建築業界がブラックだと言われる7つの理由|ホワイト企業についても解説

高橋宇内
編集者
CUS編集部
株式会社アシロ
転職サイトやエージェントは何を選ぶかではなく、『どう使いこなすか』にフォーカスしたWEBメディア。株式会社アシロの転職メディア編集部による、転職エージェントの賢い『使い方』とキャリアアップ実現の方法論を解説。
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建築業界は人々が生活するうえで欠かせない業界の一つです。

しかし、建築業界は「ブラック」「きつい」というイメージが強く、人材の定着・確保が難しくなっています。

本記事では、建築業界がブラックと言われる理由や現状、ホワイト企業で働くときのポイントについて解説します。

建築業界への転職を検討している方は、ぜひ最後までご覧ください。

 

この記事の執筆者
高橋宇内
高橋 宇内 氏人事&キャリアドバイザー経験者
採用コンサルタントとして企業の人事を複数担当。転職後キャリアドバイザーとして、新卒・中途の求職者の支援。
目次

ブラック?建築業界の現状とは

高橋 宇内氏

建築業界は本当にブラックなのでしょうか?

ここでは建築業界の仕事内容や給料、将来性について解説します。

建築業界の主な仕事内容

建築業界には屋外で建設作業をする作業員だけでなく、さまざまな職種があります。

建築業界の主な仕事内容は、以下のとおりです。

  • 施工管理:プロジェクトが計画通りに進むようなスケジュール設定や管理をする仕事
  • 設計:クライアントのニーズを形にして、建設物の設計図を作る仕事
  • 営業:クライアントに工事を発注してもらうために提案する仕事
  • 技術:建設現場で必要となる新たな技術の開発や導入をおこなう仕事
  • 事務:来客対応や書類作成などの事務作業

建築業界の給料

国税庁がまとめた「令和2年分民間給与実態統計調査」では、建築業界の平均年収は509万円でした。ただし、建築業界の給料は、職種によって異なります。

たとえば、建築設計や管理職などの技術系や管理系の仕事では、高いスキルや経験が求められるため、それに見合った高収入を得られます。特に需要が高い分野やプロジェクトに携わる場合も高収入が可能です。

一方で、建築現場での作業員や一部の下請け業者などは、体力仕事が中心でありながらも労働条件が良いとは言い難い場合もあります。

しかし、近年では働き手不足や労働環境改善の動きも見られ、待遇向上が進んでいます。

給料は企業ごとに差があるため、希望の水準を達成するためには転職エージェントの利用などを検討しましょう。

建築業界の将来性

建築業界は、将来も需要が期待される産業の一つです。

なぜなら、建築物は社会インフラ・住宅・商業施設など人々の生活やビジネスに不可欠な存在であり、常に新たな建築やリノベーションが求められているからです。

近年では働き方改革が広がり、建築業界でも労働時間の見直しや柔軟な働き方の導入が進んでいます。

女性の活躍が促進され、育児や介護との両立がしやすい環境が整備されています。このような動きから、建築業界は将来も安定して需要が続くといえます。

新たな技術や環境への対応が求められる中、これまで以上にスキルや知識を高め、柔軟な働き方を受け入れることが重要となるでしょう。

建築業界が「ブラック」「きつい」と言われる9つの理由

建築業界が「ブラック」「きつい」と言われる理由は、以下のとおりです。

  • 労働時間が長いから
  • 大怪我をするリスクがあるから
  • 納期が短く労働量が多いから
  • プライベートの時間がとれないから
  • 慢性的な人手不足だから
  • 昔からの体質や伝統的な社風があるから
  • スキルが身につかないから
  • 人間関係に問題があるから
  • 休みを取りづらいから

建築業界が「ブラック」「きつい」と言われる理由は多岐にわたります。ブラック企業だと感じる理由が改善されなければ、労働者のストレスや健康への悪影響につながるでしょう。

