
上肢障害で手が不自由だけど、本当に就職できるのかな...

最近、腱鞘炎がよく発症して仕事が思うようにできないから負担が少ない会社に転職したい...
このように手が不自由だと、本当に仕事がみつかるのか心配になりますよね。
本記事では、手が不自由でもできる仕事を7つ紹介します。手が不自由で仕事探しに困っている方は、参考にしてみてください。
目次
上肢障害(手が不自由な状態)とは?
上肢障害とは上肢(腕、手、指)の運動機能に障害があり、日常生活や仕事に支障をきたす状態を指します。
腕や手を過度に使用すると、首から肩、腕、手、指にかけて炎症を起こしたり、関節や腱に異常をきたしたりすることがあります。
上肢障害とはこれらの炎症や異常をきたした状態を指します。
引用元:上肢障害の労災認定|厚生労働省
上肢障害は、以下の3つのタイプにわけられます。
- 欠損障害:指や腕の一部または全部を失っている状態
- 変形障害:関節の変形や痛みにより、可動域が制限されている状態
- 運動機能障害:麻痺や筋力低下により、思うように手や腕を動かせない状態
このように、上肢障害の中でも片手しか使えない方や指がうまく動かせない方など、障害の程度は人によって状態が異なります。
また、上肢障害に至った原因も生まれつきのものから、事故や病気、過労によるものまでさまざまです。
上肢障害(手が不自由)でも働ける?
上肢に障害があっても「就職・転職」のチャンスをつかめば働くことは十分可能です。実際、片手でパソコンを操作している方や、会話力・コミュニケーション力を武器に活躍している方も多くいます。
近年では「障害者就業・生活支援センター」「身体障害者向けの就職・転職エージェント」といった支援サービスも充実してきており、上肢障害を持つ方でも働きやすい職場環境が少しずつ整いつつあります。
無理に健常者と同じ働き方を目指すのではなく「自分にできる形」で働けるようにしましょう。
手が不自由でもできる現実的な仕事|7選
ここからは、手が不自由でもできる現実的な仕事を7つ紹介します。
自分ができそうな仕事があれば、関連する求人情報を確認してみましょう。
片手でも出来る仕事|データ入力・Webライター
片手が不自由でも、データ入力やWebライターの仕事なら体に負担をかけずに続けられます。
近年は音声入力も発達してきているので、うまく利用すればより効率よく健常者の方と同じような形で仕事ができるでしょう。
データ入力・Webライターであれば在宅ワークも可能なため、通勤が難しい方にもおすすめです。短い文章から練習し、仕事としてやっていけそうと感じたら挑戦してみるのも良いでしょう。
腱鞘炎で手に負担のかからない仕事|コンサルタント
腱鞘炎で長時間パソコンを使うのがつらい場合、コンサルタントのような会話をメインとする仕事がおすすめです。
コンサルタントの仕事は相手の悩みを聞いて状況を整理し、改善策を提案するのが主な仕事になります。
タイピング中心の業務ではなく、会話を通じたサポートが中心となるため、手や指への負担が比較的少ないのが特徴です。
最近ではZoomやGooglemeatなどのオンラインツールを活用して在宅でおこなえる案件も増えており、自分の体調やライフスタイルに合わせて柔軟に働けるのも大きなメリットでしょう。
今までの経験や得意分野を活かして、誰かの役に立ちながら働きたい方はコンサルタントの仕事も選択してみてください。
指をあまり使わない仕事|コールセンター
指が思うように動かせない方やタイピング作業に不安を感じている方にとって、コールセンターの仕事は体への負担を抑えながら働ける仕事です。
業務内容の多くは、顧客と電話のやりとりが中心です。聞き取りやサービスの案内がメインとなるため、長時間キーボードを打つ必要がなく、指先への負担が少なくて済みます。
また、対応の流れはあらかじめマニュアル化されており、よく使うフレーズも決まっているため、未経験の方でも安心してはじめやすい仕事の一つです。
さらに近年では在宅勤務が可能なコールセンターの求人も増えており、手が不自由な方も「就職・転職」しやすい環境に整いつつあります。「障害者雇用枠」「在宅勤務可」の求人に目を向けて、自分に合った働き方を探してみてください。
腕をあまり使わない仕事|人事
人事の仕事は採用面接や社内調整、評価のすり合わせなどが中心で、手を激しく動かす作業はほとんどありません。パソコン操作も必要ですが入力は最小限の場面も多く、長時間腕に負担をかけずに働ける環境が整いやすいのが特徴です。
また、人事の仕事は「人の話をしっかり聞く力」「気配り」が大きな武器になります。人と関わるのが好きな方や裏方として職場を支えたい方にとっては、自分らしさを活かしながら長く続けられる仕事といえるでしょう。
未経験でもチャレンジしやすい「人事アシスタント」の求人からはじめてみるのもおすすめです。
手首に負担のかからない仕事|一般事務
一般事務の主な業務は電話対応や書類の整理などがあり、作業の多くは落ち着いたペースでおこなえるため、片手でゆっくり操作するような働き方でも対応できます。
また、音声入力ツールをうまく活用すれば、キーボードを使わずに文字入力も可能です。
このように事務職は身体障害者向けの求人も多いため「手首に負担をかけたくない」と考えている方は、一般事務を検討してみましょう。
手が悪くてもできる仕事|経理
手が不自由な方でも、経理のように数字の確認が中心となる業務であれば問題なく対応できます。経理は細かい手作業やスピードを重視する場面が少ないため、無理なく取り組める仕事の一つです。
最近は会計ソフトの操作も簡単になってきており、音声入力や片手操作でも十分対応できます。

