リクルートダイレクトスカウトの評判|リアルな口コミや特徴・利用の注意点も徹底解説

編集者
CUS編集部
株式会社アシロ
転職サイトやエージェントは何を選ぶかではなく、『どう使いこなすか』にフォーカスしたWEBメディア。株式会社アシロの転職メディア編集部による、転職エージェントの賢い『使い方』とキャリアアップ実現の方法論を解説。
本記事は転職エージェント公式サービス(ビズリーチ・マイナビ・リクルート等)のプロモーションを含みます。
ただし、当サイト内のランキングや商品(商材)の評価は、当社の調査やユーザーの口コミ収集等を考慮して作成しており、提携企業の商品(商材)を根拠なくPRするものではありません。
有料職業紹介許可番号:13-ユ-313782)の厚生労働大臣許可を受けている株式会社アシロが作成しています。

ビジネスパーソンが転職を検討するにあたって、転職エージェントや転職サイトを活用する方は少なくありません。

しかし現代には転職支援のサービスがいくつもあり、自身にとって有効活用できるサイトはどれなのか、悩む方も多いでしょう。とくにハイクラスの転職を実現させたい方の場合、適切な転職支援サービスを選ばなければ、年収アップどころか理想的な求人に出会えない可能性もあります。

そこで本記事では、複数ある転職支援サービスのなかでもハイレベルな求人を多く扱う「リクルートダイレクトスカウト(旧キャリアカーバー)」に関して、評判とともにサービスの特徴を詳しく解説します。

ハイキャリアに特化した求人を探したい、スカウト重視で好条件の転職をかなえたいと思う方は、参考にしてみてください。

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詳 細
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ビズリーチビズリーチ
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エージェント 評価 クチコミ 公式サイト
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・スムーズに年収の上がる転職ができたので、無駄な時間がかからなくて使い勝手が良かったです。
・エージェント担当の方の機械的な対応に「仕事感がある」と感じた。
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関連記事:ハイクラス向けおすすめ転職エージェント比較ランキング|年代別の転職成功のコツも解説

【アンケート概要】
調査期間:2024年3月27日~4月3日
調査方法:インターネットによるアンケート
調査対象:JobBuddy歯科を利用したことがある男女
※ユーザーアンケートより抜粋

目次

リクルートダイレクトスカウトの基本情報

リクルートダイレクトスカウト

リクルートダイレクトスカウトは、202111月に「CAREER CARVER(キャリアカーバー)」から名称変更された、ハイクラスの転職サービスです。

おもにハイキャリア・エグゼクティブに向けた求人を扱っており、求職者の経歴や登録内容を見たヘッドハンターや企業の採用担当者が、スカウト機能を活用して直接求職者へアプローチするシステムとなっています。

以下の表は、リクルートダイレクトスカウトの基本情報をまとめたものです。詳細をチェックしておきましょう。

サービス名 リクルートダイレクトスカウト
対応内容 適性求人の提案、スカウトなど
求人数 25万3,609件 2023年12月時点
(公式サイト参照)
得意な職種 総合:経営・企画・人事・マーケティング・広告・出版・
クリエイティブ・営業・サービス・コンサルタント・
ITWeb制作・電気電子・メディカル・金融・不動産・施工管理など
得意な地域 全国
おすすめの年代 20代~40代
利用料金 無料
運営会社 株式会社リクルート
本社所在地 100-6640
東京都千代田区丸の内1-9-2
グラントウキョウサウスタワー
ホームページ 公式サイト

また大手企業はもちろん外資系企業の求人もあるため、グローバルに活躍したい方におすすめです。基本的には、待っていれば求人情報が届くスタイルですが、自らレベルの高いヘッドハンターへ求人紹介を依頼することもできます。

年収800万~2,000万円レベルの求人に挑戦したい求職者が登録する、まさにトップ集団ばかりの転職支援サービスといえるでしょう。

【参考記事】CAREER CARVERはリクルートダイレクトスカウトへサービス名を変更しました!|リクルートダイレクトスカウト

リクルートダイレクトスカウトの良い口コミ・評判

まずは独自のアンケート結果をもとに集めた、リクルートダイレクトスカウトの「良い口コミ・評判」を紹介します。

ハイクラスな求人を気軽に紹介してもらえる

40代 男性

ハイクラスに特化している求人だけを取扱っていることもあって求人のクオリティは相当高いという点が魅力的でした。〜中略〜

40代 男性

利用する際に登録審査がないので、気軽に無料で利用することができるのが良いです。ハイクラス求人を無料登録だけで利用できるというのは、ここの最大の魅力だと思っています。〜中略〜

特別な審査なしでハイクラスな求人を紹介してもらえる点が高く評価されていました。とくに管理職やマネージャーなど、現職が忙しく転職活動の時間を取りにくく、かつ高いスキルを持つ方からすると、キャリアアップを狙える求人を手軽に紹介してもらえるのは大きなメリットです。

自分のスキルや経験を活かしたスカウトが届きやすい

30代 男性

リクルートダイレクトスカウトを利用しましたが、培ってきたスキルや経験を活かせるスカウトが届きましたし、更には待遇も良くてキャリアアップする事が出来たので、非常に助かりました。

40代 女性

リクルートダイレクトスカウトのヘッドハンターからくるスカウトメールは「「前職での○○の経験や現職での○○の経験は活かせる」といった自身の経歴に基づく内容で求める能力がイメージしやすかった。〜中略〜

リクルートダイレクトスカウトでは、登録したレジュメをもとに質の高いスカウトを受け取れることが期待できます。とくに前職での経験を活かしたキャリアアップができれば、自分の能力を活かしつつ気持ちよく働ける環境を整えられるでしょう。