それぞれの理由を詳しく解説します。

労働時間が長いから

建築業界は業界全体で労働時間が長い傾向にあります。多くの企業で残業が常態化しており、社員が長時間働かざるを得ないため「ブラック」「きつい」と感じてしまうでしょう。

場合によっては、残業代が支払われないサービス残業を強いられる社員も存在します。

建築業界は、プロジェクトの進行や工事のスケジュールが厳しいため、社員は十分な休息を取りにくいでしょう。また業界の特性上、工事現場での作業が夜間や早朝に及ぶケースもあるため、労働時間が12時間を超える場合も珍しくありません。

このような状況がストレスの増加につながり、業界全体が「ブラック」「きつい」と評価を受けてしまいます。

大怪我をするリスクがあるから

建築業界が「ブラック」「きつい」と言われる理由の一つに、大怪我をするリスクが高い点があげられます。

建築業界の仕事は地方での作業や、高所・閉所での作業が頻繁に発生します。

重機や大型の資材の使用が必要とされる場面もあるため、命にかかわるような大怪我を負うリスクが高まります。

特に高所や機械作業では転落や挟まれるといった重大な事故が発生しやすく、建築業界で働く労働者たちにとって心配事のひとつとなっています。

また熱中症のリスクも高いため、季節や気象条件に左右されることなく安全な作業環境を確保する必要があります。

納期が短く労働量が多いから

建築業界が「ブラック」「きつい」と言われる理由は、納期が短く労働量が多いという点があげられます。

発注者から厳しい納期が設定されると、期日を守るために作業員たちは限られた時間内で大量の作業をこなさなければなりません。

場合によっては、納期を守らないと遅延損害金や違約金などが発生する可能性があるため、仕事に対するプレッシャーが大きくなるでしょう。

このような状況下では、働く労働者たちは時間に追われ、労働量が膨大であることから仕事の負担がかさみ、過重労働が慢性的になる場合があります。

プライベートの時間が取れないから

大手企業に就職すると全国に広がるプロジェクトに携わる必要があるため、それに伴って転勤が発生する可能性が高まります。

転勤は希望する勤務地が必ずしも通るわけではなく、田舎などの地方に転勤になる場合もあります。

よって、プライベートの時間がなかなか取れず「ブラック」「きつい」と感じてしまうでしょう。

田舎に転勤した場合、娯楽が制限されたり家族や友人との交流が難しくなったりします。限られたエリアでの生活は、働く労働者たちにとってストレスや孤独感を生む原因になるでしょう。

慢性的な人手不足だから

建築業界は、若者離れと高齢化による慢性的な人手不足に悩まされています。

国土交通省の「建設業及び建設工事従事者の現状」によると、2016年時点で55歳以上の労働者が全体の約3割を占め、29歳以下の若年層はわずか1割程度でした。

人手不足になると、残業や過重な労働が慢性的な状態となってしまうでしょう。

若い世代が少ないため、きつい仕事を多くこなさなければなりません。このような状況が労働環境の悪化につながっています。

昔からの体質や伝統的な社風があるから

建築業界は、昔からの体質や伝統的な社風で、上下関係が厳格だったり長時間労働が当たり前だったりする風潮が残っています。

昔ながらの価値観や慣習が、社員に対して過重な労働を強いる原因となっているでしょう。特にパワハラが横行している企業も存在しているため、若い人材が業界に定着しにくくなっています。