簿記の基礎を学んだうえで、就職・転職エージェントやハローワークなどの支援機関にも相談してみてください。
手に負担がかからない仕事|ITエンジニア
ITエンジニアなら作業はパソコン中心で、重いものを持ったり細かい作業をしたりすることが少なく、音声入力や片手操作でも対応できます。このため、手が不自由な方でも取り組みやすい仕事の一つといえるでしょう。
実際に在宅で働くエンジニアの方も存在し、障害者向けの求人も増えつつあります。

手が悪くてもできる仕事を探す際の注意点
ここからは、手が悪くてもできる仕事を探す際の注意点を解説します。
片手でもできる仕事内容か確認しておく
片手が不自由な場合、求人を選ぶときに仕事内容が無理なくこなせるか事前に確認しておきましょう。
このため、応募前には「どの作業を担当するか」「補助具は使えるか」など、自分の働き方に合うのか考慮したうえで、求人応募をしてください。
支援制度や雇用枠の有無を確認する
安心して働き続けるためには応募する企業に障害者支援制度があるかどうか、障害者雇用枠としての採用かどうか、事前に確認してみてください。
国としても障害がある方に対して、支援の強化は推し進められています。
就労支援の強化
働きたいと考えている障害者に対して、就労の場を確保する支援の強化が進められています。
引用元:障害者福祉:障害者自立支援法のあらまし|厚生労働省
一方、一般枠での採用では障害者向けの配慮がないため、手が不自由な方にとっては苦労する場面もでてくる可能性があります。
このため、求人票だけで判断せず、面接時に「どのような支援制度があるのか」「過去に障害者向けに配慮された事例はあるのか」など、具体的に調べておくようにしてください。
収入や労働条件を事前に確認する
手が不自由な方が仕事を探す際には、仕事内容だけでなく「収入」「労働条件」が自分に合っているかを事前に確認しましょう。
また、求人票では月給や時給だけでなく「勤務時間・残業の有無・在宅勤務の可否・休憩時間の取りやすさ」など、細かい条件までチェックしましょう。
不安があるときは、障害者向け就職・転職エージェントやハローワーク、就労移行支援事業所などの専門機関に相談してみてください。自分に合った求人を紹介してくれるだけでなく、条件交渉や職場見学のサポートも受けられます。
焦って決めるよりも「安心して長く働ける職場かどうか」を見極めて、就職・転職を後悔しないようにしましょう。
手が不自由な人におすすめ:仕事探しに役立つサービス
ここでは、手が不自由な人におすすめの仕事探しに役立つサービスを5つ紹介します。
1.身体障害者向けの就職・転職エージェント
身体障害者向けの就職・転職エージェントは障害者雇用に特化した支援が充実していて、企業との交渉や職場環境の確認も対応してくれるため「手が不自由で働けるのか不安...」という人におすすめです。
一般的な求人サイトやハローワークでも障害者向け求人は探せますが「実際の働きやすさ」「職場の配慮体制」までは判断しづらいのが実情です。
その点、身体障害者向けの就職・転職エージェントを利用すれば、通院やリハビリの配慮がある企業や、片手操作でも無理なくできる在宅ワークなどの非公開求人も紹介してもらえます。また、面接前に企業側に配慮事項を伝えてくれ、フォロー体制が手厚い面もあります。