転職活動に関する相談を親身に聞いてくれる

30代 男性

専任のサポーターがつくので、初めての転職活動でも安心して始められる。転職活動で必要な作業やスケジュール感などを率直に教えてもらえるので、幅広く相談に乗ってもらえる。他社よりもやはり腕の立つ方が多い印象を受ける。

「初めての転職活動を親身にサポートしてくれる」という声もありました。

とくにハイクラスな転職では、求人企業に自分のスキルを上手にアピールして「この人には高い年収を支払う価値がある」と感じてもらう必要があります。

そうしたアピール方法などをアドバイスしてくれるのは、求職者としても心強いでしょう。

自分に合ったヘッドハンターを選べる

50代 男性

リクルートダイレクトスカウトでは、自分でエージェントの方を選べる仕組みがとても良かったと思います。ヘッドハンターの経歴などから自分に合った人を選べます。そのおかげで話もスムーズに進めることが出来ました。〜中略〜

ヘッドハンターを選べる点も、リクルートダイレクトスカウトの魅力です。自分の業界や経歴にマッチしたヘッドハンターにサポートしてもらえれば、より効果的なアドバイスをもらいながら転職活動を進められます。

リクルートダイレクトスカウトの良い口コミ・評判には、自身のアピールポイントを登録しておくだけで、複数名のヘッドハンターから求人を提案してもらえる点が挙がっています。

なかには同じ求人を紹介されるケースがあるかもしれませんが、各業界に属するさまざまなヘッドハンターの視点で提案してもらえるため、未開拓分野にチャレンジできる機会や新しい発見もあるようです。

また、リクルートダイレクトスカウトでは基本的にハイクラスの求人を扱っているため、転職を通じて年収アップをかなえた方も多くいます。自身の新たな可能性を見つけてもらい、さらなるキャリアアップを目指したい方には、非常におすすめのサイトといえるでしょう。

リクルートダイレクトスカウトの悪い口コミ・評判

続いてはリクルートダイレクトスカウトの「悪い口コミ・評判」を紹介します。よい面だけでなく、悪い部分もチェックし「本当に自分に合うサービスか?」をチェックしましょう。

担当者との相性が悪いことがある

30代 男性

採用担当者と2人3脚でやっていくことが非常に重要であるハイクラス転職にとっては、あまりコミュニケーションを重視しない採用担当者だった。〜中略〜

40代 男性

担当者のヘッドハンターからの電話が頻繫にあるので、やや悪かったところです。担当者の一生懸命さがひしひしと伝わってきますが、それでも電話をかけてくる頻度が思ったよりも多かったので、それがやや残念でした。

転職エージェントやサイトを使う際は、担当者との相性が何よりも重要です。相性の悪い担当者に当たると、コミュニケーションが足りなかったりしつこく電話をかけてきたりすることもあるため、注意しましょう。

相性が悪いと感じたら、担当者の変更を申し出るのもありです。

自分にマッチしないスカウトメールが届くことがある

30代 男性

リクルートダイレクトスカウトを利用しましたが、登録をするとメールが大量に届くようになりましたし、それも広告のようなものばかりだったので、正直邪魔でしかなかったです。

求人企業はよい人材を見つけるために「とにかくスカウトの数を打つ」ということもあります。しかし求職者からすると、自分の経歴を読んでいないであろうスカウトが届いでも、邪魔に感じてしまうでしょう。

ヘッドハンターからのスカウト連絡が多すぎる点を指摘する意見もありました。

気になったスカウトがあれば提案してくれたヘッドハンターに詳細を確認するなど、やり取りを重ねてひとつずつ判断していくのが大切かもしれません。

ある程度ハイレベルな経歴を積んでいないとスカウトが届きにくい

20代 女性

ある程度キャリアがないと厳しいです。30代に入る直前で試しに利用してみたら運良く求人を紹介してもらえましたが、若い人は経験不足で求人を紹介してもらえない可能性が高いです。

リクルートダイレクトスカウトは「ハイクラス向け」を掲げているため、スキルや経験がなければ、どうしても使いにくいでしょう。自分の経歴を振り返り、サイトがマッチするか判断してから利用することがおすすめです。

リクルートダイレクトスカウトの悪い口コミでは、自身の転職がうまくいくのか不安視する声が挙がっています。リクルートダイレクトスカウトはハイクラスに特化しているため、これまでのキャリアによっては自信をもって応募できる求人がない可能性があるのは事実です。「ハイクラス転職」という目的を持って利用しなければ、不安を感じる原因になるでしょう。

このようにリクルートダイレクトスカウトの口コミには、良い面と悪い面の両方が挙がっていました。利用者からのコメントは実際のサービスを想像するうえで欠かせないものですが、どちらかといえば悪い評価が集まりやすいのも事実です。口コミはあくまでも参考程度に留め、まずはサービスを利用して体感してみるのも方法です。

リクルートダイレクトスカウトの7つの特徴

リクルートダイレクトスカウトには、以下7つの特徴があります。利用するメリットも合わせて紹介しているため、リクルートダイレクトスカウトの利用を検討している方は参考にしてみてください。

会員登録後はスカウトを待つだけで効率よく転職活動を進められる

リクルートダイレクトスカウトは、ヘッドハンターからのスカウトを待つシステムのため、自分で手間をかけずに転職活動を進められる点が魅力です。

一般的な「求人検索が必要な転職サイト」に登録した場合、希望年収や業界、職種、福利厚生などを自分で検索することになります。一方リクルートダイレクトスカウトは、求職者の登録したレジュメをヘッドハンターがチェックし、転職条件やスキル、経験を踏まえて合う求人を紹介してくれます。

そのため、自分の力では見つけられなかった好条件の非公開求人や、意外性のある企業とマッチできる可能性もあるでしょう。

2023年3月時点で約5,000名のヘッドハンターがリクルートダイレクトスカウトと提携しているため、会員登録して待っていれば、複数名のヘッドハンターから魅力的なスカウトが届くはずです。

