非公開求人多数!専門のアドバイザーが徹底支援

 

目次

看護師の転職面接で必ず聞かれる質問

まずは、看護師の転職面接で必ずといっていいほど聞かれる質問を4つご紹介します。

質問形式が異なることはあっても、ほぼ全ての病院・施設で聞かれる質問なので、回答を用意して反復練習するなど、万全な対策を取りましょう。

自己紹介をしてください

面接のはじめに、応募者に自己紹介をしてもらうための質問です。

自己紹介では、「自分の姓名」、「志望理由」、「挨拶」の3つに絞って30秒〜1分程度を目安にまとめると良いでしょう。

志望動機や職務経歴はあとの質問で聞かれることが多いため、あまり長く話さず完結にまとめるのがポイントです。

始めの質問は緊張して早口になってしまいがちですが、落ち着いてゆっくり話すよう心がけ、最後は「本日はよろしくお願いします」で締めましょう。

【回答例】

本日は貴重なお時間をいただきありがとうございます。(自分の姓名)と申します。
○○大学を卒業後、××病院△△科で4年間勤務しました。
今後は、●●の知識と経験を深めたいと考え、●●病棟のある貴院を志望いたしました。
本日はよろしくお願いいたします。

自己PRをしてください

次に聞かれることが多いのが、応募者の自己PRです。

「あなたの強みは何ですか」、「あなたはどのような性格ですか」のような聞かれ方をされる場合もあります。

自分の性格や強みを端的に述べるのではなく、その性格や強みをどのように看護師の仕事に生かせるかという視点で回答すると好印象です。

自分の性格を客観的にとらえ、学生時代や前職での経験を交えながら話すと面接官もイメージがわきやすくなります。

【回答例】

私のアピールポイントは、コミュニケーション能力の高さです。前職では子どもから高齢の方まで幅広い世代の方々と接する機会が多く、初めはどう話しかければよいかわからず苦労しました。

しかし、相手の気持ちに寄り添い耳を傾けたり、何気ない雑談をしたりすることで、徐々に患者さまが心を開いてくださるようになりました。

患者さまとの会話を大切にし、積極的にコミュニケーションを取ることで、貴院での看護業務にも活かしていきたいと思っています。

志望動機を教えてください

志望動機の質問では、面接官は応募者の回答内容はもちろんのこと、志望先の特徴や仕事内容をきちんと理解しているか、どのような働き方をしてくれるかといった点まで見ています。

これまでの経験や自分の強みがどのように活かせるかアピールできるため、応募先の病院や施設についてしっかりと下調べをおこなったうえで回答しましょう。

通勤のしやすさや給与を志望動機にしたり、前職を辞めた理由に触れたりするのは避けましょう。

【回答例】

私は、新卒から5年間△△科で働いてきました。

その中で、よりハイレベルな環境で看護を学び、看護師としてのスキルを高めたいと考えるようになりました。貴院では、最先端の医療技術を積極的に導入し、急性期から回復期、訪問看護など幅広いサービスを提供しているところに魅力を感じています。

これまで培ったスキルや△△科での経験を活かし、どのような場面でも臨機応変な対応ができる看護師として活躍していきたいと思い、貴院を志望しました。

退職理由を教えてください

転職の面接では退職理由も聞かれることが多いため、準備が必須です。

「職場の人間関係が合わなかった」、「激務で体力的に辛かった」、「給料が少なかった」など、ネガティブな理由を伝えてしまうと、「また辞めてしまうのではないか」と思われてしまいます。

退職がたとえネガティブな理由だったとしても、「スキルアップのため」、「自分のやりたい仕事をするため」など、ポジティブな理由に変換して伝えるようにしましょう。

【回答例】

前の職場は小規模のクリニックで任される業務の範囲も広く、やりがいがあったものの、経験できる症例が限られているため、より多くの経験を積みたいと考えるようになりました。