たとえば当メディアで紹介している「LITALICO仕事ナビ」「デイゴー求人ナビ」「ランスタッドチャレンジド」などの身体障害者向けの就職・転職エージェントでは、通院に配慮がある会社や在宅勤務OKの求人など、希望に沿った働き方を提案してくれます。
2.地域障害者職業センター
地域障害者職業センターは職業相談やカウンセリングなど、はじめの一歩を丁寧に支援してくれるサービスが充実していて「まず誰かに相談したい...」と感じている人におすすめです。
さらに、地域障害者職業センターを利用すれば以下のようなサポートを無料で受けられます。
- 障害の特性や体調に合わせた職業相談
- 働く上での不安や悩みに関するカウンセリング
- 面接の練習や就職活動のサポート
- 企業に対する障害への配慮の説明・橋渡し
- 働きはじめた後の職場定着支援 など
利用者一人ひとりに合わせて、無理のない働き方や就職先を一緒に考えてくれるので「どのような仕事が向いているかわからない」「体調に合った働き方を探したい」といった相談も気軽にできます。
全国各地に設置されており、予約すれば誰でも無料で利用できるので、お住まいの地域で地域障害者職業センターを探してみてください。
参考元:地域障害者職業センター|高齢・障害・求職者雇用支援機構
3.障害者就業・生活支援センター
障害者就業・生活支援センターは、就職・転職だけでなく生活面の悩みも一緒に相談できるサービスが充実しています。また、福祉と就労の両方に専門的に対応しているので、仕事だけでなく日常生活にも不安がある人におすすめです。
とくに手が不自由な方にとっては、日常生活の不便さや職場での配慮が必要な場面も多いため、こうした支援センターが間に入ってくれると、安心して就職活動を進められるでしょう。
また、福祉や医療機関と連携しながら、就職後の悩みにも継続して寄り添ってくれるため「就職後に働き続けられるか不安」な方も安心して利用できます。
4.ハローワーク
ハローワークは障害者向けの専門窓口があり、地域密着型の求人紹介や就職支援が充実しているため、「まずは地元で無理なく働きたい」と考える方におすすめです。
ハローワークでは専門の担当者が求人紹介や履歴書の書き方、面接練習、職場実習の相談にも対応してくれます。
また、無料で職業訓練の案内が受けられる点も大きなメリットといえるでしょう。ただし、窓口によって対応に差があったり、求人内容が地域ごとに偏りがあったりするので注意は必要です。
参考元:障害者に関する窓口|厚生労働省
5.就労移行支援事業所
就労移行支援事業所は就職に向けた訓練や準備サポートが整っていて、障害特性に合わせた支援が専門的に実施されており「働きたい気持ちはあるけれど自信がない」「ブランクが長くて不安」な方におすすめです。
手が不自由な方でも、それぞれの身体状況に合わせたカリキュラムを提案してくれる事業所も多く、安心して利用できるでしょう。
参考元:就労移行支援|厚生労働省
参考元:令和5年度 総合評価書分野横断的に実施している政策の評価について|厚生労働省
手が不自由な人におすすめの就職・転職エージェント|3選
ここでは、手が不自由な人におすすめの就職・転職エージェントを3つ紹介します。
LITALICO仕事ナビ

