東京の法テラス東京はおすすめ?費用・利用方法や口コミ・評判をわかりやすく解説

目次
  1. 法テラス東京とは?
  2. 法テラス東京を利用するメリット
    1. 幅広い法律相談に対応している
    2. 同じ内容なら30分×3回まで無料相談が可能
    3. 安い費用で弁護士に依頼できる
    4. 弁護士費用の立替制度を利用できる
    5. 弁護士費用の分割払いが可能
    6. 生活保護を受けている場合は弁護士費用が無料(免除)になる可能性がある
    7. 電話・出張相談など、幅広い相談方法に対応している
  3. 法テラス東京の利用条件3つ
    1. 収入・資産の資力基準を満たしていること
    2. 民事法律扶助制度の趣旨に沿っていること
    3. 依頼内容に勝訴の見込みがゼロではないこと
  4. 法テラス東京の利用がおすすめな人
  5. 法テラス東京を利用する方法
    1. 法テラスに相談する入り口は2つ
    2. 民事法律扶助制度の審査
  6. 法テラス東京の口コミ・評判は?
    1. 法テラス東京の良い口コミ・評判
    2. 法テラス東京の悪い口コミ・評判
  7. 法テラス東京を利用するデメリットは?
    1. 自分で弁護士を選ぶことができない
    2. 審査や手続きに時間がかかるケースがある
  8. 法テラス東京を有効活用するためのコツ
    1. 質問内容をメモなどに書き起こして準備しておく
    2. 相談内容の登場人物や時系列を整理しておく
    3. 援助申込書をあらかじめ記入しておく
  9. 法テラス東京までのアクセス
  10. 東京で法テラス以外に弁護士に無料法律相談ができる窓口
    1. 市区町村の無料法律相談
    2. 弁護士会の法律相談センター
    3. 東京ウィメンズプラザの法律相談
  11. ベンナビなら東京で無料法律相談ができる弁護士が簡単に見つかる
  12. さいごに|法テラス東京は無料法律相談がしたい人におすすめ

「法テラス東京ではどのようなサポートを受けられるのか」
「法テラス東京は誰でも利用できるのか」

東京で法律トラブルに巻き込まれ場合は、相談先のひとつとして法テラス東京が選択肢に入るでしょう。

しかし、法テラス東京で受けられるサポート内容や利用方法などがわからず、相談することを踏みとどまっている方も多いのではないでしょうか。

法テラス東京では、弁護士の無料相談や弁護士費用の立替、割引などのサービスを利用することができます。

本記事では、法テラス東京の概要や利用するメリット、どんな人におすすめかなどを詳しく解説します。

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法テラス東京とは?

法テラスとは、法的トラブルの解決支援を目的に設置されている公的機関です。

東京都内には、法テラス東京のほか、法テラス上野・法テラス多摩・法テラス八王子も設置されており、全ての法テラスで同じサービスを利用することができます。

法テラスでは、収入や資産が一定基準以下の方であれば、民事法律扶助制度を利用して弁護士に無料相談したり、弁護士費用を立て替えてもらったりすることが可能です。

弁護士への相談を検討しているものの、経済的に余裕がない場合などは積極的に利用してみることをおすすめします。

法テラス東京の概要
相談できること借金・金銭トラブル・離婚・相続・労働問題などの相談
所在地新宿区西新宿1-24-1 エステック情報ビル13F
電話番号0570-078301
Web相談予約ページhttps://www.houterasu.or.jp/site/soudan-tatekae/houterasuhouritusoudanyoyaku.html
受付日時平日9時00分~17時00分
公式サイトhttps://www.houterasu.or.jp/site/chihoujimusho-tokyo/

