無期雇用派遣はデメリットしかない?メリットや向いている人の特徴も!

           
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無期雇用派遣は「デメリットしかない」と言われることが多々あり、自分の雇用形態やキャリアに不安を感じ始める方もいるでしょう。

どのような働き方でもメリットとデメリットがあり、無期雇用派遣に向き不向きがあるのも事実です。

この記事では、無期雇用派遣が「デメリットしかない」と言われる理由とメリット、無期雇用の働き方に向いている人の特徴について解説します。

無期雇用派遣で最高の働き方を叶えるコツや、おすすめの派遣会社も紹介していますので、自分に理想の働き方を実現したい方はぜひ参考にしてください。

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目次

無期雇用派遣は「デメリットしかない」といわれる5つの理由

無期限雇用派遣が「デメリットしかない」といわれる理由は、主に以下の5つです。

それぞれ詳しく解説します。

平均年収が低い

無期雇用派遣のデメリットの一つとして、一般的な正社員と比較して平均年収が低いことが挙げられます。派遣先で働いている正社員と同じ仕事をしていても、給与面の大きな差が生まれるでしょう。

無期雇用派遣は、契約時に決められた月額制で給与が保証されているうえに、賞与の支給があるのはメリットかもしれません。

しかし、会社側は簡単に解雇にできないことや一度決めた給与を下げるのが難しく、正社員よりも低めに設定してるという背景があります。

派遣先を選べない

無期雇用派遣では、派遣会社が決定した派遣先で働くのが基本です。

自分の希望する企業や分野については申し出できますが、実際の派遣先は自由に選択できない可能性が高いでしょう。

場合によっては遠方への派遣や、希望しない業界に配属されるケースもよくあります。

これは、キャリア形成の観点からも働く意欲やモチベーションが低下したり、理想通りの生活設計ができなかったりといった影響を与えるかもしれません。

正社員と待遇に差がある

同じ職場で働く正社員と同じように、責任感のある仕事を任されたり業務量や勤務時間も変わりないのにもかかわらず、待遇に差がある点はデメリットといえます。

待遇の差として、福利厚生や社内制度の利用、教育研修の機会などさまざまな面で差が生じることがあります。

また、派遣先企業の業績悪化や経営方針の変更があったときに、契約の打ち切りや見直しが発生することもあるでしょう。派遣切りにあう可能性もあり、正社員と比べて不安定な立場です。

自由な働き方ができない

無期雇用派遣は、派遣会社との雇用契約に基づいて働くため、勤務時間や休暇取得などに関して、一定の制限を受けることになります。

勤務地や勤務時間の変更にも対応する必要があり、働き方の自由度は限定的です。

また、正社員と同じような勤務形態のため週5日労働が基本ですが、自由に休暇を取ったりリモートワークをしたりと、自分のライフスタイルに合わせて自由に働くことはできません。

採用試験を受ける必要がある

無期雇用派遣として働くためには、派遣会社の採用試験に合格する必要があります。

一般的な派遣社員よりも採用基準が厳しく設定されていることが多く、経験やスキルが不足していると採用されない可能性があるでしょう。

無期雇用派遣で働くメリットもある!