より規模が大きく設備の充実した貴院であれば、チームでの働き方や新たな知識を身につけることができ、自分自身のスキルアップが図れると思い、転職を決意しました。

看護師の転職面接でよく聞かれる質問

次に、看護師の転職で必ずではないものの聞かれることの多い質問をまとめました。

どれも応募者の性格やこれまでの経験を知るために聞かれるため、自分なりの回答を用意しておきましょう。

看護師を目指したきっかけを教えてください

看護師を目指すようになったきっかけを、具体的なエピソードを交えて伝えましょう。

「家族が看護師だったから」、「安定して働けるから」といった答え方ではなく、看護師の仕事に対する熱意や思いが伝わるような回答だとなおよいでしょう。

【回答例】

私が看護師を目指すようになったのは、幼少期に身体が弱く、病院にお世話になることが多かったためです。

入院することもありましたが、不安な私に声をかけて寄り添ってくれた看護師さんの優しさに感銘を受け、自分も患者さまに希望を与える看護師になりたいと思うようになったのがきっかけです。

あなたの看護観を教えてください

看護観とは、看護師としてどのようなことを大切にしているか等、看護師として働くうえでの信念のことを指します。

面接官は応募者の看護観を聞くことで、病院・施設の理念や方針とその方のビジョンがマッチしているかを確認しています。

今までの経験や応募先の理念を踏まえ、自分と応募先がいかにマッチしているか伝えられると好印象です。

【回答例】

私が看護師として働くうえで大切にしているのは、患者さまに安心感を与えることです。

なるべく多くの患者さまに声をかけ、何気ない会話を通して安心感を与えることで、どのようなことでも相談してもらえるような雰囲気づくりを心がけています。

そうすることで小さな変化に気づくことができ、患者さまが悩みを相談してくれるような存在になれると思っています。

当院の理念についてどう思いますか

病院・施設にはそれぞれ理念がありますが、応募者が応募先について十分に企業研究できているかを確認するために質問されるケースがあります。

自分の看護観と応募先の理念のどういったところが合致しているか、どういったところに共感するかを説明するとよいでしょう。

【回答例】

貴院の理念である「患者さまを尊重する医療」は、さまざまな治療方法や選択肢がある中で、病院や医師の意見ではなく患者さまの意思を尊重する素晴らしい理念だと考えております。

私が看護師として働くうえで大切にしている「患者さま中心の看護」に非常に近しく、入職できた暁には患者さまのお気持ちを大切にしながら働きたいと考えております。

あなたの長所・短所を教えてください

長所・短所は、応募者の人柄や性格を見るために質問されます。

長所について述べる際は看護師の業務にどのように役立ったか、短所について述べる際はどのように短所と向き合い、改善するよう努力しているかを説明すると良いでしょう。

【回答例】

私の長所はどのようなときも冷静に判断できるところです。

前職では救急医療に携わってきましたが、緊急時も冷静に判断して動けるスキルが身につきました。

短所は責任感が少々強すぎることです。

何でも自分ひとりでやろうとしてしまいがちですが、チーム医療を経験することでなるべく周りの方の意見を聞けるようになりました。

これまでの経験を教えてください

面接で経験を聞かれた際は、今までの経歴や業務内容を長々と述べるのではなく、これまでの職場でどのような経験をして何を学んだのか、具体的なエピソードを添えて伝えましょう。

回答例

○○大学卒業後、△△病院整形外科で4年間勤務しました。

主に◆◆業務を担当し、看護の経験を積みながらリハビリの知識を深め、回復期リハビリテーション看護師の資格を取得しました。

多くの症例を扱う貴院でさらに深い知識を習得し、リハビリ看護のプロフェッショナルになりたいと考えております。

希望の配属先とその理由を教えてください

希望の診療科がある場合は、そこでどのような看護をしたいのか述べながら希望を伝えましょう。

「どのような診療科でもがんばります」と言うよりも熱意を伝えられます。

【回答例】

心療内科での勤務を希望します。理由は、私が患者さまとのコミュニケーションを通じてこれまで培った、不安や緊張を和らげるスキルが活かせると考えるからです。

希望以外の科に配属された場合も、新しい環境で多くのことを学べるよう一生懸命取り組む所存です。

印象に残っている患者様とのエピソードを教えてください

患者さまとのエピソードを聞かれたら、エピソードに加えてその経験から何を学んだのかを伝えるようにしましょう。

面接官も場面を想像しやすいように、なるべく具体的なエピソードを選ぶのがポイントです。

【回答例】

いつも笑顔だった患者さまと何気ない会話を繰り返すうち、実は大きな不安や緊張を抱えていたことがわかったことです。

その方はいつお会いしても痛みや苦しみを訴えることがなかったのですが、ある時私にだけ悩みを打ち明けてくださいました。

その経験から、一見お元気そうに見える方でも不安や緊張を吐露できるような雰囲気づくりに努めています。

成功体験・失敗談を教えてください

成功体験、失敗談も具体的なエピソードを通してその人となりや何を学んだかを聞くために質問されます。

失敗談を述べる際は「このようなことをしてしまった」だけでなく、その経験をどう活かしているかポジティブな締めに変換して伝えましょう。

【回答例】

失敗したと思うことは、看護師の間でコミュニケーションがうまく取れておらず、患者さまに同じ説明を何度もおこなってしまったことです。患者さまからそのことを聞いて、今後は些細なことも申し送りするよう提案したところ、業務効率の改善にもつながりました。

こんな質問をされたら?