法テラス東京を利用するメリット

ここでは、法テラス東京を利用するメリットを解説します。

特に法律の知識に乏しい方や経済的に余裕がない方にとっては、大きなメリットに感じられる点が多いので参考にしてみてください。

幅広い法律相談に対応している

法テラス東京を利用するメリットのひとつは、幅広い法律相談に対応してもらえることです。

相談できる内容は、借金・金銭トラブル・離婚・相続・労働問題などの民事事件で、どんな内容でも分野を問わず相談ができます

そのため、どの専門家に相談したらよいのか判断に迷うようなときは、まず法テラス東京に連絡してみるのがよいでしょう。

ただし、法テラスでは刑事事件の相談に対応していません。

刑事事件に関する相談がしたい方は、直接弁護士に相談するほか、別の相談窓口の利用を検討しましょう。

同じ内容なら30分×3回まで無料相談が可能

法テラスでは一定の収入・資産基準を満たしている場合に、同じ事案について1回30分の弁護士無料相談を3回まで受けられます。

弁護士への相談料は30分5,000円程度が一般的なので、法テラス東京を利用すれば、金銭的な負担を大きく抑えられるでしょう。

ただし、毎回同じ弁護士が担当してくれるとは限らないため、その都度異なるアドバイスを提案される可能性がある点には注意が必要です。

法テラスの無料相談に関しては、以下の記事でも詳しくまとめているので、あわせてチェックしてみてください。

【関連記事】法テラスの無料法律相談はどこまで無料?利用条件や利用方法、注意点を解説

安い費用で弁護士に依頼できる

安い費用で弁護士に依頼できる点も、法テラス東京を利用するメリットといえるでしょう。

法テラスを通して弁護士に依頼する場合の報酬基準は、一般的な法律事務所の報酬基準よりも低く設定されています。

そのため、同じ事案について相談・依頼する場合でも、法テラス東京を利用したほうが費用を安く抑えられるケースがほとんどです。

事案によっては、相場の半額程度で弁護士に依頼できることもあります。

法テラス東京でかかる弁護士費用の目安

例として、離婚トラブルの解決を依頼する場合に、法テラス東京でかかる弁護士費用の目安を紹介します。

【離婚請求をおこなう場合】
依頼内容着手金実費合計
示談交渉6万6,000円~11万円2万円8万6,000円~13万円
調停8万8,000円~13万2,000円2万円10万8,000円~15万2,000円
訴訟(調停も依頼していた場合)16万5,000円3万5,000円20万円
訴訟(訴訟から依頼する場合)23万1,000円3万5,000円26万6,000円
【婚姻費用分担請求をおこなう場合】
依頼内容着手金実費合計
調停8万8,000円~13万2,000円2万円10万8,000円~15万2,000円
審判8万8,000円~13万2,000円2万円10万8,000円~15万2,000円

そのほか、慰謝料・養育費・婚姻費用などの金銭が得られた場合には、「得られた金額の10%+税」の報酬金を支払う必要があります。

ただし、依頼内容によって弁護士費用は変動するため、上記の金額はあくまでも目安のひとつとして考えておきましょう。

弁護士費用の立替制度を利用できる

法テラス東京で紹介された弁護士に相談し、具体的な事件処理を依頼することになった場合には、弁護士費用の立替制度が利用できます。

  • 代理援助:民事・家事・行政事件に関する手続きや示談交渉などにおける費用の立替え
  • 書類作成援助:裁判所に提出する書類の作成などにおける費用の立替え

立替えの対象となるのは、主に着手金と実費です。

事件処理が成功した場合の報酬金は、立替制度の対象外とされているので注意してください。

弁護士費用の分割払いが可能

法テラス東京で立て替えてもらった弁護士費用は、月5,000円~1万円の分割払いが可能です。

利息の支払いも不要なので、弁護士費用を一括で支払うだけの余裕がない方でも安心して依頼手続きを進められます。

なお、収入が減少した場合や一時的に支出が増加した場合は、支払いを猶予してもらったり、毎月の返済額を見直してもらったりすることも可能です。

もちろん、お金に余裕ができた際には残金の一括返済も選択できます。

生活保護を受けている場合は弁護士費用が無料(免除)になる可能性がある

生活保護を受けている場合は、法テラス東京で立て替えてもらった弁護士費用の償還が免除される可能性があります。

生活保護受給者にとっては、月5,000円程度の分割払いでさえも負担になることがあるため、免除が認められているわけです。

ただし、生活保護受給者だからといって、必ず償還が免除されるわけではありません。
事件解決後に免除申請した時点での経済状況や獲得した利益などを考慮したうえで、免除の可否が決定されます。