無期雇用派遣で働くことは、デメリットばかりに目が行きがちですが、以下のようなメリットもあります。

それぞれ詳しく解説します。

待機保証や月給制で安定した収入が得られる

無期雇用派遣の大きなメリットは、収入の安定性です。

一般の派遣社員は派遣期間中にのみ給料が発生しますが、無期雇用派遣の場合は派遣先が決まっていない期間でも、基本給が保証される待機保証制度があります。

また、月給制を採用している場合が多く、収入の見通しが立てやすいという点も特徴の一つです。

賞与やボーナスをもらえる

無期雇用派遣では、派遣会社が定めている内容によっては、昇給制度やボーナス制度、福利厚生を受けられる場合が多くあります。

金額は派遣会社や個人の評価によって異なりますが、定期的なボーナス収入が期待できることは、生活設計の面で大きなメリットです。

3年ルールに縛られずに働ける

一般的な派遣社員は、3年ルールの縛りのなかで働いているため、同じ派遣先で3年以上勤務できません。3年経過する際に、別部署または別会社に転職する必要があります。

一方、無期雇用派遣の場合は3年間の縛りがなく、長期的に働き続けられる雇用形態です。

そのため、将来的なキャリアアップやスキルアップしやすい点は魅力でしょう。

有名企業や大手企業で働ける可能性がある

無期雇用派遣として働くことで、個人では応募が難しい有名企業や大手企業で働くチャンスが広がります。これは、経験やスキルを積むうえで貴重な機会となるでしょう。

事務未経験や資格がない方でも、無期雇用派遣を利用すれば理想の職場で仕事ができる可能性があることは、大きなメリットといえます。

キャリア形成支援制度を受けられる

派遣会社によっては、充実したキャリア形成支援制度が用意されています。

スキルアップのための研修や資格取得の支援など、自分のスキルを磨ける機会が多く、専門性を高めることも可能です。

無期雇用派遣に向いている人の特徴

無期雇用派遣に向いている人の特徴は、主に以下の3つです。

それぞれ詳しく解説します。

自由な働き方で安定して働きたい

無期雇用派遣は、派遣社員としての自由な働き方できる柔軟性を保ちながらも、安定した雇用を求める人に適している働き方です。

正社員ほどの待遇はありませんが、一定の雇用保障がある中で安定した給料がもらうことができます。

また、残業や時間外勤務はほとんどなく、プライベートの時間を確保できるため、仕事とプライベートの時間を区別つけながら安定して働ける雇用形態でしょう。

同じ職場で長期間働きたい

特定の職場や業務に長期的に携わりたい人にとって、無期雇用派遣は魅力的な選択肢です。

無期雇用派遣は3年ルールの制約を受けないため、じっくりとスキルを磨きながら、専門性を高めていくことができます。

職場から派遣切りをされない限りは、長期間にわたって同じ職場で働き続けられるため、3年ごとに新たな派遣先に行く必要がありません。

キャリアチェンジしたい

新しい分野でのキャリアを模索する人にとって、無期雇用派遣はおすすめの働き方です。派遣会社の研修制度やキャリアサポートを受けながら、新たな職種や業界に挑戦できます。

未経験の業種や資格がない方でも、支援制度を活用すれば、新しいスキルや資格を習得できるうえにキャリアチェンジも実現できるでしょう。

そもそも無期雇用派遣とは?

無期雇用派遣とは、「期間を定めずに働く派遣」のことを指します。

無期雇用派遣として働くために、特徴や正社員との違い、働く方法などを把握しておきましょう。

期間を定めずに働く常用型派遣のこと

無期雇用派遣とは、2015年の労働者派遣法の改正によって生まれた働き方です。派遣会社と期間の定めのない雇用契約を結び、さまざまな企業に派遣されて仕事をします。

一般的な有期雇用派遣と異なり、雇用契約に期限が設定されていないため、給与面や雇用自体が安定している点などが特徴です。

無期雇用派遣と正社員の違い

無期雇用派遣は、雇用の安定性という面では正社員に近い特徴はありますが、いくつか異なる点があります。

最も大きな違いは、雇用主が派遣会社であることです。また、給与体系や福利厚生面でも、一般的に正社員とは異なる待遇となります。

また、派遣会社と派遣先の企業が契約終了した場合、無期雇用派遣であっても退職しなければなりません。

このように、派遣先企業の業績や経営方針によっては仕事を失う可能性がある点が、大きな違いといえるでしょう。

無期雇用派遣で就業できる職種

事務職や営業職、IT関連職種など、幅広い職種で無期雇用派遣としての就業が可能です。特に、専門的なスキルや経験が必要な職種では、無期雇用派遣としての需要が高まっています。

特に、大手企業や有名企業の事務やアシスタント職については、年々拡大傾向にある職種です。企業側は、できるかぎり事務職に対する賃金や待遇を抑えたいという意図があるのでしょう。

一方で、未経験や資格がなくても大手企業で働けるうえに安定した収入が得られるのは、無期雇用派遣の強みといえます。

無期雇用派遣として働く方法

無期雇用派遣として働くためには、2つの方法があります。

一つ目は、有期雇用派遣として派遣会社との契約期間が通算で5年を超えると、無期雇用派遣に転換することが可能です。この仕組みを利用して、雇用期間が定まっていない無期雇用派遣として働けるようになります。

二つ目は、人材派遣会社の採用試験に合格することです。通常の正社員雇用と同じように、選考試験や面接を受けて、採用されると派遣会社の指示に従って派遣先企業で勤務することになります。