面接では、中には答えに戸惑ってしまうような質問もあるかもしれません。

答えにくい質問を聞かれた際にどうすればよいか、回答のポイントをお伝えします。

インシデントの経験

インシデントは、少し間違えば重大な事故になりかねない「ヒヤリ・ハット」のことです。

インシデントの内容よりも、インシデントが発生した際にどのように対処し、改善をおこなったかを述べることでアピールポイントにもつながります。

勤務条件

勤務条件を聞かれた場合は、自分の希望を具体的に伝えた方が良いものの、あれもこれもと希望条件を並べるのは避けましょう。

働き方や勤務時間、希望する部署など優先順位の高い条件に絞って伝えるのがポイントです。

休日の過ごし方

面接官が応募者のプライベートに関する質問をする際は、仕事とプライベートを分けられているか等、応募者の人柄などを見ています。

良い印象を与えようと嘘をつくのはよくありません。

事実をポジティブに言い換えながら伝えるようにしましょう。

結婚・出産の予定

プライベートな内容の質問は基本的にNGとされていますが、病院・施設側としては長く働いてもらいたいため、今後のライフプランを聞かれることもあります。

とくに決まっている予定がなければその通りに伝えましょう。

希望と違う部署に配属された場合

複数の診療科がある病院の場合、希望と違う部署に配属される可能性もあります。

希望が譲れない場合はその旨を伝えても良いですが、そうでない場合は「希望が叶わなくてもスキルアップにつながる」など、前向きな気持ちを伝えましょう。

ブランクの理由

ブランクがある応募者の場合、その理由を聞かれることもあります。

体調面、家庭の事情などさまざまな理由があると思いますが、嘘はつかずに事実を述べましょう。

悪い印象を与えてしまいそうな場合は「今後は○○したい」などポジティブに締めるのがコツです。

他院の選考状況

他の病院や施設の選考も受けている場合は、「他は一切考えていません」と伝えるとトラブルになる可能性もあるため、正直に伝えましょう。

そのうえで「貴院が第一志望」「内定が出たらぜひ入職したい」のように付け加えると好印象です。

看護師の転職面接でよくある逆質問の例

逆質問とは、応募者から面接官に対しておこなう質問で、「当院について何か質問はありますか」のように聞かれます。

質問がないと積極性がないと思われかねません。

待遇面や調べればすぐにわかることではなく、入職後の働き方をイメージできるような、業務に関する質問を考えておきましょう。

看護師の転職面接でよくある逆質問の例

入職までに取り組んでおくべきこと

内定から入職までの間に、何をしておくと業務に役立つかを尋ねる質問です。

入職後にすぐに役に立ちたいという意欲を見せることで、大きなアピールになります。

具体的にどのような勉強をすればよいか、どのような準備をしておけば良いか聞いておきましょう。

職場の雰囲気

逆質問では、看護師がどのような環境で働いているか聞くのもおすすめです。

看護師の平均年齢や各病棟の看護師の人数、希望する部署の看護師について聞いておくことで、その病院・施設の実態を知ることもできます。

すぐに職場になじむ意思があるというアピールにもつながるため、必ず聞いておきたい質問をいくつか絞って用意しましょう。

働き方

応募先で実際に働いている看護師の働き方について質問すると、入職後の働き方を具体的にイメージできるほか、入職後のミスマッチを防げるメリットもあります。

看護師の一日のスケジュールや交代制の具体的な内容、残業について聞いておくと良いでしょう。

ただし、残業について聞く場合は深掘りするのではなく、月の平均など大まかな時間にとどめるのが良いでしょう。

研修制度

研修制度について質問すると、応募先が看護師の教育にどれくらい力を入れているかがわかります。

また、看護師としてのスキルや知識を磨きたいという意欲も同時にアピールできる良い質問です。

入職後もスキルアップに励みたい方や、教育を受けたハイレベルな看護師と働きたい方はぜひ聞いておくと良いでしょう。

看護師におすすめの転職サイト5選
サイト名 評価 強み

レバウェル看護

レバウェル看護

4.8

アドバイザーの対応No,1の転職サイト。充実のサポートで納得のいく転職を実現できる。

ナース人材バンク

 