電話・出張相談など、幅広い相談方法に対応している

電話・出張相談など幅広い相談方法に対応している点も、法テラス東京を利用するメリットのひとつです。

電話相談を利用すれば、事務所まで足を運ぶ必要がなくなるので、時間や交通費を削減できます。

また、高齢者や障がいがある方であれば、弁護士が自宅や病院に出向いてくれることもあるので、一度法テラス東京に問い合わせてみるとよいでしょう。

法テラス東京の利用条件3つ

法テラス東京の民事法律扶助制度を利用するためには、3つ条件を満たす必要があります。

それぞれの条件を詳しく解説するので、自身があてはまるかどうか確認しながら読み進めてみてください。

収入・資産の資力基準を満たしていること

法テラス東京の利用条件のひとつは、収入・資産の資力基準を満たしていることです。

民事扶助制度は経済的に余裕がない方を対象にした制度であり、基準となる収入・資産を下回っている場合にのみ利用できます。

【収入基準】
家族人数23区などの一級地に居住している者23区などの一級地以外に居住している者
住宅ローンなどを支払っている場合住宅ローンなどを支払っていない場合住宅ローンなどを支払っている場合住宅ローンなどを支払っていない場合
1人20万200円~24万1,200円以下20万200円以下18万2,000円~22万3,000円以下18万2,000円以下
2人27万6,100円~32万9,100円以下27万6,100円以下25万1,000円~30万4,000円以下25万1,000円以下
3人29万9,200円~36万5,200円以下29万9,200円以下27万2,000円~33万8,000円以下27万2,000円以下
4人32万8,900円~39万9,900円以下32万8,900円以下29万9,000円~37万円以下29万9,000円以下

生活保護の基準に定める一級地に該当する地域は、法テラスの公式サイトで確認可能です。
住宅ローン・家賃・医療費・教育費などを支払っている場合は、限度額の範囲内で収入から控除できるので、収入基準も実質的に高くなります。