【参考記事】2023年最新【ヘッドハンターランキング】を公開!│リクルートダイレクトスカウト

大手・外資を中心としたハイクラスなスカウトが届きやすい

リクルートダイレクトスカウトでは、上場企業はもちろん大手や外資系企業の求人も豊富に扱っています。そのため、管理職やマネジメント職などを含め一定のキャリアを築いた方が、さらにハイレベルな企業に挑戦するのに最適です。また、グローバルな視点で活躍したい方でも、イメージに合った求人が見つかるでしょう。

実際に高年収な求人の掲載数が多く、年収800万円以上のものは82,559件(※)も紹介されています。1,000万円以上の求人で絞っても32,864件(※)、3,000万円以上でも397件(※)掲載されており、サイト自体のレベルの高さがうかがえます。

しかも、上記の求人はあくまでも一般公開されている範囲のものです。

リクルートダイレクトスカウトを利用すれば、ハイレベル・超大手の非公開求人と出会える可能性があるため、会員登録すれば想像以上に好条件な求人が見つかるかもしれません。

(※)2024年4月時点

自分が希望する業界や経験年数に合わせて好みのヘッドハンターに相談できる

リクルートダイレクトスカウトではヘッドハンターからの連絡を待つ以外に、求職者自ら好みのヘッドハンターを探してアプローチすることも可能です。

公式サイトには「ヘッドハンター検索」のページが設けてあり、各人物が得意とする業種・業界経験年数・勤務地などから、自分のイメージに合うヘッドハンターを絞り込めます。また、年間で活躍したヘッドハンターランキングも公表されているため、各業界の優秀なヘッドハンターを見つけやい点もポイントです。

もし「この人に依頼したい」と思うヘッドハンターが見つかれば、マイページからメッセージを送信してコンタクトを図りましょう。

やり取りでは求人紹介の依頼以外に、転職に関する疑問や悩みも相談できます。相性のよいヘッドハンターと組んで転職活動を進めるためにも、まずは複数名の人物とやり取りを重ねるのがおすすめです。

【参考記事】2023年最新【ヘッドハンターランキング】を公開!│リクルートダイレクトスカウト

スカウトの種類によってマッチ度合いや企業に熱意をチェックできる

リクルートダイレクトスカウトで受け取れるスカウトには、以下の種類があります。

スカウトの種類内容
通常スカウトヘッドハンターが会員に送る一般的なスカウト
FIT HUNTERスカウト会員の経歴・経験領域とマッチした専門性を持つヘッドハンターから届くスカウト
一球入魂スカウトヘッドハンターが厳選した会員にのみ送られるプレミアムスカウト
企業スカウト求人企業の担当者が直接送るスカウト
顧問求人スカウト外部コンサルタントを求める求人企業から送られてくるスカウト
GOLDスカウト書類選考なしの面接確約状態で送られてくるスカウト

このように、どの種類のスカウトメールが送られてきたかによって、ヘッドハンターや求人企業の熱意を判断できます。

とくに一球入魂スカウトやGOLDスカウトなどは、熱が入ったスカウトであるため、他のスカウトメールに紛れて見落とさないよう注意しましょう。

「会員登録・利用料・審査」不要でサービスを活用できる

リクルートダイレクトスカウトは登録時に審査がないため、求職者の年齢やスキル・収入に関係なく誰でも利用できます。また、利用料金がかかることもありません。

リクルートダイレクトスカウトは、登録をしなくても以下のサービスを利用できます。

会員登録せずに利用できるサービス
  • 求人情報検索
  • ヘッドハンター検索
  • 選考突破ノウハウの閲覧
  • 履歴書テンプレートのダウンロード
  • 職務経歴書テンプレートのダウンロード

しかし、会員登録することで、さらに以下のサービスを無料でいつでも活用できるのが特徴です。

会員登録すると利用できるサービス
  • 登録会員限定情報の閲覧
  • レジュメの登録
  • 非公開求人の紹介
  • 企業・ヘッドハンターへのメッセージ返信 

また求人検索機能では、業種・職種・勤務地・年収などの基本的な条件に加え、以下のこだわり条件でも絞り込めるようになっています。

  • 転勤なし
  • 新規事業
  • 外資系企業
  • 副業・兼業可能
  • MBA取得者歓迎
  • 外国語を活用する
  • IPO、株式公開準備
  • 海外勤務、出張あり
  • 管理職、マネージャー
  • リモート、在宅勤務可能 など

無料にもかかわらず充実したサービスを利用できるのは、求職者にとってこのうえないメリットを感じられるでしょう。難易度の高い転職活動でも、モチベーションを維持しながら過ごせるはずです。

顧問求人のスカウトを受け取れる

リクルートダイレクトスカウトでは、近年需要の高い「顧問求人」のスカウトを受けられる点も特徴です。「顧問求人」とは、管理職を経験して定年退職した方や豊富な専門知識を持つ人材を、主に業務委託などで採用する求人のことです。採用に至れば、長年培ってきた経験や知識を活かし、企業の成長を顧問の立場で支援できるようになります。

リクルートダイレクトスカウトで顧問求人のスカウトを受けるメリットには、以下が挙げられます。

  • 顧問業務で得た知識を現職に活かすことで質の高い仕事ができる
  • 複数の企業に携われば、自身の可能性をさらに広げられる
  • 自身の知識・経験を活かして他企業で副収入を得られる
  • リタイア後を意識したキャリア形成を図れる

現職が副業可能なら就労中でも企業顧問として働けるため、多様なキャリアの構築にもつながります

このようにリクルートダイレクトスカウトでは、管理職やエグゼクティブクラスの方に向けた求人が豊富にあります。現職と同じレベルの仕事を探すのではなく、よりレベルの高い求人へ挑戦できるため、自身の可能性を広げられるでしょう。