- 障害者雇用求人は約4,000件以上と業界最大級
- 15年以上の障害者支援実績に基づく丁寧なサポートも魅力
- 一都三県に在住していないと個別サポートが受けられない
LITALICO仕事ナビは、手が不自由な方でも安心して求人を探せる、障害者特化型の就職・転職エージェントです。
「右手だけではタイピングが不安」「片手作業に対応できる職場がみつからない」といった悩みに対しても専門のキャリアアドバイザーが丁寧にヒアリングし、作業内容や職場環境、通勤手段など細かな条件まで配慮した求人を提案してくれます。
障害者の求人数は全国で約4,000件以上と多く、幅広い求人から自分に合った働き方を選べる点もうれしいポイントです。
15年以上の障害支援実績があり、自分の状況に応じた丁寧なサポートが受けられる体制も整っています。
「手が不自由でも安心して働きたい」「配慮ある職場を探したい」方にLITALICO仕事ナビはおすすめです。
- 障害に悩んでいる方
- 人間関係に悩んでいる方
- 正社員の就職・転職を目指したい方
サービス名 | LITALICO仕事ナビ |
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運営会社 | 株式会社LITALICO |
公開求人数 | 4,230件 |
非公開求人数 | 非公開 |
対象地域 | 全国(エージェントサービスは東京のみ) |
公式サイト | https://snabi.jp/ |
LITALICO仕事ナビの口コミ

LITALICO仕事ナビを利用している友人に薦められて利用し始めました。体に負担のかからない事務職や品質検査の仕事が豊富だったので、無理せず働ける職場を探している私にとって最適な求人サイトでした。

地域によって求人数に差があるようで、私の住んでいるエリアでは思っているほど求人数が多いわけではありませんでした。また、給与条件があまり好ましくないと感じる求人が見受けられたところも、残念に感じてしまいました。
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関連記事:LITALICO仕事ナビの評判|登録前に知っておきたい注意点やメリットを徹底解説
デイゴー求人ナビ

- さまざまな障害に対応した求人情報を掲載している
- 障害内容に応じた検索機能がある
- 就職活動の不安を相談できるチャット機能が付いている
デイゴー求人ナビは通院や手の不自由さなど個別の事情に合わせて仕事を探せる、障害者専門の就職・転職エージェントです。
全国対応での公開求人は約3,840件あり、通院配慮や在宅勤務など、障害の状況に応じた条件で検索できる機能が充実しています。
このため「片手しか使えない」「定期的な通院がある」などの悩みがあっても、自分に合った仕事をスムーズに探せるでしょう。
また、応募書類の添削や面接サポート、チャットでの相談にも対応しているため、はじめての就職・転職活動でも安心して進められます。
希望条件を明確にしてムリのない働き方をみつけたい方は、デイゴー求人ナビを活用してみてください。
- 障害を考慮した就職・転職を目指す方
- 選考から入社後まで安心して支援を受けたい方
- ハローワークや公的機関だけで物足りない方
サービス名 | デイゴー求人ナビ |
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運営会社 | 式会社エス・エム・エス |
公開求人数 | 3,840件 |
非公開求人数 | 非公開 |
対象地域 | 全国 |
公式サイト | https://dei-go.com/ |
デイゴー求人ナビの口コミ

無理なく働ける求人が豊富に揃っているなと思いました。実務経験がなくても応募できる求人も充実していてとても良かったです。

登録をしてもなかなか求人を紹介してもらえなかったので、紹介までに結構時間がかかったのは不安にもなり気になりました。
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ランスタッドチャレンジド

- 個別のニーズに合わせた求人を紹介してくれる
- ハイクラス向けの転職サポートもしてくれる
- さまざまな仕事・職業を取り扱っている
ランスタッドチャレンジドは手が不自由な方でも正社員として安定した働き方を目指せる、障害者専門の就職・転職エージェントです。
取り扱い求人の多くが大手企業や優良企業で在宅勤務や時短勤務、片手でこなせるデスクワークなど、身体状況に応じた働き方が相談できます。
専任のキャリアアドバイザーがつき履歴書の添削から面接練習、企業への障害内容の説明サポートしてくれるので「入社後の職場定着フォローまで手厚く対応しています。
そのため「就職できても続けられるか不安...」という方にも心強い支援体制が整っています。手が不自由な人でも高年収や安定した雇用を目指したい方は、ランスタッドチャレンジドを利用しましょう。
- 安定した正社員や高年収を目指したい方
- 直近2年以上安定して就業されている方
- 入社までしっかりサポートして欲しい方
サービス名 | ランスタッドチャレンジド |
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運営会社 | ランスタッド株式会社 |
公開求人数 | 445件 |
非公開求人数 | 非公開 |
対象地域 | 東京、神奈川、千葉、埼玉、大阪 |
公式サイト | https://www.randstad.co.jp/challenged/ |
ランスタッドチャレンジドの口コミ