建設業界は過酷な労働環境や厳しい上下関係によって若い労働者が離れてしまい、結果として人材確保が難しくなっています。

スキルが身につかないから

建築業界が「ブラック」「きつい」と言われる理由の一つに、他業界に転職する際に必要なスキルが身につきにくいという課題があげられます。

建築業界で培った専門的なスキルや経験は、他業界では必ずしも求められるものではないため、他の職種や業界では直接活かしづらい場合があるでしょう。

建築業界で身についたスキルが他の分野でどれほど活かせるかの見極めが難しく、他業界へ転職する場合も、適切な経験やスキルがないと不採用になってしまうかもしれません。

よって他の職種や業界への転職を考えている場合、早めに準備を始め必要なスキルを身につけましょう。

人間関係に問題があるから

建築現場では、さまざまな職種やスキルを持った作業員・職人が協力して仕事を進める必要があるため、人間関係が複雑かつ困難な場面が多くなります。

しかし、意見の対立やコミュニケーションのズレが生じると、現場全体の進捗に影響を及ぼし、緊張感が高まるでしょう。

また年齢や経験の差が大きいため、上下関係が厳しくなりパワハラやコミュニケーションの摩擦を引き起こす場合も考えられます。

継続的に問題となると、働く環境が悪化し結果的に仕事を辞める理由となるでしょう。

休みを取りづらいから

建築プロジェクトは通常、厳密なスケジュールにもとづいて進行します。

よって、発注者やクライアントから設定された納期に間に合わせるため、社員は休みを取りにくくなるでしょう。

クライアントの要求に応えたり、プロジェクトの進捗やスケジュールに適応したりするために社員は、残業や休日出勤を余儀なくされるときがあります。

休日出勤や長時間の労働が慢性化すると、仕事とプライベートのバランスが崩れストレスや健康への影響が生じやすくなります。

建築業界で働くメリット5つ

建築業界で働くメリットは、以下のとおりです。

  • 手に職がつく
  • 未経験でも活躍できる
  • 需要がある
  • 実績が目に見えてわかる
  • コミュニケーション能力が身につく

建築業界は「ブラック」「きつい」というイメージがありますが、建築業界で働くメリットもあります。

それぞれの理由について解説します。

手に職がつく

手に職がつくのは、建築業界で働くうえでの大きなメリットです。スキルや経験を身につけると、自身の市場価値が向上しキャリアアップへの道が開けるでしょう。

建築業界ではさまざまなプロジェクトが進行しており、それぞれのプロジェクトで必要とされるスキルや専門知識が異なります。

身についたスキルは次第に、幅広い分野で活かされるようになり、大きな仕事を任されるケースも珍しくありません。また、専門的な知識を身につければ、将来的に独立して建築の専門家として事業を展開する場合も考えられます。

高橋 宇内氏

手に職がつくことで、自らの専門性を高めながら、建築業界でのキャリアを積み重ね、個々の目標や夢を実現する土台を築けるでしょう。

未経験でも活躍できる

国土交通省の「建設業及び建設工事従事者の現状」によれば、建築業界では55歳以上の方が全体の約3割を占めています。

このような状況からベテランの社員が引退すると、重要なポジションが空くため、意欲的に仕事に取り組めば管理職に昇進できる可能性が高まるでしょう。

高橋 宇内氏

特に体力仕事が多い建築業界では、未経験者が意欲をもって仕事に取り組む姿勢が重宝され、頼りにされるときが多くなります。

建築業界で経験を積んで確かなスキルを身につけ、将来的なキャリアの展望を広げられます。

需要がある

建設業界は今後も需要が高い業界です。なぜなら、生活基盤となる住宅・商業施設・公共施設など、建築物は日常生活において不可欠なものであるからです。

さらに、住み心地や利便性を向上させるために建築が必要とされるため、今後も需要が絶えることはありません。

また、自然災害が頻発する地域では、被災地の復興や防災のための建築工事が必要です。地震や台風などの自然災害によって被害を受けた地域では、建物の修復・新たな建設が求められます。