自分で求人検索もできる

リクルートダイレクトスカウトは、ヘッドハンターや求人企業からのスカウトを待つことがメインですが、自分でも求人を検索できます。

職種やフリーワードなど基本的な内容での検索はもちろん、最高で5,000万円以上の条件で企業を検索可能です。

自分に高いスキルや貴重な経歴があり、「もっとハイレベルな環境に挑戦したい!」という方は、積極的に活用しましょう。

リクルートダイレクトスカウトの登録手順

リクルートダイレクトスカウトを活用する場合、以下の手順を踏めばヘッドハンターからのスカウトを受けられるようになります。

  1. 会員登録
  2. レジュメの登録
  3. スカウトを待つ

転職活動をスムーズに進めるためにも、登録手順をチェックしておきましょう。

STEP1.会員登録

リクルートダイレクトスカウトを利用する際は、公式サイトの専用フォームから会員登録をおこないましょう。初回に入力すべき情報は、以下のとおりです。

  • 氏名
  • 性別
  • 居住地
  • 生年月日
  • 直近の職種
  • 直近の年収

このとき「直近の年収」は、総支給額を入力してください。社会保険料などが差し引かれた後の手取り額ではないため、注意しましょう。

もし総支給額が不明確な場合は、会社からもらえる源泉徴収票で確認できます。もしくは、毎月の給与明細の総支給額欄に記載された金額を12ヵ月で掛け、さらに賞与を足した金額でおおよその年収を計算する方法もあります。

STEP2.レジュメの登録

会員登録に続いてレジュメ登録の画面が表示されるため、手順に従って入力しましょう。レジュメは自身の職歴やスキルをヘッドハンターに知らせるための大切な情報になるため、漏れのないよう記載しましょう。

レジュメに記載する項目は、以下のとおりです。

  • 学歴
  • 語学レベル
  • 直近の職務経歴
  • 具体的な職務内容

これらの項目はアンケートへの回答形式になっているため、手順に沿って入力を進めれば簡単にレジュメが完成します。また後から追記・変更も可能なため、まずは下書き感覚で必要な情報を埋めていくのもよいでしょう。

レジュメ登録のポイント

レジュメは多くのヘッドハンターが求職者選びの参考にしているため、漏れなく記載して自身の有能さをアピールしたいものです。

たとえば外資系企業への転職を希望する場合、TOEICスコアが700点以上あれば「ビジネスレベル」を選択しておきましょう。もし自身のレベル感がわからないときは、少しでも英語がわかるなら「日常会話程度」で設定しておくのがおすすめです。

また備考欄に「条件に合う求人が見つかればすぐに転職可能です」と記載しておくと、ヘッドハンターから優先的に求人を紹介してもらえる傾向があります。なかには大手企業や非公開求人などの好条件なものが含まれるケースもあり、ハイクラス転職を実現しやすくなるでしょう。

職務内容は志望分野の経験に重点をおく

レジュメの作成でとくに注意すべきなのが、職務経歴です。記載する際は、複数ある職歴のなかでも自身が希望する業界・職種にまつわる経験をアピールしましょう。

そもそもハイクラス転職では、求職者が企業の即戦力となって活躍できるのが大前提となります。たとえ有能な人材でも、業界未経験者にはスカウトが届きにくいものと考えられます。

もし希望職種にまつわる多くのスカウトを受け取りたいなら、その業界での勤続年数の長さや役職・役割などを具体的に記載しておきましょう。うまくまとめられない場合は、リクルートダイレクトスカウトが提供する「職務経歴サンプル」を活用するのもおすすめです。

【参考記事】職務経歴サンプル一覧|リクルートダイレクトスカウト

STEP3.スカウトを待つ

ここまで登録すれば、レジュメを見たヘッドハンターからスカウトが届くようになります。とりあえず簡易的な登録のみ済ませたという方は、すきま時間を使ってレジュメを充実させていきましょう。

またスカウトの件数が少ないと感じる場合は、登録した内容を見返して表現方法を変えてみるのもおすすめです。

なお、リクルートダイレクトスカウトで届くスカウトには種類があり、詳細を把握しておくとより転職活動を進めやすくなるかもしれません。

以下は、求職者に届くスカウトの詳細を一覧にしたものです。

左右にスライドできます
スカウト名 スカウト 一球入魂 FIT HUNTER 企業 顧問求人 GOLD
送り主 ヘッドハンター ヘッドハンター ヘッドハンター 企業 ヘッドハンター 企業
特徴 一般的なスカウト ・選ばれた会員に届く
・レジュメに興味を持ってもらえた可能性が高い
・限られた会員に届く
・業界や職種に特化したレアな求人が多い
・選ばれた会員に届く
・企業の採用担当者がレジュメを確認している
・限られた会員に届く
・企業の顧問求人をオファーするもの
・ごく限られた会員に届く
・面接が確約されている
書類選考 あり あり あり なし あり なし

このようにリクルートダイレクトスカウトでは、届くスカウトによって稀少性の高さが判断できるようになっています。企業から直接送られているものは面接が確約されているため、内定に近い求人といっても過言ではありません。

またヘッドハンターから届くスカウトにもレアなものがあり、とくに「一球入魂」や「FIT HUNTER」は求職者の経歴を確認したうえで送られるもののため、マッチ度が高いと考えられます。届いたスカウトに対して「価値がある」と感じた場合は、送り主である企業やヘッドハンターに返信してみましょう。

リクルートダイレクトスカウトでは、早ければ登録した当日中にスカウトが届く可能性もあります。転職時期が未定という方も、ある程度の内容で登録しておくとサービスの雰囲気を掴めるかもしれません。登録内容は都度変更もできるため、定期的に見直してより魅力的なレジュメに仕上げていくのがおすすめです。