ナース人材バンク

4.5

保有求人数No.1の転職サイト。まずは登録しておきたい転職サイト。

マイナビ看護師

マイナビ看護師

4.5

利用者満足度96%を誇る大手マイナビグループの転職サイト。

ナースではたらこ

 

ナースではたらこ

4.3

病院からのスカウトが受けられる!最短1か月で転職可能!

看護師ワーカー

看護師ワーカー

4.0

好条件の非公開求人多数!専門のアドバイザーが徹底支援

 

看護師の面接で面接官がチェックするポイント

どんなに質問の回答が良い内容でも、態度や敬語の使い方などで減点されてしまっては元も子もありません。

ここからは、看護師の面接で質問内容以外にチェックされるポイントを解説します。

看護師の面接で面接官がチェックするポイント

表情・態度・目線

看護師という仕事は、専門的な知識や技術も大切ですが、同様に医師や看護師、患者さまやそのご家族などさまざまな方と接する機会の多い職業です。

面接中は緊張するものですが、明るい表情や態度を意識し、なるべく面接官の目を見て受け答えするよう心がけましょう。

コミュニケーションスキル

表情・態度・目線と合わせてチェックされるのがコミュニケーションスキルです。

看護師は業務上さまざまな方と関わらなければならないため、円滑にコミュニケーションが図れる能力が求められます。

苦手なタイプの方がいたとしても、上手にコミュニケーションを取れるよう意識しましょう。

質問への受け答え

面接では給与面やブランクの理由など、答えにくい質問もあるかもしれません。

そういった質問をされたときにどういった対応をするかも見られています。

あいまいな回答にするのではなく、ゆっくりはっきり丁寧に、相手に伝わりやすいような言葉で伝えるようにしましょう。

敬語

敬語は社会人としての常識です。

面接の後半になると、緊張がとけて敬語がおろそかになってしまう方もいるかもしれません。

しかし、面接官がくだけた話し方で話してきたとしても面接中はきちんと敬語を使い、失礼な言葉遣いになっていないか常に意識しましょう。

看護師の転職面接で落ちるフラグとは?

看護師の面接にはいくつか落とされてしまう要因があります。

質問の回答例を作成し、自分の回答が該当していないか確認しておくと安心です。

チェックポイント
  • 志望動機があいまい
  • ネガティブな発言が多い
  • 話に一貫性がない
  • ビジネスマナーが守られていない
  • 情報収集が不十分
  • 希望条件が細かすぎる