高橋 宇内氏

建築業界は需要が高いだけでなく、災害復旧や防災対策の分野でも仕事が継続的に発生しやすいのが特徴です。

したがって建築業界は仕事がなくなる確率が非常に低い分野であり、需要が安定しているといえるでしょう。

実績が目に見えてわかる

建築業界で働く魅力の一つは、自分が関わった建築物が目に見える形で残るという点です。

建築プロジェクトに携わることで、自らの手で生み出した建物が街や地域にそびえ立ち、人々に利用される様子を直接目にできます。

建築物は数十年から数百年単位で残るため、将来的に後世に残る建物を手がける場合もあり、その実績は目に見えてわかりやすい形で表れます。

高橋 宇内氏

自分の手でつくり上げた建造物が長い年月を経て社会に貢献できるのは、多くの建築関係者にとってやりがいのある経験となるでしょう。

コミュニケーション能力が身につく

建築業界で働くと、コミュニケーション能力が身につくでしょう。建設現場ではさまざまな職種や役職の人々と協力して仕事を進める必要があります。

たとえば、設計者・施工者・クライアント・作業員などが関わる中で、円滑なプロジェクト進行のためには効果的なコミュニケーションが欠かせません。

また、建築プロジェクトはチームでの協力が不可欠です。協力してプロジェクトを進める過程で、仲間との絆が深まりプライベートでも友人になる可能性があります。

建築業界ではお互いに信頼し合いながら働くのが大切とされ、良好な人間関係が築かれる場合が多くなります。

建設業界で求められるスキル3選

建設業界で求められるスキルは、以下のとおりです。

  • 危機管理能力
  • 計画作成能力
  • 体力

建設業界はさまざまなスキルが必要な場面があります。

ここでは、建設業界で求められるスキルについて解説します。該当する方は、建設業界への転職を検討すると良いでしょう。

危機管理能力

危機管理能力は、予測不可能な状況や急な変化に対応し、問題を早期に検知し解決する力を指します。

建設現場ではさまざまなリスクが存在し、天候の急変・資材の不足・作業員の急な欠員などが発生する可能性があります。

たとえば天候が急変した場合、工程や作業計画を柔軟に調整し、安全性を確保しながら工事を進める必要があります。危機管理能力が発揮されると、プロジェクトの遅延やトラブルを最小限に抑え、円滑な進捗を確保できます。

建設プロジェクトでは常に予測困難な状況が発生するため、危機管理能力は不可欠なスキルといえるでしょう。

計画作成能力

計画作成能力はプロジェクトの進捗や予算を管理し、効果的かつ効率的な計画を策定する能力を指します。

計画作成能力があると、プロジェクトの初期段階で適切なスケジュールや予算を立てられます。作業の遅延やコストの超過を未然に防ぎ、プロジェクト成功にも貢献できるでしょう。

また、計画作成能力は異なる工程や専門分野との連携もできるでしょう。

異なる職種や業務が一体となった計画を策定すると、効率的なコミュニケーションが可能となり、全体の調和を図れます。

体力

建設業界で求められる重要なスキルは体力です。

体力は長時間にわたる屋外での作業や、物理的な労働に耐える力を指します。

建設現場では搬重作業・高所作業・屋外での重労働が一般的であり、これらの作業には十分な体力が必要です。

体力があると、作業員は安全かつ効率的に仕事をこなせるでしょう。たとえば、建材の運搬や施工作業など、重い物を取り扱う際には十分な筋力と持久力が求められます。

また疲労が蓄積しにくくなり、作業中の注意力や集中力を維持しやすくなります。よって、安全な作業環境を維持し、プロジェクトが円滑に進むでしょう。

建築業界のホワイト企業で働く7つのポイント

建築業界のホワイト企業で働くポイントは、以下のとおりです。

  • 中小企業で働く
  • 田舎や地方の現場で働く
  • 会社に条件交渉をする
  • 派遣社員として働く
  • 納期に余裕のある現場で働く
  • 福利厚生や待遇を確認する
  • 転職エージェントに相談する

建築業界でホワイト企業を選ぶことは、働くうえで大切なポイントです。ホワイト企業は、労働環境や福利厚生が整っており、社員の働きやすさを重視しています。

それぞれのポイントを詳しく解説します。ホワイト企業で働きたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