「リクルートダイレクトスカウト」と他のスカウト型サイトとの違い

ハイクラス向けのスカウト型エージェントには、リクルートダイレクトスカウトだけでなく、さまざまな種類のサービスがあります。今回は、代表的な以下3つのスカウト型エージェントとの違いを紹介します。

  • ビズリーチ
  • doda X
  • ミドルの転職
左右にスライドできます
  サービス名リクルートダイレクトスカウトビズリーチdoda Xミドルの転職
ヘッドハンター数約5,000名(※1)約6,200名(※2)約4,500名(※4)437社(※6) 
*人数ではなく社数で記載
求人数12万件以上(年収800万~2,000万円の場合)251,112件(※3)47,505件(※5)251,680件(※7)
登録審査なしありなしなし
利用料金無料一部有料無料基本は無料(特別なセミナーやコーチングサービなどで発生するケースあり)

(※1)2023年3月時点(※2)2023年6月時点(※3)2024年4月時点(※4)2022年時点(※5)2024年4月時点(※6)2024年4月時点(※7)2024年4月時点

「ビズリーチ」との違い

ビズリーチは、優良企業やヘッドハンターからのスカウトを受け取って転職活動を進められるサービスです。

一番の違いは「利用料金の有無」です。リクルートダイレクトスカウトを含めて多くの転職エージェントやサイトは無料で利用できますが、ビズリーチは一部有料です。

しかし課金することで、専用コンシェルジュを就けてもらったり特別なアカデミーに参加できたりするため、より効果的に転職活動を進められます。

とくにビズリーチからしても、「求職者からお金をいただいている」という感覚になるため、求人企業ファーストになりすぎないマッチングを実現できるでしょう。

「doda X」との違い

doda Xは、求人紹介の形態が以下3つに分かれている点が、リクルートダイレクトスカウトとの大きな違いです。

ヘッドハンティングサービス

ヘッドハンターから年収800万円以上などの非公開求人を受け取れるサービスです。エントリーや面接日程調整、選考結果の通知など、応募〜入社に関わる手続きをヘッドハンターがおこなってくれます。

企業スカウトサービス

求職者の経歴に興味を持った企業から直接スカウトを受け取れるサービスです。求人企業から評価ポイントや期待されていることをヒアリングできます。

求人紹介サービス

oda Xの求人紹介担当からスカウト求人を受け取るだけでなく、自分でも求人検索を使って応募できます。

「ミドルの転職」との違い

ミドルの転職は、リクルートダイレクトスカウトと異なり、30〜40代向けのハイクラス転職サイトです。管理部長やCXO、経営陣レベルのハイクラス求人が5,000件以上掲載されています。

年収1,000万円以上の求人も23,155件(※)掲載されているため、さらなるキャリアアップを図りたい方にはぴったりといえるでしょう。

(※)2024年4月時点

関連記事:スカウト型転職サイトおすすめ24選丨仕組みや安全なスカウトの見分け方を解説!

リクルートダイレクトスカウトの利用が向いている人

上記で解説したリクルートダイレクトスカウトの特徴や評判を踏まえると、以下のような人に利用が向いています。

ハイクラスな経歴を活かして年収アップを狙いたい人

リクルートダイレクトスカウトでは、上場企業や大手外資系企業など、ハイクラスな求人を数多く取り揃えています。

また、好条件な非公開求人も抱えているため、今までの経歴を活かして「年収をアップさせたい」「将来を見据えてさらなるキャリアを積みたい」と考えている人におすすめです。

時間をかけて転職活動をする余裕がある人

リクルートダイレクトスカウトは、自分でも求人検索はできますが「求人企業やヘッドハンターからのスカウトを待つ」という進め方が基本です。そのため、ある程度時間に余裕があり「今すぐ転職しなければいけない」という状況ではない人におすすめです。

急いで転職をしたいのであれば、別の転職エージェントを活用し、担当者にサポートしてもらいながら急ピッチで進めるとよいでしょう。

スカウトを活用し忙しい中で効率よく転職活動を進めたい人

現職で働く中で転職活動を進めると、どうしても企業探しに時間を割けないこともあるでしょう。だからといって、現職を辞めると収入的な不安が残り、焦って自分とマッチしない企業を選ぶ可能性もあります。

リクルートダイレクトスカウトなら、最初に自分のスキルや経験を登録すれば、あとは「スカウトを待てばOK」という状態にできるため、忙しい中でも着実に転職活動を進められます。

自分の市場価値を把握して今後の転職活動に活かしたい人

リクルートダイレクトスカウトでは、自分で登録したスキルや経験をもとに求人企業やヘッドハンターからアプローチが届きます。そのため、届いたアプローチ数や企業レベルによって、現在の自分の市場価値を把握できます。

具体的な市場価値を把握できれば、「自分には何が足りないのか?」「市場価値を高めて今後の転職に活かすには何をすべきか?」などを考えやすくなるでしょう。

自分にマッチするヘッドハンターを探したい人

リクルートダイレクトスカウトでは、求人を紹介してもらうヘッドハンターを選べます。

ヘッドハンターの出身業界や転職支援実績をチェックしておけば、自分が目指す業種・職種に関する知見が豊富な担当者に依頼でき、転職のマッチング精度を高められるでしょう。

リクルートダイレクトスカウトで転職を成功させる5つのコツ

リクルートダイレクトスカウトは、複数ある転職支援システムのなかでもハイクラスに特化したスカウト型のサービスを提供しています。うまく活用できれば想像を超えた転職を実現できる可能性がありますが、そのためには求職者自身の行動も大切です。