また、同居する家族の人数が4人を上回る場合は、1名増えるごとに3万3,000円を上記基準額に加算してください。

【資産基準】
家族人数金額
1人180万円以下
2人250万円以下
3人270万円以下
4人300万円以下

資産基準は居住地などにかかわらず、一律に設定されています。

民事法律扶助制度の趣旨に沿っていること

民事法律扶助制度の趣旨に沿っていることも、法テラス東京を利用するための条件のひとつです。

民事法律扶助の趣旨は、正当な権利の主張を保証することにあります。

たとえば、以下のようなケースは本来の趣旨に沿っているとはいえないため、民事法律扶助制度を利用することも認められません。

  • 報復を目的としている場合
  • 宣伝を目的としている場合
  • 権利濫用的な訴訟のための援助を目的としている場合

とはいえ、一般的な法律トラブルの解決を目的としている場合には、まず問題になることはないでしょう。

依頼内容に勝訴の見込みがゼロではないこと

民事法律扶助制度の立替制度を利用するためには、依頼内容について、勝訴の見込みがゼロではないことも条件のひとつです。

たとえば、「勝訴の見込みはないが、裁判を起こすことに意味がある」などという理由で、民事法律扶助制度の利用を申請しても、認められる可能性は低いといえるでしょう。

なお、裁判以外でも、和解・調停・示談などによる紛争解決や自己破産の免責が見込まれる場合には、条件を満たしているものと判断されます。

法テラス東京の利用がおすすめな人

弁護士費用を支払うだけの余裕がない方には、法テラス東京の利用をおすすめします。

資力基準などの条件を満たしていれば、無料で弁護士に相談できるうえ、弁護士費用を立て替えてもらうことも可能です。

また、自身が抱える法律トラブルをどこに相談すればよいのか判断できない方も、法テラス東京を利用してみるとよいでしょう。

法テラス東京では、分野を問わず幅広い相談に応じてくれるため、今後に役立てられる何かしらのアドバイスを得られるはずです。

法テラス東京を利用する方法

次に、法テラス東京を利用する方法を解説します。

スムーズに無料相談を始められるように、大まかな流れだけでも事前に把握しておきましょう。

法テラスに相談する入り口は2つ

法テラス東京に相談する際の入口は、法テラス東京に直接相談する方法と、法テラス東京の契約弁護士を探して相談する方法の2つがあります。

それぞれの方法について詳しく見ていきましょう。

法テラス東京に直接相談する

無料法律相談や弁護士費用の立替えを希望する場合は、法テラスに直接連絡するのが一般的な方法といえるでしょう。

法テラス東京の窓口に連絡し、民事法律扶助制度による無料相談の予約をおこなってください

なお、法テラス東京では、電話またはWebで予約を受け付けています。

法テラス東京の契約弁護士を探して相談する

自分で法テラス東京の契約弁護士を探して、連絡するのもひとつの方法です。

相談したい弁護士が決まっている場合などに、有効な方法といえるでしょう。

法テラス東京と契約している東京県内の弁護士は、法テラス東京の公式サイトで確認できます。

電話する際には、相談したい弁護士名を伝え、民事法律扶助相談を希望している旨を伝えてください。

民事法律扶助制度の審査

法テラスの民事法律扶助制度を利用するには、所定の審査に通過しなければなりません。

無料相談を申し込む際と弁護士費用の立替え申請をおこなう際に、それぞれ審査が実施されます。

いずれの審査でも、利用条件を満たしているかどうかのチェックがおこなわれ、2週間~1ヵ月後に結果が通知されるケースが一般的です。

法テラスの利用審査に必要な書類

弁護士費用の立替え申請をおこなう場合は、書類審査が実施されます。

審査に必要な書類は、以下のとおりです。

  • 住民票
  • 資力申告書
  • 収入を確認できる資料
  • 勝訴の見込みや事件内容を確認できる資料
  • 返済に使用する口座確認のための資料

資力申告書は資産状況を示すための書類であり、法テラスの公式サイトから様式を入手できます。

収入を確認できる資料には、給与明細書・源泉徴収票・確定申告書の写し・生活保護受給証明書などが利用可能です。

勝訴の見込みや事件内容を確認できる資料は、債務一覧表・交通事故証明書・診断書など相談したい内容にあわせて用意しましょう。

法テラス東京の口コミ・評判は?

次に、法テラス東京の口コミ・評判を見ていきましょう。

主観的な意見も多いため、そのまま鵜呑みにすることはおすすめしませんが、判断材料のひとつにはなるはずです。

法テラス全体の口コミについては、以下の記事でも詳しく紹介しているので、気になる方はチェックしてみてください。

【関連記事】法テラスの口コミに驚愕!良い評判と悪い評判の理由とは?

法テラス東京の良い口コミ・評判

法テラス東京に対する良い口コミ・評判としては、以下のようなものがありました。

余り待たされる事無くスムーズに面談をして頂きました
とても親切で親身に成って聞いて頂き本当にこの先心強いです

引用元:Googleマップ

親切でした。
弁護士さんも親身に成って話を聞いて頂けました。
思ったより新宿西口駅前広場からは歩く印象です。

引用元:Googleマップ

親切、丁寧、相談無料で良かったです
またお願いしたいと思いました。

引用元:Googleマップ

全体的に、弁護士の親身な対応に対する口コミ・評判が多く見られました

当たり外れがあるとの声もありましたが、十分満足のいく成果を得られた方も一定数いることがわかります。

法テラス東京の悪い口コミ・評判

法テラス東京に対する悪い口コミ・評判としては、以下のようなものがありました。

書面を送ってきたから書き方を教えてほしくて電話したら個人情報聞かれてそれは意味がなく、通話料かかるのに5分以上保留でまたされて、男の人に変わってすいませーーーーんだけ。
ありえない。
頭のいい人はそーゆしごとしてるんだろうが、ありえない、1もつけたくない。
バカにされたようにしか思えなかった。
最悪