中小企業で働く

ホワイト企業で働きたいなら、中小企業での勤務をおすすめします。なぜなら、規模が小さいため、勤務地や労働条件についての希望が通りやすいからです。

社員一人ひとりの能力や特性を把握しやすいため、適切な業務の割り振りやトレーニングなどが行いやすく、結果として働きやすい環境が整いやすいのが特徴です。

また、意思決定のプロセスが迅速である点も中小企業のメリットでしょう。大手企業に比べて体制がシンプルであるので、提案や改善点の実行が迅速におこなえる場合が多くなります。

ただし、中小企業での勤務には大企業とは異なる課題も存在します。組織が小さいため、キャリアの成長や給与面での上昇が限定的な場合もあるでしょう。

田舎や地方の現場で働く

田舎や地方の現場で働くと、ホワイト企業で働ける可能性が高まります。大都市の大きな現場では、資格が特定の資格が必要だったり給料に見合わなかったりする場合があります。

一方で、地方の現場では人手不足が深刻な傾向があります。

人が集まりにくい状況を打破するため、建築業者は給与や待遇を改善し、働く環境や福利厚生などを強化してアピールする必要があります。

よって、田舎や地方の現場の方が待遇の良い現場が多くなるでしょう。

ただし、地方での建築現場で働く際には、大都市とは異なる環境やニーズに対応するために柔軟性や地域社会との良好な関係性を構築するスキルも求められます。

会社に条件交渉をする

会社に条件交渉をおこなう際、まずは上司との相談が不可欠です。

希望する条件を整理し、なぜそれが必要であるか、どのようなメリットがあるかを具体的に考え説得力を持たせましょう。

条件交渉は一度で解決することが難しい場合もあるため、焦らずに計画的に進めるのが大切です。また、条件交渉は1回の試みで成功するケースもあれば、複数回にわたって調整が必要な場合もあります。

柔軟性を持ちながら、双方が納得できる解決策を模索していきましょう。良好なコミュニケーションを築きながら、円滑かつ建設的に条件交渉を進めていくことが重要です。

派遣社員として働く

正社員は待遇が良い場合が多いですが、その代わりに責任が重かったり労働時間が長かったりするときもあります。

一方で、派遣社員は自分のライフスタイルに合わせて働く場所を選べるというメリットがあります。

正社員と異なり、派遣社員はプロジェクトや期間限定の仕事に参加します。よって、柔軟な働き方が可能であり、自分のスケジュールやライフスタイルに合わせて仕事を選べるでしょう。

また、異なる企業や業界での経験を積み重ねられるため、キャリアの幅を広げる良い機会となります。

ただし、待遇や雇用条件に関しては正社員よりも劣る場合があるため、自分の優先順位や目標に応じて選択しましょう。

納期に余裕のある現場で働く

ホワイト企業で働くポイントは、プロジェクトの納期に余裕がある現場で働く点です。

その理由は、残業や休日出勤の機会が減少しワークライフバランスを保てるからです。余裕があるスケジュールであれば、計画的に作業を進められ、急な残業や過重な労働を回避できます。

また、焦って作業を進める必要がないため、ミスを防げるでしょう。急いで作業を進めると、品質を低下させるだけでなく労働者の安全にも影響を与える可能性があります。

納期に余裕があると、慎重かつ確実な作業が可能となり、仕事の品質向上につながります。

福利厚生や待遇を確認する

福利厚生や待遇は、仕事を選ぶ際に重要なポイントです。特に家庭を持っている方は、自分の生活環境に合わせた条件を確認しましょう。

まず、時短勤務の制度があるかどうかを確認することが重要です。家庭と仕事を両立させるためには、柔軟な働き方ができるかどうかがポイントとなります。

時短制度が整っている企業であれば、効率的に仕事を進めながら、家庭や趣味の時間も確保しやすくなります。

そして、週休二日制や年間休日が充実しているかも確認ポイントです。十分な休息がとれる環境であれば、仕事とプライベートのメリハリをつけやすくなり、健康を維持できるでしょう。