ここからはリクルートダイレクトスカウトのシステムをフル活用して、ハイレベルな転職を成功させるコツを5つ紹介します。

1.相性の良いヘッドハンターを探す

リクルートダイレクトスカウトでの転職を成功させるには、ただスカウトを待つだけでなく、求職者自身が相性の良いヘッドハンターを探すのも大切です。何名かのヘッドハンターとコンタクトを取り、物事の考え方や提案内容に納得・共感できる人物に求人紹介を依頼するようにしましょう。

もし「合わない」と感じたら、やり取りをすぐに終わらせるのも必要です。リクルートダイレクトスカウトと提携している約5,000名のヘッドハンターから信頼できる人物が見つかれば、より自身にマッチしたスカウトを受けられるはずです。

2.レジュメで有能な人材とアピールする

リクルートダイレクトスカウトでハイクラスの転職を目指したいなら、登録するレジュメを作り込む必要があります。求職者のことを「有能な人材だ」と判断してもらえれば、スカウトの件数も増えるはずです。

たとえば、携わった業務や磨かれたスキル、アピールポイントを詳細に記載できると、よりヘッドハンターや企業の目に留まりやすくなる傾向にあります。レジュメ作成が苦手な方は、公式サイトにある職務経歴書のテンプレートをダウンロードし、サンプルを参考にするとまとまりのある内容に仕上がるでしょう。

注目ワードを入れる

求職者がレジュメを作成する際は、ヘッドハンターや企業からの注目度の高いキーワードを盛り込むのがおすすめです。たとえば、有能な人物を検索する際に用いられる検索ワードには、以下が挙げられます。

  • MVP
  • 表彰
  • トップ
  • 統率力
  • 推進力
  • リーダー
  • マネジメント など

その他、在宅勤務・オンラインマネジメントも、ヘッドハンターらが検索しやすいキーワードといわれています。これらのワードを用いたレジュメを作成していれば、求職者自らヘッドハンターにメッセージを送らなくても、スカウトメールが届きやすくなるでしょう。

実績は定量的に記載する

レジュメに記載する職務経歴や実績は、数字を用いて具体的に記載するのがおすすめです。また目標に対する達成率や、自身がプロジェクトに携わる前後の売り上げなど、比較対象となるものを挙げると、自身の貢献度をアピールできます。

管理職やリーダー職を担っていた場合は、チームの人数を挙げて規模を明確にするのも効果的です。「業務効率化を図り平均残業時間を××時間削減した」「コストを××円まで抑えた」など、業界内で需要の高い内容に関連したものをアピールできると、より好条件のスカウトをもらえる可能性が高まるでしょう。

3.複数の転職サイト・エージェントを活用する

リクルートダイレクトスカウトで受け取ったスカウトをものにするには、複数の転職サイト・エージェントを併用するのがおすすめです。そうすれば、リクルートダイレクトスカウトのサービスに足りない要素を補いながら、ハイレベルな求人に挑戦できます。

たとえば、リクルートが運営する転職支援サービスでは、以下のサイトを活用するとよいかもしれません。

左右にスライドできます
サービス名 リクルートエージェント リクルートエグゼクティブエージェント リクナビNEXT
分類 転職エージェント 転職エージェント 転職サイト
利用者層 20代~30代の求職者 30代~50代の経営者向け 20代~40代の求職者
求人の種類 一般職~ミドルクラス ハイクラスが中心 一般職~ハイクラス
転職の進め方 キャリアアドバイザーの支援をもとにおこなう キャリアアドバイザーの支援をもとにおこなう 求職者自身の力でおこなう
特徴 ・紹介ベースで求人を探す
・第三者目線の求人を紹介してもらえる
・書類添削や面接対策をサポートしてもらえる
・紹介ベースで求人を探す
・経営に特化した求人紹介を受けられる
・第三者目線の求人を紹介してもらえる
・閲覧できる求人数が多い
・あらゆる条件で求人をくまなく探せる
24時間いつでも求人検索が可能
・自身のペースで転職活動ができる

リクルートダイレクトスカウトでは転職活動中のフォローやアドバイスが受けられません。しかし、エージェント型の「リクルートエージェント」や「リクルートエグゼクティブエージェント」なら、転職に関する相談ができたり、アドバイスなどを受けられたりするため、転職活動の良い参考になるかもしれません。

また自分でも求人をチェックして情報収集したい場合は、転職サイト型の「リクナビNEXT」の利用がおすすめです。さまざまなサイトの良い部分を採り入れ、転職活動を戦略的に進められると、よりイメージに合ったキャリアチェンジを図れるでしょう。

4.理想の年収に幅をもたせる

リクルートダイレクトスカウトで現年収以上の転職を目指すなら、理想の年収を高く設定せず、ある程度幅をもたせるようにしましょう。そうすることで、より多くの求人にヒットして転職先の選択肢を広げられます。

またなるべく高収入を目指したいからといって、現年収よりも200300万円高い金額を設定するのは控えるべきです。レジュメと設定金額を見たヘッドハンターや企業からは「自身の市場価値をわかっていない」と思われる可能性があり、良い印象を与えません。

理想の年収をかなえるには、自身のスキルや経歴に基づいた適正年収を設定し、金額を上げるとしても100万円程度に留めましょう。より多くのヘッドハンターに注目してもらうには「最低400万円~500万円」など、下限値を記載するのもひとつの方法です。

ヘッドハンターからスカウトさえもらえれば、やり取りを通じてより好条件の求人を紹介してもらえる可能性もあります。

5.希望の勤務地を絞る

リクルートダイレクトスカウトでの転職活動を成功させたい方は、希望の勤務地を絞るのがおすすめです。たとえ勤務地にこだわりがなくても特定の場所を選択すると、スカウト件数の増加につながります。

このとき「全国」にした方が、さまざまな求人にヒットするのでは?と思う方も多いでしょう。しかし、ヘッドハンターや企業からは「全国=どこでもよい=意気込みが感じられない」とマイナスに評価されるケースがあります。