引用元:Googleマップ

問い合わせの為、電話をかけさせて頂いたのだけど…威圧感があり、話していてとても辛い気持ちに。
もうお世話になりません。

引用元:Googleマップ

返還金があるとのことでお電話したのですが、受付の女性に調べて貰い保留された後、名乗りもしない男性が出てきて、お答えできません、の一言でした。
電話しなければ良かったと後悔しています。

引用元:Googleマップ

悪い口コミ・評判としては、法テラス東京のスタッフに対する不満が多く見られました

一方で、スタッフを「親切」「丁寧」と高く評価する声もあるため、あくまでも主観的な意見として参考程度にとどめておきましょう。

法テラス東京を利用するデメリットは?

ここでは、法テラス東京を利用する際のデメリットを紹介します。

メリットだけでなくデメリットも正しく理解したうえで、実際に利用するかどうかを判断するようにしましょう。

自分で弁護士を選ぶことができない

法テラス東京を利用するデメリットのひとつは、自分で弁護士を選ぶことができない点です。

法テラス東京の窓口に連絡して無料相談を受ける場合、担当する弁護士は自動的に決められてしまいます。

そのため、相性が合わない弁護士や、自身が抱えている問題を得意としない弁護士にあたってしまう可能性もゼロではありません。

人柄や実績などにこだわりがある場合は、法テラス東京と契約している弁護士を自分で探して、直接相談してみることをおすすめします。

審査や手続きに時間がかかるケースがある

審査や手続きに時間がかかることも、法テラス東京を利用するデメリットといえるでしょう。

無料相談のあと、弁護士に事件処理を依頼する場合は、書類審査を経て契約を結ぶ必要があります。

書類の提出を急いだとしても、審査が終わるまでには2週間~1ヵ月程度待たなければなりません。

事件処理を急いでいる方には、法テラス東京の利用は適していないため、無料相談に対応している弁護士を探して直接相談することも検討しましょう。

法テラス東京を有効活用するためのコツ

次に、法テラス東京を有効活用するためのコツを解説します。

限られた機会を無駄にすることのないように、しっかりと事前準備をおこなったうえで臨むようにしましょう。

質問内容をメモなどに書き起こして準備しておく

法テラス東京を通じて弁護士に無料相談する場合は、質問内容をメモなどに書き起こしておきましょう

その場で質問を考えていては、本来聞くべきだったことを聞けずに終わってしまう可能性があります。

また、質問をリスト化し、回答を得たものからチェックしていけば、質問漏れも防げるはずです。

なお、質問に対する回答を記録することも大切ですが、ボイスレコーダーを持ち込む場合は必ず弁護士の許可を取るようにしてください。

相談内容の登場人物や時系列を整理しておく

法テラス東京の無料相談を利用する際は、相談内容の登場人物や時系列を整理しておくことも重要です。

思いつくままに登場人物や時系列を説明しても、弁護士に全体像を把握してもらうことはできないでしょう。

結果として、具体的なアドバイスをもらえずに終わってしまう可能性があります。

特に登場人物が複数いる場合や長期間にわたるトラブルを抱えている場合は、事前の状況整理が必要不可欠です。

援助申込書をあらかじめ記入しておく

援助申込書をあらかじめ記入しておくことも、法テラス東京を有効活用するためのコツのひとつです。

無料法律相談を受けるためには、援助申込書の作成・提出が必要になります。

法律事務所に直接相談する場合は事前の提出が求められるので、あらかじめ準備しておけばスムーズに手続きを進められるでしょう。

法テラス東京で無料相談を予約する場合は、法律相談実施日から1ヵ月以内に提出すれば問題ありません。

なお、援助申込書の様式は法テラスの公式サイトで入手できます。

法テラス東京までのアクセス

法テラス東京は、都営地下鉄大江戸線「都庁前駅」B1出口から徒歩3分の場所に位置しています

法テラス東京へ向かう際は、まず新宿駅西口地下広場を目指してください。

地下広場に着いたら、新宿駅を背にして都庁方面に通じる地下通路を200mほど進みます。

左手に法テラス東京が入っているエステック情報ビルがあるので、低層用のエレベーターで13階まで上がってください。

東京で法テラス以外に弁護士に無料法律相談ができる窓口