ランスタッドチャレンジドはIT関連やゲーム関連の求人が豊富なだけでなく、精神的な障害がある状態でも問題なく求人を紹介してくれて頼りになりました。
ランスタッドチャレンジドのエージェントが応募書類を細かい部分まで添削してくれたので、書類選考に受かりやすくなりました。

模擬面接を受けた時にキツイ言い方でしつこく説教してくる方がいたので嫌な気分になりました。
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手が不自由な人が仕事を探すときによくある質問
最後に、手が不自由な人が仕事を探すときによくある質問をそれぞれ紹介します。
あまり人に会わなくていい職業は?
人とあまり会わない仕事としては、以下のような職業があります。
- 警備員
- 検針員
- 工場作業員
- 新聞配達員
- 清掃員
- 配達ドライバー
- 自動販売機の補充スタッフ
- 農家 など
これらの職業は一人で黙々と作業する場面が多く、対人ストレスが少ない点が魅力です。
たとえば、定型業務が多い工場作業や、片手で対応可能な清掃業務などは、手が不自由な方でも工夫しながら取り組めます。
人に左右されない仕事はありますか?
手が不自由だと「人に迷惑をかけてしまうのでは...」と職場での人間関係に不安を感じることもあるかもしれません。このような方におすすめなのが、人に左右されにくい仕事です。
人に左右されにくい仕事には、次のような仕事があります。
- Webライター
- プログラマー
- 動画編集者
- 倉庫作業
- 夜間警備 など
実際に、片手でキーボード操作を工夫しながら働いている方もたくさんいます。
また、倉庫作業や夜間警備など、ルーチンワークが中心の仕事であれば、身体の状態に配慮してもらいやすく、人と深く関わる機会も少なめで働きやすい環境といえるでしょう。
鬱になりやすい人に向いている仕事は?
鬱になりやすい人に向いている仕事は自分のペースで進められ、精神的な負担が少ない仕事です。具体的には、以下のような仕事が挙げられます。
- 軽作業
- 事務
- データ入力 など
手が不自由な状態だとどうしても「自分は作業が遅くて足手まといになるのでは...」と落ち込む場面があるはずです。
しかし、上記の仕事であれば手先の細かい動きやスピードを求められる場面も少なく、落ち着いた環境で仕事ができるでしょう。
体力がない人におすすめの職業は?
体力に自信がない方や、手が不自由な方でも無理なく続けやすい仕事はたくさんあります。おすすめの職業は、次のとおりです。
- 事務
- コールセンター
- ITエンジニア
- Webクリエイター
- 図書館司書
- 管理人
- 受付・秘書
- 軽作業 など
これらの職業は体力的な負担が比較的少なく、座ってできる仕事や融通の利く勤務が可能な場合も多いため、体力に自信がない方でも無理なく続けやすいです。
手が不自由な人が困ることは何ですか?
手が不自由な方が日常で直面する困りごとは、私たちが何気なくおこなっている以下のような「手を使った動作」が中心です。
- 箸やスプーンを使って食事する
- ボタンを留める
- ファスナーを上げ下げする
上記のような細かな手作業は、状況によって難しい場合があります。
まずは自身の「できること」に目を向け、無理のない環境を整えるのが大切です。
まとめ:手が不自由でもできる仕事はある
手が不自由でもできる仕事はたくさんあります。しかし、健康体の方と比較すると「就職・転職」する難易度はどうしても高くなります。
このため、手が不自由な方が就職・転職活動する際は、書類や面接対策などの対策をより入念にしましょう。
しかし「手が不自由だと本当に就職・転職できるのか...」と不安に思う方も多いはずです。
このように悩んだ際は、勇気を出して就職・転職エージェントや公的機関に相談してみてください。プロのサポートを受けながら、自分に合った解決策をみつけられると前向きに就職・転職活動が進められます。