居住地から遠い地域に拠点をおく企業だと「弊社にはきてくれないだろう」と思われかねないため、勤務地は極力絞って設定しておきましょう。

このようにリクルートダイレクトスカウトで転職を成功できるかどうかは、求職者自身の行動や戦略的思考、提示する条件なども重要となります。より多くのヘッドハンターに注目してもらえれば、条件にマッチした求人やそれ以上の企業を紹介してもらえる可能性が高まるでしょう。待つスタイルも良いですが、ときには積極的な行動でチャンスを掴みにいく姿勢も大切です。

リクルートダイレクトスカウトを利用する際の注意点

リクルートダイレクトスカウトはハイクラス転職を目指す方におすすめの転職サイトですが、利用する際は以下の点に注意する必要があります。

  • 年収が低い・スキル不足だとスカウトされにくい
  • スカウトが届かなければ転職活動を進めにくい
  • 特定のヘッドハンターをブロックする機能がない
  • 応募書類の添削・面接対策はしてもらえない
  • 短期の転職には不向き

より納得のいく転職活動を実現するためにも、サイトのデメリットをきちんと把握しておきましょう。

年収が低い・スキル不足だとスカウトされにくい

リクルートダイレクトスカウトは、エグゼクティブやハイクラスに向けた転職サービスのため、現職の年収が低い方だと「スキル不足」と判断されやすくなります。そうなれば、ハイレベルな転職を目指すどころか、スカウト自体も届きにくいかもしれません。

具体的な金額を例に出すなら、現職年収が600万円を下回る方の転職は、リクルートダイレクトスカウトでは簡単に進まない可能性があります。

しかし年収が高くなくても、プロジェクトリーダーを担った経験や専門性の高い業務に携わった経歴があれば魅力的な人材となるため、まずはレジュメ内容を充実させてスカウトを待ってみるのがよいでしょう。

スカウトが届かなければ転職活動を進めにくい

リクルートダイレクトスカウトは、多くの転職支援サイトのなかでも「スカウト型」に属します。転職活動は企業・ヘッドハンターからのスカウトをベースに進めるため、メッセージが届かないとキャリアチェンジを目指しにくくなります。

もしスカウトが届かないと感じるなら「ヘッドハンター検索」で相性の良さそうな人物を探したり、求人検索で気になる案件を見つけたりするのもひとつの方法です。スカウトが届かなければ転職活動が一切進まないわけではないため、なんらかの手段を利用してできる限りのことを試してみましょう。もちろん、自身のレジュメ内容を修正するのも効果的です。

特定のヘッドハンターをブロックする機能がない

リクルートダイレクトスカウトには、特定のヘッドハンターをブロックする機能がありません。そのため「このヘッドハンターは自分に合わないから拒否したい」と思っても、メッセージが届き続けるのは防げません。

最大10社までブロック企業を指定することはできますが、基本的に不特定多数の人物にレジュメを見られる点はデメリットといえるかもしれません。ただ、肝心の個人情報欄はマスキングされており、求職者自身が特定のヘッドハンターや企業へコンタクトを取らない限り個人情報が公開されることはないため、安心してサイトを利用して問題ないでしょう。

応募書類の添削・面接対策はしてもらえない

リクルートダイレクトスカウトのヘッドハンターは、あくまでも企業と求職者の仲介業務を担っているだけです。転職支援サービスでよくある応募書類の添削や面接対策などは依頼できず、求職者自身でおこなう必要があるため注意しましょう。

もし自己分析のサポートや履歴書・職務経歴書の添削、模擬面接、面接日の調整といった手厚い支援を受けたい場合は「リクルートエージェント」などの転職エージェントの併用を検討するのがよいでしょう。

短期の転職には不向き

リクルートダイレクトスカウトでは、求職者がスカウト待ちの状態にあるのが基本です。そのため「すぐにでも転職活動を進めたい」「なるべく早く転職したい」というケースには不向きかもしれません。

もし短期間での転職を目指したい場合は、スピード感をもって転職活動を進められるエージェント型の転職サービスもしくは、通常の転職サイトを利用するのがよいでしょう。なお、リクルートが運営する各種サービスなら、以下のものがおすすめです。

リクルートダイレクトスカウトでスカウトを待ちつつ、上記のサービスを活用して求人情報や転職のノウハウを集めてみるのもよいかもしれません。

Q&A|リクルートダイレクトスカウトに関するよくある質問

最後にリクルートダイレクトスカウトの利用に関する「よくある質問」をチェックしておきましょう。

リクルートダイレクトスカウトの特徴とメリットは?

リクルートダイレクトスカウトの特徴とメリットは以下のとおりです。

  1. 会員登録後はスカウトを待つだけで効率よく転職活動を進められる
  2. 大手・外資を中心としたハイクラスなスカウトが届きやすい
  3. 自分が希望する業界や経験年数に合わせて好みのヘッドハンターに相談できる
  4. スカウトの種類によってマッチ度合いや企業に熱意をチェックできる
  5. 「会員登録・利用料・審査」不要でサービスを活用できる
  6. 顧問求人のスカウトを受け取れる
  7. 自分で求人検索もできる

リクルートダイレクトスカウトで転職した場合の平均年収はどれくらいですか?

転職決定年収は、平均925万円以上です。

なかなかスカウトが来ないのですがどうすればよいですか?

スカウトが届かない場合は登録してあるレジュメ内容を確認し、より充実した内容になるよう修正しましょう。

リクルートダイレクトスカウトのヘッドハンターは、求職者のレジュメを参考にして、条件にマッチした方のみにスカウトを送信しています。そのため、会員登録すれば必ずスカウトが届くわけではありません。表現方法の変更によってスカウトの量が変化するケースもあるため、より多くの求人情報を受け取りたい方は、定期的にレジュメを更新するのがおすすめです。

とくに以下3つのポイントを押さえることも大切です。

  • 資格やスキルを記載する
  • 実績を具体的かつ定量的に明記する
  • 希望業界・職種に特化した転職サイトに登録する

会員登録に条件はありますか?