看護師の転職面接を受けるときのポイント

看護師の面接を受けるにあたって、ここだけは気を付けたいポイントをご説明します。

自分の言葉で話す

質問の回答内容は事前に用意しておくのがベターですが、全て暗記して話すのではなく、自分の言葉に落とし込んで伝えるのがポイントです。

回答を丸暗記していても、本番では緊張して忘れてしまう可能性があります。

しかし、自分の言葉で話すよう心がけていればそういった心配もありません。

話の終わりはポジティブに締める

中には前の職場の退職理由やブランクの理由など、ネガティブな内容の回答になってしまう質問をされることもあるかもしれません。

しかし、ネガティブな回答をそのまま伝えるのではなく、ポジティブな締めになるよう回答を工夫することで逆に好印象を与えることも可能です。

面接では待遇面について話さない

とくに逆質問では待遇面について質問したくなる場合もあるかもしれませんが、面接では給与など待遇面について話すのは避けた方が良いでしょう。

どうしても気になる場合は、求職表に書いていないか確認したり転職エージェントを通して質問したりするなど、別の方法を考えましょう。

面接当日の流れ

看護師の面接の流れは、一般的な企業の面接とさほど変わりありません。

受付から終了までの流れを一通り確認しておきましょう。

受付

病院・施設に到着したら、面接の受付で名前と面接に来た旨を伝えましょう。

受付から面接が始まっているという意識で、敬語や態度にも注意しましょう。

待機

面接の開始時間まで、受付や控室で待機します。

待ち時間の立ち振る舞いも見られている可能性があるため、気は抜けません。

スマートフォンをいじったり、落ち着きのない態度をとったりしないようにしましょう。

入室

名前を呼ばれたら「失礼いたします」と声をかけてから面接会場に入室します。

緊張で表情が硬くなってしまいがちですが、入室の際の表情や態度も重要なポイントになるため、明るい表情を意識すると良いでしょう。

面接開始

入室後ドアを閉めたら面接開始となります。

一礼して挨拶をし、着席を促されてから椅子に座るのがマナーです。

あとは練習の成果を発揮するだけです。

面接終了

全ての質問が終わって面接官から終了の合図があると、面接終了となります。

終わってひと息つきたいところですが、建物を出るところまで見られているかもしれないという意識で会場を後にしましょう。

面接当日の服装

面接当日の服装は、面接直前になって慌てないよう試着し、事前に準備しておきましょう。

面接の基本の服装

面接は男女ともスーツで受けるのが基本です。

派手な柄や色のスーツは避け、しわやシミがないかチェックしておきましょう。

髪型・メイク・アクセサリー

髪型は男女ともナチュラルな印象になるよう、自然な髪色でシンプルにまとめます。

女性で髪が長い場合はすっきりとまとめ、清潔感ある雰囲気にしましょう。

また派手なメイク・すっぴんで臨むのは避け、ナチュラルな化粧をほどこしておくのをおすすめします。

私服で来るように言われたら?

看護師の転職面接では、私服で来るように言われるケースもあります。

その場合は普段着ではなくシャツとカーディガンなど、オフィスカジュアルを意識した服装を選びましょう。

面接当日のマナー

面接当日は質問への受け答えに集中できるよう、時間に余裕をもって行動するようにしましょう。

以下、面接当日に気を付けたい4つのポイントを解説します。

必要書類を必ず持参する

面接には履歴書や看護師免許のコピーなど必要書類を必ず持参するようにしましょう。

合わせて手帳や筆記用具、印鑑、その他応募先から持参するよう言われたものがあれば忘れずに持参します。

院内に入る前に身だしなみを再度チェックする

朝家を出るときに身だしなみをチェックしていても、移動中に髪型や服装が乱れてしまう可能性もあります。

病院・施設に入る前に再度身だしなみのチェックをおこなっておきましょう。

面接の10分前には到着する

面接に遅れるのはもちろんNGですが、到着が早すぎても迷惑になってしまう可能性があります。

大規模な病院の場合は、院内で迷ってしまうことも考えて、会場には面接開始の10分前ごろ到着するようにしましょう。

面接の5分前には受付を済ませる

面接開始時間の5分前には受付を済ませておきます。

開始直前の到着では焦ってしまって思うような受け答えができなくなってしまう恐れもあります。

少し早めに到着して気持ちにゆとりのある状態で面接に挑みましょう。

まとめ

面接は、事前に準備しておくことで、自分の強みや良さを最大限にアピールできます。

当日になって焦ったり回答に困ったりしてしまわないよう、自分なりの回答を用意しておき、本番は自分の言葉で伝えられるようにするのが成功の秘訣です。

万全の対策で転職面接を成功させましょう。

看護師におすすめの転職サイト5選
サイト名 評価 強み

レバウェル看護

レバウェル看護

4.8

アドバイザーの対応No,1の転職サイト。充実のサポートで納得のいく転職を実現できる。

ナース人材バンク

 

ナース人材バンク

4.5

保有求人数No.1の転職サイト。まずは登録しておきたい転職サイト。

マイナビ看護師

マイナビ看護師

4.5

利用者満足度96%を誇る大手マイナビグループの転職サイト。

ナースではたらこ

 

ナースではたらこ

4.3

病院からのスカウトが受けられる!最短1か月で転職可能!

看護師ワーカー

看護師ワーカー

4.0

好条件の非公開求人多数!専門のアドバイザーが徹底支援

 

  • URLcopy
CAREERUPSTAGE編集部のアバター
株式会社アシロ

CAREERUPSTAGE編集部

転職サイトやエージェントは何を選ぶかではなく、『どう使いこなすか』にフォーカスしたWEBメディア。株式会社アシロの転職メディア編集部による、転職エージェントの賢い『使い方』とキャリアアップ実現の方法論を解説。