無期雇用派遣で最高の働き方を叶えるコツ

無期雇用派遣は、デメリットしかないと言われていますが、長期的な雇用や給与面の安定さ、スキルアップ・キャリア形成のしやすさなどのメリットも多くあります。

そこで、無期雇用派遣の制度を十分に活用して、理想的な働き方を叶える3つのコツについて見ていきましょう。

経験やスキルアップ期間として活用する

無期雇用派遣を、単なる就業の場としてではなく、キャリア形成の重要な機会であり、正社員に進むファーストステップとして捉えることが大切です。

派遣先での経験を積極的に学びの機会とし、将来のキャリアにつながるスキルを身につける期間として活用しましょう。

目先の安定や収入を求めない

無期雇用派遣は正社員と比べて給与も低く、待遇も劣ることがほとんどです。

正社員と比較して落ち込む場面もありますが、短期的な収入や安定性にとらわれすぎず、長期的なキャリア形成の視点を持ちながら働きましょう。

必要に応じて、より良い条件や機会を求めて転職することも視野に入れておくことが大切です。

プライベートの時間を確保できる働き方だと捉える

無期雇用派遣は、正社員と比べて残業が少なく、プライベートの時間を確保しやすい働き方です。この特徴を活かし、仕事とプライベートのバランスを取りながら、充実した生活を送ることができます。

また、プライベートの時間にスキルアップや資格取得のために学びを深められると、将来的なキャリア形成にも役立つでしょう。

無期雇用派遣として働きたい人におすすめの派遣会社3

無期雇用派遣として働きたい人におすすめの派遣会社は、以下の3社です。

無期雇用派遣として働きたい人におすすめの派遣会社

それぞれの特徴やおすすめポイントをまとめていますので、ぜひ参考にしてください。

アデコ派遣

アデコ
アデコ派遣の特徴
  • 大手企業や人気・優良企業も多数紹介
  • 一人ひとりに合わせたキャリア開発支援
  • 充実した福利厚生やサポートが完備

アデコ派遣では、全国各地にある大手企業や人気・優良企業も多数紹介できることが強みの派遣会社です。業種は一般事務や営業事務、財務・総務、販売、IT関連など幅広く対応しています。

趣味やプライベートを重視したい人や、正社員を目指してスキルアップしたい人、未経験の分野にチャレンジしてみたい人など、さまざまなニーズにも対応可能です。

また、就業期間中はキャリアコーチによる全面的なサポートが受けられるほかに、社会保険や有給休暇、育児支援サービスなどの福利厚生が充実しています。

スタッフサービス

スタッフサービスの特徴
  • 全国各地にある約15万件以上の求人情報
  • 事務職を中心に幅広い職種の紹介可能
  • 充実した各種サポートと福利厚生

スタッフサービスは、事務職を中心として、オフィスワークやIT、エンジニア、介護・医療、製造の仕事における人材総合サービスです。約15万件ほどの求人数を保有し、全国各地でさまざまな業種に対応しています。

登録型派遣や紹介予定派遣、常用型派遣の3つの種類の雇用形態から、自分のライフスタイルや優先したいことに合わせて選ぶことが可能です。

また、社会保険や有給休暇、産休育休の取得などの福利厚生が充実しています。割引価格で加入できるリクルートグループ団体保険など各種サポートもあり、安心して働き続けられる環境です。

リクルートスタッフィング

リクルートスタッフィング
リクルートスタッフィングの特徴
  • 未経験歓迎の高時給の事務職が豊富
  • 充実した福利厚生と研修サポート体制
  • 大手企業や人気企業など幅広い就業先を提案

リクルートスタッフィングは、リクルートブランドという大手人材サービス会社として、安定した企業基盤を持つ派遣会社です。

そのため、大手企業や人気企業など、幅広い就業先の求人情報を保有し、新しい業種にチャレンジしたい方を応援しています。

また、充実した福利厚生と研修キャリア支援、フォロー体制が整っているため、始めて派遣の仕事をする方でも安心して働くことが可能です。

まとめ

無期雇用派遣は、一般的に言われているほど「デメリットしかない」働き方ではありません。確かに、給与面での制約や派遣先選択の制限など、不自由さを感じる場合もあるでしょう。

しかし、雇用の安定性や生活設計のしやすさ、キャリア形成支援などは無期雇用派遣の大きな魅力となります。

大切なのは、自身のキャリアプランや生活スタイルに合わせて、働き方を適切に活用することです。

無期雇用派遣を経験やスキルアップの機会として捉え、将来のキャリアに活かしていきましょう。

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2021年7月20日 東証グロース上場(7378)
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