ここでは、東京で法テラス以外に弁護士に無料法律相談ができる窓口を3つ紹介します。

なお、無料相談する方法については、以下の記事でもまとめているのであわせてチェックしてみてください。

【関連記事】東京の弁護士に無料法律相談できる窓口3選!電話相談・24時間対応

市区町村の無料法律相談

弁護士に無料相談したい場合は、各市区町村の無料法律相談を利用してみるのもよいでしょう

自治体によっては、地域住民向けに無料法律相談会を実施している場合があります。

たとえば、港区でおこなわれている法律相談の概要は以下のとおりです。

相談日時月曜日・金曜日:13時00分~16時00分
水曜日:13時00分~16時00分、17時00分~19時00分
相談時間25分
相談方法対面・電話・オンライン
電話番号03-5472-3710
相談可能回数年度内3回まで

そのほかの自治体については、「自治体名+無料相談」などと検索し、ホームページをチェックしてみるとよいでしょう。

なお、自治体の法律相談は、原則として地域住民でなければ利用できない点に注意してください。

【参考】相談一覧|港区

弁護士会の法律相談センター

弁護士会の法律相談センターでも、無料の法律相談を実施しているので有効に活用しましょう。

東京弁護士会では都内9ヵ所に法律相談センターを設置しており、債務整理や労働問題などについて無料で相談できます。

ただし、法律相談センターごとに無料で相談できる内容が異なるため、詳しくは東京弁護士会のホームページで確認してください。

【参考】法律相談センター・窓口|東京弁護士会

東京ウィメンズプラザの法律相談

東京ウィメンズプラザでは、女性弁護士による無料法律相談をおこなっています

夫婦・親子関係や職場の人間関係などに関して、男性弁護士に相談しにくい悩みがある場合は、積極的に利用してみるとよいでしょう。

なお、無料法律相談の予約をおこなう際には、相談員による現況の聞き取りがおこなわれます。

受付時間平日・土日祝日9時00分~21時00分(年末年始除く)
電話番号一般相談:03-5457-2455
DV専用相談:03-5467-1721

【参考】夫婦・親子、生き方、職場の人間関係などにお悩みの方|東京ウィメンズプラザ

ベンナビなら東京で無料法律相談ができる弁護士が簡単に見つかる

無料で法律相談できる弁護士を効率的に探したいなら、ベンナビの利用をおすすめします。

ベンナビは、月間数百万人が利用する弁護士検索ポータルサイトです。

離婚・相続・交通事故・刑事事件・労働問題・債務整理・債権回収・ITの分野ごとにサイトが独立しており、それぞれの問題解決を得意とする弁護士が登録されています。

東京に地域を絞って検索できるほか、無料相談に対応した弁護士だけをピックアップすることも可能です。

弁護士選びにこだわりたい方は、ベンナビを有効に活用してみてください。

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※一部の法律事務所に限り初回相談無料の場合があります。
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さいごに|法テラス東京は無料法律相談がしたい人におすすめ

法テラス東京を利用する最大のメリットは、民事法律扶助制度による無料法律相談が受けられる点です。

そのため、経済的に余裕がなく、弁護士への相談料を支払えない場合などは、積極的に法テラス東京を利用してみるとよいでしょう。

資産基準などの条件を満たしている必要がありますが、法律相談だけであれば口頭確認で済ませられるので、煩雑な手続きも必要ありません。

法律トラブルは放置していると複雑化・長期化を招くおそれがあるため、一人で悩まず、まずは法テラス東京などを利用して弁護士に相談してみることが大切です。

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この記事の調査・編集者
アシロ編集部
本記事は法律相談ナビを運営する株式会社アシロの編集部が企画・執筆を行いました。※法律相談ナビに掲載される記事は、必ずしも弁護士が執筆したものではありません。本記事の目的及び執筆体制についてはコラム記事ガイドラインをご覧ください。
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