福利厚生や待遇が整ったホワイト企業であれば、仕事とプライベートのバランスをとりやすくなり、満足度の高いキャリアを築けるでしょう。

転職エージェントに相談する

転職エージェントは自分の希望に合った求人を紹介してくれるためブラック企業を避けられる

ホワイト企業に転職したい方は、転職エージェントに相談するのが有益です。転職エージェントは幅広い求人情報を持っており、個々の希望条件やスキルに合った企業を提案してくれます。

特にブラック企業を避けるためには、エージェントが持つ企業の情報や過去の転職者のフィードバックを活用しましょう。

転職エージェントの具体的なサポート内容は、以下のとおりです。

  • 希望条件や経歴のヒアリング
  • 求人の提案
  • 応募書類の作成
  • 面談対策
  • 条件交渉
  • 入社手続き

転職エージェントは企業との信頼関係を築いており、ブラック企業や労働条件が悪い企業を排除して求人を提案する傾向があります。

自分のスキルや経験に合った企業を見つけ安心して働くためには、転職エージェントのアドバイスやサポートの利用が有効な手段となるでしょう。

建築業界のブラック企業に転職しないために活用すべき転職エージェント3選

建築業界はブラック企業といわれることがありますが、すべての企業がブラック企業なわけではありません。

残業時間も少なく働きやすい職場を見つけるためには、出会う求人数を増やすことが大切です。

そこで建設業界に関する求人を多く取り揃えている転職エージェントを3社紹介します。

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リクルートエージェント

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引用元:ご利用者の声|リクルートエージェント

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引用元:ご利用者の声|リクルートエージェント

 

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ブラックといわれる建築業界によくある質問

建築業界によくある質問は、以下のとおりです。

建築業界でホワイトな職種は?

建築業界でホワイトな働きやすい職種としてあげられるのは、設計職・事務職・人事職・警備員などがあります。

ただし、これらの職種であっても企業ごとに労働環境が異なり、中には長時間労働や休日が少ないといった課題もあるでしょう。

建築業界におけるホワイト企業はある?

建築業界はブラック企業のイメージがありますが、ホワイト企業も存在します。

応募する前に、ブラック企業かどうか判断する指標になる平均勤続年数や離職率を確認すると良いでしょう。

建築業界を退職する理由は?

建築業界を退職する大きな理由は、過酷な労働環境です。

残業の多さや休日出勤などからワークライフバランスが保たれず、退職を決断する人が多い傾向にあります。

建築業界の退職率は?

厚生労働省が実施した「令和3年の雇用動向調査」によると、建築業界の離職率は9.3%でした。

産業全体の離職率は13.9%であるため、全産業の中でも建築業界の離職率は低いといえます。

まとめ|建築業界がブラック・きついと言われる理由

建築業界は「ブラック」「きつい」というイメージがありますが、ホワイトな企業も存在します。自分の健康とワークライフバランスを保つためにも、ホワイト企業かどうかを見極める必要があります。

ホワイト企業で働くためのポイントは、以下のとおりです。

  • 中小企業で働く
  • 田舎や地方の現場で働く
  • 会社に条件交渉をする
  • 派遣社員として働く
  • 納期に余裕のある現場で働く
  • 福利厚生や待遇を確認する
  • 転職エージェントに相談する

ブラック企業を避けホワイト企業に転職するためにも、ポイントをしっかり把握しましょう。

より確実にホワイト企業に転職したいなら、転職エージェントの活用がおすすめです。建築業界に詳しいキャリアアドバイザーが自分の希望条件に合った求人を紹介してくれます。

ホワイト企業に転職して、毎日の労働をストレスのないものしましょう。

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