リクルートダイレクトスカウトでは、利用にあたっての条件等は設けられていません。年齢・経歴を問わず、キャリアアップを目指す全ての求職者が登録できます。

ただし、各求人には求める人物像が設定されているため、応募する際は確認するのが大切です。求職者の経歴やスキルを活かせる求人の場合、選考通過率が高まるでしょう。

リクルートダイレクトスカウトにはどのような求人がありますか?

リクルートダイレクトスカウトでは、主に年収800万円以上のハイクラス求人を多く扱っています。2024年4月時点のハイキャリア会員における転職決定年収は、平均925万円となっています。

求人のなかには2,000万円以上のものもあるため、ハイキャリアを目指したい方におすすめです。

リクルートダイレクトスカウトの登録は無料ですか?

リクルートダイレクトスカウトは、全てのサービスを完全無料で利用できます。プレミアム求人の閲覧や企業とのやり取りに費用が発生することもありません。

リクルートダイレクトスカウトには、難易度の高い選考突破につながる応募書類の書き方や、面接対策のノウハウを閲覧できるサービスがあったり、求職者自らヘッドハンターへコンタクトを取れるシステムがあったりします。これらの全てをフル活用し、ぜひハイクラス転職を実現させてください。

はじめての転職にも利用できますか?

リクルートダイレクトスカウトは、転職未経験の方でも登録できます。ただし、より多くのスカウトを受け取るためには、現職での実績をアピールする必要があります。ヘッドハンターは求職者の経歴やスキルを重視しているため、転職経験のない方は携わってきた事業をひとつでも多く記載し、企業の即戦力になれる人材と最大限アピールするのがおすすめです。

スカウトが届かない場合はどうしたら良いですか?

スカウトが届かない場合は登録してあるレジュメ内容を確認し、より充実した内容になるよう修正してみましょう。

リクルートダイレクトスカウトのヘッドハンターは、各求職者のレジュメを参考にしたうえで、条件にマッチした方のみにスカウトを送信しています。そのため、会員登録すれば必ずスカウトが届くわけではありません。表現方法の変更によってスカウトの量が変化するケースもあるため、より多くの求人情報を受け取りたい方は、定期的にレジュメを更新するのがおすすめです。

登録したら現職の人事部門にバレますか?

求職者が登録したレジュメは、リクルートダイレクトスカウトと提携している企業・ヘッドハンターに公開されます。しかし、以下の個人情報が特定される項目はマスキングされるため、安心してください。

  • 氏名
  • 住所
  • 生年月日
  • 電話番号
  • メールアドレス

上記の匿名表示により、現職の人事部に個人が特定される可能性は低いと考えられます。求職者がスカウトへ返信したりヘッドハンターへ相談したりすると、当該企業・ヘッドハンターへ情報が公開されます。

なお、現在の職場に転職活動を知られたくないなどの場合は、最大10社までブロック企業を設定できます。ブロックした企業が会員情報を閲覧することはできません。

今すぐに転職を考えていなくても登録できますか?

近いうちに転職しない場合でも、リクルートダイレクトスカウトへの登録は可能です。情報収集の場として活用したい、とりあえず登録したいといった方も多く、求職者のタイミングで転職活動をスタートできます。

もし登録を済ませたうえでスカウトを受け取りたくない場合は、マイページにある「設定」から、スカウトサービスの項目で「利用しない」を選択しておくのがよいでしょう。その間は企業やヘッドハンターからスカウトが届かなくなりますが、転職活動を開始するタイミングで設定を変更すれば問題ありません。

リクルートダイレクトスカウトの退会方法を教えてください

リクルートダイレクトスカウトでの転職活動を終了される方は、公式サイトのマイページから退会手続きをおこなえます。マイページへログイン後、設定ページ内最下部にある「退会する」ボタンをクリックするだけで手続きが可能です。

ただし一度退会すると、リクルートダイレクトスカウトに登録した個人情報やレジュメ、ヘッドハンターとのやり取りなど、全ての情報が削除されます。万が一再登録の必要性が出てきた場合は、最初から登録し直さなくてはいけないため注意しましょう。

なおリクルートダイレクトスカウトに登録したまま就労するのは問題ないため、今後の機会のためにも登録情報を残したままにしておくのがおすすめです。メール配信のみ停止したい場合は、設定ページ内にある「メール配信設定」から手続きをおこなえます。

【参考記事】
公式サイト|リクルートダイレクトスカウト
ヘルプページ|リクルートダイレクトスカウト

リクルートダイレクトスカウトはハイクラスの転職を目指す方におすすめ

キャリア形成をイメージした転職では、転職エージェントや転職サイトの利用が不可欠です。とくに管理職や専門職といったよりレベルの高い転職を実現させたいケースだと、それらの分野に特化した転職支援サービスを活用するのが成功の秘訣といえるでしょう。

もしハイクラスの転職を目指しているのなら、リクルートダイレクトスカウトを活用するのがおすすめです。リクルートダイレクトスカウトでは、各業界・業種に特化したヘッドハンターが自身の経歴やレジュメをもとに、あらゆる可能性を考えてスカウトしてくれます。利用料金は無料のため、まずは登録してどのようなスカウトが届くのか試すところから初めてみるのもおすすめです。

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CAREERUPSTAGE編集部

転職サイトやエージェントは何を選ぶかではなく、『どう使いこなすか』にフォーカスしたWEBメディア。株式会社アシロの転職メディア編集部による、転職エージェントの賢い『使い方』とキャリアアップ実現の方法論を解説。